JPS60242198A - 空気圧昇降装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内径が少しずつ小さくなる管１を幾重にもはめ
込み、密封された内部に圧縮空気を出入することにより
、管がスライドする形で押上げ支柱が伸縮する昇降装置
に関する。通常このような装置を作るときの最大の問題
はスライドする管同志のシールが難かしくこれが装置の
実現化をはばんでいると思われる。本発明ではこの部分
に柔軟性のあるシート状の物質を使用することにより、
管のつなぎ目を密封する方法をとってこの問題を解決し
ている。具体的には管のつなぎ目の部分のシール構造が
、内側にある管の下端内側面に接合固着し、そこから下
の方へ伸びる部分をもつ柔軟なゴム又はプラスチック管
状リング２をもって形成するということで解決している
。

第１図に全体の断面図、第２図に本発明の主張するゴム
又はプラスチック管状リング２の斜視図を示す。リング
は側面に使用する金属管の厚さ相当の段差がついている
。第３図は圧縮空気を抜いた状態のものを示すが、突起
状部５が最上段の管内に設けられた突起部７にあたるこ
とにより、それ以上に落ちることを防いでいる。図の１
０に示す突起状部も２段目の管が下まで落ちることを防
いでシール部分を守っている。前者は人が乗る台３全体
の荷重を受け、後者は、管だけの重さをささえるための
ものである６４は空気弁、６は圧縮ポンプ、８と９はそ
れぞれ、外側の管、内側の管についた突起部でこれによ
り、管が、飛び出さないようになっている。圧縮ポンプ
のスイッチも台３の上につけると操作上便利であろう。

本装置の出せる力を一例を上げて説明すると最」二管の
内径を２０ｃｍとし、空気圧を４気圧程度のものにしだ
場合、１０ｘｌ　Ｏｘ３．　１４ｘ３−９４２ｋｇ程度
のものになり、最上の荷台自重、途中の管の自重を引い
ても十分実用化出来る力であろう。又途中の管の自重は
そのままかかる訳でなく、大幅に差し引かれる。これは
使用する管の材質の密度と空気圧に関係するものである
が、例えば７．８　Ｈ／ｃ「を程度のものを使用した場
合３ｋｇ／ｃｍ÷７．８ｇ／ａｍｊ＝３８４ｃｍまでの
長さの管の場合はそれを持ち上げる力は必要でなく、逆
に押しあげる力となって現われる。これは管の厚さには
、関係しない。管厚が大きくなった分だけ、管厚部分の
断面積がふえ、そこに内部の圧力があたるためである。

このようなことから、本装置に空気を入れていった場合
の管の出方が条件により、いろいろに変化することもわ
かる。本装置の特徴は、単純な構造で使用する鋼材の量
が少ないため、効率よく働き、高いものも容易にできる
ため多様な用途に使うことができる。最上部を荷台のか
わりに滑車をつけたり、全体を車の上に作ったり、斜め
方向に出せるようにするなど、いろいろな使用法があろ
う。管の内外側面には必要に応じて油を塗るとか、ポリ
エチレン等に五りライニング加工して使用する。分解を
容易にするためには、１０のストッパー突起状部は取り
はずし可能な形式にする必要がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は伸びた状態の装置の断面図 第２図は本発明の主張する柔軟なゴム、又はプラスチッ
クで作られた管状リングの斜視図 第３図は縮んだ状態の装置の部分断面図１、管　２．管
状リング　３．荷台 ４６空気抜き弁　５．荷台及び最上管を支える突起状部
　６．空気ポンプ　７．突起状部８、外管についたリン
グ状突起　９．内管についたリング状突起　１０．スト
ッパー突起状リング特許出願人　増　淵　秀　雄 第　１　の 手続補正書 昭和５９年８月ｌＯ日 １、事件の表示　昭和５９年特許願＄９５３９６号２、
発明の名称　空気圧昇降装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出冒人 住所　栃木県宇都宮市東峰町３０８３番地３４、補正命
令の日付（発送日） 昭和５９年７月３１日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内径が少しづつ小さくなる管１を幾重にもはめ込み、密
   封された内部に圧縮空気を出入することにより、管がス
   ライドする形で押し上げ支柱が伸縮する昇降装置におい
   て管のつなぎ目の部分のシール構造が、内側にある管の
   下端内側面に接合固着し、そこから下の方へ伸びる部分
   を持つ柔軟なゴム又はプラスチック管状リング２をもっ
   て形成されていることを特徴とする空気圧昇降装置。