JPS6024056B2 - 鋭い曲りを有する形状に板ガラスを成形する装置 - Google Patents

鋭い曲りを有する形状に板ガラスを成形する装置

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JPS6024056B2
JPS6024056B2 JP10716877A JP10716877A JPS6024056B2 JP S6024056 B2 JPS6024056 B2 JP S6024056B2 JP 10716877 A JP10716877 A JP 10716877A JP 10716877 A JP10716877 A JP 10716877A JP S6024056 B2 JPS6024056 B2 JP S6024056B2
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mold
forming
ribbon
glass
rail
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バウグン・ロジヤ−・イムラ−
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/025Re-forming glass sheets by bending by gravity
    • C03B23/027Re-forming glass sheets by bending by gravity with moulds having at least two upward pivotable mould sections

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、曲げられた板ガラスの寸法、即ち長さまたは
幅、を完全に横切って延在する1本または複数本の鋭い
曲げ線を有する複雑な形状の板ガラスを成形することに
係る。
そのような曲げ線は、曲りガラスが取り付けられる自動
車の車体において、連続した鋭い曲げ線を提供する。そ
のような曲りは、板ガラスが取付けられる自動車車体の
形状に一致する形状を有する成形されたガラスを使用し
たい自動車スタイリストの希望を満足させる。そのよう
な曲りは、自動車およびその他の車銅の風除、後窓、横
窓及び天井窓として使用され、さらに、建物の特別形状
の窓及びその他の品物例えばショーケース、特別形状器
機カバーなどにおいても使用され得る。近年、板ガラス
を鋭い曲率に曲げることに関するいくつかの特許が公告
された。
日.E.ハミルトンに与えられた米国特許第3,762
,903号には、曲りガラスのために希望されるV形の
形状を画成する輪郭曲げ型上に配置される成形されるべ
き1枚または複数枚の1個または複数個の表面に対して
、鋭い曲げのために希望される線に沿って1個または複
数個の層の形式にされたセラミック・シルバまたはその
他の好適な導電性材料を以て成る導電性フリツトの細長
い線を使用することが開示されている。板ガラスは、当
初、ガラス軟化点よりも僅かに低い温度、即ち鋭い曲げ
線に沿って前記フリットを融解するのに充分な温度にま
で加熱される。電極は前記導電性フリットの反対両端に
対して保持され、電圧は該電極間に印加される。印加電
圧は前記フリットを通じて電流を流れさせ、これによっ
て該フリットを電気的に加熱する。電気的に発生された
熱は、鋭い曲げのために希望される線に沿って局部的に
ガラス温度を上昇させる。ガラスは、それがV形輪郭型
の成形面に合致する迄、鋭い曲げ線に沿って急速に垂下
する。前記フリットは最終製品の寸法をよこ切って延び
る不透明な線として残る。何故ならば、融解されたセラ
ミツト・フリツトを除去することはきわめて困難である
からである。日.E.ハミルトン、R.E.バムフオー
ド及びP.バストレクに対して与えられた米国特許第3
762904号には、鋭い曲げ線に沿ってガラス表面に
溝を形成することと、該構内に、または溝形成面とは反
対のガラス表面に沿って前記溝に整合してガラス上に可
融性の導露フリット線を配置することとが開示されてい
る。
該導電フリットはガラスに融着して、完成品に不透明な
線を残す。さらにまた、前記溝は鋭い曲げ線に沿って板
ガラスが垂下する速度を促進するが、溝の形成はガラス
を弱化し且つ光ひずみを増す。従って、好ましくは、溝
の形成は避けなくてはならない。日.E.ハミルトンと
1.L.ソレジとに与えられた米国特許第387918
4号には、鋭い曲げのために希望される線に沿ってガラ
スの電気的加熱を生じる電圧を供給する前に導電性材料
の長手方向の線に沿って導電性材料線と板ガラス面との
間に着色剤のストリップを配置することによって、ガラ
ス表面に既に配置されている細長い導電材料線を電流が
通ることから生じる板ガラスの比較的鋭い曲りに沿って
残るよごれを変える方法が開示されている。
以上列挙された3つの特許の各々において、導電材料線
に接続するためその両端位置にて板ガラスを締付けるよ
うに電極を配置することは、鋭い曲げ線の両端に鋭い曲
りを維持する上で問題を生じる。
すなわち、電極は十分な加熱を与えるため十分な接触寸
法を備えなければならないが、これが両端における曲げ
線の寸法を広げることとなるからである。T.J.リー
スと日.S.クーンツとに与えられた米国特許第386
568び引こは、導電フリット線の横方向延長線を鋭い
曲げ線の両端から段違い関係に突出させ、電極との導電
接触のための比較的大きな区域を提供し、これを通じて
電力が供給されるようにされた方法が示されている。こ
の発明は、特に曲り板ガラスの両端綾部において曲りの
鋭さを増進するが、この方法もまた、曲り板ガラスから
フリットを除去する問題を残している。R.Aジャンソ
ンとTJ.リースとに与えられた米国特許379550
1号:R.A.ジャンソンとD.L.トーマスとに与え
られた米国特許第379557び号及びT.J.リース
とG.R.クラツセンとM.W.トビンとに与えられた
米国特許3847586号は、ガラスの成形後に鋭い曲
げ線から除去され得る1本または複数本の幅の狭い細長
い導電材料を以て成るリボンを使用して鋭い曲りを含む
曲率に板ガラスを曲げるための方法並びに装置に係る。
前記3特許のおのおのにおいては、型に対するガラスの
装脱を複雑にすることが必要である。何故ならば、型に
対するガラスの装脱と同時にガラスに対して導電性材料
を以て成る狭く細長いリボンを着脱することが要求され
るからである。日.J.ギャレーに与えられた米国特許
第2111392号;R.A.ミラーに対して与えられ
た米国特許第217699y号;J.G.オリバーに対
して与えられた米国特許第2215228号及びJ.S
.ゴラィトリーと日.E.マッケルビーとに与えられた
米国特許第3248195号には、板ガラス曲げ装置に
配される放射加熱器であって、板ガラスにその細長い軸
に沿って鋭い局部化された曲りを形成するものの使用が
開示されている。
しかし、これら緒特許には、型からの板ガラスの装脱を
困難にする位置に加熱器を支持する装置が示されている
。W.P.バムフオード、F.J.カーソン及びL.日
.レインに与えられた米国特許第2950573号と、
C.Fビソカート及びL.日.レインに与えられた米国
特許第3160491号には、互いに鏡映しの像の関係
に複数対の板ガラスを同時に曲げるための1対の型を支
持する単一のキャリッジを有する装置が示されている。
これら装置は、型に支持された細長い加熱要素、例えば
導電性のりボン、を有しない。R.L.リチャードソン
に与えられた米国特許第29993斑号には、複合曲率
に板ガラスを曲げるための型が開示されている。この特
許装置においては、電気的加熱要素は、枢動自在の高架
部材であって型に対して板ガラスを装脱するため妨害し
ない位置へ枢動されなくてはならないものによって担持
されている。これに加えて、局在加熱器が部分化された
即ち組合せ方式に型の輪郭端部分内に永久的に裾付けら
れている。これら局在電気的加熱は、組合せ方式の型の
端部型部分の開放位置即ち関雛位置においてガラス面の
下方に永久的に取付けられており、ガラスはその成形間
に特上げられるにしたがって上方へ移動して局在電気的
加熱器から遠ざかる。本発明の主目的は、重力垂下法に
よって板ガラスを曲げるための組合せ式の型であって、
1個または複数個の細長い可榛の導電性の金属のリボン
を有し、譲りボンが成形レールによって画成される区域
において型成形面の下方に位置され、また型と、加熱要
素が熱いガラス面に接触するのを防ぐための案内装置と
を包含する組合せ式の型を提供することである。
本発明は、ガラス板の全寸法、即ち長さまたは幅、をよ
こ切って延在する1本または複数本の鋭く屈曲された折
り目状の曲りを含む複雑な形状に板ガラスを成形する装
置を提供する。
本発明の特定実施例に基く装置は、スケルトン形式の輪
郭金属型であってその輪郭成形面の長手方向側部分を形
成するため前キャリッジに固定された1対の長手方向に
延びた成形レールを以て成る手型部分と、該主型部分に
対して枢動自在に接続された端部成形レールとを含む型
を支持する型支持キャリッジを有する。この端部成形レ
ールは、平らな板ガラスを曲げ作業のために受けるよう
その内端部が隣接する前記固定された成形レールの長手
方向端部から長手方向に離される開型位置と、その内端
部が前記成形レールの長手方向端部から近接状に間隔を
あげられて、成形板ガラスに望まれる形状と立面並びに
平面輪郭において一致する非連続輪郭成形面の長手端部
を形成する閉型位置その間で、枢動するようにされてい
る。他の一特定実施例においては、主型部分は各端にお
いて枢動可能の端部成形レールと側対している。
局所に限定位置される加熱装置は1個または複数個の可
榛の金属リボンによって構成され、これらリボンはおの
おの前記長手方向に延びたレールの1対の横方向に離さ
れた長手方向端部に近接して隣接している線に沿って型
輪郭を越えて配置される電極間において前記支持された
ガラスに対して非接触関係を以て前記型成形面下方にお
いて前記成形レールに対して絶縁関係に支持される。装
置は前記リボンを前記金属成形レールから絶縁するため
の手段を有しうる。案内装置が各リボンと係合し、且つ
リボン引張装置と協働して前記リボンを曲げ作業のため
前記型上に支持されるガラスと接触しない前記輪郭成形
面下方の垂直に保持する。板ガラスが一端付近において
1本の鋭い曲げ線に沿って鋭く屈曲さるべきときは、主
型部分の成形レールの他端部はその一端部において互い
に接続され、端部成形レールの1個のみが、前記主型部
分の成形レールの、前記互いに接続された端部とは長手
方向反対の端部横方向反対の1対に対して枢着される。
単一のIJポンが前記型成形面の下方に支持されて、閉
型位置において枢動端部成形に隣接している主型部分成
形レールの横方向端部を接続する線の下方においてそれ
に隣接する線に沿って型をよこ切って延在する。もし成
形さるべき板ガラスの寸法が許すならば、1対の型を同
時処理のために互に鏡映しの像の関係、すなわち互に対
称な配置関係で単一の型支持キャリッジ上に装架するこ
とによって、1対の対称な複製物が同時に作られ得る。
前記対の各型は、主型部分に相対して枢動する枢動可能
の端部成形レールと、前記型成形面の下に支持された単
一のIJボンであって前記主型部分の隣接端部と前記枢
動可能の成形レールの内端部との間の空間に対して整合
された線に沿って延在するものとを有する。各型は対に
された型の他方の1個の型によって支持されるパターン
の鏡映しの像であるガラス・パターンを支持する。特に
鋭く曲がった形を作るため、前記リボンをガラス面に対
して至近に配置して鋭い曲げ線に沿って得られる加熱を
最大にするようにされた一推奨実施例においては、閉型
位置への隣接端部成形レールの枢動に応動して前記リボ
ンを下方へ偏橋させる装置を設けられる。
この下方偏崎装置は、曲りの鋭さがあまり激しくなく従
って前記リボンが成形作業間における板ガラスの最大垂
下量よりも大きい充分な距離を以て板ガラス下方に永久
的に型上に支持され得る場合は省除され得る。以上の緒
実施例の何れにおいても、鋭い曲りを作るため局所に限
定さたれ非常に高い熱を供給するのに使用される導電性
のりボンは、成形レールによって画成される区域内の成
形面下方の型に永久的に装架され、従って、型が板ガラ
スを支持するため開放されているとこは、前記リボンは
、平板ガラスが成形のため型上に配置されるとこ談平板
ガラスによって占められる位置下方に在り、前記板ガラ
スが前記型上に配置されている全曲げ作業時間に亘つて
、前記板ガラスが占める位置下方に止どまっている。本
発明のこの特徴によって、前記リボンは板ガラスに接触
してそれを傷つけることを防止され、しかも、前記リボ
ンは鋭い曲げられるべき線に沿って板ガラスに充分に近
接して保持され、以て細い強熱線を保証する。本発明の
一特定実施例に基くスケルトン形式の輪郭型は、凹面高
さの組合せ式の曲げ型を形成するように接端して配置さ
れた。
金属成形レールの細長い整列体を有し、さらに、端部型
部分を形成する1対の枢着された端部型レールを有し、
該端部型レールは、おのおの、1対の長手方向に延びた
レールであって互いに離されて型の主部分を形成するた
め型の対向両側の全長に沿って配置されたものに対して
回動するように1対のヒンジ則ち支承ハウジングに枢着
されている。前記レールの上端縁は、前記端部型レール
が内方へ枢動されるとき、屈曲後、板ガラスの輪郭の内
側短距離の位置に所望形状に事実上一致する成形を形成
する。前記端部型レールは、前記長手方向に延びたし−
ルの横方向対向端部間において型を横切って延在する線
に沿って平板ガラスのために2対の支持位置が前記1対
の長手方向の成形レールによって提供される平板ガラス
支持位置へ外方に枢動する。導電性材料を以て成る細長
いリボンはおのおの1対のりボン案内装置間に支持され
る。本発明の一特定実施例においては、前記案内装置は
、一方の長手方向に延びた成形レールの一端の横方向外
側に配置された第1の溝付きのスプールと、他方の長手
方向に延びた成形レールの横方向反対端の横方向外側に
配置された第2の溝付きのスプールであって前記第1の
溝付きスプールに対して整合した横線に沿って位置され
るものとを有する。各リボンは前記スプールの溝付き部
分の底の間にまつすぐな線を提供するように引張られる
。前記溝付きのスプール間の横整合線は、前記主型部分
の長手方向に延びた成形レールの、対応する横方向反対
端部間の横方向に延びた線の下方にそれに隣接して存在
する横線に位置する。あるいはこれに代えて、前記リボ
ンが前記スブールのリボン係合面より低い高さにおいて
緊張され且つ前記スブールの溝付き面が平板ガラスのた
めの支持線よりも低く位置されることを条件として、前
記溝付きスプールはそれらの頂部分を前記リボンの底面
に係合させ得る。前記リボンの電流が適時に中断されな
い場合に前記型の電気的付勢を阻止するため、前記成形
レールの端部を前記リボンから絶縁する装置が配設され
る。
この目的を達成するため、前記長手方向に延びたレール
の各端部と前記端部成形レールの各内端部は前記型と前
記リボンとの間の直接接続を防ぐたため絶縁材料を用い
て被覆される。該絶縁材料は好ましくは、各長手方向に
延びたし−ル部分の切欠き端部分に結合された譲蚕材料
を以て成るカバー簿板である。かようにして、導電材料
を以て成る付勢されたりボンは曲げ作業の全期間を通じ
て金型レールから電気的に絶縁されて維持され且つ鋭く
曲げられるべき板ガラス区域が強い局所化された加熱に
さらされる曲げサイクルの全期間を通じて前記区域に対
して近接して離された関係に保持される。本発明の以上
並びにその他の緒特徴は、本発明に従って複式V形に板
ガラスを曲げるのに使用される板ガラス曲げ型の実施例
に就き以下述べる説明から明らかになるであろう。
本発明は、単一の鋭い曲げ線を含む曲りに板ガラスを成
形するのにも同様に実施されることは理解されるであろ
う。そのような場合においては、前記主型部分の細長い
成形レールは、枢着された端部成形レールから遠い一端
において横レールによって互いに結合され、ただ1本の
IJボンが、単一の枢着された端部成形レールの内端部
に隣接する前記細長い成形レールの端部間に画成される
線の下方でそれに隣接する線に沿って前記型成形面の下
方に支持される。本発明の一特定実施例の説明の一部を
構成する添付図面において同一参照番号は同一構成要素
を指示する。
添付図面を参照すると、第1図乃至第9図には、主型部
分と1対の端型部分とを有する重力垂下形式の部分化さ
れた則ち組合せ方式の輪郭曲げ型が図示されている。
主型部分はステンレス鋼を以て成る1対の長手方向に延
びた成形レール10と11とを有し、該ステンレス鋼の
成形レール10.11はその高さと輪郭とにおいて主型
の長手方向側緑に一致するように形成されている。成形
レール10と11は横方向に互いに離されている。長手
方向に延びた成形レール10と1 1のおのおのは、そ
幅をその長さに対して垂直横方向に延在させ、その厚か
をその長さに対して水平横方向に延在させて配置されて
いる。各成形レール10と11は、張出し控え部材14
によって補強されており、これら張出し控え都村14は
互いに離されて水平方向に延びた結合部材16によって
前記成形レール10,11のおのおのの構外向き面に結
合されている。
張出し控え部材14は、さらに、4本の構外方に突出し
たアーム18であって止め部材とし働らくものを固定的
に支持している。張出し控え部材14は追加の構外方へ
水平に突出したアーム20を支持し、これらアーム20
の機外端には4個の支承ハウジング21の1個が支持さ
れている。張出し控え部材14は、水平方向且つ横方向
外方に延びた結合部材22に結合され、該結合部村22
はクレードル状の型支持キャリッジの長手方向に延びた
部材24に結合されている。前記キャリッジは、前記長
手方向に延びた部材24に加えて、斜め上方へ延びた連
結部村25と水平延長部材26とを有する。水平延長部
材26は、それらのおのおのの長手方向端部において、
端部連結ブラケット28によって互いに結合されている
。端部連結ブラケット28は1対の横方向に延びた走行
部村29を有し、これら走行部材29は電熱式またはガ
ス燃焼式であり得る加熱要素の通常の全装置を設けられ
ている加熱炉に配された短ロール30上を運動するよう
にされている。その長手方向内方端部に釣合おもりを配
された細長いレバー・アーム32が支承ハウジング21
のおのおのを中心として枢動可能に装架されている。
各レバー・アーム32は長手方向外方へ延びて端部分張
出し部材34と接続している。該張出し部材34は対と
して配列され、型の各長手方向端部に配置された1対の
レバー・アームと張出し控え部村36との間に剛性の1
対の連結部を構成する。張出し控え部村36のおのおの
は、組合わされた端部成形レール38または39のまわ
りにそれらに対して外方包囲関係に配置されて、互いに
離された連結子40を介して前記成形レール38,39
に結合されている。各端部成形レール38,39は型の
端部分を形成し、その長さを輪郭成形面の長手方向を形
成するように湾曲されて前記成形レール10,11と同
様に向きを与えられている。このようにして、前記レバ
ー・アームと張出し部材は、前記支承ハウジングと協働
して、主型部分に相対して各端部成形レールを枢支する
装置を構成している。前記成形レール10,11,38
,39の上端面は、ガラスを萩遣された型がそれが曲げ
られたのち占める冷却ステーションに位置されるとき、
曲り板ガラスと支持型との間を空気ブラストが通過する
のを許すようにセレーションを形成されている。
連結子40と連結部材16は、結合された成形レールの
上端面によって画成される成形表面部分の接線に対し平
行の方向に延在している。レバー・アーム32は、何ら
の外力も存在しない場合支承ハウジング21と、張出し
部材34と張出し控え部材と端部成形レール38,39
との質量とに相対して、組合わされた1対の横方向に離
された支承ハウジング21を中心として端部成形レール
38,39を枢動させて第2図に示される閉型位置に変
位させるように重みを加えられている。成形レール10
,1 1は長手方向の端部41を設けられているが、端
部成形レール38,39は、輪郭成形面の端部を形成す
るように湾曲され、そして内方へ長手方向に延びてその
長手方向内端に内端部42を形成する。内端部42は長
手方向端部41から、第1図の開型位置においては、離
されており、そして第2図閉型位置においては、それに
近接して位置される。以上説明されたものは典型的な先
行技術に依る板ガラスの曲げ並びに強化のための型であ
り、そこではクレドール形の支持キヤリッジは、板ガラ
スの曲げと補強の技術においては周知の態様で曲ガラス
の両面に対してそれを通じて空気が吹きつけられる空気
室から互いに向かって延びた特殊形状の上下両列のノズ
ル空間の湾曲空間を、成形板ガラスとその支持型および
型キャリッジ構造が通過するのを許すように、端部成形
レール38,39が第2図に示される閉型位置に機動さ
れる際に、それが支持する部分化された型と概ね同じ平
面を占めかつその側緑から外方に隔てられている。
先行術の強化型における型およびその支持構造の各横断
面厚さで占められる寸法は、前述の通過を可能とするた
めに成形面への局在接線に垂直に最大約76側(30寸
)である。
本発明においては、所望される1個所或は複数個所の鋭
い屈曲部を作るために型構造に設けられる追加要素は先
行技術の強化型および支持構造に必要とされる寸法内に
納められ、前述のノズル空間の間隔を変更する必要はな
い。成形レール10,11の各織部41と端部成形レー
ル38,39の各端部42は、各レールのセレーション
付きの上端面から斜め下方へ、その関連端部41または
42から比較的鋭い開き角度を以て切断され、電気絶縁
材料を以て成る薄板44が各成形レールの端面に対して
取付けられている。
絶縁材料を以て成る前記薄板44はそれらが取付けられ
ている成形レールよりも4・さし、開き角度を以て斜め
下方へ延び、以て導電加熱要素から前記成形レールの端
部を電気的に絶縁する装置を構成する。該導電加熱要素
は、後述される目的のために本発明に従って、型の成形
面の下方において、各隣接対の端部41と42の下方へ
向かって漸開する端緑間を、前記型を横切って延在して
いる。ダブル・V・ベンドを提供するための第1図〜第
9図の一特定実施例に従えば、各型は平坦且つ可榛のリ
ボンの形にされた1対の導電加熱要素を配設されており
、前記リボンは前記型成形面の下に永久的に配置されて
、相隣する成形レールの下方へ向かって斜めに潮関する
端部を横切る複数本の線として型を横切って延在してい
る。
これらリボンは電気的回路の一部を構成し、該回路はそ
れが亀圧結源と接続されるとき前記導電加熱要素に電流
を供給するように前記電圧結源に対して電気的に結合さ
れている。前記リボンは、型の装脱を妨害しない適所で
あり、且つ前記回路が付勢されるとき鋭い曲げのために
希望される線に沿って延在する近接して離された板ガラ
ス部分に向かって前記導電加熱リボンが追加の局所に限
定された熱を放射し得る適所に配置されている。それに
沿って前記リボンが延在する前記線は、前記成形レール
10,11の横方向に対向した端部41によって形成さ
れる平たい板ガラスのための支持線に近接して位置され
ている。特に前記リボンの平たい上面が、前記支持され
た板ガラスの露出面に対して平行して配置されるとき、
前記板ガラスに対して近接離隔関係に型成形面の下方に
型によって坦持される導電加熱装置として平リボンはロ
ッドまたはワイヤよりも望ましい。
平リボンは、それらの平坦な表面に対して直角の方向に
電気的ェネルギによって発生される熱のより大きい部分
を放射するが、ワイヤは全方向に半径方向に熱を放射し
、従って炉の熱発生装置を複雑ならしめる熱反射器と併
用されないかぎり、鋭い曲げ線に沿って、より少ない量
の電気的に発生された熱を供給する。第2に、一定の導
電性のIJポンは、剛性の、丸いロッドよりも軽く、曲
りガラスが成形後に冷たい空気ブラスト内で急冷される
とき丸いロッドよりも急速に冷却する。したがって、薄
いリボンは、ガラスにおいて望まれる冷却パターンの一
様性を乱す傾向のあるヒート・シンク(heatsin
k)を、同じ導電率を提供する丸いロッドよりも4・さ
くする。さらに、平リボンの電流容量と同等のそれを有
する丸いワイヤ艮0ち線は、より剛く、且つねじれる傾
向を有し、また、時々要求される如く、加熱要素を下げ
てそれをガラスに対する至近位置から離すべく案内装置
によって局部的に係合される場合には永久的にねじれた
状態にとどまる。このねじれは、リボンに供給される引
張力がそのようなねじれを除去する状況下の目後の曲げ
サイクルの間に丸いワイヤから容易に除去され得ない。
本発明の一特定実施例においては、電圧給源に接続され
るようにされた導電回路は、ヒンジ51に枢動自在に取
付けられた電極50を有し、該ヒンジ51は横方向に延
在する走行部材29のおのおのによって担持された電気
絶縁部材を以て成る絶縁支持部材52上に支持されてい
る。
前記枢着された電極50はヒンジ51の反対側において
釣合鍵を配されたレバー・アーム53に結合されている
(第7図)。可榛りード線54は一端において各枢着さ
れた電極50の底面に結合されており、電力リード線5
5は各可擦りード線54の池端に結合されている。
IJード線54,55は電気絶縁材料内に包囲され、以
てそれらを型およびその支持構造物の金属から電気的に
絶縁している。各電力リード線56は、型支持キャリッ
ジの端部連結ブラケット28の横方向に延びた走行部材
29の一方または他方、水平延長部材26,斜めに延び
た連結部材25及び長手方向に延びた部材24に沿って
絶縁関係を以て延在し、互いに離されて配置された絶縁
支持体56によってこれら部材に相対して支持されてい
る。各電力リード線55は、山形にされたねじロッド6
3と可榛接続線61とを通じて、フック62において終
機する電極601こ接続されている(第8図)。電極6
川ま前記山形にされたねじロッド63を中心として回転
可能に支持された金属軸受ハウジング・ロータ66に固
定され、従って、各電極60は前記ねじロッド63に相
対して前記ロータ66と共に枢動し、その遠端部に鐘6
5を配された錘付きの外レバー・アーム64を設けられ
たェルボ型の横造物に結合されている。該錘65は前記
ェルボ型の構造物の枢動をかたよらせ、これによって、
前記フック62を成形レール10,11の長さに対し概
ね平行の藤線を中心として上方と構外方に回転させる。
可操薮続線61‘ま、アークの発生を防止するため、前
記ロータ66と前記ロッド63との間の回転可能の接続
部に対して側路を構成する。成形レール強化構造物は、
さらに、2個の穴付きのプラットホーム67を支持して
いる。
雄ねじ付きの山形の軸68は、止ナットによって各穴付
きのプラットホーム67に対して調整自在に固定された
垂直の脚を有する。山形の軸68の水平の脚は、円周に
沿って溝を形成されている4個のスプール70,71,
72,73のうちのスプール70と72とを調整自在に
支持している。前記4個のスプールは成形レール10,
11の一方の長手方向の端部近くに位置される横方向に
離された円周溝付きのスプール70と71との1対と、
成形レール10,11の他方の端部の近くに位置される
円周溝付きのスプール72と73との第2の1対とを構
成している。これらスプールは成形レール10,11の
端部の横方向外方に配置されている。スプール70と7
1の簿付きの円周の最下部分は成形レール10, 11
の端部の上縁を横切る線の僅かに下方の調整可能固定位
置に配置されるように調整される。前記スプールは非導
電性の材料例えば商品名マコール(MACOR)として
市販されているガラス・セラミック複合品の如き機械加
工され得る、または成形され得るセラミックから作られ
る。スプール(それが係合する前述リボンの垂直位置を
案内する装置として働く)の位置を調整する手段の細部
は第9図に示されている。電気加熱回路はさらに追加の
電極75,76を有し、これら電極はおのおの成形レー
ル10の端部の横方向外方においてスプール71と73
の機外側の垂直方向及び水平方向に調整自在の位置に固
定的に支持されている。
電極75,76は、絶縁支持体56に似た絶縁支持体7
8によって、型とその支持キャリツジの金属に対し電気
的に絶縁された関係に担持された電力リード線77によ
って互いに接続されている。スプール71と73は、水
平方向と垂直方向とに湾曲されている長さに沿ってスプ
ール71と73から横外方に延びた湾曲したアーム80
の内端部に枢着されている。前記アーム80は、山形の
雄ねじ付きのロッド82の短かし・、長手方向に延びた
脚に担持されているピボット81を中心として枢着され
ている。ロッド82は、支持キャリッジ構造物の便利な
部分に結合された穴付きの取付板83に調整自在に装架
されている。ピボツト81は型の概ね長手方向に延びた
ピポット軸線を構成する。各曲つたアーム80の外端部
は、細長くされたレバー・アーム32の関運支承ハウジ
ング21の長手方向外方において該レバー・アーム32
の一方または他方の上面に支承関係を以て摺動自在に支
えられている。各曲つたアーム8川まその重心をピボッ
ト81の構外方に配して構成され、従って、ピボット8
1の外端は下方へ枢動してその関連レバー・アーム32
上に休止し得る。薄い、細長い、導電性のIJボン84
はその端ループ85を電極60のフック62に結合され
、その他端を電極75に綿着されている。
他方の導電性のIJボン86はその端ループ85を他方
の電極60のフック62に結合され、その他端を電極7
6に縦着されている。各リボン84,86はその電気的
接続部から延びて、各電極60のフック62に達し、リ
ボン84の場合にはスプール70,71の溝付き部分の
下を通り、リボン86の場合においてかスプール72,
73の溝付き部分の下を通り、相隣する成形レールの下
方へ向かって潮関する端部41,41の下方をそれらの
間を通って、夫々、前記リボン84の電極75との接続
部と前記リボン86の電極76との接続部に結合してい
る。図示された実施例のリボンは、好ましくは、概ね5
肌(2吋)ごとに互いに点溶接された2重の厚さのりボ
ンである。
これらリボンはニクロムから成り、約0.08肋(3ミ
ル)の厚さと約3肋(1/籾寸)の幅とを有する。従っ
て、スプール70と72はそれらの被調整位置に固定さ
られ、一方、スプール71と73は、レバー・アーム3
2が端部成形レール38,39の枢動と共に閉型位置に
回転するとき下げられ得ることは理解さるであろう。
したがって、リボン84,86は端部成形レールがスプ
ール70〜73と共に閉じるとき下降され、スプール7
0〜73は、主型部分の成形レールの横方向反対端間に
延在する前記リボンの垂直位置、向き及び方向を確立す
るりボン案内装置として働らく。板ガラスのために配設
される支持体下方において前記リボンが離される距離は
、鋭い曲げ線に沿って希望される曲げの鋭さに応じて決
定される。より鋭くない曲げに対しては、全ての4個の
スプール70〜73は、前記リボンが、成形レール10
,11の横方向に対向した端を結ぶ線の下方においてて
約6肋(1/岬寸)の固定最小距離を以て延在するよう
に、固定位置に調整配置される。ガラスの垂下にしたが
って前記リボンを下げる必要はそのような場合に重要で
ない。その理由は、固定されたスプールは、型に配置さ
れた板ガラスが加熱されるとき、該板ガラスは型の横断
方向に成形レール10と11の端部の型支持体間におい
て、前記リボンには接触しない程度の僅少距離垂下する
に過ぎない垂直配置を以て前記板ガラスを支持する成形
レール10と1 1の端部に相対して位置され得るから
である。より鋭い曲げに対しては、前記リボンは、初め
、ガラスから約3伽(1/靴寸)弱離されて支持される
。そのような場合においては、ガラスが型成形面に合致
するように垂下するに従って前記リボンを下げる必要が
ある。端部成形レールの枢動は、ガラスが垂下して前記
リボンとガラスとの接触を回避することが要求される場
合に前記リボンの下降を開始するときに生じる。第10
図の装置は、型支持キャリッジ91が、互に鏡映しの像
の関係、即ち互に対称な配置に1対の型93と94を支
持することを除き、第1図のそれに似ている。
単に説明のため型93は、それに支持された板ガラスを
成形したのち閉鎖位置において図示され、一方、型94
はその上に平板ガラスを受取るため開放位置において図
示されている。はじめ、両方の型93,94は同時的に
ガラス板を成形するためにそれらの上に1対のガラス板
を載層するため型94によって示される位置へ枢動され
ることは明らかである。また、曲げ作業が完了されたの
ち、両方の型93と94は型93によって第10図に示
される位に在ることも明らかである。型93は主型部分
95と枢動可能な端型部分96とを有する。
第11図において、1対の屋根パネル97Lと97Rが
図示されている。これらは型93と94とにおいて曲げ
られる。即ち、パネル97Lは型93において曲げられ
、その主部分98は主型部分95上に支持され、その端
部分99は端型部分96上に支持されて、これによって
、前記リボン84上に重ねて配置された前記パネル97
Lの部分に沿って鋭い曲げ線が形成される。第10図の
型支持キャリッジ91の回路要素と構成要素は第1図〜
第9図に示される実施例のそれらに一致する。
電気要素及び構造要素のこの一致性を示すため、同じ参
照番号が第1図〜第9図のこれら要素の若干のために第
10図に始用される。 ・本発明に従えば
、平板ガラスは、型の端部成形レール38,39を第1
図に示される開放位置へ回動して型の上に配置される。
型の上に配置された平板ガラスは、平面図において曲つ
た端部成形レール38,39の外長手方向先端と長手方
向に延びた成形レール10,11の端部41とに最初に
支持され、前記リボン84.86は長手方向に延びた成
形レール10,11の端部41と端部成形レール38,
39の内端部42とを被覆する絶縁用の薄板44間の漸
開空間の僅かに下方に配置される。成形レールの端部は
所定の角度を以て下内方へ山形にされ、非導電材料を以
て成る絶縁用の薄板44は、より々・さい角度を以てレ
ールの端部41と42とに結合され以て前記端部間の空
間に延入し、これによって、成形レールと前記リボン8
4,86との接触を防ぎ以て前記リボンを前記成形レー
ルに対して電気的に絶縁する装置を構成する。ガラスを
戦贋された型は曲げ炉に入る。
曲げ炉はその反対側壁に沿って1対の母線90を装架さ
れている。母線90は枢着された電極50の上面に対し
てそれらの下面を係合させて摺動し得る。導線92は母
線90を結電線に接続する。図面において見られるごと
く、母線9川ま炉の短ロール30の上方に離された関係
に位置され、これによって、加熱炉内でガラスが加熱さ
れるにしたがって横方向に延在する走行部材を短ロール
30上を運動させるためのすきまを函成するようにされ
ている。ガラスが充分に加熱されて軟化されたとき、端
部成形レール38と39は上方へ枢動して、リボン84
,86上方においてそれらに平行する線に沿って前記支
持された板ガラスの長手方向端部分を上方へ特上げる。
前記の線は成形レール10,11の横方向反対端部分間
に延在する線に対して概ね整合されている。第3図には
、前記リボンの1本が、釣合鐘を配された電極フック6
2と係合するその端ループ85によって緊張状態に当初
支持され、従って、前記リボンが、曲げサイクルの初め
において平板ガラスの底面下を短かし、距離に亘つて型
をよこ切って延在する態様が図示されている。
電流が前記リボン84と86とを通って流れるにしたが
って、前記リボンは加熱されて熱膨張のために細長く延
びる傾向があり、従って、もし錘を配されたレバー・ア
ーム64がスプール70,71,72,73の円周溝の
底によって構成される支持線に沿って各リボン84,8
6を引張られた状態に保たないならば、前記リボンはガ
ラスに対する至近位置から離れるごとく垂れ下るであろ
う。第4図には、前記リボンが或る程度膨張しているが
ガラスに鋭い屈曲線を生じさせるのに充分な熱を放射し
ていない中間曲げサイクル部分間に、レバー・アーム6
4が回転して前記リボンを引張られた状態に保って前記
支持されたガラスの下に近接して離された関係に置く態
様が図示されている。
前記ガラスが、端部成形レール38,39が上方へ枢動
して前記リボンに面する線に沿って鋭い曲りを形成する
のを補助するのを可能にするのに充分なほど加熱される
迄に、前記ガラスもまた第5図に示される如く、横方向
に垂下する。曲つたアーム80の下方の型の片側におけ
るレバー・アーム32の部分は端部成形レールが上方へ
枢動するに従って上昇し、これによって、前記曲つたア
ーム80の構外端をピボツト81の構外側において上方
を押上げ、これによって、スプール71と73とを下方
へ松動して前記各リボン84,86の一方の端部を下方
へ変位させて、曲げ作業の結果として最も垂下する成形
レール10,11の中間の板ガラスGの中心に対するす
きまを維持するのに充分な位置に達せしめる。したがっ
て、ガラス上にきわめて鋭い曲り(半径約1.2肌貝0
ち1/狐寸以下)を刻するように前記リボン84,86
を初めガラスに近接させて(約3肌即ち1/籾寸)保持
することが必要とされるときは、ガラスが垂下するにし
たがって前記リボンを下降させることが必要になること
は明らかである。
しかし、初め、リボンが、板ガラスが端部41において
横方向に離された支持体間で垂下する量(通常、約6側
則ち1/40寸)よりも大きい距離を以て支持されると
き、各横方向に離された対のスプールの案内装置艮0ち
スプールのおのおのは好適な垂直位置において型の両側
に固定的に支持されて、リボンは板ガラスの全幅をよこ
切って該板ガラスの下方の適所において横方向に離され
たスプールの対の横方向に整合された溝付き部分の底間
に延在せしめられる。リボンを案内する溝を主型部分の
細長く長手方向に延びた成形レール10,11の横方向
に離された端部41によって画定される支持線の下方で
かつ該線に隣接させてスプールを配置することによって
、各リボンに面するガラス部分に鋭い曲げ線が生じ、こ
れらガラス部分の垂下量は型の他の部位を横切る部分で
通常得られる垂下量に比べて小さい。換言すれば、主型
部分成形レールの端部における板ガラス支持体の特定位
置と、この主型部分成形レールの端部によって画定され
る線に隣接して延びるリボンとの組合せによって、鋭い
曲げ線の形成が改善される。例独立した1対の母線と1
個の調整可能の霞圧結源と冷却ステーションとをおのお
の設けられている二段炉を含む曲げ・硬化装置を使用し
て板ガラスに複式V屈曲並びに硬化を生じさせる代表的
なサイクルは、下記の通りである。
第1段における炉周囲温度は平均して約649℃(12
0価)であり、第2段においては平均して約777q0
(143価)である。
板ガラスは、型が加熱・冷却サイクルから復帰したのち
に型上に敦瞳さる、ガラスを載遣された型は、母線に給
電されていない炉に入る。型が入ったのち1の段、経過
したとき、電力が供給され、これによって、各リボンは
5アンペアの電流を得る。この電流は炉内において1分
後に25アンペアに達する迄、毎1硯砂ごとに5アンペ
ア段階的に増加され、この25アンペアのレベルに保た
れる。型は3分39秒後に炉の段2段へ移転され、この
時点で板ガラスは曲がり始める。第2段における母線は
、第1段に配された母線かれ、1秒よりも短かし、時間
で枢着電極によって横切られる短かい距離によって離さ
れて位置されており、従って、電流は事実上中断される
ことないこ、リボンへの電流の供給開始時からほとんど
連続的に枢着電極を通じて前記リボンに供給される。炉
の第1段内へのその進入から4分35砂経過した時点に
おいて、第2段への電流は切断され、曲げは周囲熱に対
する露出によって完成される。
4分55砂経過した時点において、型は炉の出口前方に
配置された急冷ステーションに入る。
細長く、湾曲したスロット型のノズルを通じて供給され
る冷たい空気ジェットは曲げられた板ガラス合両反対主
表面に対して吹き当って当業者によってよく知られてい
る態様で板ガラスを硬化させる。代表的な急袷ステーシ
ョンは1対の対向する/ズル・セットを有し、これらノ
ズル・セットは、セット間に約15肌(60寸)の間隔
を設けるように配置されている。各セットは約6肋(1
/肌寸)の幅の細長いノズルであって、心間距離約10
伽(4吋)を以て互いに離され、約12.7肌(50寸
)の押退け量を以て毎分30サイクルで往復運動を行う
ものを以て成る。空気は、5脚〜6肋であり得るガラス
の厚さに応じて9〜12オンス毎平方吋(0.04〜0
.05気圧)の圧力を以て前記ノズルを通じて供給され
、これによって、硬化ガラスが破砕されるとき米国政府
指定規格(最大粒度4.25夕)を満たす破壊パターン
を生じる硬度を付与する。このような条件下での15〜
2町砂の冷却時間によって、適正な硬度を得るための充
分な冷却が達成される。例えば、冷却は3の砂続く。多
段炉における母線間の分離によって、異る板ガラスは各
種の段において位置を占めることを可能にする。
多段式の曲げ炉の各種段における滞留時間は、2個以上
の段を有する炉の場合においては、第1段において最大
であり、各後続段においては最大よりも大きくない。こ
のようにして、各段は、先行の型がその加熱段を終了し
て該段を離れるとき、後続の型のために啓開され得る。
本発明はまた、枢着された電極が、連続大量生産作業に
おいて型が炉を通って運動するに従って、近接して離さ
れた電極に順次に接触するように仕組まれた加熱炉を通
って板ガラスが連続的に運動する方式の炉に対しても使
用され得る。板ガラスが1本の鞄線を中心として単一の
鋭い曲りに屈曲さるべき場合は、2個の型は、寸法が許
すならば、互いに並んで搬送され、各型の、枢着された
端部成形レールは炉の各側壁に向かって配置される。各
型のための1」ボンは、それらが炉の横方向反対位置の
壁によって担持される母線間に直列または並列に接続さ
れ得るとき同時に鰯らかされ得る。もし板ガラスが互い
に並んだ関係で搬送されるには長すぎるならば、ただ1
本のIJボンが母線間の回路に配置される。板ガラスが
その長手方向に延びる一つの軸線に沿って鋭く曲げられ
るべきである場合、成形のために板ガラスを支持する輪
郭型の主型部分は、長さが比較的短かし、1対の成形レ
ールにしてそれらの一端において比較的長い端部連結レ
ールで互に連結された成形レールを設けられ、また輪郭
型の枢着端型部分も成形されべき板ガラスの端部分の輪
郭と一致するように変更される。
前記加熱リボンとその案内装置は、その他の点において
は、既に説明された他の実施例と一致する方式で作られ
る。本明細書において図示説明された本発明の形式は、
説明目的のための推奨実施例とその若干の修正形式を表
わしている。
前掲特許請求の範囲によって限される如き本発明の概念
から逸脱することないこ各種の変更が為され縛ることは
理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は曲げるために平板ガラスを戦層するため関型位
置に待機中の、本発明に従った板ガラス曲げ型の斜視図
;第2図は板ガラスが所望の形状に成形されたのち談板
ガラスを支持して型が占める該型の閉形位置において該
型を示している。 第1図と同機の斜視図;第3図は第1図及び第2図の型
の拡大断片横断面図であって、横支持線の前記対の一つ
を形成する長手方向に延びた成形レールの端部の横方向
の1対,可操性の導電リボン、1対の電極及びリボン案
内装置を含む各種の型構成要素に対する平板ガラスの関
係を、該平板ガラスが曲げサイクルの当初において前記
型上に取付けられている時点において示している図面:
第4図は第3図に似た拡大された断片横断面図であって
曲げサイクルの中間部分間における、第3図に示された
該要素によって占ゆられる関係位置を示した図面;第5
図は第3図と第4図とに似た拡大された断片横断面図で
あって曲げサイクルの終りにおいて第3図と第4図とに
示された緒要素によって占められる間係位置を示した図
面:第6図は主部分成形レールと端部成形レールの相隣
する潮開端部間を導電・性のIJボンが横切る型部分を
示すとともに板ガラスの装脱のために前記リボンを着脱
することを不必要ならしめるそれらの関係位置を図示し
た図面;第7図は本発明の特定実施例に配された電気回
路の電気的接続部分の拡大断片図;第8図は第3図の8
−8線に沿って切った拡大断片図であって電極が結合さ
れて支持される態様を示した図面:第9図は第3図の9
一9線に沿って切った拡大断片図であってリボン案内装
置が型に対して絶縁されている関係を以て調整自在に装
架される方式を示した図面;第10図は互いに鏡映しの
像の関係に在るパターンに板ガラスを同時点に処理する
ため単一のキャリッジ上に装架された1対の型を有する
本発明の一代替実施例の斜視図;第11図は第10図の
装置によって処理される1対の板ガラスが仮想線を以て
示される自動車の天井に装着される態様を示した図面で
ある。図面上、10,11は『成形レール』;14は『
張出し控え部材』;16は『連結部材』:20は『アー
ム』;22は『結合部材』;24は『長手方向に延びた
部村』;25は『連結部材』;26は『水平延長部村』
;3川ま『短ロール』;29は『走行部材』;32は『
レバー・アーム』:34は『張出し部村』;38,39
は『端部成形レール』;40は『連結子』;41は『長
手方向端部』:42は『内端部』;44は『薄板』:5
0は『電極』;64は『レバー・アリム』;63は『電
極』;70〜73『スブール』;75,76は『電極』
を示す。FIこ.1 F・G.3 E1G.4 FIG. FIG.7 FIG. FIG.9 FIG.2 FIG.S FIG.11

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重力垂下法によつて板ガラスの寸法を横切つて延在
    する少なくとも1つの鋭い曲りを有する形状に板ガラス
    を成形する装置において;成形させるべき板ガラスの縁
    の僅かに内方に所望の形状に合致する上成形面を有する
    輪郭成形型を画成する複数個の剛性の金属成形レールで
    あつて、おのおの、前記上成形面の異る部分を構成する
    上端面を有し、且つ前記型の少なくとも1つの端部分を
    画成する内端部を有する少なくとも1つの端部成形レー
    ルと、前記型の主部分を画成する1対の横方向に離され
    た成形レールとを含む金属成形レールとを有し;前記端
    部分が前記主部分から離れている開型位置と前記端部分
    が前記主部分に対しより近接している閉型位置との間で
    前記主部分に対して駆動するように前記少なくとも1つ
    の端部成形レールを支持する少なくとも1つの装置を有
    し;前記枢動可能の端部分と前記主部分との間の空間に
    沿つて全体的に前記上成形面下において延在する少なく
    とも1つの細長い導電性のリボンを有し;前記成形レー
    ルのおのおの横外方に配置されて、前記可撓の導電性の
    リボンの垂直位置を前記上成形面下の位置へ制御するた
    め前記リボンに係合する一表面を有する少なくとも1つ
    の案内装置を有し;前記リボンの端部と電気的に接続す
    るように前記案内装置のおのおのの横外方に位置される
    1個の電極を含む少なくとも1対の電極有し;前記1対
    の電極を電気的エネルギの結源に接続しかつ前記型およ
    びその支持手段から電気的に絶縁された少なくとも1つ
    の接続装置を有し;前記型に対する板ガラスの装脱を容
    易にするため前記剛性の金属成形レールによつて包囲さ
    れる区域上方には何らの構造要素をも位置させていない
    、鋭い曲りを有する形状に板ガラスを成形する装置。 2 前記枢動可能の端部分に作動的に結合された装置で
    あつて前記端部分の枢動に応じて前記案内装置の前記表
    面を前記上成形面下方の異る位置へ昇降させる装置を有
    する特許請求の範囲第1項記載の装置。 3 前記型の2つの端部分を画成する第1と第2の端部
    成形レールであつて前記主部分に対して枢動するように
    それぞれ支持された端部成形レールを有し;前記主部分
    と前記第1の端部分との間に空間および前記主部分と前
    記第2の端部分との間の空間にそれぞれ沿つて全体的に
    前記上成形面下において延在する第1および第2の細長
    い導電性のリボンを有し;前記成形レールのおのおのの
    横外方にそれぞれ配置されて、各リボンの垂直位置を前
    記上成形面下の位置へ制御するためにおのおのが対応す
    るリボンに係合する一表面を有する第1および第2の案
    内装置を有し;各リボンの端部と電気的に接続するよう
    に各対が前記案内装置のおのおのの横外方に位置される
    1個の電極を含む第1および第2の対の電極を有し;そ
    れぞれ前記2対の電極を電気的エネルギの結源に接続し
    かつ前記型およびその支持手段から電気的に絶縁された
    第1および第2の接続装置を有する、板ガラスを複式V
    屈曲に成形するのに用いる特許請求の範囲第1項記載の
    装置。 4 それぞれの端部分に作動的に結合された第1および
    第2の装置であつて前記端部分の枢動に応じて各案内装
    置の前記表面を前記上成形面下方の異る位置へ昇降させ
    うる第1および第2の装置を有する特許請求の範囲第3
    項記載の装置。 5 1個の共通の型支持キヤリツジと、1対の前記輪郭
    成形用の型であつて前記共通の型支持キヤリツジによつ
    て対称の関係に支持されている輪郭成形用の型とを有し
    、1対の板ガラスを同時に互に対称の関係に成形するよ
    うにされている特許請求の範囲第1項記載の装置。
JP10716877A 1976-09-07 1977-09-06 鋭い曲りを有する形状に板ガラスを成形する装置 Expired JPS6024056B2 (ja)

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