JPS6023821Y2 - テ−プカ−トリツジ等のパツド圧着力測定装置 - Google Patents

テ−プカ−トリツジ等のパツド圧着力測定装置

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JPS6023821Y2
JPS6023821Y2 JP10366779U JP10366779U JPS6023821Y2 JP S6023821 Y2 JPS6023821 Y2 JP S6023821Y2 JP 10366779 U JP10366779 U JP 10366779U JP 10366779 U JP10366779 U JP 10366779U JP S6023821 Y2 JPS6023821 Y2 JP S6023821Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
tension gauge
pad
guide
tape
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Expired
Application number
JP10366779U
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JPS5621856U (ja
Inventor
文夫 及川
Original Assignee
サンセイ理工株式会社
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Publication date
Application filed by サンセイ理工株式会社 filed Critical サンセイ理工株式会社
Priority to JP10366779U priority Critical patent/JPS6023821Y2/ja
Publication of JPS5621856U publication Critical patent/JPS5621856U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案はカートリッジテープ等の録音、再生時において、
デツキに内蔵された録音、再生ヘッドにテープを圧着さ
せるパッドの圧着力測定装置に関するものである。
録音テープの録音、再生に際してテープとヘッドとの密
着性は、録音、再生特性を決定する最も大きな要素であ
る。
ところで、テープカートリッジには、テープレコーダの
ヘッドにテープを圧着させるためにテープの裏面を支え
るパッドがカートリッジケースに内蔵されている。
特にテープカートリッジには、8チヤンネルエンドレス
カートリツジにみられるようにデツキのチャンネル切替
用ヘッドと、再生ヘッドとに対応して一対のパッドが用
いられており、そのパッドの構造として、山形に屈曲さ
せた一枚の弾性金属片の両端にパッドを取付け、弾性金
属片の中央をカートリッジケースの一部に装着するもの
であった。
したがって、その固定位置や、屈曲角度、緩衝体の取付
位置によってテープに対する圧着力に変動が生じ、パッ
ドはカートリッジへの組付時の条件に左右されるため、
カートリッジ製作時のパッド圧の管理が必要とされるの
である。
然るに従来はこのパッドの圧着力を測定する専用の装置
がなく、作業者が適宜ハンディタイプの測定器を使用し
て手作業で測定を行なっていたため、測定精度にばらつ
きが生腰均−な製品が得難という欠点があった。
本案は測定用テンションゲージと、押圧力テンションゲ
ージとを組合せ、両ゲージでカートリッジに内蔵された
一対のパッドを同時に押圧して一方のパッドの圧着力を
測定し、次いで両ゲージを反転させて他方のパッド圧を
測定する装置を提供するもので、両パッドの圧着力を同
一条件で正確に測定することができるようにしたことを
特徴とするものである。
以下本案の実施例を図面によって説明する。
第1図〜第3図において、基台1上に、カートリッジC
の差し込み用ガイド2を設置する。
該ガイド2は、カートリッジCの下面を受ける一対の摺
動台2A、2Aと、カートリッジCの一側面を沿わせる
側板2Bとからなるものである。
ガイド2の正面には送り台3を設置し、該送り台3に前
記ガイド2の送り方向と直交する方向の摺動溝4を設け
、該摺動溝4に係合させたスライダー5に、ガイド2の
送り方向と平行に配置された測定用テンションゲージ6
を固定する。
該測定用テンションゲージ6には、複数の腕杆7の各一
端を回動可能に支持させ、各腕杆7の他端に押圧用テン
ションゲージ8を保持させて、両テンションゲージ6.
8をガイド2側に向けて平行に配設する。
測定用テンションゲージ6は、第4図に示すように筒体
9内に前、後軸受10及び11を介してロッド12を進
退動可能に挿通保持させ、ロッド12に固定された前部
ばね受け13と、ロッド12に外装した後部ばね受け1
4との間に圧縮コイルばね15を介装し、後部軸受11
を通して筒体9の後部より螺入させた調節ねじ16で後
部ばね受け14を支持させたものである。
また前部ばね受け14に設けられた指標17を筒体9に
穿けられた長孔18内に臨ませ、これを筒体9の外面に
付された目盛り19に対応させである。
ロッド12の先端には、カートリッジCのケースに内蔵
されたパッドを押圧させる触子20を設け、該触子20
より一定間隔を置いてロッド12の周上に、カートリッ
ジCのケース前縁に接触させてカートリッジC内への触
子20の進入量を規制するフランジ21を取付ける。
押圧用テンションゲージ8は、測定用テンションゲージ
6で一方のパッドを押圧しているときに、他方のパッド
を同時に押圧させるもので、両パッドを加圧した状態で
測定用テンションゲージ6によってパッドの圧着力の測
定を行なうものである。
したがって、押圧用テンションゲージ8は、基本的に測
定用テンションゲージ8と同一構造であるが、測定を目
的とするものではないため、指標及び目盛りは設けられ
ていない。
測定用テンションゲージ6と同−構成部分には同一番号
に′を付してその説明を省略する。
なお、実施例において、すくなくとも一方の腕杆7の下
面を支えて両ゲージ6.8を同一水平面上の位置に保た
せる基準台22が基台1上に設けられている。
実施例において、テープカートリッジCをガイド2の側
板2Bに沿わせて摺動台2A、2A上にその一方から送
入する。
周知のようにテープカートリッジCのケースには第1図
に示すように、一対のパッドP1.P2がテープTの後
方に内蔵されている。
このパッドP□、P2は山形状に屈曲させた弾性金属片
(パッドばね)Eの両端に取付けられ、該金属片Eの中
央部がカートリッジCに固定若しくは保持されているも
のである。
前記ガイド2の側板2BはテープカートリッジCの位置
決めの基準面となり、テープカートリッジCをガイド2
上にセットすることによって、両パッドP1.P2はそ
れぞれゲージ6.8の正面に向キ合う。
第1図の状態で、ガイド2に沿ってカートリッジCを前
進させると、まず、両ゲージ6゜8の触子20,20’
がテープTの表面より両パッドP1.P2を押圧しつつ
カートリッジCの前縁よりその内部に進入する。
次いで、両ゲーキ6,8のフランジ21.21’がカー
トリッジCのケース前縁に接触して触子20.20’の
進入が阻止される。
これによって両ゲージ6.8のロッド12.12’は各
パッドP1.P2より反発力をうけ、ばね圧に抗して筒
体9,9′内に後退し、測定用テンションゲージ6に設
けられた指標17が長孔18内を相対変位して、その指
示が目盛り19に表わされる。
この状態、すなわち、フランジ21がカートリッジCの
ケース前縁に接触したときの目盛り19の指示値をパッ
ドP1の圧着力として読み取った後、一旦カートリッジ
Cを後退させ、次いて腕杆7,7に保持された押圧用テ
ンションゲージ8を、測定用テンションゲージ6の筒体
9を中心としてその周上を転回させ、これを基準台22
の一方に延長させた傾斜面22A上に置き、そのままス
ライダー5を送り台3の摺動溝4に沿ってそのストロー
ク端まで移動させる。
この操作によって、両ゲージ6.8の位置が反転し、測
定用テンションゲージ6がカートリッジCのパッドP2
の正面に向き合い、押圧用テンションゲージ8がパッド
P1の正面に向き合う。
以下前記同様に、カートリッジCをガイド2に沿って前
進させ、両ゲージ6.8のフランジ21.21’をカー
トリッジCのケース前縁に接触させた状態で両触子20
.20’でパッドP1.P2を同時に押圧して測定用テ
ンションゲージ6に表わされた目盛り19の指示を読み
取り、パッドP2の圧着力を測定する。
本案において、目盛りの較正は次の操作によって行なう
すなわち、滑車23を取付けたブロック24を基台1上
に植付けられたピン25及びねじ26に挿入保持させて
蝶ねじ31で締付固定し、これを測定用テンションゲー
ジ6の後方に設置する。
一方ゲージ6の後方に突出させたロッド12の端末にひ
も27の一端を結び付け、該ひも27を、滑車23を介
して垂下させ、その他端に分銅28を結び付ける。
この分銅27の重量をロッド12に作用させた状態で調
節ねじ16を回転操作し、ばね15の圧縮量を変化させ
、分銅28の重量と、目盛り19の指示値とを合致させ
ることによって較正を行なう。
なお、較正を行なう以外のときには、ブロック24をピ
ン25及び26から取外し、基台1の一側に設けたビン
29及び30に差し込んで蝶ねじ31で締付は固定して
これを保管しておく。
本案は以上のように基台1上に測定用テンションゲージ
6と、押圧用テンションゲージ8とを平行に設置し、カ
ートリッジCに内蔵された一対のパッドP1.P2に、
測定用テンションゲージ6と、押圧用テンションゲージ
8とを押し付けてパッド圧を測定するようにしたため、
両パッドP1.P2が同時に加圧された状態で実際の使
用時と同一の条件でパッド圧着力の測定を行なうことが
でき、特に、測定用テンションゲージ6を摺動溝4に沿
ってその位置をずらせるとともに、押圧用テンションゲ
ージ8を測定用テンションゲージ6を中心として、その
周囲を反転させ、同一の測定用テンションゲージを用い
て両パッドP工、P2の圧着力を測定するため、高精度
の測定値を得ることができる。
本案によればテープカートリッジの品質管理が容易とな
り、均一な製品を市場に提供することができる。
本案はテープカートリッジに限らず、その他一対のパッ
ドを備えたマイクロカセット等にも全く同様に適用でき
るのはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例を示す平面図、第2図は同側面
図、第3図は第1図の■−■線断面図、第4図は測定用
テンションゲージの縦断面図である。 1・・・・・・基台、2・・・・・・送入用ガイド、3
・・・・・・送り台、4・・・・・・摺動溝、5・・・
・・・スライダー、6・・・・・・測定用テンションゲ
ージ、7・・・・・・腕杆、訃・・・・・押圧用テンシ
ョンゲージ、12,12’・・・・・・ロッド、2G、
20’・・・・・・触子、21.21’・・・・・・フ
ランジ、C・・・・・・カートリッジ、Pl、P2・・
・・・・パッド、E・・・・・・金属弾性片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台上に、テープカートリッジ等の送入用ガイドを設け
    、該ガイドの正面に、測定用テンションゲージを装備し
    たスライダーをガイドの方向と直交する方向に移動可能
    に配設し、測定用テンションゲージと平行に配設された
    押圧用テンションゲージを、腕杆を介して測定用テンシ
    ョンの周囲を転回可能に連結し、両ゲージのロンド先端
    にカートリッジ等のパッドを押圧させる触子と、カート
    リッジ等のケース前縁に当接させてカートリッジ等のケ
    ース内への触子の進入量を規制するフランジとを設けた
    ことを特徴とするテープカートリッジ等におけるパッド
    圧着力測定装置。
JP10366779U 1979-07-27 1979-07-27 テ−プカ−トリツジ等のパツド圧着力測定装置 Expired JPS6023821Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10366779U JPS6023821Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27 テ−プカ−トリツジ等のパツド圧着力測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10366779U JPS6023821Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27 テ−プカ−トリツジ等のパツド圧着力測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5621856U JPS5621856U (ja) 1981-02-26
JPS6023821Y2 true JPS6023821Y2 (ja) 1985-07-16

Family

ID=29336375

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JP10366779U Expired JPS6023821Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27 テ−プカ−トリツジ等のパツド圧着力測定装置

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