JPS6023771A - 空気分離方法 - Google Patents
空気分離方法Info
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- JPS6023771A JPS6023771A JP13246683A JP13246683A JPS6023771A JP S6023771 A JPS6023771 A JP S6023771A JP 13246683 A JP13246683 A JP 13246683A JP 13246683 A JP13246683 A JP 13246683A JP S6023771 A JPS6023771 A JP S6023771A
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- JP
- Japan
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- air
- heat exchanger
- expansion turbine
- nitrogen
- column
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25J—LIQUEFACTION, SOLIDIFICATION OR SEPARATION OF GASES OR GASEOUS OR LIQUEFIED GASEOUS MIXTURES BY PRESSURE AND COLD TREATMENT OR BY BRINGING THEM INTO THE SUPERCRITICAL STATE
- F25J3/00—Processes or apparatus for separating the constituents of gaseous or liquefied gaseous mixtures involving the use of liquefaction or solidification
- F25J3/02—Processes or apparatus for separating the constituents of gaseous or liquefied gaseous mixtures involving the use of liquefaction or solidification by rectification, i.e. by continuous interchange of heat and material between a vapour stream and a liquid stream
- F25J3/04—Processes or apparatus for separating the constituents of gaseous or liquefied gaseous mixtures involving the use of liquefaction or solidification by rectification, i.e. by continuous interchange of heat and material between a vapour stream and a liquid stream for air
- F25J3/04248—Generation of cold for compensating heat leaks or liquid production, e.g. by Joule-Thompson expansion
- F25J3/04284—Generation of cold for compensating heat leaks or liquid production, e.g. by Joule-Thompson expansion using internal refrigeration by open-loop gas work expansion, e.g. of intermediate or oxygen enriched (waste-)streams
- F25J3/0429—Generation of cold for compensating heat leaks or liquid production, e.g. by Joule-Thompson expansion using internal refrigeration by open-loop gas work expansion, e.g. of intermediate or oxygen enriched (waste-)streams of feed air, e.g. used as waste or product air or expanded into an auxiliary column
- F25J3/04303—Lachmann expansion, i.e. expanded into oxygen producing or low pressure column
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25J—LIQUEFACTION, SOLIDIFICATION OR SEPARATION OF GASES OR GASEOUS OR LIQUEFIED GASEOUS MIXTURES BY PRESSURE AND COLD TREATMENT OR BY BRINGING THEM INTO THE SUPERCRITICAL STATE
- F25J3/00—Processes or apparatus for separating the constituents of gaseous or liquefied gaseous mixtures involving the use of liquefaction or solidification
- F25J3/02—Processes or apparatus for separating the constituents of gaseous or liquefied gaseous mixtures involving the use of liquefaction or solidification by rectification, i.e. by continuous interchange of heat and material between a vapour stream and a liquid stream
- F25J3/04—Processes or apparatus for separating the constituents of gaseous or liquefied gaseous mixtures involving the use of liquefaction or solidification by rectification, i.e. by continuous interchange of heat and material between a vapour stream and a liquid stream for air
- F25J3/04406—Processes or apparatus for separating the constituents of gaseous or liquefied gaseous mixtures involving the use of liquefaction or solidification by rectification, i.e. by continuous interchange of heat and material between a vapour stream and a liquid stream for air using a dual pressure main column system
- F25J3/04412—Processes or apparatus for separating the constituents of gaseous or liquefied gaseous mixtures involving the use of liquefaction or solidification by rectification, i.e. by continuous interchange of heat and material between a vapour stream and a liquid stream for air using a dual pressure main column system in a classical double column flowsheet, i.e. with thermal coupling by a main reboiler-condenser in the bottom of low pressure respectively top of high pressure column
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は空気を液化して分離する方法に関し、特に全低
圧方式によって空気を分離し高純度の製品酸素を経済的
に製造する方法に関するものである。
圧方式によって空気を分離し高純度の製品酸素を経済的
に製造する方法に関するものである。
空気を液化して精留することによりN、10.IAr等
を分離する空気の液化分離装置紘種々の分野で稼動して
いる。この種の空気液化分離装置では、原料空気等に対
して運転条件に応じた加圧。
を分離する空気の液化分離装置紘種々の分野で稼動して
いる。この種の空気液化分離装置では、原料空気等に対
して運転条件に応じた加圧。
減圧操作を施す必要がある為、圧縮機や膨張タービン等
の機器の設置が不可欠である。そして空気液化分離装置
は二股に大容量のものが多く運転動力費が嵩むため、製
品酸素の製造コストの低減を図るには精留効率を向上さ
せると共に、運転動力費をできる限り節約しなければな
らないとする産業上の要請が強く、本発明者都もこの要
請に対応すべく特に膨張タービンについて鋭意検討を行
なってきた。
の機器の設置が不可欠である。そして空気液化分離装置
は二股に大容量のものが多く運転動力費が嵩むため、製
品酸素の製造コストの低減を図るには精留効率を向上さ
せると共に、運転動力費をできる限り節約しなければな
らないとする産業上の要請が強く、本発明者都もこの要
請に対応すべく特に膨張タービンについて鋭意検討を行
なってきた。
従来の全低圧式空気分離による高純度酸素製造方法(以
下単に酸素製造方法という)は、主として第1図に示す
様な系統図に従って行なわれている。
下単に酸素製造方法という)は、主として第1図に示す
様な系統図に従って行なわれている。
以下の説明中、切換式熱交換器は特許請求の範囲に記載
の1主熱交換器」の−例であって、例えば切替式吸着器
を入口側に有する熱交換器等にも適用可能である。第1
図において原料空気は空気濾過器1を通して供給され、
空気圧縮機2で約5kg/cm” Gに圧縮加圧された
後、アフタクーラ3で冷却され、次に導管5によシ切換
式熱交換器6に導入され、精留塔8で分離精製された戻
シガスによシ冷却されると共に、空気中に含まれる水分
及び炭酸ガス等が除去される。この空気は、導管7を経
て精留塔下塔(以下単に下塔という)8bに導かれる。
の1主熱交換器」の−例であって、例えば切替式吸着器
を入口側に有する熱交換器等にも適用可能である。第1
図において原料空気は空気濾過器1を通して供給され、
空気圧縮機2で約5kg/cm” Gに圧縮加圧された
後、アフタクーラ3で冷却され、次に導管5によシ切換
式熱交換器6に導入され、精留塔8で分離精製された戻
シガスによシ冷却されると共に、空気中に含まれる水分
及び炭酸ガス等が除去される。この空気は、導管7を経
て精留塔下塔(以下単に下塔という)8bに導かれる。
こうして下塔8bに導入された空気は上昇ガスとなる一
方、該下塔8bの頂部で凝縮して得られる還流液(富窒
素液)に接触させて粗精留し、下塔8bの頂部で富液体
窒素ガスを得ると共に、前記還流液は下塔8bの底部で
酸素成分的30〜40%の富酸素液体空気となる。下塔
8bで前述の知く粗精留された液体空気は、管路9を通
って液体空気過冷却器10内に導入・冷却された後、管
路11から精留塔上塔(以下単に上塔という)8aの中
部へ導かれる。又下塔8bの頂部に貯留された富窒素液
は管路12を通って液体空気過冷却器10内に導入・冷
却された後、管路j3から上塔8aの上部へ導かれる。
方、該下塔8bの頂部で凝縮して得られる還流液(富窒
素液)に接触させて粗精留し、下塔8bの頂部で富液体
窒素ガスを得ると共に、前記還流液は下塔8bの底部で
酸素成分的30〜40%の富酸素液体空気となる。下塔
8bで前述の知く粗精留された液体空気は、管路9を通
って液体空気過冷却器10内に導入・冷却された後、管
路11から精留塔上塔(以下単に上塔という)8aの中
部へ導かれる。又下塔8bの頂部に貯留された富窒素液
は管路12を通って液体空気過冷却器10内に導入・冷
却された後、管路j3から上塔8aの上部へ導かれる。
一方下塔8b内を上昇する気体空気の一部は導管14か
ら抜出された後、切換式熱交換器6の再熱回路15に導
入され、切換式熱交換器6の中間温度を調整した後、調
整弁16を経て、膨張タービン17に送られる。
ら抜出された後、切換式熱交換器6の再熱回路15に導
入され、切換式熱交換器6の中間温度を調整した後、調
整弁16を経て、膨張タービン17に送られる。
膨張タービン17において約0.32kgメツGに膨張
され大気吸込型負荷ブ四ワーで外部仕事をとり出すこと
によって所要寒冷を得た空気は、導管18を経て上塔8
aに吹込まれる。但し、との空気は富窒素ガスとして、
下塔8bから抜き出された場合は上塔8aに吹きこまれ
ることなく、不純窒素ライン21に導入される。
され大気吸込型負荷ブ四ワーで外部仕事をとり出すこと
によって所要寒冷を得た空気は、導管18を経て上塔8
aに吹込まれる。但し、との空気は富窒素ガスとして、
下塔8bから抜き出された場合は上塔8aに吹きこまれ
ることなく、不純窒素ライン21に導入される。
こうして上塔8aで分離精製された酸素、窒素。
不純窒素は、そiぞれ導管19 r 20 + 21
! ’)抽気されて切換式熱交換器6に送られ、前述の
知く原料空気と熱交換することによって、常温まで温度
回復を受けた後製品として取シ出され、特に酸素は導管
22から図に現われない圧縮機によシ加圧された後、製
品酸素として回収される。
! ’)抽気されて切換式熱交換器6に送られ、前述の
知く原料空気と熱交換することによって、常温まで温度
回復を受けた後製品として取シ出され、特に酸素は導管
22から図に現われない圧縮機によシ加圧された後、製
品酸素として回収される。
又第2図に示す系統図は他の従来方法を示すものであっ
て、この従来方法の特徴は、膨張タービン17の駆動時
に生じる外部機緘的エネルギーの回収に当って負荷ブロ
ワ17aの代わシに発電機17bを直結し、電力回収を
図っている点にある。
て、この従来方法の特徴は、膨張タービン17の駆動時
に生じる外部機緘的エネルギーの回収に当って負荷ブロ
ワ17aの代わシに発電機17bを直結し、電力回収を
図っている点にある。
しかし上記の各従来プロセスにおける膨張タービン17
についての、製品酸素を得るだめの動力消費原単位(以
下OR原単位という)の低減は次の点で限界があった。
についての、製品酸素を得るだめの動力消費原単位(以
下OR原単位という)の低減は次の点で限界があった。
それは動力の節約の仕方がタービン容量そのものを絞シ
得るという直接的な方法ではなく、エネルギー変換回収
という非常に効率の悪い間接的方法に依っているからで
あり、又酸素収率増加による0!原単位の低減について
は全く考慮されていないからである。
得るという直接的な方法ではなく、エネルギー変換回収
という非常に効率の悪い間接的方法に依っているからで
あり、又酸素収率増加による0!原単位の低減について
は全く考慮されていないからである。
そこで本発明者等は0!原単位の効率的な低減の可能性
について種々検討を行なった。
について種々検討を行なった。
即ち、空気分離装置系の熱平衡を保つために必要な寒冷
をQ (b+/h )とし、膨張タービン17の流量、
断熱落差、及び効率をそれぞれE(Nm” /h )
。
をQ (b+/h )とし、膨張タービン17の流量、
断熱落差、及び効率をそれぞれE(Nm” /h )
。
Δ1ad(kal/Nm’ ) 、 rr (% )と
すると、これらの変数は次式を満足しなければならない
。
すると、これらの変数は次式を満足しなければならない
。
Q=E−Δiad・y)/100 −・・−・+(1)
(1)式に於いて、Qは装置の生産量が決められれば、
はぼ一意的に決まってしまうものである。一方、0、原
単位には膨張タービン17の流量Eが直接的に影響し、
Eを低減させることが0.原単位の低減につながる。そ
れは以下に述べる理由で説明される。又第5図に示す様
にいま第4図に上塔の気液平衡線、精留操作線を示す。
(1)式に於いて、Qは装置の生産量が決められれば、
はぼ一意的に決まってしまうものである。一方、0、原
単位には膨張タービン17の流量Eが直接的に影響し、
Eを低減させることが0.原単位の低減につながる。そ
れは以下に述べる理由で説明される。又第5図に示す様
にいま第4図に上塔の気液平衡線、精留操作線を示す。
下塔に供給される原料空気量をA、膨張タービンへ抜き
出されるガス量をEとすれば、(A−E)が下塔を上昇
するガスv1となり主蒸化器で、液体酸素を蒸発させ、
上塔下部の上昇ガスv2を製造するために利用される。
出されるガス量をEとすれば、(A−E)が下塔を上昇
するガスv1となり主蒸化器で、液体酸素を蒸発させ、
上塔下部の上昇ガスv2を製造するために利用される。
上塔下部では第4図に示されるように、操作線aと平衡
−に規定されて精留が行なわれるため、操作線aは平衡
線と離れている方が精留条件は良く0.原単位は良くな
る。操作線aの傾きは、上塔下部下降液量L2と上昇ガ
ス量V、との比Lx /V2・であ)、従って02原単
位をよくするには■、2/v2がより小さくなるように
すればよい。
−に規定されて精留が行なわれるため、操作線aは平衡
線と離れている方が精留条件は良く0.原単位は良くな
る。操作線aの傾きは、上塔下部下降液量L2と上昇ガ
ス量V、との比Lx /V2・であ)、従って02原単
位をよくするには■、2/v2がより小さくなるように
すればよい。
これはと沙もなおさず膨張タービン17の流量Eをよシ
少なくすることである。本発明ではその手段として、膨
張タービン17の入口圧力を、高めることによってΔl
adを増加させ、これによって装置に必要な寒冷Qを確
保しつつ、膨張タービンの流量Eを効果的に減少させる
ことに成功して完成したものであってその構成は、主熱
交換器の再熱回路を通過せしめた下塔からの気体空気又
は気体窒素を循環熱交換器に通して昇温した後、膨張タ
ービンの負荷プロワにかけて昇圧し、更に該昇圧空気を
前記循環熱交換器に通して冷却した後、前記膨張タービ
ンに導入する様にした点に要旨を有するものである。
少なくすることである。本発明ではその手段として、膨
張タービン17の入口圧力を、高めることによってΔl
adを増加させ、これによって装置に必要な寒冷Qを確
保しつつ、膨張タービンの流量Eを効果的に減少させる
ことに成功して完成したものであってその構成は、主熱
交換器の再熱回路を通過せしめた下塔からの気体空気又
は気体窒素を循環熱交換器に通して昇温した後、膨張タ
ービンの負荷プロワにかけて昇圧し、更に該昇圧空気を
前記循環熱交換器に通して冷却した後、前記膨張タービ
ンに導入する様にした点に要旨を有するものである。
以下実施例図面に基づき本発明の構成及び作用効果を説
明するが、下記実施例は単に一代表例に過ぎ々いもので
あって、前・後記の趣旨に沿って適宜変更して実施し得
ることは言うまでもない。
明するが、下記実施例は単に一代表例に過ぎ々いもので
あって、前・後記の趣旨に沿って適宜変更して実施し得
ることは言うまでもない。
第3図は本発明の全低圧式空気分離方法の系統図を示し
、第1図及び第2図に夫々示す従来例と基本的構成は同
一であり、同一構成のものには同一の符号を付し、その
説明は省略する。以下本実施例の特徴とする構成を中心
に説明する。
、第1図及び第2図に夫々示す従来例と基本的構成は同
一であり、同一構成のものには同一の符号を付し、その
説明は省略する。以下本実施例の特徴とする構成を中心
に説明する。
下塔8b内の上昇空気又は依索の一部は導管14から抜
出された後、切換式熱交換器6の再熱回路15に導入さ
れ、切換式熱交換器6の中間温度を調整した後循環熱交
換器25に通して常温まで昇温せしめた後、膨張タービ
ン17の負荷ブロワ17aにかけて該タービン駆動によ
る外部機械的エネルギーを回収することによシ自らはよ
シ圧縮され昇圧する。次いで該昇圧空気をアフタクーラ
24及び循環熱交換器25に通して冷却した後、膨張タ
ービン17に導入する。従って膨張タービン17の入口
側空気圧力は従来方法の場合に比べて上記機械的エネル
ギーの回収分だけ増加しているので、断熱膨張によって
生じる熱落差Δ18もそれ相応に増加する。その結果、
タービン流fikFeについては(1)式を満足し得る
範囲内で減少させることができるので、前述した様に上
塔5内の精留効率が高まシ、製品酸素収率は増大する。
出された後、切換式熱交換器6の再熱回路15に導入さ
れ、切換式熱交換器6の中間温度を調整した後循環熱交
換器25に通して常温まで昇温せしめた後、膨張タービ
ン17の負荷ブロワ17aにかけて該タービン駆動によ
る外部機械的エネルギーを回収することによシ自らはよ
シ圧縮され昇圧する。次いで該昇圧空気をアフタクーラ
24及び循環熱交換器25に通して冷却した後、膨張タ
ービン17に導入する。従って膨張タービン17の入口
側空気圧力は従来方法の場合に比べて上記機械的エネル
ギーの回収分だけ増加しているので、断熱膨張によって
生じる熱落差Δ18もそれ相応に増加する。その結果、
タービン流fikFeについては(1)式を満足し得る
範囲内で減少させることができるので、前述した様に上
塔5内の精留効率が高まシ、製品酸素収率は増大する。
又膨張タービン17については小型化も可能である。従
ってこれらの相乗的効果により02原単位動力を著しく
削減することができる。又図示の如く下塔8b内からの
上昇空気は負荷プロワ17aK導入される前に循環熱交
換器25によシ適当に昇温されているので、負荷ブロワ
17aの運転に特に支障を与えることもカく、又負荷プ
ロワ17a通過後の昇圧空気又は窒素はアフタクーラ2
4内で水冷が可能となシ、循環熱交換器25による降温
作用と相まって膨張タービン17に供給される空気の温
度特性が適正に維持される。しかし操業条件によっては
アフタクー224の設置は必ずしも要求されるものでは
ない。
ってこれらの相乗的効果により02原単位動力を著しく
削減することができる。又図示の如く下塔8b内からの
上昇空気は負荷プロワ17aK導入される前に循環熱交
換器25によシ適当に昇温されているので、負荷ブロワ
17aの運転に特に支障を与えることもカく、又負荷プ
ロワ17a通過後の昇圧空気又は窒素はアフタクーラ2
4内で水冷が可能となシ、循環熱交換器25による降温
作用と相まって膨張タービン17に供給される空気の温
度特性が適正に維持される。しかし操業条件によっては
アフタクー224の設置は必ずしも要求されるものでは
ない。
(実施例)
製造規模11000ON”の酸素製造装置について第1
,2図に示す従来方法(■、■)及び第3図に示す本発
明方法を夫々適用した場合の1例を下第 1 表 チ ? 障 障 ! 丸 ド 1′ 第1表から明らかな様に、従来方法■及び従来方法■に
おけるタービン流量Feは (′−ゞ′量/原料空気量)比で約20チであったもの
が本発明方法による場合は約14%となっており、その
結果、膨張タービンのO3原単位は従来方法■に比べて
約4.5チ減少しておシ、又従来方法■に比べて約2.
1チ減少していることが計算でめられる。従って本発明
方法によればランニングコストを著しく削減することが
可能となシ、製品酸素をよシ安価に製造できることが明
らかである。
,2図に示す従来方法(■、■)及び第3図に示す本発
明方法を夫々適用した場合の1例を下第 1 表 チ ? 障 障 ! 丸 ド 1′ 第1表から明らかな様に、従来方法■及び従来方法■に
おけるタービン流量Feは (′−ゞ′量/原料空気量)比で約20チであったもの
が本発明方法による場合は約14%となっており、その
結果、膨張タービンのO3原単位は従来方法■に比べて
約4.5チ減少しておシ、又従来方法■に比べて約2.
1チ減少していることが計算でめられる。従って本発明
方法によればランニングコストを著しく削減することが
可能となシ、製品酸素をよシ安価に製造できることが明
らかである。
尚前述した様に負荷プロワ17aの出口側と循環熱交換
器25の間にアフタクーラ24を配設する場合には逆に
該アフタクーラを冷却する為の冷却水費用分が増加する
ことにな不が、この増加分は上述の02原単位動力減少
分の僅か5〜10優程度に過ぎないので、たとえアフタ
クーラを配設した場合でもランニングコストの削減効果
は十分である。
器25の間にアフタクーラ24を配設する場合には逆に
該アフタクーラを冷却する為の冷却水費用分が増加する
ことにな不が、この増加分は上述の02原単位動力減少
分の僅か5〜10優程度に過ぎないので、たとえアフタ
クーラを配設した場合でもランニングコストの削減効果
は十分である。
本発明の空気分離方法は以上の様に構成されるが、要は
膨張タービンをいわゆる増圧タービン方式で駆動すると
共に、装置の寒冷を維持し得る範囲内でタービン流量を
積極的に減少せしめて精留効果即ち製品酸素収率を高め
ることができるようになった。従って膨張タービンのO
!原単位削減効果に基づくランニングコストの大巾な節
約によシ、高純度製品酸素はよシ安価に製造できる様に
なった。又空気分離装置の運転に要する動力を低減する
ことによりいわゆる省エネルギー化を図ることができる
ので、エネルギーの節約が強く叫ばれている今日、こう
した面からの産業界に果たす役割も大きい。
膨張タービンをいわゆる増圧タービン方式で駆動すると
共に、装置の寒冷を維持し得る範囲内でタービン流量を
積極的に減少せしめて精留効果即ち製品酸素収率を高め
ることができるようになった。従って膨張タービンのO
!原単位削減効果に基づくランニングコストの大巾な節
約によシ、高純度製品酸素はよシ安価に製造できる様に
なった。又空気分離装置の運転に要する動力を低減する
ことによりいわゆる省エネルギー化を図ることができる
ので、エネルギーの節約が強く叫ばれている今日、こう
した面からの産業界に果たす役割も大きい。
第1図及び第2図は従来の酸素製造方法を示す系統図、
第3図は本発明に係る酸素製造方法を例示する系統図、
第4図は上塔についてのx−y線図、第5図は精留時の
気液状態説明図である。 6・・・切換式熱交換器 8a・・・精留塔上塔8b・
・・精留塔下塔 17・・・膨張タービン17a・・・
負荷ブロワ 脚・・・循環熱交換器出願人 株式会社神
戸製鋼所 第3図 第4図 手続補正書(自発) 昭和58年lO月12日 1、事件の表示 昭和58年特許願第132466号 2、発明の名称 空気分離方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 神戸市中央区脇浜町−丁目3番18号 (119)株式会社 神戸製鋼所 代表者 牧 冬 彦 4、代 理 人 〒530 大阪市北区堂島2丁目3番7号 シンコービル 明細書の「発明の詳細な説明」の欄及び図面6、補正の
内容 (2)明細書第10頁第1表最下欄の10.原単位動力
」を「02原単位」に訂正します。 (3)第1図〜M3図を別紙第1図〜第3図と差替えま
す。
第3図は本発明に係る酸素製造方法を例示する系統図、
第4図は上塔についてのx−y線図、第5図は精留時の
気液状態説明図である。 6・・・切換式熱交換器 8a・・・精留塔上塔8b・
・・精留塔下塔 17・・・膨張タービン17a・・・
負荷ブロワ 脚・・・循環熱交換器出願人 株式会社神
戸製鋼所 第3図 第4図 手続補正書(自発) 昭和58年lO月12日 1、事件の表示 昭和58年特許願第132466号 2、発明の名称 空気分離方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 神戸市中央区脇浜町−丁目3番18号 (119)株式会社 神戸製鋼所 代表者 牧 冬 彦 4、代 理 人 〒530 大阪市北区堂島2丁目3番7号 シンコービル 明細書の「発明の詳細な説明」の欄及び図面6、補正の
内容 (2)明細書第10頁第1表最下欄の10.原単位動力
」を「02原単位」に訂正します。 (3)第1図〜M3図を別紙第1図〜第3図と差替えま
す。
Claims (1)
- 主熱交換器によって低温戻カガスと熱交換して冷却した
原料空気を精留塔下塔に導入して富酸素液体空気と富窒
素ガスに分離すると共に、該下塔内を上昇する気体空気
又は気体窒素の一部を抜出して前記主熱交換器の再熱回
路を通して中間温度を調整した後、操業に必要な寒冷を
発生する膨張タービンに導入して膨張せしめ、外部仕事
を行なうことによって、系の熱平衡を成立させる様にし
た空気分離方法において、前記再熱回路を通過してきた
気体空気又は気体窒素を循環熱交換器に通して昇温した
後、前記膨張タービンの負荷ブ冒ワにかけて昇圧し、更
に該昇圧空気を前記循環熱交換器に通して冷却した後、
前記膨張タービンに導入することを特徴とする空気分離
方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13246683A JPS6023771A (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | 空気分離方法 |
IN525/MAS/84A IN161955B (ja) | 1983-07-20 | 1984-07-19 | |
BR8403601A BR8403601A (pt) | 1983-07-20 | 1984-07-19 | Processo de separacao de ar |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13246683A JPS6023771A (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | 空気分離方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6023771A true JPS6023771A (ja) | 1985-02-06 |
JPS6157550B2 JPS6157550B2 (ja) | 1986-12-08 |
Family
ID=15082029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13246683A Granted JPS6023771A (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | 空気分離方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023771A (ja) |
BR (1) | BR8403601A (ja) |
IN (1) | IN161955B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6237676A (ja) * | 1985-08-12 | 1987-02-18 | 株式会社神戸製鋼所 | 窒素発生装置 |
US4746343A (en) * | 1985-10-30 | 1988-05-24 | Hitachi, Ltd. | Method and apparatus for gas separation |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3563046A (en) * | 1968-01-05 | 1971-02-16 | Hydrocarbon Research Inc | Air separatiin process |
JPS5148793A (en) * | 1974-07-12 | 1976-04-27 | Nuovo Pignone Spa | Kojundono ekitaisansooyobi ekitaichitsusono seiho |
JPS55162579A (en) * | 1979-06-06 | 1980-12-17 | Nippon Oxygen Co Ltd | Purity control of oxygen product for liquifying air separator |
JPS5632541A (en) * | 1979-07-25 | 1981-04-02 | Gen Electric | Semisphere filled polycarbonate composition |
-
1983
- 1983-07-20 JP JP13246683A patent/JPS6023771A/ja active Granted
-
1984
- 1984-07-19 BR BR8403601A patent/BR8403601A/pt unknown
- 1984-07-19 IN IN525/MAS/84A patent/IN161955B/en unknown
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS5148793A (en) * | 1974-07-12 | 1976-04-27 | Nuovo Pignone Spa | Kojundono ekitaisansooyobi ekitaichitsusono seiho |
JPS55162579A (en) * | 1979-06-06 | 1980-12-17 | Nippon Oxygen Co Ltd | Purity control of oxygen product for liquifying air separator |
JPS5632541A (en) * | 1979-07-25 | 1981-04-02 | Gen Electric | Semisphere filled polycarbonate composition |
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JPS6237676A (ja) * | 1985-08-12 | 1987-02-18 | 株式会社神戸製鋼所 | 窒素発生装置 |
US4746343A (en) * | 1985-10-30 | 1988-05-24 | Hitachi, Ltd. | Method and apparatus for gas separation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR8403601A (pt) | 1985-06-25 |
JPS6157550B2 (ja) | 1986-12-08 |
IN161955B (ja) | 1988-03-05 |
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