JPS6023698Y2 - 自動検針端末機きょう体 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水道メータ、電力メータおよびガスメータ等の
使用量を電話回線を利用して検針する自動検針端末機き
よう体に関するものである。

従来、この種の端末機のきよう体は第１図に示すごとく
、制御回路部２と外線の接続端子部３がｌ室（同室）に
とりつけられていたため、端末機と各機器（水道メータ
、電力メータ、ガスメータ等）との接続において、責任
分担、工事区分がはっきりしない欠点があった。

本考案はかかる欠点を解決し、工事区分、責任分担の明
確化を計ることができる自動検針端末機きよう体を提供
することにある。

本考案の自動検針端末機きよう体は、制御回路部と外線
接続端子部の２室に区分けし前記制御回路部と外線接続
端子部との隣接部近傍の外側面に穴を有するシャーシと
、前記シャーシをカバーする筒状ケースとを有する自動
検針端末機きよう体において、前記筒状ケースの開放端
部近傍に設けた突起が前記外線接続端子部の外側面上を
しゆう動し前記穴に係合し、前記外線接続端子部を開放
し前記制御回路部をカバーした状態の前記筒状ケースを
前記シャーシにロックするようにしたことを特徴とする
ものである。

本考案の実施例を第２図、第３図により説明する。

自動検針端末機のシャーシ１は制御回路部２と外線接続
端子部３に区分けされており、各機器（水道メータ、電
力メータ、ガスメータ等）との接続は各機器管理者が接
続工事を行う。

まず、筒状ケース４を持ち上げることにより、該筒状ケ
ース４の先端部に有するロック用突起５が該シャーシ１
のロック用穴６に挿入されてロックされ、それ以上、上
にあがらなくなる。

このとき該制御回路部２は該筒状ケース４にかくれてお
り、該外線接続端子部３のみが開放され、外線接続工事
は各機器からの外線を外線引込みロアから導入し、該接
続用端子部３に接続する。

以上のように外線接続時には該制御回路部２にふれるこ
となく工事が行なえる。

なお、制御回路部２の管理者がその調整、修理を行う場
合、前記の筒状ケースのロック位置で、ロックの把手８
を、たとえば特殊な工具を用いて外側に広げることによ
りロックがはずされ、該筒状ケース４はさらに上に摺動
可能となり、該制御回路部２が開放できる。

以上のように本考案によれば工事区分、責任分担の明確
化を計ることができる自動検針端末機きよう体が得られ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の自動検針端末機きよう体を示す斜視図、
第２図は本考案の一実施例を示す斜視図、第３図は第２
図の断面図である。 １・・・・・・シャーシ、２・・・・・・制御回路部、
３・・・・・・外線接続用端子部、４・・・・・・筒状
ケース、５・・・・・・ロック用突起、６・・・・・田
ツク用穴、７・・・・・・外線引込み口、８・・・・・
田ツクの把手。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 制御回路部と外線接続端子部の２室に区分けし前記制御
   回路部と外線接続端子部との隣接部近傍の外側面に穴を
   有するシャーシと、前記シャーシをカバーする筒状ケー
   スとを有する自動検針端末機きよう体において、前記筒
   状ケースの開放端部近傍に設けた突起が前記外線接続端
   子部の外側面上をしゆう動し前記穴に係合し、前記外線
   接続端子部を開放し前記制御回路部をカバーした状態の
   前記筒状ケースを前記シャーシにロックするようにした
   ことを特徴とする自動検針端末機きよう体。