JPS6023685Y2 - 携帯用ダイヤルデプスゲ−ジ - Google Patents

携帯用ダイヤルデプスゲ−ジ

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Publication number
JPS6023685Y2
JPS6023685Y2 JP4647680U JP4647680U JPS6023685Y2 JP S6023685 Y2 JPS6023685 Y2 JP S6023685Y2 JP 4647680 U JP4647680 U JP 4647680U JP 4647680 U JP4647680 U JP 4647680U JP S6023685 Y2 JPS6023685 Y2 JP S6023685Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
plate
slide plate
depth gauge
display section
Prior art date
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Expired
Application number
JP4647680U
Other languages
English (en)
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JPS56148603U (ja
Inventor
和政 三浦
Original Assignee
河口湖精密株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 河口湖精密株式会社 filed Critical 河口湖精密株式会社
Priority to JP4647680U priority Critical patent/JPS6023685Y2/ja
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は携帯用ダイヤルデプスゲージの改良に関する
ものである。
従来、せいぜい10mm程度の溝の深さ、もしくは段付
面の段差、例えば自動車等のタイヤ溝や、家屋の建具の
溝などの被測定物を測定するには、既存のダイヤルノギ
スや、ダイヤルデプスゲージ等を使用していた。
既存のダイヤルデプスゲージは、基本的にはダイヤルゲ
ージにベース板を取り付けたものであり、被測定物に設
置後、被測定物から離すとスピンドルかもとの状態、に
もとってしまい、せっかく測定した値が読み取れないた
め、絶えず被測定物に設置した状態で表示された値を読
みとらなければならず、さらに表示された値を精度よく
読み取るには、表示部の出来るだけ正面の位置に測定者
の目を持ってくる必要があり、それ由、測定する箇所に
よっては測定者が不自然な姿勢を取らなければならず、
肉体的な疲労が増加し、また側底表示部の正面の位置に
測定者の目を持ってこれない測定箇所では、正確な測定
が出来ないなど欠点を有していた。
またダイヤルノギスは比較的長物であることから、自動
車のタイヤ溝を測定する際に、車体に触れて車体に傷を
付けるなど、非常に測定しずらく、また被測定物に当接
するベース板が設けられてないため、測定が不安定とな
り、更に衣服のポケット等に入らないため、携帯用とし
ては無理な面があった。
この案は上記の欠点に鑑みてなされたもので、特に近年
、自動車のタイヤ溝最小限深さの法令実施化傾向に伴い
、誰にでも容易に測定出来、かつコンパクトで携帯用と
して便利なダイヤルデプスゲージの提供を目的とするも
のである。
以下にこの考案の好適な実施例について図面を参照して
説明する。
第1図はこの考案による実施例の正面図で、第2図はそ
の側面図である。
第3図は第1図におけるA−A’断面拡大図であり、第
4図aは第1図における表示部を取りはずした内部構造
を示す正面図であり、第4図すは表示部6の背面図、第
5図は本考案におけるダイヤルデプスゲージの使用状態
図である。
なお、同一部分は同一の符号て示す。
図において、支え板1には、スライド板2の厚みとほぼ
同じ深さで、かつスライド板2が挿入される巾を有する
ilaが形成されており、またその溝1aの一部には板
バネ3を収容するためのバネilbを設けている。
スライド板2の前面にストッパー2aが取り付けられて
おり、更にスライド板2の先端部2bは測定端子として
機能するように細く形成されている。
平板4は支え板1の前面で、かつ上下両端部にそれぞれ
取り付けられている。
スライド板2が貫通する貫通穴5aを有するベース板5
は、支え板1の下端部に水平に取り付けられている。
また支え板1の前面に取り付けられた円形状の表示部6
には目盛板7が設けられており、表示部6の指針8を動
作させるピニオン9は、支え板1の逃げ溝IC内で上記
スライド板2の右側面に切られたラック10とかみ合っ
ており、さらに表示部6の前面はガラス等の透明板11
で覆われている。
この様に構成されたダイヤルデプスゲージにおいて、ま
ずストッパー2aが表示部6に当接するに至るまでスラ
イド板2を下方向に移動させる。
次に第5図に示すようにスライド板の先端部2bを被測
定物の溝の底面Bに当接させながらベース板5の下面が
被測定物の基準面Aに当接するまでスライド板2を移動
させながらベース板5を基準面Aに近づける。
次にその被測定物から上記ダイヤルデプスゲージを離し
、測定者の最も見やすい位置に表示部6を持ってきて、
その表示部6の指針8を読みとる。
上記のようにスライド板2の移動量を上記ラック10と
ピニオン9とを介することにより表示部6の指針8を動
作させるものである。
また従来のダイヤルノギス等では、ピニオンに細いピア
ノ線よりなるバネの円弧状先端部を係止させ、ピニオン
をラックに押圧させ、ピニオンとラックとのバックラッ
シュを除去していたが、この実施例では板バネ3により
ラック10をピニオン9に押圧させてバックラッシュを
除去するものである。
またスライド板2はストッパー2aが表示部6に当接す
ることで下方向に、上部平板4に当接することで上方向
にそれぞれ抜は出るのを防いでいる。
以上述べたごとく、この考案によれば測定した値をその
まま保持しつつダイヤルデプスゲージを測定位置以外の
所望の位置に持ってくることができ、測定者が最も読み
取り易い位置で読み取れ、測定者が不自然な姿勢を長時
間にわたり取る必要もないため、特に自動車等のタイヤ
溝の深さ測定に好適であり、更に軽量で作業服等の衣服
のポケット等に入り、極めて携帯に便利であるなど、そ
の実用的効果は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による実施例の正面図、第2図はその
側面図、第3図は第1図におけるA−A′拡大断面図、
第4図aは実施例で表示部を取り除いた内部構造を示す
正面図、第4図すは実施例の表示部を裏側から見た背面
図、第5図は実施例のダイヤルデプスゲージの使用状態
図である。 1・・・・・・支え板、2・・・・・・スライド板、2
a・・・・・・ストッパー、3・・・・・・板バネ、4
・・・・・・平板、5・・・・・・ベース板、6・・・
・・・表示部、9・・・・・ゼニオン、10・・・・・
・ラック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側面にラックを備えたスライド板と、このスライド板
    を摺動可能に収容する溝と、この溝に連通して上記スラ
    イド板を常に一定方向に付勢する板バネを収容するバネ
    溝と、バネ溝の対向側でしかも上記溝に連通して後述の
    ピニオンを収容する逃げ溝とを備えた支え板と、上記ス
    ライド板が溝から抜は出るのを防止するため、上記支え
    板の前面の上下側に取付けられた一対の平板と、上記支
    え板の溝と垂直配置で支え板の下端に取付けられ、前記
    スライド板の先端部が挿通する貫通穴を備えたベース板
    と、上記スライド板のラックと噛合うビニオンを備え、
    上記支え板の前面に取付けられた表示部とを備えてなる
    携帯用ダイヤルデプスゲージ。
JP4647680U 1980-04-08 1980-04-08 携帯用ダイヤルデプスゲ−ジ Expired JPS6023685Y2 (ja)

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JP4647680U JPS6023685Y2 (ja) 1980-04-08 1980-04-08 携帯用ダイヤルデプスゲ−ジ

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Publication Number Publication Date
JPS56148603U JPS56148603U (ja) 1981-11-09
JPS6023685Y2 true JPS6023685Y2 (ja) 1985-07-15

Family

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