JPS6023455A - 水性防食塗料 - Google Patents
水性防食塗料Info
- Publication number
- JPS6023455A JPS6023455A JP13224383A JP13224383A JPS6023455A JP S6023455 A JPS6023455 A JP S6023455A JP 13224383 A JP13224383 A JP 13224383A JP 13224383 A JP13224383 A JP 13224383A JP S6023455 A JPS6023455 A JP S6023455A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- resistance
- inorganic powder
- weight
- resistant paint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水性防食塗料の改良に関するものである。
水性防食塗料としてアクリル系エマルジョン、エチレン
−酢酸ビニル系エマルジョン、スチレンブタジェン系エ
マルジョン等、種々のタイプのものが知られており、こ
れらの塗料においては、炭酸カルシウム、タルク等の無
機質粉末を着色、体質顔料として添加することが通常で
ある。
−酢酸ビニル系エマルジョン、スチレンブタジェン系エ
マルジョン等、種々のタイプのものが知られており、こ
れらの塗料においては、炭酸カルシウム、タルク等の無
機質粉末を着色、体質顔料として添加することが通常で
ある。
ところで、塗料塗膜の耐水性、耐塩水性等の耐食性は塗
膜の透水性に密接に関係し、従来、耐食性の向上には、
樹脂の質を向上させる手段が用いられており、上記の無
機質粉末については、添加量の増大に伴い塗膜の透水量
が多くなるので、耐食性の点からは無機質粉末量を多く
することは不利であり、その添加量は固形分中40重量
%以下とされていた。
膜の透水性に密接に関係し、従来、耐食性の向上には、
樹脂の質を向上させる手段が用いられており、上記の無
機質粉末については、添加量の増大に伴い塗膜の透水量
が多くなるので、耐食性の点からは無機質粉末量を多く
することは不利であり、その添加量は固形分中40重量
%以下とされていた。
しかしながら、本発明者等は、上記した一般的認識に反
し、無機質粉末量を所定の範囲内で多くすれば、上記し
た耐水性、耐塩水性等の耐食性を格別に向上できること
を知った。か\る耐食性向上の根拠は、無機質粉末の多
量配合により塗膜自身の透水性は大きくなるが、水の移
動が比較的自由となり、塗膜と被塗物の界面で水分が溜
まりにくくなって、塗膜下での腐食が起り難くなるため
であると考えられる。而して、従来の水性防食塗料にお
いては、透水性が小であっても、塗膜と被塗物の界面へ
の水分の透過を皆無にはなし得す、この透過水分が溜ま
り、塗膜下での腐食が促進されると考えられる。
し、無機質粉末量を所定の範囲内で多くすれば、上記し
た耐水性、耐塩水性等の耐食性を格別に向上できること
を知った。か\る耐食性向上の根拠は、無機質粉末の多
量配合により塗膜自身の透水性は大きくなるが、水の移
動が比較的自由となり、塗膜と被塗物の界面で水分が溜
まりにくくなって、塗膜下での腐食が起り難くなるため
であると考えられる。而して、従来の水性防食塗料にお
いては、透水性が小であっても、塗膜と被塗物の界面へ
の水分の透過を皆無にはなし得す、この透過水分が溜ま
り、塗膜下での腐食が促進されると考えられる。
本発明は上記知見に基づき、水性塗料の塗膜の防食性を
無機質粉末量の一所定範囲内での増大により向上するこ
とにある。
無機質粉末量の一所定範囲内での増大により向上するこ
とにある。
すなわち、本発明に係る水性防食塗料は、固形量中の無
機質粉末の濃度が40〜70重量%であることを特徴と
するものである。
機質粉末の濃度が40〜70重量%であることを特徴と
するものである。
本発明において樹脂分にはアクリルスチレン、アクリル
、エチレン−酢酸ビニル、スチレンブタジェン等のラテ
ックスに水溶性樹脂を配合したものを用いることができ
る。水溶性樹脂にはポリビニルアルコール、ポリビニル
メチルエーテル、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオ
キザイド、スチレン−無水マレイン酸ヘテロポリマー等
がある。
、エチレン−酢酸ビニル、スチレンブタジェン等のラテ
ックスに水溶性樹脂を配合したものを用いることができ
る。水溶性樹脂にはポリビニルアルコール、ポリビニル
メチルエーテル、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオ
キザイド、スチレン−無水マレイン酸ヘテロポリマー等
がある。
無機質粉末には、炭酸カルシウム、タルク、ケイ石粉等
を用いることができる。
を用いることができる。
実施例
樹脂分には、スチレン+40重量%、メチルメタクリレ
ート:8重量%、エチレン酢酸ビニル=13i量%、2
エチルへキシルアクリレ−トコ20重景%、水溶性樹脂
:残部を使用し、無機質粉末には、体質顔料である炭酸
カルシウムトタルクとの混合物(炭酸カルシウム/タル
ク=4/1):50重量%、着色顔料としてのカーボン
ブラック:5o重量%を使用し、無機質粉末の重量%は
表の通りとした− 比較例 無機質粉末の体積濃度を表に示す通り実施例と異ならし
めた他は、実施例と同じにした。
ート:8重量%、エチレン酢酸ビニル=13i量%、2
エチルへキシルアクリレ−トコ20重景%、水溶性樹脂
:残部を使用し、無機質粉末には、体質顔料である炭酸
カルシウムトタルクとの混合物(炭酸カルシウム/タル
ク=4/1):50重量%、着色顔料としてのカーボン
ブラック:5o重量%を使用し、無機質粉末の重量%は
表の通りとした− 比較例 無機質粉末の体積濃度を表に示す通り実施例と異ならし
めた他は、実施例と同じにした。
上記の実施例品並ひに比較例量を、被塗装物(鋳鉄管)
に温度50’Qで塗装し、それぞれの塗膜について耐水
性(1ケ月) 、面1塩水性(1ケ月、食塩水濃度3%
)、更には、耐衝撃性(JIS K 5400) 、耐
シヤワー性を試験したところ、表に示す通りであった。
に温度50’Qで塗装し、それぞれの塗膜について耐水
性(1ケ月) 、面1塩水性(1ケ月、食塩水濃度3%
)、更には、耐衝撃性(JIS K 5400) 、耐
シヤワー性を試験したところ、表に示す通りであった。
なお、耐シヤワー性については、被塗物60°Cて塗装
後、2時間後にシャワーを24時間あて、その後の黒錆
発生状況によって評価した。
後、2時間後にシャワーを24時間あて、その後の黒錆
発生状況によって評価した。
又、耐水性、耐塩水性は乾燥塗膜厚100μでの結果で
ある。
ある。
◎非常に良い、 ○良い、 △普通、 ×悪いこの試験
結果から次のことが云い得る。
結果から次のことが云い得る。
(1)耐水性、耐塩水性は無機質粉末量が40〜70重
量%の場合、良好である。40重量%を下廻る場合には
、塗膜の透水性は低くなるが、完全に水分の透過を阻止
できるわけではなく、むしろ塗膜下に水分が溜まる傾向
があり、更に塗膜の可撓性が低いため密着性も弱く、塗
膜に膨れが発生し易い。70重ルアを超える場合には、
塗膜の透水性がかなり高く、塗膜の密着性も少ないため
に、塗膜に膨れが発生し易い。従って、40重量%を下
廻る場合、又は70重量%を超える場合では耐水性、耐
塩水性に劣る。
量%の場合、良好である。40重量%を下廻る場合には
、塗膜の透水性は低くなるが、完全に水分の透過を阻止
できるわけではなく、むしろ塗膜下に水分が溜まる傾向
があり、更に塗膜の可撓性が低いため密着性も弱く、塗
膜に膨れが発生し易い。70重ルアを超える場合には、
塗膜の透水性がかなり高く、塗膜の密着性も少ないため
に、塗膜に膨れが発生し易い。従って、40重量%を下
廻る場合、又は70重量%を超える場合では耐水性、耐
塩水性に劣る。
これに対し、40〜70重量%の場合には、塗膜の透水
性もそれ程高くなく、又、塗膜が可撓性にも富み、密着
性も良好であり、秀れた耐水性、耐塩水性を呈する。
性もそれ程高くなく、又、塗膜が可撓性にも富み、密着
性も良好であり、秀れた耐水性、耐塩水性を呈する。
(2)無機質粉末量が40〜70重景%のルアでは塗膜
が可撓性に秀れ、秀れた耐衝撃性を呈する。
が可撓性に秀れ、秀れた耐衝撃性を呈する。
(3)面jシャワー性は塗膜のピンホール発生状況、レ
ベリング性(成膜性)に密接に関連しており、無機質粉
末量が70重量%以下のとき良好である。
ベリング性(成膜性)に密接に関連しており、無機質粉
末量が70重量%以下のとき良好である。
Claims (1)
- (1) 固形分中の無機質粉末の濃度が40〜70重量
%であることを特徴とする水性防食塗料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13224383A JPS6023455A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 水性防食塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13224383A JPS6023455A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 水性防食塗料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6023455A true JPS6023455A (ja) | 1985-02-06 |
Family
ID=15076708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13224383A Pending JPS6023455A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 水性防食塗料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023455A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1038761C (zh) * | 1993-05-31 | 1998-06-17 | 大连市风彩涂料厂 | 防水涂料及其生产方法 |
CN1042641C (zh) * | 1992-09-16 | 1999-03-24 | 上海宝山钢铁总厂 | 一种彩色抗静电渗透性粘附剂的制造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5016824A (ja) * | 1973-06-21 | 1975-02-21 |
-
1983
- 1983-07-19 JP JP13224383A patent/JPS6023455A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5016824A (ja) * | 1973-06-21 | 1975-02-21 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1042641C (zh) * | 1992-09-16 | 1999-03-24 | 上海宝山钢铁总厂 | 一种彩色抗静电渗透性粘附剂的制造方法 |
CN1038761C (zh) * | 1993-05-31 | 1998-06-17 | 大连市风彩涂料厂 | 防水涂料及其生产方法 |
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