JPS60232478A - ア−ク式電気炉 - Google Patents
ア−ク式電気炉Info
- Publication number
- JPS60232478A JPS60232478A JP8846484A JP8846484A JPS60232478A JP S60232478 A JPS60232478 A JP S60232478A JP 8846484 A JP8846484 A JP 8846484A JP 8846484 A JP8846484 A JP 8846484A JP S60232478 A JPS60232478 A JP S60232478A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace body
- furnace
- electrode rod
- arc
- type electric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ 発明の目的
(産業上の利用分野)
この発明は、銑鉄から鋼を製造したり、鉄屑と各種添加
原素とを混合し溶融して合金を製造するような場合に使
用されるアーク式電気炉(以下単にアーク炉という)に
関する。
原素とを混合し溶融して合金を製造するような場合に使
用されるアーク式電気炉(以下単にアーク炉という)に
関する。
(従来の技術)
製鉄に使用されるアーク炉は、第5〜6図に略示したよ
うに、耐火煉瓦lで内張すした鉄の炉体2に、同様構成
の蓋体3を被、せ、蓋体3を通して炉体内に電極棒4.
4を挿入し、炉体内に入れた製鋼や合金鋼製造のための
鉄を主とする原料5と電極棒4.4との間に7−ク6を
飛ばし、原料を加熱、溶融するものである。電源として
三相交流が多く使用され、この場合は電極棒4は3本設
けられる。
うに、耐火煉瓦lで内張すした鉄の炉体2に、同様構成
の蓋体3を被、せ、蓋体3を通して炉体内に電極棒4.
4を挿入し、炉体内に入れた製鋼や合金鋼製造のための
鉄を主とする原料5と電極棒4.4との間に7−ク6を
飛ばし、原料を加熱、溶融するものである。電源として
三相交流が多く使用され、この場合は電極棒4は3本設
けられる。
鉄の融点は1540℃前後の高温であるが、このような
アーク炉においてはアーク6の発生位置、即ち電極棒4
の付近の溶融鉄の温度は1700〜1800℃に上昇し
、このため電極棒4に近い炉の内面も高温となって、こ
の位置にある耐火煉瓦の温度が、その耐熱温度に近く、
又はそれ以」−に上昇し、著しく焼損し易くなる。
アーク炉においてはアーク6の発生位置、即ち電極棒4
の付近の溶融鉄の温度は1700〜1800℃に上昇し
、このため電極棒4に近い炉の内面も高温となって、こ
の位置にある耐火煉瓦の温度が、その耐熱温度に近く、
又はそれ以」−に上昇し、著しく焼損し易くなる。
(発明が解決しようとする問題点)
このようにアーク炉においては、電極棒に近い炉体の耐
火煉瓦の温度が著しく上昇するので、この部分の耐火煉
瓦が焼損し易く、炉の寿命を短くしてしまうという不都
合がある。
火煉瓦の温度が著しく上昇するので、この部分の耐火煉
瓦が焼損し易く、炉の寿命を短くしてしまうという不都
合がある。
口 発明の構成
(問題点を解決するための手段)
L記の問題点を解決するために、この発明は、熔解作業
中に電極棒と炉体とを相対的に変位させて、一部の耐火
煉瓦のみが強熱されることのないようにアーク炉を構成
したものである。即ち、電極棒4を位置固定の炉体2の
中心線に関して往復回転変位させたり、電極棒の位置を
固定して炉体2をその中心線の回りに連続回転変位また
は往復回転変位させるものである。
中に電極棒と炉体とを相対的に変位させて、一部の耐火
煉瓦のみが強熱されることのないようにアーク炉を構成
したものである。即ち、電極棒4を位置固定の炉体2の
中心線に関して往復回転変位させたり、電極棒の位置を
固定して炉体2をその中心線の回りに連続回転変位また
は往復回転変位させるものである。
(作 用)
このようにアーク炉を構成して、耐火煉瓦を電極棒に対
して適当な速さで相対的に変位させれば、電極棒4の付
近に位置する耐火煉瓦が入替るので、炉体2に内張すさ
れた総てまたは大部分の耐火煉瓦が平均的に交互に電極
棒4に近づいては遠ざかり、多くの耐火煉瓦が短時間ず
つ平均的に電極棒に近づくようになるので、耐火煉瓦が
最高温度に曝される時間が少なくなって、煉瓦の寿命、
ひいてはアーク炉の寿命を延すことができる。
して適当な速さで相対的に変位させれば、電極棒4の付
近に位置する耐火煉瓦が入替るので、炉体2に内張すさ
れた総てまたは大部分の耐火煉瓦が平均的に交互に電極
棒4に近づいては遠ざかり、多くの耐火煉瓦が短時間ず
つ平均的に電極棒に近づくようになるので、耐火煉瓦が
最高温度に曝される時間が少なくなって、煉瓦の寿命、
ひいてはアーク炉の寿命を延すことができる。
(実 施 例)
第1〜2図は、本発明の第一実施例を示す。耐火煉瓦l
で内張すした炉体2は不動に固定されており、電極棒4
.4を絶縁的に保持するホルタ7を軸8の回りに往復回
転できるようにしている。
で内張すした炉体2は不動に固定されており、電極棒4
.4を絶縁的に保持するホルタ7を軸8の回りに往復回
転できるようにしている。
謔体3には電極棒4の回動を許容する弧状透溝9を設け
る。
る。
このアーク炉で作業するときは、軸8の回りにホルダ7
を、例えば電極棒が3木の場合は60°、電極棒が2本
の場合は90°の範囲で往復回転変位させつつ電極棒4
に通電してアーク6を発生させ、原料5を溶融するので
ある。
を、例えば電極棒が3木の場合は60°、電極棒が2本
の場合は90°の範囲で往復回転変位させつつ電極棒4
に通電してアーク6を発生させ、原料5を溶融するので
ある。
電極棒4の位置が時間と共に変るため、高熱に曝される
耐火煉瓦が時間と共に変り、耐火煉瓦の一部のみが著し
く高温となることなく、全部または大部分の耐火煉瓦が
平均的に、最高温度よりも低温に加熱されることになる
。
耐火煉瓦が時間と共に変り、耐火煉瓦の一部のみが著し
く高温となることなく、全部または大部分の耐火煉瓦が
平均的に、最高温度よりも低温に加熱されることになる
。
第3〜4図は、本発明の第二実施例を示し、炉体2をヘ
アリングlOの上で回転自在な回転台11の上に載せて
、一方向に連続回転させ、又は往復回転させるようにし
、蓋体3および電極棒4は回転させないものである。炉
体2と蓋体3との間には隙間があるから、この回転運動
は差支なく行なわれる。
アリングlOの上で回転自在な回転台11の上に載せて
、一方向に連続回転させ、又は往復回転させるようにし
、蓋体3および電極棒4は回転させないものである。炉
体2と蓋体3との間には隙間があるから、この回転運動
は差支なく行なわれる。
このようにすれば、アーク6は、連続回転変位しつつ原
料5の上を通過し、又は往復回転変位するから、第一実
施例と同様に耐火煉瓦の一部のみを著しく高温に加熱す
ることが防止できる。
料5の上を通過し、又は往復回転変位するから、第一実
施例と同様に耐火煉瓦の一部のみを著しく高温に加熱す
ることが防止できる。
第一実施例のように電極棒を回動させるものでは、回転
部分が軽いという利点があるが、これに接続される例え
ば3木の導線を捩らないために大容量の回転導電装置を
設けないと連続回転させることができない。
部分が軽いという利点があるが、これに接続される例え
ば3木の導線を捩らないために大容量の回転導電装置を
設けないと連続回転させることができない。
第二実施例は、回転部分が重くなるけれども、回転を自
由に行なわせることができる。この実施例では、回転台
11を炉体2と別個に設けたが、両者を結合して炉体2
に回転機能を持たせてもよい。
由に行なわせることができる。この実施例では、回転台
11を炉体2と別個に設けたが、両者を結合して炉体2
に回転機能を持たせてもよい。
ハ 発明の効果
本発明のアーク炉は、前記の通り、電極棒4と炉体2と
を相対的に変位させるものであるから、(1)全部の耐
火煉瓦か平均的に加熱されるようになり、一部の耐火煉
瓦のみが強熱されて過度に温度−に昇し、寿命を短くし
てしまうことがなく、耐火煉瓦の焼損によるアーク炉の
寿命短縮を防止するのに効果がある。
を相対的に変位させるものであるから、(1)全部の耐
火煉瓦か平均的に加熱されるようになり、一部の耐火煉
瓦のみが強熱されて過度に温度−に昇し、寿命を短くし
てしまうことがなく、耐火煉瓦の焼損によるアーク炉の
寿命短縮を防止するのに効果がある。
(2)炉内の溶融金属の温度を平均化して、一部の溶融
金属が過熱されるのを防止して製品の品質を向上させる
効果がある。
金属が過熱されるのを防止して製品の品質を向上させる
効果がある。
第1〜2図は本発明のアーク炉の第一実施例を略示し、
第1図は第2図のA−A断面図、第2図は平面図、第3
〜4図は本発明の第二実施例を略示し、第3図は第4図
のB−B断面図、第4図は平面図、第5〜6図は通常の
アーク炉を略示し、第5図は第6図のC−C断面図、第
6図は平面図である。 1:耐火煉瓦、2:炉体、3二蓋体、4:電極棒、5:
原料、6:アーク、7:ホルダ、8:軸、9:弧状透溝
、10:ベアリング、ll:回転台。 特許出願人 西 脇 仁 − 代 理 人 小 山 欽造(ほか1名)第1図 @5図 第6図
第1図は第2図のA−A断面図、第2図は平面図、第3
〜4図は本発明の第二実施例を略示し、第3図は第4図
のB−B断面図、第4図は平面図、第5〜6図は通常の
アーク炉を略示し、第5図は第6図のC−C断面図、第
6図は平面図である。 1:耐火煉瓦、2:炉体、3二蓋体、4:電極棒、5:
原料、6:アーク、7:ホルダ、8:軸、9:弧状透溝
、10:ベアリング、ll:回転台。 特許出願人 西 脇 仁 − 代 理 人 小 山 欽造(ほか1名)第1図 @5図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 り耐火煉瓦(1)で内張すした炉体(2)に電極棒(4
)(4)を挿入したアーク式電気炉において、炉体(2
)と電極棒(4)(4)とを炉体(2)の中心に関して
回転変位させる手1段を設けたことを特徴とするアーク
式電気炉。 2、特許請求の範囲lにおいて、炉体(2)と電極棒(
4)(4)とを回転変位させる手段が、位置固定の炉体
(2)に対して電極棒(4)(4)を往復回転させるも
のであるアーク式電気炉。 3)特許請求の範囲1)において、炉体(2)と電極棒
(4:1(4)とを回転変位させる手段が、位置固定の
電極棒(4)(4)に対して炉体(2)を連続回転また
は往復回転させるものであるアーク式電気炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8846484A JPS60232478A (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | ア−ク式電気炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8846484A JPS60232478A (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | ア−ク式電気炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60232478A true JPS60232478A (ja) | 1985-11-19 |
Family
ID=13943491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8846484A Pending JPS60232478A (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | ア−ク式電気炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60232478A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015048976A (ja) * | 2013-08-31 | 2015-03-16 | 大同特殊鋼株式会社 | アーク炉 |
-
1984
- 1984-05-04 JP JP8846484A patent/JPS60232478A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015048976A (ja) * | 2013-08-31 | 2015-03-16 | 大同特殊鋼株式会社 | アーク炉 |
CN104422273A (zh) * | 2013-08-31 | 2015-03-18 | 大同特殊钢株式会社 | 电弧炉 |
CN104422273B (zh) * | 2013-08-31 | 2018-06-12 | 大同特殊钢株式会社 | 电弧炉 |
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