JPS6023183A - 貯水容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は貯水容器に関する。

非常時用の飲料水としては缶詰などにしたものが市販さ
れているが、缶臭その他の二次的幣害を伴い易く、かつ
飲用可能な保存期間にも限界があるので順次買替えなけ
ｉシばならず、管理に手数を要する上に不経済でもある
。１だ、合成樹脂製のタンクで水道水を備蓄するような
ことも行なわれているが、汲み置きであるから非衛生的
になシ易く、比較的短期間に内容を更新しなければなら
ないため手数がかがシ、飲料水の備蓄には不適当である
。なお、大きな建造物等においては自家用の貯水槽を備
えているが、非常の隙には停電事故等の併発により使用
不能になシ易く、緊急の用には適さないとい、う郊具合
がある。

本発明は上記事情のもとになされたもので、その目的と
するところは、収容された備蓄水を常に新鮮かつ衛生的
に保つことができ、かつ非常時にも簡単かつ容易に採水
可能な貯水容器を提供することにある。

本発明は、定量の水を収容’ｒｊＪ能な本体と、この本
体の下端側に設けられ元水栓と接続される流入口と、上
記本体の上端側に設けられ常用水栓と接続される流出口
と、上記本体の下端側に設けられた非常用採水栓とを具
備することを特徴とするものである。したがって、常時
は元水栓を開放したままで常用水栓を開閉することによ
シ水道水を使用することができ、かつ使用するたびごと
に貯水容器に新しい水が０１ｒ、大して古い水が流出す
ることから、内容水は常に新鮮かつ衛生的に保持される
。また、非常の際には非常用採水栓を開閉することによ
シ、貯水容器からの採水を行なうことができる。すなわ
ち、非′帛時にも新鮮な水を採シ出すことができ、しか
も取扱いはきわめて簡単かつ答易である。また、備蓄水
は単に飲料に適するばかυでなく、だとえは非常の際に
おける消防用水などとしても使用することができる。し
たがって単に一般家庭のみに限らず、たとえば学校、病
院、ホテルその他の各種大形建造物等にも好適な貯水容
器を提供することができる。

以Ｆ１本発明を図示の一実施例について説明する。第１
図において、容器の本体１は透明な合成樹脂材料などか
ら形成された筒状部２と、この筒状部２の上下両端部を
それぞれ閉鎖する蓋体３および台座４とを備えている。

蓋体３および台座４には、筒状部２の各端部と対向位置
してシール部材５および６がそれぞれ設けられておシ、
本体１は蓋体３および台座４を？ルト７によって締付け
ることによシ液密に構成されている。蓋体３を摺動自在
に貫通ずるロッド８の内外両端部には、押板９およびノ
ンドル１θがそれぞれ取付けられている。押板９は上下
方向の負通孔１１を鳴し、かつ外周部には筒状部２の内
周部との間に僅かな隙間１２が形成されている。蓋体３
には運搬用の椴＋１３が取伺けられている。台座４は、
外周部に立設された周壁１４を一体に有して＝ｔ＝受け
１５を形成しておシ、かつドレン孔１６およびこれをｍ
ｍ目在に閉鎖するプラグ１７等を偏えている。台座４に
は長さを調節可能な脚部１８が下方に突設されている。

脚部１８にはつば１９が設けられている。

上記本体１の上端側には流出口２０が設けられている。

この流出口２０は、逆止弁２ノを介して蓋体３に取付け
られたニップル２２を俯えている。逆止弁２１は、ばね
２３によって弁座２４と圧接する閉位置方向に常に押圧
される脚付球状弁体２５を備えている。ニップル２２は
、遍宜の配管を介して常用水栓（図示略）に接続される
ようになっている。また、上記本体１の下端側には流入
口２６が設けられている。この流入口２６は、逆止弁２
７を介して台座４に取付けられたニップル２８を備えて
いる。逆止弁２７は、ばね２９によって弁座３０と圧接
する閉位置方向に常に押圧される脚付球状弁体３ノを備
えている。ニップル２８は、４’Ａ、の配管を介して水
道フじ栓に接続されるようになっている・さらに、上記
本体１の下端側には非１シ用採水栓３２が設けられてい
る。この採水栓３２は、開閉弁３３を介して台座４に数
句けられたニップル３４を備えている。開閉弁３３は弁
座３６と、ｊｒ軸３６を弁してハンドル３７によシ開閉
駆動される球状弁体３８とを備えている。また、本■・
１には開閉９ｆ３３と連係する通気栓３９が設けられて
いる。この通気栓３９は、プラグ４０を介して蓋体３に
取付けられた開閉弁４１を備えている。プラグ４０は周
壁を貫通する連通孔４２および内地に充填されたフィル
タ４３を備えている。開閉弁４１は、プラグ４０に設け
られた弁座４４および、この弁座４４と対向位Ｉ６して
上記弁軸３６に連結された球状弁体４５を備えている。

つぎに上述のように構成された装置の動作について説明
する。流入口２６のニッン０ル２８を水道の元栓に、流
出口２０のニップル２２を常用水栓にそれぞれ接続し、
通常は非１シ用採水栓３２の開閉９Ｐ３３および、これ
と連仔する通気栓３９の開閉弁４ノを閉状態としておく
。元栓を開けば、水はニップル２８から逆止弁２７を経
て本体１内に流入するから、常用水栓を開けば本体１内
の空気は逆止弁２ノおよびニップ′ル２２を経て外部に
排出８れることによシ水と置換きれる。したがって、元
栓をしｄいｆｃ　’？、寸で常用水栓を開閉することに
より随時所望量の水を使用することができ、本体１は常
に？ｉ：’ｊ水状態になっている。

断水事故が発生した場合にｔＪ：　、元゛栓１１１すの
水圧が低下しても、逆止弁２７がばね２９の俊元力およ
び本体１における水圧によって閉じられるので、内部の
水が無用に流出するようなことはない。そして、ノンド
ル３７を操作して開閉弁３３および４ノを開けば、本体
１内の水は重力の作用によシ開閉弁３３およびニップル
３４を経て外部に流出し、通気栓３９の連通孔４２、フ
ィルタ４３および開閉弁４１を経て外部から流入する空
気に置換される。この場合に水の流出速度を増大させる
必要があれば、ハンドル１０を操作して押板９を一旦引
上げたのち強く押下げればよい。押板９の貫通孔１１に
フラッパなどを有する適宜の逆止弁を設け、押板の引上
げ時には閉じ押下げ時には開くようにしておけばさらに
効果的である。

上述のように構成された装置に併設する常用水栓は通常
のものと同様なものであってもよいが、第２図ないし第
５図に例示するような水栓６０が好適である。この水栓
５０は有底円筒状のケース５１と、このケース５ノの開
口端部に螺着されたプラグ５２と、このプラグ５２の軸
方自負通孔５３に摺動自在に挿通されたか］状体５４と
、この筒状体５４の内端部にボルト５５によって数句け
られた弁体６６と、この弁体５６の周縁部と対向位置し
て上記プラグ５２に取付けられた弁座５７と、上記弁体
５６を弁座５７と圧接する方向に付勢するにね５８とを
備えている。上記ケース５１の底部には、弁室５９を外
部と連通するエル−？６０が取付けられている。上記プ
ラグ５２には直径方向に対向位置し７て一対のストッパ
６１が植設されている。

上記筒状体５４には、これと同心の外筒部６２が一体に
設けられている。この外筒部６２には上記プラグ５２が
摺動目在に嵌装されるとともに、上記ストッパ６ノが摺
動自在に貫通する溝６３が形設されている。との溝６　
Ｊ　ｔ、ｊ：軸方向の縦溝部６４と周方向の短かい横溝
部６５とを有してｔ榎はＬ字状をなしている。また、筒
状体５４は周壁に開設された窓６６を備えている。

上記弁体５６の周縁部には軸方向に灯通する切欠部６７
が形設されている。

上記ケー２５１には外方に突出する腕６８が突設されて
おシ、この腕６８の先端部にはＴ字状部６９が形設され
ている。支持台７０は、上記Ｔ字状部６９が摺動自在に
嵌合する溝７１と、Ｔ字状部６９を係脱自在に係止する
ストッパ７２とを備え、壁等に取付は得るように構成さ
れている。

上記水栓５０は、通常はＴ字状部６９を溝７ノに嵌合す
ることによシ支持台７０に支持されておシ、かつエル＄
６０Ｆｉ、ホース等の適宜配管を介して上記流出口２０
のニップル２２と接続されている。そして、水を使用し
ない場合には筒状体５４がばね５８の後元力および水圧
によシ図示の閉位置（下限位置）に保持されておシ、弁
体５６が弁座５７に圧接されている。まフヒ、筒状体５
４を上方に押し上げると弁体５６が上方に移動され、窓
６６が弁室５９と連通する開位置に達すれば、エルボ６
０を介して弁室６９に流入した水が弁体５６の切欠部６
７および窓６６を介し又筒状体５４の外端部から流出し
、筒上体５４を上方に移動させるほど窓６６の開口面積
が大きくなるから水の流出量も増大する。溝６３の下端
部がストッパ６ノに当接する全開位置においては、外筒
部６２を回動操作して横溝部６５をストッパ６１と係合
させれば、筒状体５４を全開位置に保持することができ
る。

上記水栓５０は、腕６８のＴ字状部６９を溝７１に我合
させてストッパ７２を係止状態とすることによシ支持台
７０に支持させておけば、通常の水栓とほぼ同様に使用
することができるし、必要に応じ支持台７０から取外し
手持状態で使用することもできる。また、常用水栓５゜
に至る配管を上記流出口２θのニップル２２がら外して
非常用採水栓３２のニップル３４に接続して使用するこ
とも可能である。このため、筒状体５４の外端部に噴霧
用その他の適宜ノズルを取付けてハンドル１θを操作す
るようにしてもよく、このようにすることにょシ所望の
放水状態とすることができる。

上記構成によれば、本体１は筒状部２が透明材料から形
成されているので内部の監視が容易であシ、かつ分解組
立も簡単に行ない得るから常に清潔に維持することがで
きる。また、本体１内の水は常用水栓を開くごとに漸次
更新されるので、常に新鮮な水を備蓄しておくことがで
きる。そして、断水事故等の場合には非常用採水栓３２
の開閉弁３３を開くことによシ、停電事故停の有無に拘
らず備蓄水を随時容易に取出すことができる。したがっ
て、地震発生時の非常時においても新鮮な飲用水を容易
に得ることができる。また、火災発生の場合にも備蓄水
を初期消火に利用することができ、このような場合には
上記水栓５０を用いるとともに、ハンドル１０を操作し
て備蓄水を加圧することによυ消防活動をよシ効来的に
することができる。さらに、動力設備を付設する必要が
ないので安全性に優れておシ、かつ屋内および屋外のい
ずれにも設置可能である。しかも、本体１を支持する脚
部１８を伸縮自在に構成するとともにつば１９を設けた
ので、傾斜地や軟弱地等にも設置することができる。

なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものではな
く、たとえば本体１の容量や形状等は必要に応じて適宜
に設定可能であシ、台車搭載盤などとしてもよい。その
他、本発明の要旨とするところの範囲内で種々の変更な
いし応用が可能である。

以上説明した本発明は上記特許請求の範囲に記載の構成
を要旨とするから、本発明所期の目的を達成できる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は回倒
と併用可能な水栓を例示する上面図、第３図は第２図の
Ｉ−Ｉ［１線に沿う断面図、第４図および第５図はそれ
ぞれ第３図の■〜■線およびＶ−Ｖ＃ｉｌＫ沿う断面図
である。 １・・・本体、２・・・筒状部、３・・・蓋体、４・・
・台座、２０・・・流出口、２１．２７・・・逆止弁、
２６・・・流入口、３２・・・採水栓、３３．４１・・
・開閉弁、５０・・・水栓。 １２： セ１３ ４ 第２図 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 １．事件の表示 特願昭　’＆−／２４４２８古 ２、発明の名称 貯　水　容　器 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 株式会社　三　協　機　股 ４、代理人 ６、補正の対象 明細書、図　面 ７、補正の内容 （１）　明細書箱５頁８行目に「備えている。」とある
次に、「なお、２７ａは例えば十字状をなすはね受けで
ある。」を加入する。 （２）　明細書第７頁１３行目に「閉じ押下げ時には開
く」とあるな、「開き押下げ時には閉じる」と訂正する
〇 （３）　図面中東１図を別紙の通りｔＪ圧する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 定量の水を満水状態に収容可能な本体と、この本体の下
   端側に設けられ元水栓と接続される流入口と、上記本体
   の上端側に設けられ常用水栓と接続される流出口と、上
   記本体の下端側に設けられた非常用採水栓とを具備する
   ことを特徴とする貯水容器。