JPS60231310A - ギヤツプ付鉄心形リアクトル - Google Patents
ギヤツプ付鉄心形リアクトルInfo
- Publication number
- JPS60231310A JPS60231310A JP8613384A JP8613384A JPS60231310A JP S60231310 A JPS60231310 A JP S60231310A JP 8613384 A JP8613384 A JP 8613384A JP 8613384 A JP8613384 A JP 8613384A JP S60231310 A JPS60231310 A JP S60231310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- block
- iron
- yoke
- wound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/24—Magnetic cores
- H01F27/25—Magnetic cores made from strips or ribbons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
−1一
本発明は、送変電系統に設置されるギVツブ付鉄心形°
リアクトルに関し、特にその鉄心構造に改良を施したも
のに係る。
リアクトルに関し、特にその鉄心構造に改良を施したも
のに係る。
[発明の技術的背景]
従来、長距1111送電線路においては、ケーブル系統
の充電電流を補償し、系統電圧の上品を適i「に抑える
と共に、送電力率を改善し、損失を低減する為に、分路
リアクトルが設置″Jられている。、この分路リアクト
ルのうち、鉄心脚に数個のギャップを有するギヤツブ付
鉄心形すアク1〜ルは、ギレップ近傍の鉄損低減の目的
で、放射状の主脚ブロック鉄心が用いられ、この鉄心中
央に設けられた孔により、継鉄と締付固定されるもので
ある。
の充電電流を補償し、系統電圧の上品を適i「に抑える
と共に、送電力率を改善し、損失を低減する為に、分路
リアクトルが設置″Jられている。、この分路リアクト
ルのうち、鉄心脚に数個のギャップを有するギヤツブ付
鉄心形すアク1〜ルは、ギレップ近傍の鉄損低減の目的
で、放射状の主脚ブロック鉄心が用いられ、この鉄心中
央に設けられた孔により、継鉄と締付固定されるもので
ある。
この様なギヤツブ付鉄心形リアクトルのうち、特に3相
型の鉄心構成を第1図及び第2図に示す。
型の鉄心構成を第1図及び第2図に示す。
第1図において、平板状鋼板を積層した相間中央継鉄1
が中央部に配設され、この両側面が長尺の平板状鋼板を
積層した継鉄2で挟持されて、各相の主脚鉄心3の中央
部と対応する位置に締付用の角孔4が形成されている。
が中央部に配設され、この両側面が長尺の平板状鋼板を
積層した継鉄2で挟持されて、各相の主脚鉄心3の中央
部と対応する位置に締付用の角孔4が形成されている。
一方、主脚鉄心3は、−2−
第2図に示す様に、複数個の放射状鉄心ブロック7を積
層して形成されている。この主脚鉄心3と継鉄2との連
結は、締付連結部材5を継鉄2の角孔4から主脚鉄心3
の中央孔6に挿入し、締付連結部材5の上下端部をナツ
トによって締付けることにより行なわれている。
層して形成されている。この主脚鉄心3と継鉄2との連
結は、締付連結部材5を継鉄2の角孔4から主脚鉄心3
の中央孔6に挿入し、締付連結部材5の上下端部をナツ
トによって締付けることにより行なわれている。
[費用技術の問題点]
ところで、従来のギヤツブ付鉄心形リアクトルに、[3
いては、主脚鉄心を構成する放射状鉄心ブロック7が直
接相間中央継鉄1及び継鉄2に接触していた為、主脚鉄
心3から継鉄2に流れ込む磁束が、相間中央継鉄1と継
鉄2とに均等に流れ込むことになる。しかし、相間中央
継鉄1には、締付固定用の角孔4がある為、流れ込んだ
磁束は、側方の継鉄2側に分流することになるが、この
場合、磁束は鋼板の積層方向に進み、磁気抵抗の高い鋼
板表面を介して隣接する継鉄2側に流れ込む。その結果
、鋼板の長さ方向に沿って磁束が流れていた部分に比較
して、磁気抵抗の高い積層方向に磁束が流れる中央継鉄
部分の鉄損が増大し、それに−3− 伴って継鉄部分に局部加熱が生じる。その結果、継鉄部
分に温度勾配が生じ、それによる熱応力の為に継鉄を構
成する鋼板の磁気歪みの増大を招き、騒音発生の大きな
原因となっていた。
いては、主脚鉄心を構成する放射状鉄心ブロック7が直
接相間中央継鉄1及び継鉄2に接触していた為、主脚鉄
心3から継鉄2に流れ込む磁束が、相間中央継鉄1と継
鉄2とに均等に流れ込むことになる。しかし、相間中央
継鉄1には、締付固定用の角孔4がある為、流れ込んだ
磁束は、側方の継鉄2側に分流することになるが、この
場合、磁束は鋼板の積層方向に進み、磁気抵抗の高い鋼
板表面を介して隣接する継鉄2側に流れ込む。その結果
、鋼板の長さ方向に沿って磁束が流れていた部分に比較
して、磁気抵抗の高い積層方向に磁束が流れる中央継鉄
部分の鉄損が増大し、それに−3− 伴って継鉄部分に局部加熱が生じる。その結果、継鉄部
分に温度勾配が生じ、それによる熱応力の為に継鉄を構
成する鋼板の磁気歪みの増大を招き、騒音発生の大きな
原因となっていた。
[発明の目的]
本発明は、上記の如き従来技術の問題点を解消するため
に提案されたもので、その目的は、鉄心構成に改良を施
し、相間中央継鉄から継鉄に向かう積層方向の磁束の流
れを減少することにより、継鉄内部に磁束が均等に流れ
、鉄損の増大に伴う局部加熱を防止し、低損失、低騒音
のギヤツブ付鉄心形すアク1〜ルを提供することにある
。
に提案されたもので、その目的は、鉄心構成に改良を施
し、相間中央継鉄から継鉄に向かう積層方向の磁束の流
れを減少することにより、継鉄内部に磁束が均等に流れ
、鉄損の増大に伴う局部加熱を防止し、低損失、低騒音
のギヤツブ付鉄心形すアク1〜ルを提供することにある
。
[発明の概要]
本発明のギヤツブ付鉄心形リアクトルは、tプい素鋼帯
をリング状に巻回し、その少なくとも1箇所に半径方向
に延びる循環電流防止用の切断部を設けて巻き鉄心ブロ
ックを形成し、この巻き鉄心ブロックを前記主脚鉄心の
一ト下端部に配設したしのである。
をリング状に巻回し、その少なくとも1箇所に半径方向
に延びる循環電流防止用の切断部を設けて巻き鉄心ブロ
ックを形成し、この巻き鉄心ブロックを前記主脚鉄心の
一ト下端部に配設したしのである。
この様にして、主脚鉄心の」二下端部に継鉄の積−4一
層方向に延びるtノい素鋼帯を配設することにより、主
脚鉄心から継鉄へ流れ込む磁束を、巻き鉄心ブロックの
巻き方向に沿って流しな、がら、徐々に継鉄の積層方向
に分流させ、継鉄を構成する各鋼板に流し込むことを可
能として、相聞中央継鉄へ流れ込む磁束を減少させたも
のである。
脚鉄心から継鉄へ流れ込む磁束を、巻き鉄心ブロックの
巻き方向に沿って流しな、がら、徐々に継鉄の積層方向
に分流させ、継鉄を構成する各鋼板に流し込むことを可
能として、相聞中央継鉄へ流れ込む磁束を減少させたも
のである。
[発明の実施例]
以下、本発明の一実施例を第3図乃至第5図により説明
する。
する。
第3図に示す様に、放射状鉄心ブロック7を積み重ねて
形成した主脚鉄心3の上下端部には、磁束分流用の巻き
鉄心ブロック8が夫々配設されている。この巻き鉄心ブ
ロック8は、第4図に示す様に、けい素鋼帯をリング状
に巻回して成るもので、その一部に循環電流防止用の切
断部9が、半径方向に沿って形成されている。この巻き
鉄心ブロック8の外径は放射状鉄心ブロック7と等しく
され、中央には締付用の中央孔8aが設けられている。
形成した主脚鉄心3の上下端部には、磁束分流用の巻き
鉄心ブロック8が夫々配設されている。この巻き鉄心ブ
ロック8は、第4図に示す様に、けい素鋼帯をリング状
に巻回して成るもので、その一部に循環電流防止用の切
断部9が、半径方向に沿って形成されている。この巻き
鉄心ブロック8の外径は放射状鉄心ブロック7と等しく
され、中央には締付用の中央孔8aが設けられている。
そして、この巻き鉄心ブロック8は、主脚鉄心3と共に
、締付連結部材6によって継鉄2に−5− 締付固定されている。
、締付連結部材6によって継鉄2に−5− 締付固定されている。
以上の様な構成を有する本実施例の作用は、次の通りで
ある。
ある。
即ち、けい素鋼帯は圧延方向に高い透磁率を有するもの
である為、これを巻回して構成した巻き鉄心ブロック8
を設けたことにJ:す、主脚鉄心3から継鉄に流れ込む
磁束10は、けい素鋼帯の巻回方向に沿って流れながら
徐々に継鉄の積層方向に分流し、継鉄の各鋼板に流れ込
む。従って、磁気抵抗の高い鋼板の積層方向を通って相
間中央継鉄1から継鉄に流れる磁束が減少するので、継
鉄部分での鉄損が減少し、局部加熱も防lトできること
になる。そして、温度勾配の均一化により、磁気歪みの
低減や騒音の防止も達成できる。
である為、これを巻回して構成した巻き鉄心ブロック8
を設けたことにJ:す、主脚鉄心3から継鉄に流れ込む
磁束10は、けい素鋼帯の巻回方向に沿って流れながら
徐々に継鉄の積層方向に分流し、継鉄の各鋼板に流れ込
む。従って、磁気抵抗の高い鋼板の積層方向を通って相
間中央継鉄1から継鉄に流れる磁束が減少するので、継
鉄部分での鉄損が減少し、局部加熱も防lトできること
になる。そして、温度勾配の均一化により、磁気歪みの
低減や騒音の防止も達成できる。
なお、本発明は、図示の実施例に限定されるものではな
く、例えば、巻き鉄心ブロックに形成する循環電流防止
用の切断部9は複数箇所設けても良い。
く、例えば、巻き鉄心ブロックに形成する循環電流防止
用の切断部9は複数箇所設けても良い。
[発明の効果]
以上説明した様に、本発明によれば、巻き鉄心−6−
ブロックを主脚鉄心の上下端部に配設するという簡I4
jな構成により、継鉄中の磁束分布を均一化しT 、低
損失、低騒音のギヤツブ付鉄心形すアク1ヘルを提供で
きる効果がある。
jな構成により、継鉄中の磁束分布を均一化しT 、低
損失、低騒音のギヤツブ付鉄心形すアク1ヘルを提供で
きる効果がある。
第1図は従来のギヤツブ付鉄心形リアクトルの鉄心を示
す平面図、第2図は第1図の鉄心の正面図、第3図は本
発明のギヤツブ付鉄心形リアクトルの一実施例を示す正
面図、第4図は第3図の実施例に使用される巻き鉄心ブ
ロックの平面図、第5図は第3図の実施例における磁束
の流れを示す平面図である。 1・・・相聞中央継鉄、2・・・継鉄、3・・・主脚鉄
心、4・・・角孔、5・・・締付連結部材、6・・・中
央孔、7・・・放射状鉄心ブロック、8・・・巻き鉄心
ブロック、9切断部、10・・・磁束の流れ。 −7− 第1図 第2図
す平面図、第2図は第1図の鉄心の正面図、第3図は本
発明のギヤツブ付鉄心形リアクトルの一実施例を示す正
面図、第4図は第3図の実施例に使用される巻き鉄心ブ
ロックの平面図、第5図は第3図の実施例における磁束
の流れを示す平面図である。 1・・・相聞中央継鉄、2・・・継鉄、3・・・主脚鉄
心、4・・・角孔、5・・・締付連結部材、6・・・中
央孔、7・・・放射状鉄心ブロック、8・・・巻き鉄心
ブロック、9切断部、10・・・磁束の流れ。 −7− 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1〉平板状鋼板を積層して成る継鉄と、複数個のギャ
ップを有する主脚鉄心とを備え、継鉄中央と主脚鉄心の
中央とに設けた孔に締付連結部材を挿通させて、これら
を締付固定して成るギヤツブ付鉄心形リアクトルにおい
て、 けい素鋼帯をリング状に巻回し、その少なくとも1箇所
に半径方向に延びる循環電流防止用の切断部を設けて巻
き鉄心ブロックを形成し、この巻き鉄心ブロックを前記
主脚鉄心の上下端部に配設したことを特徴とするギヤツ
ブ付鉄心形リアクトル。 (2)主脚鉄心が、複数個の放射状鉄心ブロックを積み
重ねたものである特許請求の範囲第1項記載のギヤツブ
付鉄心形リアクトル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59086133A JPH0630306B2 (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | ギヤツプ付鉄心形リアクトル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59086133A JPH0630306B2 (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | ギヤツプ付鉄心形リアクトル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60231310A true JPS60231310A (ja) | 1985-11-16 |
JPH0630306B2 JPH0630306B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=13878207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59086133A Expired - Lifetime JPH0630306B2 (ja) | 1984-05-01 | 1984-05-01 | ギヤツプ付鉄心形リアクトル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630306B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720121U (ja) * | 1980-07-10 | 1982-02-02 | ||
JPS5910732U (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-23 | 三洋電機株式会社 | 酒燗器 |
-
1984
- 1984-05-01 JP JP59086133A patent/JPH0630306B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720121U (ja) * | 1980-07-10 | 1982-02-02 | ||
JPS5910732U (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-23 | 三洋電機株式会社 | 酒燗器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0630306B2 (ja) | 1994-04-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS62222614A (ja) | 変圧器用珪素鋼−非晶質鋼複合鉄心 | |
US4485368A (en) | Electrical shunt reactor coil | |
US20120068805A1 (en) | Economical Core Design for Electromagnetic Devices | |
US5146198A (en) | Segmented core inductor | |
JPS60231310A (ja) | ギヤツプ付鉄心形リアクトル | |
EP0406555B1 (en) | Shared shunt reactor type transformer | |
JPS61224308A (ja) | ギヤツプ付鉄心形リアクトル | |
DE3716771C2 (ja) | ||
JPS59175110A (ja) | 巻鉄心形静止誘導電器 | |
JPS6320810A (ja) | 変圧器鉄心 | |
JP2753122B2 (ja) | 変圧器用ギャップ付鉄心 | |
JPH0121539Y2 (ja) | ||
KR20200138783A (ko) | 전자기 유도 디바이스 용의 자기 코어, 이를 포함하는 전자기 유도 디바이스, 및 자기 코어를 제조하는 방법 | |
JPH02203507A (ja) | 三相分路リアクトル鉄心 | |
JPH04251903A (ja) | 整流器用変圧器 | |
JP2597545B2 (ja) | リアクトル | |
JP2939361B2 (ja) | 変圧器用ギャップ付鉄心 | |
JPS5919457B2 (ja) | リアクトルの鉄心 | |
JPH0878248A (ja) | ギャップ付鉄心形リアクトル | |
JPH0135486B2 (ja) | ||
JP2003347134A (ja) | 三相リアクトル | |
JPS58169888A (ja) | 誘導加熱用コイル | |
JPS60158609A (ja) | 変圧器鉄心 | |
JPH01259514A (ja) | ギヤツプ付鉄心形リアクトル | |
JPH06204050A (ja) | ギャップ付鉄心形リアクトル |