JPS60230403A - 転てつ器の駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の利用分野〕 本発明は、軌道に設置され転てつな行なう転てつ器の駆
動装置に係り、特に転てつ用軌道桁の自重の大きい案内
軌道を有する鉄道あるいは浮上式鉄道等において好適な
転てつ器の駆動装置に関するものである。

〔発明の背景〕

従来の転てつ器駆動装置を第１図ないし第３図により説
明する。第１図は転てっ器全体の平面図、第２図および
第３図は第１図の駆動装置におけるガイドとローラの関
係を示す平面図である。図において、ｌは単線側の固定
軌道、２−、　３．　４は３本の軌道が配置された複線
側の固定軌道である。

５は関節部を有する転てつ用軌道桁、６は叉承台７上を
移動できる台車で、前記転てつ用軌道桁５の関節部およ
び終端部に配置され該転てつ用軌道桁５を支持するもの
である。ところで、前記転てつ用軌道桁５の中間関節部
はヒンジピンおよび球面ブツシュを介して回転自在に連
結され、その始端は固定桁１端部にヒンジな介して該始
端を支点とし揺動可能に連結されており、中間関節部お
よび終端を前記始端を支点として移動させることにより
転てつを行なうものである。旦は転てつ用軌道桁５の移
動装置で、該移動装置旦は電動機９゜摩擦クラッチ１０
．連結軸１１．減速機１２ａ、１２ｂおよび電磁ブレー
キ１３より構成されており、基礎上に固定されている。

１４ａ、１４ｂは前記減速機１２ａ。

１２ｂの出力軸に取付けられたクランクアームで、先端
にはローラ１５ａ、１５ｂが取付けられている。

該クランクアーム１４　ａと１４　ｂは連動し、ており
、同一方向に回転する。また、前記ローラ１５ａ、１５
ｂは第２図に示すように転てつ用軌道桁５の下面に固着
された中央ガイド１６．側方ガイド１７．１８に嵌合す
る構成となっている。

このような構成において、転てつ作動について説明する
。転てつ用軌道桁５が複線側の固定軌道３と接続されて
いるとき、ローラ１５は線Ａ−Ａ上において中央ガイド
１６をはさんで対向し、ガイド１７．１８はローラ１５
ｇ、１５ｂから少しはずれている。

この状態において、転てつ用軌道桁５はクランクアーム
１４ａ、１４ｂで固定されているので動くことはない。

次に、電動機９を駆動してクランクアーム１４ａ、１４
ｂを反時計方向に回転すれば、ローラｆ５　ａは図中右
方向へ動き、ガイド１６．１７から離れて転てつ用軌道
桁５との関連が絶たれ、クランクアーム１４　ｂのロー
ラ１５ｂは図中左方に動いてガイドｌＢに嵌合し、第３
図に示すように転でつ用軌道桁５を複線側の固定桁４に
対応する方向に移動さ・　３　・ せる。転てつが完了すると電磁ブレーキ１３が作動して
クランクアーム１４ａ、１４ｂの回転を停止させる。な
お、前記転てつ完了の際のクランクアーム１４　ｂの回
転角度はローラ１５　ｂが側方のガイド１８からはずれ
ないように決められている。

次に、電動ａ９を逆転させクランクアーム１４ａ。

１４　ｂを時計方向に回転すれば、ガイド１６，１Ｂと
嵌合状態にあるローラ１５　ｂは転てつ用軌道桁５を固
便へ 定軌道４から固定軌道３薯へ移動させる。転てつ完了時
には、クランクアーム１４ａ、１４ｂのローラ１５ａ、
１５ｂ１．を第２図に示すように線λ−Ａ上で中央ガイ
ド１６をはさんで対向した状態で停止する。

さらに、転てつ用軌道桁５が固定軌道３と接続されてい
るとき電動機９を逆転させれば、クランクアーム１４ａ
、１４ｂは時計方向に回転し、クランクアーム１４　ｂ
のローラ１５　ｂは右方向へ動き、クランクアーム１４
　ａのローラ１５ａはガイド１７に嵌合して転てつ用軌
道桁５を固定軌道２側へ移動させる。

そして、転てつが完了した時点で電磁ブレーキ１３を作
動させ、クランクアーム１４ａ、１４ｂの回転な、　４
　。

停止させる。

ところで、前記のような構成においては、転てつ動作時
において転てつ用軌道桁５を各固定軌道２．３．４に対
応させて停止させる際に、電磁ブレーキ１３ｔ−作動さ
せクランクアーム１４ａ、１４ｂの回転を止め、転てつ
用軌道桁５を所定の位置で停止させていた。従来の転て
つ用軌道桁５の自重は軽いため、前記のような構成とな
っていた。ところが、転てつ用軌道桁の自重が重い場合
、前記構成では転てつ用軌道桁停止時において減速機校
あるいはクランクアーム１４ａ、１４ｂに過大な荷重が
かかる可能性があり、また、該転てつ用軌道桁５を停止
させる際の停止精度を高鳴保つことが難しくなる等の欠
点があった。また、複数の転てっ用軌道桁を同時に移動
させる場合においては、各転てつ用軌道桁の移動量に差
が生じる恐れがある。

このように各転てつ用軌道桁の移動量に差が生じた場合
には、各転てつ用軌道桁の連結部に過大な荷重が作用す
るかまたは転てつ完了時において転てつ用軌道桁と固定
桁との間に大きな隙間すなわち、設定された隙間よりも
大きな隙間が生じる等の不具合が起る恐れがあった。

〔発明の目的〕

上記の点に鑑み本発明は、転てっ用軌道桁を駆動する駆
動手段の作動速度を作動中に変化させ得る構成とし、短
時間でかつ高精度な転てっを可能とする高信頼性の転て
っ器の駆動装置を提供することを目的としたものである
。

〔発明の概要〕

本発明は、転てつ時において転てっ駆動装置に過大な荷
重が発生するのを避け、かつ、高い停止精度を確保する
ために、転てっ用軌道桁の移動状態を検知して、該軸て
っ用軌道桁の移動状態すなわちその移動速度と位置ある
いは各軸てっ用軌道桁間の移動状態を考慮して各軸てつ
駆動装置の作動速度を制御し、良好な転てっ動作が行な
えるようにしたことを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

次に、本発明による転てつ器の駆動装置の一実施例を第
４図ないし第６図により説明する。図において、１９は
単線側の固定軌道、加および諷は複線側の固定軌道、２
１．２２．２３．２４は関節部を有する転てつ用軌道桁
である。５は電動機、漢は可変容量形の油圧ポンプ、４
は該油圧ポンプ漢に切換弁部な介して接続された油圧モ
ータ、羽は減速機であり、これらによって前記転てつ用
軌道桁２１〜冴の移動装置が構成され基礎上に固定され
ている。

なお、３７は前記油圧モータ謳に並設されたリリーフ弁
である。Ｗ配減速ｓ！諺の出力軸にはクランクアーム列
が取付けられている。あは該クランクアームＺの先端に
回転可能に設けられているローラ、凶は前記転てつ用軌
道桁２１〜２４の下面に設けられたアームガイドで、前
記ローラあはアームガイド四に掛合するように設けられ
ている。加は転てつ用軌道桁２１〜２４の移動方向に設
けられたレールお上を移動可能に構成された台車である
。ところで、該台車加にはその移動すなわち転てつ位置
手前に台車園が移動してきたことを検知するリミットス
イッチが該台車園に対応して設けられている。

このような構成において、転てつ器の作動につ・　７　
・ いて説明する。転てつ用軌道桁スが固定軌道Ｕと接続さ
れている状態において、電動機６を作動させると、油圧
ポンプ謳が作動し、吐出した圧油は油圧モーターｎを駆
動する。そして、該油圧モー、りＩに結合している減速
機部が回転し、該減速機部の出力軸に設けたクランクア
ーム部が回転する。

第４図中軸てつ用軌道桁ｎおよび囚にセットされたクラ
ンクアーム部と転てつ用軌道桁スの関節部側にセットさ
れたクランクアーム部が時計回りに回転し、転てつ用軌
道桁謳の固定軌道２０．　３４側にセットされたクラン
クアーム讐は反時計回りに回転する。以上のように各ク
ランクアーム部が回転すれば、アームガイド囚と掛合状
態にあるクランクアーム列先端にある回転ローラ羽が転
てつ用軌道桁２１〜２４を固定軌道部側に転てつする。

この時、転てつ用軌道桁２１〜２４の転てつ停止位置の
手前側に設けられた前記リミットスイッチで、該軸てつ
用軌道桁４〜２４が転てっ停止位置に接近したことを検
知する。このリミットスイッチの検知結果によって、ｉ
配回変容量形の油圧ポンプ加の吐出流・　８　・ 量を減少させ、かつ、油圧モータ４の出口側管路に設け
られた可変形流量調整弁部の圧油流量を減少させる指令
を出力する。該可変流量調整弁あの圧油流量を減少させ
ることにより、転てっ中の転てつ用軌道桁ガ〜別の持っ
ている慣性力を吸収し、該軸てつ用軌道桁２１〜２４を
ゆるやかに停止させる２と力ｆ″ｃ′にる・すなわち・
転″′Ｃ′用軌道桁２１　Ｔ　２４が目標の停止位−で
ある転てつ位置に畔近すると、よ配リミットスイッチが
作動する。これによって。

可変容量形油圧ポンプ−から吐出される圧油流量が低減
され、かつ、可変形流量調整弁あが流量を絞る方向に働
いて、転てつ用軌道桁２１〜２４にあたかもブレーキを
掛けるように作動する。

このような構臀によれば、転てつ用軌道桁２１〜為を移
動させるクランクアーム部の回転速度を該軸てつ用軌道
桁４〜２４の移動位置に対応させ、すなわち転てつ停止
位置近傍において遅曵することができる。したがって、
該軸てつ用軌道桁４〜２４の停止時における各部材に対
する衛撃な少なくすることができ、減速機部あるいはク
ランクアーム囚に過大な応力が発生するのを防止して破
損等の不具合をな電すことができる。また、転てっ用軌
道桁２１〜冴の位置決めを容易にすることができる。

次に、本発明による転てつ器の駆動装置の他の実施例を
第７図によって説明する二本実施例において、Ｍ配−実
施例と異なる点は、クランクアームＺの駆動手段である
。すなわち、本実施例は前記一実施例の油圧モータｎの
代りに油圧シリンダ４２を用い、クランクアーム列と一
体に構成され同一軸を中心として回転可能に支持された
ピニオンとＩＬ＆い、かつ、Ｎ配油圧シリンダ４２のロ
ッドが連結されたラック４１によって該油圧シリンダ４
２の伸縮を回転運動に変え、該クランクアーム列を駆動
する構成とした点である。二のような構成によれば、ク
ランクアームあ回転駆動手段が前記−実施例に比較して
簡単な構成であり、装置全体の軽量化が図れるとともに
、コスト面においても安く構成できる。

さらに、第８図によって本発明にょる転てっ駆動装置の
別の実施例を説明する。図において、前記実施例と同一
符号は同一部材を示すものである。

４３〜４７は各軸てつ用軌道桁２２−２４が連動して移
動する際に所定時間経過後に該各軸てつ用軌道桁連結部
が達する位置にそれぞれ設置された位置検出スイッチで
ある。４８はｉ配位置検出スイッチ４３〜４７の検出信
号が入力される演算装置、４９は転てっ用軌道桁２２−
２４の移動と駆動手段への圧油供給量等の関係を記憶し
ている記憶装［４５０は転てっ指令すなわち転てつ方向
および停止位置等の指令を演算値［４８へ出力するキー
ボード、５１は前記演算装置４８．記憶装置４９．キー
ボード関を動作させるための電源装置である。このよう
な構成において、キーボード５０から指令が出力され、
該指令によって駆動装置が動作し転てつ用軌道桁２１〜
２４が移動をはじめる。この時各軸てっ用軌道桁２１〜
２４に数個けられている駆動装置に送られる圧油量は、
あらかじめ記憶装置４９に記憶されている数値を用いて
行なう。このような作動状態において、転てつ用軌道桁
２１−冴の台車部分あるいは駆動装置部の摩擦抵抗の差
等によって、例えば転てつ用軌道桁、　１１゜ ｎが転てつ用軌道桁幻より早（進む場合が生じる。

このような場合、各位置検出スイッチ４３〜４７の設置
位置が、各軸てつ用軌道桁２］〜別が連１！ＪＬ／で移
動する際の最適位置に設置されているため、前述のよう
に移動量に差が発生すると、該位置検出スイッチ４３〜
４７の検出結果にその差が表われるため、これを演算値
！ＩＬ４８で記憶装５！４９の情報と比較、演算して、
前記転てつ用軌道桁４の駆動装置への圧油の供給を制限
し、転てつ用軌道桁田の駆動装置への圧油供給量を増加
させる等の制御を行なう。

このような構成によれば、各軸てつ用軌道桁２１〜冴が
それぞれ最適な状態で移動動作を行なうことができる。

したがって、転てつ用軌道桁連結部へ過荷重が作用する
ことなく、また、転てつ用軌道桁と固定桁との間の隙間
が必要以上に広くなることがない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、転てつ用軌道桁を
駆動する駆動装置の作動量を転てつ用軌道桁の移動速度
あるいは位置によって制御し、転・　１２・ てつ用軌道桁の停止あるいは移動時に各部材に過大荷重
が掛ることを防止でき、該各部材等の損傷あるいは故障
を防止して信頼性の向上を図ることができる。また、転
てつ用軌道桁の転てつ停止位置の高精度化が図れる。

【図面の簡単な説明】 第１図は従来の転てつ器全体を示す平面図、第２図およ
び第３図は第１図の転てつ器における駆動装置のガイド
ローラとの関係を示す平面図、第４図は本発明による転
てつ器の平面図、第５図は第４図の側面図、第６図は第
５図に示した転てつ器の駆動装置の一実施例を示す油圧
回路図、第７図は本発明による駆動装置の他の実施例を
示す油圧回路図、第８図は本発明による転てつ駆動装置
のもう一つの他の実施例を示す電気回路図である。 １９、　２０．　３４・・・・・・固定軌道、２１．　
２２．　２３．２４・・・・・・転てつ用軌道桁、６・
・・・・・電動機、加・・・・・・油圧ポンプ、２７・
・・・・・油圧モータ、列・・・・・・クランクアーム
、凶・・・・・・アームガイド、加・・・・・・台車、
３２・・・・・・減速機、才６１２１ 鯖 Ｊγ オフｍ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、固定軌道間に配置され、かつ、屈曲可能に連結され
   た朝てつ用軌道桁と、転てつ移動方向に移動可能で１′
   ｆｆ配転てつ用軌道桁を支持する台車と、前記←てつ用
   軌道桁を転てつ移動方向に移動させる駆動装置シとから
   成る転てつ器において、供給量調整可能な圧力流体供給
   源と、該圧力流体供給源に切換手段を介して接続され、
   かつ、圧力流体供給源からの圧力流体によって作動し１
   ｆｆｆｆｉ転てつ用軌道桁を移動させる駆動手段と、前
   記転てつ用軌道桁の作動位置を検知し該転てつ用軌道桁
   の作動位置によってＷ配圧力流体供給源から駆動手段へ
   の供給流体量を制御する移動速度制御手段とから成るこ
   ととを特徴とする転てつ器の駆動装置。 ２、特許請求の範囲第１項において、前記移動速度制御
   手段を、連動する複数の、転でつ用軌道桁の移動方向に
   所定間隔を設けて複数設けた位置検出器と、該各転てつ
   用軌道桁の位置検出器からの検出結果を標準値と比較し
   該標準値に近づけるように前記駆動装置を制御する演算
   装置とによって構成したことを特徴とする転てつ器の駆
   動装置。 ３、特許請求の範囲第１項において、前記移動速度制御
   手段な、転てつ用軌道桁を停止位置前で検出する検出器
   と１．該検出器の検出結果によって前記駆動装置の作動
   を遅くする作動制御手段とによって構成したことを特徴
   とする転てつ器の駆、動装置＝