JPS60229496A - 共同地気試験回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は共同地気試験回路に関するものである。

共同回線には２台の加入者電話機が接続されており、い
ずれの加入者が使用中であるかは通話線に高抵抗（約ｓ
　Ｋｎ　）を通した地気の有無で判定する。この判定結
果に基づき、個々の加入者に課金するので、加入者の誤
操作、線路の絶縁不良等で誤課金されないように正確に
判定する回路が望ましい。

第１図は従来の共同地気試験回路を示す回路図であり、
図示する様にリレーＤと電源Ｅからなる平衡形定抵抗電
流供給回路１に接続された共同電話機回路の通話１Ｉｊ
Ｌ＋　、Ｌｇをスイッチｒによって共同地気試験回路２
に切り換え、高感度リレーＰの動作により接地抵抗Ｒｘ
の有無を判定していた。そのため以下の欠点があった。

（イ）共同地気試験のため、通話線を一時切り換えなけ
ればならない。

（ロ）接地抵抗取は電話機使用中のみ接続されるので、
共同地気試験時にフッキング（短時間オンフック）する
と接地抵抗Ｒｘ無しと誤判定する。

（・１　線路の対地間絶縁不良でも、接地抵抗Ｒｘ有り
と誤判定する場合がある。

本発明はかかる従来の共同地気試験回路の欠点に鑑みな
されたもので、共同地気試験のために通話線を切り換え
る必要がなく、しかも誤判定のない正確な共同地気試験
回路を提供することを目的としている。

本発明の共同地気試験回路は、平衡形定抵抗′電流供給
回ＭＫ接続された共同電話機回路において１通話中の通
話線それぞれの電位を測定するととＫより接地抵抗の有
無を判別する回路が設けられていることを特徴としてい
る。

以下添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発明
について説明する。第２図は、本発明の共同地気試験回
路の一実施例を示す回路図であるが、これを用いて先ず
本発明の原理について説明する。

第２図に示す様Ｋ、通話線り、、Ｌ！の電圧をそれぞれ
Ｖ、、Ｖ、とし、接地抵抗なＲｘとし、線路抵抗な几り
とし、リレーＤの抵抗を几とし、電源電圧をＥとすると
、接地抵抗Ｒｘは次の第（１）式で表わせる。

ここで、Ｉｘは接地抵抗孔Ｘに流れる電流であり、また
Ｉ、は通話線り、に流れる電流である。この場ｘ 合ＩｘはＩ、に比べて充分に小さいので］「は実用上無
視でき、そのため第＋Ｉ＋式は次の第（２）式で表わせ
る。

＆＝□Ｘ旦　６６１１６．１１０．１０００１８１１９
９．（２）Ｅ−（Ｖ、＋Ｖ、）　２ 第（２）式からＶ、、Ｖ、を測定することにより、接地
抵抗パの値をめることができる。

また、第（２）式を変形すれば、次の第１３１式が得ら
れる。

Ｖ、＋Ｖ、＝（１−肩（＋ｘ）ｘＥ　・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・（８）例えば、’ＢＪＸ＝
５Ｋｎ　、　Ｒ＝１００Ωとすれば、Ｖ、　＋Ｖｔ　＝
０．９８５Ｆｉ　トナルｏ　即ち、Ｖ、　＋Ｖ、が電源
電圧Ｅの０．９８３倍より大きいか小さいかで、Ｒｘが
３Ｋｎより大きいか小さいかを判定することができる。

次Ｋ、第２図に示す本発明の共同地気試験回路の一実施
例の動作について説明する。同図において１通話線り、
、Ｌ、の電圧Ｖ、、Ｖ、はオペアンプＯＰＩ、ＯＰ２で
中継され、抵抗ｆＬｐ＋、几Ｐ２に加えられる。抵抗Ｒ
，ＰＩとＲＰ２の中間点の電圧は７（ｖ、＋ｖｔ）とな
る。

一方、接地抵抗Ｒｘの値を判定するのに用いる限界接地
抵抗の値をＲｘ　、Ｒｘ“とすれば、第（２）式か１　
１　１ ら（１２Ｒｘ”ｘＥと２　（’　ｍ　ｘ　Ｅで定められ
る電圧を基準電圧に設定すれば良い。この二つの電圧は
、第２図のオペアンプＯＰ５．ＯＰａのマイナス端子に
接続されている電源Ｅと抵抗Ｒｘ”　。

２Ｒ＋　Ｒｘ”の回路並びに電源Ｅと抵抗ジ＋　２Ｒ＋
　Ｒｘ”の回路で発生される。オペアンプＯＰｓ、ＯＰ
４は、１ ｘＥ　−２（１−■？）　Ｘ　Ｅを人力とし、その大小
を比較するものである。これによって、接地抵抗ＲｘＯ
値が限界接地抵抗Ｒｘ′、几Ｘ″の範囲にあるか否かを
オペアンプＯＰｓ、ＯＰａの出力で判定することが可能
になる。

以上の説明から明らかな様Ｋ、第２図に示す実施例によ
れば、次の様な効果が得られる。

（イ）限界接地抵抗Ｒｘ’、Ｒｘ″の値を適切に設定す
ることにより、線路の絶縁不良による誤判定を少くする
ことができる。

（ロ）　回路構成が簡単になる。

尚、第２図に示す実施例は、接地抵抗Ｒｘを限界接地抵
抗Ｒｘ’、Ｒ１″と比較して出力するものであるが、本
発明はこれに限定されるものではなく。

第（２）式から直接接地抵抗Ｒｘをめる回路構成にして
も良い。

以上の説明から明らかな様に、本発明によれば次の効果
が得られる。

（イ）１通話線の電圧を測定する様にしたため、従来の
様な通話線の切り換えが不要となり、通話の中断がない
。

（ロ）　試験中のフッキングはリレーＤで検出できるた
め、フッキングによる誤判定がない。

（・→　既存装置に付加する場合、改造が少なくてすむ
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の共同地気試験回路を示す図、第２図は本
発明の共同地気試験回路の一実施例を示す図である。 １・・・・・・共同地気試験回路、２・・・・・・平衡
形定抵抗電流供給回路、Ｄ・・・・・・リレー、Ｅ・・
・・・・電源、Ｌ、、Ｌ、・・・通話線、ＯＦ　１−Ｏ
Ｆ４・・・・・・オペアンプ、几Ｘ・・・・・接地抵抗
、Ｒｘ　、Ｒｘ・・・・・・限界接地抵抗、ＲＬ・・・
・・線路抵抗、Ｐ・・・・・・高感度リレー。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 平衡形定抵抗電流供給回路に接続された共同電話機回路
   において、通話中の通話線それぞれの電位を測定するこ
   とにより接地抵抗の有無を判別する回路が設けられてい
   ることを特徴とする共同地気試験回路。