JPS60228239A - 飲料包装用容器 - Google Patents
飲料包装用容器Info
- Publication number
- JPS60228239A JPS60228239A JP8157384A JP8157384A JPS60228239A JP S60228239 A JPS60228239 A JP S60228239A JP 8157384 A JP8157384 A JP 8157384A JP 8157384 A JP8157384 A JP 8157384A JP S60228239 A JPS60228239 A JP S60228239A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- container
- bottom plate
- polymerized
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、板紙を基材とし、これにアルミニウムフィ
ルム、合成樹脂フィルムを重合した素材によって容器胴
部を構成し、アルミニウム板を基材とし、これに合成樹
脂フィルムを重合した素材によって容器底板を構成した
新規な飲料包装用容器に関する。
ルム、合成樹脂フィルムを重合した素材によって容器胴
部を構成し、アルミニウム板を基材とし、これに合成樹
脂フィルムを重合した素材によって容器底板を構成した
新規な飲料包装用容器に関する。
この種飲料包装用容器において、飲料を充填密封した後
の容器内外の温度差により、底板を内向きに変形させ、
容器内外の圧力差を吸収するものについては既に多くの
ものが提案されている。従前一般的には板紙を基材にし
て、合成樹脂フィルムを重合した素材によって底板を構
成していたが、この板紙を基材にする底板の場合、上記
容器内外の圧力差によって底板が変形する際、合成樹脂
フィルムに亀裂あるいはピンホールが発生し易く、この
亀裂、ピンホール等から外部の水が侵入し、基材である
板紙を弱くしてしまう。そして特に上記亀裂、ピンホー
ルが生し易い個所が、変形の度合いの大きい容器胴部に
近い底板周辺部である為、該亀裂、ピンホール等から侵
入した水分が、容器胴部の下端の板紙部分にまで波及し
てしまう惧があり、その結果として底板を含めて容器下
部の強度が著しく弱くなる惧があった。更に上記亀裂。
の容器内外の温度差により、底板を内向きに変形させ、
容器内外の圧力差を吸収するものについては既に多くの
ものが提案されている。従前一般的には板紙を基材にし
て、合成樹脂フィルムを重合した素材によって底板を構
成していたが、この板紙を基材にする底板の場合、上記
容器内外の圧力差によって底板が変形する際、合成樹脂
フィルムに亀裂あるいはピンホールが発生し易く、この
亀裂、ピンホール等から外部の水が侵入し、基材である
板紙を弱くしてしまう。そして特に上記亀裂、ピンホー
ルが生し易い個所が、変形の度合いの大きい容器胴部に
近い底板周辺部である為、該亀裂、ピンホール等から侵
入した水分が、容器胴部の下端の板紙部分にまで波及し
てしまう惧があり、その結果として底板を含めて容器下
部の強度が著しく弱くなる惧があった。更に上記亀裂。
ピンホールから外部の酸素が内容液にまで入り込み、内
容液を酸化してしまうことになるし、又板紙を基材とす
る底板は、これが変形する際に、多くの皺が生し、外観
を損い、商品価値を低下してしまうことにもなる。
容液を酸化してしまうことになるし、又板紙を基材とす
る底板は、これが変形する際に、多くの皺が生し、外観
を損い、商品価値を低下してしまうことにもなる。
本発明は、上記の点に鑑み、底板の変形によって合成樹
脂フィルムに亀裂、ピンホールが生じたとしても、この
部分から水が侵入して底板あるいは容器胴部の下端を弱
らせることのないようにすると共に、酸素の侵入も極力
防止することができ、底板の変形後の外観も美麗として
商品価値を低下させることがないようにすることを目的
としてなしたものである。
脂フィルムに亀裂、ピンホールが生じたとしても、この
部分から水が侵入して底板あるいは容器胴部の下端を弱
らせることのないようにすると共に、酸素の侵入も極力
防止することができ、底板の変形後の外観も美麗として
商品価値を低下させることがないようにすることを目的
としてなしたものである。
この為に、本発明では、板紙を基材とし、これにアルミ
ニウムフィルム、合成樹脂フィルムを重合して構成した
容器胴部と、アルミニウム板を基材とし、これに合成樹
脂フィルムを重合して構成した底板と、介入溝を有する
合成樹脂リングとを含み、上記底板には、外向きに膨出
した膨出部を有し、且つ周縁を下向きに折曲して下向き
折曲周縁を有し、この下向き折曲周縁部を上記容器胴部
の下端内側に重合し、この重合部を上記合成樹脂リング
の介入溝中に介入して固着してなり、容器内に内容液を
充填密封した後の容器内外の温度変化により、上記底板
の膨出部が内向きに変形するようにしであることを特徴
とするものであり、更に上記下向き折曲周縁部の下部に
よって上記容器胴部の下端部を包み込むよう、該下向き
折曲周縁部の下部を折り返し重合させたことも特徴とす
るものである。
ニウムフィルム、合成樹脂フィルムを重合して構成した
容器胴部と、アルミニウム板を基材とし、これに合成樹
脂フィルムを重合して構成した底板と、介入溝を有する
合成樹脂リングとを含み、上記底板には、外向きに膨出
した膨出部を有し、且つ周縁を下向きに折曲して下向き
折曲周縁を有し、この下向き折曲周縁部を上記容器胴部
の下端内側に重合し、この重合部を上記合成樹脂リング
の介入溝中に介入して固着してなり、容器内に内容液を
充填密封した後の容器内外の温度変化により、上記底板
の膨出部が内向きに変形するようにしであることを特徴
とするものであり、更に上記下向き折曲周縁部の下部に
よって上記容器胴部の下端部を包み込むよう、該下向き
折曲周縁部の下部を折り返し重合させたことも特徴とす
るものである。
以下図面に示した好ましい実施例によって本発明の詳細
な説明する。
な説明する。
図中１が容器胴部で、これは円筒であっても多角筒であ
ってもよく、公知の素材即ち板紙にアルミニウムフィル
ムを重合し、内外表面にポリエチレンフィルムを重合し
たものを使用する。２が底板で、これはアルミニウム板
を素材とし、その内面にポリエチレンフィルムを重合し
、外面にポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィル
ム等の高融点合成樹脂フィルムを重合し、更にその外側
にポリエチレンフィルムを重合して構成しである。
ってもよく、公知の素材即ち板紙にアルミニウムフィル
ムを重合し、内外表面にポリエチレンフィルムを重合し
たものを使用する。２が底板で、これはアルミニウム板
を素材とし、その内面にポリエチレンフィルムを重合し
、外面にポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィル
ム等の高融点合成樹脂フィルムを重合し、更にその外側
にポリエチレンフィルムを重合して構成しである。
３及び４が合成樹脂リングで、図示した実施例ではポリ
エチレン製のものを使用した。即ちこのリングは上記容
器胴部１並びに底板２の外表面層を構成する合成樹脂フ
ィルムと同一の合成樹脂によって構成する。これらリン
グ３．４には介入溝５が形成してあり、上部のリング４
の介入溝中には容器胴部１の上端部６を介入して加熱固
着してあり、このリング４の頂面にシール蓋７をシール
するものである。
エチレン製のものを使用した。即ちこのリングは上記容
器胴部１並びに底板２の外表面層を構成する合成樹脂フ
ィルムと同一の合成樹脂によって構成する。これらリン
グ３．４には介入溝５が形成してあり、上部のリング４
の介入溝中には容器胴部１の上端部６を介入して加熱固
着してあり、このリング４の頂面にシール蓋７をシール
するものである。
底板２には、外向きに膨出した膨出部８を有し、周縁を
下向きに折曲して下向き折曲周縁部９となし、この下向
き折曲周縁部９を上記容器胴部ｌの下端１０内側に重合
し、この重合部を上記合成樹脂リング３の介入溝５中に
介入して加熱固着しである（第３図示）。そしてこの容
器中に内容液を充填しシごル蓋７を密封して後の温度変
化により、 □第２図上２点鎖線で示すように、底板２
の膨出部８が内側に変形するようにしである。
下向きに折曲して下向き折曲周縁部９となし、この下向
き折曲周縁部９を上記容器胴部ｌの下端１０内側に重合
し、この重合部を上記合成樹脂リング３の介入溝５中に
介入して加熱固着しである（第３図示）。そしてこの容
器中に内容液を充填しシごル蓋７を密封して後の温度変
化により、 □第２図上２点鎖線で示すように、底板２
の膨出部８が内側に変形するようにしである。
上記容器胴部１の下端辺と、底板２の下向き折曲周縁部
９の下端辺とを揃えて介入溝中に介入したものを第３図
に示しであるが、第４図には、上記下向き折曲周縁部９
の下部によって、上記容器胴部１の下端１０の下辺を包
み込むよう、該下向き折曲周縁部９の下部を折返し重合
１１させた構成のものを示しである。
９の下端辺とを揃えて介入溝中に介入したものを第３図
に示しであるが、第４図には、上記下向き折曲周縁部９
の下部によって、上記容器胴部１の下端１０の下辺を包
み込むよう、該下向き折曲周縁部９の下部を折返し重合
１１させた構成のものを示しである。
シール蓋７は種々のものを用いることができる。
第１図及び第２図には、最も一般的な平板状からなるシ
ール蓋を示した。このシール蓋には、摘み用舌片１２と
、この舌片１２を摘まんで開口する場合、切り口を形成
案内する裂断線１３が形成しである。
ール蓋を示した。このシール蓋には、摘み用舌片１２と
、この舌片１２を摘まんで開口する場合、切り口を形成
案内する裂断線１３が形成しである。
第５図及び第６図に示したシール蓋７の実施例は、舌片
１２と裂断線１３を有するもの□で、第１図及び第２図
に示したものと同様であるが、容器開口部に落ち込む窪
み部１４を形成している点が相違する。
１２と裂断線１３を有するもの□で、第１図及び第２図
に示したものと同様であるが、容器開口部に落ち込む窪
み部１４を形成している点が相違する。
第７図及び第８図に示すシール蓋７の実施例は、予め開
口１５が形成してあり、この開口１５を内外のシール片
１６．１７で塞ぎ、外側のシール片１６を引き剥がすこ
とによって容易に開口１５を開放するようにしたもので
ある。
口１５が形成してあり、この開口１５を内外のシール片
１６．１７で塞ぎ、外側のシール片１６を引き剥がすこ
とによって容易に開口１５を開放するようにしたもので
ある。
次ぎに第９図乃至第１２図に示す実施例は、シール蓋の
舌片１２を摘んで該蓋を剥離する際、蓋の半分が剥離さ
れた状態で、それ以後の剥離を困難にし、半開放を容易
としたもので、第９図及び第１０図には、接着強度を高
めた部位１８．１８を設けてあり、第１１図及び第１２
図には、小舌片１９．１９を設け、この小舌片１９．１
９を折り込む゛ことによって、この部分からの剥離を防
止したものを示しである。
舌片１２を摘んで該蓋を剥離する際、蓋の半分が剥離さ
れた状態で、それ以後の剥離を困難にし、半開放を容易
としたもので、第９図及び第１０図には、接着強度を高
めた部位１８．１８を設けてあり、第１１図及び第１２
図には、小舌片１９．１９を設け、この小舌片１９．１
９を折り込む゛ことによって、この部分からの剥離を防
止したものを示しである。
上記の通りの構成からなる本発明容器では、底板をアル
ミニウム板を基材にして構成し、これに下向き折曲周縁
部を設けて、容器胴部下端内側に重合し、この重合部を
合成樹脂リングの介入溝に介入して固着したから、底板
の変形によって底板に重合した合成樹脂フィルムに亀裂
、ピンホール等が生じ、ここから水分が侵入したとして
もアルミニウム板が弱くなることなく、従って容器胴部
下端の紙の部分に水分が侵入する惧なく、容器を強度の
高いまま維持することができる。更にはアルミニウム板
であるから、底板が変形しても板紙はど皺の発生が多く
なく、きわめて美麗なものとし、商品価値を低下させる
慣もない。
ミニウム板を基材にして構成し、これに下向き折曲周縁
部を設けて、容器胴部下端内側に重合し、この重合部を
合成樹脂リングの介入溝に介入して固着したから、底板
の変形によって底板に重合した合成樹脂フィルムに亀裂
、ピンホール等が生じ、ここから水分が侵入したとして
もアルミニウム板が弱くなることなく、従って容器胴部
下端の紙の部分に水分が侵入する惧なく、容器を強度の
高いまま維持することができる。更にはアルミニウム板
であるから、底板が変形しても板紙はど皺の発生が多く
なく、きわめて美麗なものとし、商品価値を低下させる
慣もない。
次ぎに上記下向き折曲周縁部の下部によって上記容器胴
部の下端部を包み込むよう、該下向き折曲周縁部の下部
を折り返し重合させたものにあっては、この折り返し重
合によって、胴部下端面を保護し、この胴部下端面から
の水の侵入を確実に防止することができるだけでなく、
合成樹脂リングを通して侵入する酸素をも遮断すること
ができたもので、きわめて高い水密性ならびに気密性を
有する容器となし得た効果を有する。
部の下端部を包み込むよう、該下向き折曲周縁部の下部
を折り返し重合させたものにあっては、この折り返し重
合によって、胴部下端面を保護し、この胴部下端面から
の水の侵入を確実に防止することができるだけでなく、
合成樹脂リングを通して侵入する酸素をも遮断すること
ができたもので、きわめて高い水密性ならびに気密性を
有する容器となし得た効果を有する。
第１図は本発明容器の斜面図、第２図は同しく断面図、
第３図及び第４図は本発明の要部である底部の拡大断面
図であり、第５図乃至第１２図はシール蓋の好ましい実
施例を示したもので、第５図、第７図、第９図及び第１
１図は夫々平面図を、第６図、第８図は断面図を、第１
０図及び第１２図は斜面図を示しである。 １・・・・・・容器胴部 ２・・・・・・底板３・・・
・・・合成樹脂リング ４・・・・・・合成樹脂リング
５・・・・・・介入溝 ６・・・・・・上端部７・・・
・・・シール蓋 ８・・・・・・膨出部９・・・・・・
下向き折曲周縁部 １０・・・・・・下端１１・・・・
・・折返し重合
第３図及び第４図は本発明の要部である底部の拡大断面
図であり、第５図乃至第１２図はシール蓋の好ましい実
施例を示したもので、第５図、第７図、第９図及び第１
１図は夫々平面図を、第６図、第８図は断面図を、第１
０図及び第１２図は斜面図を示しである。 １・・・・・・容器胴部 ２・・・・・・底板３・・・
・・・合成樹脂リング ４・・・・・・合成樹脂リング
５・・・・・・介入溝 ６・・・・・・上端部７・・・
・・・シール蓋 ８・・・・・・膨出部９・・・・・・
下向き折曲周縁部 １０・・・・・・下端１１・・・・
・・折返し重合
Claims (2)
- （１）、板紙を基材とし、これにアルミニウムフィルム
、合成樹脂フィルムを重合して構成した容器胴部と、ア
ルミニウム板を基材とし、これに合成樹脂フィルムを重
合して構成した底板と、介入溝を有する合成樹脂リング
とを含み、上記底板には、外向きに膨出した膨出部を有
し、且つ周縁を下向きに折曲して下向き折曲周縁を有し
、この下向き折曲周縁部を上記容器胴部の下端内側に重
合し、この重合部を上記合成樹脂リングの介入溝中に介
入して固着してなり、容器内に内溶液を充填密封した後
の容器内外の温度変化により、上記底板の膨出部が内向
きに変形するようにしであることを特徴とする飲料包装
用容器 - （２）、板紙を基材とし、これにアルミニウムフィルム
、合成樹脂フィルムを重合して構成した容器胴部と、ア
ルミニウム板を基材とし、これに合成樹脂フィルムを重
合して構成した底板と、介入溝を有する合成樹脂リング
とを含み、上記底板には、外向きに膨出した膨出部を有
し、且つ周縁を下向きに折曲して下向き折曲周縁を有し
、この下向き折曲周縁部を上記容器胴部の下端内側に重
合すると共に、この下向き折曲周縁部の下部によって上
記容器胴部の下端部を包み込むよう、該下向き折曲周縁
部の下部を折り返し重合させ、この重合部を上記合成樹
脂リングの介入溝中に介入して固着してなり、容器内に
内容液を充填密封した後の容器内外の温度変化により、
上記底板の膨出部が内向きに変形するようにしであるこ
とを特徴とする飲料包装用容器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8157384A JPS60228239A (ja) | 1984-04-23 | 1984-04-23 | 飲料包装用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8157384A JPS60228239A (ja) | 1984-04-23 | 1984-04-23 | 飲料包装用容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60228239A true JPS60228239A (ja) | 1985-11-13 |
Family
ID=13750043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8157384A Pending JPS60228239A (ja) | 1984-04-23 | 1984-04-23 | 飲料包装用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60228239A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63248641A (ja) * | 1987-04-06 | 1988-10-14 | 凸版印刷株式会社 | 紙管容器 |
-
1984
- 1984-04-23 JP JP8157384A patent/JPS60228239A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63248641A (ja) * | 1987-04-06 | 1988-10-14 | 凸版印刷株式会社 | 紙管容器 |
| JPH0476861B2 (ja) * | 1987-04-06 | 1992-12-04 | Toppan Printing Co Ltd |
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