JPS6022752Y2 - 電線用クランプ - Google Patents
電線用クランプInfo
- Publication number
- JPS6022752Y2 JPS6022752Y2 JP14607079U JP14607079U JPS6022752Y2 JP S6022752 Y2 JPS6022752 Y2 JP S6022752Y2 JP 14607079 U JP14607079 U JP 14607079U JP 14607079 U JP14607079 U JP 14607079U JP S6022752 Y2 JPS6022752 Y2 JP S6022752Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- hook
- electric wire
- spring
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスペーサ、ダンパ等に使用される電線用クラン
プ、特に締付部材としてボルト・ナツトを使用しない把
持取付作業の簡単な電線用クランプに関するものである
。
プ、特に締付部材としてボルト・ナツトを使用しない把
持取付作業の簡単な電線用クランプに関するものである
。
一般に電線用クランプとしては、一端をヒンジ結合し、
且つ内側面に電線把持溝を有する１対のクランプ片と、
該クランプ片相互を締付ける締付部材とから構威され、
締付部材としては従来からボルト・ナツトが広範に使用
されている。
且つ内側面に電線把持溝を有する１対のクランプ片と、
該クランプ片相互を締付ける締付部材とから構威され、
締付部材としては従来からボルト・ナツトが広範に使用
されている。
しかし、ボルト・ナツトによるとその締付力に個人差が
出てしまい一定した締付力を得ることができないばかり
か、電線への取付作業が極めて面倒となる欠点がある。
出てしまい一定した締付力を得ることができないばかり
か、電線への取付作業が極めて面倒となる欠点がある。
本考案は、このような欠点を改良したもので、その構成
は一端をヒンジ結合し、且つ内側面に電線把持溝を有す
る１対のクランプ片と、該クランプ片相互を締付ける締
付部材とからなる電線用クランプにおいて、前記締付部
材は、クランプ片の一方に軸方向へ移動可能に挿通した
、先端にフック部をヒンジ結合し且つ後端に鍔部を設け
てなるフック棒と、該クランプ片と鍔部との間に介装し
両者を離反する方向に付勢するスプリングと、他方のク
ランプ片に設けた前記フック部に係合する保合部とから
なる。
は一端をヒンジ結合し、且つ内側面に電線把持溝を有す
る１対のクランプ片と、該クランプ片相互を締付ける締
付部材とからなる電線用クランプにおいて、前記締付部
材は、クランプ片の一方に軸方向へ移動可能に挿通した
、先端にフック部をヒンジ結合し且つ後端に鍔部を設け
てなるフック棒と、該クランプ片と鍔部との間に介装し
両者を離反する方向に付勢するスプリングと、他方のク
ランプ片に設けた前記フック部に係合する保合部とから
なる。
これを図示した一実施例に基づき詳説する。
図は本考案電線用クランプをスペーサーに適用した例を
示す。
示す。
図において１は電線、２及び２′は一端をヒンジ結合し
且つ内側面に電線把持溝３，３’を有するｌ対のクラン
プ片、４は該クランプ片２，２′の他端相互を締付ける
締付部材を示す。
且つ内側面に電線把持溝３，３’を有するｌ対のクラン
プ片、４は該クランプ片２，２′の他端相互を締付ける
締付部材を示す。
締付部材４はフック棒５を具備する。
このフック棒５は先端に折曲げ自在でヒンジ結合したフ
ック部６と後端に設けた鍔部８を有する。
ック部６と後端に設けた鍔部８を有する。
鍔部８はフック棒５の後端に挿通した円板状鍔片９と、
これの上方に螺合した鍔片９のストッパー用のナツト１
０から構威しである。
これの上方に螺合した鍔片９のストッパー用のナツト１
０から構威しである。
上記フック棒５は一方のクランプ片２に、フック部６が
他方のクランプ片２′を挿通ずる如く、且つ軸方向へ移
動可能に挿通しである。
他方のクランプ片２′を挿通ずる如く、且つ軸方向へ移
動可能に挿通しである。
また、上記フック棒５にはその鍔部８と、該フック棒５
を挿通したクランプ片２との間に、両者を離反する方向
に付勢するスプリング１２を挿通し介装しである。
を挿通したクランプ片２との間に、両者を離反する方向
に付勢するスプリング１２を挿通し介装しである。
更にフック棒５のクランプ片２内側面付近の部分には、
クランプ片２に設けたフック棒５の挿通孔１３の内径長
より長いロッド状のストッパ１４を設けである。
クランプ片２に設けたフック棒５の挿通孔１３の内径長
より長いロッド状のストッパ１４を設けである。
このストッパ１４はフック棒５がスプリング１２の反発
力により挿通孔１３から抜は出ないようにしている。
力により挿通孔１３から抜は出ないようにしている。
スプリング１２としてはコイルスプリング、板バネ、皿
バネなど任意に選定し得る。
バネなど任意に選定し得る。
またクランプ片２′には前記フック部６を係合する保合
部７を設けである。
部７を設けである。
上記係合部７としては、実施例ではクランプ片２′に設
けたフック棒５の挿通用空洞１５と、フック部６を係合
する前記空洞１５の肩部と、該フック部６を肩部へ押付
は係合させる板バネ１６とから構成しである。
けたフック棒５の挿通用空洞１５と、フック部６を係合
する前記空洞１５の肩部と、該フック部６を肩部へ押付
は係合させる板バネ１６とから構成しである。
板バネ１６はその一端が空洞１５内に舌状で突出するよ
うに設けである。
うに設けである。
尚、上記保合部７としては実施例に示すたものに限らず
任意なものとし得、例えば前記板バネ１６を省略しても
、又はフック部６を板バネ１６にのみ係合させるように
してもよく、更に空洞１５は貫通孔とせずクランプ片２
′端部を切欠いて構成してもよい。
任意なものとし得、例えば前記板バネ１６を省略しても
、又はフック部６を板バネ１６にのみ係合させるように
してもよく、更に空洞１５は貫通孔とせずクランプ片２
′端部を切欠いて構成してもよい。
また図において１１はスペーサ本体を示す。
このように構成した本考案電線用クランプを電線に装着
する場合には、一方のクランプ片２に取付けたフック棒
５のフック部６を、他方のクランプ片２′に設けた保合
部７に係合させる。
する場合には、一方のクランプ片２に取付けたフック棒
５のフック部６を、他方のクランプ片２′に設けた保合
部７に係合させる。
即ち、フック棒５をクランプ片２′側に押付は軸方向に
移動させれば、フック部６がクランプ片２′の挿通用空
洞１５を挿通し、これが係合部７の板バネ１６を押し曲
げて通過し、該板バネ１６の反発力によりフック部６は
ヒンジ点で折曲がり、反板バネ方向に押付けられ空洞１
５の肩部に係合して電線への装着を完了する。
移動させれば、フック部６がクランプ片２′の挿通用空
洞１５を挿通し、これが係合部７の板バネ１６を押し曲
げて通過し、該板バネ１６の反発力によりフック部６は
ヒンジ点で折曲がり、反板バネ方向に押付けられ空洞１
５の肩部に係合して電線への装着を完了する。
この際スプリング１２はフック棒５の鍔部８とクランプ
片２との間に介装され、両者を離反する方向に付勢して
いるから、このスプリング１２の反発力がクランプ片２
，２′の締付力として作用する。
片２との間に介装され、両者を離反する方向に付勢して
いるから、このスプリング１２の反発力がクランプ片２
，２′の締付力として作用する。
しかして本考案電線用クランプによれば、締付部材とし
ては、クランプ片の一方に軸方向へ移動可能に挿通した
、先端にフック部をヒンジ結合し且つ後端に鍔部を設け
てなるフック棒と、該クランプ片と鍔部との間に介装し
両者を離反する方向に付勢するスプリングと、他方のク
ランプ片に設けた前記フック部に係合する係合部とから
構成したから、締付力はスプリングの反発力に規制され
、作業者個々人の差が生じることがなく一定の締付力を
得ることができる。
ては、クランプ片の一方に軸方向へ移動可能に挿通した
、先端にフック部をヒンジ結合し且つ後端に鍔部を設け
てなるフック棒と、該クランプ片と鍔部との間に介装し
両者を離反する方向に付勢するスプリングと、他方のク
ランプ片に設けた前記フック部に係合する係合部とから
構成したから、締付力はスプリングの反発力に規制され
、作業者個々人の差が生じることがなく一定の締付力を
得ることができる。
また、本考案クランプ片を電線に装着する場合には、フ
ック棒を反対側のクランプ片側に押付ければよく、換言
すればフック棒の鍔部と反対側のクランプ片とを圧縮す
る方向に押付けるのみでよく、もって電線への取付作業
が極めて簡単となる。
ック棒を反対側のクランプ片側に押付ければよく、換言
すればフック棒の鍔部と反対側のクランプ片とを圧縮す
る方向に押付けるのみでよく、もって電線への取付作業
が極めて簡単となる。
しかも、フック棒とフック部とはヒンジ結合してなるか
ら、フック部を係合部に係合させる場合、フック部のみ
を保合部側に折曲げ係合させることができるので、係合
作業が簡単になる。
ら、フック部を係合部に係合させる場合、フック部のみ
を保合部側に折曲げ係合させることができるので、係合
作業が簡単になる。
因みにフック棒とフック部とを一体とした場合、フック
部を係合部に係合させるときにはフック棒全体を傾斜さ
せる必要が生じるが、フック棒５全体を傾斜させる作業
は鍔部とクランプ片との間に介装したスプリングの反発
力により面倒とならざるを得ない。
部を係合部に係合させるときにはフック棒全体を傾斜さ
せる必要が生じるが、フック棒５全体を傾斜させる作業
は鍔部とクランプ片との間に介装したスプリングの反発
力により面倒とならざるを得ない。
図は本考案電線用クランプの一実施例を示す断面図であ
る。 １・・・・・・電線、２，２′・・・・・・クランプ片
、３゜３′・・・・・・電線把持溝、４・・・・・・締
付部材、５・・・・・・フック棒、６・・・・・・フッ
ク部、７・・・・・・係合部、８・・・・・・鍔部、１
２・・・・・・スプリング、１６・・・・・・板バネ。
る。 １・・・・・・電線、２，２′・・・・・・クランプ片
、３゜３′・・・・・・電線把持溝、４・・・・・・締
付部材、５・・・・・・フック棒、６・・・・・・フッ
ク部、７・・・・・・係合部、８・・・・・・鍔部、１
２・・・・・・スプリング、１６・・・・・・板バネ。
Claims (1)
- 一端をヒンジ結合し、且つ内側面に電線把持溝を有する
１対のクランプ片と、該クランプ片相互を締付ける締付
部材とからなる電線用クランプにおいて、前記締付部材
は、クランプ片の一方に軸方向へ移動可能に挿通した、
先端にフック部をヒンジ結合し且つ後端に鍔部を設けて
なるフック棒と、該クランプ片と鍔部との間に介装した
両者を離反する方向に付勢するスプリングと、他方のク
ランプ片い設けた前記フック部に係合する係合部とから
なることを特徴とする電線用クランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14607079U JPS6022752Y2 (ja) | 1979-10-22 | 1979-10-22 | 電線用クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14607079U JPS6022752Y2 (ja) | 1979-10-22 | 1979-10-22 | 電線用クランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5663220U JPS5663220U (ja) | 1981-05-28 |
| JPS6022752Y2 true JPS6022752Y2 (ja) | 1985-07-06 |
Family
ID=29377238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14607079U Expired JPS6022752Y2 (ja) | 1979-10-22 | 1979-10-22 | 電線用クランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6022752Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-22 JP JP14607079U patent/JPS6022752Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5663220U (ja) | 1981-05-28 |
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