JPS6022720B2 - ペプチドおよびその製法 - Google Patents

ペプチドおよびその製法

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JPS6022720B2
JPS6022720B2 JP51069247A JP6924776A JPS6022720B2 JP S6022720 B2 JPS6022720 B2 JP S6022720B2 JP 51069247 A JP51069247 A JP 51069247A JP 6924776 A JP6924776 A JP 6924776A JP S6022720 B2 JPS6022720 B2 JP S6022720B2
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tryptopyl
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はすぐれた黄体形成ホルモン(LH)および卵胞
刺戟ホルモン(FSH)放出作用を有する、式(ピロ)
一GIu一日is−Trp一X一Tひ一Y‐じu−A

g‐Pro‐Z 〔1〕〔式中、【a
】 XはSer、YはD一Trp、ZはGIy一NH2
【bー XはSer、YはD‐Phe、ZはGIy−
N比、または‘cー ×はSer、YはD−LeリZは
NHR1(RIは低級アルキル)〕で示されるべプチド
およびその合成中間体に関する。 上記式〔1〕のべプチドにおいて、ta’、【b1およ
び【c}の化合物は、それぞれつぎのように表わされる
。 {aー LーピログルタミルーL−ヒスチジル−L−ト
リブトフイル−L−セリル−LーチロジルーDートリプ
トフイルー・LーロイシルーLーアルギニル−Lーブロ
リルグリシンアミド、{b} L−ピログルタミルーL
ーヒスチジル−L−トリプトフイル−Lーセリル−Lー
チロジルーDーフエニルアラニル−Lーロイシル−Lー
アルギニルーL−プロリルグリシンアミド、【cー L
ーピログルタミル−LーヒスチジルーL−トリプトフイ
ルーD−セリルーLーチロジル−D−ロイシルーLーロ
イシルーLーアルギニル−L−プロリル低級アルキルア
ミド。 これらの化合物は、以下、つぎのごとく略記される。 【aー 〔D−Trp6〕−LH−RH、‘b’〔D−
phe6〕−LH−RH、 (c)〔D一Se〆、D‐じu6、デスGIy−NH2
10〕−LH−RH低級アルキルアミド。 黄体形成ホルモン(LH)および卵胞刺戟ホルモン(F
SH)は、ともに、人間および他の噸乳動物の下垂体腺
から産出される向生殖腺ホルモンであり、LHとFSH
とは卵巣の成熟卵胞からヱスト。 ジェンの放出を促進させ、また雌の排卵を誘引する。雄
では、LHは間質細胞を刺戟し、このため間質細胞刺戟
ホルモン(ICSH)とも呼ばれている。FSHは卵巣
における卵胞の成熟を促がし、LHとともに雌における
周期現象に重要な役割を果している。FSHは雄におけ
る塁丸での精子の発達を促がす。LHおよびFSHは、
LH−およびFSH−放出ホルモンの作用により下垂体
腺から放出され、該放出ホルモンは視床下部で同化され
神経液の通路を通って下垂体に達することが証明されて
いる〔シヤリイら(A.V.Schallyetal)
、RecentPm匁essinHo皿o船 Rese
arch第29等、49刀頁(19斑)を参照〕。天然
のLH−およびFSH−放出ホルモンは、豚の視床下部
から単離され、シャIJィらによりその構造が明らかに
されている〔A.V.Schallyetal、Bj比
hem.Biophys.Res.Commun.第4
窃蓋、393頁(1971)〕。 彼等はつぎのデカベプチド構造を提称している。(ピロ
)一G1u一日is−Trp−Ser一Tyr一G1y
−Leu−AJg−Pro−GIy−NH2この構造は
合成により確認されている〔たとえば、マツオら(日.
NEtsuo et al)、Bi比hem.Biop
h略.Res.Comm.第4申登、822頁(197
1)およびガィジヤーら(R.Qi舞retal)、同
書第45巻、76刀頁(1971)〕。 天然のLH−およびFSH−放出ホルモンを以下LH−
RHと略称する。 LH−RHは診断用および治療用医薬として重要であり
、天然ホルモンよりさらに改良された活性を有する新規
化合物の製造に多大の関心が払われている。 その1つは、LH−RHのアミノ酸残基を他のアミノ酸
で選択的に置き換えたものである。そのような改変べプ
チドの数例において、LH−RHよりも高い活性を示し
ている。たとえば、〔D−山a6〕−LH−RH〔アリ
ムラら(AArim町aetal)、End比rio皿
logy、第95巻、1174頁(1974)〕、〔D
一Leが〕一LH一RHおよび〔D−Leu6、デスG
Iy一NH21.0〕一LH一RHエチルアミド〔ビル
ツシエッーマーチネツツら(J.A.Vilchez一
Mbrti肥Z et al )、Bi比hem,Bi
oph$.ReS.Comm血.第59蓋、126頁(
1974)〕。しかしながら、大部分の改変べプチドは
より活性が劣っている。本発明者らの研究によれば、 【aー LH−RHの6位のグリシル基をDートリプト
ファンで置き換えるか、‘bー LH−RHの6位のグ
リシル基を○ーフェニルァラニンで贋き換えるか、また
は‘c’LH−RHの4位のL−セリル基をD−セリル
基で、6位のグリシル基をLーロィシル基で、さらにl
q立のグリシンアミドを低級アルキルアミドで置き換え
ることによりLH−RHよりも高活性でかつ長期間作用
しうる前記式〔1〕のべプチドをえた。 本発明における1態様である、6位にD−ロィシル基を
導入するとともに4位のセリル基の非対称性を変えるこ
とにより、式〔1〕(式中、XはD一Ser、YはD一
Leu、ZはNHRI)のべプチドの高活性と長期持続
作用がもたらされるという本発明者らの発見は、LH一
RHのアミノ酸残基の非対称性を変えると一般にLH−
RH自体よりも活性が落ちる〔ヒロツ(Y.Hirot
su)、BiMhem、Bioph$.Res.Com
m血.、第59巻、277頁(1974)〕という事実
からみて、まさに驚くべきことである。 さらに本発明者らは、〔D−Se〆〕−LH−RHは天
然ホルモンよりLH−RH活性が5%以下に落ちること
を知った。本発明の式〔1〕のべプチドは使用上におい
てもすぐれた特徴を有しており、たとえば、より少ない
最小有効量のために副作用を減じうるうえその製造コス
トも低く、さらにその長期持続作用のために多数回の投
与の必要性がなくなる。 本発明の化合物は、前記式〔1〕の化合物およびその非
毒性の薬学的に受容されうる塩、さらに、式〔0〕:R
8一(ピロ)一GIu一日is(N1m一R7)Trp
−X′−TM(R5)−Y−比u−〜g(NC一R4)
一日。 一Z′ 〔〇〕〔式中、(a} X′はSer
(R6)、YはD−Trp、Z′はGIy−R2、‘b
】 X′はSer(R6)、YはD−Phe、Z′はG
Iy−R2、
【C】X′は。 一Ser(R6)、YはD一Leu、Z′はOR3、R
2はアミノまたは0一(低級アルキル)、R3は低級ア
ルキル、R4、R5、R6およびR7は前記式〔1〕の
(ピo)‐GIu一日is‐Trp−X−Tび‐Y−L
eu一AYg一P。 で−Z(×、YおよびZは前記と同じ)に影響を与えな
い1以上のイb学的処理により離脱しうる保護基、R8
は水素または上記と同じ保護基を意味する〕で示される
化合物、および式〔m〕:R8一(ピロ)一CIu一日
is一Trp一○‐Ser(R6)−TM(R5)‐D
‐舵u‐戊u−〜g(NG−R4)−Pro−NHR1
〔m〕〔式中、RIは低級アルキル、R4、R
5、RBおよびR7は前記と同様の保護基、R8は水素
または同様の保護基を意味する〕で示される化合物を包
含する。 上記式〔ロ〕および式〔m〕の化合物のうちの好ましい
ものは、R1、R2およびR3は前記と同じで、R4が
トシル、ニトロ、ベンジルオキシカルボニルおよびアダ
マンチルオキシカルボニルから選ばれるアルギニンのN
6、NのおよびNの′窒素原子の保護基、R5が2−ブ
ロモベンジルオキシカルボニル、ベンジル、アセチル、
トシル、ベンゾイル、tーブチル、テトラヒドロピラン
ー2ーイル、トリチル、2・4ージクロロベンジルおよ
びペンジルオキシカルボニルから選ばれるチロジンの水
酸基保護基、R6が上記R5に関して示したものから選
ばれるセリンの水酸基保護基、R7がトシルおよびジニ
トロフェニルから選ばれるヒスチジンのィミダゾール窒
素原子の保護基、R8が水素またはtーブチルオキシカ
ルボニル、ベンジルオキシカルポニル、シクロヘキシル
オキシカルボニル、t−アミルオキシカルボニルおよび
dーイソボルニルオキシカルボニルから選ばれるQ−ア
ミノ保護基である化合物である。 本発明の他の態様は、固形樹脂迫体に連結した中間体に
関する。 その中間体は次式で示される。R8一(ピロ)一G1u
一日is(N1m−R7)一Trp−X′−TM(R5
)−Y−仏u−んg(NG−R4)−Pro−Z、R9
一His(N1m一R7)Trp一X′一Tyr(R5
)‐Y‐じu−〜g(NG−R4)‐Pro‐Z2、R
9−Trp−X′−TM(R5)−Y−比u一ふg(N
G−R4)一Pro−Z、およびR9一X′‐TM(R
5)‐Y−Leu−〜g(NG−R4)−Pro−Z 〔式中、
【a)X′はSer(R8)、YはD一Trp、ZはG
Iy一A、【b)X′はSer(R6)、Yは。 一Phe、Z2はGIy一A、(C)X′はD一Seて
(R6)、YはD一Leu、ZはA′、R4、R5、R
6、R7およびR8は前記と同じ、R9はポリベプチド
の段階的合成に用いられているQ−アミノ保護基、Aお
よびA′は固形樹脂担体に連結する固相合成法に用いら
れているアンカー結合、たとえば、Aはまたは A′は を意味する〕 本明細書において、「低級アルキル」とは炭素数1〜3
個のアルキルを意味し、メチル、エチル、プロピルおよ
びィソプロピルを含む。 「NG」とはアルギニンの側鎖窒素原子、「N1m」と
はヒスチジンのィミダゾール窒素原子を意味し、さらに
「?」はフェニルを意味する。またアミノ酸およびその
保護基に関する略号は生化学命名に関するLUPAC−
mB委員会(IUPAC−mB CommissIon
on Bi比hemiCaINomenclawre
)の勧告にしたがったものである(Biochemis
tひ、第11巻1726頁(1972)を参照)。たと
えば、t−BXはtーブチルオキシカルボニル、Zはペ
ンジルオキシカルボニル、Tosはトシル、2一Br一
C舷は2−ブロモベンジルオキシカルポニル、Bblは
ペンジル、Dnpは2・4ージニトロフェニルを意味す
る。アミノ酸の略号は、A止g:アルギニン、GIy:
グリシン、His:ヒスチジン、じu:ロイシン、Pr
o:プロリン、(ピロ)一GIu:5ーオキソプロリン
(ピログルタミン酸)、Ser:セリン、Trp:トリ
プトフアン、およびTyr:チロジンである。すべての
アミノ酸はとくに断らない限りL体である。たとえば、
D−SerはD−セリル基、D一LeuはD−ロィシル
基、D−PheはD−フェニルアラニル基、D−Trp
はDートリプトフィル基である。本発明の式〔1〕のべ
プチドは酸付加塩の形でえられる。 塩の例としては、酢酸、乳酸、こはく酸、安息香酸、サ
リチル酸、メタンスルホン酸、トルェンスルホン酸など
の有機酸またはタンニン酸、カルボキシメチルセルロー
スなどの高分子酸との塩、あるいは、塩酸などのハロゲ
ン化水素酸、硫酸、燐酸などの無機酸との塩が挙げられ
る。所望により、特定の酸付加塩を適当なイオン交換樹
脂で処理して〔ボアソンら(R.A故isson岬se
tal)、Helv.Chim.比ta、第43巻、1
私9頁(1960)〕、他の酸付加塩、たとえば、非蓑
性の薬学的に許容しうる塩に変換されうる。 好ましいイオン交換樹脂としては、カルボキシメチルセ
ルロースなどのセルロース系カチオン交換体、または、
C型セフアデックスなどのイヒ学的に変性した架橋デキ
ストランカチオン交換体、あるいは強塩基性ァニオン交
換樹脂〔たとえば、グリーンスタインら(J.P.Gr
eenstein & M.Winitz、“Chem
is○yoftheAminoAcids”、John
Wileyand Sons、Lm.、New Yor
k and London、1961、第2巻、145
6頁)に記載のもの〕などが挙げられる。式〔1〕のべ
プチドおよびその塩はすぐれた持続性のLH−およびF
SH一放出ホルモン活性を有する。 これらのすぐれた活性は標準的な薬理試験法によって確
認される。たとえば、アリムラら〔へArimmaet
al、EM比rimlogy、第95巻、1174頁(
1974)〕に記載の方法により、式〔1〕のべプチド
をラットに投与(5瓜夕、皮下注)すると、投与後2時
間半で活性がピークに達し、6時間後でも高い活性を示
すが、LH−RHを投与(5仇夕、皮下注)した場合に
は、活性ピークは18分後に生じ、投与1時間後には効
果は認められない。また6時間内のLHの総濃度よりみ
て、式〔1〕の化合物:〔D−Ser4、D−Leが、
デスGIy−NH210〕一LH一RHエチルアミド、
〔D−Phe8〕一LH一RHおよび〔D一Trp6〕
一LH一RHでは、LH放出活性は、LH−RHに比べ
て、それぞれ、21倍、20倍および12倍であった。
また、FSH放出活性については、式〔1〕の化合物:
〔D一Ser4、D−LeザーデスGIy−NH210
〕一LH−RHエチルアミド、〔D一Phe6〕−LH
一RHおよび〔D−Trp6〕−LH−RHは、それぞ
れ、同投与量(5仇夕)のLH−RHの活性の約11倍
、2ぴ音であった。式〔1〕の化合物の活性は人間につ
いても確認されており、鼻腔内投与した場合のLH血清
濃度を放射線免疫試験法で調べたところ、LH一RHの
最小有効量は約2.仇cであったが、本発明の〔D−T
rp6〕−LH−RHでは0.5の9で同程度の活性を
示した(化合物は通常の食塩水溶液として人間に投与し
た)。 人間におけるFSH放出活性について、LH−RHと本
発明の〔D−Trp6〕−LH−RHとを比較すると著
しい差異が認められた。すなわち、LH−RH2.0の
oを鼻腔内投与して、放射線免疫試験法〔ダーレンら(
日.○.Dahlenetal)、HonnMetab
.Res.第6巻、510頁(1974)〕にてFSH
血清濃度を測定したところ、ほとんどまたは全く効果が
認められなかったのに対し、同条件にて本発明の〔D−
Trp6〕−LH−RHO.5のc投与で著しい量のF
SH放出が認められた(すなわち、血清濃度は0.3〜
1.5仏/地であった)。FSH放出能を有する化合物
が多くの治療に適用されうろことは明らかである(上記
ダーレンらの文献参照)。動物における排卵を誘引する
前記式〔1〕のべプチドのLH−およびFSH−放出活
性により、該べプチドは家畜の飼育および放畜に有用で
ある。 たとえば、牛、羊、豚などの家畜類の発情を合せて、比
較的短期間内に、一定群の雌を所望の品種の雄とかけ合
せたり、また最大数の雌を人工的に受精させることがで
きる。従来、このような目的には、動物に排卵抑制剤を
与え、かけ合せまたは人工受精を行なうべき日の少し前
に該排卵抑制剤の投与を止め、LHおよびFSHを自然
に生じせしめるかまたはゴナドトロピンを投与してLH
およびFSHを生じさせて排卵の誘引または発情を起さ
せる方法が採用されているが、このような方法では、ゴ
ナドトロピンを用いないと、一定時期に全動物に排卵が
起らずある比率でのみ排卵が起るため充分な効果がえら
れない。一方、ゴナドトロピンは高価であるうえ副作用
も強く実用的でない。本発明の化合物を用いれば、排卵
および発情をほとんど完全に同時期に合せることができ
る。 すなわち、一定群の動物をまず排卵抑制剤で処理し、そ
の投与の中止後、所望のかけ合せおよび人工受精の時期
の少し前に式〔1〕のべプチドを与えると一定期間内に
排卵および発情が起る。べプチド投与後の排卵および発
情までの期間は動物の種類により変り、最適時期間隔は
各種類に応じて選ばれる。たとえば、ラットやハムスタ
ーなどの函歯類では、本発明のべプチド投与後1報時間
で排卵が起る。上記のような、かけ合せを確実にするた
めに特に正確な時期間隔で排卵および発情を起させる方
法は、レース用馬とかショウ動物などのように、特定の
雄動物に多額の費用を要する場合には、その畜産家にと
ってとくに重要である。 式〔1〕のべプチドはまた、牛、羊、豚などの家畜類の
妊娠当りの出産数の増加にも有用である。 この目的には、本べプチドを、発情およびかけ合せ前9
6〜1幼時間の間に、0.1〜仇hcg/k9/日の用
量で連続的に非経口投与、好ましくは静脈注射または皮
下注射する。このべプチド投与前1〜4日に、妊娠した
雌馬の血清ゴナドトロピン1000〜5000mをまず
注射してもよい。同様の処置(ゴナドトロピンの前処理
をほどこしてもほどこさなくてもよい)は、農場の動物
における発情期の誘引にも応用されうる。本発明の式〔
1〕のべプチドを、温血動物、ことにラット、ハムスタ
ーなどの蟹歯類および家畜類の排卵および発情の誘引ま
たは発情期の誘引に用いる場合には、薬理学的に許容し
うる液体または固体担体とともに全身的に、好ましくは
非経口的に、投与される。 べプチドの割合は、用いられる担体に対する溶解性、投
与方法、および標準的な生イb学的慣習などにより決定
される。非経口投与には、ベプチドを滅菌水溶液の形で
用いられ、これには緩衝剤、防腐剤、さらに等張にする
ための充分量の薬学的に許容しうる塩またはグルコース
などの他の溶質を加えてもよい。用量は投与形および処
理動物の種類などにより変るが、好ましくは、0.1〜
10mcg/k9の濃度で用いられる。しかし、約1〜
約5mcg/k9の用量が有効な結果を与えるためにも
っとも望ましい。式〔1〕のべプチドはまた作用持続性
、徐放性またはデポ投与形態にて、好ましくは静脈注射
または移植により投与される。 そのような投与形では1日当り約0.1〜約1仇hcg
の活性成分が放出されるようにする。式〔1〕のべプチ
ドは人間用医薬としても用いられる。 たとえば、人の繊毛膜ゴナドトロピン(HCG)(主と
してLHを含み若干のFSHも含む)が、女性における
周期異常、無月経、二次性数発育不全、不妊症などの内
分泌疾患、あるいは男性における性機能不全、発情遅延
、潜在幸丸症、非精神的不能症などの治療用に、30王
以上も用いられている。近年、女性における不妊症を人
の閉経期におけるゴナドトロピン(HMG)(主として
FSHを含む)で処理し、ついで、HCGで処理する方
法がとられている。このHCGによるかまたはHMGつ
いでHCGによる女性の不妊症の治療法における欠点の
1つは、いまいま多排卵をもたらし多産の原因となるこ
とであり、それは排卵に必要なFSHおよびLHの正確
な塁を与えることが困難であることに起因しているもの
であろう。本発明のべプチドを投与する場合には、この
化合物は正常な排卵に必要な正確な量のLHおよびFS
Hのみが下垂体から放出されるようにするため、前記の
ごとき欠点が解消される。このため、本発明のべプチド
は、上記の目的のみならず、女性の周期異常、無月経、
性機能不全、二次性徴発育不全などにも同様に有用であ
る。さらに、本発明のべプチドは避妊にも用いうる。 たとえば、このべプチドを月経周期の初期に投与すると
、LHが放出され、早期排卵が起り、その未熟卵は受精
しえないかまたは受精がまったく起らない。また子宮内
膜形成に必要なェストロジヱンープロゲスチンのバラン
スがないため子宮内膜が着床に必要な状態になく、受精
卵が着床することはほとんどありえない。一方、ベプチ
ドを周期の終りに投与すると、子宮内膜が破壊され月経
が起る。さらにまた、本発明のべプチドは、リズム法と
併用して避妊に用いてもよい。 リズム法は、女性の排卵を正確に予知することはほとん
ど不可能であり、本発明のべプチドの伴用はきわめて有
用である。周期の中間、すなわち、排卵が予想される時
期に、ベプチドを投与すると投与後短期間内に排卵が譲
発されリズム法を安全かつ有効に利用しうるようになる
。式〔1〕のべプチドはまた、女性における視床下部お
よび不華体の機能不全または顔患との区別をするための
診断用にも利用できる。 そのような機能不全または疾患を有する患者にべプチド
を投与したとき、LH濃度が上昇すると、その機能不全
が視床下部に起因し、下垂体は正常であることを示して
いる。一方、ベプチド投与で循環LHの上昇が認められ
ない場合は、下垂体の機能不全または疾患であるとの診
断が下しうる。人の男性に式〔1〕のべブチドを与える
と、性機能不全または遅延発情の場合に正常な性的発達
に必要なLH(またはICSH)およびFSHの量が放
出され、また潜在塁丸症の治療にも有用である。 さらに、ベプチド投与によるFSH放出は精子の発育も
促がし、精神的または非精神的不能の治療にも有用であ
る。式〔1〕のべプチドを、好ましくは酸付加塩の形で
、人間用医薬として用いるときは、薬学的に許容しうる
賦形薬または担体との組成物として、全身的に、たとえ
ば静脈注射、皮下注射、筋肉注射、あるいは舌下、鼻腔
内または陣内投与する。 鼻腔内投与には、式〔1)のべプチドを滅菌水溶液とし
て点滴または頃蕗により与えられ、この溶液には、緩衝
剤、防腐剤、あるいは等張にするための薬学的に許容さ
れる塩類またはグルコースなども配合しうる。鼻腔内投
与における用量は0.1〜5肌cg/k9、好ましくは
0.5〜10mcg/k9の範囲である。式〔1〕のべ
プチドは、粉末またはガス注入法により鼻腔内または陣
内投与されうる。 この目的には、ベプチドを薬学的に許容しうる固体担体
、たとえば、ポリエチレングリコール(カルボワツクス
1鼠0)微粉末、ラクトース微粉末、あるいは陣内投与
用にはシリカ(カブーオウージル(Cab−○−Sil
)極小微粉末などとともに微粉末の形で用いられる。こ
のような組成物は、防腐剤、緩衝剤、表面活性剤などの
他の賦形薬の固体微粉末を配合していてもよい。舌下ま
たは睦内投与には、式〔1〕のべプチドを、殿粉、ラク
トース、ある種のクレイ、緩衝剤、滑剤、崩壊剤、表面
活性剤などの他の固体賦形薬、あるし、は坐薬の処方に
通常用いられる半固体賦形薬などとともに、舌下錠、睦
挿入剤、坐薬などの固形投与剤形に処方するのが好まし
い。 そのような賦形薬の例は標準的な薬学書物(たとえば、
Remjngon′s P的rm舷ceuticaI
Sciences、Nねck Publishing
Company 、 Easのn 、Pa.197
0)に記載されている。式〔1〕のべプチドの用量は投
与剤形および治療すべき患者により変るが「一般に、治
療の初期は最適用量よりも少ない用量で行ない、ついで
少しずつ増量して最適効果が蓮せられる用量にする。 式〔1〕のべプチドは、一般に、有害な副作用が現われ
ることなくLHおよびFSHの効果的な放出が行なわれ
る濃度で投与するのがもっとも好ましい。好ましくは、
約0.01〜約100hcg/k9の範囲である。しか
し、式〔1〕のべプチドのうち、【a’ X力ミSer
、YカギD−Trp、Z力ミGIy・NH2【b】Xが
Ser、YがD−Tてp、ZがGIy−NH2のものは
約0.5〜約5.仇hcg/k9の用量が、また
【C1
×がD−Ser、YがD−Le止 ZがNHR1のも
のは約0.1〜約1仇hcg/k9の用量が、有効な結
果をもたらすためにもっとも好ましい。式〔1〕のべプ
チドは、いよいよ、作用持続性、徐放性またはデポ剤形
にて長期間連用するのが好ましい。 そのような剤形には、体液への溶解性の低い化合物の薬
学的に許容しうる塩、たとえば、パーモ酸、タンニン酸
またはカルボキシメチルセルロースとの塩を含んでいて
もよく、あるいは、ベプチドの水落性塩を早期放出を防
ぐ保叢担体とともに含有させてもよい。後者の例として
は、たとえば、ベプチドを排抗原性のゼラチン部分加水
分解物とともに粘欄な液剤形に処方するか、ベプチドを
薬学的に許容しうる園体担体、たとえば水酸化亜鉛(プ
ロタミンを配合または非配合)に吸着させるか、または
べプチドを薬学的に許容しうる液体稀釈剤中に懸濁させ
て投与するか、あるいはまた、ベプチドを、非投原性の
保護ヒドロコロイド〔たとえば、カルポキシメチルセル
ロースナトリウム、ポリビニルピロリドン、アルギン酸
ナトリウム、ゼラチン、ポリガラクツロン酸(ペクチン
など)、またはある種のムコポリサッカラィド〕および
水性または非水性の薬学的に許容される液体稀釈剤、防
腐剤または表面活性剤などとともにゲル剤または懸濁液
の形に処方してもよい。このような処方の例は、標準的
な薬学書( た と え ば 、前 記Remin亀o
n′sPharn憤ceuticaIScieMes)
に記載されている。べプチドの作用持続性、徐放製剤は
、薬学的に許容される被覆剤、たとえば、ゼラチン、ポ
リビニルアルコール、エチルセルロースなどを用いてマ
イクロカプセル化してもえられる。このマイクロカプセ
ル化に用いる被覆剤およびその方法は、ハービツク〔J
.A.Herbig、“Encyclopedia o
fChemicaITechnolo期”、Wiley
、NewYork、第筋蓋、第2版、1967、436
〜456頁〕に記載されている。このような製剤および
体液に易溶性のべプチド塩の懸濁液においては、その活
性成分が約0.1〜約5仇hcg/kg/日の範囲で放
出されるように処方される。これらの製剤は、筋肉注射
による投与が好ましい。また、前記の投与形態のうち固
形のもの、たとえば、ベプチドの易溶性塩、またはべプ
チド塩を固体坦体に分散または吸着させたもの〔たとえ
ば、エチレングリコールメタクリレート重合体または類
似のモノマー架橋物(米国特許第3551556号三1
970年12月29日発行、クラィメントら(K.Kl
imentetal)所有に記載)のナチュラルヒドロ
ゲル中に分散したものを〕を、上記と同用量でべレット
形に処方してもよく、それは皮下または筋肉に移植して
用いられる。 さらに、長期間にわたって徐々に放出して効果を発揮さ
せるために、ベプチドを酸付加塩の形で陣内挿入器また
は一時的移植器に入れて投与してもよい。 たとえば、非刺戟性のシリコンポリマー、たとえばポリ
シロキサン〔シラステイツク(Silastjc)など
〕または前記のポリマーのナチュラルヒドロゲルなどか
ら作られ、ベブチドを約0.1〜約50hcg/kg/
日放出しうる透過性を有する容器が用いられる。そのよ
うな持続性投与用の陣内挿入用または移植用の投与形態
は、治療を中断または中止したときにいつでも除きうる
という利点を有する。つぎに本発明のべプチドの製法に
ついて説明する。 本発明の式〔1〕のべプチド合成に用いられる特定の側
鎖保護基の選択に当ってはつぎの条件を満たすことが必
要である。:‘11その保護基は合成の各工程で用いら
れる反応剤に対し、またQーアミノ保護基離脱条件下で
安定であること、【21 その保護基は保護機能を有す
ること、すなわちカップリング条件下で開裂を起さない
こと、糊 その側鎖保護基は、所望のアミノ酸配列を有
するべプチド合成が完了したのち、ベプチド鎖を変えな
い反応条件下に離脱されうろこと。 R9に適したQ−アミノ保護基としては、‘1)t−プ
チルオキシカルボニル、ジイソプロピルメトキシカルボ
ニル、ビフエニルイソプロピルオキシカルボニル、イソ
プロピルオキシカルボニル、tーアミルオキシカルボニ
ル、エトキシカルボニルアリルオキシカルボニルなどの
脂肪族ウレタン保護基、‘2ーシクロベンチルオキシカ
ルボニル、アダマンチルオキシカルボニル、dーイソボ
ルニルオキシカルボニル、シクロヘキシルオキシカルボ
ニル、ニトロフエニルスルフエニル、トリチルスルフエ
ニル、Q・Q−ジメチルー3・5ージメトキシベンジル
オキシカルボニル、トリチルなどのシクロアルキルウレ
タン系保護基などが挙げられる。R9の好ましいQ−ア
ミノ保護基は、tーフチルオキシカルボニル、シクロベ
ンチルオキシカルボニル、t−アミルオキシカルボニル
、dーイソボルニルオキシカルボニル、o−ニトロフエ
ニルスルフエニル、ビフエニルイソプロピルオキシカル
ボニルおよびQ・Q−ジメチルー3・5−ジメトキシベ
ンジルオキシカルボニルである。本発明の式〔1〕のべ
プチドは固相法にて製造され、以下、特定のべプチドに
したがって説明する。式〔1〕のべプチド【a}および
{b}の製造{a)XがSer、YがD−Trp、Zが
GIy−NH2・‘b’XがSer、YがD−Phe、
ZがGIy−N比このポリベプチド‘a}および{b}
の固相合成は、Q−アミノ保護樹脂を用い、C末端から
開始する。 該出発物質は、Qーアミノ保護グリシンをベンツヒドリ
ルアミン樹脂、クロロメチル化樹脂またはヒドロキシメ
チル樹脂(前者が好ましい)に結合させて調製される。
ベンツヒドリルアミン樹脂の製法は1」ベールら〔P.
Rivameetal、Helv.Chim.Acta
、第54豊、2772頁(1971)〕に、ヒドロキシ
メチル樹脂の製法は、ボタンツキィら〔M.B0dam
zky & J.T.Sh−eehan、Chem.
lnd.(山ndon)、第斑巻、1597頁(196
6)〕に記載されている。クロロメチル化樹脂はバイオ
・ラツド・ラボラトリイズ(BioRad 仏boぬt
oriesRichmond、Califomia)か
ら市販されている。ベンツヒドリルアミン樹脂を用いる
場合、つぎのごとき、Q−アミ/保護グリシンとでアミ
ドアンカー結合が形成される。この場合、所望のアミノ
酸配列が完了したのち、ベプチド‘こ連続した樹脂坦体
を開裂させることにより、直接、所望のデカベプチドの
C末端にグリシンアミドが形成される。 この樹脂担体の開裂にはフツ化水素が用いられ、この場
合、側鎖保護基も除去されて対する式〔1〕のデカベプ
チド(式中、‘a}XがSer、YがD−Trp、Zが
GIy−N比、または(b)XがSer、YがD−Ph
e、ZがGIy−N比)、が得られる。他の樹脂を用い
る場合は、アンカー結合は前記のごとくペンジルェステ
ル基である。 この場合、連結した保護べプチドをC末端アミドのもの
に変換する好都合の方法は、その保護べプチドをアンモ
ノリシスに付して樹脂を除き、ついでえられたアミドの
保護基をナトリウムまたは液体アンモニアで処理するか
、フッ化水素による開裂に付して離脱させる方法である
。別法として、トリェチルアミンの存在下、低級アルカ
ノール、好ましくはメタノールまたはエタノールでェス
テル変換反応に付して開裂させ、ついでえられたェステ
ルをアミドに変えたのち前記の保護離脱を行なう〔スチ
ユアートら(J.M.Stewa比 & J.D.Yo
皿g)、“Solid Phase Peptide
Syn仇esis ”、 W.日.Freeman &
Co.、SanFmcisco、1969 40〜4
9頁を参照〕。さらに具体的な態様では、q−アミノ保
護グリシン(好ましくはtーブチルオキシカルボニルグ
リシン)を、カルボキシル基活性化化合物(好ましくは
ジシクロヘキシルカルボジイミド)の存在下にベンツヒ
ドリルアミン樹脂と結合させる。 このQーアミノ保護グリシンの樹脂担体へのカップリン
グののち、そのQーアミノ保護基は、メチレン中トリフ
ルオロ酢酸、トリフルオロ酢酸単独またはジオキサン中
塩酸を用いて離脱させる。その脱保護基は0℃から室温
にて行なわれる。このQ−アミノ保護基を離脱するため
の他の標準的な開裂剤および条件は、シュローダ−ら〔
E.Schroder & K.Lubke、“meP
epti舵s’、第1巻、AcademicPreSS
、NewYork、1965、72〜75頁〕に記載さ
れている。 Qーアミノ保護基を離脱させたのち、所望のQ−アミノ
保護アミノ酸類を所望の順序に段階的にカップリングさ
せて目的とするべプチドをうる。 各保護アミノ酸は3倍過剰量を固相反応器中に加え、メ
チレンクロリドまたはメチレンクロリドとジメチルホル
ムアミドの混合溶媒中でカップリングを行なわせる。カ
ップリング反応が不完全に行なわれた場合には、つぎの
アミノ酸をカップリングさせる前で、Qーアミノ保護基
の離脱をする前にそのカップリング操作を繰返して行な
う。各工程でカップリング反応がうまく行なわれたか否
かは、ニンヒドリン反応により検査する〔EKaise
retal、AnalX.Bi比hem.、第3年萱、
595頁(1970)〕。 所望のアミノ酸配列が完了したときは、該樹脂および全
側鎖保護基ならびにベンツヒドリルアミン樹脂を用いた
場合にはピログルタミン酸残基上のQ−アミノ保護基を
開裂しうるフッ化水素などの試薬で該べプチドを処理し
て樹脂損体から離脱させて直接前記式〔1〕、‘a}お
よび‘b)のべプチドをうる。 クロロメチル化樹脂を用いた場合は、該べプチドを低級
アルカノール(好ましくはメタノールまたはエタノール
)を用いてェステル交換反応に付して樹脂から離脱させ
、ついでえられた生成物をシリカゲルクロマトグラフィ
に付し、集めたフラクションをアンモニアで処理してそ
の低級アルキルェステル(好ましくはメチルまたはエチ
ルェステル)をC末端ァミドに変換する。 その側鎖保護基は前記の方法、たとえば液体アンモニア
中ナトリウムで処理するかフツ化水素で処理して、離脱
される。ヒスチジンのィミダゾ−ル窒素の保護基R7と
しては、前記のものに加えて、2・2・2ートリフルオ
ロー1ーベンゾイルオキシカルボニルアミノエチルおよ
び2・2・2ートリフルオロー1一t−ブチルオキシカ
ルボニルアミノェチルが挙げられる。 式〔1)のべプチド‘c}の製造 tC1 ×がD−Ser、YがD−LeリZがNHRI
式〔1〕のべプチド(式中、XがD−Ser、YがD−
仏u、ZがNHRI)の固相合成法は、Q−アミノ保護
プロリン樹脂を用いてべプチドのC末端から開始する。 その出発物質はQ−アミ/保護プロリンをクロロメチル
イ〇鞍脂またはヒドロキシメチル樹脂(前者が好ましい
)に結合させて製造される。ヒドロキシメチル樹脂の製
法はポダンツキイら〔M.8幻a船zky & J.T
.Sheehan、Chem.lnd.(山ndon)
、第$巻、1597頁(1966)〕に記載されている
。クロロメチルイけ樹脂はバイオ・ラツド・ラボトリー
ズより市販されている。クロロメチルイリ樹脂を用いた
場合、Qーアミノ保護プロリンと、つぎのごとき、ェス
テルアンカー基が形成される:その連結した保護べプチ
ドをC末端低級アルキルァミドーこ変換する好ましい方
法は、それを低級アルキルアミンで処理し〔コイら(D
.日.Coyetal)、Bi比hem.BioPhy
s.Res.Comm肌.、第57巻、335頁(19
74)を参照〕、保護べブチドを樹脂から離脱させて対
応する保護べプチド低級アルキルアミドとする方法であ
る。 このものは、ついで、液体アンモニア中ナトリウムで処
理するか、好ましくはフッ化水素で処理して、該べプチ
ド低級アルキルアミドの保護基を離脱させて対応する式
〔1〕【c}のべプチドをうる。別法として、保護基べ
プチドを低級アルカノール(好ましくはメタノールまた
はエタノール)とトリェチルアミンの存在下ヱステル交
換反応に付し、ついで得られたェステルを対応する低級
アルキルァミドに変換させ、さらに、前記のごとく保護
基離脱に付す〔スチユワートら(J.M.Stewan
& J.D.Young)、‘‘Solid Pha
se Peptide、Synthesis”、 W.
日.Freeman & Co.、San Franc
isco、1969、40〜49頁を参照〕。より具体
的な態様では、Qーアミノ保護プロリン、好ましくはt
−ブチルオキシカルボニルプロリンを、触媒(好ましく
は重炭酸セシウムまたはトリヱチルアミン)の存在下、
クロロメチル化樹脂にカップリングさせ、ついでこれを
、たとえば、塩化メチレン中トリフルオロ酢酸、トリフ
ルオロ酢酸単独またはジオキサン中塩酸にて処理してQ
−アミノ保護基を離脱させる。 この保護基鰍脱は約0℃から室温にて行なう。このQ−
アミノ保護基の離脱に用いる標準的な開裂剤および条件
はシュo‐ダ‐ら〔E.Schrのer & K.
Lubke、“The Peptides”、第1巻、
AcademicPress、NewYork、196
ふ 72〜75頁〕に記載されている。このQーアミ/
保護基離脱後、残りのQーァミノ保護アミノ酸を所望の
順序にて段階的にカップリングさせて式〔1〕{c}の
べプチドを得る。各保護アミノ酸は約3倍過剰量で固相
反応器中に導入し、塩化メチレンまたはジメチルホルム
アミドと塩化メチレン混合溶媒中でカップリングさせる
。カップリングが不完全に行なわれた場合には、つぎの
アミノ酸を固相反応器中でカップリングを行なうに先だ
って、Q−アミノ保護基離脱前に該カップリング操作を
繰返す。各合成工程におけるカップリングの完成はニン
ヒドリン反応により調べる〔カイザーら(E.Kais
eretal)、抑aM.B■hem.、第34巻、5
95頁(1970)を参照〕。所望のアミノ酸配列がえ
られたのち、低級アルキルアミンで処理して保護べプチ
ドを樹脂担体から離脱させて対応する保護べプチド低級
アルキルアミンをうる。 ヒスチジル基の保護基としてジニトロフェニルまたはト
シルを用いた場合には、そのジニトロフェニルまたはト
シル保護基は該低級アルキルアミンでの処理中に離脱さ
れる。このべプチドは、低級アルカノール(好ましくは
メタ/ールまたはエタノール)でェステル交換反応に付
して樹脂から離脱させてもよく、その生成物は、ついで
、シリカゲルクロマトグラフイに付して精製し、集めた
フラクションを低級アルキルアミンで処理してその低級
アルキルェステル(好ましくはメチルまたはエチルェス
テル)をC末端低級アルキルァミドに変換させる。(こ
の場合、ヒスチジル基上にジニトロフェニルまたはトシ
ル基があれば、それも関裂される)。この保護アルキル
アミド(たとえば、エチルアミド)の残りの側鎖保護基
は前記の方法により、たとえば、液体アンモニア中ナト
リウムあるいはフッ化水素で処理して、脱保護基され所
望の式〔1〕【cーのノナベプチドを得る。つぎに実施
例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。 実施例 1 Lーピログルタミル−L−ヒスチジル(トシル)一Lー
トリプトフイル−L−セリル(ベンジル)一L−チロシ
ル(2ーブロモベンジルオキシカルボニル)一Dートリ
プトフイルーL−ロイシルーLーアルギニル(トシル)
一Lープロリルグリシルベンズヒドリルアミン樹脂(R
8一(pyro)−CIu−His−(N1m−R7)
−Trp−Ser(R6)一TM(R5)−D−Trp
−Leu−〜g(NG−R4)−Pro−GIy−A;
R4=Tos、R5=2−Br−Cb2、R8=Bzl
、R7=Tos、R6=日、A=ペンズヒドリルアミン
樹脂)ペンズヒドリルアミン樹脂1.25夕(1.0ミ
リモル)を、つぎの洗練工程をプログラムしたべツクマ
ン・モデル(茂ckmanMのel)990目動べプチ
ド合成応器に入れる:{a}塩化メチレン、【bー塩化
メチレン中33%トリフルオロ酢酸(2回、各々、2.
5分間、ついで23分間)、‘c)塩化メチレン、‘d
’エタノール、【c}クロロホルム、的クロロホルム中
10%トリェチルアミン(各2母分間、2回)、(g)
クロロホルム、(h)塩化メチレン、にて洗糠。 ついで洗練した樹脂を塩化メチレン中でt−フチルオキ
シカルボニルグリシン525のo(3.0モル)と振と
うし、ジシクロヘキシルカルボジィミド(3.0モル)
を加える。該混合物を室温(22〜25℃)で2時間振
とうし、このアミノ酸樹脂を塩化メチレン(3回)、エ
タノール(3回)および塩化メチレン(3回)で連続的
に洗縦する。ついで、塩化メチレン中33%トリフルオ
ロ酢酸(各2.5分ついで25分、2回)で結合したア
ミノ酸の脱保護を行ない、さらに前記‘cー〜(h)の
洗練工程を行なう。ついで、以下のアミノ酸(3.0モ
ル)を同様な工程で連続的にカップリングさせる:t−
&c−Lープロリン:t一B比‐L−アルギニン(To
s);t一B比一Lーロイシン;t一Boc−Dートリ
プトフアン;t−B比一Lーチロシン(2一Br−Cb
z)、t一B比一Lーセリン(Bzl)、t一Boc−
Lートリプトフアン、t一BCc−L−ヒスチジン(T
os)、L一(pyro)ーグルタミン酸。 この完成したデカベプチド樹脂を塩化メチレンで3回、
ついでメタノールで3回洗練し、減圧下に乾燥して理論
上の収量98%を得た。 この実施例で用いられたペンズヒドリルアミン樹脂は市
販されているもの(1%架橋、BaChemInc.、
NねriMdeIRey、Cal船rniaト以下同じ
)である。 実施例 2 L−ピログルタミルーLーヒスチジル−Lートリプトフ
イルーLーセリル−Lーチロシル−Dートリプトフイル
ーL−ロイシル−L−アルギニルーL−ピロリルグリシ
ンアミド〔1〕;X=Ser、Y = D −Trp、
Z =GIy−NH2〔(pyro)−GIu一日i
s一Trp−Ser−Tyr−D−Trp−戊u‐Ar
g‐Pro‐Gly−NH2〕前記実施例1の保護基の
除去およびデカベプチド樹脂からデカベプチドの開裂を
、フッ化水素(24叫)およびアニソール(6私)で該
物質1.0夕を000、30分間処理して行なう。 フッ化水素を減圧下に除去し、アニソールを酢酸エチル
で洗練して除去する。粗べプチドをセフアデックスG−
25(細かいグレード、化学的に変化させた架橋デキス
トラン)のカラム(2.5×10瓜ネ)上でゲル炉過に
付し、2モル酢酸で熔出させ、28仇mにUV吸収ピ−
クを有するものの大部分を含むフラクションをブールし
、蒸留乾固して精製する。 この油状残澄を、nープタノール−酢酸−水(4:1:
5)の溶媒系の下層、ついで上層で平衡させたセフアデ
ツクスG−25(ファイン)カラム(2.5×10比か
)にのせ、該溶媒の上層で溶出させてピークフラクショ
ンを得、このフラクションの物質を、ディー・エイチ・
コィら〔D.日.Coyetal.J.Med.Che
m.、1虎登、1140頁(1973手)〕の条件に従
ってカルボキシメチルセルローズカラム(1.4×斑弧
)から溶出させる。 相当するフラクション(1050〜1190机)を恒量
に凍結乾燥して白色わた状粉末(80の夕)D‐Trp
6一LH−RHを得た。〔Q〕費一58.8o(c=0
.3入 INHOAc)。この生成物は4つの溶媒系を
用い、試料量20〜3肌cg、ヨウ素蒸気、っも、でェ
ルリッヒ(Ehrlich)試薬でスポットを検出する
薄層クロマトグラフィーに付したところ均一であった。
Rf値は次の通りである:1ープタノール:酢酸:水(
4:1:5上層)「0.25、酢酸エチル:ピリジン:
酢酸:水(5:5:1:3)、0.6〆 2ープロパノ
ール:IM酢酸(2:1)、0.斑、1ーブタノール:
酢酸、水:酢酸エチル(1:1:1:1)、0.51。 アミノ酸分析はつぎのとおりである。:GIu、1.雌
;His、0.95;Trp、2.00:Ser、0.
94;Tyr、0.97:じu、0.$;Arg、0,
9L Pro、1,00;GIy、1.02;NH3、
1.03実施例 3 LーピログルタミルーLーヒスチジル(トシル)一Lー
トリプトフイル−Lーセリル(ベンジル)一Lーチロシ
ル(2ーブロモ−ペンジルオキシカルボニル)一Dーフ
エニルアラニル−L−0イシルーL−アルギニル(トシ
ル)−L−プロリルグリシルベンズヒドリルアミン樹脂
(R8−(pMo)−GIu一日is−(N1m−R?
)Trp−Ser(R6)−TM(R5)一D一Phe
一Leu一Aね(NG−R4)−Pro−GIy−A:
R4=Tos、R5=2−Br−Cbz、R6=Bzl
、R7=Tps、R8=日、A=ペンズヒドリルアミン
樹脂)ペンズヒドリルアミン樹脂1.25夕(1.0モ
ル)を、次の洗糠工程をプログラムしたべツクマン・モ
デル990目敷べプチド合成反応器に入れる:‘a}塩
化メチレン、‘bー塩化メチレン中33%トリフルオロ
酢酸(2回、各々2.5分間ついで25分間各1回);
‘c}塩化メチレン;‘dーェタノール;‘e}クロロ
ホルム;Mクロロホルム中10%トリェチルアミン(2
5分間づつ2回);(g)クロロホルム;(h)塩化メ
チレンo洗練した樹脂を塩化メチレン中でt−ブチルオ
キシカルボニルグリシン525のc(3.0モル)と蝿
拝し、ジシクロヘキシルカルボジイミド(3.0モル)
を加える。 該混合物を室温(22〜25oo)で2時間振とうし、
ついでアミノ酸樹脂を塩化メチレン(3回)、エタノー
ル(3回)および塩化メチレン(3回)で連続的に洗糠
する。ついで、塩化メチレン中33%トリフルオロ酢酸
(2回、各々、2.8分ついで25分)で結合したアミ
ノ酸の脱保護を行ない、さらに前記{c}〜(h)の洗
総工程を行なう。ついで、以下のアミノ酸(3.0モル
)を同様な工程で連続的にカップリングさせる:t−B
X−Lープロリン;t一BM−L−アルギニン(Tos
)、t−BM−Lーロイシン;t−BM−D−フエニル
アラニン;t−Boc−Lーチロシン(2一B【一Cb
z);t一B比−Lーセリン(Bzl);t一8に−L
ートリプトフアン;t一Bに−Lーヒスチジン(Tos
);L一(PMo)ーグルタミン酸。 この完成したべプチド樹脂を塩化メチレンで3回、つい
でメタノールで3回洗淡し、減圧下に乾燥して論理上の
収量100%を得た。 この実施例で用いたペンズヒドリルアミン樹脂も市販の
ものである。 実施例 4 L−ピログルタミルーLーヒスチジルーLートリプトフ
イル−LーセリルーLーチロシルーD−フエニルアラニ
ル−Lーロイシル−LーアルギニルーLープロリルグリ
シンアミド〔1〕;X=Ser、Y=D−Phe、Z=
GIy−NH2〔(pyro)−GIu一日is−Tr
p−Set−Tyr−D−Phe−Leu−〜g−Pr
o−GIy−N比〕前記実施例3の保護基の除去および
デカベプチド樹脂からデカベプチドの開裂を、フッ化水
素(24の‘)およびアニソール(6の【)で該物質1
.0夕を000、3び分間処理して行なう。 フッ化水素を減圧下に除去し、アニソールを酢酸エチル
で洗糠して除去する。粗べプチドをセフアデツクスG−
25(細かいグレード、化学的に変化させた架橋デキス
トラン)のカラム(2.5×100肌)上でゲル炉過に
付し、2モル酢酸で溶出させ、28仇仇にUV吸収ピー
クを有するものの大部分を含むフラクションをプールし
、蒸留乾固して精製する。 この油状残澄をn−ブタノールー酢酸−水〔4:1:5
〕の溶媒系の下層、ついで上層で平衡させたセフアデツ
クスG一25(ファイン)カラム(2.5×10比1)
にのせ、該溶媒の上層で溶出させてピークフラクション
を得、このフラクションの物質をプールして渡縦乾固す
る。 残澄を0.州酢酸で凍結乾燥して白色わた状粉末(1斑
の3)の〔D一Phe6〕−LH−RHを得る。〔Q〕
色5−57.5o(c=0.5う 0.1NHOAc)
。この生成物は4つの溶媒系を用い、試料量20〜3比
hcg、ヨウ素蒸気、ついでェルリツヒ試薬でスポット
を検出する薄層クロマトグラフィーに付したところ均一
であった。 Rf値はつぎの通りである:1ーブタノール:酢酸:水
(4:1:5上層)、0.14;酢酸メチル:ピリジン
:酢酸:水(5:5:1:3)、0.斑;2ープロパノ
ール:IM酢酸(2:1)、0.41:1ープタ/ール
:酢酸:水:酢酸エチル(1:1:1:1)、0.47
。 アミノ酸分析はつぎのとおりである。:GIu、1.0
1;His、0.97;Ttp、0.90;Set、0
.班、Ty【、1.00;Phe、0.96:Leu、
1.00:Arg、1.02:Pro、0.95:GI
y、1.00;NH3、1.00。実施例 5Lーピロ
グルタミルーL−ヒスチジル(ジニトロフエニル)一L
ートリプトフイルーDーセリル(ベンジル)一L−チロ
シル(2ーブロモベンジルオキシカルポニル)一Dーロ
イシルーL−0イシルーLーアルギニル(トシル)−L
−プロリルー○−C弘一樹脂;R8−(pyro)−0
1u−His(N1m一R7)Trp−D−Ser(R
6)−Tyr(R5)−D−Leu−じu−A【g(N
G−R4)−Pro一A′;R4=Tos、R5ニ2一
Br一C舷、R8=Bzl、R7=Dnp、R8=日、
式: で表わさ れる8×ープロリン1.40夕(0.5モル)を、次の
洗練工程をプログラムしたべックマン・モデル990目
動べプチド合成 反応器に入れる:‘aー塩化メチレン
;(b}塩化メチレン中33%トリフルオロ酢酸(2回
、2.5分間ついで25分間);【c}塩化メチレン;
‘d】エタノール:
【e}クロロホルム:{f】塩化メ
チレン中10%トリェチルアミン(5分間、2回):(
g)クロロホルム;(h)塩化メチレン。 洗糠した樹脂を塩化メチレン中でtーブチルオキシカル
ボニルートシルーアルギニンー645雌(1.5モル)
と燈拝し、ジシク。へキシルカルボジィミド(1.5モ
ル)を加える。該混合物を室温(22〜25oo)で2
時間振とうし、ついでアミノ酸樹脂を塩化メチレンで3
回連続的に洗練する。ついで、塩化メチレン中33%ト
リフルオロ酢酸(2回、各々、2.5分ついで23分間
)で結合したアミノ酸の脱保護を行い、さらに前記洗糠
工錘c}から(h)までを行なう。ついで、以下のアミ
ノ酸(1.5モル)を同様の工程で連続的にカップリン
グさせる。 :t−B比一L−口イシン;t一B比一D−○イシン;
t一BXーチロシン(2一Br−Cbz);t一BM−
D−セリン(Bzl);t−B比−Lートリプトフアン
;t−B比−L−ヒスチジン(Dnp);L−(pのo
)−グルタミン酸。この完成したノナベプチド樹脂を塩
化メチレンで3回、ついでメタノールで3回洗総し、減
圧下に乾燥して理論上の収量96%を得た。 この実施例で用いたプロリン樹脂は市販のクロロメチル
化樹脂(1%架橋、BioRadLa広、Richmo
肘、Califomia)である。 実施例 6L−ピログルタミル−LーヒスチジルーL−
トリプトフイルーDーセリル(ベンジル)−L−チロシ
ル(2−フロモベンジルオキシカルボニル)−D−ロイ
シル−L−ロイシル−L−アルギニル(トシル)一Lー
プロリルエチルアミン、R8一(pyr○)一GIu一
日iS−Trp一D一Ser(R6)−TM(R5)−
D−じu−Leu−Arg−(NG−R4)−Pro−
NHRI:R4=Tos、R5=2−Br−C舷、R6
=弦1、R8=日、RI=C2氏前記実施例5の保護ノ
ナベプチド樹脂2.16夕を0℃でエチルアミン20泌
中に懸濁させ、6時間振とうする。 過剰のエチルアミンを室温で蒸発させ、ついで開裂した
べプチドをジメチルホルムアミドで樹脂から洗練する。
この保護べプチドは酢酸エチルを加えることにより沈殿
し、炉過してクリーム色粉末672脚を得る。1−プタ
ノール:酢酸:水(4:1:5)のシリカゲル上のRf
値は0.45である。 該物質は精製せずに実施例7において使用する。実施例
7 L−ピログルタミルーLーヒスチジル−L−トリプトフ
イル−D−セリルーL−チロシル−D−ロイシル−Lー
ロイシル−LーアルギニルーL−プ。 リルエチルアミド〔1〕;X=Ser、Y〒D−Leu
、Z=NHEt〔(pyro)−GIy−His−Tr
p−D−Ser−Tyr−D−Leu−Leu−〜a−
Pro‐N皿〕フッ化水素(50の‘)およびアニソー
ル(15の)で該物質670岬を0℃で30分間処理す
ることにより、実施例6の保護べプチドからの保護基の
除去を行なう。 フッ化水素を減圧下に除去後、エーテルで洗総してアニ
ソールを除く。粗べブチドをセフアデツクスG−25(
細かいグレード、化学的に変化させた架橋デキストラン
)のカラム(2.5×10比汎)上でゲル炉過に付し、
2モル酢酸で溶出させ、28仇肌にUV吸収を有するも
のの大部分を含むフラクションをプールし、蒸発乾固し
て精製する。 この油状残澄を、2ーブタノールー酢酸−水(4:1:
5)の溶媒系の下層、ついで上層で平衡させたセフアデ
ツクスG−25(ファイン)カラム(2.5×10比ネ
)にのせ、該溶媒の上層で溶出させてUV吸収ピーク2
8仇肌を示すピークフラクションを得、このフラクショ
ンの物質をシリカゲルのカラム(1.5×94仇)でク
ロマトグラフイ−に付し、1−ブタノール:酢酸:水(
4:1:1)の混合物で溶出させる。 相当するフラクション(300〜390の‘)を水から
恒量に蒸発凍結乾燥して白色わた状粉末の〔0−Ser
4、D−Leu6、desG1y−NH210〕一LH
−RH、エチルアミン103の9を得る。;〔Q〕も3
=−29.6o(c=0.54、0.1NHOAc)。
この生成物はシリカゲル上で、4つの溶媒系を用い、試
料量20〜3肌cg、ヨウ素蒸気、ついでェルリッヒ試
薬でスポットを検出する薄層クロマトグラフィーに付し
たところ均一であった。 Rf値は次の通りである。1−ブタノール:酢酸:水(
4:1:5上層)、0.20:酢酸エチル:ピリジン:
酢酸:水(5三5:1:3)、0.72;2ープロパノ
ール:IM酢酸(2:1)、0.43;1−ブタノール
:酢酸:水:酢酸エチル(1:1:1:1)、0.50

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 (ピロ)−Glu−His−Trp−X−Tyr−Y−
    Leu−Arg−Pro−Z〔式中、 (a) XはSer、YはD−Trp、ZはGly−N
    H_2、(b) XはSer、YはD−phe、ZはG
    ly−NH_2、または(c) XはD−Ser、Yは
    D−Leu、ZはNHR^1(R^1は低吸アルキルを
    意味する〕で示されるペプチドまたはその非毒性の薬学
    的に許容し得る塩。 2 該ポリペプチドがL−ピログルタミル−L−ヒスチ
    ジル−L−トリプトフイル−L−セリル−L−チロジル
    −D−トリプトフイル−L−ロイシル−L−アルギニル
    −L−プロリルグリシンアミドである特許請求の範囲第
    1項のペプチドまたはその非毒性塩。 3 該ペプチドがL−ピログルタミル−L−ヒスチジル
    −L−トリプトフイル−L−セリル−L−チロジル−D
    −フエニルアラニル−L−ロイシル−L−アルギニル−
    L−プロリルグリシンアミドである特許請求の範囲第1
    項のペプチドまたはその非毒性塩。 4 該ペプチドがL−ピログルタミル−L−ヒスチジル
    −L−トリプトフイル−D−セリル−L−チロジル−D
    −ロイシル−L−ロイシル−L−アルギニル−L−プロ
    リルエチルアミドである特許請求の範囲第1項のペプチ
    ドおよびその非毒性塩。 5 式 R^8−(ピロ)−Glu−His(N^I^m−R^
    7)−Trp−X′−Tyr(R^5)−Y−Leu−
    Arg(N^G−R^4)−Pro−Z^2〔式中、X
    ′はSer(R^6)、YはD−TrpまたはD−Ph
    e、Z^2はGly−A、Aは▲数式、化学式、表等が
    あります▼ 、R^4、R^5、R^6およびR^7は後記式〔I〕
    のペプチドに影響を与えない1以上の化学的処理により
    離脱しうる保護基、R^8は水素または上記と同じ保護
    基を意味する〕で示される化合物をR^4、R^5、R
    ^6、R^7およびR^8の保護基を離脱しうる試薬と
    反応させて後記式〔I〕のペプチドをうることを特徴と
    する、 式 (ピロ)−Glu−His−Trp−X−Tyr−Y−
    Leu−Arg−Pro−Z 〔I〕〔式中、 (a) XはSer、YはD−Trp、ZはGly−N
    H_2、または(b) XはSer、YはD−Phe、
    ZはGLy−NH_2、を意味する。 〕で示されるペプチドまたはその非毒性の薬学的に許容
    しうる塩の製法。 6 該ポリペプチドがL−ピログルタミル−L−ヒスチ
    ジル−L−トリプトフイル−L−セリル−L−チロジル
    −D−トリプトフイル−L−ロイシル−L−アルギニル
    −L−プロリルグリシンアミドである特許請求の範囲第
    5項のペプチドまたはその非毒性塩の製法。 7 該ポリペプチドがL−ピロリルグルタミル−L−ヒ
    スチジル−L−トリプトフイル−L−セリル−L−チロ
    ジル−D−フエニルアラニル−L−ロイシル−L−アル
    ギニル−L−プロリルグリシンアミドである特許請求の
    範囲第5項のペプチドまたはその非毒性塩の製法。 8 該保護基を離脱しうる試薬がフツ化水素である特許
    請求の範囲第5項の製法。 9 式 R^8−(ピロ)−Glu−His(N^I^m−R^
    7)−Trp−X′−Tyr(R^5)−Y−Leu−
    Arg(N^G−R^4)−Pro−Z′〔式中X′は
    Ser(R^6)、YはD−TrpまたはD−Phe、
    Z′はGly−R^2、R^2はアミノ、R^4、R^
    5、R^6およびR^7は後記式〔I〕のペプチドに影
    響を与えない1以上の化学的処理により離脱しうる保護
    基、R^8は水素または上記と同じ保護基を意味する〕
    で示される化合物をR^4、R^5、R^6、R^7お
    よびR^8の保護基を離脱しうる試薬と反応させて後記
    式〔I〕のペプチドをうることを特徴とする、 式 (ピロ)−Glu−His−Trp−X−Tyr−Y−
    Leu−Arg−Pro−Z 〔I〕〔式中、 (a) XはSer、YはD−Trp、ZはGly−N
    H_2、または(b) XはSer、YはD−Phe、
    ZはGly−NH_2、を意味する〕で示されるペプチ
    ドまたはその非毒性の薬学的に許容しうる塩の製法。 10 該ポリペプチドがL−ピログルタミル−Lヒスチ
    ジル−L−トリプトフイル−L−セリル−L−チロジル
    −D−トリプトフイル−L−ロイシル−L−アルギニル
    −L−プロリルグリシンアミドである特許請求の範囲第
    9項のペプチドまたはその非毒性塩の製法。 11 該ポリペプチドがL−ピロリルグルタミル−L−
    ヒスチジル−L−トリプトフイル−L−セリル−L−チ
    ロジル−D−フエニルアラニル−L−ロイシル−L−ア
    ルギニル−L−プロリルグリシンアミドである特許請求
    の範囲第9項のペプチドまたはその非毒性塩の製法。 12 該保護基を離脱しうる試薬がフツ化水素である特
    許請求の範囲第9項の製法。 13 式 R^8−(ピロ)−Glu−His−Trp−D−Se
    r(R^6)−Tyr(R^5)−D−Leu−Leu
    −Arg(N^G−R^4)−Pro−NHR^1〔式
    中、R^1は低級アルキル、R^4、R^5およびR^
    6は後記式〔I〕のペプチドに影響を与えない1以上の
    化学的処理により離脱しうる保護基、R^8は水素また
    は上記と同じ保護基を意味する〕で示される化合物をR
    ^4、R^5、R^6およびR^8の保護基を離脱しう
    る試薬と反応させて後記式〔I〕のペプチドをうること
    を特徴とする、 式 (ピロ)−Glu−His−Trp−X−Tyr−Y−
    Leu−Arg−Pro−Z 〔I〕〔式中、XはD−
    Ser、YはD−Leu、ZはNHR^1(R^1は低
    級アルキル)を意味する〕で示されるペプチドまたはそ
    の非毒性の薬学的に許容しうる塩の製法。 14 該ポリペプチドがL−ピログルタミル−L−ヒス
    チジル−L−トリプトフイル−D−セリル−L−チロジ
    ル−D−ロイシル−L−ロイシル−L−アルギニル−L
    −プロリルエチルアミドである特許請求の範囲第13項
    のペプチドまたはその非毒性塩の製法。 15 該保護基を離脱しうる試薬がフツ化水素である特
    許請求の範囲第13項の製法。
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