JPS60225617A

JPS60225617A - 浄水器

Info

Publication number: JPS60225617A
Application number: JP59081407A
Authority: JP
Inventors: Masataka Tagami; 田上　正隆; Tatsuo Mita; 三田　達雄; Satoshi Tani; 聡谷
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Denki Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Denki Co Ltd
Priority date: 1984-04-23
Filing date: 1984-04-23
Publication date: 1985-11-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、原水あるいは浄化水を案内パイプを引き出し
自在に選択することによって供給できるようにした浄水
器に関する。

←）　目　的本発明は、この案内パイプ内を湯沸器からの熱湯を通し
て熱湯浄化水を供給するようにした場合において、前記
案内パイプの引き出し時に火傷を起こさない様にするこ
とを目的とする。

（ハ）従来技術従来におけるこの種の浄水器は、案内パイプを直接子で
持って引き出し、押し込みを行なっているから、熱湯の
浄水時に手に火傷を負うという欠点を有していた。

に）発明の構成本発明の構成は、水あるいは湯を吸入する吸入口を形成
した本体部材と、該本体部材内にその先端部が前面から
露呈する様に引き出し自在に設けられた案内パイプと、
該案内パイプの外周部に設けられる浄化フィルターと、
前記案内パイプの先端部に設けられた合成樹脂製のツマ
ミ部材とから成り、前記ツマミ部材の内部には空間を存
して略り字形となる排出パイプ部を形成し、一方前記案
内パイブを直管状となして前記排出パイプ部の−端に嵌
合し、前記ツマミ部材の押し込み時には原水を供給し引
き出し時には浄化水を供給するようにしたものである。

（ホ）実施例（１）は中空状の浄水器本体ケースで、木樽の蛇口（２
）に連結される連結部材（３）と、該連結部材（３）に
対して螺合することによって着脱される本体部材（４）
と、該本体部材（４）の先端に配設されるツマミ部材（
５）とで全体を構成している。

前記連結部材（３）は−側面を開口した円筒形状を成し
、開口付近の内周面に連結ねじ（６）を形成するととも
に上面部に前記蛇口（２）に着脱され原水の吸入口（７
）を有する取付部（８）を形成している。前記取付部（
８）は連結部材（３）の内部に突出し、その下端に後部
開口（９）と前部開口α０）とを有する中空の分岐パイ
プ（ＩＩＪを形成している。そして分岐パイプ０υの内
周面には前記吸入口（７）と連続する連通溝（２）を形
成している。

前記本体部材（４）は中空の円筒形状を成し、後部外周
には前記連結ねじ（６）に螺合される取付ねじ０３）を
形成するとともにリング状のシールパツキン圓を取り付
け、前部には締付用ねじ（１５）を形成した締付部（１
６）を突出形成している。

前記ツマミ部材（５）はＡＢ８等の合成樹脂にて成形し
その表面をクロムメッキしたもので、後部にその内部に
略り字形となる中空の排出バイツλ（１９）を全体が二
重となるように一体形成している。前記排出パイプ部側
の内壁下部には前後の長さ方向に沿って円弧状の膨出部
■）を一体形成し、且つ供給口０８）を形成している。

前記膨出部（２０）はその表面を前後の長さ方向に沿っ
て傾斜のない平坦曲面となし、その他の排出パイプ部０
９）の内壁は前記接続開口（１７）に向って広く拡開傾
斜している。前記ツマミ部材（５）の下端及び排出パイ
プ部（１９）の下面に夫々が相対向するネジ穴（２１＋
＠を形成し且つ前記供給口（１印の内部には整流板（２
３）を内装している。

（２５）は中空真管状で先端に排出孔（２６）を形成し
た案内パイプで、前記ツマミ部材（５）の排出パイプ部
０９）に形成した膨出部■に合致するようにネジ（８）
にて挿入固定されている。前記案内パイプ（支））は前
記締付部ｆ１６ｊと分岐パイプ（１１１とで支持摺動さ
れ、後部には前記吸入口（７）と連通ずる原水孔（３０
）を円周方向に６個穿設し、中間部には浄化孔０１Ｊを
２個穿設している。前記浄化孔０１）の全部の開口面積
は前記原水孔（３０）の全部の開口面積よりも小として
いる。前記原水孔（３０）の上流側と下流側とに第１パ
ツキン（３２）及び第２パツキン（支）とを固定して、
前記分岐パイプα１）の内壁に水蜜的に圧接している。

前記案内パイプブ（５）の先端側には前記排出パイプ部
αｇ！に水密的に圧接される第３パツキン（財）を固定
するとともにその上流近傍に係止＊Ｃ１５＋を外周面に
形成している。

前記浄化孔（３１）の下流側には前記案内パイプ（イ）
の本体ケース（１）からの抜は止め用の係止ピン（３６
）を２個取り付けている。

（３８）は前記本体部材（４）の給付部０６）に螺合固
定される円筒形の接続部材で、鍔部■と段差部（４０）
と三本の引掛部（４１）とを一体形成している。前記段
差部（４０）はツマミ部材（５）にて通常は覆われ且つ
引掛部（４υは前記案内パイプ（ロ）の係止溝０５）に
係脱自在としてい（４２）は前記接続部材（３８）と本
体部材（４）の給付部０６）との間に位置する如く前記
案内パイプ（２５）に挿通される第６パツキンで、スト
ッパ一部材（４３１（４３）にて挾持されている。この
ストッパ一部材（４３）は第６パツキン（４２）ととも
に前記接続部材（３８）と前記係止ピン（３６）との間
を摺動するもので、特に第６パツキン（４２）は原水が
ツマミ部材（５）の内部へ洩れないようにしている。

（４５）は前記案内パイプ（２５）に挿通される円筒形
の浄化フィルターで、内部に原水のカルキ、カビ、塩素
を除去する活性炭が充填されておシ、且つその両側端に
は弾力性を有する弾性円板（４６）＋４６）を固定して
いる。

斯る構成によると、飲料水として使用せずに食器類の洗
浄のみに使用するときには第１図に示す様に案内パイプ
（２５）を本体ケース（１）内に引込ませ原水孔（３０
）と吸入口（７）とを対向させるものである。この時に
は蛇口（２）から供給される原水は吸入口（７）、連通
溝（１２）、原水孔（３０）、案内パイプ（２５）の内
部、そして供給口０８）と通過して直接外部へ供給され
るものである。この原水直接供給時において、第１パツ
キン（財）が分岐パイプ０１）の内壁に圧接されている
ため、吸入口（７）からの原水は分岐パイプ（１１）の
後部開口（９）へ洩れることがない。もしもこの第１パ
ツキン国がないと原水は後部開口（９）→浄化フィルタ
ー開−浄化孔（３１）と洩れ、浄化水が必要でないとき
にも常に浄化水が得られ、浄化フィルター化）の消耗が
激しくなって、寿命が短かくなる欠点を有するものであ
る。

また、飲料として浄化水を得るときには、第２図に示す
様にツマミ部材（５）を引き出すことによって達成でき
る。尚、係止ピン０６）（ト）にて案内パイプ（２））
の飛び出しを防止している。吸入口（７）からの原水は
分岐パイプ０】）の後部開口（９）→浄化フィルター（
ａ→案内パイプ（２５）の浄化孔（３１）→案内パイプ
い）の内部→供給口Ｑ８）と通過して、前記浄化フィル
ターにおいて浄化水に変換されるものである。

この浄化水を得るときに、第２パツキン国がないと後部
開口（９）からの原水は浄化フィルター（掴の全体を通
過して浄化孔０１）へ達するよシも、案内パイプ（２５
）と分岐パイプ（１１）との隙間から原水孔田に流入す
る方が多くなシ、結局シ普−トサーキット状態となって
充分に浄化フィルター（４５）にて浄化される前に原水
孔（３ｏ）へ達し、浄化されていない原水が外部へ供給
されることになる。

そして、浄化水を得るときに必要以上に木樽栓団を開放
して原水を多量薔こ供給しても、浄化孔（３１）の開口
面積は原水孔（刻よシも小としているため、この浄化孔
Ｃｌ１）で浄化水の流れを一定の所で制御し常に最適の
状態にて浄化フィルター（４５）内を原水を１通過せし
めることができるものである。

通常は接続部材（３８）の引用部（４１）が係止溝■、
１に係止されているため、原水供給状態で本体ケース（
１）を左右に振ってもツマミ部材（５）は前方へ引き出
されることがなく、よって不必要に浄化水供給状態とな
ることがない。

その上、第２図の様に浄化水を供給する時には、接続部
材（３８）の段差部（４０）が露呈するため、使用者に
対して浄化水を供給していることを目視させることがで
きる。

しかも、ツマミ部材（５）はその内部に空間（８）を形
成すべく間隙を存して排出パイプ部０９）を形成して二
重とし且つこれらを耐熱性の合成樹脂にて成形したもの
であるから、前記空間（８）が断熱空間となシその結果
熱湯を浄化すべく案内パイプｔ２Ｓ）内に流入せしめて
、ツマミ部材（５）を押し込んだシあるいは引き呂しｆ
ｃシしても熱湯の熱は前記ツマミ部材（５）にほとんど
伝達されず、よって使用者、特に子供等が火傷を起こす
ことがなくなるものである。

尚、前記排出パイプ部０９）は前記ツマミ部材（５）の
（へ）発明の効果本発明は以上の如く構成したものであるから、ツマミ部
材の内部には断熱空間が形成され、よって熱湯供給時に
おける浄化動作時においてもツマミ部材の表面温度は高
温とならず、よって使用者が火傷をしｆｃｔ＋あるいは
不快感を覚えｆＣシすることかない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明浄水器の概略断面図、第２図は使用状態
の異なる同概略断面図、第６図は第１図の要部拡大断面
図、第４図は同底面図、第５図はツマミ部材の要部拡大
図、第６図は同正面図、第７図は第３図の要部拡大断面
図、第８図は接続部材の斜視図である。（５）・・・・・・ツマミ部材、ａト・・・・排出パイ
プ部、（２５＋・・・・・・案内パイプ、（８）・・・
・・・空間。出願人三洋電機株式会社代理人　弁理士佐野靜夫

Claims

【特許請求の範囲】

（１）水あるいは湯を吸入する吸入口を形成した本体部
材と、該本体部材内にその先端部が前面から露呈する様
に引き出し自在に設けられた案内パイプと、該案内パイ
プの外周部に設けられる浄化フィルターと、前記案内パ
イプの先端部に設けられた合成樹脂製のツマミ部材とか
ら成シ、前記ツマミ部材の内部には空間を存して略り字
形となる排出パイプ部を形成し、一方前記案内パイブを
直管状となして前記排出パイプ部の一端に嵌合し、前記
ツマミ部材の押し込み時には原水を供給し引き出し時に
は浄化水を供給するようにしたことを特徴とする浄水器
。