JPS60223931A - 送風装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 くイ）産業上の利用分野 本発明は太陽光線等の光によって発電きれた電））でモ
ータ機構を駆動して送風する送風装置に関する。

〈口）従来技術 此種送風装置、例えば換気扇は、従来より商用′電源に
より駆動されていた。従って商用電源線と送風装置との
間の配線工事が必要で設置工事費用が多額になると共に
、山間部や畑地等、商用電源線の来ていない場所では設
置できない欠点があった。そのため実開昭５７−１３４
５１７号公報や実開昭５８−８５１３０号公報に示され
る如く、屋根に取り付（すた太陽電池板を電源として送
風装置（換気扇等）を駆動すけることが考えられている
が、何れも太陽電池板と送風装置との間の配線工事をし
なければならない欠点がある。

さらに従来のハウス栽培建造物（ビ：一−ル製温室やガ
ラス製温室等）では温暖期の日中、ハウス内の気温は３
０”Ｃ以上に上昇することがあり、これを栽培のための
最適温度り１５〜２５°Ｃ）に低下きせるためにハウス
の側壁又は屋根に商用電源式の換気扇を設置し、ハ・ク
ス内の気温を温度センサーで感知して換気扇を駆動制御
するものが知られているが、このものも商用′Ｗｌ源線
からの配線工事をしなければならない欠点がある。

（ハ）発明の目的 この発明は配線」二車を不要にすることにより、太陽等
の光線の照射きれるところであれば何れの場所でも設置
できるようにすると共に、特に太陽光のある日中におい
て自動的に駆動して送風（換気）するようにしたもので
ある。

〈二）発明の構成 本発明の送風装置は複数の羽根をボス筒部かり紋躬状に
延出した回転翼の前記羽根に太陽電池を添を儲すると共
に、前記ボス筒部及び該ボス筒部の枢支軸に、前記電池
を電源とシー（該回転翼を回転けしめるモータ機構を装
着してなることを特徴とし℃おり、しかもこのモータ機
構は前記ボス筒部に収納した直流−交流交換手段及びロ
ークコイルと、枢支軸に取り付けたステータとからなる
モータやあるいはボス筒部に収納したロータコイルと、
枢支軸に取り付けたステータ用界磁磁石とからなるモー
タのように、前記太陽電池の発電電力で直接駆動きれる
モータであり、ひらに前記太陽電池は例えば前記羽根面
上に形成したアモルファスシリコン太陽電池からなる構
成をしている。

（ホ）実施例 （１）は例えばハウス栽培建造物や屋根裏等の換気をす
る換気扇装置で、保護ガード（２）・・・を具備した中
空状の機枠く３）内に、ステンレス製の４枚の羽根（４
）・・・を合成樹脂製のボス筒部〈５）から放射状に延
出して一体的に成形した回転翼（６）と、この回転翼（
６〉を回転自在に枢支する枢支軸（７）とを有している
。

（８）・・・は前記羽根（４）・・・の表面に添設した
アモルファスシリコン太陽電池で、前記ステ〕・レス製
の羽根く４）面上に、活性領域を構成するアモルファス
シリコン層の、厚さ１００〜３００人のｎ層（９）、厚
さ０．５〜３４ＩＩ１１の真性層〈１層＞　（１０）、
厚さ１００〜３００人のＰ層（１１）と酸化インジウム
錫、酸化インジウム、酸化錫膜からなる光透過電極＜　
Ｔ　ＣＯ＞　＜１２＞と集電電極（１３）とを順次被着
し、て作製している。

〈１４）はモータ機構で、このモータ機構（１４）は前
記ボス筒部（５）内に収納した直流−交流交換器（１５
）及びローターフィル（１６）と、前記枢支軸（７）に
取り付けたカフ型ステータ（１７）とからなる交流モー
タに構成きれ、前記太陽電池（８）からの直流発電電力
を逆流防止ダイオード（１８）を介して直流−交流交換
器（１５）に印加し、該変換器（１５）で交流に変換し
てし］−タコイル（１６）に供給することにより、該太
陽’Ｑｔｔｌｈ（８）に太陽光線等の光か当たった時を
一該太陽電／ｌ１２（８）電源でこの回転翼（６）を回
転部シｊするものである。

第４図は此の換気扇装置（１）をハウス栽培建造物（１
９〉の側壁（２０）及び屋根〈２１〉に設置したもので
あるが、このように設置すると昼間、日が登ると抜に日
射強度が高くなり、それに比例してハウス詰培建逼告物
（１９）内の句泪ｈ≦μ赴１．　士ナー　す辿営池（８
）の発電電力量も増加する。そして前記ハウス（１９）
内の気温が略２５°Ｃに到達する午前１０時頃の日射量
によって発電する発電電気量で、前記モータ機構（１４
）が回転するようにしておけば、回転翼（６）は回転を
開始し、前記ハウス〈１９〉内に外気を送り込んで該ハ
ウス（１９）内の気温を下げると共に換気を行なう。こ
こで、雲が発生した場合や、雨の場合においては日射量
が低下し、前記ハウス（１９）内の気温も低下する。こ
のとき太陽電池（８）の節電電力も減少す、るから回転
翼（６）の回転数も低ｒし、即し日射量によって回転翼
（６）の回転数が自動制御され、前記ハウス（１９）内
の過冷却が防止されるものである。また夜間においては
太陽電池（８）は発電しないから回転！（６＞は回転せ
ず、従って前記ハウス（１９）内の温度が徒らに低下す
ることがない。

尚第５図には本発明の他の実施例を示すが同図において
、モータ機構（１４’）は前記ボス筒部（５）内に収納
した円筒型のロータ用界磁磁石（２２）と、該ボス筒部
（５）と枢支軸（７）とを結ぶ整流子＜２３）と、枢支
軸（７〉に取り付けられたステータコイル（２４）とよ
りなる直流モータからなっている。

（へ）発明の効果 本発明によれば、太陽電池が回転翼に一体化されており
、しかもこの太陽電池電源で回転翼を回転さＨるもので
あるから新たな配線工事が全く下髪であり、設置費用を
低廉にすると共に、山間部や畑地等、商用Ｗ混線の存在
しない場所でも簡単に設置することができる。

また、この送風装置をハウス栽培建造物に設置すれば日
射量によって該ハウス内を自動換気し、ハウス内の温度
が過度に上昇することなくまた雲り時や雨時には渉らに
ハウス内を冷却することがないと共に夜間時にはハウス
内を換気して過冷却することがなく、従ってハウス内を
常に適正な気温に保ち、植物の成長を促進することがで
きる。

１、　さらに本発明におい１太陽電池として羽根面にア
モルファスシリコン太陽電池を被着して形成したもので
は羽根面の曲率に関係なく均一に添設することができ、
発電効率を上昇すると共に製造工程を簡単にすることが
できる。

【図面の簡単な説明】

四面は何れも本発明送風装置の換気扇装置における実施
例に関し、第１図（イ）は一部切欠正面図、（ロ）は側
面断面図、第２図は要部の拡大断面図、第３図は回路図
、第４図は使用例を示す斜視図、第５図は日射量とハウ
ス内気温との関係を示を図、第６図は他の実施例の側面
断面図である。 （４）　・羽根、（５）・・・ボス筒部、（６）・・・
回転Ｉ、（８）・　アモルファスシリコン太陽電池、（
１４）（１４’）・・モータ機構。 出願人　三洋電機株式会社 代理人　弁理士　佐野静夫

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の羽根をボス筒部から放射状に延出した回転
   翼の前記羽根に太陽−ｒ；、／［ｌ！を添設すると共に
   、前記ボス鉤部及び該ボス１両部の枢支軸に、前記電池
   を電源として該回転翼を回転せしめるモータ機構を装着
   してなる送風装置。
2. （２）前記モータ機構は前記ボス胸部に収納した直流−
   交流交換手段及びロータフィルと、前記枢支軸に取り付
   けたステータとからなる交流モータであることを特徴と
   する特約請求の範囲第１項記載の送風装置。
3. （３）前記モータ機構は、前記ボス胸部に収納したロー
   タと、前記枢支軸に取り付けたステータとからなる直流
   モータであることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の送風装置。
4. （４）前記太陽電池はｍ７記羽根面上に形成したアモル
   ファスシリコン太陽電池であることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の送風装置。