JPS6021741B2 - 拍動送液ポンプ - Google Patents

拍動送液ポンプ

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Publication number
JPS6021741B2
JPS6021741B2 JP56142290A JP14229081A JPS6021741B2 JP S6021741 B2 JPS6021741 B2 JP S6021741B2 JP 56142290 A JP56142290 A JP 56142290A JP 14229081 A JP14229081 A JP 14229081A JP S6021741 B2 JPS6021741 B2 JP S6021741B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
liquid
pump
small
thin film
Prior art date
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Expired
Application number
JP56142290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5844061A (ja
Inventor
正明 山路
文俊 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SB Kawasumi Laboratories Inc
Original Assignee
Kawasumi Laboratories Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasumi Laboratories Inc filed Critical Kawasumi Laboratories Inc
Priority to JP56142290A priority Critical patent/JPS6021741B2/ja
Publication of JPS5844061A publication Critical patent/JPS5844061A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は人工腎臓の血液回路等に取付けられる拍動送液
ポンプの関するものである。
人工腎臓システムにおいて血液を体外循環させる場合、
血液ポンプが使用されることはよく知られている。
この血液ポンプのタイプとして現在血液チューブをロー
ラでしごくようにしたものが多用されているが、この方
式ではチューブに大きな摩擦抵抗が加わったりすると、
チューブを破損したり、赤血球を破壊する危険性がある
。また長時間使用するうちにチューブの弾性が弱まって
、ローラの回転速度が一定の場合でも血液等の液体の流
量が低下し、精度の高い送液ができず、さらには軽量、
小型化にも限度がある。このため、前記したローラポン
プに代わる送液ポンプが種々提案されており、その中に
例えば特開昭鼠−81693号公報や特閥昭54一24
484号公報で開示される如く、復元性のある導管を収
縮−復元せしめ、その中にある弁を利用して送液するよ
うにしたものが知られている。
即ち、この送液ポンプは第1図に示すごとく、導管1内
を区画壁2,3で仕切って空間部8を形成し、各区画壁
2,3に小孔5,6を設けると共に、各小孔の先端に開
閉弁7,7aを設けるようにしたものである。そしてこ
のポンプでは空間部8を押すと弁7が閉、弁7aが関と
なって空間部8内の液体が次の空間部8aに押し出され
、また復元させると弁7は関、弁7aは閉となって後方
の空間部8bから液体が吸引され、これを繰返すことで
液体を前方に送っているものである。しかしながら、こ
のようなポンプは、シリコ−ンゴム等で一体成型されて
いるため、区画壁2,3や小孔5,6さらには開閉弁7
,7aを形成するための金型の作成が難しい。
特に開閉弁7,7aは、ある程度薄肉にしなければ逆止
弁としての作用が得られず、こうした薄肉の逆止弁を金
型で一体成型することは技術的に困難である。また前記
逆止弁はそれが閉じた場合、表面張力によって密着する
傾向にあり、特に内部を通過する液体が血液のごとく粘
性が高く、しかも弁の肉厚が薄くなったような場合、そ
の逆止弁が強固に密着して通常の送圧では容易に弁が閉
口しないという危険性があった。本発明は、上述したよ
うな問題点を解決するために検討の結果提案されたもの
である。
以下本発明の具体的実施例を第2図以下の図面に従って
説明すると、まず、第6図は本発明の一実施例を示す斜
視図、第4図は一方の液溜り部の斜視図、第2図及び第
3図はその分解図である。
第2図において、1川ま大径軟質プラスチックチューブ
であり、その両端部には、小径軟質プラスチックチュー
ブ11,12の一端が挿入される。この場合、一方の小
窪欧費プラスチックチューブ11の液体出口側端部には
第3図に示すように、両端部が閉口した軟費プラスチッ
ク製の偏平状の薄肉チュ−ブ13が挿入されている。本
実施例ではこの薄肉チューブ13は2枚のシートを重ね
その幅方向両端部をシールして作られている。またチュ
ーブ11の挿入側と反対側の端部中央部13bは点また
は綾溶着しており、このようにすれば、薄肉チューブ1
3が弁として効率良く機能する。次に、本発明では、前
記大径軟質プラスチックチューブ10の両端部を押し潰
して例えば高周波ゥェルダーなどにより落着する。
この落着に際しては、例えば第5図に示すような金型1
4を使用し、孔型14aにおいて小径軟質プラスチック
チューブ11,12を挟むようにすれば、該チューブ1
1,12も押し潰されて溶着されるようなことはない。
このような落着により、大蓬欧費プラスチックチューブ
10の一端部には小径欧質プラスチックチューブ11と
薄肉チューブ13が固着され、他端部には小径軟質プラ
スチックチューブ11が固着されると共に、大蓬欧質プ
ラスチックチューブ10は小径チューブ11,12の挿
通部を除いて密封されることになる。なお、この落着に
際しては、軟費プラスチックチューブ10の両端部を別
々に行なってもまた同時に行なってもいずれでもよい。
このようにして製造されるポンプ本体20は他の同様な
ポンプ本体と直列状に連結させる必要があるが、その方
法としては例えば小径チューブ11もし〈は12に他の
ポンプ本体のづ・怪チューブをコネクターを介して、あ
るいは接合等により接続させることもできる。
しかし第6図に示すごとく、両ポンプ本体20,20′
を連結する小径チューブ12の液体出口側端部に偏平薄
膜チューブ13′を挿入し、これを別の大径チューブ1
0′に挿入すると共に、該大径チューブ10′の池端に
小径チューブ15を挿入して上記と同様な方法で他のポ
ンプ本体20′を製造するようにしてもよい。一方、第
7図、第8図及び第9図は本発明の他の実施例を示した
ものである。
即ち、上記した大怪チューブ10,10′は当初から筒
体となっているが、例えば第7図に示すように2枚の鰍
質プラスチックシート16,17の長さ方向両端部をシ
ールすると扇平のチューブ状となり、本発明における大
蓬チューブとはこのような態様も含まれる。しかして第
7図においては、欧質プラスチックシート16,17の
間に4・軽チューブ11,12を挟み、一方の小径チュ
ーブ11に薄膜チューフ13を挿入した状態でシート1
6,17の全周機縁部を落着するものである。
そして、このようにして作られたポンプ本体の小型チュ
ーブ11または12に他のポンプ本体の小型チューブを
コネクター等を介して直列状に接続するものである。ま
た第8図及び第9図は、上記第7図の方法に従って複数
連結されたポンプを製造する場合の一例を示したもので
ある。即ち2枚の欧質プラスチックシート16,17間
の長さ方向両端部及び中央部に小径チューブ11,12
,15を挟み、小径チューブ11,12の一端部には薄
膜チューブ13,13′を挿入した後、シート16,1
7の全周端綾部及び中応部を溶着するものである。これ
により第9図に示すごとく第6図と同様なポンプ本体2
0,20′が得られることになる。以上のような拍動送
液ポンプの作用は基本的には第1図に示したものと同様
である。即ち薄膜チューブ13,13′は逆止弁として
の機能を有し、送り出し側の大蓬軟質プラスチックチュ
ーフ10を手動もしくは押圧機構等で圧縮すると薄膜チ
ューブ13は閉、13′は関となり、大蓬チューブ10
内の液体を小窪チューブ12を介して大径チューブ10
′方向に送り出し、また大蓬チューブ10を復元させる
と薄膜チューブ13は開、13′は開となって小径チュ
ーブ11方向から大径チューブ10内に液体を吸入する
ものであり、これを繰り返すことで4・蓬チューブ15
方向に液体を送り出している。以上説明した本発明によ
れば、軟貿プラスチック製の大蓬チューブやシートで作
られた液溜り部に連結チューブや送液チューブを挿入し
、これらチューブの液体出口側端部に偏平薄肉チューブ
を挿入するとともに、液溜り部の端緑部を溶着するだけ
で、薬液、血液を移送するポンプが容易かつ安価に製造
することができ、特殊な金型を必要としない。
また本発明によれば薄膜偏平チューブの関口様部に点ま
たは線溶着部を形成したことにより、薄膜偏平チューブ
が閉の状態になって、上下両面が接したとしても、その
溶着部付近にわずかな空隙が生じるため、表面張力によ
って固く密着するよなことがなくなり、液体の流速がス
ムースになる。さらに、本発明のポンプは液溜り部を圧
縮させて送液するため、従来のチューブをロールでしご
く方式に比較して、血球破壊や液溜り部の損傷の度合が
少なく、停電時等にもただちに手動に切換えることがで
きる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の送液ポンプの断面図、第2図は本発明法
の実施例を説明するための斜視図、第3図は同じく薄膜
チューブの装着方法を示す斜視図、第4図は本発明法に
よって製造された1つの送液ポンプの斜視図、第5図は
本発明法の溶着の際に使用されるシール機金型の断面図
、第6図は本発明法によって製造された送液ポンプの全
体斜視図、第7図及び第8図はいずれも本発明の他の実
施例を説明するための斜視図、第9図は本発明の他の実
施例によって製造された送液ポンプの全体斜視図である
。 図中10,10′は大径軟質プラスチックチューブ、1
1,12は小径軟質プラスチックチューブ、13,13
′は薄膜チューブである。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一対の軟質プラスチツク製の液溜り部を連結チユー
    ブで連結させるとともに、各液溜り部の他端部に送液チ
    ユーブを接続し、一方の液溜り部内の送液チユーブの液
    体出口端部と、他方の液溜り部内における連結チユーブ
    の液体出口端部にはそれぞれ薄膜偏平チユーブの一端部
    を固定するとともに、該薄膜偏平チユーブの他端の口部
    に点または線溶着部を形成したことを特徴とする拍動送
    液ポンプ。
JP56142290A 1981-09-11 1981-09-11 拍動送液ポンプ Expired JPS6021741B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56142290A JPS6021741B2 (ja) 1981-09-11 1981-09-11 拍動送液ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56142290A JPS6021741B2 (ja) 1981-09-11 1981-09-11 拍動送液ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5844061A JPS5844061A (ja) 1983-03-14
JPS6021741B2 true JPS6021741B2 (ja) 1985-05-29

Family

ID=15311934

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JP56142290A Expired JPS6021741B2 (ja) 1981-09-11 1981-09-11 拍動送液ポンプ

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