JPS602162Y2 - 靴下 - Google Patents
靴下Info
- Publication number
- JPS602162Y2 JPS602162Y2 JP1980079580U JP7958080U JPS602162Y2 JP S602162 Y2 JPS602162 Y2 JP S602162Y2 JP 1980079580 U JP1980079580 U JP 1980079580U JP 7958080 U JP7958080 U JP 7958080U JP S602162 Y2 JPS602162 Y2 JP S602162Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stitch
- course
- knitted
- yarn
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Socks And Pantyhose (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来靴下のずれ落防止の目的として被覆ゴム糸を各コー
ス又は１コースおき位に挿入するものが多かったが、ゴ
ム糸が強過ぎると脛部を圧迫し不快の念を起こすと同時
に血行を悪くする欠点を免れない。
ス又は１コースおき位に挿入するものが多かったが、ゴ
ム糸が強過ぎると脛部を圧迫し不快の念を起こすと同時
に血行を悪くする欠点を免れない。
そこで口編部の内側に、摩擦の大きな表面を有する例え
ばベアースパンデックス或はゴム等の糸が現われしかも
、その糸は、緯方向には強く縮少しないような組織とし
、ずれ落を良好に防止し、かつ、緊締の程度を必要以上
に強くすることをなくしたのが本考案靴下である。
ばベアースパンデックス或はゴム等の糸が現われしかも
、その糸は、緯方向には強く縮少しないような組織とし
、ずれ落を良好に防止し、かつ、緊締の程度を必要以上
に強くすることをなくしたのが本考案靴下である。
本考案靴下はこの欠点をなくしたもので、図面と共にこ
の考案の実施例を次に説明する。
の考案の実施例を次に説明する。
第１図はこの考案を施した靴下の一部を載断した側面図
で、Ｋ式靴下編機を用いて口編部１を折返して袋状に編
成し、袋状口編部の内側２の一部乃至大部分に次のよう
なずれ落防止組織部３を形成する。
で、Ｋ式靴下編機を用いて口編部１を折返して袋状に編
成し、袋状口編部の内側２の一部乃至大部分に次のよう
なずれ落防止組織部３を形成する。
その組織の例を第２図、第３図に示す。本考案靴下のず
れ落防止組織部３の組織は第１コースＡと第２コースＢ
との２つのコースの繰返しとなる。
れ落防止組織部３の組織は第１コースＡと第２コースＢ
との２つのコースの繰返しとなる。
先ず第１コースＡをベアースパンデックス糸又は合皮ゴ
ムなどの表面の摩擦の大きな糸４で伸長することなく、
大きい表目５と小さい表目６とを交互に編戒腰第２コー
スＢには適宜の伸縮性を有する糸例えばウーリーナイロ
ン糸７を用いて前記大きい表目５にはタック編８し、小
さい表目６には小さい表目９を編みかける。
ムなどの表面の摩擦の大きな糸４で伸長することなく、
大きい表目５と小さい表目６とを交互に編戒腰第２コー
スＢには適宜の伸縮性を有する糸例えばウーリーナイロ
ン糸７を用いて前記大きい表目５にはタック編８し、小
さい表目６には小さい表目９を編みかける。
次に第１コースＡと同様編糸４によって、第１、第２コ
ースの表目５とタック編８に対して大きい表目５を編み
かけ、第２コースの表目９には小さい表目６を編みかけ
る。
ースの表目５とタック編８に対して大きい表目５を編み
かけ、第２コースの表目９には小さい表目６を編みかけ
る。
以下各コースで上記第１、第２コースと同じ編成を繰返
し、編目５゜９の裏面と編目６の表面を通過するような
ゴム糸１０を挿入することによってずれ落防止組織部の
組織を形成する。
し、編目５゜９の裏面と編目６の表面を通過するような
ゴム糸１０を挿入することによってずれ落防止組織部の
組織を形成する。
第２図に示す組織ベアースパンデックス糸４で大きい表
目５と小さい表目６とを１個おきに配列し、従って第２
コースではウーリーナイロン糸７でタック編８を１個お
きに形成した場合を示し、第３図はベアースパンデック
ス糸４で大きい表目５を１個、小さい表目６を２個の順
に、また、第２コースではウーリーナイロン糸７でタッ
ク編８を１個に小さい表目９を２個の順にそれぞれ配列
した場合を示すものである。
目５と小さい表目６とを１個おきに配列し、従って第２
コースではウーリーナイロン糸７でタック編８を１個お
きに形成した場合を示し、第３図はベアースパンデック
ス糸４で大きい表目５を１個、小さい表目６を２個の順
に、また、第２コースではウーリーナイロン糸７でタッ
ク編８を１個に小さい表目９を２個の順にそれぞれ配列
した場合を示すものである。
このような組織及び糸使いとした場合にウーリーナイロ
ン糸は仕上工程として熱処理を加えると収縮して、ベア
ースパンデックス糸又は合皮ゴム糸だけが２〜３ウエー
ル毎に浮き上り、これが肌に接してその摩擦により滑り
止めの役目を果す。
ン糸は仕上工程として熱処理を加えると収縮して、ベア
ースパンデックス糸又は合皮ゴム糸だけが２〜３ウエー
ル毎に浮き上り、これが肌に接してその摩擦により滑り
止めの役目を果す。
従ってそれだけコース方向に直線状に挿入したゴム糸の
張力を緩めることも可能である。
張力を緩めることも可能である。
糸使いの一例を述べれば、ベアースパンデックス糸１４
０Ｄ或は１００Ｄを編糸４に、ウーリーナイロン糸１０
Ｄを編糸７に使用する。
０Ｄ或は１００Ｄを編糸４に、ウーリーナイロン糸１０
Ｄを編糸７に使用する。
第２図の如く１ウエールおきにタックを繰返した組織に
よると、仕上工程で熱処理を行なったときウーリーナイ
ロン糸が収縮して、その外観がリブニラター編機で編立
てたリブ編組織に酷似し、ストレッチも従来の組織より
良好になる。
よると、仕上工程で熱処理を行なったときウーリーナイ
ロン糸が収縮して、その外観がリブニラター編機で編立
てたリブ編組織に酷似し、ストレッチも従来の組織より
良好になる。
口編部の内側である袋編部分に約３０の幅で第２図、第
３図の組織を設けるとずれ落防止組織部３が外部から見
えず、外観をそこなうことがない。
３図の組織を設けるとずれ落防止組織部３が外部から見
えず、外観をそこなうことがない。
上記した如くこの考案の靴下は一部の使用糸を表面摩擦
の大きな糸とし、その糸を編地の表面に突出するような
組織とし、この突出部と脛部の摩擦によって靴下のすり
落ちを防止するようにしたもので、突出部を形成するこ
とによって従来のゴム糸を挿入する場合これが伸長度を
少くして編込むことができるから脛部への圧迫が少くな
り、穿心地がよい。
の大きな糸とし、その糸を編地の表面に突出するような
組織とし、この突出部と脛部の摩擦によって靴下のすり
落ちを防止するようにしたもので、突出部を形成するこ
とによって従来のゴム糸を挿入する場合これが伸長度を
少くして編込むことができるから脛部への圧迫が少くな
り、穿心地がよい。
第１図はこの考案を施した靴下の一部切断側面図、第２
図はずれ落防止組織部の組織の一例、第３図は同じく別
な例を示す。 Ａ・・・・・・第１コース、Ｂ・・・・・・第２コース
、１・・・・・・口編部、３・・・・・・ずれ落防止組
織部、４・・・・・・表面摩擦の大きい編糸、５・・・
・・・大きい表目、６，９・・・・・・小さい表口、７
・・・・・・ウーリーナイロン糸、８・・・・・・タッ
ク編、１０・・・・・・ゴム糸。
図はずれ落防止組織部の組織の一例、第３図は同じく別
な例を示す。 Ａ・・・・・・第１コース、Ｂ・・・・・・第２コース
、１・・・・・・口編部、３・・・・・・ずれ落防止組
織部、４・・・・・・表面摩擦の大きい編糸、５・・・
・・・大きい表目、６，９・・・・・・小さい表口、７
・・・・・・ウーリーナイロン糸、８・・・・・・タッ
ク編、１０・・・・・・ゴム糸。
Claims (1)
- 第１コースＡをベアースパンデックス系又は合皮ゴム糸
等の表面摩擦の大きい編糸４で大きい表目５と小さい表
目６とを交互に編成し、第２コースＢにはウーリーナイ
ロン糸７を用いて前記大きい表目５にはタック編８し、
小さい表目６には小さい表目９を編みかけ、次に第１コ
ースの編糸４によって大きい表目５とタック編８に対し
て大きい表目５を編みかけ、小さい表目９には小さい表
目６を編みかけ、これを繰返し、編目５，９の裏面と編
目６の表面の間を通過するようゴム糸１０を挿入し、加
熱処理によるウーリーナイロンの収縮により表面摩擦の
大きい編糸が編地の一面に顕出してなるずれ落防止組織
部３を袋状に折返して形成した口編部１の内側に設けた
ことを特徴とする靴下。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980079580U JPS602162Y2 (ja) | 1980-06-07 | 1980-06-07 | 靴下 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980079580U JPS602162Y2 (ja) | 1980-06-07 | 1980-06-07 | 靴下 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS575404U JPS575404U (ja) | 1982-01-12 |
| JPS602162Y2 true JPS602162Y2 (ja) | 1985-01-22 |
Family
ID=29442056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980079580U Expired JPS602162Y2 (ja) | 1980-06-07 | 1980-06-07 | 靴下 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602162Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013521415A (ja) * | 2010-03-23 | 2013-06-10 | ラディアント | ガーメント、特に医療用圧迫ガーメント |
| JP2017523844A (ja) * | 2014-08-05 | 2017-08-24 | ビーエスエヌ メディカル，インク． | 治療的医療用圧迫ガーメントおよび方法 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62194854U (ja) * | 1986-05-31 | 1987-12-11 | ||
| US9345271B2 (en) * | 2012-12-21 | 2016-05-24 | Bsn Medical, Inc. | Knitted compression garment, knitted fabric and method of knitting fabric |
| JP7373839B2 (ja) * | 2019-09-20 | 2023-11-06 | コーマ株式会社 | 筒編繊維製品 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5447536U (ja) * | 1977-09-05 | 1979-04-02 | ||
| JPS54125733U (ja) * | 1978-02-20 | 1979-09-03 |
-
1980
- 1980-06-07 JP JP1980079580U patent/JPS602162Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013521415A (ja) * | 2010-03-23 | 2013-06-10 | ラディアント | ガーメント、特に医療用圧迫ガーメント |
| JP2017523844A (ja) * | 2014-08-05 | 2017-08-24 | ビーエスエヌ メディカル，インク． | 治療的医療用圧迫ガーメントおよび方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS575404U (ja) | 1982-01-12 |
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