JPS60215980A - マスタ−機能を備えたキ−可変シリンダ−錠 - Google Patents

マスタ−機能を備えたキ−可変シリンダ−錠

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JPS60215980A
JPS60215980A JP7446684A JP7446684A JPS60215980A JP S60215980 A JPS60215980 A JP S60215980A JP 7446684 A JP7446684 A JP 7446684A JP 7446684 A JP7446684 A JP 7446684A JP S60215980 A JPS60215980 A JP S60215980A
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JP
Japan
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key
pin
master
cylinder lock
change
Prior art date
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Pending
Application number
JP7446684A
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Inventor
熊野 富夫
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Showa Rotsuku KK
Original Assignee
Showa Rotsuku KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、同一のシリンダー錠においてキー可変機能と
マスター機能とを兼備したシリンダー錠に関するもので
ある。
ホテル等にある多数の部屋は常時不特定多数の人の利用
に供されるものであるから、鍵の紛失や不正使用等に容
易に対処するためには、同一のシリンダー錠において簡
単に鍵違いを構成し得ることが必要であり、この種のキ
ー可変シリンダー錠は近時多種類のものが提供されてい
る。
また、ホテル等にあっては各階毎に多数の客室がある。
これらの全客室を管理運営するためには、通富は、全階
全部屋のシリンダー錠に共通して施解錠操作し得るグラ
ンドマスターキーと、同一階上に限り全部屋のシリンダ
ー錠に共通して施解錠操作し得るフロア−マスターキー
とを雷備することが要求されている。またホテル等の規
模が巨大化していて1フロア−の部屋数の多い場合は。
同一階上の各部屋を更に小単位群にブロック化して各ブ
ロック群毎に共通のマスターキーを設番ノたり、或いは
高層ホテル等にあっては特定階数毎にブロック化して各
ブロック階数群毎に別の共通のマスターキーを設けるこ
ともある。このようにホテル等の部屋数が多いほどマス
ターキーの種類を増やして使用しなければならないのが
実情である。
然るに、従来のキー可変シリンダー錠に於いては、チェ
ンジキーによる変換操作によって鍵違いを構成すること
は可能であるも、この同一シリンダー錠に多種類のマス
ターキーを使用することの出来ない不都合があった。そ
れ故、従来はホテル等の各部屋の扉において、前記キー
可変シリンダー錠とは別にマスター用のシリンダー錠を
装着しているが、1枚の扉に2個のシリンダー錠を装着
することは、製造コストの高騰、キーの誤操作。
扉に対する錠前の取付はスペースの拡大、など多くの不
都合を招来するものである。
本発明は上記従来の諸欠点を解消したものであって、同
一のシリンダー錠に於いて、キーの変換を可能にしたキ
ー可変機能と、多種類のマスターキーの使用を可能にし
たマスター機能たを兼備した新規なシリンダー錠の提供
を目的とするものである。
即ち2本発明は、チェンジキーの操作によって特定のホ
ールから同一円周上の他のボールにチェンジピンを位置
変換し得る変換ピン構成部により鍵違いを構成するシリ
ンダー錠に於いて、シリンダーボディ及びバレルの1箇
所以上に不変ピン構成部を設け、該不変ピン構成箇所に
対して全ての切込みを有し変換ピン構成によって鍵違い
を編成する子鍵と、特定のマスター群内のシリンダー錠
の不変ピン構成によって他の群と区別し変換ピン構成の
変化に関係なく解錠可能な切込みを有するマスターキー
と、前記不変ピン構成及び変換ピン構成の全て番ご対し
て切込みを有するマスターキー(グランドマスターキー
)との使用を可能にしたことを特徴とするマスター機能
を備えたキー可変シリンダー錠、を要旨とするものであ
る。
本発明の具体的態様を図面に基いて更にd′(説ずれば
、以下の通りである。
先ず第1図乃至第5図に於いて、第2図は第1図のB軸
線上の縦断面をあられし、第3図は第1図のC−A軸線
上の縦断面をあられし、また第4図は第1図のB′軸線
上の縦断面をあられし、更に第5図は第1図のC’ −
A ’軸線上の縦断面をあられしたものである。尚、シ
リンダーに挿入したキーは、第2図及び第3図では子鍵
、第4図及び第5図ではチェンジキーを使用している。
(1)はシリンダーボディであって、該シリンダーボデ
ィ (1)の内部軸方向にバレル(2)が回動自在に嵌
合され、該バレル(2)の外周面と前記シリンダーボデ
ィ (1)の内周面との摺動接触面をシェアライン(X
)とする。(3)はniJ記バレル(2)に設けたキー
ウェイである。
(4)は前記シリンダーボディ(1)に設けたボディホ
ールであって、該ボディホール(4)はシリンダーボデ
ィ(1)の軸方向及び第1図のA、A’、B、B’、C
,C’の円周方向に各々適数整列され、それぞれ心方向
に設けられている。(5)は前記ボディホール(4)の
一部のホールに対応してバレル(2)に形成されたタン
ブラ−ホールである。このタンブラ−ボール(5)は第
1図に示ずバレル(2)の位置において、A。
B、C軸線上のバレル(2)円周面に形成され。
且つ前記ボディホール(4)に整合して軸方向に適数段
けられ、それぞれ心方向に設けられている。
(6)は前記各ボディホール(4)に保持させたドライ
バーピン、 (7)は前記各タンブラ−ホール(5)に
保持させたタンブラ−ピン、 (8)は前記両ピン(6
)(7)間に位置して解錠条件を変更するためのチェン
ジピンである。(9)は前記ボディホール(4)に縮装
して各ドライバーピン(6)をそれぞれ心方向に付勢す
るためのバネである。
尚、第1図に示すシリンダーボディ (1)の八とA′
軸軸線BとB′軸軸線CとC′軸軸線、それぞれ同一円
周上にピン構成群が整列されているが、第6図(a)(
b)に示す如<、A−A’の円周線上と、B−B’の円
周線上と、c−c’の円周線上とに設けられているピン
構成群は、それぞれ軸方向に位置を若干ずらして形成さ
れている。また第6図(a)に示す角度(α)は、チェ
ンジキーによる解錠条件の変更操作によって、バレル(
2)のピン構成群がシリンダーボディ(1)のA、B、
C軸線位置からA’、B”、C’軸線位置まで移行する
角度を示している。尚、Δ、B、C2の相互角度は図示
の実施例において90度に設けであるが、必ずしも90
度であることに限定されない。
そこで、先ずシリンダー錠の解錠条件を変更する場合、
第7図乃至第13図に示す操作を行なうものである。尚
、A−A’、B−B’、C−C’の各円周線上のピン構
成群がそれぞれ軸方向に若干ずれて形成されていること
は前述した通りであるが、説明の便宜上、第7図乃至第
13図においては、A、A’、B、B’、C,C’の各
軸線上のピン構成群を同−断面上にあられしたものであ
り、且つシリンダー錠の軸方向に整列せる複数組のキー
変換構成部のうち、特に1組のキー変換構成部を示しで
ある。
シリンダー錠のキー変換構成部が第7図の状態にあった
とする。この第7図はB軸線上及びC軸線上においてロ
ック状態にあり、子鍵(K1)の使用のみ許容する〔第
2図及び第3図を参照〕。
尚、チェンジキー(CI)と子鍵(K1)との関係につ
いては後述する。ここでバレル(2)のキーウェイ (
3)に第1チエンジキー(C1)を挿し込むと、前記ロ
ック位置の各ピンが押動されてピン接合面とシェアライ
ン(X)が一致するのでロック状態が解除され〔第4図
及び第5図を参照〕、バレル(2)の回動が可能となる
〔第8図示〕。そこで第1チエンジキー(C1)を時計
方向に角度(α)だけ回動すると、B軸線上のチェンジ
ピン(8)がB′軸線位置まで移行し〔第9図示〕、こ
こで第1チエンジキー(C1)を抜き取り〔第10図示
〕1代りに第2チエンジキー(C2)を挿し込む〔第1
1図示〕。この第2チエンジキー(C2)は、キー軸部
の上端部及び左右側腹部に形成された鍵谷部の深さ等が
前記第1チエンジキー(ci> と異なる形状を有して
いるので、第2チエンジキー(C2)を挿し込んだ状態
において、B′軸線上に位置するチェンジピン(8)を
ボディホール(4)内に押し上げ、且つC′軸線上に位
置するチェンジピン(8)をバネ(9)の付勢力によっ
てタンブラ−ホール(5)内に位置せしめ、ピン接合面
とシェアライン(X)が一致した状態にある。
そこで第2チエンジキー(C2)を反時計方向に角度(
α)だけ復動すると、B′軸線位置のチェンジピン(8
)はそのままB′軸軸線ボディボー/Lz(4)に残留
し、c′軸線位置のチェンジピン(8)はC軸線位置ま
で移行される〔第12図示〕。
この状態に於いて第2チエンジキー(C2)を抜き取る
と〔第13図示〕、シリンダー錠の解錠条件が変更され
、前記子鍵(K1)では第13図のシリンダー錠を解錠
できず、第13図の解錠条件に適合した子鍵のみ使用可
能となる。このことは、第7図と第13図との対比から
明らかであり、シリンダー錠の同一のキー変換構成部に
あって、B軸線位置のチェンジピン(8)がB′軸線位
置へ移行し、またC′軸線位置のチェンジピン(8)が
C軸線位置へ移行しているので、解錠条件の異なる鍵違
いを構成しているのである。
次に、マスターキーを使用する場合について説明すれば
2次の通りである。
マスターキーは、シリンダー錠における解錠条件の変更
如何に拘らずバレル(2)を回動できることが必要であ
る。しかも群分けした複数種類のマスターキーを用意し
なければならない。
上記の表のように、A室の手錠がKalからKa2に変
換されると、変換後のシリンダー錠はKalでは解錠操
作ができない。そしてシリンダー錠の変換によりその都
度手錠は取替えられ、マスター群の影響を受けずに使用
される。しかし小マスターキー〔小M(1)等〕は変換
の前後を問わず解錠操作が可能でなければならず、手錠
の変換の影響を受けないものであり、且つ特定の子11
! 71Yにはシリンダー錠を解錠できるが、他の手錠
群のシリンダー錠を解錠できないものである。また大マ
スターキーは手錠の変換及びマスター群の規制を受けず
に全てのシリンダー錠を解錠操作し得るものである。
前記シリンダー錠の構成は、第1図乃至第5図等から明
らかな如<、A軸線上のピン群は芹通の不変ピン構成と
し、A′軸線上のピン群はあくまでキーの挿入及び法悦
を可能にするためのものである。またB、B’、C,C
’軸軸線りの各ピン群は、B−B’間、c−c’間で移
行可能なチェンジピン(8)を有する変換用のピン構成
をなしている。尚、実施例では説明の便宜上、不変ピン
構成と変換ピン構成とを軸方向で区別して設けたが、実
際には軸線の区別なく不変ピン構成と変換ピン構成とが
不規則に入り乱れて構成される。
また実施例においてはA軸線上のみ不変ピン構成とし、
B、C軸線上を変換ピン構成としたが。
例えばA、B軸線上を不変ピン構成としても良く、不変
ピン構成の数9位置2等については具体的に問うもので
ない。尚、不変ピン構成部を増やすことによってマスタ
ー編成の数が著しく増加するものである。
ここでキーとピン構成との関係についてみれば下記の通
りである。
〔手錠について〕
全ての不変ピン構成箇所に対する切込みを形成しておけ
ば、マスター群の影響を受けることなく変換ピン構成に
よって鍵違いを編成し得る。即ち、マスター群を規制し
ている不変ピン構成の全てに適合するキーの切込み(鍵
谷部)を形成しておけばマスター群の影響を受けること
がなく、全てのシリンダー錠がキー可変機能を具備しマ
スター群に関係なく手錠を変換しflる。この状態につ
いては第2図及び第3図に示した通りであり、A軸線上
のピン群が不変ピン構成部を形成するものである。第2
図及び第3図は手錠(K1)を使用した実施例であるが
、第14図及び第15図は解錠条件の異なるシリンダー
錠に対してこれに適合せる子li!(K2)を使用した
実施例を示しζいる。
両実施例から明らかなように、手錠(Kl)(K2)に
おけるシリンダー錠のA軸線部に面するキー軸部には、
マスター群を規制している不変ピン構成(A軸線上のピ
ン構成部)の全てに適合するキーの切込みが同一形状で
形成されている。このことは、第2図及び第3図に示す
シリンダー錠で使用した手錠(K1)と、第14図及び
第15図で使用した手錠(K2)とを、チェンジ4ニー
で変換することを可能にするものである。
〔小マスターキーについて〕
特定のマスター群のみ解錠操作が可能であり9且つ手錠
の解錠条件変更に関係なく同一マスター群内で操作可能
に設けることが条件であるから。
同一マスター群内のシリンダー錠の不変ピン構成によっ
て他のマスター群と区別する。即ぢ、手錠の解錠条件変
更に関係なくマスター群を保つためには、同一群内を規
制する不変ピン構成群を変化させないことが必要である
。そして、変換ピン構成によるピンの編成変化によって
鍵違いを構成するので、変換ピンの変化に関係なく解錠
可能な切込み(鍵谷部)を小マスターキーに形成してお
く。即ち、この小マスターキーをキーウェイに挿し込む
ことによって、同一群内におけるキー変換構成部のシリ
ンダーボディとバレルとのシェア面が必ず一致ように切
込みを形成しておK3ば良いものである。第16図及び
第17図はある特定のマスター群に使用される小マスタ
ーキー(小Ml)を挿入した状態、第18図及び第19
図は他のマスター群に使用される小マスターキー(小M
2)を挿入した状態を示している。両実施例から明らか
なように、シリンダー錠のキー可変構成部、即ちB、C
軸線部に面するキー軸部には変換ピンの変化に関係なく
解錠可能な一定の切込みが形成されており、また両者の
マスター群が異なるので、シリンダー錠の不変ピン構成
群、即ちA軸線部に面するキー軸部は異なる切込み形状
を有している。
c大マスターキーについて〕 全てのシリンダー錠を解錠操作可能に設番ノるのが条件
であるから、不変ピン構成部の全てに適合する切込み(
鍵谷部)を設け、且つ全ての変換ピン構成部の変化に関
係なく解錠可能なように切込み(鍵谷部)を形成してお
けば良いものである。
第20図及び第21図に示すシリンダー錠と、第22図
及び第23図に示すシリンダー錠とは9人軸線上の不変
ピン構成部が異なり、且つB、C軸線上のキー変換構成
部の解錠条件が異なるも、同一の大マスターキー(GM
K)をキーウェイ (3)に挿入したことによって1両
者共に解錠可能な状態にある。即ち、A軸線部に面する
キー軸部には全ての不変ピン構成部に適合せる切込みが
あり。
またB及びC軸線部に面するキー軸部には変換ピン構成
部の変化に関係なく常に解錠可能な共通の切込のが形成
されている。
次に、マスター群数Nと手錠数Nnの限界について説明
すれば、下記の通りである。
第7図の状態にキーを挿入すると、B軸線上のシェア面
が2箇所あるため、キーの深い切込み部と浅い切込み部
が共にシェア面を一致させて操作可能となる。また第1
3図の状態にキーを挿入すると、B軸線上のシェア面が
1箇所であるため。
キーの深い切込み部はシェア面が合わず操作できないが
、浅い切込の部のみシェア面が一致して操作可能となる
。従って、浅い切込み部のみ形成されたキーを使用する
と、第7図及び第13図の状態ともシェア面が一致して
鍵違いに関係なくなる。そこでシリンダー錠のどこか1
箇所に、使用中以外のキーを挿入しても第13図のBI
IiII+線状態になるように、キーの切込み部を設定
しておけば良い。
例えば、シリンダー錠の断面軸方向にピン構成部が6列
設番ノられている〔6本ピンシリンダー錠〕と仮定すれ
ば2次の公式から下記の組合−F!数が得られる。
n! (A群) 6列のうち任意に1箇所だけ深い切込のを形成し7た場
合の組合せ数・・・ 6CI=6 (B群) 6列のうち任意に2箇所だけ深い切込のを形成した場合
の組合せ数・・・ 6C2=15(0群) 6列のうち任意に3箇所だけ深い切込みを形成した場合
の組合せ数・・・ 603 =20(D7作) 6列のうち任意に4箇所だけ深い切込みを形成した場合
の組合せ数・・・ 6C4=15(E群) 6列のうち任意に5箇所だけ深い切込みを形成した場合
の組合せ数・・・ 6e5=6 また第26図乃至第29図は、第1列目、第2列目、第
3列目にチェンジピン(8)を有するシリンダー錠にお
いて、そのキーウェイ(3)にそ′れぞれ種類の異なる
キーを挿入した状態を示すものである。第26図はキー
の深い切込み部を1゜2.3列目に形成しているので、
シリンダー錠に対してキーが適合し、シェア面が一致し
ている。
第27図はキーの深い切込み部を1,2列目に形成して
いて、cm編成のシリンダー錠にB群のキーを使用した
状態であり、シェア面が一致している。第28図はキー
の深い切込み部を1.2.6列目に形成していて、0群
のある特定編成のシリンダー錠に別の0群のキーを使用
した状態であり、6列目のシェア面が一致していない。
第29図はCI¥編成のシリンダー錠に全て浅い切込み
ををする特殊キーを使用した状態であり、シェア面が一
致している。
上記のように、同一群内のシリンダー錠とキーとの使用
関係は、あるシリンダー錠のピン編成の場合にそれと異
なるキーを使用すると、キーの挿入状態において第13
図B軸線の状態が最低1箇所に生じる。即ち、第28図
の6列目の状態である。従ってシリンダー錠の編成をC
群となるように仮にピン構成を設定すれば、必ずキーの
切込みもC群編成の切込みを形成したものを使用し、B
群やA群の切込みを形成したキーは使用しない。
即ち、同一群同志しかキーは変換できないという原則を
定めておく。
このように設定すると、6本ピンシリンダー錠では、6
C3が最大で20通り、また7本ピンシリンダー錠では
、 7c3 又は 7c4が最大で35通りの組合せ数
が得られる。
従って、変換ピン構成を有する実施例のB111+I+
線上およびC軸線上のキー構成変換数は。
Nn =20x35=700通り また不変ピン構成を有する実施例のA軸線」二のマスタ
ー群の群分は数は。
N= 703 =35通り またピン構成部のピッチを軸方向に少しづつずらして形
成すると、上記のNn及びNの値はさらに著しく増大す
る。
例えば、20階建てのホテルで各階毎に30室あり、計
600室あるとする。このホテルのキーシステムを各階
毎に群分けし、同一階のみシリンダー錠を全て施解錠し
得る小マスターキー(AMK)を設け、また全室のシリ
ンダー錠を施解錠可能なグランドマスターキー(GMK
)を設ける。
そして子材(K)は個々の室にのみ使用可能とし、且つ
変換可能とする。
ところで、前記のように子材の変換可能限度が700通
りとすると、上記ホテルの場合。
700−600=100.即ち子材の変換用と゛して1
00通り余るので、この分をスペア−キーとして、使用
中の子材の紛失時に変換する。つまりに55を紛失する
と、チェンジキーの操作によってに601に変換する。
その結果、このシリンダー錠はに55では操作不能とな
り、K2O2に適合したピン編成になる。更にに507
を紛失すれば上記同様にに602に変換する。といった
順にスペア−手錠用に変換すれば良い。また子材はマス
ターmの制限を受けずに変換できるので、他のシリンダ
ー錠の手錠同志を入れ替えることも可能である。
次に1本発明では誤操作を避けるため、バレル(2)を
チェンジ位置(B’位位置へ誘導するのに特定のチェン
ジキーを使用した。
チェンジキーと子材は、ピンに対応する切込み形状が同
一であり、且つ子材を使用して前記チェンジキーと同様
の操作を行ないf6るので、誤操作を招来し易い。即ち
、使用中の子材(Kl)を許容するシリンダー錠におい
て、他種の子材(K2)ではシリンダー錠の通常使用位
置においてバレル(2)は回動しないが、使用中の子材
(Kl)によってバレル(2)をチェンジ位置に誘導し
てからキーを抜き、その後、誤って子材(K2)を使用
して元の通常位置まで復動させた場合、前記子材(K1
)ではもはやバレル(2)を回動操作できなくなり、こ
の誤りを繰り返すうちに現行使用の子材が不明になる。
そこでチェンジキーによる誤操作の防止手段として、第
24図に示す如くチェンジキー以外のキーではチェンジ
位置まで回動しないようにした構成と、第25図に示す
如くチェンジキー以外のキーではチェンジ位置でキーが
抜けないようにした構成とがある。
即ち、第24図の構造では、同図(a)、(b)に示す
如く、チェンジキー(C)以外のキー、即ち手錠、小マ
スターキー、及び大マスターキー(K)の先端部までの
長さを長く形成しておき。
このキー(I()をキーウェイ (3)に挿入するとそ
の先端部がシリンダーテール(11)を押動し。
同キー(K)を回動しようとすると前記テール(1工)
の耳部(12)がテールストソバ−(I3)に当接して
、その回動を阻止されるので、シリンダー錠のチェンジ
位置へは回動しない。これに刻して、チェンジキー(C
)は同図(C)に示す如く、前記のキー(K)よりその
先端部が短く形成されているので、キーウェイ(3)に
挿入してもシリンダーテール(11)を押動しない。従
って、前記テールの耳部(I2)がテールスI−ソバ−
(13)によってその回動を阻止されないので、チェン
ジキー(C)によるバレル(2)の回動が可能である。
また第25図の構造では、同図(a)の如く。
シリンダー錠の不変ピン構成部(Δ7)を最後列〔ピン
構成部が軸方向に7列ある場合はその7列目のピン構成
部〕に設け、シリンダー錠のチェンジ位置における前記
不変ピン構成部(A7)に対応する位置〔角度αの位置
(A’?))にはピン構成部を設けない。そして、チェ
ンジキー以外のキー(K)については、同図(b)の如
くキー(K)の先端近傍の所定位置にピン先止定溝(1
4)を形成しておき、またチェンジキー(C)について
は、同図(C)の如くキー(C)の先端近傍の所定位置
からその先端に向かって延長せる逃がし溝(15)を形
成しておく。このように構成すると、前記チェンジキー
以外のキー(K)をキーウェイ (3)に挿入してチェ
ンジ位置まで回動した状態において、同図(d)に示す
如くタンブラ−ピン(7)のピン先部がキー(K)のピ
ン先止定溝(14)に嵌入するので、(A7)位置では
キー(K)の挿入及び抜脱が自由であるも、チェンジ位
置(A’7)ではタンブラ−ピン(7)によって阻止さ
れるのでキー(K)が抜は出ない。これに対して、前記
チェンジキー(C)をキーウェイ(3)に挿入してチェ
ンジ位置まで回動した場合、同図(e)に示す如く該キ
ー(C)の逃がし溝(15)によってタンブラ−ピン(
7)のピン先部からチェンジキー(C)を抜き出すこと
が出来るものである。
上記第24図または第25図の如く構成することによっ
て、キーの誤操作及びシリンダー錠の誤作動を防止する
ことが出来る。
以上の如←9本発明に係るシリンダー錠によれば、同一
のシリンダー錠において、キーの多種類の変換を可能に
し且つ多種類のマスターキーの使用を可能にしたもので
あるから、従来の如く1枚の扉にマスター用と可変シリ
ンダー用の2個のシリンダー錠を装着する必要がなく、
製造コストの著しい低減、キーの誤操作の防止、及び扉
に対する錠前の取付はスペースの極減など、優れた諸効
果を顕著に発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すシリンダー錠の正面図
、第2図は第1図のB軸線11i(14Ji面図。 第3図は第1図のC−A!III線上縦Itli面図、
第4図は第1図のB′軸線上縦断面図、第5図は第1図
のC’−A’軸線上縦断面図、第6図(a) (t))
はシリンダーボディの概略斜面図及びその展開説明図、
第7図乃至第13図はキー変換構成部の:Il/、1錠
条件を変更するそれぞれの操作段階を示す断面図、第1
4図及び第15図はシリンダー錠に手錠を挿入した状態
の縦断面図、第16図及び第17図はシリンダー錠に小
マスターキーを挿入した状態を示す縦断面図、第18図
及び第19図はシリンダー錠にマスター群の異なる別の
小マスターキーを挿入した状態を示す縦断面図、第20
図乃至第23図はシリンダー錠に大マスターキーを挿入
した状態を示す給断面図、第24図(a)(b)(c)
及び第25図(a)(b)(c)(d)(e)はキーの
誤操作防止構造を示す説明図、第26図乃至第29図は
ピンとシェア面とキーとの関係を示す説明図である。 (1)はシリンダーボディ、 (2)はバレル。 (3)はキーウェイ、 (4)はボディポール。 (5)はタンブラ−ホール、 (6)はドライバーピン
、 (7)はタンブラ−ピン、 (8)はチェンジピン
、(Kl)(K2)は手錠、 (小Ml)(小M2)は
小マスターキー、(G M K )は大マスターキー、
である。 第6図 (α) 第6図 (b) 第9図 CIXら 】 第24図 (b) (c) 第26図 123456 23456 第27図 23456 123456

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、チェンジキーの操作によって特定のホールから同一
    円周上の他のホールにチェンジピンを位置変換し得る変
    換ピン構成部により鍵違いを構成するシリンダー錠に於
    いて、シリンダーボディ及びバレルの1箇所以上に不変
    ピン構成部を設け。 該不変ピン構成箇所に対して全ての切込みを有し変換ピ
    ン構成によって鍵違いを編成する子鍵と。 特定のマスター群内のシリンダー錠の不変ピン構成によ
    って他の群と区別し変換ピン構成の変化に関係なく解錠
    可能な切込みを有するマスターキーと、前記不変ピン構
    成及び変換ピン構成の全てに対して切込みを有するマス
    ターキーとの使用を可能にしたことを特徴とするマスタ
    ー機能を備えたキー可変シリンダー錠。゛ 2、前記変換ピン構成部および不変ピン構成部が軸方向
    に位置をずらして形成されている特許請求の範囲第1項
    記載のマスター機能を備えたキー可変シリンダー錠。
JP7446684A 1984-04-12 1984-04-12 マスタ−機能を備えたキ−可変シリンダ−錠 Pending JPS60215980A (ja)

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