JPS60214693A - 映像信号の記録再生方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像信号の輝度信号と線順次色差信号をそれ
ぞれ時間軸圧縮して一水平走査期間内に収納して記録再
生するものであり、カラー映像信号の磁気記録再生装置
、光記録再生装置、光磁気記録再生装置などのカラー映
像信号の記録再生方法に関するものである。

従来例の構成とその問題点 ３べ　゛ カラー映像信号の輝度信号と色差信号をそれぞれ時間軸
圧縮して一水乎走査期間内に時分割して収納して記録・
再生する方法として、第１図に示すものが知られている
。以下、第１図を用いて従来例を説明する。

第１図の１は輝度信号、２は線順次色差信号。

３は時間軸圧縮映像信号、４は再生輝度信号、５は再生
線順次色差信号、６，７は、同時化して得られる２つの
再生色差信号で（Ｒ−Ｙ）信号と（Ｂ　−Ｙ　）信号で
ある。線順次色差信号、Ｈ（Ｒ−Ｙ）信号と（Ｂ−Ｙ）
信号、あるいはＯ信号と１倍号などの線順次色差信号で
ある。この従来例においては、線順次信号は（Ｒ−Ｙ）
信号と（Ｂ−Ｙ）信号からのものとし、輝度信号と色差
信号の時間１ 軸圧縮率は、それぞれ７倍と１５倍として説明を行なう
。

記録時は、輝度信号１の水平同期信号前縁からのＣ区間
に時間軸圧縮輝度信号として収納する。

まだ、線順次色差信号２のＢ区間、すなわちｎラインの
色差信号を、〆倍に時間軸圧縮して時間軸圧縮映像信号
３のＤ区間に時間軸圧縮線順次色差信号として収納する
。さらにＥ区間には、色差信号の水平ブランキング期間
のレベルが色差信号無彩色レベルとして挿入され、２水
平走査ごとのＦ区間には、色判別信号が挿入される。こ
れらの操作を順次くり返して記録する。

再生時は、記録時と逆の操作をくり返す。まず、時間軸
圧縮映像信号３の水平同期信号前縁からＴｂだけうしろ
のＣ区間の（ｎ−１）ラインの時間軸圧縮輝度信号を、
騒倍に時間軸伸張して再生輝度信号４のＩ区間に出力さ
せる。記録時に挿入された前記色判別信号は再生輝度信
号からとり除かれる。また、前記時間軸圧縮映像信号３
の水平同期信号からＴｃだけうしろのＨ区間の（ｎ−１
）ラインの時間軸圧縮色差信号を６倍に時間軸伸張して
再生線順次色差信号６の■区間に出力させる。

この再生線順次色差信号５のに区間、すなわち水平ブラ
ンキング期間には、色差信号無彩色レベル５　べ−゛ を挿入する。更に前記Ｆ区間の色判別信号の検出により
前記再生線順次色差信号の色判別を行ない同時化して再
生（Ｒ−Ｙ）信号６と再生（Ｂ−Ｙ）信号７を得る。

しかしながら、この従来例においては、例えば第２図に
示すように水平ブランキング期間の短かい映像信号では
、時間軸圧縮開始位置りより以前に映像情報があるだめ
時間軸圧縮映像信号１ｏの時間軸圧縮輝度信号内Ｍの位
置に輝度信号が収納されてしまうだめ再生時の色信号判
別信号Ｎの検出を誤捷るという問題がある。

更にダビングする際には、再生輝度信号と同時化して得
られた２つの再生色差信号との間には記録時以前に同時
刻であった輝度信号と色差信号の組み合わせの情報がな
いために、ダビングするたびに輝度信号と色差信号との
間に走査線単位のずれ（ラインずれ）が起こる可能性が
ある。第３図にその様子を示す。

１１は再生輝度信号、１２は同時化して得られた再生（
Ｒ−Ｙ）信号、１３は同時化して得られだ６ベー 再生（Ｂ−Ｙ）信号１４，１５は、線順次化した線順次
色差信号である。再生（Ｒ−Ｙ）信号１２と再生（Ｂ−
Ｙ）信号１３を線順次色差信号に変換する場合、同図１
４と１６の２つの線順次色差信号を得ることができる。

線順次色差信号１４では、輝度信号１１が（ｎライン）
の時（ｎ＋１ライン）の（Ｒ−Ｙ）信号、前記輝度信号
１１が（ｎ　＋　１ライン）の時（ｎ＋２ライン）の（
Ｂ−Ｙ）信号で輝度信号１１と線順次色差信号１４との
間には、１ラインのずれが生じる。また線順次色差信号
１５は、輝度信号１１との間にラインずれは々い。この
様にダビングする際には−の確率で輝度信号と色差信号
との間にラインずれが起こるという大きな問題がある。

発明の目的 本発明は、上記従来の問題点を解消するものでダビング
しても輝度信号と色差信号との間の走査線単位のずれが
起こらず、しかも色判別信号の検出を誤壕らない映像信
号の記録再生方法を提供することを目的とする。

７　ベー　゛ 発明の構成 本発明の映像信号の記録再生方法は、カラー映像信号の
輝度信号及び２つの色差信号から変換された線順次色差
信号をそれぞれ時間軸圧縮して一水平走査期間内に時分
割して収納し、記録再生する際に第１の構成としては、
再生時記録時に挿入した第１の色判別信号を検出して色
判別を行々い、時間軸伸張された再生輝度信号内の所定
の位置に前記色判別に応じて形状の異なる第２の色判別
信号を挿入し前記色判別により再生線順次色差信号を同
時化して２つの再生色差信号を得るものであり、ダビン
グする際には、前記再生輝度信号内の前記第２の色判別
信号を検出し前記２つの再生色差信号から前記再生輝度
信号と同時刻の映像情報をもつ色差信号を選択し線順次
色差信号を得るものである。

第２の構成としては、記録時に挿入する第１の色判別信
号を時間軸圧縮輝度信号内の所定の位置に挿入し、再生
時に時間軸伸張された再生輝度信号は、この色判別信号
を検出して２つの再生色差信号の線順次化をするもので
あり、ダビングするごとに輝度信号に対し色差信号が走
査線単位でずれることがない。

寸だ第１及び第２の構成の中で挿入する色判別信号は、
一方の色差信号の時のみ挿入するのではなく、２つの色
差信号のそれぞれの場合に応じて形状の異なる色判別信
号を挿入することにより正確々色判別を行なうことがで
きる。

実施例の説明 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第４図、第６図は、第１の実施例における映像信号の記
録再生方法の動作波形図である。第４図の１６は輝度信
号、１７は線順次色差信号、１８は時間軸圧縮映像信号
、１９は再生輝度信号、２０は再生線順次色差信号、２
１．２２は同時化された２つの再生色差信号である再生
（Ｒ−Ｙ）信号と再生（Ｂ−Ｙ）信号である。線順次色
差信号１７は、カラーカメラからの又はコンポジット信
号から搬送色信号を復調した（Ｒ−Ｙ）信号と（Ｂ−Ｙ
）９べ一１゛ 信号あるいはＱ信号と工信号などを一水平走査ごとに交
互に伝送するものであり本実施例においては、（Ｒ−Ｙ
）信号と（Ｂ　−Ｙ　）信号を取り扱う。

壕だ、時間軸圧縮映像信号の記録帯域をあまり増加させ
ないために例えば輝度信号は１５倍に時間軸圧縮し、線
順次色差信号は４倍に時間軸圧縮して一水平走査期間内
に時分割して収納する。

記録時は、輝度信号１６の水平同期信号前縁からＴａだ
け後ろのＣ区間の輝度信号を、４倍に時間軸圧縮して時
間軸圧縮輝度信号として時間軸圧縮映像信号１８のＣ区
間に収納する。また、線順次色差信号１７のｂ区間の色
差信号を、４倍に時間軸圧縮して時間軸圧縮線順次色差
信号をして前記時間軸圧縮映像信号１８のｄ区間に収納
する。前記時間軸圧縮映像信号１８のＣ区間には、色差
信号の無彩色レベルを収納する。時間軸圧縮（Ｒ−Ｙ）
信号の前のｆ区間には、所要帯域内のバースト信号を重
畳したペデスタルレベルを第１の色判別信号として挿入
し、時間軸圧縮（Ｂ−Ｙ）信号の前のｑ区間には、ペデ
スタルレベルヲ第１１ｏ　べ−゛ の色判別信号として挿入する。

上記操作を順次くり返し記録する。

再生時は、前記時間軸圧縮映像信号１８の水平同期信号
前縁からＴｂだけ後ろのＣ区間、すなわち時間軸圧縮輝
度信号を取り出し７倍に時間軸伸張して再生輝度信号１
９の１区間に出力させる。

前記再生輝度信号１９の１区間及びに区間には、第２の
色判別信号を挿入する。この第２の色判別信号は、前記
時間軸圧縮映像信号１８内の第１の色判別信号に応じて
例えば前記再生輝度信号１９の１区間には、区間内でペ
デスタルレベルから立ち上がるパルスを、ｋ区間には、
区間内がペデスタルレベルになる様なパルスを挿入する
。

前記時間軸圧縮映像信号１８の水平同期信号後縁からＴ
ｃだけうしろｉ区間すなわち時間軸圧縮線順次色差信号
を取り出し６倍に時間軸伸張して再生線順次色差信号２
０のｍ区間に出力させる。この再生線順次色差信号２０
のｎ区間には、無彩色レベルを挿入する。さらに、前記
時間軸圧縮映像体、−９１ａの前記第１の色判別信号の
バースト信号１１ハ・−一 の有無により前記再生線順次色差信号２ｏの色差信号は
（Ｒ−Ｙ）信号か、（Ｂ−Ｙ）信号かを判別し、前記再
生線順次色差信号２０を同時化して再生（Ｒ−Ｙ）信号
２１と再生（’Ｂ−Ｙ）信形２を得る。上記操作を順次
くり返し、前記再生輝度信号１９と前記２つの再生色差
信号２１．２２からコンポジット信号を得る。

次に第５図を用いてダビングする際の動作を説明する。

第６図の２３は再生輝度信号、２４は再生（Ｒ−Ｙ）信
号、２５は再生（Ｂ−Ｙ）信号。

２６は線順次色差信号、２７は時間軸圧縮映像信号であ
る。

再生（Ｒ−Ｙ）信号２４及び再生（Ｂ　−Ｙ　）信号２
６は、線順次信号を２つの色差信号に同時化して得られ
たコンポジット信号の搬送色差信号を復調したものであ
る。ダビングする際に、２つの再生色差信号を線順次色
差信号に変換する時は、輝度信号２３内の色判別信号の
ｐのレベルを検出し立ち上がる色判別信号の後ろのライ
ンは、（Ｒ−Ｙ）信号２４の色差使号を選択し、ペデス
タルレベルの色判別信号の後ろのラインは（Ｂ−Ｙ）信
形５の色差信号を選択し再生線順次色差信号２６を得る
。この再生線順次色差信号２６と前記再生輝度信号２３
から第４図に示した操作で時間軸圧縮映像信号２７を得
る。

以上のように本実施例によれば再生輝度信号内に新たに
第２の色判別信号を挿入するので、記録再生による波形
変形、Ｓ／’Ｎ　の劣化、タイミングのずれ等によるダ
ビング時の色判別の困難さを解消することができる。

以下本発明の第２の実施例について図面を用いて説明す
る。

第６図は、本発明の第２の実施例を示す動作波形図であ
る。同図において２８は輝度信号、２９は線順次色差信
号、３０は時間軸圧縮映像信号。

３１は再生輝度信号、３２は再生線順次色差信号。

３３は同時化して得られる再生（Ｒ−Ｙ）信号。

３４は同時化して得られる再生（Ｂ−Ｙ）信号である。

記録時は、第１の実施例と同様に輝度信号２８１３　ぺ
−゛ のイ区間を４倍に時間軸圧縮して時間軸圧縮映像信号３
０のノ・区間に収納する。線順次色差信号２９のロス間
をイ倍に時間軸圧縮して前記時間軸圧縮映像信号３０の
二区間に収納する０ホ区間には色差信号無彩色レベルを
収納する。へ区間及びト、チ区間には、色判別信号を挿
入する。（Ｂ−Ｙ）の時間軸圧縮色差信号の前のへ区間
には、ペデスタルレベルの色判別信号を挿入し、（Ｒ−
Ｙ）の時間軸圧縮色差信号の前のト、チ区間には、区間
内でペデスタルレベルから立ち上がるパルスの色判別信
号を挿入する。

再生にあたっては、前記時間軸圧縮映像信号。

のり区間及びヌ区間をそれぞれ時間軸伸張して再生輝度
信号３１のル区聞及び再生線順次色差信号３２のヲ区間
に出力させるが、前記時間軸圧縮映像信号３ｏ内の色判
別信号チ及びへは、時間軸伸張されて再生輝度信号３１
のワ及び力区間に出力する。この再生輝度信号３１内の
色判別信号は、第１の実施例と同様にダビングする際に
２つの再生色信号を線順次色差信号に変換するときに用
い１４ぺ−゛ られる。

以上のように第２の実施例によれば記録時に挿入する色
判別信号を、再生輝度信号内断定位置に前記色判別信号
が残る様な位置に挿入することにより再生時に第２の色
判別信号を挿入しなくとも、前記色判別信号によりダビ
ング時の輝度信号と色差信号間の走査線単位のずれを々
くすことができるものである。

さらに第１及び第２の実施例において、挿入する色判別
信号は、２つの色差信号のそれぞれの場合に応じて形状
の異なる色判別信号を挿入するので、色判別を正確に行
なうことができる。

第７図は、その様子を示したものである。ここでは、第
１の実施例の動作波形図をもとに説明する。第７図の３
６は、輝度信号、３６は線順次色差信号、３７は時間軸
圧縮輝度信号、３８は時間軸圧縮色差信号、３９は色差
信号無彩色レベル。

４０は色判別信号、４１は時間軸圧縮映像信号である。

ここで輝度信号３５は水平ブランキング期間の１６ペー
、゛ 短かい映像信号であるが、バックポーチ内に色判別信号
が挿入された再生輝度信号であっても本実施例の効果は
変わらない。

記録する際には、輝度信号３５のヨ区聞及び線順次色差
信号３６のメス間をそれぞれ時間軸圧縮して時間軸圧縮
輝度信号３７のし区間及び時間軸圧縮線順次色差信号３
８のソ区間とする。前記時間軸圧縮輝度信号３７のバッ
クポーチの後ろには輝度信号があるが、色判別信号４ｏ
を挿入するととＶＣＸりこのバックポーチ後の輝度信号
はとり除かられる。前記輝度信号３５のバックポーチ内
に色判別信号がある場合でも記録時の新たな色判別信号
の挿入で、バックポーチの波形整形がなされる。

したがって再生時における色判別信号の検出は正確に行
なわれる。

なお、本実施例においては、記録時に挿入する色判別信
号と色差信号無彩色レベルを分けて考えたが、この２つ
を一緒にしてインデックス信号とチサ、えることもでき
る・ 寸だ、本実施例においては、映像信号の時間軸圧縮伸張
の基準を、水平同期信号前縁としたが、記録再生に伴な
う波形変形、Ｓ／Ｎの劣化及びモアレ成分の少ない水平
同期後縁または第１の実施例における色信号無彩色レベ
ルの立ち上がりを基準にすれば映像信号の時間軸圧縮伸
張のタイミングを正確にとることができ他の装置との互
換に際しても誤差を小さくすることができる。

さらに第１の実施例における色判別信号のバースト信号
に時間軸伸張を行なうクロック信号を同期させればさら
に安定したクロック信号を得ることができる。

発明の効果 本発明の映像信号の記録再生方法は、映像信号の輝度信
号と線順次色差信号をそれぞれ時間軸圧縮伸張して記録
再生する際に再生輝度信号内に色判別信号を挿入するこ
とによってダビングする際に輝度信号と線順次色差信号
との間の走査線単位のずれをなくすことができ、挿入す
るすべての色差信号は、２つの色差信号の種類に応じて
その形１７　べ−１・ 状の異なる信号とするために、色判別を正確に行なうこ
とができるなど大きな効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は輝度信号と色差信号を時間軸圧縮伸張して記録
再生する従来例の動作波形図、第２図は同従来例におい
て水平ブランキング区間の短かい映像信号の時の動作波
形図、第３図は同従来例におけるダビングする際の動作
波形図、第４図は本発明の第１の実施例における記録再
生の動作波形図、第６図は同実施例におけるダビングす
る際の動作波形図、第６図は本発明の第２の実施例にお
ける記録再生の動作波形図、第７図は第１の実施例にお
いて水平ブランキング区間の短かい映像信号の時の動作
波形図である。 １６・・・・・・輝度信号、１７・・・・・・線順次色
差信号、１８・・・・・・時間軸圧縮映像信号、３７・
川・・時間軸圧縮輝度信号、３８・・・・・・時間軸圧
縮線順次色差信号、３９・・・・・・色差信号無彩色レ
ベル信号、４ｏ・・印・色へり信号。 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　カラー映像信号の輝度信号を時間軸圧縮した第
   １の信号と、２つの色差信号を線順次色差信号に変換し
   て時間軸圧縮した第２の信号とを一水平走査期間内に時
   分割して収納し、前記第２の信号の色差信号の種類に応
   じて形状が異なる色判別信号を第３の信号として所定の
   位置に挿入して、前記第１．第２及び第３の信号からな
   る第４の信号を記録し、再生時、前記第４の信号から前
   記第１及び第２の信号を取り出しそれぞれ時間軸伸張し
   てもとの時間軸の再生輝度信号と再生線順次色差信号を
   得て、前記第４の信号から前記第３の信号を検出して色
   判別を行ないこの色判別により前記再生線順次色差信号
   を同時化して２つの再生色差信号を得、前記色判別によ
   り形状の異なる色判別信号を第５の信号として前記再生
   輝度信号の所定の位置に挿入しダビニグする際前記輝度
   信号内の２べ　゛ 前記第６の信号を検出して色判別を行ない、前記２つの
   再生色差信号から再生輝度信号と同時刻の情報の再生色
   差信号を選択し線順次色差信号な得ることを特徴とする
   映像信号の記録再生方法。 （巧　記録時に第３の信号を、第１の信号内の所定の位
   置に挿入し、再生時に第６の信号の挿入を行なわず、再
   生輝度信号内に記録時に挿入した前記第３の信号を残し
   ダビングする際にこの第３の信号を２つの再生色差信号
   の線順次化に用いることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の映像信号の記録再生方法。