JPS602132Y2 - 糸のむすび目及び糸切れ検知装置 - Google Patents
糸のむすび目及び糸切れ検知装置Info
- Publication number
- JPS602132Y2 JPS602132Y2 JP3724577U JP3724577U JPS602132Y2 JP S602132 Y2 JPS602132 Y2 JP S602132Y2 JP 3724577 U JP3724577 U JP 3724577U JP 3724577 U JP3724577 U JP 3724577U JP S602132 Y2 JPS602132 Y2 JP S602132Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- hole
- plate
- yarn
- thread breakage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は糸のむすび目及び糸切れを検知する装置に関
するものである。
するものである。
一般に糸のむすび目及び糸切れは構威、製織、編成その
他の加工段階において色々なトラブルを起す原因となっ
て作業能率を直下する。
他の加工段階において色々なトラブルを起す原因となっ
て作業能率を直下する。
そこで従来はトラブルを避ける為に糸のむすび目及び糸
切れを見つけて必要により機械を停止し、糸のむすび目
及び糸切れに対する適切な処置を行なっているが、これ
では常に監視作業員を必要とし、労費が高くつくばかり
でなく、しばしば見逃しがあってトラブルを回避し得る
ものではなかった。
切れを見つけて必要により機械を停止し、糸のむすび目
及び糸切れに対する適切な処置を行なっているが、これ
では常に監視作業員を必要とし、労費が高くつくばかり
でなく、しばしば見逃しがあってトラブルを回避し得る
ものではなかった。
この考案は、従来の上記欠点に鑑み、これを改良除去し
、簡単な機構と検出器との組合せによって糸のむすび目
及び糸切れを確実に検知し、トラブルを事前に防止して
作業能率の低下を防ぐようにしたものである。
、簡単な機構と検出器との組合せによって糸のむすび目
及び糸切れを確実に検知し、トラブルを事前に防止して
作業能率の低下を防ぐようにしたものである。
以下この考案の構成を図面について説明すると次の通り
である。
である。
図面に於て、１は糸であって、糸端１′と糸端１′とを
結んだむすび目２で継ぎ合されて機械例えばミシン等に
かけられ、一定の張力で牽引かされて図中矢印方向に走
行している。
結んだむすび目２で継ぎ合されて機械例えばミシン等に
かけられ、一定の張力で牽引かされて図中矢印方向に走
行している。
３は糸１の走行途中に設けたプレートであって、一部に
糸１のむすび目２の通過し得る通孔４を設けている。
糸１のむすび目２の通過し得る通孔４を設けている。
上記糸１はプレート３の上面を平行に走行し、通孔４を
通過して図中下方に牽引されるようになっている。
通過して図中下方に牽引されるようになっている。
５は上記糸１のむすび目２を検知する非接触型検出器例
えば光電検出器であって、投光器６及び受光器７を対向
させて設け、投光器６から受光器７に投光される光束８
をプレート３の通孔４上方附近を通過して常時投光させ
である。
えば光電検出器であって、投光器６及び受光器７を対向
させて設け、投光器６から受光器７に投光される光束８
をプレート３の通孔４上方附近を通過して常時投光させ
である。
上記構成に於て、一定の張力により牽引されて走行する
糸１のむすび目２は、第２図に示すようにプレート３の
上面を走行しているときには、糸端１’、１’の位置及
び方向が定まらず検知が困難であるが、むすび目２がプ
レート３の通孔４を通過する際に通孔４に角度をもって
導入される為に第３図に示すように必ず糸端１’、１’
が上方に立ち上り、これによって必然的に光電検出器５
の投光器６から受光器７に投光される光束８が糸端１’
、１’で遮断され、依ってむすび目２が検知される。
糸１のむすび目２は、第２図に示すようにプレート３の
上面を走行しているときには、糸端１’、１’の位置及
び方向が定まらず検知が困難であるが、むすび目２がプ
レート３の通孔４を通過する際に通孔４に角度をもって
導入される為に第３図に示すように必ず糸端１’、１’
が上方に立ち上り、これによって必然的に光電検出器５
の投光器６から受光器７に投光される光束８が糸端１’
、１’で遮断され、依ってむすび目２が検知される。
又、糸切れの場合も糸切れによって生じた糸１の切れ端
１″がプレート３に設けた通孔４を通過する際に、通孔
４に角度をもって導入される為に、第４図に示すように
糸１の切れ端１“が上方に立ち上って光電検出器５の投
光器６から受光器７に投光される光束８を遮断し、依っ
て糸切れを検知する。
１″がプレート３に設けた通孔４を通過する際に、通孔
４に角度をもって導入される為に、第４図に示すように
糸１の切れ端１“が上方に立ち上って光電検出器５の投
光器６から受光器７に投光される光束８を遮断し、依っ
て糸切れを検知する。
従って、光電検出器５を機械の自動停止機構に接続して
おけば、光電検出器４が糸１のむすび目２及び糸切れに
よって生じた糸１の切れ端１′を検出すると停止機構が
自動的に作動して機械を直ちに停止し、糸のむすび目及
び糸切れれに対する適切な処置が採られる。
おけば、光電検出器４が糸１のむすび目２及び糸切れに
よって生じた糸１の切れ端１′を検出すると停止機構が
自動的に作動して機械を直ちに停止し、糸のむすび目及
び糸切れれに対する適切な処置が採られる。
尚、上記では光電検出器を用いて説明しているが、この
考案は光電検出器に限定されずに音波又は静電気等を利
用する非接触型検出器であれは検知が可能である。
考案は光電検出器に限定されずに音波又は静電気等を利
用する非接触型検出器であれは検知が可能である。
以上説明したようにこの考案は糸の走行途中の一部に糸
のむすび目が通過し得る通孔を有する固定プレートを設
け、このプレートの通孔上方に非接触型検出器を近接し
、且つ常時はその検出ゾーンを糸の走行通路から外した
位置に設け、糸を前記プレート上面から通孔を通過させ
るに際して前記プレート上面に沿って糸を走行させ且っ
通孔の上面入口に於いて直角に屈曲させて前記通孔に引
き入れて通過させるようにしたから、従来では検知が困
難であった糸のむすび目及び糸切れを確実に検知するこ
とができ、トラブルを事前に防止して作業能率の低下を
防ぐと共に、構造が簡単で安価である等のこの種の糸の
むすび目及び糸切れ検知装置として優秀な性質を有する
ものである。
のむすび目が通過し得る通孔を有する固定プレートを設
け、このプレートの通孔上方に非接触型検出器を近接し
、且つ常時はその検出ゾーンを糸の走行通路から外した
位置に設け、糸を前記プレート上面から通孔を通過させ
るに際して前記プレート上面に沿って糸を走行させ且っ
通孔の上面入口に於いて直角に屈曲させて前記通孔に引
き入れて通過させるようにしたから、従来では検知が困
難であった糸のむすび目及び糸切れを確実に検知するこ
とができ、トラブルを事前に防止して作業能率の低下を
防ぐと共に、構造が簡単で安価である等のこの種の糸の
むすび目及び糸切れ検知装置として優秀な性質を有する
ものである。
第１図はこの考案の糸のむすび目及び糸切れ検知装置を
示す要領図、第２図乃至第４図はプレートの通孔附近の
拡大断面図、第２図は糸のむすび目がプレートの上面を
走行している状態、第３図は糸のむすび目が通孔を通過
している際の状態、第４図は、糸の切れ端が通孔に導入
される際の状態を示している。 １・・・・・・糸、１’、 １’・・・・・・糸端、
１″・・曲糸切れによって生じた糸の切れ端、２・・・
・・・むすび目、３・・・・・・プレート、４・・・・
・・通孔、５・・・・・・光電検出器、６・・・・・・
投光器、７・・・・・・受光器、訃・・・・・光束。
示す要領図、第２図乃至第４図はプレートの通孔附近の
拡大断面図、第２図は糸のむすび目がプレートの上面を
走行している状態、第３図は糸のむすび目が通孔を通過
している際の状態、第４図は、糸の切れ端が通孔に導入
される際の状態を示している。 １・・・・・・糸、１’、 １’・・・・・・糸端、
１″・・曲糸切れによって生じた糸の切れ端、２・・・
・・・むすび目、３・・・・・・プレート、４・・・・
・・通孔、５・・・・・・光電検出器、６・・・・・・
投光器、７・・・・・・受光器、訃・・・・・光束。
Claims (1)
- 糸の走行途中の一部に糸のむすび目が通過し得る通孔を
有する固定のプレートを設け、このプレートの通孔上方
に非接触型検出器を近接し、且つ常時はその検出ゾーン
を糸の走行通路から外した位置に設け、糸を前記プレー
ト上面から通孔を通過させるに際して前記プレート上面
に沿って糸を走行させ、且つ通孔の上面入口に於いてほ
ぼ直角に屈曲させて前記通孔に引き入れて通過させるよ
うにしたことを特徴とする糸のむすび目及び糸切れ検知
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3724577U JPS602132Y2 (ja) | 1977-03-26 | 1977-03-26 | 糸のむすび目及び糸切れ検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3724577U JPS602132Y2 (ja) | 1977-03-26 | 1977-03-26 | 糸のむすび目及び糸切れ検知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53137226U JPS53137226U (ja) | 1978-10-30 |
| JPS602132Y2 true JPS602132Y2 (ja) | 1985-01-21 |
Family
ID=28899933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3724577U Expired JPS602132Y2 (ja) | 1977-03-26 | 1977-03-26 | 糸のむすび目及び糸切れ検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602132Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-03-26 JP JP3724577U patent/JPS602132Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53137226U (ja) | 1978-10-30 |
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