JPS6021315B2 - 穀物の調湿装置 - Google Patents

穀物の調湿装置

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Publication number
JPS6021315B2
JPS6021315B2 JP6686078A JP6686078A JPS6021315B2 JP S6021315 B2 JPS6021315 B2 JP S6021315B2 JP 6686078 A JP6686078 A JP 6686078A JP 6686078 A JP6686078 A JP 6686078A JP S6021315 B2 JPS6021315 B2 JP S6021315B2
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JP
Japan
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moisture
grain
circuit
humidity control
humidity
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JP6686078A
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JPS54157373A (en
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利彦 佐竹
明 高野
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Satake Engineering Co Ltd
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Satake Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、穀物の含水量を調節する調湿装置に関するも
のである。
穀物は、その物自体の含水量と周囲の空気中の水分との
相対湿度とによって高低に応じて吸湿あるし、は放湿を
行なうものであり、最後には穀粒の水分と空気中の水分
との相対湿度とがある点で平衡状態となるものである。
このような相対湿度との関係から、穀物の水分は、諸成
分と水素結合した結合水と、自由に運動ができる自由水
との性質の違う2種の水を含むと考えられ、最近では穀
物の水分は、水分含量(%)のような静的なものから、
水分活性という動的なものにおいて穀物の品質の基本的
問題が考察される状態にある。したがって、穀物水分の
適正な調整は極めて重要であり、穀物の品質(食味・貯
蔵・損精等)の向上並びに保管の点では特に影響がある
。本発明は、循環流路中の穀物の水分を計測する水分測
定器を配設して流下穀物の水分量を計測し、水分供野合
装置及び熱発生装置よりなる調湿装置により、その穀物
水分値に熱風による乾燥作用、あるいは温風による加湿
作用を実施し、常に所望の標準水分値に調整された穀物
を加湿斑または乾燥斑なく生成し、しかも確実且円滑に
量産できる高性能な装置を提供しようとするものである
本発明の実施例を図面により説明する。上部に穀物室2
を搭載し、下部に排出バルブ3を軸着した調湿室1は、
その前後両側壁4,5を通気性材料で形成し、調湿室1
を流下する穀物に側方の給風室6から排風室7に湿風ま
たは熱風が通過するように形成してある。
給風室6はその一側を調温室1の側壁4に接続すると共
に、他側に給風口8を形設し、その内部にラジェター等
の熱発生装置9と噴射ノズル等の水分供給装置10とを
それぞれ設置する。
また、擬風室7はその一側を調湿室1の側壁5に接続す
ると共に、他側は排風機11を装着する。調湿室1の排
出バルブ3の排出口部は揚穀機として周知の昇降機12
の供V給ホッパー13に連絡し、また昇降機12は穀物
室2に連絡し、穀物は穀物室2、調湿室1、昇降機12
、そして穀物室2と循環するようにしてある。熱発生装
置9はその一端側を送管14を介してボイラー15に接
続し、送管14の途上には加湿作用開閉弁16、分岐ェ
ルボ17、気水分離器18をそれぞれ介装し、また熱発
生装置9の他端側は送管19を介して前記ボイラー15
に接続し、送管19の途上にはトラツプ20、ポンプ2
1及び分離器18をそれぞれ介菱し、またポンプ21は
水槽22の水を前記ボイラー15と分離器18とにそれ
ぞれ給水できるように連結してある。
水分供給装置10は加湿用開閉弁23を設けた送管24
を介してェルポ17に連結してポンプ21を経由する水
を10から頃霧できるように形成してある。また穀物室
2の側壁には、錫穀用水分測定器25と後述する制御用
電気回路bを内蔵する操作ボックス26をそれぞれ袋設
する。また、27は水分測定器25の水分測定器25の
水分検出器、28は給風室6に設けた温度検出器、29
は給風室6に設けた湿度検出器である。次に、制御用電
気回路bについて説明する。
制御用電気回路bは第2図に示す処理部回路50と第3
図に示す制御部回路51とで構成されている。その処理
部回路50‘こおいて、増中器52の入力側の一端子側
に測定器25の水分検出器27を、その他端子側に水分
設定器53をそれぞれ接続し、この増中器52の出力側
は比較器54の入力側の一端子に、また他端子はア−ス
にそれぞれ接続される。比較器54出力側の一端子(A
>Bライン)は分岐してNAND回路55とAND回路
56の各入力側の一端子にそれぞれ接続され、また比較
器54池端子(A>Bライン)は分岐してNAND回路
55の入力側の他端子と、AND回路57の入力側池端
子にそれぞれ接続され、AND回路56の入力側の池端
子は比較器58の出力側を接続し、比較器58の入力側
の一端子に温度検出器28を、また他端子に温度設定器
60をそれぞれ接続する。また回路57の入力側の一端
子に比較器59を接続し、その入力側の一端に湿度検出
器29を、また池端子に湿度設定器61をそれぞれ後続
する。そして、AND回路56の出力側に電磁コイルR
,を、NAND回路55の出力側に電磁コイルR2を、
AND回路57の出力側に電磁コイルR3をそれぞれ接
続してある。次に、その制御部回路51において、電源
端子R・S間に初勤用ボタンスイッチST、停止用ボタ
ンスイッチSTP及び電源側の接触器RY−1のコイル
がそれぞれ直列状に連結され、接触器RY−1の接点は
、その1個を母線R側に、他の1個を前記スイッチST
の自己保持回路にそれぞれ介菱し、また水分測定器25
の接点と、排風機11の並列に配遣した各接点R,,R
2と、加湿用開閉弁16の接点R,と、加湿用開閉弁2
3の接点R3と、ボイラー15の並列に配遣した各接点
R,.R2,R3とをそれぞれ直列状に連続して両母線
にそれぞれ接続してある。上述の構成において、原料穀
物を上部の穀物室2に昇降機12を介して供艶貧して本
発明袋贋の駆動部を起動すると、調湿室1に穀物が流下
し、給風室6から鱗風室7に通過する熱風または温風に
よりその穀物水分が調整されると共に、その穀物は排出
バルブ3の回転により昇降機の挟撃費ホッパ−13に排
出され、昇降機12内を上昇し、穀物室2内に供給され
流下して機内を所定回数循環するものである。
穀物室2の原料穀物(玄米)を水分測定器25により計
測して含水率16%の場合(乾燥作用)と含水率13%
の場合(加湿作用)とについてそれぞれ詳述する。
穀物の標準水分値は規定により14.0〜15.5%の
間であり、仮りに所望含水率を14%とすると、前者の
玄米に熱風による乾燥作用(使用する温度を40℃とす
る)を実施するときは、操作ボックス26の処理部回路
50に設けた温度設定器60を4ぴ0に、また水分設定
器53を倉水率14%にそれぞれ設定し、制御用電気回
路bに通電して初勤用スイッチ(ST)を押圧すると共
に、本装置を起動すると、回路51の接触器RY−1は
励磁してその接点RY−1を閉成して水分測定器25を
作動し、また、処理部回路50では水分検出器27と、
含水率14%を設定した水分設定器53とはその信号を
それぞれ増中器52を介して比較器54に送信し、これ
ら各器52,54により増中・比較選定され、その出力
信号はA>Bライン側を介してAND回路56と、NA
ND回路55の各一端子側にそれぞれ送信される。また
温度検出器28と、温度40qoを設定した温度設定器
60とはその信号をそれぞれ比較器58に送信され、比
較器58で比較選定された出力信号はAND回路56の
他端子側に流入してリレーR,を励磁し、回路51に設
けたその後点R,をそれぞれ関成して雛風機11を回転
すると共に、ボイラー15を作動し、加温用開閉弁16
を開口して熱発生装置9から熱風(40℃)を発生し、
この熱風により調湿室1を流下する穀物に継続的に乾燥
作用を実施するものである。このようにして加温された
穀物は、所定回次機内を循環する。そして水分測定器2
5で計測する穀物室2の穀物が所望含水率14%に達す
ると、水分検出器27からの出力信号は消滅するから、
その消滅信号によりAND回路56ではリレーR,を消
磁すると共に、NAND回路55でリレーR2を励磁す
ることになる。制御部回路51においては、接点R2は
閉成して接点R,は開成し、加温用開閉弁16は閉塞し
、9E風機11はその回転を停止して熱風による乾燥作
用を完全に中止することになる。次に、後者の玄米に温
風による加湿作用(使用する相対湿度90%とする)を
実施するときは、操作ボックス26の処理部回路5川こ
設けた湿度設定器61を相対湿度90%に、また水分設
定器53を含水率14%にそれぞれ設定し、制御用電気
回路bに通電して、初勤用スイッチ(ST)を押圧する
と共に、本装置を駆動すると、前記同様に水分測定器2
5、ボイラー15が作動し、また処理部回路50では、
水分検出器27と水分設定器53の各信号が増中器52
を介して比較器54に送信されてこれら各器52,54
で増中・比較選定され、その出力信号はA<Bライン側
を介してAND回路57、NAND回路55の各一端子
側に送信され、また湿度検出器29と相対湿度90%を
設定した湿度設定器61の各信号はそれぞれ比較器59
に送信され、比較器59で比較選定された出力信号はA
ND回路の他端子側に流入してリレーR3を励磁し、回
路51に設けたその接点R3をそれぞれ閉成して9E風
機11を回転すると共に、加湿用開閉弁23を閉口して
水分供給装置10から水分を噴霧して相対湿度90%の
湿風を発生し、調湿室1を流下する穀物にその温風によ
る加湿作用を継続的に実施するものである。
このようにして加湿された穀物は、装置内を所定回次機
内を循環し、また水分測定器25で計測する穀物室2の
穀物が所望含水率14%に達すると、水分検出器27の
その出力信号は、水分設定器53の出力信号と符合して
比較器54のA<Bラインの出力信号は消滅するから、
その消磁信号によりAND回路57ではリレーR3を消
磁すると共に、NAND回路55ではその信号消滅によ
りR2を励磁することになる。
ために加湿用開閉弁23は閉塞し、排風機11はその回
転を停止して湿風による加湿作用を完全に中止すること
になる。なお、上述では、乾燥作用と加湿作用を別々に
説明したが、制御用電気回路bの湿度設定器60に所望
する乾燥温度を、湿度設定器61に所望する相対湿度を
、また水分設定器53に所望する含水率をそれぞれ当初
から設定してお.けば、穀物室2内の穀物含水値を水分
測定器25が計測し、その結果で自動的に熱風による乾
燥作用と温風による加湿作用を適宜に選定して実施し、
穀物が任意の所定水分率になると作用を自動的に中止す
ることは勿論である。なお、本発明は手動的に実施する
こともできる。
また加湿作用の際には熱発生器を適度に調節するか、ま
たは使用しない場合がある。本発明は、循環流路中の穀
物の水分を計測する水分測定器を設けた調湿装置の給風
室に水分供孫舎菱鷹と熱発生装置を介在設暦することに
より、原料穀物の過不足ある水分量を計測してその穀物
水分値に応じて熱風による乾燥作用または温風による加
湿作用を適宜に選定して手動的にまたは自動的に実施し
、前記穀物が任意の所望垂分率にするようにしたもので
あるから、任意に定めた標準含水率と任意の熱風温度及
び相対湿度をそれぞれ決定して実施することにより、所
望の標準水分値に調湿した穀物を加湿斑または乾燥斑な
く常時確実に生成でき、その調湿作用は極めて良好で穀
物の品質を向上し、また構造も極めて簡潔で、その取扱
操作も容易となり、高品質の穀物を円糟且迅速に量産が
できる等の顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は一部切開した側
面図、第2図、第3図はその制御用電気回路図である。 1・・・・・・流下式調湿室、2・・・・・・穀物室、
3・・・・・・排出バルブ、4・・・・・・側壁、5・
・・・・・側壁、6・・・・・・給風室、7・・・…排
風室、8・・・・・・給風室、9・…・・熱発生装置、
10・・・・・・水分供給装置、11・・・・・・擬風
機、12・…・・昇降機、13・・・・・・供給ホッパ
ー、14・・・・・・送管、15・・・・・・ボイラー
、16・・・…開閉弁、17・・・・・・ェルボ、18
・…・・気水分雛器、19・・・・.・送管、20……
トラツプ、21……ポンプ、22…・・・水槽、23・
・・・・・開閉弁、24・・・・・・送管、25・・・
・・・水分測定器、26・・・・・・操作ボックス、2
7・・・・・・水分検出器、28…・・・温度検出器、
29・・・・・・湿度検出器、50・・・・・・処理部
回路、51・…・・制御部回路、52・・・・・・増中
器、53・・・・・・水分設定器、54・…・・比較器
、55・・・・・・NAND回路、56・・・・・・A
ND回路、57・・…・AND回路、58・・・・・・
比較器、59・・・・・・比路鮫器、60……温度設定
器、61・…・・湿度設定器、b・・・・・・制御用鰭
気回路。第1図第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上部は穀物室を介し、下部は排出バルブを介して穀
    物の循環流路を形成するように揚穀機を連絡した調湿室
    に、水分供給装置及び熱発生装置を設けた給風室を接続
    すると共に、循環流路中の穀物の水分を計測する水分測
    定器を設けてその計測水分値により水分供給装置による
    加湿作用及び熱発生装置による乾燥作用のいずれかを行
    なうよう構成したことを特徴とする穀物の調湿装置。
JP6686078A 1978-06-02 1978-06-02 穀物の調湿装置 Expired JPS6021315B2 (ja)

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JPS54157373A JPS54157373A (en) 1979-12-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0095265A3 (en) * 1982-05-21 1984-11-14 Moisture Control & Measurement Limited Control of drying operation
JP2590427B2 (ja) * 1994-03-23 1997-03-12 農林水産省北陸農業試験場長 湿度調節装置を付加した穀類乾燥機

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JPS54157373A (en) 1979-12-12

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