JPS60212134A - 皮膚清浄保護材 - Google Patents

皮膚清浄保護材

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JPS60212134A
JPS60212134A JP59070684A JP7068484A JPS60212134A JP S60212134 A JPS60212134 A JP S60212134A JP 59070684 A JP59070684 A JP 59070684A JP 7068484 A JP7068484 A JP 7068484A JP S60212134 A JPS60212134 A JP S60212134A
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JP
Japan
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oil
skin
present
wiping
support
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健次 原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は皮膚の清浄・保護材、更に詳しくは、例えと創
傷部位に異物を除去したのち適用することによシ創傷部
位を清浄・保護し、ひいては創傷部位の治癒を促進し7
’cJ)、あるいは痔疾を有する者に訃いて、例えば排
便後、通常のトイレットベーパー等で排泄物を拭き取っ
たのち、肛門周辺部に残存する排泄物を容易に除去でき
、また排便前に使用して予め肛門周辺部の皮膚に薬剤を
含む油を塗布しておくことによシ次回の排便時に排泄物
が皮膚につきに<<シfcシ拭き取シ易くする仁とによ
シ肛門周辺部を清潔に保持せしめ、ひいては痔疾等の悪
化を防止するα有用な皮膚の清浄・保護材に関する。
一般に、切シ傷、引っかき傷などの創傷部位は、その発
生直後には消毒剤外とによシ清潔にされるが、時間の経
過と共に、分泌液、外部からの異物によル清潔に保てな
くなることが多い。また、分泌液等が固化し、創傷部位
の支持・保護に用いに包帯、救急バンンウコウ等を除去
する際に非常に苦痛を伴なう場合があシ、斯かる事態の
予防に適した創傷部位の清浄・保護材が望まれていた。
また、排便後の肛門の清拭・清浄処理には、一般にトル
ットベ−79−が用いられているが、温水洗浄器や清浄
綿もごく一部に利用されている。皮膚への刺激や汚れの
除去という点から紘、温水洗浄が最も望ましいが、温水
洗浄器は価格も高く使用がめんどうなため普及するに至
っていない。清浄綿は、1回当シのコストが高く、使用
感が冷りく、シかも水洗トイレに流せないなどの欠点が
ある。このよう表ことから、排便後の肛門の清拭には、
トイレットペー、Q−とちシ紙が最も一般的に使用され
ているのが実状である。
肛門の周辺部の皮膚には、細かいひだ、しわ、毛があル
、糞便がこれらの微細部分に、入シζみ、きれいに拭き
とるのを困′#AVcシている。さらに、付着した残存
糞便は固化し、除去することが難しくなる。
一方、一般に用いられているトイレットペーA−やちル
紙は、その約70%が故紙再生によるもので、これは物
理的に硬いもので、使用時に柔らかくするためによく揉
んで使われることもあるが、それでも皮膚に微細な擦過
傷を与えることになる。また、皮膚上に付着残存し′f
c糞便は、細菌の繁殖源となシ、その生成分解物などに
よシ、損傷皮膚の悪化を助長し7’t!り、肛門の周辺
部のかゆみ、かぶれ、ただれの原因となる。肛門周辺部
を清浄にすることは、公衆衛生上、一般の人々にとって
も極めて大切表ことである。特に、皮膚の弱い赤ちゃん
および寝たきシ老人や、痔疾なと肛門の疾病に苦しんで
いる人々にとって重大なことで、これら肛門周辺部の皮
膚に何らかの傷害がある人は、肛門周辺部の皮膚が刺激
に敏感で痛みを感じやすく表っている。そのため、拭き
とる力を弱くすることから拭きとシが不十分となシ、残
存便量がふえるという悪い結果を繰シ返すことになる。
更に、内痔核や軽度の脱肛表どの痔疾者のなかには、下
着と患部との摩!@による痛みを防ぐため、排便後に肛
門の外に出た内痔核や脱肛を肛門の内に押しこまなけれ
ばならない人がいる。この場合、痛みを我慢して、手指
で何とか押しζんでいるのが現状で、物理的に、押しこ
みを容易にするものが望まれている。
本発明者は、斯かる実状に鑑み鋭意研究した結果、油と
抗菌剤及び/又は抗炎症剤を支持体に含浸せしめて使用
すれば、創傷部位を清浄・保護し、創傷治癒を促進し、
創傷部位の保護に用いた包帯、救急バンソクコウ等の支
持体の除去を容易にすることができ、また排便後の使用
が簡便かつ容易で、トイレットペー、Q−拭き取シ後に
残存する排泄物を十分除去することができ肛門周辺部を
清潔に保て、しかも使用後すべすべ感、さつはシ感を付
与することができることを見出し、本発明な完成した。
すなわち本発明は、油並びに抗菌剤及び/又は抗炎症剤
を支持体に含浸せしめたものである皮膚清浄保護材を提
供するものcある。
本発明に使用する油としては、植物油、動物油または合
成油のいずれであってもよいが、単独又は混合油の凝固
点が0℃以下のものが好ましく、例えば植物油としては
、オリーブ油、アーモンド油、ホホバ油、落花生油、ひ
まし油、やし油、ノq−ム油、サフラワー油、ひまわり
油、綿実油、硬化やし油、硬化79−ム油等が挙げられ
、動物油としては、ラノリ:”、夕)ル油、ミツロク、
スクワレン、スタンラン、プリスタン等が挙けられる。
更に合成油としては、流動ノ9ラフイン、グリセリント
リー2−エチルヘキサノエート等の脂肪酸トリグリセラ
イド等が挙げられる。この中で、ホホバ油、スタンラン
、グリセリントリー2−エチルヘキサノエートが特に好
ましい。
本発明に用いる抗菌剤としては、例えば塩酸クロルヘキ
シシン、塩化デカリニウム、塩化セチルピリゾニウム、
ヨード、ホウ酸、フェノール、ヘキサクロロフェン、レ
ゾルシン、乳酸エタクリシン、塩化ヘキサメテルノ9ラ
ロザニリン、塩化ベンゼトニウム、塩化ペンサルコニウ
ム等が挙げられるが、就中、特に塩酸クロルヘキシジン
、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウムが好まし
い。
また、本発明に用いる抗炎症剤としては、例えば酢酸コ
ルチゾン、ヒドロコルチゾン、デキサメタシン、ペタメ
サゾン、フルオシノン、フルオシノロンアセトニF、m
草11ペタメサゾン、プレドニゾロン、及びその他の副
腎皮質ホルモン、グリチルリチン、グリチルレチン酸、
グリチルリチン酸ゾヵリウム、アラントイン、アルミニ
ウムクロルヒドロキシアラントイネート、グアイアズレ
ン、シコニン、サリチル酸メチル、アミノ安息香酸エチ
ル、酸化亜鉛、次没食子酸等が挙げられるが、就中特に
副腎皮質ホルモン、グリチルリチン及びその誘導体、ア
ラントイン及びその誘導体、グアイアズレン、シコニン
が好tLい。
抗菌剤及び/又は抗炎症剤の配合量は、特に限定はされ
ないが、通常外用剤として使用される量又拡それ以下で
充分である。ここに通常使用される量とは、例えば塩酸
クロルヘキシシンo、ooi〜0.1%、塩化ベンゼト
ニウム0.01〜0.2%、副腎皮質ホルモン0.0f
〜0.5%、グリチルリチン及びその誘導体0.01〜
2%、グアイアズレンo、oos〜5%程度をいう。
本発明に用いる支持体としては、例えば紙、不織布、布
、高分子フィルム、海綿、ス?ンゾ勢が挙げられるが、
使い易さ、使用後の処理を考えると、就中特に紙、不織
布が好ましい。支持体の坪量としては、特に限定はされ
ないが、例えば紙でa 20〜20011 / cn?
 −不織布では30〜300 f / cm”程度が好
ましい。
油並びに抗菌剤及び/又は抗炎症剤の支持体への含浸方
法としては、例えば次の方法が挙げられる。抗菌剤及び
抗炎症剤が油に可溶な場合拡充分溶解することによシ、
また少なくともいずれかが不溶な場合はその薬剤を油中
にしばらく浮遊分散しうる程度に微粒子化してから充分
混合攪拌することによシ含浸液を調製する。次いで、含
浸液の支持体への含浸率が高い場合には、支持体を含浸
液に浸し、その後加圧などによシ過剰の含浸液を除去す
るか、あるいは含浸液を直接支持体に噴霧すればよい。
また、含浸率が低い場合には、含浸液にn−ヘキサン等
の有機溶媒を添加混合し、以下含浸率が高い場合と同様
に操作してから有機溶媒を除去する方法等で行なうこと
ができるが、これらに限定されるものではない。
含浸量は支持体の材質又は含浸液の組成等によって異な
るが、例えば支持体が紙の場合に紘40〜200%、不
織布の場合には50〜400%程度が好ましい。
本発明の皮膚清浄・保護材の使用方法としては、例えば
創傷発生時に創傷部位の異物等を除き消毒を行なったの
ちに同部位を清拭し71、あるいは、痔疾患者において
は、排便後トイレットペーノq−等で通常の拭き取シを
したのち、本発明品を用い拭き取りo仕上げをする方法
が挙げられる。そして、痔疾患者においては、入浴後又
は排便前に本発明品を用い、肛門周辺部をぬぐうことに
よル、更に効果を高めることができる。また、おむつか
ぶれを有する乳幼児において杜、おむつ取換え時に本発
明品を用い拭き取シの仕上げをするとよシ効果的である
以下に実施例を挙げて更に詳細に説明する。
実施例1 〔組成〕 グアイアズレン 0.003重量部 スタワラン 30 ホホバ油 30 クリセリン) 9−2−エテルヘキサノエート ノセ2
ンス計 100 上記各成分をよく混合したものを、坪量的100g/m
”、破裂強度的2.0 Q / cm ”の不織布に、
これと等重量含浸させて皮膚清浄保護材を作製した。
本発明品を、内痔核を有する痔疾患者40名に、排便後
通常どおりトイレットペーノ9−で清拭したのちに清拭
に3週間用いてもらった。その結果、症状の変化紘第1
表に示すとおルで多シ、かなシの症状の軽減が観察され
た。
第1表 実施例2 〔組成〕 ヒドロコルチゾン 0.005重tS グリチルレチン酸 0.1 スクワラン 40 グリセリントリー2−エテ、ルヘキサノエート バラン
ス計 100 上記各成分をよく混合したものを、坪量約50f/cm
”破裂強度約1.5 K−9/α2の紙の電量の70%
相当量含浸させて皮膚清浄保護材を作製する。
本発明品をおむつかぶれを有する乳幼児5名のおむつ取
替時の肛門周辺部の清拭に用いたところ、使用前に観察
された潮紅が使用2〜3日後には全員陰性に変化した。
実施例3 〔組成〕 塩化ベンザルコニウム 0.01重量部アルミニウムク
ロロヒドロキシプラントイ$−)1.0スクワ2ン バ
ランス 計 100 上斃戒分をよく混合したものを、ガーゼにガーゼと等重
量含浸させた。同程度のスリ傷を過酸化水素水で消毒し
たのち、一方紘救急、2ンンウコウのみを、他方は本発
明品で清拭したのち救急バンンウコウを適用した。その
結果、本発明品を用いた部位は約3日で完治したのに対
して、用いなかった部位は完治するまで約6日を要した
。更に、本発明品を用いた部位は救急バンンウコウの取
換えが容易でおったが、本発明品を用いない部位は、取
換え時に痛みを伴った。
以上 手続補正書(自発) 昭和59年11 月 27日 特許庁長官志賀 学殿 2 発明の名称 皮膚清浄保護材 3、 補正をする者 事件との関係 出願人 住 所 東京都中央区日本′#&1茅場町1丁目14番
10号名 称 (091)花王石鹸株式会社 傾者丸田芳部 自 発 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 (1) 明細書中、第10頁、第12行ないし第13行 [例えば紙では20〜20ot/”、不織布では30〜
300f/a”程度」とあルt−「例えば紙では20〜
200 f / m’、不織布では30〜300f/−
程度」と訂正する。
(2) 同、第15員、第9行 r 50 t /ant Jとアルヲ 「50f/♂」と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 油並びに抗菌剤及び/又は抗炎症剤を支持体に含
    浸せしめたことを特徴とする皮膚清浄保護材。 2 油が単独又は混合油の凝固点が0℃以下のものであ
    る特許請求の範囲第1項記載の皮膚清浄保護材。
JP59070684A 1984-04-09 1984-04-09 皮膚清浄保護材 Granted JPS60212134A (ja)

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JP59070684A JPS60212134A (ja) 1984-04-09 1984-04-09 皮膚清浄保護材

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JP59070684A JPS60212134A (ja) 1984-04-09 1984-04-09 皮膚清浄保護材

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JPS60212134A true JPS60212134A (ja) 1985-10-24
JPH041614B2 JPH041614B2 (ja) 1992-01-13

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JP59070684A Granted JPS60212134A (ja) 1984-04-09 1984-04-09 皮膚清浄保護材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04329913A (ja) * 1991-01-23 1992-11-18 Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd 肛門周辺部清拭用ローションペーパー

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