JPS6021116Y2 - 羽子板の人形体 - Google Patents

羽子板の人形体

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JPS6021116Y2
JPS6021116Y2 JP1979024288U JP2428879U JPS6021116Y2 JP S6021116 Y2 JPS6021116 Y2 JP S6021116Y2 JP 1979024288 U JP1979024288 U JP 1979024288U JP 2428879 U JP2428879 U JP 2428879U JP S6021116 Y2 JPS6021116 Y2 JP S6021116Y2
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JP
Japan
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neck
face
torso
bare
shoulders
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Expired
Application number
JP1979024288U
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English (en)
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JPS55125361U (ja
Inventor
弘 小沢
Original Assignee
株式会社狭山人形製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 従来の羽子板の人形体の顔・頚部と胴部の構造は、発泡
スチロール等を用いて別個に成形された頭部素体と胴部
素体に、多数の糸条よりなる頭髪と衣裳を表出した布地
を夫々被着してなる頭部と胴部を板体に固着する一方、
厚紙で成形された顔・頚部素体の表面に顔・頚部を表出
した布地を貼着して顔・頚部を形成するとともに、顔・
頚部を頭部と胴部とに載架してなるものである。
即ち、このような顔・頚部の胴部への取付けは、胴部の
裸部と裸部との間に刃物等で切り込みをして頚部をその
切り込みに差込んで支持することによってなされており
、安定性のある支持固定ができないのみならず、頭部と
胴部に載架された顔・頚部は板体に当着していないから
外力が加わると破損し易い。
また胴部の裸部に頚部を支持するための切込みを設ける
ところから、裸部に相当な厚みをもたせなければならず
、従って裸部を挾むように連設された両肩部が高く盛上
がってなだらかで自然な感じを与えないとともに、両肩
部における衣裳布地の被着がきれいにできないという種
々の欠点がある。
このような欠点を回避するために、頭部、顔・頚部及び
胴部を一体に成形した人形体素体にそれぞれ所定の布地
等を被着する構造も考えられるが、このような人形体素
体は布地等の被着の作業過程で細い頚部より破損し易い
こと、胴部の裸部と頚部とが一体に成形されていると、
略三角形状に切除された裸部と裸部との間に現出してい
る頚部に布地等を被着することが困難であること、また
その仕上がりもよくない等の欠点がある。
本考案はこのような事情の下になされたものであり、そ
の目的とするところは、安定性と耐用性にすぐれるとと
もに、仕上がりもよい顔・頚部を有する羽子板の人形体
を提供しようとするものである。
この目的を達成するために、本考案は、胴部の上端部に
両肩部の間をほぼ三角状に切除して裸部を形成するとと
もに前記裸部裏面にかん合凹部を設け、表面側を顔・頚
部を表出した布地等で被包して適度な厚みを有しかつ上
面が上端から下端に向けて適度に傾斜するように膨出し
た顔・頚部を形威し、前記顔からは膨出した顔部より低
くなるように段差を有するとともに上面が上端より下端
に向けて適度に傾斜した頭部載置の台座を一体成形によ
り突設し、また前記頚部の下端からは嵌合部を連設する
とともに、前記人形胴部に設けた嵌合凹部に前記嵌合部
を嵌入しかつ接着材で両者を固着した固着したものであ
る。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
羽子板1の板体2には人形体3の胴部4が装着しである
胴部4は発泡スチロール、スポンジ等の発泡体を用いて
一体に成形した胴部素体5に衣裳を表出した布地等6を
被着しであるが、胴部の構造はこのようなものに限定さ
れず、所要の厚さを有するものであればその具体的な構
造のいかんを問わない。
胴部4の上端部には略三角形状に切除して設けた裸部7
と両肩部8とが形威しである。
また胴部の裸部7の裏面には嵌合凹部9が設けられてい
る。
胴部素体と同じく発泡スチロール等で一体成形された顔
・頚部の素体10は、顔・頚部を表出した布地11で表
面を被着されて顔・頚部12を形成するとともに、頚部
121の下端部より嵌合部13が連設しである。
そして顔・頚部12は自然な立体感を生ずるようにその
表面が適度に膨出して膨出部14を形成している。
顔・頚部の底部15は扁平をなし、またその表面部は上
端部を高く下端部を低くして全体が上端部より下端部に
向って適度に傾斜している。
従って枕木片を介在させることなく自然な立体感が生ず
るようになっている。
16は膨出した顔部より低くなるように段差を設けて形
威された台座で頭部17が載置固定される。
すなわち第1図示のように、前記顔・頚部12の顔部か
らは膨出した顔部より低くなるように段差を有するとと
もに、上面が上端より下端に向けて適度に傾斜した頭部
載置の台座16を一体成形により突設してあり、この台
座16上に頭部17が載置固定されるようになでいる。
しかも台座16自体その上面が上端より下端に向けて適
度に傾斜するように形威しである。
次に人形体の顔・頚部と胴部との結合固定を説明すると
、顔・頚部を表出した布地を被着した顔・頚部12は頚
部の下端部より連設した嵌合部13を胴部の裸部裏面に
設けられた嵌合凹部9に嵌入して、胴部4に結合支持さ
れる。
そして顔・頚部及び嵌合部の底部並びに胴部の底部は接
着剤等(図示せず)により板体2に固着される。
顔・頚部12と胴部4との固定を強固にするために、嵌
合部13を嵌合凹部9内に接着剤等(図示せず)を用い
て固着してもよい。
本考案は以上のように構成されているから、従来の人形
体に比して次のような顕著な効果を有する。
すなわち第1に本考案は、胴部の上端部に両肩部の間を
ほぼ三角状に切除して裸部を形成するとともに前記裸部
裏面に嵌合凹部を設け、この嵌合凹部に嵌合部を嵌入す
ることにより胴部に顔・頚部を連結しうるから、ことさ
らに両肩部およびその間の裸部の厚みを格別大きく(よ
り正確には両肩部および裸部の部分を胴部の厚みよりさ
らに厚く)形成する必要はない。
これを異的に説明すると、胴部の厚みが約2cmとする
と、両肩部、裸部の部分を胴部さらに厚く、たとえば3
αにする必要がないだけでなく、さらに薄くたとえば1
.5C71程度にもすることもできる。
このようにも両肩部、裸部の部分を胴部よりさらに厚く
形威する必要がないから、両肩部、裸部の部分はなだら
かな傾斜を有し、自然な感じを与えることができる。
これに反して両肩部および裸部、特に両肩部の厚みを大
に形成すると、両肩部が相対的に盛り上がったような感
じを与え、いわゆる「いかり肩」の人形体となり、羽子
板としてきわめて不都合である。
そしてこの効果は、裸部裏面に嵌合凹部を設けたという
前記構成要件により生ずるものである。
第2に本考案は、表面側を顔・頚部を表出した布地等で
被包して適度な厚みを有しかつ上面が上端から下端に向
けて適度に傾斜するように膨出した顔・頚部を形威しで
あるから、顔・頚部が立体的に感得される。
特に頚部の下端からは嵌合部を連設するとともに、人形
胴部に設けた嵌合凹部に前記嵌合部をかん入しであるか
ら、両肩部の間をほぼ三角状に切除して形成された裸部
から、頚部が立体的に現出して、なだらかな襟元とあい
まって、従来にはみることができなかった兄事な頚部を
形成することができる。
第3に本考案は、前記類からは膨出した顔部より低くな
るように段差を有するとともに上面が上端より下端に向
けて適度に傾斜した頭部載置の台座を一体成形により突
設してあり、台座自体も適度に傾斜しているから、台座
に載置固定される頭部も同様に立体的に感得される。
第4に本考案は、人形胴部に設けた嵌合凹部に嵌合部を
嵌入しかつ接着材で両者を固着したから、胴部と顔・頚
部との連結が容易であるとともに両者の固着が強固とな
り、顔・頚部、特に細い頚部が胴部から外れないという
すぐれた諸効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は顔・頚部と胴部との結合状態を示す本考案人形
体の縦断面図、第2図は顔・頚部を示す斜視図である。 1・・・・・・羽子板、2・・・・・・板体、3・・・
・・・人形体、4・・・・・・胴部、5・・・・・・胴
部素体、6・・・・・・布地、7・曲・裸部、8・・・
・・・肩部、9・・・・・・嵌合溝、1o・・一類・頚
部素体、11・・・・・・布地、12・・・・・・顔・
頚部、13・・・・・・嵌合部、14・・・・・・膨出
部、15・・曲底部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 胴部の上端部に両肩部の間をほぼ三角状に切除して裸部
    を形成するとともに前記裸部裏面に嵌合凹部を設け、表
    面側を顔・頚部を表出した布地等で被包して適度な厚み
    を有しかつ上面が上端から下端に向けて適度に傾斜する
    ように膨出した顔・頚部を形成し、前記顔部からは膨出
    した顔部より低くなるように段差を有するとともに上面
    が上端より下端に向けて適度に傾斜した頭部載置の台座
    を一体成形により突設し、また前記頚部の下端からは嵌
    合部を連設するとともに、前記人形胴部に設けた嵌合凹
    部に前記嵌合部を嵌入しかつ接着材で両者を固着したこ
    とを特徴とする羽子板の人形体。
JP1979024288U 1979-02-27 1979-02-27 羽子板の人形体 Expired JPS6021116Y2 (ja)

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JP1979024288U JPS6021116Y2 (ja) 1979-02-27 1979-02-27 羽子板の人形体

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Publication Number Publication Date
JPS55125361U JPS55125361U (ja) 1980-09-05
JPS6021116Y2 true JPS6021116Y2 (ja) 1985-06-24

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ID=28862483

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JP1979024288U Expired JPS6021116Y2 (ja) 1979-02-27 1979-02-27 羽子板の人形体

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