JPS60209571A - テトラヒドロピリミジンおよびイミダゾリン誘導体類、それらの製造方法およびそれらの使用 - Google Patents

テトラヒドロピリミジンおよびイミダゾリン誘導体類、それらの製造方法およびそれらの使用

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JPS60209571A
JPS60209571A JP60050670A JP5067085A JPS60209571A JP S60209571 A JPS60209571 A JP S60209571A JP 60050670 A JP60050670 A JP 60050670A JP 5067085 A JP5067085 A JP 5067085A JP S60209571 A JPS60209571 A JP S60209571A
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formula
alkyl
methyl
acid addition
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JP60050670A
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ウイリアム・ロナルド・シンプソン
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Sandoz AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2−置換されたイミダソリン類およびテトラヒ
ドロピリミジン類、それらの製造方法、それらを含有し
ている製薬学的組成物類および薬品類としてのそれらの
使用に関するものである。
より特に本発明は、遊離形または製薬学的に許容可能な
酸付加塩形の、式 [式中、 RIGは水素、C1−4アルキル、C1aアルコキシ、
C14アルキルチオ、 C1−4アルキルスルフイニル、/\口またL±トリフ
ルオロメチルを表わし、 Rolは水素、C□−3アルキルまたは71口を表わし
、 Ra 、は水素またはC1−2アルキルを表わし、 R1は水素またはC1−3アルキルを表わし、 R7は水素、C□−6アルキル、 R1゜ を表わし、 ここでR工5はヒドロキシまたはフェニルを表わし、 各R16は水素またはC□−2アルキルを表わし、そし
て mは2.3もしくは4を表わすか、またはR15がフェ
ニルであるときには1でもあり、 Xは酸素または硫黄を表わし、 Ra 、R5,Re、R7,ReおよびR8はそれぞれ
水素であるか、またはそれらの1個もしくは2個はC□
−、アルキルであり、そして nは0またはlである] の化合物類に関するものである。
断わらない限すハロはフルオロ、クロロまたはブロモを
示す。mの値に従い、この置換基中に存在している2〜
8個のそれぞれのR□6基は独立性である。
式■の化合物類は下記の試験におけるそれらの活性によ
り示されている如く製薬学的活性、特に鎮痛剤活性、を
有する:(A)ネズミに対して0.5−100、好適に
は20−60、mg/kgの動物体重の化合物類を経口
投与する佐薬関節炎痛み試験[ピルジオ(Pircio
)他のEurop、J、Pharmacology 3
1.207−215 (1975)]。(B)ネズミ中
での30−150 m g / k Hの動物体重の化
合物類を皮下および経口投与する炎症性の足の試験[実
質的にランドール(Randall)他のArch、I
nt 、Pharmacodyn、旦1.409−41
9 (1957)中に記されている如くである]。式1
の化合物類は種々の原因の痛み症状の治療における少量
鎮痛剤としての使用が指示されている。
鎮痛剤として使用するために指示されている適当な1日
当たりの投与量は約50−1200mg、好適には10
0−800mg、であり、それらは適当に1日当たり2
〜4回に分けて12゜5〜600mgc7)、好適には
25〜400mgの、分割投与で、または遅効形で投与
される。
式1の化合物類およびそれらの製薬学的に許容できる酸
付加塩類は最近鎮痛剤として使用されている例えばアセ
トアミノフェン(バラセタモール)の如き化合物類と同
様にして投与できる。
上記の如く、特定の化合物に対する適当な1日の投与量
はそれの相対的活性度などの種々の要素に依存している
。すなわち、本発明に従う好適な化合物(¥施例2)は
試験Aにおいては、3昨間後に24mg/kgのED”
を示し、ソレニ比ペアセトアミノフェンに対しては17
4 m g /kgであった。
式1の化合物類は遊離塩基形でまたは製薬学的に許容で
きる酸付加塩類の形で投与でき、該塩形はllJ!離形
と同程度の活性を有する。そのような塩類の例は無機塩
類、例えば塩酸塩、臭化水素塩、ヨウ化水素堪、燐酸塩
(燐酸水素塩も含む)、硫酸塩(硫酸水素塩も含む)お
よび過塩素酸塩、並びに有機塩類、例えばメタンスルホ
ン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、
p−トルエンスルホン酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、
である。
本発明は従って、治療を必要とする患者に鎮痛有効量の
式■の化合物またはそれの製薬学的に許容可能な酸付加
塩を投与することからなる種々の原因の痛みを治療する
方法に関するものである。
本発明はまた、薬品類として、特に鎮痛剤として、使用
するための式Iの化合物類またはそれらの製薬学的に許
容可能な酸付加塩類にも関するものである。
式1の化合物類またはそれらの製薬学的に許容可能な酸
付加塩類は単独で、または製薬学的に許容可能な希釈剤
もしくは担体とおよび任意に他の賦形薬と混合して投与
することができ、そして経口的に例えば錠剤、整粒、カ
プセル、懸濁剤、シロフプおよびエリキシルの如き形状
で、または非経口的に例えば殺菌注射水溶液もしくは懸
濁液状で投与できる。
製造および投与の容易さという観点から好適な製薬学的
組成物類は固体の組成物類、特に錠剤および硬質−充填
もしくは液体−充填カプセル類である。
そのような組成物類、並びに鎮痛剤を製造するための式
1の化合物類およびそれらの製薬学的に許容可能な酸付
加塩類の使用も本発明の一部を構成している。
ある種の式1の化合物類は例えばBE特許851.81
2.852,776;zベチノ(Ebet j n o
)他(7)J、Med、Chem、7.389 (19
64);He1v、Chim、Acta57.1242
−47 (1974);Arch、Pharm、286
,397−401 (1953):Indian J、
Chem、21B1−3 (1982);Z、Chem
、14,977−82 (1971)から公知であるが
、実際的な製薬学的使用の開示はない。残りの式1の化
合物類は新規であり、そしてそれらも本発明の一部を構
成するものである。
本発明は従って、上記の式1として示されそして定義さ
れているが但し条件として (1)R□。が水素、4−ブロモまたは4−メチルであ
り、R11およびR12が水素であり、Xが酸素であり
、そしてnがOであるときには、R,、R2・Ra 、
R6、R@およびR9の少なくとも1種は水素以外であ
り、(ii) R□。、R11およびR12が水素であ
るがまたはRIOおよびR,□が3,4−ジクロロであ
り、R工。
が水素であり、Xが酸素であり、そしてnがlであると
きには、Rよ、R2およびR4−R8の少なくとも1種
は水素以外であり、(iii ) R□。
が水素または4−クロロであり、R11およびR12が
水素であり、R2がメチルであり、そしてXが酸素であ
るときには、R,、R4、R6、R8およびR9の少な
くとも1種は水素以外であり、そしてn=1のときはR
6およびR7は水素以外であるか、或いは(it)Rz
’oが水素、4−メトキシまたは4−メチルであり、R
ILおよびR12が水素であり、R2がメチルであり、
Xが硫黄であり、モしてnが1であるときには、R1お
よびR4−R9の少なくとも1種は水素以外である ような式Ipの化合物類を提供するものである。
式Iの化合物類およびそれらの酸付加塩類は本発明に従
い、 a)希望する生成物中でR2が水素を表わすときにはN
−保護された形であってもよい式■[式中、 R1,R2、R4−R9およびnは式■またはIp用に
定義されている如くである1の化合物を式■ l?、2 [式中、 R,o、R,、およびR12は式IまたはIP用に定義
されている如くであり、そしてR45はC1−3アルキ
ルである] の化合物と反応させるか、 b)R1がC□−、アルキルを表わすときには、R1が
水素を表わす式IまたはIpの対応する化合物をアルキ
ル化するか、 c)XがSを表わすときには、式XXXIA[式中、 R57は水素またはCL 4アルキルであり、そしてR
2およびR4〜R工2は式IおよびIP用に定義されて
いる如くである]の化合物を、 (+ ) R5? =C□−4Cニー3アルキルしてR
,o=CI−、アルキルチオであるときには、硫化水素
または無機硫化物もしくは水硫化物と、或いは (ii) R67=Hであるときには、五硫化燐と、反
応させ、保護されている基があれば保護基を除去し、そ
してイ!1られた化合物を遊離形または酸付加塩形で回
収することにより製造できる。
方法a)は簡便には強塩基、例えばフェニルリチウム、
メチルリチウムおよび特にセカンダリー−ブチルリチウ
ム、n−ブチルリチウムまたはりチルムシイソプロピル
アミン、の存在下で実施される。反応は簡便には強塩基
を化合物■の溶液にゆっくり加えてモノ−またはジ−ア
ニオンを生成し、そして次に■の溶液をゆっくり加える
ことにより行なわれる。それは杵通無水条件下および不
活性雰囲気(例えば窒素)下で、そして例えば無水テト
ラヒドロフランまたはジエチルエーテルの如き不活性非
プロトン性溶媒中で一78″〜10°、好適には−70
〜−256、の温度においてゆっくり加え、その後室温
に上昇させることにより行なわれる。R4,は特にn−
Cニー3アルキルである。一般的な方法で加えることの
できる保護基の例には、窒素原子の保護で一般的に使用
されているもの、例えば−CO,O,CH2。
C6H5(Z)、−Co 、0.C(CH3)3(BO
C)、Co、O,CH2CCI3.が包含される。
保護基は一般的な方法で例えばPd/活性炭および水素
を用いる還元脱保護によりまたはトリフルオロ酢酸を用
いる処理により除去される。
ヒドロキシ基を含有している化合物類を製造するときに
は、対応する中間生成物類を保護しそして反応後に脱保
護することが望ましいが必須ではない。
方法b)の適当なアルキル化剤には適当なアルキルヨウ
化物類、例えばヨウ化メチル、が包含される。反応は例
えばテトラヒドロフランまたはp−ジオキサンの如き不
活性溶媒中で例えば40゜〜還流温度の間の温度におい
て実施できる。一方、最初にR,−Hである化合物を例
えば乾燥ジメチルホルムアミドの如き不活性非プロトン
性有機溶媒中でNaHと反応させて七ノーアニオンを生
成しそして次にアルキル化することにより反応を実施す
ることもできる。適当な温度は一5″〜−30°であり
、それは20〜256に上昇する。
出発物質として考えられているR2が水素である式Tの
化合物が保護された形であるときには、脱保護はアルキ
ル化の前または後に実施できる。
方法c)1)の適当な溶媒類にはジメチルホルムアミド
が包含され、適当な温度は例えば80−120’、好適
には95−105’、であり、好適な硫化物は硫化ナト
リウム九水塩である。この反応は簡便には不活性雰囲気
下で実施される。
(R5,は好適にはn−アルキルである)。
方法C)百)の適当な不活性溶媒は例えばトルエンであ
り、そして適当な温度は例えば8〇−120°、 4H
: 100−115’ 、 4に反J5Wt合物の還流
温度、である。(Synt hes i 51984.
827頁参照)。
最終生成物類を反応混合物から単離することができ、そ
して必要に応じて一般的な方法に従い精製することもで
きる。式1およびIpの化合物類は一般的な方法でそれ
らの酸付加塩類に転化させることができ、そして逆も可
能である。
式■、■およびXXXIAの出発物質類は公知であるか
または公知の方法と同様にして製造できる(上記の参考
文献類および以下の実施例を参照のこと)。保護された
形の式■の化合物類は新規であり、そしてそれらは本発
明の一部を形成するものである(化合物類Iz)。それ
らは下記の実施例と同様にして製造できる。
当技術の専門家には明白な如く式1の化合物類は種々の
互変異性体形、例えば ノ(X 11 (T(a)) l( (II(1))) で存在できる。
さらにシス/トランス異性も炭素−炭素二重結合付近で
存在するであろう、例えば そしてざらにR4−R9のいずれかの2種がアルキルの
ときには異なる炭素原子のところでも存在するであろう
少なくとも1個の非対称性炭素原子を含有している化合
物類は1種より多い光学的異性体形で存在できる。
遊離化合物類および塩類の両者の全ての異性体形が本発
明により包含されており、そしてそれらは簡単のために
式Iにより表わされている。
全てのそのような異性体形は希望により一般的な方法で
分離することができ、そして特定の異性体が優勢である
かまたはそれが存在しているかは例えば置換基の量の如
き種々の要素に依存しているであろう。
式1およびIPの化合物において、ハロは好適にはフル
オロまたはクロロである。
フェニル環についているR工。、R11およびRL2中
のオルト位置の少なくとも1個は好適には水素または弗
素を含有している。
好適な置換基の意味を以下に記す: R1o=a)H,C12アルキル、01−2アコキシ、
C1−3アルキルスルフイ ニル、フルオロまたはクロロ、 b)H,CH3,Cニー2アルキルスルフイニル、フル
オロ、クロロ、 c)H、フロオロ、 d)F、 R,1=a)H,F、 b)Hl RI 2 = H。
フェニル基を含んでいる好適なR□。、R11およびR
12はフェニル、4−エチルスルフィニルフェニル、2
−クロロフェニル、およびフルオロフェニル、特に2−
フルオロフェニル、である。
R,=H1 二C13アルキル、特にメチル、 R2= a)H,C2−4アルキル、ベンジルまたは(
CH)m−OHであり、 16 (m=2または3であり、各R□6は 独立してHまたはCH3である) b)H,CH2CH20H,CH2CHOHCH3また
は1−C3H7、 C)H,CH2CH20HまたはcH2CHOHCH3
、 d)H,CH2CH20H1 R4,R6”両方ともHまたは両方ともCH,、R6〜
Re=H1 X=酸素、 n=0゜ これらの意味の組み合わせが特に好適である。式1また
はIpの化合物類の特別な群を以下に示す: (1)Xが酸素であり、そしてnが0であるもの、 (2)Xが硫黄であり、モしてnがOであるもの、 (3)Xが酸素であり、そしてnが1であるもの、 (4)xが硫黄であり、モしてnが1であるもの、 (5)−(8)R□。がH,C,−2アルキル、C1−
2アルコキシ、C1−3アルキルスルフイニル、Fまた
はC1であり、RLlがHまたはであり、そしてR12
がHである(1)−(4)のもの、 (9) (12)RIOがH,CH3,C□−2アルキ
ルスルフイニル、FまたはCIであり、そしてR,□=
R工2−Hである(5) −(8)のもの、 (13)−(16)Rよ。、R4□、R1□を有する基
がフェニルである(9)−(12)のもの、 (17) −(20)R□。、R,1、R□2を有する
基がフルオロフェニルである(9) −(12)のもの
、 (21)−(24)フルオロフェニルが2−フルオロフ
ェニルである(17)−(20)のもの、(25)−(
36)R2がH,C2−4アルキル、ベンジルまたは−
(CH)m−OH16 (m=2または3;各R> e =H,CH3)であり
、R4=H,C1−2アルキル、R5=H1C1−2ア
ルキル、(R6’=R7=)R* =R*=Hである(
13)−(24)のもの。
(37)−(48)R2がH,CH2CH2OH、Ca
 Hs OHまたはi −C3R7、特にHまたはCH
,CH20H1であり、R4−H1CH3であり、R,
=H,CH3である(25)−(36)のもの、 (49) (60)R2=Hである(37)−(48)
のもの。
(61) (72)Ra =Ra =Hである(37)
−(48)のもの、 (73) (120)R1=C13アルキル、特にCH
a、である(25) −(72)、のもの、各場合とも
上記の条件が付いている。
式1の好適な個々の化合物類の例は2−(4゜5−ジヒ
ドロ−4,4−ジメチル−1−イソプロピル−イミダゾ
ール−2−イル)−1−フェニル−エタノン(R2= 
i −C3N7 、 R4=R5=CHg 、X=O,
n=o、残りの置換基類=H); 2−(4,5−ジヒドロ−1−β−ヒドロキシエチル−
イミダゾール−2−イル)−1−(2−フルオロフェニ
ル)−1−エタノン(R2=CH2CH20H,RL 
a =2 F、X=O1n=0、残りの置換基類=H)
; 2−(4,5−ジヒドロ−IH−イミダゾール−2−イ
ル)−1−(2−フルオロフェニル)−i−プロパノン
(B”1=CHa 、R1゜=2−F、X=O1n=o
、残りの置換基類=H)、並びにそれらの各塩酸塩類で
ある。
下記の実施例は本発明を説明するものである。
全ての温度は摂氏目盛りである。
168gの2−メチル−4,5−ジヒドロ−IH−イミ
ダゾ−・ルを攪拌しながらそして氷で冷却しながら1.
5リツトルのテトラヒドロフラン中に懸濁させ、そして
118gの水酩化カリウムの1.5リツトルの水中の溶
液を一部分ずつ加え、その後458gの固体のジーター
シャリーープチルジカーポネートを加えた。約40″へ
の発熱反応の後に、攪拌を室温で15時間続けた。テト
ラヒドロフランを蒸発により除去し、希望する生成物を
3,500m1部分のジクロロメタンと共に振り、そし
て1リツトルの飽和NaC1溶液で洗浄した。生成した
溶液をNa2SO4上で乾燥し、蒸発により濃縮して、
標記の生成物を油状で生成した。
198m1のジイソプロピルアミンを一70″において
攪拌しなからN2気体下で1.5リツトルのテトラヒド
ロフラン中に溶解させ、そして875m1のヘキサン中
の1.6モルn−ブチルリチウムを−70〜−65’に
おいて1時間にわたって滴々添加した。攪拌を30分間
続け、そし+C^へ−1−二し:+レピ門14−7山小
1只4すの1−ブチルオキシカルボニル−2−メチルイ
ミダシリンおよび168gの0−フルオロ安息香酸エチ
ルエステルの混合物を次に−70”〜−65°において
30分間にわたって加えた。混合物を4時間にわたって
室温まで自然に上昇させ、そして−夜装置した。反応混
合物を氷−水上に注ぎ、蒸発により濃縮し、500m1
のジクロロメタンと共に3回振り、それを飽和NaC1
溶液で洗浄した。溶液をNa2SO4上で乾燥し、濃縮
し、そしてヘキサンから結晶化させて、標記化合物(融
点140’ −145” )を生成した。
74gの2− (1−t−ブトキシカルボニル−4,5
−ジヒドリミダゾールー2−イル)−1−(2−フルオ
ロフェニル)−1−エタノンヲ攪拌しながらそして氷で
冷却しながら100 m lのジクロロメタン中に懸濁
させ、そして275 m lのトリフルオロ酢酸を注入
した。15分後に、混合物を室温に自然に上昇させ、2
時間攪拌し、次に真空下で蒸発させた。残渣をジクロロ
メタンおよび過剰の2規定NaOHの間に分配させ、有
機相をNa25o4上で乾燥し、そして濃縮すると、標
記化合物が結晶化した。結晶化は300 m lのエー
テルの添加により完了した、融点159−1606゜ 103gの2−(4,5−ジ′ヒドロー1H−イミダゾ
ール−2−イル)−1−(2−フルオロフェニル)−1
−エタノンを1.5リツトルのテトラヒドロフラン中に
攪拌しながら懸濁させ、そして156m1のヨウ化メチ
ルを加えた。混合物を20時間M流した(10分後に沈
澱生成)。反応混合物を1リツトルの2規定NaOHお
よび2リツトルのジクロロメタンの間に(塩から確実に
遊離塩基へ完全に転化させるために充分攪拌しながら)
分配させた。結晶化した生成物をジクロロメタン相から
除去するために、約10%のメタノールを加え、そして
混合物を軽く暖めた。ジクロロメタン相をNa2SO4
上で乾燥し、1リツトルのアセトニトリルを加え、そし
てジクロロメタンを蒸発させると、それにより生成物が
アセトニトリル中で結晶化した。生成物を500 m 
lのジクロロメタンおよび100 m lのメタノール
中に溶解させ、700m1のアセトニトリルを加え、そ
してジクロロメタンおよびメタノールを蒸発により除去
することにより、生成物を結晶化させた、融点216−
218°。
118gのmtli&塩基を暖めながら1リツトルのジ
クロロメタンおよび300m1のメタノール中に溶解さ
せ、攪拌しながらそして氷で冷却しながら164m1の
3.3モルメタノール性MCIを添加することにより、
塩酸塩(化合物番号3)がf+7られた。混合物をわず
かにe縮し、1.3リツトルのアセトニトリルを加え、
さらに濃縮すると、生成物が結晶化し、それを濾過し、
そしてアセトニトリルおよびエーテルで洗浄した、融点
177−180’。
XXX I A (i ) ) 7.0gのトリエチルオキソニウムテトラヒドロボレー
トを6.8gの2−(4,5−ジヒドロ−1−メチル−
イミダゾール−2−イル)−1−フェニル−1−エタノ
ン(化合物番号5)の200m1の塩化メチレン中溶液
を窒素下で室温において攪拌した。添加の完了後に攪拌
を窒素下で30分間続け、その後溶媒を減圧下で蒸発さ
せて、標記化合物を与えた。
同様にして製造できるこの型の他の化合物類を以下に記
すニ ー4.5−ジヒドロ−2−(β−インプロポキシ−α−
メチル−2−フルオロスチリル)−1H−イミダゾール
(化合物XXXI A (ii) ) (融点195°
 (分解)、HCl塩)、 =4.5−ジヒドロ−2−(α−エチル−β−メトキシ
−2−フルオロスチリル)−LH−イミダゾール(化合
物XXX I A (iii ) ) (融点112”
、ヒドロオキサレート) −4,5−ジヒドロ−2−(β−エトキシ−α−メチル
−2−フルオロスチリル)−LH−イミダゾール(化合
物XXX I A (iv) ) (融点116″、ヒ
ドロゲンチドラフルオロボレート)、 −4,5−ジヒドロ−2−(β−イソプロポキシ−α−
メチル−2−フルオロスチリル)−1H−イミダゾール
(化合物XXXIA(マ))(融点165’、HI塩)
、 −4,5−ジヒドロ−2−(β−n−ブトキシ−α−メ
チル−2−フルオロスチリル)−1H−イミダゾール(
化合物XXX I A (vi) ) (融点133’
、HI塩)、 −4,5−ジヒドロ−2−(β−エトキシ−α−エチル
−2−フルオロスチリル)−1H−イミダゾール(化合
物XXX I A (vii ) )、−4,5−ジヒ
ドロ−2−(β−メトキシ−α−メチル−2−フルオロ
スチリル)−1H−イミダゾール(化合物XXX I 
A (viii) ) (融点1856、ヒドロゲンチ
ドラフルオロポレート)、 −4,5,6−)ジヒドロ−2−(β−エトキシ−2−
グロロスチリル)−1−メチル−ピリミジン(化合物X
XX I A (ix) ) (融点121−125’
) 、 =4.5−ジヒドロ−2−(β−エトキシスチリル)−
1H−イミダゾール(化合物XXXIA(x))(融点
168.5−170.5’ )。
エタンチオン a)の粗製生成物を100m1の乾燥ジメチルホルムア
ミド中に溶解させ、11.Ogの硫化ナトリウム九水塩
を加え、そして反応混合物を1006において窒素下で
2時間攪拌した。ジメチルホルムアミドを減圧下で蒸留
し、残渣をクロロホルム中に溶解させ、そして溶離剤と
してクロロホルムを使用して150 m lのシリカゲ
ル上で精製した。生成物を含有している留分な集め、そ
し □て減圧下で濃縮した。ジエチルエーテルを加えて
、標記生成物を得た、融点148.5−150℃。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l、薬品類として使用するための、遊離形または製薬学
    的に許容可能な酸付加塩形の、式[式中、 R工。は水素、Cニー、アルキル、Cニー4アルコキシ
    、C1−、アルキルチオ、 C1−4アルキルスルフイニル、ハロまたはトリフルオ
    ロメチルを表わし、 R1□は水素、Cニー3アルキルまたはハロを表わし、 R1□は水素またはC□−2アル午ルを表わし、 R1は水素またはc工 3アルキルを表わし、 R2は水素、C1−6ブルキル、 R1゜ を表わし、 ここでR工、はヒドロキシまたはフェニルを表わし、 各1’itsは水素またはc工 2アルキルを表わし、
    そして mは2.3もしくは4を表わすか、またはI(+sがフ
    ェニルであるときには1でもあり、 Xは酸素または硫黄を表わし、 R,、R5,R6,R7,R8およびR9はそれぞれ水
    素であるか、またはそれらの1個もしくは2個はC1−
    3アルキルであり、そして nはOまたはlである] の化合物類。 2、鎮痛剤類として使用するための、遊離形または製薬
    学的に許容可能な酸付加墳形の、特許請求の範囲第1項
    記載の式1の化合物類。 3、遊離形または製薬学的に許容可能な酸付加塩形の特
    許請求の範囲第1項記載の式■の化合物類を、製薬学的
    に許容可能な希釈剤または担体と一緒に含有している、
    製薬学的組成物。 4、鎮痛剤組成物を製造するための、遊離形または製薬
    学的に許容可能な酸付加塩形の特許請求の範囲第1項記
    載の式■の化合物類の使用。 5、遊離形または酸付加塩形の、式 [式中、 R+ 、R2、R4〜R□2 、 Xおよびnは式Iに
    定義されているとおりである、但し条件として (i )Rloが水素、4−ブロモまたは4−メチルで
    あり、R11およびR12が水素であり、Xが酸素であ
    り、モしてnが0であるときには、R,、R2、R4,
    R,、R8およびR3の少なくとも1つは水素以外であ
    り、(ii) R1o 、 Rr 1およびR12が水
    素であるかまたはRIOおよびRよ□が3゜4−ジクロ
    ロであり、R12が水素であり、Xが酸素であり、モし
    てnが1であるときには、R,、R2およびR4−R9
    の少なくとも1つは水素以外であり、(iii ) R
    1(、が水素または4−クロロであり、R11およびR
    12が水素であり、R2がメチルであり、そしてXが酸
    素であるときには、R1、Ra 、Rs 、R8および
    R9の少なくとも1つは水素以外であり、モしてn=1
    のときはR6およびR7は水素以外であり、或いは(1
    マ)Rhoが水素、4−メトキシまたは4−メチルであ
    り、R1□およびR工、が水素であり、R2がメチルで
    あり、Xが硫黄であり、そしてnが1であるときには、
    R1およびR4−R9の少なくとも1つは水素以外であ
    る] の化合物。 6、R8が水素またはメチルを表わし、R?が水素、2
    −ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシエチルを表わし
    、 R4およびR5が両方とも水素または両方ともメチルを
    表わし、 RQおよびR9が水素を表わし、 Xが酸素を表わし、 nがOを表わし、 RIOが水素、メチル、C□−、アルキルスルフィニル
    、フルオロまたはクロロを表わし、R1、が水素または
    フルオロを表わし、モしてR1□が水素を表わす、 特許請求の範囲第5項記載の化合物。 7、化合物が遊離形または製薬学的に許容可能な酸付加
    塩形の2−(4,5−ジヒドロ−4,4−ジメチル−1
    −イソプロピル−イミダゾール−2−イル)−1−フェ
    ニル−エタノン、2−(4゜5−ジヒドロ−1−β−ヒ
    ドロキシエチルーイミダシ−ルー2−イル)−1−(2
    −フルオロフェニル)−1−エタノン、2−(4,5−
    ジヒドロ−IH−イミダゾール−2−イル)−1−(2
    −フルオロフェニル)−1−プロパノンから選択される
    、特許請求の範囲第1項又は第5項に記載の化合物、特
    許請求の範囲第4項記載の使用、または特許請求の範囲
    第3 JI′J記載の組成物。 8、a)所望の生成物においてR2が水素を表わすとき
    には、N−保護された形であってもよい式1式中、 1(、、R2、R4〜Rsおよびnは式IまたはIPに
    定義されているとおりである]の化合物を式■ ノア1□ r式中、 RIO,R11およびR12は式1または工pに定義さ
    れているとおりであり、モしてR4,はC1−3アルキ
    ルである] の化合物と反応させるか。 b)R1がcm−3アルキルを表わすときには、R1が
    水素を表わす式1またはIpの対応する化合物をアルキ
    ル化するが、又は c)XがSを表わすときには、式XXXIA(式中、 R57は水素またはcl−、アルキルであり、そしてR
    2およびR4〜R工、は式1およびIpに定義されてい
    るとおりである]の化合物を、 (i ) R5? =Cr 47)Iyキルテありそし
    てRH(1#(:、−4アルキルチオであるときには、
    硫化水素または無@硫化物もしくは水硫化物と、或いは (i+)R5?=Hであるときには、五硫化燐と、反応
    させ、保護されている基があれば保護基を除去し、そし
    て得られた化合物を17gl形または酸付加塩形で回収
    することからなる、遊離形または酸付加塩形の特許請求
    の範囲第1項記載の式■の化合物を製造する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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