JPS6020863Y2 - チエツクバルブの開閉装置 - Google Patents

チエツクバルブの開閉装置

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JPS6020863Y2
JPS6020863Y2 JP11779480U JP11779480U JPS6020863Y2 JP S6020863 Y2 JPS6020863 Y2 JP S6020863Y2 JP 11779480 U JP11779480 U JP 11779480U JP 11779480 U JP11779480 U JP 11779480U JP S6020863 Y2 JPS6020863 Y2 JP S6020863Y2
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JP
Japan
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check valve
oil
chamber
drive rod
pushing
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JP11779480U
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English (en)
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JPS5740772U (ja
Inventor
準一 太田
Original Assignee
旭精機工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は油圧回路を閉回路に構成し、その閉回路内で外
力により移動させられる油の逆流を防止する逆流防止弁
の開閉装置に関するものである。
従来より逆流防止弁の開閉装置として第1図に示すよう
な装置が考えられていた。
図において押動室1より油留室26への油の移動は押動
室の油圧が高くなり、逆流防止弁22を押圧している圧
縮ばね25の力に抗して逆流防止弁22を押動すること
により行われ、油留室26より押動室1への油の移動は
駆動棒5がシリンダ34の作用で逆流防止弁22を押動
し、逆流防止弁22と弁座23との間を開くことにより
油留室26の油を押動室を経て排出するものでるが、こ
の構成による装置では押動室内におけるシリンダ軸の位
置により押動室内における油の占有する容積に変動が生
じ、このことが閉回路の油圧装置内では押動室1の油圧
の上昇の原因となり、そのため油留室26への余分の油
の送り込みによる作動棒27の位置の不安定や油圧配管
内の油圧上昇による油圧配管の故障や継手部からの油も
れによる欠陥が頻繁に生じていた。
本考案は前記欠点に鑑みなしたもので、油で充満した押
動室を設け、該押動室内で駆動棒を動作させるため、押
動室内における油の占有する容積の変動がないので押動
室内の油圧が上昇せず、そのため油留室へ送り込まれた
油量に比例した作動棒の移動が確実に行われ、また駆動
棒による逆流防止弁の開閉操作も同じ油圧の下でスムー
ズに行われるため油留室より押動室への油の移動も円滑
に行われるものである。
以下本考案の実施例により詳細に説明する。
第2図ないし第4図は実施例を示すもので装置の断面図
である。
図において、一定容量となした押動室1を本体2に設け
る。
3は本体2に取り付ける横カバーである。
該押動室1の内部には押動室内を摺動可能にしたフロー
ト4を設け、そのフロー1−4に駆動棒5を固着する。
またフロート4には後述の駆動棒6の通し孔7に設ける
摺動面8に挟まれて摺動する平行な2面の切り溝面9を
設け、さらに両切り溝面9に対して垂直方向でフロート
4の左右摺動方向(第2図)に対し斜めにしたカム孔1
0を設ける。
一方本体2の上下方向にも上下孔11を前記押動室1と
交差するように設け、上下孔11の上方に上蓋12及び
下方に下蓋13を取り付ける。
さらに上下孔11内には上下動可能(第2図、第3図)
に駆動棒6を設置する。
なお、駆動棒6の前記交差部には切り溝面9と接する摺
動面8を有する通し孔7を設け、該通し孔7がフロート
4を挟持するようにし、切り溝面9上を摺動面8を摺動
することで駆動棒6は上下動可能にされる。
また駆動棒6の下面には、下蓋13を設けた空気孔14
に対応する空気受孔15を設け、上面には上蓋12との
間に圧縮ばね16を介在させる。
そして空気孔14は圧縮空気源(図示せず)に連絡する
ものである。
さらに駆動棒6は摺動面8(切り溝面9)に対し垂直に
ピン17を固定し、該ピン17は前記フロート4に設け
たカム孔10の孔内に滑動自在に嵌められるものとする
18は本体の外に設ける装置19より設定量の油が送り
込まれる導入孔で、押動室1に連絡している。
20は内部に貫通する空間を有するチェックバルブで
一端は前記本体2に螺着され、他端は装置作動部21に
螺着されるものである。
そして該チェックバルブ20の内部には逆流防止弁22
を駆動棒5と対峙して設けるものとする。
すなわち、チェックバルブ20は内部に弁座23を設け
、さらに同様に設けたばね受24と前記逆流防止弁22
との間に圧縮ばね25を介在し、常に逆流防止弁22を
弁座23方向に付勢させる構成とする。
また逆流防止弁22と弁座23で仕切られた左方の空間
部は押動室1と連絡して一定容量の空間とし、逆流防止
弁22と弁座23で仕切られた右方の空間は前記装置作
動部21に設けられる油留室26に連結して一定容量と
する。
油留室26の端部にはその中空部分で作動棒27を摺動
自在に嵌装する保持環28が取り付けられている。
また作動棒27は中空の椀状になっており、右端は外部
に対して仕事を行う仕事部となり、左端はT字状となり
、該丁字状の外面の切欠きは保持環28の切欠きの部分
と対になり作動棒27の右方への動きを制限する。
他方T字状の内面の切欠きは保持環28に取着する円板
29に固定するT字棒30のT字部との間で圧縮ばね3
1を介在させ常に作動棒27を左方に付勢させる。
さらに該円板29は作動棒27の左方への動きを制限す
るものである。
なお、円板29には連絡孔32を設は油留室の26と作
動棒27の中空部とを連絡する。
また図面における33は油もれ防止のシールである。
本考案は上記の構成になる油圧回路の閉回路にえけるチ
ェックバルブの開閉装置に関するものである。
まず自動組立機等に設ける外部の装置19より設定量の
油が導入孔18を通して押動室1内へ導き込まれる。
しかし押動室1の容積は一定のため押動室内の圧力が高
まり、導入された油は圧縮ばね25に抗して逆流防止弁
22を押し、逆流防止弁22と弁座23の間を通り油留
室26に流入する。
さらに流入した油は円板29に設けた連絡孔32を通り
作動棒27の中空部に導入される。
よって作動棒27を圧縮ばね31に抗して押動し、所定
位置(導入される油の量により決定される)まで移動さ
せ、外部に対する仕事をさせることになる。
またその時は仮に外部より作動棒27に力が加えられて
も作動棒27の中空部及び油留室26より油が押動室1
へ逆流して油が逃げないように圧縮ばね25により逆流
防止弁22は弁座23に押し付けられている。
上記により作動棒27が所定の仕事を終えた時圧縮空気
源より圧縮空気が空気孔14を通して空気受孔15に送
られ駆動棒6を押圧する。
よって駆動棒6は圧縮ばね16に抗して上方に摺動する
その際駆動棒6に固定するピン17は垂直に上方移動す
ることとなり、そのため斜めに設けたカム孔10の内部
をピン17は滑動してフロート4を右方へ移動させる。
そのためフロート4に固着した駆動棒5は圧縮ばね25
に抗して逆流防止弁22を押動し、その結果作動棒27
の中空部及び油留室26の油は圧縮ばね31の作用で作
動棒27が復帰されることで押動室1を通り導入孔18
より外部の装置19まで排出されることとなる。
そして作動棒27の左端T字状部が円板29に当接する
と圧縮空気源からの圧縮空気が閉じられ駆動棒6は圧縮
ばね16の作用で下方に押戻される。
よってピン17はカム孔10の内部を滑動しながら垂直
に下方移動することになり、そのためフロート4を左方
へ移動させる。
上記により駆動棒5の押圧を解かれた逆流防止弁22は
圧縮ばね25の力により再び弁座23に押圧され次の油
の導入による作動まで待機する。
以上の説明のような油圧回路の閉回路におけるチェック
バルブの開閉装置によれば逆流防止弁を押動する際駆動
棒自身は左右動をしてもその動きの範囲は油の充満した
押動室の内部である。
したがって押動室内の油容量は変化せず常に一定であり
、そのため送り込まれる油量の変化がない。
よって定量に導入される油量で作動棒が定量の移動を行
うことが可能で安定した作動棒の動きが得られることに
なり、自動組立機等に組み付けて安定する動作が得られ
る装置となる。
なお、本考案の説明では油を使用した油圧回路で説明し
たが油圧回路に限定するものではなく、駆動棒の駆動に
は空気圧を使用したがシリンダ、ソレノイド等を使用す
ることも可能である。
また押動室へ設定量の油の送り込みによる作動棒の設定
量で説明したが、油の送り込み量の変化により作動棒の
移動を変化させる装置等の本考案を利用することが可能
で本考案の応用範囲はきわめて広いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置の説明図、第2図は本考案の実施例
装置で第3図は第2図のA−A断面図、第4図は第2図
のB−B断面図である。 1・・・・・・押動室、4・・・・・・フロート、5・
・・・・・駆動棒、6・・・・・・駆動棒、10・・・
・・・カム孔、17・・・・・ゼン、20・・・・・・
チェックバルブ、22・・・・・・逆流防止弁、26・
・・・・・油留室、27・・・・・・作動棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 閉回路に構成された油圧回路に使用される油の逆流を防
    止する逆流防止弁の開閉装置において、チェックバルブ
    本体に押動室を設け、押動室内において、自在に前後動
    するフロートを設置し、押動室と交差して設ける上下孔
    と、上下孔内を上下動可能に設けられた駆動棒と駆動棒
    に固定するピンと、フロートにビンと係合するカム孔を
    設け、さらにフロートには逆流防止弁と対峙して設置す
    る駆動棒を設けることから構成され駆動棒を上下動させ
    ることにより駆動棒を前後させ逆流防止弁を開閉するこ
    とを特徴とするチェックバルブの開閉装置。
JP11779480U 1980-08-19 1980-08-19 チエツクバルブの開閉装置 Expired JPS6020863Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11779480U JPS6020863Y2 (ja) 1980-08-19 1980-08-19 チエツクバルブの開閉装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11779480U JPS6020863Y2 (ja) 1980-08-19 1980-08-19 チエツクバルブの開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPS5740772U JPS5740772U (ja) 1982-03-05
JPS6020863Y2 true JPS6020863Y2 (ja) 1985-06-21

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JP11779480U Expired JPS6020863Y2 (ja) 1980-08-19 1980-08-19 チエツクバルブの開閉装置

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