JPS6020567B2 - 3個のロータを備えたガスタービン動力装置 - Google Patents
3個のロータを備えたガスタービン動力装置Info
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- JPS6020567B2 JPS6020567B2 JP51144867A JP14486776A JPS6020567B2 JP S6020567 B2 JPS6020567 B2 JP S6020567B2 JP 51144867 A JP51144867 A JP 51144867A JP 14486776 A JP14486776 A JP 14486776A JP S6020567 B2 JPS6020567 B2 JP S6020567B2
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- power
- rotors
- turbine rotor
- power plant
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C7/00—Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
- F02C7/36—Power transmission arrangements between the different shafts of the gas turbine plant, or between the gas-turbine plant and the power user
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/60—Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
ガスタービン動力装置、特に自動車用のガスタービン動
力装置を設計するに当って一般的に考慮しなければなら
ないことは、高効率を維持しつつ同時に必要重量及びス
ペースを減少させること、並びに該動力装置の種々な構
成部材の点検及び保守を容易に行えるようにすることで
ある。
力装置を設計するに当って一般的に考慮しなければなら
ないことは、高効率を維持しつつ同時に必要重量及びス
ペースを減少させること、並びに該動力装置の種々な構
成部材の点検及び保守を容易に行えるようにすることで
ある。
この動力装置設計の別の目的は、特に自動車の動力装置
の場合非常に重要なガス発生部での加速が容易に行える
ようにすることである。満足すべき作動結果を得るため
に、動力装置には各々の軸に結合された3個のタービン
ロータが具備されており、第1タービンロー外ま動力装
置の圧縮機と駆動可能に連結されて一つのロータ。
の場合非常に重要なガス発生部での加速が容易に行える
ようにすることである。満足すべき作動結果を得るため
に、動力装置には各々の軸に結合された3個のタービン
ロータが具備されており、第1タービンロー外ま動力装
置の圧縮機と駆動可能に連結されて一つのロータ。
スプールを形成している。この第1タービンロータを設
計するに際しては「該ロー外ま動力装置が全負荷をかけ
た場合でも圧縮機作業に必要な動力を充分与えることの
ないように、つまり他の2個のタービンロータのいずれ
かから補助動力を伝達しなければならないように設計さ
れている。ガスの流れる方向に向かって教えた場合2番
目1こあるロー外ま出力タービン本体であり、第3番目
のタービンロー外ま種々な補助機能を備え、またそれ自
体公知の方法で第2タービンロー夕と相互連結されてお
り、更にこれら2個のロータは同軸上で作動できるよう
に取付けられている。ガス発生部の急速な加速が得られ
るように本発明ではこの部分の設計に際し、圧縮機/タ
ービン・スプールが動力装置の内部補助装置からの如何
なる負荷をも受けないようにしてある。第2タービンロ
ータと第3タービンロータに付属している2本の同軸は
、圧縮機/タービン。スプールから遠隔にある同軸の端
部に配置された歯車装置によって相互連結されており、
また前記圧縮機/タービン。スプールへの動力伝達は前
記同軸の中心を貫通している1本の伝動軸を介して行わ
れる。この中央伝動軸の望ましい構成は、動力装澄がア
ィドリング中でも超臨界速度(supercitics
peed)で回転するようにすることであり、またこの
伝動軸は前記同軸の最内部において空気軸受により支持
されているのが有利である。望ましくは、第2タービン
ロータは第3タービンロー夕から突出している管状部材
で軸支され、また第3ロータはタービンケーシングで麹
支されているのが良い。前記管状部材において第2ター
ビンロータを支持している軸受は空気軸受であることが
望ましい。出力タービンを圧縮機/タービン・スプール
と補助タービンロータの間に配置することによって、高
速回転軸を支持するすべての軸受は自動車が停止して出
力タービン。
計するに際しては「該ロー外ま動力装置が全負荷をかけ
た場合でも圧縮機作業に必要な動力を充分与えることの
ないように、つまり他の2個のタービンロータのいずれ
かから補助動力を伝達しなければならないように設計さ
れている。ガスの流れる方向に向かって教えた場合2番
目1こあるロー外ま出力タービン本体であり、第3番目
のタービンロー外ま種々な補助機能を備え、またそれ自
体公知の方法で第2タービンロー夕と相互連結されてお
り、更にこれら2個のロータは同軸上で作動できるよう
に取付けられている。ガス発生部の急速な加速が得られ
るように本発明ではこの部分の設計に際し、圧縮機/タ
ービン・スプールが動力装置の内部補助装置からの如何
なる負荷をも受けないようにしてある。第2タービンロ
ータと第3タービンロータに付属している2本の同軸は
、圧縮機/タービン。スプールから遠隔にある同軸の端
部に配置された歯車装置によって相互連結されており、
また前記圧縮機/タービン。スプールへの動力伝達は前
記同軸の中心を貫通している1本の伝動軸を介して行わ
れる。この中央伝動軸の望ましい構成は、動力装澄がア
ィドリング中でも超臨界速度(supercitics
peed)で回転するようにすることであり、またこの
伝動軸は前記同軸の最内部において空気軸受により支持
されているのが有利である。望ましくは、第2タービン
ロータは第3タービンロー夕から突出している管状部材
で軸支され、また第3ロータはタービンケーシングで麹
支されているのが良い。前記管状部材において第2ター
ビンロータを支持している軸受は空気軸受であることが
望ましい。出力タービンを圧縮機/タービン・スプール
と補助タービンロータの間に配置することによって、高
速回転軸を支持するすべての軸受は自動車が停止して出
力タービン。
−夕が失速状態にある時でも潤滑負荷容量が得られるよ
うになっている。これは自由な出力タービンを具備した
従来の2鼠タービンでは不可能なことである。軸受が空
気潤滑用に設計されている場合は潤滑用還流管が不要で
あり、またこの空気を案内して、例えばロータでの冷却
を行うのに利用することもできる。従来のガスタービソ
動力装置では、加速を行う場合、通常全出力用に必要な
量の燃料以外に余分な燃料を供給して行っている。これ
は加速のたびごとに構成部材は10ぴ○〜15ぴ○の温
度上昇を含む温度衝撃を受けることになる。これらの高
温度がタービン羽根のみならず、タービンロータ、燃焼
器及び渦形入口などの製造コストを高くし、且つ既に充
分に高温負荷を受けた構成部材の使用寿命を縮める最大
の原因である。圧縮機/タービン。
うになっている。これは自由な出力タービンを具備した
従来の2鼠タービンでは不可能なことである。軸受が空
気潤滑用に設計されている場合は潤滑用還流管が不要で
あり、またこの空気を案内して、例えばロータでの冷却
を行うのに利用することもできる。従来のガスタービソ
動力装置では、加速を行う場合、通常全出力用に必要な
量の燃料以外に余分な燃料を供給して行っている。これ
は加速のたびごとに構成部材は10ぴ○〜15ぴ○の温
度上昇を含む温度衝撃を受けることになる。これらの高
温度がタービン羽根のみならず、タービンロータ、燃焼
器及び渦形入口などの製造コストを高くし、且つ既に充
分に高温負荷を受けた構成部材の使用寿命を縮める最大
の原因である。圧縮機/タービン。
スプールには補助動力が供給されるが、これから,補助
装置には何ら動力を供給しないように横成ごれているの
で、急速な加速が可能になった。そのため、加速時間が
短くなって過剰燃料の供給量が減り、及び供給時間が短
くなり、タービン部分の温度上昇が低くなった。つまり
、これは材料を有利な方法で利用すること、並びに軽量
且つ廉価なタービン設計ができるということである。こ
の超高温度は窒素酸化物(N○x)発生の比較的重要な
要因の一つであるから、この点においてもまた超高温度
を回避することは利点がある。
装置には何ら動力を供給しないように横成ごれているの
で、急速な加速が可能になった。そのため、加速時間が
短くなって過剰燃料の供給量が減り、及び供給時間が短
くなり、タービン部分の温度上昇が低くなった。つまり
、これは材料を有利な方法で利用すること、並びに軽量
且つ廉価なタービン設計ができるということである。こ
の超高温度は窒素酸化物(N○x)発生の比較的重要な
要因の一つであるから、この点においてもまた超高温度
を回避することは利点がある。
迅速加速式圧縮機を含む構成は、更にァィドリング速度
を低く保つことができることを意味している。つまり、
全体の燃料消費量が減少され、従って排出物も少なくな
るわけである。また非常に低いアィドリング速度の場合
でも、他方のタービンロータからの衝撃エネルギーを中
央伝動軸を介して圧縮機に伝達することができる。圧縮
機タービンはまず始めに高温ガスに出会うため、この場
合軽量で耐熱性を有するセラミック製にすることが望ま
しい。このタービンロー外ま圧縮機の作業の全動力を提
供する必要はないから「設計に際しては直径を小さくす
ることができる。第2タービンロータもまた場合によっ
てセラミック材で作ることもできるが、一方第3タービ
ンロータは直径が比較的大きいから金属材料で作られて
いるのが望ましく、従って高慣性を有することになる。
既述のように、自動車が停止して第2ロータが失速した
場合でも第3タービンロータは回転し続けるようになっ
ている。従って衝撃エネルギーは常時確保されているこ
とになる。ロータの設計に際してはこれらが対向方向に
回転するように設置してあるので、確実に平衡の取れた
旋回力を得ること、並びに羽根システムの有利な使用が
できるようになっている。動力装置が熱交換器を備えて
いる場合には2段式再生システムが得られる。
を低く保つことができることを意味している。つまり、
全体の燃料消費量が減少され、従って排出物も少なくな
るわけである。また非常に低いアィドリング速度の場合
でも、他方のタービンロータからの衝撃エネルギーを中
央伝動軸を介して圧縮機に伝達することができる。圧縮
機タービンはまず始めに高温ガスに出会うため、この場
合軽量で耐熱性を有するセラミック製にすることが望ま
しい。このタービンロー外ま圧縮機の作業の全動力を提
供する必要はないから「設計に際しては直径を小さくす
ることができる。第2タービンロータもまた場合によっ
てセラミック材で作ることもできるが、一方第3タービ
ンロータは直径が比較的大きいから金属材料で作られて
いるのが望ましく、従って高慣性を有することになる。
既述のように、自動車が停止して第2ロータが失速した
場合でも第3タービンロータは回転し続けるようになっ
ている。従って衝撃エネルギーは常時確保されているこ
とになる。ロータの設計に際してはこれらが対向方向に
回転するように設置してあるので、確実に平衡の取れた
旋回力を得ること、並びに羽根システムの有利な使用が
できるようになっている。動力装置が熱交換器を備えて
いる場合には2段式再生システムが得られる。
この場合、まず第3タービンロータが第2タービンロー
タからの流出エネルギーを利用し、次にタービンシステ
ム内の空気力学的モーメント変換における損失分を前記
熱交換器内で高率(90〜95%)で回収することがき
る。第2タービンロータと第3タービンロ−夕の車中間
にある伝動部に遊星歯車が含まれると同時に、該遊星歯
車から圧縮機/タービン・スブールへの動力伝達が変速
装置によって制御される場合は、加速中出力軸において
衝撃動力伝達によって生ずる反作用モーメントが他の軸
に伝達される。
タからの流出エネルギーを利用し、次にタービンシステ
ム内の空気力学的モーメント変換における損失分を前記
熱交換器内で高率(90〜95%)で回収することがき
る。第2タービンロータと第3タービンロ−夕の車中間
にある伝動部に遊星歯車が含まれると同時に、該遊星歯
車から圧縮機/タービン・スブールへの動力伝達が変速
装置によって制御される場合は、加速中出力軸において
衝撃動力伝達によって生ずる反作用モーメントが他の軸
に伝達される。
タービンケーシングを軽量且つ廉価にするには、軽金属
の合金を材料にしたダィカストが適している。次に、ガ
スと空気の流れを案内するための内面を軽金属壁に接着
されたセラミック村製の予成形部村により前記ケーシン
グの内面を覆う。これらのセラミック部材の形成に際し
ては、それらがタービンの渦形入口の全体または一部分
を形成するようにすることができる。熱交換器を備えた
自動車用動力装置の場合は、パワー・ユニットを取付け
るに当って、構成部材の修理及び交換が容易に行えるよ
うに充分な注意を払わなけ机まならない。
の合金を材料にしたダィカストが適している。次に、ガ
スと空気の流れを案内するための内面を軽金属壁に接着
されたセラミック村製の予成形部村により前記ケーシン
グの内面を覆う。これらのセラミック部材の形成に際し
ては、それらがタービンの渦形入口の全体または一部分
を形成するようにすることができる。熱交換器を備えた
自動車用動力装置の場合は、パワー・ユニットを取付け
るに当って、構成部材の修理及び交換が容易に行えるよ
うに充分な注意を払わなけ机まならない。
本発明‘ままた自動車にタービンを取り付けるに際し有
利な方法を提供している。この方法によって従来の構成
に比べてスペースを拡大することができるようになって
おり、このスペースは、安全用または緩衝装置用、ある
いは荷物運搬用に使用することができる。従ってガスタ
ービンに必要な寸法取りが小さくて済むから、自動車の
長さ及び重量を軽減することができる。その他の利点は
以下の説明から明らかであるつo本発明を添付図面に関
して以下に詳述する。
利な方法を提供している。この方法によって従来の構成
に比べてスペースを拡大することができるようになって
おり、このスペースは、安全用または緩衝装置用、ある
いは荷物運搬用に使用することができる。従ってガスタ
ービンに必要な寸法取りが小さくて済むから、自動車の
長さ及び重量を軽減することができる。その他の利点は
以下の説明から明らかであるつo本発明を添付図面に関
して以下に詳述する。
第1図に図示のガスタービン動力装置は同軸上にあって
互いの下流に配置された3個のタービンロータ10,1
1,12を備えており、これらには図中には示されてい
ない燃焼器からの流動ガスが供給される。第1タービン
ロータ10は軸13を介して動力装置の圧縮機14に連
結されて、該圧縮機14と共にスプール・ユニットを形
成する。
互いの下流に配置された3個のタービンロータ10,1
1,12を備えており、これらには図中には示されてい
ない燃焼器からの流動ガスが供給される。第1タービン
ロータ10は軸13を介して動力装置の圧縮機14に連
結されて、該圧縮機14と共にスプール・ユニットを形
成する。
タービンロータ10‘ま進入して来るガスの高温に耐え
られる最良の素材としてセラミックを使用するのが望ま
しい。このロータ10を嵩を小さくするために、この段
の寸法取りに際してはロータ10が動力装魔の全負荷中
圧縮作業の全動力を段孫台することがないように構成さ
れている。その他の重要な特徴は、このスプール・ユニ
ットが如何なる補助菱直をも駆動する必要がないという
ことである。つまり、これは圧縮機ノタービン・スプー
ルの加速が容易であることを意味する。第2タービンロ
ータ11、これは主要な出力タービンであるが、このロ
ータ11は第1中空麹15上に取り付けられる。
られる最良の素材としてセラミックを使用するのが望ま
しい。このロータ10を嵩を小さくするために、この段
の寸法取りに際してはロータ10が動力装魔の全負荷中
圧縮作業の全動力を段孫台することがないように構成さ
れている。その他の重要な特徴は、このスプール・ユニ
ットが如何なる補助菱直をも駆動する必要がないという
ことである。つまり、これは圧縮機ノタービン・スプー
ルの加速が容易であることを意味する。第2タービンロ
ータ11、これは主要な出力タービンであるが、このロ
ータ11は第1中空麹15上に取り付けられる。
一方、第3タービンロー夕は第2中空軸16上に取り付
けられていて、この中空軸16は第1中空軸15を包囲
している。第1中空軸15はピニオン17を、そして第
2中空軸16はピニオン18を備えている。これらのピ
ニオン17,18は遊星歯車装置として形成されたモー
メント・デバィダと連動する。ピニオン17は中間の歯
車(図示せず)と連動し、該歯車はその図示の平面を越
えた位置に配置されている。この中間の歯車はそのハブ
20が歯車として形成されている大きい皿形歯車19と
咳み合い、また出力軸22上に装着された別の歯車21
と連動する。この世力軸22からの先の動力の流れに関
しては以下に記載する。皿形歯車19は、前述の遊星歯
車装置の中でリングホイールの働きをする内部ギアリン
グ23を備えている。
けられていて、この中空軸16は第1中空軸15を包囲
している。第1中空軸15はピニオン17を、そして第
2中空軸16はピニオン18を備えている。これらのピ
ニオン17,18は遊星歯車装置として形成されたモー
メント・デバィダと連動する。ピニオン17は中間の歯
車(図示せず)と連動し、該歯車はその図示の平面を越
えた位置に配置されている。この中間の歯車はそのハブ
20が歯車として形成されている大きい皿形歯車19と
咳み合い、また出力軸22上に装着された別の歯車21
と連動する。この世力軸22からの先の動力の流れに関
しては以下に記載する。皿形歯車19は、前述の遊星歯
車装置の中でリングホイールの働きをする内部ギアリン
グ23を備えている。
第3タービンロータ12を有する第2中空軸16上のピ
ニオン18は遊星歯車装置の遊星歯車のキャリア24と
運動する。遊星歯車25によってギアリング23と太陽
歯車26が連結されており、該太陽歯車26は軸27上
に装着されて動力を圧縮機/タービン・スプールに伝達
する働きをする。伝達すべき動力量は、一般に30で示
されている変速装置によって決まる。図示の変速装置3
川こは、軸27に連結された第1ロータボディ31及び
大歯車33に連結された第2ロータボディ32が含まれ
ている。〇ータボディ31と32の間には可調整接触部
材34が配置されていて、軸27から半径方向外向きの
トラニオン35に対して回転運動ができるようになって
いる。これらのトラニオン36の軸27に垂直な平面に
対する鏡斜角を変えることによって、2個のロータボデ
ィ31と32の間の速度比を変えることができる。図示
の位置「つまりトラニオン35が軸27に対して垂直方
向にある場合は、これらのロータボディの速度は同じで
ある。2個の隣接した接触部材34の間には潤滑ディス
トリビュータ36が挿入されている。
ニオン18は遊星歯車装置の遊星歯車のキャリア24と
運動する。遊星歯車25によってギアリング23と太陽
歯車26が連結されており、該太陽歯車26は軸27上
に装着されて動力を圧縮機/タービン・スプールに伝達
する働きをする。伝達すべき動力量は、一般に30で示
されている変速装置によって決まる。図示の変速装置3
川こは、軸27に連結された第1ロータボディ31及び
大歯車33に連結された第2ロータボディ32が含まれ
ている。〇ータボディ31と32の間には可調整接触部
材34が配置されていて、軸27から半径方向外向きの
トラニオン35に対して回転運動ができるようになって
いる。これらのトラニオン36の軸27に垂直な平面に
対する鏡斜角を変えることによって、2個のロータボデ
ィ31と32の間の速度比を変えることができる。図示
の位置「つまりトラニオン35が軸27に対して垂直方
向にある場合は、これらのロータボディの速度は同じで
ある。2個の隣接した接触部材34の間には潤滑ディス
トリビュータ36が挿入されている。
この種の変速装置は当業者にとって周知の糠段変速機で
あるが、この代りに同様の機能を有するその他の装遣を
使うこともできるのは当然の事である。
あるが、この代りに同様の機能を有するその他の装遣を
使うこともできるのは当然の事である。
大歯車33は、最内部の第1中空軸15内の中心に位層
付けられた細い伝動軸41の一端に取り付けられたピニ
オン40と連動する。
付けられた細い伝動軸41の一端に取り付けられたピニ
オン40と連動する。
ピニオン40から遠方にあって回転はできないが軸方向
に摺動できる伝動軸41の端部は、圧縮機/タービン・
スブールのロータ10と接合し、これに動力を伝達する
。ピニオン40‘こは、この対向側から突出し且つター
ビンケーシングの周囲部に支持された一対の管状スタッ
ド42,43が具備されている。
に摺動できる伝動軸41の端部は、圧縮機/タービン・
スブールのロータ10と接合し、これに動力を伝達する
。ピニオン40‘こは、この対向側から突出し且つター
ビンケーシングの周囲部に支持された一対の管状スタッ
ド42,43が具備されている。
圧縮緩からの空気管44はこれらの管状スタッド42,
43の近傍にあるタービンケーシングに連結されている
。空気は細い伝動軸41の近傍の端部内の孔45を介し
て管状スタッド43内を貫通し、該伝動軸41と周囲の
第1中空軸15の間の空隙に流入する。ピニオン17を
越えて延びている第1中空軸15の端部はピニオン40
の管状スタッド42内で支持される。第3タービンロー
タ12には、第2タービンロータ11に向かって延び且
つ軸受47によってタービンケーシング内に鞠支される
管状部材46が具備されている。
43の近傍にあるタービンケーシングに連結されている
。空気は細い伝動軸41の近傍の端部内の孔45を介し
て管状スタッド43内を貫通し、該伝動軸41と周囲の
第1中空軸15の間の空隙に流入する。ピニオン17を
越えて延びている第1中空軸15の端部はピニオン40
の管状スタッド42内で支持される。第3タービンロー
タ12には、第2タービンロータ11に向かって延び且
つ軸受47によってタービンケーシング内に鞠支される
管状部材46が具備されている。
最内部の第1中空軸15の端部はこの管状部村46内に
軸支される。ロータから遠方にある鞠16の端部は平ら
な軸受48によってタービンケーシング内に鏡支される
。管状部村46内の最内部の細い伝動軸41を支持する
軸受は半径方向の通気孔39を備えた空気軸受である。
細い伝動軸41の寸法決めに当っては動力装置が低速の
アィドリング速度で作動する場合でも、前記伝動軸41
が超臨界速度(supercriticalspeed
)で回転するようにする。この伝動軸41は、第1中空
軸15内に少くとも一つの制動用減夏軸受(図示せず)
を具備することができるが、その設計上の理由から動力
装置がその始動点を越えるや否や自動的に自ら中心位置
に入るようになつている。以上の如く、この細い伝動軸
41は主要部分が第1中空軸15内の空気によって支持
され、またその両端部がそれぞれ空気管44を介して供
V給される空気によって潤滑される管状スタッド42及
び管状部材46内で軸支されるよう形成されている。
軸支される。ロータから遠方にある鞠16の端部は平ら
な軸受48によってタービンケーシング内に鏡支される
。管状部村46内の最内部の細い伝動軸41を支持する
軸受は半径方向の通気孔39を備えた空気軸受である。
細い伝動軸41の寸法決めに当っては動力装置が低速の
アィドリング速度で作動する場合でも、前記伝動軸41
が超臨界速度(supercriticalspeed
)で回転するようにする。この伝動軸41は、第1中空
軸15内に少くとも一つの制動用減夏軸受(図示せず)
を具備することができるが、その設計上の理由から動力
装置がその始動点を越えるや否や自動的に自ら中心位置
に入るようになつている。以上の如く、この細い伝動軸
41は主要部分が第1中空軸15内の空気によって支持
され、またその両端部がそれぞれ空気管44を介して供
V給される空気によって潤滑される管状スタッド42及
び管状部材46内で軸支されるよう形成されている。
前述のように中空軸15と16は対向方向に回転するか
ら、これらの軸間の軸受の譲晴十は入念に行わなければ
ならない。ピニオン18は、遊星歯車のキャリア24の
他に、軸50上に取り付けられたピニオン49をも駆動
する。
ら、これらの軸間の軸受の譲晴十は入念に行わなければ
ならない。ピニオン18は、遊星歯車のキャリア24の
他に、軸50上に取り付けられたピニオン49をも駆動
する。
燃料及び潤滑ポンプ、電動機、熱交換器用動力装置など
の補助装置(図示せず)は軸5川こよって駆動されるゴ
ヒうになっており、またこの駆動によっては圧縮機/タ
ービン・スプールへの動力伝達は全く影響を受けないと
いうことは明白である。出力軸22から車輪の駆動軸6
0への動力伝達は差動装置6llを介して通常の方法で
行われる。この差動装置61にはピニオン63と啄み合
う外部ギアリング62が具備されており、前記ピニオン
63は第2遊星歯車装置の一部を構成するりングホィー
ル64lのハブと一体成形されている。その太陽歯車6
5は出力軸22に豚合され、またその遊星歯車のキャリ
ア66は任意の公知の種類の前進/後退ギア67の中に
含まれている。この実施例ではタWビン軸が車輪の駆動
軸60に平行であり、歯車62及び63は円筒形である
が、タービン軸が駆動軸60に対して直角方向にある場
合はこれらの歯車は円錐形でなければならない。タービ
ン及び圧縮機を包囲しているケーシングは軽合金のタト
ィカスト製品である。
の補助装置(図示せず)は軸5川こよって駆動されるゴ
ヒうになっており、またこの駆動によっては圧縮機/タ
ービン・スプールへの動力伝達は全く影響を受けないと
いうことは明白である。出力軸22から車輪の駆動軸6
0への動力伝達は差動装置6llを介して通常の方法で
行われる。この差動装置61にはピニオン63と啄み合
う外部ギアリング62が具備されており、前記ピニオン
63は第2遊星歯車装置の一部を構成するりングホィー
ル64lのハブと一体成形されている。その太陽歯車6
5は出力軸22に豚合され、またその遊星歯車のキャリ
ア66は任意の公知の種類の前進/後退ギア67の中に
含まれている。この実施例ではタWビン軸が車輪の駆動
軸60に平行であり、歯車62及び63は円筒形である
が、タービン軸が駆動軸60に対して直角方向にある場
合はこれらの歯車は円錐形でなければならない。タービ
ン及び圧縮機を包囲しているケーシングは軽合金のタト
ィカスト製品である。
空気及びガスの流れを案内するケーシングの内面はセラ
ミック材で作られた絶縁体によって覆われている。この
ようにして軽量且つ望ましい熱特性を有する強い構造が
得られるわけである。前記のセラミック絶縁体は空気流
入口側の70〜76ガス流出口側の77〜719で示さ
れた予め成形された都村で櫛成され、軽金属壁に接着さ
れている。
ミック材で作られた絶縁体によって覆われている。この
ようにして軽量且つ望ましい熱特性を有する強い構造が
得られるわけである。前記のセラミック絶縁体は空気流
入口側の70〜76ガス流出口側の77〜719で示さ
れた予め成形された都村で櫛成され、軽金属壁に接着さ
れている。
燃焼器(図示せず)から流出したガスは通路80を介し
てタービンの推古形入口81に流入し、次し、でタービ
ンロータの下流へ流れ更に上昇して室82へと流入する
。渦形入口81及び出口は、それぞれ本明細書中では一
部分がセラミック絶縁体で支持された薄い金属膜として
設計されている。しかし絶縁体自体の設計に際しては、
ガス通路の下流部分に図示してあるように、該絶縁体が
空気かガスのいずれか一方または双方の通路の壁面を限
定するように形成することは明らかである。動力装置に
は、部材83bによって従来の回転可能な再生式空気予
熱用の熱交換器83が具備されている。下流のタービン
・ロータから出たガスは室82を流過して上昇し、ロー
タの半体を通って出口84へ流れる。空気は圧縮機14
から高圧室85を通って熱交換器83のロータの遠方側
に流れ、ここで該ロータを下方に回転させる。図示のタ
イプ、即ち回転可能な再生式熱交換器83は、軽自動車
及び普通の圧力比の場合に都合が良い。比較的高い圧力
比の場合には、熱回収式熱交換器が望ましい。第2ター
ビンロータ11と第3夕−ビンロータ12の間には、そ
れぞれ可変案内羽根96が設けられている。
てタービンの推古形入口81に流入し、次し、でタービ
ンロータの下流へ流れ更に上昇して室82へと流入する
。渦形入口81及び出口は、それぞれ本明細書中では一
部分がセラミック絶縁体で支持された薄い金属膜として
設計されている。しかし絶縁体自体の設計に際しては、
ガス通路の下流部分に図示してあるように、該絶縁体が
空気かガスのいずれか一方または双方の通路の壁面を限
定するように形成することは明らかである。動力装置に
は、部材83bによって従来の回転可能な再生式空気予
熱用の熱交換器83が具備されている。下流のタービン
・ロータから出たガスは室82を流過して上昇し、ロー
タの半体を通って出口84へ流れる。空気は圧縮機14
から高圧室85を通って熱交換器83のロータの遠方側
に流れ、ここで該ロータを下方に回転させる。図示のタ
イプ、即ち回転可能な再生式熱交換器83は、軽自動車
及び普通の圧力比の場合に都合が良い。比較的高い圧力
比の場合には、熱回収式熱交換器が望ましい。第2ター
ビンロータ11と第3夕−ビンロータ12の間には、そ
れぞれ可変案内羽根96が設けられている。
これらの可変案内羽根96によって2個のロータ11,
12間の動力配分を指示することができ、また変速装置
30の力を借りずに単純な毅歯車を使用するだけで圧縮
機/タービン・スブールへの動力伝達を調整できる場合
が多い。第2図は前輪駆動用に設計された自動車のモ−
夕・ケーシング92内にガスタービン・ユニットを装着
した態様を概略的に示したものであり、またこの図で留
意すべきことは、第1図がこの図の線1−1に沿った断
面図であるということである。動力装置の燃焼器90は
前向きであるから、常に容易に接近できる状態にある。
12間の動力配分を指示することができ、また変速装置
30の力を借りずに単純な毅歯車を使用するだけで圧縮
機/タービン・スブールへの動力伝達を調整できる場合
が多い。第2図は前輪駆動用に設計された自動車のモ−
夕・ケーシング92内にガスタービン・ユニットを装着
した態様を概略的に示したものであり、またこの図で留
意すべきことは、第1図がこの図の線1−1に沿った断
面図であるということである。動力装置の燃焼器90は
前向きであるから、常に容易に接近できる状態にある。
差敷装置と後退歯車を備えたハウジング91はフランジ
によってタービンのケーシング192に結合されている
。このような構成によって、ガスタービンの本格的な調
査点検中差動装槽を自動車内に残したままでケーシング
だけを取り外すことができる。熱交換器83は燃焼器の
対向位置、即ち運転席の近傍に配置され、ガス出口84
はシャシの下方で後方下向きに配置されている。熱交換
器の回転軸及び燃焼器の中心線はほぼ同じレベルで水平
面に対して幾分傾斜している。熱交換器のカバーを取り
除くと、タービンケーシングに干渉することなくロータ
を上方外側に斜めに取り出すことができる。タービンケ
ーシングは、3点、可能な場合は4点で自動車に支持さ
れている。これらのうち2点はタービンケーシングの対
向両側の心合せ位置に配置されたローラ93の形状に設
計されている。これらのロー外ま自動車の車輪の駆動軸
60に中心を有している固定された弧状案内部94内を
移動する。ケーシングの前端には一つ、または一つの取
付部材95が設けられている。これらの取付部材を解放
するとタービンケーシングは車輪の軸を中心として旋回
できるから、熱交換器はほぼ真上に向く。配置を示すた
めに、第2図では細い伝動軸の位置並びに最も大きいタ
ービンロータ12の周囲が図示されている。変速装置3
0の位置もまた図示されている。実用に際しては案内部
94に対するローラ93の位層を確保するための装置、
及びタービンケーシングを回すための別の案内ないし摺
動部材を設けることができることは明白な所である。
によってタービンのケーシング192に結合されている
。このような構成によって、ガスタービンの本格的な調
査点検中差動装槽を自動車内に残したままでケーシング
だけを取り外すことができる。熱交換器83は燃焼器の
対向位置、即ち運転席の近傍に配置され、ガス出口84
はシャシの下方で後方下向きに配置されている。熱交換
器の回転軸及び燃焼器の中心線はほぼ同じレベルで水平
面に対して幾分傾斜している。熱交換器のカバーを取り
除くと、タービンケーシングに干渉することなくロータ
を上方外側に斜めに取り出すことができる。タービンケ
ーシングは、3点、可能な場合は4点で自動車に支持さ
れている。これらのうち2点はタービンケーシングの対
向両側の心合せ位置に配置されたローラ93の形状に設
計されている。これらのロー外ま自動車の車輪の駆動軸
60に中心を有している固定された弧状案内部94内を
移動する。ケーシングの前端には一つ、または一つの取
付部材95が設けられている。これらの取付部材を解放
するとタービンケーシングは車輪の軸を中心として旋回
できるから、熱交換器はほぼ真上に向く。配置を示すた
めに、第2図では細い伝動軸の位置並びに最も大きいタ
ービンロータ12の周囲が図示されている。変速装置3
0の位置もまた図示されている。実用に際しては案内部
94に対するローラ93の位層を確保するための装置、
及びタービンケーシングを回すための別の案内ないし摺
動部材を設けることができることは明白な所である。
第3図乃至第5図は、それぞれ第2図の反対側から見た
場合、前端から見た場合、及び上から見た場合のガスタ
ービン動力装置の縮小図である。
場合、前端から見た場合、及び上から見た場合のガスタ
ービン動力装置の縮小図である。
第1図は自動車のガスタービン動力装置及び自動車の車
輪に動力を伝達するための装置の縦断面図である。 第2図はガスタービン動力装置の自動車内での装着状態
を概略的に示した左側面図である。第3図はガスターピ
ンを縮小した右側面図、第4図は正面図、第5図は上面
図である。10……第1タービンロータ、11……第2
タービンロータ、12……第3タービンロータ、14・
・…・圧縮機、15・・・・・・第1中空軸、16…・
・・第2中空軸、22・・・・・・出力麹、23・・…
・内部ギアリング、24…・・・キャリア、25…・・
・遊星歯車、26…・・・太陽歯車、30・…・・変速
装置、39・・・…通気孔、41・・・・・・伝動軸、
46…・・・管状部材、47・・・・・・軸受、61・
・・・・・差動装置「79〜79・・・…セラミック製
の予成形部材、83・・・・・・熱交換器、84・・・
・・・ガス出口、90・・・・・・燃焼器、91…・・
・ハウジング「92……ケーシング、93……ローフ「
94…・・・弧状案内部、95・・・…取付部材、96
・・・・・・可変案内羽根。 第1図 第2図 第3図 繁4図 第5図
輪に動力を伝達するための装置の縦断面図である。 第2図はガスタービン動力装置の自動車内での装着状態
を概略的に示した左側面図である。第3図はガスターピ
ンを縮小した右側面図、第4図は正面図、第5図は上面
図である。10……第1タービンロータ、11……第2
タービンロータ、12……第3タービンロータ、14・
・…・圧縮機、15・・・・・・第1中空軸、16…・
・・第2中空軸、22・・・・・・出力麹、23・・…
・内部ギアリング、24…・・・キャリア、25…・・
・遊星歯車、26…・・・太陽歯車、30・…・・変速
装置、39・・・…通気孔、41・・・・・・伝動軸、
46…・・・管状部材、47・・・・・・軸受、61・
・・・・・差動装置「79〜79・・・…セラミック製
の予成形部材、83・・・・・・熱交換器、84・・・
・・・ガス出口、90・・・・・・燃焼器、91…・・
・ハウジング「92……ケーシング、93……ローフ「
94…・・・弧状案内部、95・・・…取付部材、96
・・・・・・可変案内羽根。 第1図 第2図 第3図 繁4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 同一軸心上に3個のタービンロータを具備するガス
タービンにおいて、該3個のタービンロータ中の1個で
ある第1タービンロータが、動力装置の圧縮機を駆動す
るように連結されて圧縮機/タービン・スプールを形成
し、該第1タービンロータは、前記動力装置の全負荷時
においても前記圧縮機を駆動するには容量が不充分であ
るごとく構成され、他の2個のタービンロータのいずれ
か一方から前記圧縮機/タービン・スプールに動力を伝
達する装置が設けられ、そしてこれら2個のタービンロ
ータが2本の同心中空軸上で作動するように形成され、
而も前記第2のタービンロータと第3のタービンロータ
の2本の同心中空軸が、各々圧縮機/タービン・スプー
ルから離れた該同心中空軸の端部に配置された歯車装置
によつて相互連結され、また前記圧縮機/タービン・ス
プールへの動力伝達が前記中空軸の中心を貫通している
第3の伝動軸を介しておこなわれ、該第3の伝動軸が動
力装置のアイドリング時においても超臨界速度(sup
ercritic speed)で回転され、前記同心
中空軸を相互連結する歯車装置が、前記第3の伝動軸を
介する動力伝達とは無関係に前記動力装置の動力を消費
する内部補助装置を駆動する歯車を含んでいること、を
特徴とする3個のロータを備えたガスタービン動力装置
。 2 前記第3の伝動軸が、前記第2タービンロータの中
空軸内において空気軸受で支持されていることを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載の3個のロータを備え
たガスタービン動力装置。 3 前記第2タービンロータが、前記第3タービンロー
タから突出し、タービンケーシングに形成された軸受に
支持された管状部材によつて軸支されていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載の3個
のロータを備えたガスタービン動力装置。 4 前記管状部材において前記第2タービンロータを支
持するジヤーナルが空気軸受を含むことを特徴とする特
許請求の範囲第3項に記載の3個のロータを備えたガス
タービン動力装置。 5 前記2本の同心中空軸を相互連結する前記歯車装置
が遊星歯車装置であること、前記第2タービンロータが
そのギアリングを駆動すること、該ギアリングが順次動
力出力軸を駆動すること、前記第3タービンロータが前
記遊星歯車装置のキヤリアにこれを駆動するように連結
され、且前記動力装置の補助装置への伝動用歯車の軸方
向に平行に配置されていること、並びに前記圧縮機/タ
ービン・スプールへの動力伝達が前記歯車装置の太陽歯
車を介て行なわれることを特徴とする特許請求の範囲第
1項乃至第4項のいずれかに記載の3個のロータを備え
たガスタービン動力装置。 6 前記動力を伝達する装置が変速装置を有し、該変速
装置を介して前記歯車装置の太陽歯車から動力を伝達す
ることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の3個
のロータを備えたガスタービン動力装置。 7 前記第2タービンロータと前記第3タービンロータ
との間に可変案内板羽根が挿入されていて、これらのロ
ータ間の動力配分を決定するように取付けられているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6項のいず
れかに記載の3個のロータを備えたガスタービン動力装
置。 8 少くとも前記第1タービンロータがセラミツク材料
で形成され、少くとも前記第3タービンロータが金属材
料で形成され、さらに該第3タービンロータが前記第1
タービンロータよりも大幅に大きい直径を有し且つより
大きい衝撃エネルギー吸収容量を有していることを特徴
とする特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれかに記
載の3個のロータを備えたガスタービン動力装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE7513715A SE402147B (sv) | 1975-12-05 | 1975-12-05 | Gasturbinanleggning med tre i samma gaspassage anordnade koaxiella turbinrotorer |
SE7513715-8 | 1975-12-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5270211A JPS5270211A (en) | 1977-06-11 |
JPS6020567B2 true JPS6020567B2 (ja) | 1985-05-22 |
Family
ID=20326244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51144867A Expired JPS6020567B2 (ja) | 1975-12-05 | 1976-12-03 | 3個のロータを備えたガスタービン動力装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4118927A (ja) |
JP (1) | JPS6020567B2 (ja) |
DE (1) | DE2653772C2 (ja) |
FR (1) | FR2333955A1 (ja) |
GB (1) | GB1504430A (ja) |
IT (1) | IT1075182B (ja) |
SE (1) | SE402147B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6378071U (ja) * | 1986-02-19 | 1988-05-24 |
Families Citing this family (30)
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---|---|---|---|---|
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US20140174056A1 (en) | 2008-06-02 | 2014-06-26 | United Technologies Corporation | Gas turbine engine with low stage count low pressure turbine |
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-
1975
- 1975-12-05 SE SE7513715A patent/SE402147B/xx not_active IP Right Cessation
-
1976
- 1976-11-09 GB GB46676/76A patent/GB1504430A/en not_active Expired
- 1976-11-12 IT IT52165/76A patent/IT1075182B/it active
- 1976-11-24 US US05/744,928 patent/US4118927A/en not_active Expired - Lifetime
- 1976-11-26 DE DE2653772A patent/DE2653772C2/de not_active Expired
- 1976-12-03 JP JP51144867A patent/JPS6020567B2/ja not_active Expired
- 1976-12-03 FR FR7636494A patent/FR2333955A1/fr active Granted
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
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DE2653772C2 (de) | 1986-06-19 |
US4118927A (en) | 1978-10-10 |
DE2653772A1 (de) | 1977-06-16 |
SE7513715L (sv) | 1977-06-06 |
IT1075182B (it) | 1985-04-22 |
SE402147B (sv) | 1978-06-19 |
GB1504430A (en) | 1978-03-22 |
JPS5270211A (en) | 1977-06-11 |
FR2333955B1 (ja) | 1982-10-22 |
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