JPS6020556Y2 - 操舵管制装置 - Google Patents
操舵管制装置Info
- Publication number
- JPS6020556Y2 JPS6020556Y2 JP14605079U JP14605079U JPS6020556Y2 JP S6020556 Y2 JPS6020556 Y2 JP S6020556Y2 JP 14605079 U JP14605079 U JP 14605079U JP 14605079 U JP14605079 U JP 14605079U JP S6020556 Y2 JPS6020556 Y2 JP S6020556Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- steering wheel
- amplifier
- potentiometer
- angle
- Prior art date
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- Expired
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- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は船舶操舵管制装置の舵取器において、命令舵角
を発信する舵輪回転角と舵角との比を連続可変とした操
舵管制装置に関する。
を発信する舵輪回転角と舵角との比を連続可変とした操
舵管制装置に関する。
近年船舶における操舵室内には航行の安全と自動航行を
企図した種種の機器が複雑に装備されるようになり極め
て狭小さを感じるようになっている。
企図した種種の機器が複雑に装備されるようになり極め
て狭小さを感じるようになっている。
そのため諸機器は小型化が要求され、追従式操舵管制装
置もその例に漏れず研究が進んでいる。
置もその例に漏れず研究が進んでいる。
その結果舵角と舵輪回転角との比が大きな値から1に近
付き、舵輪を僅かに回動するのみで所望の舵角が得られ
るようになった。
付き、舵輪を僅かに回動するのみで所望の舵角が得られ
るようになった。
したがって出入港時或いは漁船の操業時のように低速航
行の時と海面の平穏な時は操作性が良く好都合であって
、そのような操舵管制装置を装備する船が多くなった。
行の時と海面の平穏な時は操作性が良く好都合であって
、そのような操舵管制装置を装備する船が多くなった。
しかしこの装置を単純に装備するのみでは、海面の荒れ
ている時危険の発生する場合がある。
ている時危険の発生する場合がある。
それは海面が荒れているため舵輪を操作する者の身体が
急に傾いたときなど、意に反して舵輪を大量に回動させ
、進路を急変させるようなことが起ることである。
急に傾いたときなど、意に反して舵輪を大量に回動させ
、進路を急変させるようなことが起ることである。
したがって操作性を良くすることのみを意図している操
舵管制装置が、時に取扱い不便となる欠点を有している
。
舵管制装置が、時に取扱い不便となる欠点を有している
。
本考案の目的は前述の欠点を改善し、舵輪回転角と舵角
との比即ち一定舵角に対する舵輪回転角を連続可変とし
た操舵管制装置を提供することにある。
との比即ち一定舵角に対する舵輪回転角を連続可変とし
た操舵管制装置を提供することにある。
以下図面に示す本考案の実施例について説明する。
第1図は本考案の一実施例としての操舵管制装置の上面
図、第2図は第1図のn−n’線により切断した装置の
側断面図、第3図は第1図・第2図装置の電気的結線図
を示している。
図、第2図は第1図のn−n’線により切断した装置の
側断面図、第3図は第1図・第2図装置の電気的結線図
を示している。
各図において1は操舵用舵輪、2,3は舵輪の回転を伝
達するための歯車、4は舵輪用ポテンショメータ、5は
ポテンショメータ4の摺動子、6は歯車3と摺動子5と
を接続する軸、7は舵取機用命令ポテンショメータ、8
はサーボモータ、9は方向表示用指針、10は舵輪回転
調整器、11は舵輪回転制御増幅器、12はサーボ増幅
器、13は追従ポテンショメータ、14は舵用増幅器、
15は操舵器、16は舵を示す。
達するための歯車、4は舵輪用ポテンショメータ、5は
ポテンショメータ4の摺動子、6は歯車3と摺動子5と
を接続する軸、7は舵取機用命令ポテンショメータ、8
はサーボモータ、9は方向表示用指針、10は舵輪回転
調整器、11は舵輪回転制御増幅器、12はサーボ増幅
器、13は追従ポテンショメータ、14は舵用増幅器、
15は操舵器、16は舵を示す。
舵輪回転角と舵角との比を連続可変にできる装置は第3
図実施例において、舵輪回転調整器10であって、当初
任意の位置例えば中間位置に置くと増幅器11が或利得
となっている。
図実施例において、舵輪回転調整器10であって、当初
任意の位置例えば中間位置に置くと増幅器11が或利得
となっている。
舵輪1を或方向(例えば取舵方向)に回したとすると、
歯車2,3、軸6を介してポテンショメータ4に伝えら
れ、摺動子5が動かされることにより、舵輪1の回転角
に対応した電圧が増幅器11に印加される。
歯車2,3、軸6を介してポテンショメータ4に伝えら
れ、摺動子5が動かされることにより、舵輪1の回転角
に対応した電圧が増幅器11に印加される。
増幅器11において所定の値だけ増幅され、サーボ増幅
器12に導かれる。
器12に導かれる。
サーボ増幅器12においては後述の舵取機用命令ポテン
ショメータ7の電圧と差動増幅し、サーボモータ8を或
方向に回動させる。
ショメータ7の電圧と差動増幅し、サーボモータ8を或
方向に回動させる。
舵輪用ポテンショメータ4からの電圧即ち舵輪回転制御
増幅器11の電圧か舵取機用命令ポテンショメータ7と
等しくなれば増幅器12の出力が零となり、そのときサ
ーボモータ8は停止する。
増幅器11の電圧か舵取機用命令ポテンショメータ7と
等しくなれば増幅器12の出力が零となり、そのときサ
ーボモータ8は停止する。
方向表示用指針9は命令ポテンショメータ7と同軸に設
けられているため舵輪1を回動したとき所定方位を指す
ように動いて、舵輪回動を停止したとき殆んど同時に指
針9の動きが停止する。
けられているため舵輪1を回動したとき所定方位を指す
ように動いて、舵輪回動を停止したとき殆んど同時に指
針9の動きが停止する。
このとき追従ポテンショメータ13と命令ポテンショメ
ータ゛lとで形成されているブリッジ回路のバランスが
崩れ、まず命令ポテンショメータ7の摺動子の動いた位
置に基づく信号が舵用増幅器14に入力し、増幅された
出力は操舵機15を動作させる。
ータ゛lとで形成されているブリッジ回路のバランスが
崩れ、まず命令ポテンショメータ7の摺動子の動いた位
置に基づく信号が舵用増幅器14に入力し、増幅された
出力は操舵機15を動作させる。
操舵機15は舵16を舵輪1の指令に応じた取舵方向に
動かし、同時に追従ポテンショメータ13の摺動子を動
かす。
動かし、同時に追従ポテンショメータ13の摺動子を動
かす。
そして前述のブリッジ回路のバランスが取れる位置にお
いて舵16即ちポテンショメータ13の摺動子の回動が
停止する。
いて舵16即ちポテンショメータ13の摺動子の回動が
停止する。
ここにおいて制御増幅器11の利得を増加させるように
舵輪用回転調整器10を調整すると、従前と同一舵輪回
転角において、サーボ増幅器12の増幅出力が大となり
舵16の回転角が大きくなる、即ち舵角と舵輪回転角と
の比が1に近くなる。
舵輪用回転調整器10を調整すると、従前と同一舵輪回
転角において、サーボ増幅器12の増幅出力が大となり
舵16の回転角が大きくなる、即ち舵角と舵輪回転角と
の比が1に近くなる。
逆に制御増幅器11の利得を減少させるように舵輪用回
転調整器10を調整したときは、舵角と舵輪回転角との
比が大きな値になって、舵輪を何回も回転することによ
り漸く所望の舵角が得られることになる。
転調整器10を調整したときは、舵角と舵輪回転角との
比が大きな値になって、舵輪を何回も回転することによ
り漸く所望の舵角が得られることになる。
したがって舵輪用回転調整器10の摺動子のつまみに目
盛と指針を設け、舵角と舵輪回転角との比を直読できる
ようにすると便利である。
盛と指針を設け、舵角と舵輪回転角との比を直読できる
ようにすると便利である。
このようにして本考案によると舵輪回転角と舵角との比
をオペレータが状況に応じ手動的に変化させることがで
き、高速航行・低速航行のように航行速度に応じ或いは
海面の荒れ具合を十分考慮した上でその比を設定すれば
良いため、操舵性が常に良好に維持でき、特に電気的装
置としたことにより小型船舶の場合のように狭い操舵室
に使用することに好適である。
をオペレータが状況に応じ手動的に変化させることがで
き、高速航行・低速航行のように航行速度に応じ或いは
海面の荒れ具合を十分考慮した上でその比を設定すれば
良いため、操舵性が常に良好に維持でき、特に電気的装
置としたことにより小型船舶の場合のように狭い操舵室
に使用することに好適である。
第1図は本考案の第1実施例装置の上面図、第2図は第
1図個所面図、第3図は第1実施例の電気的結線図を示
す。 1・・・・・・操舵用舵輪、2,3・・・・・・歯車、
7・・・・・・舵取機用命令ポテンショメータ、8・・
・・・・サーボモータ、9方向表示用指針、10・・・
・・・舵輪回転調整器、11・・・・・・舵輪回転制御
増幅器、16・・・・・・舵。
1図個所面図、第3図は第1実施例の電気的結線図を示
す。 1・・・・・・操舵用舵輪、2,3・・・・・・歯車、
7・・・・・・舵取機用命令ポテンショメータ、8・・
・・・・サーボモータ、9方向表示用指針、10・・・
・・・舵輪回転調整器、11・・・・・・舵輪回転制御
増幅器、16・・・・・・舵。
Claims (1)
- 舵輪の回転を歯車による伝達機構を介し舵輪用ポテンシ
ョメータを回動させ電気信号に変換し、該電気信号を増
幅する増幅器を介して命令ポテンショメータに印加し、
命令ポテンショメータ出力により操舵器を駆動して舵角
を設定する操舵管制装置において、前記電気信号を増幅
する増幅器を手動調整器により利得を可変する増幅器で
構成したことを特徴とする操舵管制装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14605079U JPS6020556Y2 (ja) | 1979-10-22 | 1979-10-22 | 操舵管制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14605079U JPS6020556Y2 (ja) | 1979-10-22 | 1979-10-22 | 操舵管制装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5663699U JPS5663699U (ja) | 1981-05-28 |
JPS6020556Y2 true JPS6020556Y2 (ja) | 1985-06-19 |
Family
ID=29377219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14605079U Expired JPS6020556Y2 (ja) | 1979-10-22 | 1979-10-22 | 操舵管制装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020556Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5848597U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-01 | 横河電機株式会社 | 命令舵角発信機構 |
JPS58152495U (ja) * | 1982-04-07 | 1983-10-12 | 横河電機株式会社 | 命令舵角発信機構 |
-
1979
- 1979-10-22 JP JP14605079U patent/JPS6020556Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5663699U (ja) | 1981-05-28 |
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