JPS6020424Y2 - ごみ等の切断処理装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は家庭の台所から排出される生ごみ等を切断処理
するための装置に関するものである。

従来、例えばポリ袋等に入れて廃棄される家庭から出る
生ごみは多くのごみ汁を含んでいるので、生ごみの焼却
処理に時間を要し、このため処理能率の低下をきたして
いた。

本考案の目的は、生ごみ等の切断時にごみ汁等被切断物
に含まれる水分を脱水処理して焼却等の処理能率の向上
を計ることにある。

以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。

第１図において、切断処理装置のテーブル１はそのテー
ブル面１ａが外方（右方）へ低く傾斜している。

このテーブル１の外端部１ｂには複数の排水孔２・・・
が上下方向に貫設しており、またテーブル１の外端部１
ｂのエッヂに下刃３を設けている。

テーブル１の排水孔２・・・の上方には、テーブル上に
供給される被切断物、例えば生ごみＧをテーブル面の外
端部１ｂに押え付けるための手段としての押え体４がフ
レーム５より垂設しである。

この押え体４はフレーム５上に支持されているシリンダ
６の操作により上下動自在である。

押え体４の押圧面は第２図に示すように凹凸部７を猛威
している。

押え体４の外方に、は、この例では開口部８を有するギ
ロチン式の上刃体９が隣設しである。

この上刃体９はフレーム５により支持されたシリンダ１
０の操作により昇降自在である。

この上刃体９の開口部８の上縁部に上刃１１が設けてあ
って、上記下刃と協働して生ごみＧを切断可能である。

また上刃体９の開口部下側内面９ａはテーブル面１ａと
同一平面を猛威している。

次に本考案の装置の作動について説明する。

予めブロック化した生ごみＧを搬送手段（図示せず。

）によって押え体４の真下のテーブル面ｌａ上に移動さ
せ、生ごみＧを押え体４により強く押え付けると、これ
により生ごみＧが押圧されてごみ汁が脱水され、このご
み汁は傾斜しているテーブル面に沿って外方へ流れ落ち
て排水され、またテーブル外端部１ｂの排水孔２・・・
を通ってテープル１の下方へ排水されるので排水がより
円滑に行える。

また押え体４の押圧面の凹凸部７によってごみ汁の脱水
効果を一層高めることができる。

このように生ごみＧの脱水後、生ごみの先端部を上刃体
９の開口部８に移動させ、そこで上刃体を下降させ、上
下両刃３，１１で生ごみＧの切断を行う。

生ごみＧの切断後、一旦押え体４の押圧を解いて搬送手
段により生ごみＧの先端部を開口部８内に移動させ、押
え体４で生ごみを押え付けてごみ汁の脱水を行う。

このようにしてごみの切断処理をくり返す。

以上のよう本考案によれば、生ごみ等の被切断物の切断
時に、被切断物の水分を脱水処理するものであるので、
生ごみの焼却等に要する時間を大幅に短縮することがで
き、これによりごみの焼却等の処理能率を向上すること
ができ実用上の効果は甚大である。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図は断面図
、第２図は第１図の■−■線断面図である。 １・・・・・・テーブル、１ａ・・・・・・テーブル面
、２・・・・・・排水孔、３・・・・・・下刃、４・・
・・・・押え体、７・・・・・・凹凸部、９・・・・・
・上刃体、１１・・・・・・上刃、Ｇ・・・・・・生ご
み。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 １ テーブル面が外方へ低く傾斜しているテーブルと、 このテーブルのエッヂに設けである下刃と、この下刃と
   協働して被切断物を切断する昇降可能の上刃と、 上記テーブル面上に供給した被切断物を上方より押え付
   ける押え体と を具備してなるごみ等の切断処理装置。 ２ 実用新案登録請求の範囲第１項において、テーブル
   に複数の排水孔を猛威しであることを特徴とするごみ等
   の切断処理装置。 ３ 実用新案登録請求の範囲第１項において、押え体の
   押圧面に凹凸部を猛威しであることを特徴とするごみ等
   の切断処理装置。