JPS6020398B2 - 3−デオキシブチロシン類の製造法 - Google Patents

3−デオキシブチロシン類の製造法

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JPS6020398B2
JPS6020398B2 JP50054928A JP5492875A JPS6020398B2 JP S6020398 B2 JPS6020398 B2 JP S6020398B2 JP 50054928 A JP50054928 A JP 50054928A JP 5492875 A JP5492875 A JP 5492875A JP S6020398 B2 JPS6020398 B2 JP S6020398B2
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聡 堀井
▲ひろし▼ 深瀬
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は3−デオキシブチロシンAおよび3′ーデオキ
シブチロシンBを工業的に有利に製造する方法に関する
ものである。 ゴーデオキシブチロシンAおよびBは、ブチロシンAお
よびB、およびカナマイシンの感受性菌および耐性菌に
強い抗菌力を示し、また非常に広範囲な抗菌スベクトラ
ムを有する、毒性の低い治療上極めて重要な医薬品であ
って、その構造は次式で示される。 従来から3′ーデオキシブチロシンAあるいはBを製造
する方法として{1}ブチロシンAあるいはBを出発原
料としてその3位の水酸基をデオキシ化する方法(特開
昭49−88839、特願昭49−1173(特関昭5
0−9524y号公報参照))、■3′ーデオキシリポ
スタマイシン(J.Antibiotics 26巻7
99頁(1973)〕あるいは3′ーデオキシキシロス
タシン(特開昭50−25548)を出発原料として、
これらのデオキシストレプタミン部分の1位のアミノ基
をL一(一)−yーアミノーQ−ヒドロキシブチリル化
する方法(特関昭49−80039、特開昭50一35
129)などが知られている。 しかしながら、上記(1}の方法においては3′位の水
酸期を選択的にハロゲン化し、次いで、還元反応に付し
て脱ハロゲン化されるのであるが、この場合にはハロゲ
ン化に先立って、アミノ基および3′位の水酸基以外の
水酸基を保護するための複雑な工程や、3′位のみを選
択的にアルキルスルホニル化またはアルキルスルホニル
化する工程を必要としたり、また副反応として1位のL
−(一)−y−アミノ−Q−ヒドロキシブチリルアミノ
基のL−(一)−y−アミノーQ−ヒドロキシブチリル
部分が脱離して収率が低下する等の欠点を有している。
また、{2)の方法においてはストレプタミン部分の一
位のアミノ基をL−(一)−y−アミノーQ−ヒドロキ
シブチリル化する工程を経るため、別途にL−(一)−
y−アミ/−Q−ヒドロキシ酉斉酸の製造工程を必要と
する他、1位のアミノ基のみをアシル化する場合の選択
性に難点があるため、製造上多くの不利益および種々の
操作上の困難をまねき易く工業的製造法としては改良さ
るべき点が多い。 さらに、アミノ糖からヱピィミノ糖(アジりジン環を含
む糖)への一般的製造法としては、例えばカーデム(K
hadem)による総説〔Advan.Carbohy
d.Chem.Biochem.第25巻、352〜3
57頁(1970)〕に記載されているアミノ基に隣接
する水酸基をメチルスルホニルオキシ基、p−トルェン
スルホニルオキシ基、あるいはハロゲン原子で置換した
後にェピィミ/糖に議導する方法があるが、この方法は
、3′位の水酸基のみを選択的に置換するために複雑な
工程を経なければならないので、3−デオキシブチロシ
ンAおよびBの製造に適用できるとしても工業的製造法
としては適当ではない。 本発明は、ブチロシン類の2′位のアミノ基と3′位の
水酸基とのみが、互いに隣接した位置にある水酸基とア
シル化されていないアミノ基であることに着目して、こ
のアミノ基と水酸基との間で2,3′−ェピィミノ誘導
体となし、これを還元開裂せしめることによって3′ー
デオキシブチロシン類を製造することを目的とするもの
である。 すなわち、本発明は(式中R,およびR2は異って水素
原子または水酸基を、Xは置換されていてもよいペンジ
ル基を、Yはカルボベンゾキシ基、p−メトキシカルボ
ベンゾキシ基、tーブチルオキシカルボニル基、フタリ
ル基またはホルミル基で保護されたアミノ基をそれぞれ
意味する)で示される化合物を接触還元反応に付し、要
すれば保護基を離脱反応に付することからなる一般式〔
1〕(式中R,およびR2は前記と同一の意味を有する
)で示される化合物の製造法および一般式〔m〕(式中
R,およびR2は異って水素原子または水酸基を、Xは
置換されていてもよいペンジル基を、Yは保護されたア
ミノ基をそれぞれ意味する)で示される化合物にハロゲ
ン化されたトリフェニルリン化合物および第三級アミン
を反応せしめ、得られる一般〔m〕(R,,R2,Xお
よびYはそれぞれ前記と同一の意味を有する)で示され
る化合物を接触還元反応に付し、要すれば保護基を離脱
反応に付することからなる一般式〔1〕(式中R,およ
びR2は前記と同一の意味を有する)で示される化合物
の製造法に関する。 本発明の出発原料である一般式〔m〕で示される化合物
は、たとえば次の如き方法で製造することができる。 すなわち、一般式〔W〕 で示されるブチロシン類に、置換されていてもよい芳香
族アルデヒド、たとえばペンズアルデヒド、pーメトキ
シベンズアルデヒド、バニリン、べラトルアルデヒド、
サリチルアルデヒド、0−クロoベンズアルデヒド、3
,4ーメチレンジオキシベンズアルデヒド、p−トルア
ルデヒド等をたとえば水、低級アルコール、含水ジオキ
サン、含水アルコール、含水アセトン等の溶媒中、好ま
しくはアルカリ性の条件で反応させ、次いで得られたブ
チロシン類の3,2,6および4川位のアミノ基部分の
シッフ塩基議導体を例えば水、メチルアルコール、エチ
ルアルコール等のアルコール類、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジヱチレングリコールジメチルェーテル等
のエーテル類、ジメチルホルムアミド等およびこれらか
ら選ばれた溶媒の混合溶媒中で水素化棚素ナトリウムを
用いて、還元する方法によって製造することができる。 この場合にブチロシン類と置換されていてもよい芳香族
アルデヒドとのシッフ塩基の生成反応と、シッフ塩基の
還元による2級アミノ基の生成反応は連続的に行なって
もよいし、または段階的に行なってもよい。またあらか
じめブチロシン類の2′位以外のアミ/基の一部または
全部を、脱離可能な公知のアミノ基の保護基たとえばカ
ルボベンゾキシ基、pーメトキシカルボベンゾキシ基、
t−ブチルオキシカルポニル基、フタリル基、ホルミル
基等で保護した後に置換されていてもよい芳香族ァルデ
ヒドと反応させてもよい。たとえば、ブチロシン類の6
′位と4川位の−C比NIl2基は3位および2位の>
CH−NQ基に比べて反応性に富んでいるので、まず一
CH2NH2基を脱離可能な公知のアミノ基の保護基で
保護した後、>CHNH2基を置換されていてもよい芳
香族アルデヒド反応させる等の方方法を用いるのが有利
である。 一般〔ロ〕で示される化合物は、一般式〔m〕で示され
る化合物にハロゲン化されたトリフェニルリン化合物お
よび第三級アミンを反応せしめることによって得られる
。 ハロゲン化されたトリフェニルリン化合物は、一般式(
C6日5)3PX2あるし、は(CG日5)PX(CX
3)(但し、Xは塩素原子または臭素原子を示す)で示
され、公知の方法、たとえば不活性溶媒中でトリフェニ
ルホスフィンに四塩化炭素を加えることによって生成し
うるジクロロトリフェニルホスホランが有利に用いられ
る。 また第三級アミンとしては、トリェチルアミンのような
第三級低級アルキルアミンやピリジンなどが挙げらる。 上記反応は不活性溶媒中、好ましくはアセトニトリル、
テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド等の溶媒や
これらの混合溶媒中で行なわれる。この反応は常温で進
行するが、反応の初期の段階ではなるべく冷却下に行な
うことが望ましい。また必要な場合には緩徐な加熱を施
してもよいが、温度は0℃乃至6ぴ0に維持するのが有
利である。反応終了後、反応液をメチルアルコール、水
等で処理した後、生成物は櫨過、溶媒抽出やク。マトグ
ラフ法のような周知の方法によって反応混合物から単離
し得る。本発明の自適化合物である一般式〔1〕で示さ
れる化合物は、一般式〔ロ〕で示される化合物を接触還
元反応に付し、要すれば保護基を離脱反応に付すことに
よって得られる。 接触還元反応は、その自体公知の手段が応用される。 すなわち、一般式
〔0〕で示される化合物を通常用いら
れる溶媒〔例、水、アルコール類(メチルアルコール、
エチルアルコール等)、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、ジメチルホルムアミドまたはこれらの混合物等〕に
溶媒または懸濁し、触媒〔例、ラネーニッケル、白金、
パラジウム炭素〕の存在下に水素ガスを導入することに
より行なわれる。本反応は、一3000乃至150oo
の温度で行なわれ、好ましくは0℃乃至10000の温
度で行なわれる。また、必要に応じて行なわれる保護基
の離脱反応は、3ーデオキシブチロシン類のL一(一)
−y−アミノーQ−ヒドロキシブチリル基を脱離せず、
かつそれぞれの保護基の脱離に適した公知の方法で保護
基を除去することができる。たとえば、アミノ基の保護
基としてカルボベンゾキシ基、p−メトキシカルボベン
ゾキシ基等が結合している場合、これらの保護基は接触
還元によって、アジりジン環の水素化開裂およびN−置
換されていてもよいペンジル基の脱離と同時に脱離され
るが、tーブチルオキシカルボニル基の場合にはたとえ
ばトリフルオロ酢酸で処理することにより、またフタリ
ル基、ホルミル基の場合にはたとえば酢酸で中和(たと
えばpH6に)したヒドラジン水溶液で処理することに
よってこれを除去することができる。このようにして得
られた、一般式〔1〕で示される3−デオキシブチロシ
ン類を単離するには、0通常のアミノグリコシド系抗生
物質の単機精製に用いられる方法を用いることができる
。 たとえば、アンバーライトCG−50(ローム・アンド
・ハース社製)、CMセフアデックス(ファルマシア・
ファイン・ケミカル社製)などのイオン交換樹脂または
セフアデックスカラムによるクロマトグラフィーおよび
活性炭カラムによるクロマトグラフィーなどによる方法
が有効に使用できる。かくして得られた化合物は、別途
合成法(特関昭50−35129)で合成した一般式〔
1〕で示される3−デオキシプチロシン類とそれぞれ物
理化学的性質および生物学的性質において全く一致する
。以上の様に本発明によって得られる3′ーデオキシブ
チロシン類は抗細菌剤として有用であり特にZカナマイ
シン耐性菌を含むグラフ陽・性および陰性菌の感染症の
治療に有意義であり、したがってたとえば尿路感染症、
気管支肺炎、賢敵炎、扇逃腺**炎等の細菌感染疾患に
有効である。 投与法は通常静注、筋注であるがその他の投与法をとる
こともできる。大人に対する投与量は筋肉注射で0.5
〜2夕/1日程度である。たとえば3′ーデオキシプチ
ロシンAはグラム陽性陰性菌に対して高い感受性を示す
ほか、ブチロシンAに対して耐性を示す肺炎樟菌、緑膿
菌や大腸菌に対しても第1表に示すように感受性を示し
、かつ他の種々の細菌に対してもブチロシンAと同程度
の濃度で発育を阻止する。 またマウスの大腸菌、ぶどう球菌、緑膿菌の発育を阻止
し、注射した場合も高い血中濃度を示す。3′−デオキ
シブチロシンAのプチロシンA耐性菌に対する抗菌スベ
クトラム 5次に本発明の参考例、実施例を示すが本
発明は下記の参考例、実施例に限定されるものではない
。 参考例 6′,4′′′ージーN−ペンジルオキシカルボニル一
3,2′−ジーN−pーメトキシベンジルーフー3,2
′−ジーN−pーメトキシベンジルーフチロシンAの製
造法ブチロシンA55.5夕(0.1モル)を水400
叫に溶解し、ジメチルホルムアミド300の‘を加えた
後、ペンジル−p−ニトロフエニカルポネート57.3
夕(0.21モル)を冷却下に燈拝しながら加え、さら
に室温で一夜蝿梓を続けた。 不溶物を櫨去し、藤液を減圧下に濃縮し、残留物にエチ
ルエーテル約2夕を加えると6′,4′″−ジーN−ペ
ンジルオキシカルボニルーブチロシンAの粗粉末が沈澱
した。この沈澱を漣取し、エチルエーテル1夕および酢
酸エチル約2そで洗浄後乾燥すると6′,4川−ジーN
−ペンジルオキシカルボボニループチロシンA82.0
夕が得られた。このものをエチルアルコール900の‘
に懸濁し、トリヱチルアミン40の‘を加えた後、燈拝
しながらP−アニスアルデヒド37叫を滴下し、さらに
一夜室温で灘梓後、減圧下に濃縮し、残留物にエチルエ
ーテル約2そを加え生じる沈澱を濃取した。 この沈澱をメチルアルコール300の‘、テトラヒドロ
フラン400地に溶解し、冷却下に燈拝しながら水素化
ホウ素ナトリウム8夕を少しずつ加えた。反応終了後、
不溶物を猿8Uし減圧濃縮した。残留物をクロロホルム
で抽出し、クロロホルム抽出液を水洗後、硫酸ナトリウ
ムで乾燥し減圧下に濃縮した。濃縮液をシリカゲルのカ
ラム(3夕)に吸着し、クロロホルムーメチルアルコー
ルの混合溶媒(9:1および1:1)で熔出し、6,4
川ージーNーベンジルオキシカルボニルー3,2′ージ
ーN−p−メトキシベンジループチロシンAの溶出区分
を集め減圧下に濃縮乾固した。収量74.1夕。比旋光
度〔Q〕客十22.4o(C=1、CH30H)元素分
折、計算値(C53日690,8N5として):N:6
.5&実験値:N、6.54TLC(シリカゲルG):
Rfo.14(CHC13一MeOH4:1)、Rf0
.67(n‐PのH−AcOEt−28%N均OHI0
5:45:50)実施例 1 6,4′′′ージ−N−ペンジルオキシカルボニル−3
−N−p−メトキシベンジル−2′,3一p−メトキシ
ベンジルエピイミノ−2′ーデアミノ−3−デオキシー
ブチロシンAの製造法6,4′′′ージ−Nーベンジル
オキシカルボニル−3,2−ジーN−p−メトキシベン
ジルーブチロシンA5.3夕(0.05モル)をテトラ
ヒドロフラン20のとに溶解し、アセトニトリル50の
‘、四塩化炭20の上、トリェチルアミン10の(を加
え、冷却下に窒素気流中でトリフェニルホスフイン3.
9夕(0.015モル)を加え、冷却下に3時間さらに
室温で一夜塊杵を続けた。 反応終了後、水20の上を加え、室温で3時間燭拝した
後、反応液を減圧下に濃縮した。 残留物を酢酸エチルで抽出し水洗後、硫酸ナトリウムで
乾燥し、酢酸エチル抽出液を濃縮した。残留物にエチル
エーテル約200机上を加えると6,4′′′−ジーN
ーベンジルオキシカルボニルー3一N一p−メトキシベ
ンジルー2′,3−p−メトキシベンジルエピイミノ−
2−デアミノ−3−デ、オキシーブチロシンAの粗成物
が沈澱した。こ組成物をクロロホルムーメチルアルコー
ル(9:1)の混合溶媒を簾開港嬢とするシリカゲルク
ロマトにより精製すると6,4′′′ージーNーベソジ
ルオキシカルボニルー3−N−pーメトキシベンジル−
2,3一p−メトキシベンジルエピイミ/一2ーデアミ
ノー3′−デオキシーブチロシンAが白色粉末として得
れた。収量3.2夕。比旋光度〔Q〕客十28.70(
C=1、CH30H)元素分析、計算値(C53日67
0,7N5として):N,6.70実験値:N,674
TLC(シリカゲルG):Rfo.42(CHC13−
MeOH4:1)、Rf0.73(n‐PのH‐AcO
Et‐28%N比OHI05:45:50)実施例 2 3一デオキシープチロシンAの製造法 6′,4′′′ージーNーベンジルオキシカルボニルー
3一N一p−メトキシベンジルー2′,3−pーメトキ
シベンジルエピイミノー2−デアミノー3′一デオキシ
ーブチロシンAI.0夕を水−ェチルア0ルコール酢酸
(9:10:1)の混合溶媒100の上に溶解し、パラ
ジウム−黒100の9を加え、室温にて水素気流中約5
時間接触還元を行なった後、さらにパラジウム−黒10
0Mの9を加え、70qoに加熱しながら約5時間接触
還元を行なった。 還元終了5後、パラジウム−黒を櫨則し、さらにパラジ
ウム−黒を水−酢酸(9:1)の混合溶媒約10物上で
洗浄した。得られた猿液および洗液を集め減圧下に濃縮
乾固した。残留物を水約50机【iこ溶解し、アンバー
ライトCG−50(NH+/4型)(ローム・アン0ド
・ハース社製)200の‘のカラムに吸着し、水200
机【でカラムを水洗した後、1.2%アンモニア水で港
出した。3一デオキシーブチロシンAを主として含む港
出区分を集め、減圧下に膿総乾固した後、ふたたび水に
溶解し、希硫酸でpH5に調整し夕た溶液を希硫酸であ
らかじめpH4に調整した活性炭(90の‘)のカラム
に付し、展開溶媒として水を用いてクロマトを行なった
。 3′ーデオキシブチロシンAの港出区分を集め、ふたた
び、アンバーライトCG−50(NH十′4型)80叫
のカラムに吸着さ0せ、水洗後、0.8%アンモニア水
で港出し3−デオキシブチロシンAの溶出区分を集め凍
結乾燥した。 収量342の9。比旋光度〔Q〕色5十22.が(C=
1,日20)TLC(シリカゲルG):タ CHC13
・MeOH・17%N比OH2:1:1の上層の場合R
fo.31(3′−デオキシブチロシンA)、〔Rfo
.32(ブチロシンA)〕、15%NaCI水−MeO
H5:3の場合O Rfo.48(3′ーデオキシプチ
ロシンA)、〔Rfo.32(ブチロシンA)〕、NM
R(D20):61.0〜2.5(紐、メチレンプロト
ン)、85.36(IH,J=く1、キシローズ部分の
アノメリツクプロトン)、65.51(d,IH,J=
3〜4,3ーヂオキシネオサミンCの部分のアノメリツ
クプロトン)。 実施例 3 テトラ−N一pーメトキシベンジルーブチロシンAより
3ーデオキシブチロシンAの製造法テトラ一N−pーメ
トキシベンジルーブチロシンA(J.Antibiot
ics29筆 695〜708頁(1972))1.0
夕をテトラヒドロフラン15叫に溶解し、氷冷下に燭拝
しながら四塩化炭素5の上、トリフェニルホスフイン2
.0夕およびトリェチルアミン2舷を加え、氷冷下で2
時間、さらに室温で4加時間簿拝した。 反応液に20肌【およびメチルアルコール20の‘を加
え、室温で1時間擬拝した後、減圧濃縮した。濃縮液に
水100の‘を加え、IN塩酸で酸性(pH2〜3)に
した後、クロロホルム200の【で抽出して可溶物を除
去した。水層をアンモニア水でアルカリ性(pH9〜1
0)にした後、クロロホルム100泌で3回抽出した。
クロロホルム抽出液を水洗後、乾燥し減圧下に濃縮乾固
した。得られた粗粉末0.9夕をシリカゲルのカラムで
クロロホルムーメチルアルコール(4:1)の混合液を
展開溶媒としてクロマトグラフイーをおこない、23−
p−メトキシベンジルヱピィミノ誘導体を含む粉末0.
5夕を得た。この粉末をジオキサン−水−酢酸(2:2
:1)の混合液に溶解し、パラジウム−黒を触媒として
、6尊0にて水素気流中だ接触還元した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1およびR_2は異つて水素原子または水
    酸基を、Xは置換されていてもよいベンジル基を、Yは
    カルボベンゾキシ基、p−メトキシカルボベンゾキシ基
    、t−ブチルオキシカルボニル基、フタリル基またはホ
    ルミル基で保護されたアミノ基をそれぞれ意味する)で
    示される化合物を接触還元反応に付し、要すれば保護基
    を離脱反応に付することを特徴とする一般式。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1およびR_2は前記と同一の意味を有す
    る)で示される化合物の製造法。 2 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1およびR_2は異つて水素原子または水
    酸基を、Xは置換されていてもよいベンジル基を、Yは
    カルボベンゾキシ基、p−メトキシカルボベンゾキシ基
    、t−ブチルオキシカルボニル基、フタリル基またはホ
    ルミル基で保護されたアミノ基をそれぞれ意味する)で
    示される化合物にハロゲン化されたトリフエニルリン化
    合物および第三級アミンを反応せしめ、得られる一般式
    ▲数式、化学式、表等があります▼ (R_1,R_2
    ,XおよびYはそれぞれ前記と同一の意味を有する)で
    示される化合物を接触環元反応に付し、要すれば保護基
    を離脱反応に付することを特徴とする一般式。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1,およびR_2は前記と同一の意味を有
    する)で示される化合物の製造法。
JP50054928A 1975-05-09 1975-05-09 3−デオキシブチロシン類の製造法 Expired JPS6020398B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0413498A (ja) * 1990-05-02 1992-01-17 Sugawara Seiki Kk 粉末材加圧成形装置

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JPH0413498A (ja) * 1990-05-02 1992-01-17 Sugawara Seiki Kk 粉末材加圧成形装置

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