JPS60203247A - 歯科用ハンドピ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は圧縮空気ｌこより回転駆動される羽根車に嵌挿
された回転軸に着脱自在に装着された切削工具により切
牙を切削治療する歯科用ハンドピース本体内に発電機を
設け、該発″ｄＬ機に生ずるｄ力を受けて発光する光源
の光を口腔内患部の照明とする歯科用ハンドピースに関
する。

照明装置を有する歯科用ハンドピースについて従来より
種々のものが紹介され、そして使用されている。それら
の形態には次のようなものがある。

電源を外部商用電源とし、光源と制御機器類を有する光
源ボックスを設け、該光源ボックスから導光部材にて歯
科用ハンドピースへ導き、ざらに歯科用ハンドピース本
体内に挿通された導光部材によりヘッド部の下端面ある
いは下端面近傍の首部へ導き導光部材の先端より投光照
明する第１のタイプ。たとえば実開昭５３−１３２１９
５号、実開昭５４−７５０９３号がある。

歯科用ハンドピース本体と、該歯科用ハンドピースに圧
縮空気、冷却水を送るホース・類の接続端部との間に光
源を内蔵するアダプタを設けるか、あるいは上記のホー
ス類の接続端部内に光源を設“、該光源と外部の商用′
電源とをリード線にて継ｒ１上記歯科用ハンドピース本
体内に挿通された導光部材により上記光源からの光をヘ
ッドの下端面あるいは下端面近傍の首部へ導き上記導光
部材の先端より投光照明する第２のタイプ。たとえば、
実開昭５７−１７６２０８号、実開昭５８−４８２２４
号がある。

歯科用ハンドピース本体内に電源用の電池、光源、導光
部材を組み込み、上記導光部材の先端より投光照明する
第３のタイプ。たとえば、実公昭５５−４４９７３号が
ある。

しかしながら、上記の各タイプの照明装置を有する歯科
用ハンドピースには次に述べるような欠点がある。

外部に設定された光源ボックスと歯科用ハンドピースと
を結ぶ導光部材、または外部の商用電源と光源とを継ぐ
リード線が、歯科用ハンドピースへ圧縮空気、冷却水を
送るホース類に増設されるのでホース類の取扱が煩雑に
なる（第１、第２のタイプ）。術者にとって歯科用ハン
ドピースにて歯牙の精密な切削治療を行なう時、ホース
類が増えることはこれらホース類によって歯科用ハンド
ピースが引張られ操作しにくくなり甚だ都合が悪い。

近年、導光部材の資産技術が改良向上され導光部材が従
来に比較し安浦に入手可能となったが、外部の電源ボッ
クスと歯科用ハンドピース間を導光部材によって結ぶこ
とは導光部材の使用量が多くなり、価格増になる（第１
のタイプ）。また、上記外部’ｒＩｔ源ボックスと歯科
用ハンドピース間を結ぶ導光部材を導光部材を保護する
ホースに挿通する作業は煩雑である。

電源用の電池を内蔵した場合は当然電池の交換が必要で
あり、万一術中に電池が消耗した時には術には早急に電
池の交換をしなければならず治療効率の低下になる（第
３のタイプ）。

発光時に光源ボックスの作動スイッチ、調整スイッチ等
の操作が必要であり、その操作は面倒なことである（第
１のタイプ）。

本発明は上述の従来の照明装置を有する歯科用ハンドピ
ースの欠点を解消した歯科用ハンドピースを提供するも
のである。その特徴は歯科用ハンドピース本体内に発・
電機を設け、該発電機の発生する電力で同じく歯科用ハ
ンドピース本体内に設けた光源を発光させ口腔内患部を
照明するものである。

以下、１図面に示す本発明の実施例について説明する。

第１図乃至第４図の図面は本発明の基本構成図である。

１は歯科用ハンドピースである。２は歯科用ハンドピー
ス１の先端のヘッド部で、咳ヘッド部２内に圧縮空気の
噴射を受けて回転する羽根車（図示せず）と、該羽根車
に嵌挿されて軸受（図示せず）に支持された回転軸（図
示せず）が内裟されている。歯科用ハンドピース１の本
体内に発電機４を設け、該発に機４には圧縮空気の噴射
を受けて回転する羽根車５がある。また歯科用ハンドピ
ース１の本体内に光源６を設け、該光源６と上記発′成
機４とをリード線７にて納ぶ。送気路８はヘッド部２内
の羽根車に連通し、排気路９はヘッド部２内の羽根車か
ら羽根車５へ連ｄし、排気路９′は羽根車５から歯科用
ハンドピース１の外部へ連通する。

上記構成の歯科用ハンドピースの送電路８より圧縮空気
を送気すれば、圧縮空気はヘッド部２内の羽根車に噴出
し、該羽根車を回転させる。前記羽根車を回転させた使
役後の圧縮空気は排気路９を通り、羽根車５に噴出し、
該羽根車５を回転させ、そして排気路９′より歯科用ハ
ンドピース１０）外部へ排出される（第１、＠２図参照
）。この時羽根屯５の回転により発電機４に電力が発生
し、該電力はリード線７を通じ光源６を発光させる。

発光した光は導光部材１０によってヘッド部２の下・１
面あるいは下端面近傍の首部３へ導かれ、該導電部材１
０の先端より投光し、口腔内患部を照明する（第１図参
照）。また、照明法のその他の実弛例として、光源６を
ヘッド部２の下端面あるいは下゛・帽−Ｃ１ｉ近傍の首
部３に設は直接口腔内患部を照明することも十分可能で
ある。このとき透光部材１１によって前記光源６を保護
する（第２図参照）。

次に、上記実施例以外の実施例にても本発明の実現は町
１１目である。すなわち、送気路７に分岐した送気路７
′を設け、羽根車５に連通させる。このような構成の歯
科用ハンドピースの送気路７に圧縮空気を送気すれば、
圧縮空気は分岐点で一方はヘッド部２内の羽根車を回転
させ、使役後の圧縮空気は排気路９へ排出され、他方は
送気路７′より羽根車５を回転させ、そして使役後の圧
縮空気は排気路９へ排出され、前記ヘッド部２から排出
された使役圧縮空気と共に歯科用ハンドピース１の外部
へ排出される。この時に羽根車５の回転により発電機４
に電力が生じ、該電力はリード線７を通じ、光源６を発
光させる（第３、第４図参照）。

そして、照明法は上記第１図、第２図の実施例と同様に
、導光部材１０を用いる方法（第３図参照）、あるいは
光源６からの直接照明（第４南参照）のいずれにても可
能である。

以上説明したように本発明の歯科用ハンドピースは、圧
縮空気の噴射を受けて回転する羽根車の回転により電力
を発生する発′眠機と光源を内蔵するので、従来のよう
に外部の頓用電源からの１１−ド線または外部の光源ボ
ックスからの導光部材を歯科用ハンドピースへ圧縮空気
、冷却水を送るホース類に増設することがないので、リ
ード線才たは導光部材のない墳＃ホース類と同一で歯科
用ハンドピースの取扱が簡便である。また光源ボックス
のような制御部がないので発光時にスイッチ類のト■作
がなく、単に歯科用ハンドピースに圧縮空気を送気する
足踏スイッチを操作するだけで発光するので都合がよい
。さらに導光部材は無かもしくは小計なので安価であり
、また電池の交換もない。

以上のように本発明の歯科用ハンドピースは従来の欠点
を解消したもので極めて有益である。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明の発電機、光源を内蔵した歯
科用ハンドピースの基本溶成図である。 １・・・歯科用ハンドピース、２・・・ヘッド部゛　３
・・・首部、４・・・発電機、５・・・羽根車６・・・
光源、７・・・リード線、８，８’　・・・送気路、９
．９’・・―排気路、１０−・・導光部材、１１・・・
透光部材 特許出願人　株式会社ミクロン 代表取締役　入　野　光　俊 第１（２） 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）先端ヘッド部内に圧縮空気の噴射を受けて回転する
   羽根車と、該羽根車に嵌挿されて軸受にて支持された回
   転軸を有し、該回転軸に着脱自在に装着される切削工具
   により歯牙を切削治療する歯科用ハンドピースにおいて
   、該歯科用ハンドピースの本体内に発電機と、圧縮空気
   の噴射を受けて前記発電機を回転させる羽根車と、該羽
   根車に圧縮空気を噴射する回路と、前記発電機に生じた
   電力を受けて発光する光源と、該光源と上記発電機とを
   連結するリード線とから成り、上記光源の光を口腔内の
   患部の照明にすることを特徴とする歯科用ハンドピース
   。 ２）切削工具を回転させる為ヘッド部内に設けられた羽
   根車に送気され、該羽根車より排出された使役後の圧縮
   空気を発電機の羽根車に噴射させる特許請求の範囲第１
   項記載の歯科用ハンドピース。 ３）切削工具を回転させる為ヘッド部内に設けられた羽
   根車に送気される圧縮空気を分岐し、発電機の羽根車に
   噴射させる特許請求の範囲第１項記載の歯科用ハンドピ
   ース。 ４）一端を光源とし他端をヘッド部の下端面あるいは下
   端面近傍の首部とする導光部材を有する特許請求の範囲
   第１項乃至第３項記載の歯科用ハンドピース。 ５）ヘッド部の下端面あるいは下端面近傍の首部に光源
   を設け、該光源を透光部材により保祷する特許請求の範
   囲第１項乃至第３項記載の歯科用ハンドピース。