JPS60198440A - 固体物質の二次イオン質量スペクトルの分子イオンの抑制法 - Google Patents

固体物質の二次イオン質量スペクトルの分子イオンの抑制法

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JPS60198440A
JPS60198440A JP59225637A JP22563784A JPS60198440A JP S60198440 A JPS60198440 A JP S60198440A JP 59225637 A JP59225637 A JP 59225637A JP 22563784 A JP22563784 A JP 22563784A JP S60198440 A JPS60198440 A JP S60198440A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は導体性、半導体性および絶縁性試料の二次イオ
ン質量スペクトルにおいて、分子イオンを抑制する方法
および絶縁材料のスペクトルからの電荷ひずみの除去に
関する。試料が電気的に隔離され、しかも二次イオン顕
微鏡質量アナライザーのステージ後方に片寄るように、
試料を試料ホルダーに剥き出しのま\設置する。次にマ
スクを試料」ニガに固定して、ステージに電気的に取り
付ける。高エネルギー−次イオンビームな上記試料にぶ
つけて二次イオンを生成させ、更に試料の表面と上方に
固定されたマスクとの間の電位差が600V以上になる
ように試料を充電する。二次イオンは液浸レンズを介し
てアナライザーへ集束し、試料の二次イオンマススペク
トルを記録することができるようVCする。
本発明の好ましい態様は、0−イオンから成る負に帯電
したイオンビームまたは02”、Ar+あるいは08+
の一つから成る正に帯電したイオンビームである高エネ
ルギー−次イオンビームである。
0−一次イオンの方が一般的に応用可能であるが、0−
イオンが明らかに用いることが出来ない酸素の測定のよ
うな特定の分析の場合に、O8+イオンビームを用いる
のが好ましい場合もある。
発明の背景 無機物のような固形物試料の分析における二次イオン質
量分析法(S工MS)の電位は、長期間にわたって詔め
られてきたし、地球化学的応用については、ゾエイ・エ
フ−ロバリング(J、F、Lovθring )著の「
エヌ・ビー・ニス・スペク・バブル(NB55pea、
 Publ、)J第427巻、135−178頁(19
75年)およびエヌ・シミズ(N、Sh山mi w)と
ニス−アール・ハート(S、R,Hart)著の[アニ
ュアル、レビュー、アース、シラネット、サイエンス(
Ann、 Rev、 ]1tarth Planet 
Soi、)J第10巻4F36−526頁(1982年
)に記載されている。多くの元素についてのすぐれた感
度と高度の空間的分解能と関連して、完全な周期表を本
質的にカバーする為には、無機物のような複雑な固形物
の特徴表示と元素分析において技術を広く応用すること
が出来なければならない。すぐれたイオン収率に関連し
た質量分析法に固有の高い信号/背景比によって、ニス
・ジエイ・ビー・リード(S、J、B、Reed、)著
のスキャンニング(Soanning)、第3巻、11
9−127頁(1980年)に記載のように多く元素に
ついて百方分率の検出限界を達成することが出来る。
第1図に示すように、この方法では160−のような高
エネルギー「−次」イオンビームが目的とする試料にぶ
つかって、その試料から原子やイオンが追い出される。
通常は、〔カメ力(OAMIitOA)装置において4
500vでは〕試料からの陽イオンは液浸レンスに向っ
て加速された後に、そのイオンが質量分析される。金を
コーティングしたチタン石の代表的な質量スペクトルを
、第2図に示す。
このスペクトルは、はとんど総ての周期表中の元素が分
析することが出来、強度(従って感度)がすぐれている
ことを示している。また、空間的分解能も高く、この装
置では5ミクロンまで下がる。
しかしながら、少量および痕跡量の元素は、分子イオン
が原子種と同じ名目質量を有するので容易には検出する
ことが出来ない。例えば 400a160+は56Fe
+と重なり、軽い希土類元素の酸化物は重い希土類の原
子イオンと重なる。
従って、シー・ニー・アンダーンン(0,A。
Andθrson)とジエイ・アール・ヒンソルン(J
、R。
Hlmthorne )著のアース・アンド・プラネタ
リ−・サイエンス・レターズ(Ffarth and 
PlanetaryScienoe Letters)
第14巻、195−200頁(1972年);アール・
ダブリュ・ヒントン(R,W、Hlnton)とジエイ
・ブイ・ビー・ロング(J、V、P、Long)著のア
ース・アンド・ゾラネタリー・サイエンス・レターズ(
Earth and PlanetaryScienc
e Letters)第45巻、309−325頁(,
1979年);およびジー・シー・アムストツツ(G、
O,Am5tut督)等の編集になる〔スプリンガー出
版(Springer−Verlag) 1982年〕
ダプリュ・ニス・メツダウ(W、S、Meddaugh
) 、エイチ・ディー・ホランド(H,D、Ho1la
nd、)およびエヌ・シミズ(N、Shimizu)著
のオー・デネシス、ザ・ステート・オブ・ジ・アート(
Ore Genesia 、’l’heState o
f the Art)に記載のように、月と地球の試料
の年代測定に用いられて成功した鉛同位体測定を例外と
すればS工MF3の電位は未だ実現されていない。信号
/背景の利益は、マススペクトルの一部分である分子イ
オンぎ−ク(金属酸化物、水素化物および水酸化物)の
沼地の中ではしばしば見失なわれてしまう。これは多量
および痕跡量の両レベルでの多数の元素を通常含む地質
学的試料では重要な問題である。これらの試料は通常は
絶縁体または精々半導体であるので、表面帯電によりイ
オンビームを分析に用いることが更に限定されてしまう
。帯電によって、−次ビームに歪や不安定性が生じ、帯
電は通常は負に帯電した一層ビーム、伝導性コーチイン
ク〔ニス・ジエイ・ラルンン(S、、r、Larsso
n)とエイチ・オデリンス(H。
0dθ1ines) Hのツアイトシュリフト・ナチュ
ールフオルシュ(Z、NaturfOrsCh )第6
69巻、697−708頁(1978年)に記載〕、低
−次ビーム流〔エム・シー・ドウセット(M、G、Do
waett)アール・エム・キング(R,M、Kimg
)およびイー・エイチ・シー・パーカー(E、H,O,
Parker)著のサーフェイス・サイエンス(5ur
face 5cience)第71巻、541−547
頁(1978年)K記載〕または試料表面上に金属格子
を設置しジー・ニス・スロツズイアン(G、S、51o
dzian)著のアナーレン・フィジーク(Ann、P
hys、)第9巻、541頁(1964年)VC記載コ
することによって最小にする。ウニルナ−(Werne
r)とモルガン(Mar−gan)はジャーナル・オプ
・ジ・アプライド・フィツクス(J、Appl、Phy
s、)第47巻、1232−1242頁(1976年)
の中で、絶縁性試料表面上に小さな伝導性開口を設ける
ことによって、帯電を制限して安定化し得ることを提案
した。この概念は、我々の近年の研究によって実験的に
証明された。
分子干渉の問題を少なくするの[2つの方法が開発され
た。カメ力(OAMIOA)装置のように非常に高い質
量分解能が得られるならば 400a160+のような
分子イオンは質量欠損によって56 F e+と識別す
ることが出来る。しかしながら、生じる強度損失が非常
に大きいので、この方法は一般的には用いることが出来
ない。更に一般的に応用可能な方法は、二次イオンの「
運動エネルギー分析」(KEA )を用いて分子種を抑
制することであった。
原子イオンおよび分子イオンの運動エネルギー分布は最
低10QsVのエネルギー分布内で(第6図)通常かな
り異なり、分子イオンの強度は一層高い運動エネルギー
での原子イオンの強度に比較して減少する。従って、試
料を(+4500Vの代りに) +44 n o vに
偏倚させ、狭いエネルギー窓を用いることにより、分子
イオン/原子イオン分布をしばしばかなり減少させるこ
とが出来る。
第4(a)図では、Orb”10r+比がlX10’で
あるが、通常のスペクトルでば1に近い。しかしながら
、この運動エネルギー選択法でも、強度が1から2桁の
大きさで減少し、分子イオンピークは痕跡量元素の分析
にはしばしば大きすぎるままである。例えば、第2図で
は、完全な希土類元素は分析することが出来ない。
それ故、現在世界中で販売されているものの中で最良の
装置であるカメ力(OAMInOA)装置をもってして
も、複雑な固形物(金属、合金、半導体、無機物、ガラ
ス、プラスチック)は完全には分析出来ない。それ故、
トロント大学でのアイソトレース計画(工5otrac
e project)の装置のように数百万ドルの加速
装置を用いて分子イオンを開裂する場合のようにはるか
に高価装置を開発することが必要となった。
多数の特許が、スペクトル分析の有効性を向上させるこ
とについて記載されている。
プロンガースマ(Brongersma)のカナダ国特
許第995,825号明細書には、材料の表面層を分析
するイオン散乱分光計で、−次の実質的に単一エネルギ
ー性イオンビーム生成させる手段と、−次イオンビーム
な試料の表面層に向ける偏向装置1 と、表面層での一次イオンビームの軸に対して所定の角
度で散乱されたイオン通過させる絞り開口と、この絞り
を通過する散乱イオンの連動エネルギーを測定する静電
アナライザーとイオン検出器とを有するものが記載され
ている。−次イオンビームは、2個の共軸の円筒電極中
の開口を通ってアナライザーの軸に沿って偏向される。
絞り開口は、実質的に環状でアナライザーと同軸であり
、900 以−ヒの角度で散乱されるイオンを通過させ
るように配設されている。
プロンガースマ(Brongersma)とワリンガ(
Walinga)のカナダ国特許第1.015.467
号明細書には、上記装置にいく分似ているが表面の質量
分析と同時に構造解析も可能なイオン散乱分光計が記載
されている。この装置は、−次の実質的に単一エネルギ
ー性のイオンビームを発生スる手段と、分析される二次
イオンビームな通過させる絞り開口と、二次イオンビー
ムのイオンの運動エネルギーを測定する検出器を有する
静電アナライザーを有する。静電アナライザーは2個の
は〈2 円筒形の共軸電極から成り、絞り開口はは〈環状でアナ
ライザーと共軸である。検出器は、アナライザーと実質
的に共軸のリングに配された多数の個別検出器素子から
成っている。
パン・ニ一つランド(Van Nieuwland)等
のカナダ国特許第996.6B5号明細書には、−次の
実質的に単一エネルギー性イオンビームな生成する手段
と、−次イオンビームの軸に対して所定の角度で表面層
に散乱されるイオンを通過させる絞り開口と、絞りを通
過した散乱イオンの運動エネルギーを測定する静電アナ
ライザーと検出器とを有するイオン散乱分光計が記載さ
れている。検出器は環状であり、−次イオンビームは検
BS器の中心の開口中へ向けられる。
エリクソン(ICricksom)とスミス(Sm1t
h)のカナダ国特許第1.021.882号明細書には
、表面の組成を二元散乱の結果としての運動エネルギー
の損失を測定することによって定量する電荷交換法を用
いるイオン散乱分光計が記載されている。
し・ブレラスス(Le Grθ5sus)等のカナダ国
特許第1,048,163号明細書には、試料を試料表
面に集中された一次電子の単一エネルゼー性ビームに、
暴露する時、試料が放射する二次電子のエネルギーの元
素および化学分析の方法と装置(すなわち、オージェ放
射のスペクトルによる試料の検討)が記載されている。
電子ガンによって放射された単一エネルギー性−次電子
のビームの強度は、正弦法則によって変調される。試料
によって放射される二次電子を集めて、集められたビー
ムの強度を検出する。
ボッ(Goff)のカナダ国特許第943,670号明
細書には、絶縁材料の表面分析が可能なイオン散乱分光
計が記載されている。イオン発生装置は一次イオンの単
一エネルギー性ビームを生成し、エネルギーアナライザ
ーは目標物の表面から散乱される一次イオンを受け取り
予め選択された運動エネルギー値を有するイオンをイオ
ン検出装置に移す。イオン表面アナライザーは目標物の
累積電荷を中和して、電気的に非伝導性試料の元素表面
分析を行なえるようにする。
マツキンネ−(McK、1nney)とボッ(aotr
)のカナダ国特許第1,058,772号明細書には、
材料表面[14接して配設されて、表面から散乱したイ
オンの質量および運動パラメーターを測定する2個の独
立したアナライザーを有するイオン散乱分光計が記載さ
れている。成る種の異なる特徴を有するイオンだけが各
アナライザーを通過し得るようにアナライザー内の条件
を予め決めることによって、与えられた質量を有する表
面原子の信号特性を発生させることが出来る。
バレンチン(Valenttne)とボッ(Goff)
とのカナダ国特許第1,023,061号明細書には、
イオン散乱分光法と二次イオン質量分析法とに応用出来
る組成の深さのプロフィル分析用の改良法か記載されて
いる。−次イオンビームは試料表面の所定領域を横切っ
てぶつかり、その領域内の表面上の原子は表面から飛び
出す。表面領域を示し、所定の質量を有するイオンが送
られて検出される。
コルビ(0olby)とフル(Hull )のカナダ国
特許第1.118.913号明細書には、質量分析法に
よ5 る固形物の元素分析の方法と装置とが記載され、固形物
試料からのイオンの初期運動エネルギーの広がりは比較
的低く、質量アナライザーを単純化することが出来、エ
ネルギー集束型である必要もなくなる。
以上の特許は、単に本発明の背景として本文に記載した
試料ホルダーの試料表面とマスクとの間の電位差が30
0v以上になるように適当な大きさの試料開口で、−次
イオンビームによっであるいは外部に取り付けた電力源
によって試料の帯電させると、2つの予期しなかった効
果を生じた。第一に、分子イオン強度が通常のKEAに
おけるよりもずっと減少した。例えば第4(b)図では
、Oro+10r+は6 X 10−’であるのに、第
4(a)図ではlX10−3である。第二に、得られる
強度は、通常のKFliAにおけるよりもかなり高い。
第4(b)図では、Fe+強度は第4(a)図における
よりも約1のオーダー程度高い。目的とする総ての元素
を完全に分析するこ6 とが可能で、81MS法の電位を完全に実現することが
出来る。本条件下でとった無機物の他のスペクトルを第
5図と第6図に示す。これらは、第2図に示された通常
の条件下でとったスペクトルと比較することができる。
後の図面では総ての重要なピークが固定されており、1
0カウント以上の分子量イオンはないことに注意された
い。
第2図に示された通常の運動エネルギー曲線は、(高エ
ネルギーイオンを見るために)一層高電圧これが起こら
ない理由は、主として浮遊試料表面と試料ホルダーとの
間の集束レンズの効果であり、広いエネルギー窓の使用
による。
一二次イオン質量スペクトルにおける分子イオンを抑制
するためのこの新しい方法は、ジー・スロツジアン(G
、51odzian)著のエヌビーエス・スペク・バブ
ル(NBS 5peo、 Publ、)第427巻(1
975年)によって記載されたOAMRtOA工MS6
f装置のような、市販の磁気セクター二次イオン顕微鏡
/質量アナライザーを使用する。この装置はデュオプラ
ストマドリン(duoplastmatron)または
他の一次イオン源と、02+、 O−、Os+またはA
r”−次イオンビームのいずれかを用いる。
−次イオンビーム質量フィルターは、適所に設置するこ
とが出来る。通常は、0−の100−200nAまたは
08+の500−1000nAの一次イオンビーム電流
を50μmのスポットに集束させ、所・11望ならば2
50X250μmの面積にラスターすることが出来る。
通常の装置の唯一の修正は、試料ホルダーで起こる。通
常はステージに接触して配設された標本は、その代りに
電気的に隔離され、1■のテフロン(TM )スペーサ
でステージ後方に片寄らせている。(第1図)3−5m
の直径の穴を有するタンクルマスクを試料上方に固定し
、電気的にステージに取り付ける。試料電位は、平衡状
態の一次および二次イオン電流によって制御されて自由
に浮遊することが出来、または試料あるいは試料とマス
クポテンシャルとは高電圧電力供給によって制御するこ
とが出来る。従って、本方法の基礎は、試料ホルダーの
試料表面とマスクとの間に電位差が存在することである
。この電位差は(試料に取り付けられた電力供給により
)外部的に供給することもまたは(−次イオンビームに
より)内部的に供給することも出来る。
初期の実験は、電気的に絶縁された試料表面な0−イオ
ンの拡散ビームでた\くと、スペクトル中の分子イオン
が明らかに劇的に減少することを記載した。この分子イ
オン抑制効果をケイ素のような半導体、金属のような導
体および無機物のような絶縁体の分析に応用し、次のよ
うな結果を得た。
(イ)ケイ素: 磨いた単結晶ケイ素の試料の分光計に
配置して、マスクから電気的に隔離されるようにした。
質量フィルターをかけた0−一次げ−ムは、第7図に示
す正の二次イオンスペクトルを生成した。
通常通り配置されたケイ素の試料は、Sin+。
Si2” 、 Si20+などのような多量の分子状体
の寄与を含み、通常Sin”/Si+Si化は約5’X
10−29 であった。この場合、試料隔!(S工)法を用いている
ので、S1+の10−6のファクター内で見られる分子
イオンは、S10+とS12+である。従って、Fe”
 、 Ni+、 Ou+、 Zn+およびsb+のよう
な表面不純物の寄与は、一層容易に検出し得るようにな
る。特に興味深いことは、通常はリンの検出をマスクす
る質量31での303iH+からの寄与が非常に低いこ
とである。
(ロ)鋼合金対照材料: 一連のNB51260系鉄合
金を、試料電位を制御する外部電圧を用いて電気的に隔
離された(S工)条件下(第4b図)および通常のOA
MAOAオフセット条件下(第4a図)で分析した。
分子イオン抑制は、試料表面と通常のマスク電圧(+4
500v)との間にかけられた電位差と共に増加した。
総二次イオン電流は、電位差と共に低下した。−300
vの電位差で得られるスペクトル不で、第4b図に示す
Fe0+やOrO+のような分子イオンは、それらを非
隔離条件下でとった同じスペクトル中の強度より0 も約3から4のオーダーだけ低い。その結果、少徂およ
び痕跡量元素、特にM/e > 60の元素は、一層容
易に検出することが出来る。
合金系の直線的検量線プロットは、鉄マトリックスに次
の(3つの)検出限界を生じる:Ti −0,6μg/
g; Or −21tFl/9 ; C1u −151
1VgおよびAs −70μgs。
〔エヌ・シミズ(N、 Shimizu)著のネイチャ
ー(Nature)第289巻、575頁(1981年
)に記載〕のSIMSにおいて以前用いられた連動エネ
ルギー分析の方法でも分子イオン成分はがなり抑制され
るが、本実験にお幻る程度には及ばない。
OAMKOAIMS −3fにおいて、通常の運動エネ
ルギー分析の方法は、125ポルトまで通常の試料ステ
ージめバイアスを片寄らせて、静電アナライザーを通っ
て広がる運動エネルギーを10 eVに減少さ′せるこ
とである。同じ合金標準でかかる方法を用いた場合を、
第4a図に示す。オフセット電圧とスリット輻の両方は
、Fed+/’It’s+比が最小になるように設定し
た。得られた抑制ファクターは、試料の隔離によって得
られたもの(第4b図)よりも約2のオーダー程小さく
、イオン強度における全般的損失で達成された。
(ハ)ポリマー: 本発明のS工条件下におけるテフロ
ン試料のスペクトル(第8b図)は、通常のスペクトル
(第8a図)K存在する総ての分子イオンが、はとんど
全く存在しないことを示す。
痕跡量の金属の混入は、本方法を用いて容易に分析する
ことが出来る。
に)地質学試料: セラミックや無機表面の分析は、同
位体比率、表面変換および痕跡元素の微小分布の研究に
とって非常に望ましいことであった。しかしながら、ス
ペクトルは通常は分子イオンの寄与によってかなり複雑
であり、表面の帯電はしばしば二次イオン電流を減少さ
せあるいは完全に除去してしまう。それ故、無機物の分
析にとって試料隔離条件を用いることは、特に重要であ
った。絶縁性試料は時には飛び出した金被覆層を配して
いることがあるが、本試料は幾何学的配置がSIMSの
実験における絶縁体では通常は出会うことない安定な電
荷平衡へと導く条件を作ると思われるので被N層なしで
十分分析された。
剥き出しの表面を有する天然チタン石 (0aSiTi05)無機物のS工MSスペクトルを、
第9図に示す。特に注目すべきは、明らかな酸化物ピー
クがほとんど総てなくなり、痕跡量のランタニドとアク
チニ+y元素がはっきりと見えていることである。
別の系列の実験では、分析した試料は、ノルウェーのジ
ェルスタッド(Gjorstad)産のチタン石(M2
8173)、ノルウェーのアレンダール(Aremda
l)産のイツトリウムとセリウムの豊富なチタン石〔イ
ツトロチタナイト(yttoro−titanite)
 ] (my 502)、オンタリオのカーディフ鉱山
(Qardiff Minθ)産のウラニナイト、およ
びこれもオンタリオ産のジルコンと角閃石があった。
分析に用いた試料は、30 pmのダイヤモンドを含浸
した輪上で軽く暦いて、直接剥き出しのままで試料ホル
ダーに設置した5−20+1III+の直径を5 有する無機物フラグメントであった。試料を約6調の穴
を有する薄いタンタルのシートで支持し、その穴を通し
て試料表面を暴露した。次に試料ホルダーな液浸レンズ
に対して4.5KeVに保って、正に帯電したイオンを
二次カラム中へと加速した。
−次カラム中のレンズを、二次イオン収率が最大になる
ように最適にセットしたところ、ファラデーカップに最
大ビーム電流が検出される点を越えて調整した第一の一
層レンズ(L])で、この最大収率が一貫して起きた。
この方法を用いれば、二次カラムの条件(mち、コント
ラスト開口、フィールド開口および最終運動エネルギー
選択)は、試料自体の伝導率の場合よりも質量スペクト
ルの差をかなり小さくした。
絶縁性試料は通常、二次カラムの総ての開口を全開して
検討した。ウラニナイトのような半導体では、試料とタ
ンタルマスクとの間にテフロン(TM)絶縁を用いる必
要があった。
得られた結果は、次のようになった: 天然チタン石とイツトロチタナイトの質量スぺ4 クトルな、それぞれ第10図と第5図に示す。2個の試
料ばYとOeとの水準は別として同様な組成を有する。
両試料共、総ての希土類元素、トリウム、ウラニウムお
よび放射性pbをはっきりと示している。M/e=20
4にピークがないことから、両試料には通常の鉛が存在
しないことは明らかである。
スペクトルは、検討した全質量範囲(M/e = 1→
250)にわたって分子イオンによる干渉は実質的VC
なかった。イツトロチタナイトのスペクトルを詳細に分
析して、多くの多量、少量および痕跡量の元素の同位体
比率をめた(第1表参照)。
IFalCついての実測比率が文献値と一致したことは
、スペクトルのこの領域における干渉が通常は主要な問
題であるので、非常に励ましになる。M/θ−54の鉄
ピークはAt2+からセ成分を含むことが出来、M/8
=56はスペクトル中で最も似た分子イオンである2つ
のSi2+とOaO+から干渉を受けるo M/s =
 5’ 7は同様に、5i2H”と0aOH”とによっ
て影響される。試験した6同位体について理論値と非常
によく一致することは、スペクトル中で分子イオンから
の干渉をほとんど受けないことを示している。このこと
は5個のT1同位体についても当てはまり、文献値との
よい一致を示している。
第1表における元素Sm、G4およびybの同位体比率
は、文献値とよく一致している。実測比率から、水素化
物からの干渉はほとんどすく、軽い希土類の酸化物か争
の重い希土類ピークへの測定し得るはどの混入もないこ
とが示唆される。本方法によれば相対的な希土類の水準
の正確な測定も可能であり、現在用いられている中性子
活性化法よりもはるかに容易である。
48T1+と6’(T10)+どの相対強度の測定は、
総ての分子イオンを識別する上で成る程度有用な指針と
して役立つ。イツトロチタナイトスペクトル(第15図
)では 64H1+による寄与を補正すると” Ti 
+/” (Tlo )+は104/1を超える。対照的
に02+−次ビームと試料をコーティングする金を用い
て帯電を低下させると 48T1”/64(TiO)+
の比率は通常は1−10となる。
分子イオンの抑制は、試料上の分析点と電気伝導性試料
ホルダーの端との間の距離の関数であることが分った。
第11図はイツトロチタナイト試料のこの距離の関数と
しての48Ti+/6’ (TiO)+と89y+/1
03 (yo)+における増加を示す。分子イオン抑制
が増加すると、それに伴なって総ての二次イオンの強度
が損失する。48T1+の強度は、試料端での分析点と
端から1200pmllfffiれた点との間では50
倍になる(第12図参照)。異なる元素からの原子イオ
ンの比率は、開口端から200μm以内を除けば、−次
ビームの位置によって影響されない、と思われる。
第13図は、SI法で機械オフセット設備を用いるエネ
ルで寄与を示す。直線は第3図と対照的に元素イオンエ
ネルギー分布の高エネルギー尾に質量スペクトルがよく
得られることを示す。
分子イオン抑制効果の理解は未だ完全ではないが、効果
のいくつかは原子および分子イオンの運動エネルギーの
差により完全に識別されることか7 ら生じると思われる。非伝導性試料については、OAM
ICOA工MS−3tで通常用いられるよりも高エネル
ギーフィルタリングだけでは効果は達成されないことも
明らかである。過失においては、オフセット電圧による
運動エネルギー選択は、強度の大幅な損失に伴ないエネ
ルギーセレクターバンド通路で必然的に減少するものと
仮定されていた。ずっと良好な抑制ファクターは、バン
ド通路における減少なしに高運動エネルギーオフセット
(400−500θ■)から生じると思われる。400
 eVの運動エネルギーで分析に利用し得るイオン強度
は、驚ろくほど大きい。本試料隔離台は、試料表面上方
に集束効果を生じる。
第12図に示される曲線は、運動エネルギーの関数とし
ての二次イオン強度のプロットに定性的に似ている。こ
れは−次ビームを試料ホルダ一端から離すと、単に表面
帯電が大きくなり、二次加速電圧でのオフセットを効果
的に起こすことを示唆する。従って、観察される識別の
大部分は、極端な運動エネルギー選択に帰することが出
来る。
8 表面を帯電させることにより、得られた電圧オフセット
は、高エネルギー(元素)イオンだけを選択する。この
方法の主な利益は、分子イオンが通常の運動エネルギー
選択におけるよりも多く抑制されること、および高度の
識別な得る場合に受けた強度損失は狭い連動エネルギー
窓を使用する場合程禁制的ではないという点である。
伝導性試料に加えた電圧で実験を行なうと、絶縁性表面
はイオン衝撃中に少なくとも300−400V(約4.
2 KeV )の電位に達しf【ければならないことが
示唆される。これらの電位では、運動エネルギー分析の
は!直線部分が達成されて、分子イオンは強力に抑制さ
れる。運動エネルギーにおける大きなオフセットと広が
りとは非常に幅広く、二次カラムではエネルギー分析を
要しない。
安定な表面だけを帯電させておくのに要するイオンビー
ム条件は、明らかに重要である。少さなスポット(1→
5μm)に集束したイオンビームは、絶縁性の剥き出し
の表面からはほとんどあるいは全く二次イオンを生じな
い。過集束したビームを用いると、表面上の電荷が非局
在化することは明らかである。絶縁体の表面帯電の安定
化は、本方法の重要な副次的利益である。
上記の実験は、実質上分子イオンのない二次イオン質量
スペクトルが総てのクラスの固形物試料について得られ
たことを示している。得られた強度は、はとんどの微量
元素の迅速な分析と検出とに極めて適している。これら
のスペクトルを得るのに重要なパラメータは、試料表面
の制御された帯電であると思われる。負の一層酸素ビー
ムと衝撃を受ける部分との間の平衡条件は、これらの材
料からの二次イオン信号のすぐれた安定性からも明らか
なように、剥き出しの試料上で素早く成立する。
特開昭GO−198440(9)
【図面の簡単な説明】
第1図は、OAMEOA工MS 3fで試料隔離(S工
)、法による二次イオン質量分析法の試料ホルダーの実
験的配置であり、 第2図は、通常の機械条件下での金をコーティングした
チタン石(OaT:LSi05)セラミックの質量スペ
クトルであり、 第3図は、元素イオン(Pr” )とその分子イオン酸
化物(Pro”)の運動エネルギー分布であり、第4A
図および第4B図は、○−−次ビームを用いたS工条件
下および通常のOAMEOA電圧オフセット条件下での
NBS対照材料1266のS工MSスペクトルの比較で
あり、 第5図は、S工条件下でのイツトロチタナイト試料の質
量スペクトルであり、 第6図は、S工条件下での剥き出しチタン石セラミック
の質量スペクトルであり(第2図と比較せよ)、 第7図は、S工条件を用いて得られたケイ素単結晶の質
量スペクトルであり、 2 第8A図は、通常のオフセット1よしの条件、第8B図
はS工条件下でのテフロン(TM)の質量スペクトルで
あり、 第9図は、オンタリオのカーディフ鉱山(0ardif
f Minθ)産の天然チタン石の質量スペクトルであ
り、 第10図は、ノルウェーのシェルスタッド(Gjθrs
tad)産の天然チタン石の質量スペクトルであり、 第11図は、イツトロチタナイト試料についての試料上
の分析点と試料ホルダーの開口端との間の距離の関数と
し、てのT1+/T1.0+とY”/ YO+どの増加
を示しており、 第12図は、イツトロチタナイト試料についての試料ホ
ルダー開口における位置の関数としての原子イオンと分
子イオンとのイオン強度の損失を示しており、 第13図はイツトロチタナイト試料についてS工条件下
で、試料ホルダーマスク上に電圧オフセットを加えられ
た機械の関数としてのイオンの工3 ネルギー分布を示している。 代理人 浅 村 皓 図面の浄書(内容に変更なし) 二本ル’si−(eV) 第4A図 質量 第5図 オ6図 第1頁の続き 優先権主張 0198拝9月7日[相]米国(U S)
[株]6487270発 明 者 ウィリアム ジョセ
フ カナダ国オンタシャウビン セント 10 [相]発 明 者 ノーマン スチュワー カナダ国オ
ンタト マツクインタイア ド 94 ■発 明 者 ジェームス バーナー カナダ国オンタ
ド メットソン −ト イースト @出 願 人 ノーマン スチュワー カナダ国オンタ
ト マツクインタイア ド 94 ■出 願 人 ジェームス バーナー カナダ国オンタ
ド メットソン −ト イースト リオ、ロンドン、サンダルウツド クレスリオ、ロンド
ン、シャビアン ブールバーリオ、ロンドン、オックス
フォードストリ10 リオ、ロンドン、シャビアン ブールバーリオ、ロンド
ン、オックスフォードストリ10 手続補正書。1劃 昭和59年12月29日 特許庁長官殿 ■、事件の表示 gl 昭和59年特許帖1第 225637 弓2、 発明(
7)名称 固体物質の二次イオン質量スペクトルの分子
イオンの抑制法 3、補正をする者 事件との関係 ↑シ許出願人 住 所 氏 名 ゾヨーゾ マイクル バンクロフト(名 称) 4、代理人 5、補正命令の日イ1 昭和 年 月 口 6、補正により増加する発明の数 明細書の浄! (内容に変更なし) 手続補正書(方式) 昭和乙θ年ケ月−1q日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和th 年特許願第〕ユぐ637 号38補正をする
者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 5、補正命令の日付 昭和60年8月潟 日 6、補正により増加する発明の数 7、補正の対象 代理権を−1−明りる書面 図 面 8、補正の内容 別紙のとおり

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)固体試料の二次イオン質量スペクトルにおし)て
    分子イオンを抑制し且つ絶縁材料のスペクトルから電荷
    ひずみを除失する方法において、上記試料が電気的に隔
    離され、しかも二次イオン顕微鏡/質量アナライザーの
    ステージ後方に片寄るように、上記試料を試料ホルダー
    に剥き出しのま\設置し、 上記ステージに電気的に取り付けられているマスクを上
    記試料上方に固定し、 上記試料に高エネルヤーー次イオンビームをぶつけて二
    次イオンを生成させ、 上記試料と上記マスクとの間に300■以上の電位差が
    存在するように上記試料を充電し、上記二次イオンな液
    浸レンズを介してアナライザー中へ集束させ、 上記試料の二次イオンマススペクトルを記録する段階か
    らなる方法。 (2)上記−次イオンビームが、上記試料ホルダーの上
    記試料表面と上記マスクとの間に上記電位差を特徴する
    特許請求の範囲第+1)項記載の方法。 (3)上記試料に取り付けられた高電位電力供給が、上
    記試料ホルダーの上記試料表面と上記マスクとの間に上
    記電位差を特徴する特許請求の範囲第(1)項記載の方
    法。 (4)上記高エネルヤーー次イオンビームが、負に帯電
    した単原子イオンビームである、特許請求の範囲第(1
    )項記載の方法。 (5)上記負に帯電した単原子イオンビームが0−イオ
    ンから成る、特許請求の範囲第(4)項記載の方法。 (6)上記高エネルギー−次イオンビームが、正に帯電
    した単原子イオンビームである、特許請求の範囲第(1
    )項記載の方法。 (7) 上記正に帯電した単原子イオンビームがAr”
    イオンから成る、特許請求の範囲第(6)項記載の方法
    。 (8) 上記高エネルギー−次イオンビームか正に帯電
    したイオンビームであり、該正に帯電したイオンビーム
    が02+イオンから成る、特許請求の範囲第(1)項記
    載の方法。 (9)上記正に帯電したイオンビームが、08+イオン
    から成る、特許請求の範囲第(6)項記載の方法。 on+ 上記試料ホルダーの剥き出しの試料が薄いタン
    タルのシートで支持され、これによって上記試料衰亡が
    上記高エネルギー−次イオンビームに暴露される、特許
    請求の範囲第(1)項記載の方法。 01)上記試料ホルダーの剥き出しの試料が薄いタンタ
    ルのシートに支持され、これによって上記試料表面か上
    記高エネルギー−次イオンビームに暴露される、特許請
    求の範囲第(4)項記載の方法。 02)上記試料ホルダーが、上記液浸レンズVC!して
    4.5 KeV K保たれている、特許請求の範囲第(
    1)項、第(10)項または第01)項に記載の方法。 (13) 上記固形物試料がケイ素のような半導体であ
    る、特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 (141上記固形物試料が金属のような導体である、特
    許請求の範囲第(1)項記載の方法。 (15)上記固形物試料が無機物、ガラスまたはプラス
    チックのような絶縁物である、特許請求の範囲第(1)
    項記載の方法。
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