JPS60197Y2 - スライディングノズル・プレ−ト - Google Patents
スライディングノズル・プレ−トInfo
- Publication number
- JPS60197Y2 JPS60197Y2 JP15723380U JP15723380U JPS60197Y2 JP S60197 Y2 JPS60197 Y2 JP S60197Y2 JP 15723380 U JP15723380 U JP 15723380U JP 15723380 U JP15723380 U JP 15723380U JP S60197 Y2 JPS60197 Y2 JP S60197Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding
- plate
- nozzle
- molten metal
- pouring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、溶融金属の注出を制御するスライディングノ
ズル・ブレートに関するものである。
ズル・ブレートに関するものである。
取鍋、タンプッシュ、転炉などの溶融金属容器に取付け
られ、この容器からの溶融金属の注出を制御するスライ
ディングノズル・ブレート(以下SNプレートと略す)
は、第1図に示すように、それぞれ、ノズル孔1,12
を設けた上プレート2と下プレート22からなり、モー
ターまたはシリンダー駆動装置(いずれも図示せす)に
よって下プレート22を摺動させて、ノズル孔1,12
の開閉による溶融金属の注出を制御させるものである。
られ、この容器からの溶融金属の注出を制御するスライ
ディングノズル・ブレート(以下SNプレートと略す)
は、第1図に示すように、それぞれ、ノズル孔1,12
を設けた上プレート2と下プレート22からなり、モー
ターまたはシリンダー駆動装置(いずれも図示せす)に
よって下プレート22を摺動させて、ノズル孔1,12
の開閉による溶融金属の注出を制御させるものである。
SNプレートのノズル孔1,12は、溶融金属の通過に
よって除々に溶損拡大して注出量に変化をきたすのて、
通常は第2図に示すように絞り注出を行ない、注出量の
一定化が図られている。
よって除々に溶損拡大して注出量に変化をきたすのて、
通常は第2図に示すように絞り注出を行ない、注出量の
一定化が図られている。
しか腰この絞り注出を行なうと溶融金属の流れは慣性に
よって第2図の様に斜め方向となり、ノズル孔1,12
が互いに接触する摺動面3側の角部に激突し、第3図の
如くノズル孔1,12の摺動面3側が他の個所より早く
溶損される。
よって第2図の様に斜め方向となり、ノズル孔1,12
が互いに接触する摺動面3側の角部に激突し、第3図の
如くノズル孔1,12の摺動面3側が他の個所より早く
溶損される。
その結果、SNプレートは完全に閉の状態にならなくな
ると共に、地金の引き込みによって摺動面3の機械的損
傷が促進されるなどの問題があった。
ると共に、地金の引き込みによって摺動面3の機械的損
傷が促進されるなどの問題があった。
本考案は、上記の問題のないSNプレート・を提供する
ことを目的としたもので、その特徴とするところは、ノ
ズル孔を設けた上・下プレートを摺動させて溶融金属の
注出を制御するSNプレートにおいて、前記ノズル孔の
摺動面側の孔径を非摺動面側より小さくしたスライディ
ングノズル・ブレートである。
ことを目的としたもので、その特徴とするところは、ノ
ズル孔を設けた上・下プレートを摺動させて溶融金属の
注出を制御するSNプレートにおいて、前記ノズル孔の
摺動面側の孔径を非摺動面側より小さくしたスライディ
ングノズル・ブレートである。
つぎに第4図ないし第7図によって本考案の実施例を示
す。
す。
本考案SNプレートの特徴点は、ノズル孔の形状である
から、以下の説明は、ノズル孔を主体にして行なう。
から、以下の説明は、ノズル孔を主体にして行なう。
第4図はノズル孔1,12全体にテーパーをつけたもの
、第5図はそのテーパーが曲面を有しているもの、第6
図はノズル孔1,12のテーパーが摺動面3近傍のみと
したもの、第7図はノズル孔1,12の片側にテーパー
をつけたものである。
、第5図はそのテーパーが曲面を有しているもの、第6
図はノズル孔1,12のテーパーが摺動面3近傍のみと
したもの、第7図はノズル孔1,12の片側にテーパー
をつけたものである。
本考案実施例のSNプレートは、以上のようにノズル孔
1,12の摺動面3側の孔径を小さくしてなり、これを
溶融金属容器に装着して溶融金属の注出操作に使用する
と次のような効果がある。
1,12の摺動面3側の孔径を小さくしてなり、これを
溶融金属容器に装着して溶融金属の注出操作に使用する
と次のような効果がある。
■ ノズル孔が小さいので、注出初期であっても絞り注
出を行なう必要がない。
出を行なう必要がない。
■ 従来タイプのものて絞り注出した場合に比べて溶融
金属流が、ノズル孔に衝突する角度が小さく、したがっ
て、ノズル孔の損耗速度が小さい。
金属流が、ノズル孔に衝突する角度が小さく、したがっ
て、ノズル孔の損耗速度が小さい。
■ ノズル孔の摺動面側は、溶損シロが大きいので、こ
の個所の溶損による地金引込みなどがなく、摺動面の面
荒れも少ない。
の個所の溶損による地金引込みなどがなく、摺動面の面
荒れも少ない。
実施例は、図面からも明eかなように、いずれも往復摺
動用SNプレートであるが、本考案はこれらの実施例と
同じ要領で回転摺動用SNプレートにも適用できる。
動用SNプレートであるが、本考案はこれらの実施例と
同じ要領で回転摺動用SNプレートにも適用できる。
第1図は従来のSNプレート、第2図は従来のSNプレ
ートの使用状態、第3図は従来のSNプレートの損耗状
態、第4図ないし第7図は本考案実施例である。 1.12・・・・・・ノズル孔、2,22・・・・・・
プレート、3・・・・・・摺動面。
ートの使用状態、第3図は従来のSNプレートの損耗状
態、第4図ないし第7図は本考案実施例である。 1.12・・・・・・ノズル孔、2,22・・・・・・
プレート、3・・・・・・摺動面。
Claims (1)
- ノズル孔を設けた上・下プレートを摺動させて溶融金属
の注出を制御するスライディングノズル・ブレートにお
いて、前記ノズル孔の摺動面側の孔径を非摺動面側より
小さくしたスライディングノズル・ブレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15723380U JPS60197Y2 (ja) | 1980-11-01 | 1980-11-01 | スライディングノズル・プレ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15723380U JPS60197Y2 (ja) | 1980-11-01 | 1980-11-01 | スライディングノズル・プレ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5782467U JPS5782467U (ja) | 1982-05-21 |
JPS60197Y2 true JPS60197Y2 (ja) | 1985-01-07 |
Family
ID=29516357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15723380U Expired JPS60197Y2 (ja) | 1980-11-01 | 1980-11-01 | スライディングノズル・プレ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60197Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE309877T1 (de) * | 2000-03-16 | 2005-12-15 | Vesuvius Crucible Co | Schieberverschluss zur regelung des giessstrahls von flüssigem metall |
JP7103170B2 (ja) * | 2018-11-05 | 2022-07-20 | 日本製鉄株式会社 | スライディングゲート |
JP7256391B2 (ja) * | 2019-09-06 | 2023-04-12 | 日本製鉄株式会社 | 溶融金属の注湯装置 |
-
1980
- 1980-11-01 JP JP15723380U patent/JPS60197Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5782467U (ja) | 1982-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3247941B2 (ja) | スライディングノズル用プレート | |
JPS60197Y2 (ja) | スライディングノズル・プレ−ト | |
JPH0321807Y2 (ja) | ||
US20190337050A1 (en) | Sliding nozzle | |
DE3669449D1 (de) | Stranggussverfahren. | |
JP2001129646A (ja) | スライドバルブ装置 | |
CA1200384A (en) | Ladle slide gate collector nozzle | |
US4432535A (en) | Pressure pouring furnace | |
US1521526A (en) | Nozzle of the ladle for steel casting | |
丁宏升 et al. | Mould filling ability and microstructure of aluminum alloy under electromagnetic die casting | |
JPS6145969Y2 (ja) | ||
JPS62292255A (ja) | 溶融金属注湯用ノズル | |
JPS61180668A (ja) | 滑動ゲ−ト用ノズル | |
JPS6199559A (ja) | 変形長孔を有するプレ−トを用いたスライデイングノズル装置 | |
JPH0338017B2 (ja) | ||
JPH04455U (ja) | ||
JPH0576999A (ja) | 連続鋳造における溶融金属の流量制御装置 | |
JPS6372459A (ja) | 連続鋳造方法 | |
JPS55128356A (en) | Decreasing method for inclusion in molten steel at continuous cast pouring time | |
JPS608133B2 (ja) | 鋼の連続鋳造方法 | |
JPH10314900A (ja) | 連続鋳造方法及びそのための装置 | |
CN112077289A (zh) | 一种铸铁件浇筑生产用导浆装置 | |
Watts et al. | The Control of Teeming From Bottom Pour Ladles | |
JPS6034595Y2 (ja) | 液体注出栓 | |
JPH03155454A (ja) | 溶融金属流量制御装置及び溶融金属排出停止法 |