JPS6019783B2 - 記録媒体液 - Google Patents
記録媒体液Info
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- JPS6019783B2 JPS6019783B2 JP8896778A JP8896778A JPS6019783B2 JP S6019783 B2 JPS6019783 B2 JP S6019783B2 JP 8896778 A JP8896778 A JP 8896778A JP 8896778 A JP8896778 A JP 8896778A JP S6019783 B2 JPS6019783 B2 JP S6019783B2
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Description
本発明はノズルの先端に設けられた吐出オリフィスから
記録媒体液を吐出し、液摘状態で飛翻させて記録する記
録法に使用される記録媒体液に関し、特にノズル部で目
詰りを起すことなく、長期間の蓮続吐出が可能な改良さ
れた記録媒体液に関する。 ノンィンパクト記録法は、記録時に於ける騒音の発生が
無視し得る程度に極めて小さいという点に於いて、最近
関Dを集めている。 その中で、高速記録が可能であり、而も所謂普通紙に特
別の定着処理を必要とせずに記録の行える所謂インクジ
ェット記録法は、極めて有力な記録法であって、これ迄
にも種々な方式が考案され、改良が加えられて商品化さ
れたものもあれば、現在も尚実用化への努力が続けられ
ているものもある。この様なインクジェット記録法は、
所謂インクと称される記録媒体液の液滴(drople
t)流を飛翻させ、記録部材に付着させて記録を行うも
のである。 この様な記録法には、記録媒体液の液滴の発生法及び記
録媒体液の液滴流の飛翻方向の制御方法によって、種々
の方式が提案されている。 いずれの方式に於いても、使用される記録媒体液に対し
ては、液滴の発生法及び液滴の飛糊方向の制御方法に応
じた物性値、例えば粘度、表面張力、比抵抗等が要求さ
れる。斯かる装置の例を以下で説明する。 例えば、第1図は、ピェゾ振動子を有する記録ヘッドに
記録信号を与え、該信号に応じて記録煤体液の液嫡流を
発生させて記録を行なう装置を示す。 第1図に於いて、1は記録ヘッドでピェゾ振動子2a、
振動板2b、記録媒体液の流入口3、ヘッド内の室4及
び吐出口(吐出オリフィス)5を有している。尚、記録
速度の向上の為に上記の様な記録ヘッドを複数個設ける
こともある。室4内には、貯蔵タンク6に貯えられた記
録媒体液7が供給管8aを通じて供給されている。供給
管8aの途中には、場合によって、ポンプ或いはフィル
ター等の中間手段9が設けられることもある。そしてピ
ェゾ振動子2aと振動板2bとの間には信号処理手段(
例えばパルス変換器)1川こよってパルスに変換された
記録信号Sが印加され、該信号に応じて室4内の記録媒
体液に圧力変化が生じる。その結果、記録媒体液7は吐
出オリフイス5から液滴11となって吐出し、記録部村
12の面に記録がなされる。尚、斯かる装置の中には、
例えば第3図の様に室4の数、形状、或いはピェゾ振動
子2aとして円筒状のものを使用した種々の変形タイプ
がある。又、第2図には記録媒体液瓶を連続発生させて
記録を行なう装置、例えば該液滴を記録信号に応じて帯
電させた後、偏向電極(均一な電界が印加されている。 )で飛糊方向を制御して記録を行なう装置が示されてい
る。尚、この装置では、記録に使用されなかった一部の
記録媒体液は必要に応じて回収されて再使用される。第
2図において、1〜12及びSの記号は第1図と同じも
のを示し、一方8bは記録に使用されずに回収される記
録媒体液の回収管、13は記録媒体液摘発生用のパルス
発振器、14は記録媒体液滴を帯電させる為の電極、1
5は偏向電極、16は電源、17は記録に使われる記録
媒体液滴、18は記録に使われない記録媒体液滴、19
は回収用ガタ−、20は回収された記録媒体液の回収貯
蔵タンクである。上記の方式以外に、熱的に液滴を発生
する装置も知られているが、これらいずれの方式に於い
ても、記録信号に対して忠実な記録を行なう為には使用
される記録媒体液に種々の特性が要求される。 これらいずれの方式に於いても、記録信号に忠実な記録
を行なうには、液滴の発生及びその飛棚が安定に且つ記
録ヘッド駆動信号に対応して超こる必要がある。 その為に、先ず記録媒体液は適当な物性値(粘度、表面
張力、比抵抗値等)を有していることが要求される。又
、上記の条件を満足した上で、記録媒体液は長期の保存
期間中或いは記録休止期間中でも固形分を生じないこと
が要求される。 つまり記録媒体液が固形分を生ずると、吐出オリフィス
が目詰まりし吐出停止をひきおこすことがある。又、吐
出停止にならないまでも、吐出オリフイスに固形分が付
着し、液滴の均一性或いは液滴の飛糊方向の安定性等に
悪影響を及ぼしやすい。このような現像の原因としては
、記録媒体液中の液媒体成分が気化すること、記録媒体
液の構成成分が化学変化を起こすこと或いはカビが発生
すること等が挙げられる。そして、記録媒体液の構成成
分が変化することは、単に固形分の発生にとどまらず、
記録媒体液の調合時に適性な範囲内に調整された物性値
が、その範囲をはずれてしまうことにもなる。 更に、記録画像が高いコントラストを有していることも
要求される。 或いは又、記録媒体液は画像の緩み、カスレ裏移りを防
ぐため紙などの記録部材に対する浸透性が適当に制御さ
れており、更にいったん記録された画像は耐水性耐光性
の優れていることが要求される。記録媒体液は通常水或
いは有機溶剤(単独または混合)からなる液媒体と染料
又は顔料の記録剤を必須成分とし、これに各種の添加剤
を加えて調合される。 添加剤としては粘度調整剤、表面張力調整剤、比抵抗値
調整剤液媒体気化防止のための湿潤剤、pH調整剤、防
カビ殺菌剤等が挙げられる。 而乍ら添加剤によって諸特性を調整する場合、諸特性を
各々独立して一義的に調整することは甚だ難しい。例え
ば記録媒体液の連続循環吐出、または長期保存安定性に
とって重要な成分である防カビ、殺菌剤はいよいよ染料
や湿潤剤との間に不溶固形分を生じたり、不必要に液の
表面張力を低下させるものであった。 更に従来のインクジェット記録媒体液に使用が提案され
ている防カビ、殺菌剤の多くは液媒体の蒸発によって結
晶化を起こし目詰まりの原因となったり、或いは臭気毒
性が強く安全衛生上問題となるものが多かった。本発明
はこの点の改善に着目し、防カビ殺菌効果が優れ、長時
間の蓮続吐出及び保存安定性が良好で安全性の高い記録
媒体液を得ることを主たる目的とする。 更に高コントラストで耐光性、耐水性の優れた画像を与
える記録媒体液を得ることを目的とする。本発明の記録
媒体液は記録媒体液をノズルのオリフィスより吐出し、
液滴状態で飛翻させて記録を行う記録法に使用され{a
} 記録像を形成する成分である記録剤{b} 該記録
剤を溶解する為の液媒体を含む記録媒体液に於いて2・
4・6へキサヒドロー1・3・5トリヒドロキシエチル
一Sートリアジンが含有されていることを特徴とする。 記録媒体液中に2・4・6へキサヒドロー1・3・5ト
リヒドロキシエチル一Sートリアジンが含有されること
によって本発明の所期の目的が効果的に達成される。即
ち本発明の記録媒体液は、長時間の蓮続吐出及び吐出休
止後の再吐出の繰返し、或いは長期の保存期間中に固形
分を生じて目詰まりを起したり、液滴の飛糊方向を変化
させたり、不均一になったりすることが全くなく安定に
吐出する。 又本発明の記録媒体液により記録された画像は鮮明で高
コントラストを有し、耐水性、耐光性の優れたものであ
る。更に本発明の記録媒体液は臭気、引火性、毒性等の
安全性の点でも優れたものである。本発明に使用される
2・4・6へキサヒドロー1・3・5トリヒドロキシエ
チル−Sートリアジンの含有量は、他の構成成分の種類
及び要求される液物性等に応じて適宜決定されるが、記
録媒体液10匹重量部に対して通常は0.001〜1の
重量部、好適には0.01〜5重量部とされるのが望ま
しいものである。 本発明に使用される記録剤は、従来公知の染料や顔料の
多くのものが有効である。 例えば直接染料、塩基性染料、酸性染料、分散染料、反
応性染料、スピリット染料等の各種染料及びカーボンブ
ラック、フタロシアニンフルー、ジオキサジンイェロー
、キナクリドンレッド等の各種顔料を挙げることができ
る。本発明に於いては特に好適に使用しうる記録剤とし
て下記の一般式〔1〕または〔ロ〕で示される染料が挙
げられる。 これらの記録材は記録媒体液100重量部中0.1〜2
の重量部、好適には1〜1の重量部とされるのが望まし
い。 (但しAI及びA2はアミノ基、水酸基又はスルホン基
で置換され得るベンゼン環又はナフタリン環構造を示し
、R,〜R6は各々独立に水素原子、アミノ基、水酸基
及びスルホン基の中の何れかであり、且つ1分子当り2
〜8個のスルホン基を有し、そのスルホン基はナトリウ
ム塩または四級アンモニウム塩の形をとる。 )〔Q1一N=N一Q2一N=N−Q3〕由M・M×e
・・・・・・
記録媒体液を吐出し、液摘状態で飛翻させて記録する記
録法に使用される記録媒体液に関し、特にノズル部で目
詰りを起すことなく、長期間の蓮続吐出が可能な改良さ
れた記録媒体液に関する。 ノンィンパクト記録法は、記録時に於ける騒音の発生が
無視し得る程度に極めて小さいという点に於いて、最近
関Dを集めている。 その中で、高速記録が可能であり、而も所謂普通紙に特
別の定着処理を必要とせずに記録の行える所謂インクジ
ェット記録法は、極めて有力な記録法であって、これ迄
にも種々な方式が考案され、改良が加えられて商品化さ
れたものもあれば、現在も尚実用化への努力が続けられ
ているものもある。この様なインクジェット記録法は、
所謂インクと称される記録媒体液の液滴(drople
t)流を飛翻させ、記録部材に付着させて記録を行うも
のである。 この様な記録法には、記録媒体液の液滴の発生法及び記
録媒体液の液滴流の飛翻方向の制御方法によって、種々
の方式が提案されている。 いずれの方式に於いても、使用される記録媒体液に対し
ては、液滴の発生法及び液滴の飛糊方向の制御方法に応
じた物性値、例えば粘度、表面張力、比抵抗等が要求さ
れる。斯かる装置の例を以下で説明する。 例えば、第1図は、ピェゾ振動子を有する記録ヘッドに
記録信号を与え、該信号に応じて記録煤体液の液嫡流を
発生させて記録を行なう装置を示す。 第1図に於いて、1は記録ヘッドでピェゾ振動子2a、
振動板2b、記録媒体液の流入口3、ヘッド内の室4及
び吐出口(吐出オリフィス)5を有している。尚、記録
速度の向上の為に上記の様な記録ヘッドを複数個設ける
こともある。室4内には、貯蔵タンク6に貯えられた記
録媒体液7が供給管8aを通じて供給されている。供給
管8aの途中には、場合によって、ポンプ或いはフィル
ター等の中間手段9が設けられることもある。そしてピ
ェゾ振動子2aと振動板2bとの間には信号処理手段(
例えばパルス変換器)1川こよってパルスに変換された
記録信号Sが印加され、該信号に応じて室4内の記録媒
体液に圧力変化が生じる。その結果、記録媒体液7は吐
出オリフイス5から液滴11となって吐出し、記録部村
12の面に記録がなされる。尚、斯かる装置の中には、
例えば第3図の様に室4の数、形状、或いはピェゾ振動
子2aとして円筒状のものを使用した種々の変形タイプ
がある。又、第2図には記録媒体液瓶を連続発生させて
記録を行なう装置、例えば該液滴を記録信号に応じて帯
電させた後、偏向電極(均一な電界が印加されている。 )で飛糊方向を制御して記録を行なう装置が示されてい
る。尚、この装置では、記録に使用されなかった一部の
記録媒体液は必要に応じて回収されて再使用される。第
2図において、1〜12及びSの記号は第1図と同じも
のを示し、一方8bは記録に使用されずに回収される記
録媒体液の回収管、13は記録媒体液摘発生用のパルス
発振器、14は記録媒体液滴を帯電させる為の電極、1
5は偏向電極、16は電源、17は記録に使われる記録
媒体液滴、18は記録に使われない記録媒体液滴、19
は回収用ガタ−、20は回収された記録媒体液の回収貯
蔵タンクである。上記の方式以外に、熱的に液滴を発生
する装置も知られているが、これらいずれの方式に於い
ても、記録信号に対して忠実な記録を行なう為には使用
される記録媒体液に種々の特性が要求される。 これらいずれの方式に於いても、記録信号に忠実な記録
を行なうには、液滴の発生及びその飛棚が安定に且つ記
録ヘッド駆動信号に対応して超こる必要がある。 その為に、先ず記録媒体液は適当な物性値(粘度、表面
張力、比抵抗値等)を有していることが要求される。又
、上記の条件を満足した上で、記録媒体液は長期の保存
期間中或いは記録休止期間中でも固形分を生じないこと
が要求される。 つまり記録媒体液が固形分を生ずると、吐出オリフィス
が目詰まりし吐出停止をひきおこすことがある。又、吐
出停止にならないまでも、吐出オリフイスに固形分が付
着し、液滴の均一性或いは液滴の飛糊方向の安定性等に
悪影響を及ぼしやすい。このような現像の原因としては
、記録媒体液中の液媒体成分が気化すること、記録媒体
液の構成成分が化学変化を起こすこと或いはカビが発生
すること等が挙げられる。そして、記録媒体液の構成成
分が変化することは、単に固形分の発生にとどまらず、
記録媒体液の調合時に適性な範囲内に調整された物性値
が、その範囲をはずれてしまうことにもなる。 更に、記録画像が高いコントラストを有していることも
要求される。 或いは又、記録媒体液は画像の緩み、カスレ裏移りを防
ぐため紙などの記録部材に対する浸透性が適当に制御さ
れており、更にいったん記録された画像は耐水性耐光性
の優れていることが要求される。記録媒体液は通常水或
いは有機溶剤(単独または混合)からなる液媒体と染料
又は顔料の記録剤を必須成分とし、これに各種の添加剤
を加えて調合される。 添加剤としては粘度調整剤、表面張力調整剤、比抵抗値
調整剤液媒体気化防止のための湿潤剤、pH調整剤、防
カビ殺菌剤等が挙げられる。 而乍ら添加剤によって諸特性を調整する場合、諸特性を
各々独立して一義的に調整することは甚だ難しい。例え
ば記録媒体液の連続循環吐出、または長期保存安定性に
とって重要な成分である防カビ、殺菌剤はいよいよ染料
や湿潤剤との間に不溶固形分を生じたり、不必要に液の
表面張力を低下させるものであった。 更に従来のインクジェット記録媒体液に使用が提案され
ている防カビ、殺菌剤の多くは液媒体の蒸発によって結
晶化を起こし目詰まりの原因となったり、或いは臭気毒
性が強く安全衛生上問題となるものが多かった。本発明
はこの点の改善に着目し、防カビ殺菌効果が優れ、長時
間の蓮続吐出及び保存安定性が良好で安全性の高い記録
媒体液を得ることを主たる目的とする。 更に高コントラストで耐光性、耐水性の優れた画像を与
える記録媒体液を得ることを目的とする。本発明の記録
媒体液は記録媒体液をノズルのオリフィスより吐出し、
液滴状態で飛翻させて記録を行う記録法に使用され{a
} 記録像を形成する成分である記録剤{b} 該記録
剤を溶解する為の液媒体を含む記録媒体液に於いて2・
4・6へキサヒドロー1・3・5トリヒドロキシエチル
一Sートリアジンが含有されていることを特徴とする。 記録媒体液中に2・4・6へキサヒドロー1・3・5ト
リヒドロキシエチル一Sートリアジンが含有されること
によって本発明の所期の目的が効果的に達成される。即
ち本発明の記録媒体液は、長時間の蓮続吐出及び吐出休
止後の再吐出の繰返し、或いは長期の保存期間中に固形
分を生じて目詰まりを起したり、液滴の飛糊方向を変化
させたり、不均一になったりすることが全くなく安定に
吐出する。 又本発明の記録媒体液により記録された画像は鮮明で高
コントラストを有し、耐水性、耐光性の優れたものであ
る。更に本発明の記録媒体液は臭気、引火性、毒性等の
安全性の点でも優れたものである。本発明に使用される
2・4・6へキサヒドロー1・3・5トリヒドロキシエ
チル−Sートリアジンの含有量は、他の構成成分の種類
及び要求される液物性等に応じて適宜決定されるが、記
録媒体液10匹重量部に対して通常は0.001〜1の
重量部、好適には0.01〜5重量部とされるのが望ま
しいものである。 本発明に使用される記録剤は、従来公知の染料や顔料の
多くのものが有効である。 例えば直接染料、塩基性染料、酸性染料、分散染料、反
応性染料、スピリット染料等の各種染料及びカーボンブ
ラック、フタロシアニンフルー、ジオキサジンイェロー
、キナクリドンレッド等の各種顔料を挙げることができ
る。本発明に於いては特に好適に使用しうる記録剤とし
て下記の一般式〔1〕または〔ロ〕で示される染料が挙
げられる。 これらの記録材は記録媒体液100重量部中0.1〜2
の重量部、好適には1〜1の重量部とされるのが望まし
い。 (但しAI及びA2はアミノ基、水酸基又はスルホン基
で置換され得るベンゼン環又はナフタリン環構造を示し
、R,〜R6は各々独立に水素原子、アミノ基、水酸基
及びスルホン基の中の何れかであり、且つ1分子当り2
〜8個のスルホン基を有し、そのスルホン基はナトリウ
ム塩または四級アンモニウム塩の形をとる。 )〔Q1一N=N一Q2一N=N−Q3〕由M・M×e
・・・・・・
〔0〕(但しQIは少なく
とも核に直接結合する四級アンモニム基又は同様のアミ
ノ基を有する芳香核残基を示し、Q2は置換基を有して
も良い1・4−フェニレン基又は同様の1・4ナフチレ
ン基を示し、Q3は少なくとも核に直接結合する四級ア
ンモニウム基又は同様のアミノ基を有する8ーナフトー
ル残基を示し、Mは正整数Xeはアニオンを示し、且つ
Q1、ぴの何れか一方が少なくとも1つの四級アンモニ
ウム基を有する。 )一般式〔1〕及び〔D〕で示される染料として具体的
には、例えば下記に示されるものが好適なものとして挙
げられる。 染料No. 本発明に使用される液媒体としては水及び水と混合しう
る有機溶剤が挙げられ、有機溶剤は所望の物性値に合わ
せて必要量水と混和される。 水と混合しうる有機溶剤としてはメチルアルコール・エ
チルアルコール、nープロピルアルコール、インプロピ
ルアルコール等のアルキルアルコール・アセトン、ジア
セトンアルコール等のケトンまたはケトンアルコール、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミ
ド類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類
、エチレングリコ一ルモノメチルエーテル、エチレング
リコ−ルモェチルェーテル等のエーテルアルコール類等
が挙げられる。本発明に於いては水と混合される有機溶
剤の量は通常液媒体10の重量部中8の重量部以下であ
ることが望ましい。 これらの有機溶剤の中で水より沸点の高いものは、ノズ
ル先端の乾燥防止のための湿潤剤としての機能をも有す
るものであるが、本発明に特に好適に使用される湿潤剤
として多価アルコール類が挙げられる。 多価アルコール系湿潤剤として具体的に示せば、例えば
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等
のポリアルキレングリコール;例えばエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキ
シレングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原
子を含むアルキレングリコール;例えばエチレングリコ
ールメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエー
テル、ジエチレングリコールエチルエーテル等のジェチ
レングリコールの低級アルキルェーテル:グリセリン;
等が挙げられる。本発明に於いて特に好適に使用される
液媒体は、液媒体10の重量部中水が10〜70重量部
、多価アルコール20〜5の重量部、その他水と混和し
うる有機溶剤が7の重量部以下の範囲で構成される。 液物性を調整する為の他の添加剤としてpH調整剤、比
抵抗調整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤が挙げられる
。pH調整剤は、調合された記録媒体液の化学的安定性
、例えば、長時間の保存による物性の変化や記録剤その
他の成分の沈降や凝集を防止する為に所定のpH値とな
る様に適当量添加される。 本発明に於いて好適に使用されるpH調整剤としては、
調合される記録媒体液に悪影響を及ぼさずに所望のpH
値に制御出来るものであれば大概のものを挙げることが
出来る。その様なpH調整剤として具体的に例示すれば
低級アルカノールアミン、例えばアルカル金属水酸化物
等の一価の水酸化物、水酸化アンモニウム等が挙げられ
る。 これ等のpH調整剤は、調合される記録媒体液が所望の
pH値を有する様に必要量添加される。 記録媒体液の液滴を帯電して記録する場合には、記録媒
体液の比抵抗がその帯電特性に重要な因子として作用す
る。即ち、良好な記録が行なえる様に記録媒体液の液滴
が帯電される為には、比抵抗値が通常10‐3〜10‐
110伽となる様に記録媒体液が調合される必要がある
。 従って、この様な比抵抗値を有する記録媒体液を得る為
に所望に応じて必要量添加される比抵抗調整剤としては
、例えば、塩化アンモニウム、酢酸アンモニウム、塩化
ナトリウム、塩化カリウム、塩化リチウム、過塩素酸リ
チウム、臭化カリウム等の無機塩、ジェタノールアミン
、トリェタノールアミン、ジメチルアミン塩酸塩等の水
落性アミン類、テトラメチルアンモニウムクロラィド、
テトラエチルアンモニウムブロマイド等の四級アンモニ
ウム塩が挙げられる。 記録媒体液の液滴に帯電を要しない記録の場合には、記
録媒体液の比抵抗値は任意であって良いものである。 粘度調整剤や表面張力調整剤は、主に、記録速度に応じ
て充分なる流速で室内を流通し得る事、吐出オリフィス
に於いて記録媒体液の回り込みを防止し得る事、記録部
材へ付与された時の惨み(スポット径の広がり)を防止
し得る事等の為に添加される。 粘度調整剤及び表面張力調整剤としては、使用される液
媒体及び記録剤に悪影響を及ぼさないで効果的なもので
あれば通常知られているものの中で総てが使用可能であ
る。 具体的には、粘度調整剤としては、ポリビニ−ルアルコ
ール、ヒドロキシプロピルセルロース、力ルボキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセ
ルロース、水溶性アクリル樹脂、ポリビニルピロリドン
、アラビアゴムスターチ等が好適なものとして例示出来
る。 本発明に於いて好適に使用される表面張力調整剤として
は、アニオン系、カチオン系及びノニオン系の界面活性
剤が挙げられ、具体的には、アニオン系としてポリエチ
レングリコール、アルキルェーテル硫酸、ェステル塩、
高級アルコール硫酸塩「ナフタリンスルホン酸ホルマリ
ン縮合物等カチオン系としてポIJ2ービニルピリジン
誘導体、ポIJ4ービニルピリリジン誘導体等、ノニオ
ン系としてポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルフエニルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノアルキルエステル、ポリオキシェチレンアルキ
ルアミン等が挙げられる。 これ等の界面活性剤の他、ジェタノールアミン、プロパ
ノールアミン、モルホリン酸等のアミン酸、水酸化アン
モニウム、水酸化ナトリウム等の塩基性物質、N−メチ
ル一2−ピロリドン等の置換ピロリドン等も有効に使用
される。これ等の表面張力調整剤は、所望の値の表面張
力を有する記録媒体液が調合される様に、互いに又は他
の構成成分に悪影響を及ぼさない範囲内に於いて必要に
応じて二種以上混合して使用しても良い。これ等表面張
力調整剤の添加量は種類、調合される記録媒体液の他の
構成成分種及び所望される記録特性に応じて適宜決定さ
れるものであるが、記録媒体液1重量部に対して、通常
は0.0001〜0.1重量部、好適には0.001〜
0.01重量部とされるのが望ましい。本発明の記録媒
体液の特に好適な粘度は1比p以下表面張力は35〜6
幻肌e/肌の範囲とされるのが良い。 粘度調度剤、表面張力調整剤を含まないで調合された記
録媒体液がこの範囲をはずれた場合に、上託した調整剤
で調整することが望ましい。本発明に於いて使用される
記録媒体液には、上記の様な添加剤が所望に応じて必要
量添加されるが、更に記録部材に付着する場合の記録媒
体被膜の形成性、被膜強度に優れたものを得る為に、例
えばアルキッド樹脂、アクリル樹脂、アクリルアミド樹
脂、ポリビニールアルコール、ポリビニルピロリドン等
の樹脂重合体が添加されても良い。 この様にして調合される本発明の記録媒体液は、多くの
蟻れた性質を示す。即ち、長期の保存期間中或いは記録
休止期間中に固形分、カビ等を発生せず、保存性或いは
装置の保守性の点で実用性が高く、発生する液滴の均一
性、液滴の飛糊方向の安定性も優れている。 更に、得られる記録画像は高コントラストであり、耐水
性・耐光性・耐候‘性・耐摩耗性・耐熱性の点でも優れ
ている。或いは又、上記の効果が基本的な液媒体及び液
状の記録剤との組み合わせで得られるという点で、記録
媒体液の調合が容易且つ低コストであって、汎用性の高
いものである。本発明を以下の実施例により具体的に説
明する。実施例 11一aの染料 3部
(重量部)2・4・6へキサヒドロ−1・3・5トリヒ
ドロキシェチル−Sートリアジン 0.1部エチ
レングリコール 3碇郡インプロ
ピルアルコール 1礎部をビーカーに秤
量し充分蝿梓溶解して均一な溶液とした。 これを0.5ミクロンのテフロン製炉紙で加圧炉過を行
ない黒色の記録媒体液を得た。これをロータリーポンプ
と肉厚ゴム管で連結されているバキューム、ドライング
、オーブン中は収納し排気して4時間脱ガス処理を行な
った。このようにして得られた記録媒体液の記録性につ
いて第3図に示す円筒状圧電素子を使用した記録装置(
吐出オリフィス蓬約50r、駆動電圧約40V)により
検討した。尚、記録性についてはloK批の連続作動に
よる蓮続吐出安定性1雌Hzの信号を2秒間隔で与えた
場合の間欠吐出安定性、3ケ月間放置後の外観変化及び
放置後の吐出応答性についてチェックした。 その結果を第1表に示す。その結果本発明の記録媒体液
は、いずれの特性に於いても良好な結果を与えた。 ☆1 1皿Hz連続作用 ☆2 10KHzの記録信号を2秒間隔で入力☆3 3
ケ月間放置後☆4 放置後、最初の入力信号に対する吐
出応答性実施例 2 下記組成の記録媒体液を実施例1と同様な方法で調製し
た。 次に第2図に示した方式(オリフィス径30仏、駆動周
波数2皿Hzにより記録を行ったところ実施例1と同様
良好な結果を得た。 実施例 3 実施例1の染料をDirectFastBlackB(
住友化学社製直接染料)に変え同様な処理を行なった後
、第1図に示す方式により実施例1と同様な検討を行な
ったところ良好な結果を得た。 実施例 4 下記組成の記録媒体液を実施例1と同様な方法で調製し
た。 これを記録媒体液を吐出させる為のオリフィスを有する
ガラス製のノズルと該ノズルの1部を包囲し接触して設
けられた電気熱変換体(発熱体)とで構成された記録ヘ
ッドを有するオンデマンド型記録装置によって第2表の
記録条件に従って記録を行なった。 その結果本実施例の記録媒体液は安定した吐出を示し得
られた画像も極めて鮮明であることが確認された。第2 実施例 5〜8 第3表の組成で調合された記録媒体液を実施例1と同様
な方法で炉過、脱気を行ない、第2図に示した方式によ
り実施例1と同様な蓮続吐出安定性と間欠吐出安定性及
び保存安定性の試験を行なったところいずれも良好な結
果を示し、特に蓮続吐世論験では7幼時間の蓮続吐出に
対しても安定であった。
とも核に直接結合する四級アンモニム基又は同様のアミ
ノ基を有する芳香核残基を示し、Q2は置換基を有して
も良い1・4−フェニレン基又は同様の1・4ナフチレ
ン基を示し、Q3は少なくとも核に直接結合する四級ア
ンモニウム基又は同様のアミノ基を有する8ーナフトー
ル残基を示し、Mは正整数Xeはアニオンを示し、且つ
Q1、ぴの何れか一方が少なくとも1つの四級アンモニ
ウム基を有する。 )一般式〔1〕及び〔D〕で示される染料として具体的
には、例えば下記に示されるものが好適なものとして挙
げられる。 染料No. 本発明に使用される液媒体としては水及び水と混合しう
る有機溶剤が挙げられ、有機溶剤は所望の物性値に合わ
せて必要量水と混和される。 水と混合しうる有機溶剤としてはメチルアルコール・エ
チルアルコール、nープロピルアルコール、インプロピ
ルアルコール等のアルキルアルコール・アセトン、ジア
セトンアルコール等のケトンまたはケトンアルコール、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミ
ド類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類
、エチレングリコ一ルモノメチルエーテル、エチレング
リコ−ルモェチルェーテル等のエーテルアルコール類等
が挙げられる。本発明に於いては水と混合される有機溶
剤の量は通常液媒体10の重量部中8の重量部以下であ
ることが望ましい。 これらの有機溶剤の中で水より沸点の高いものは、ノズ
ル先端の乾燥防止のための湿潤剤としての機能をも有す
るものであるが、本発明に特に好適に使用される湿潤剤
として多価アルコール類が挙げられる。 多価アルコール系湿潤剤として具体的に示せば、例えば
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等
のポリアルキレングリコール;例えばエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキ
シレングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原
子を含むアルキレングリコール;例えばエチレングリコ
ールメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエー
テル、ジエチレングリコールエチルエーテル等のジェチ
レングリコールの低級アルキルェーテル:グリセリン;
等が挙げられる。本発明に於いて特に好適に使用される
液媒体は、液媒体10の重量部中水が10〜70重量部
、多価アルコール20〜5の重量部、その他水と混和し
うる有機溶剤が7の重量部以下の範囲で構成される。 液物性を調整する為の他の添加剤としてpH調整剤、比
抵抗調整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤が挙げられる
。pH調整剤は、調合された記録媒体液の化学的安定性
、例えば、長時間の保存による物性の変化や記録剤その
他の成分の沈降や凝集を防止する為に所定のpH値とな
る様に適当量添加される。 本発明に於いて好適に使用されるpH調整剤としては、
調合される記録媒体液に悪影響を及ぼさずに所望のpH
値に制御出来るものであれば大概のものを挙げることが
出来る。その様なpH調整剤として具体的に例示すれば
低級アルカノールアミン、例えばアルカル金属水酸化物
等の一価の水酸化物、水酸化アンモニウム等が挙げられ
る。 これ等のpH調整剤は、調合される記録媒体液が所望の
pH値を有する様に必要量添加される。 記録媒体液の液滴を帯電して記録する場合には、記録媒
体液の比抵抗がその帯電特性に重要な因子として作用す
る。即ち、良好な記録が行なえる様に記録媒体液の液滴
が帯電される為には、比抵抗値が通常10‐3〜10‐
110伽となる様に記録媒体液が調合される必要がある
。 従って、この様な比抵抗値を有する記録媒体液を得る為
に所望に応じて必要量添加される比抵抗調整剤としては
、例えば、塩化アンモニウム、酢酸アンモニウム、塩化
ナトリウム、塩化カリウム、塩化リチウム、過塩素酸リ
チウム、臭化カリウム等の無機塩、ジェタノールアミン
、トリェタノールアミン、ジメチルアミン塩酸塩等の水
落性アミン類、テトラメチルアンモニウムクロラィド、
テトラエチルアンモニウムブロマイド等の四級アンモニ
ウム塩が挙げられる。 記録媒体液の液滴に帯電を要しない記録の場合には、記
録媒体液の比抵抗値は任意であって良いものである。 粘度調整剤や表面張力調整剤は、主に、記録速度に応じ
て充分なる流速で室内を流通し得る事、吐出オリフィス
に於いて記録媒体液の回り込みを防止し得る事、記録部
材へ付与された時の惨み(スポット径の広がり)を防止
し得る事等の為に添加される。 粘度調整剤及び表面張力調整剤としては、使用される液
媒体及び記録剤に悪影響を及ぼさないで効果的なもので
あれば通常知られているものの中で総てが使用可能であ
る。 具体的には、粘度調整剤としては、ポリビニ−ルアルコ
ール、ヒドロキシプロピルセルロース、力ルボキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセ
ルロース、水溶性アクリル樹脂、ポリビニルピロリドン
、アラビアゴムスターチ等が好適なものとして例示出来
る。 本発明に於いて好適に使用される表面張力調整剤として
は、アニオン系、カチオン系及びノニオン系の界面活性
剤が挙げられ、具体的には、アニオン系としてポリエチ
レングリコール、アルキルェーテル硫酸、ェステル塩、
高級アルコール硫酸塩「ナフタリンスルホン酸ホルマリ
ン縮合物等カチオン系としてポIJ2ービニルピリジン
誘導体、ポIJ4ービニルピリリジン誘導体等、ノニオ
ン系としてポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルフエニルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノアルキルエステル、ポリオキシェチレンアルキ
ルアミン等が挙げられる。 これ等の界面活性剤の他、ジェタノールアミン、プロパ
ノールアミン、モルホリン酸等のアミン酸、水酸化アン
モニウム、水酸化ナトリウム等の塩基性物質、N−メチ
ル一2−ピロリドン等の置換ピロリドン等も有効に使用
される。これ等の表面張力調整剤は、所望の値の表面張
力を有する記録媒体液が調合される様に、互いに又は他
の構成成分に悪影響を及ぼさない範囲内に於いて必要に
応じて二種以上混合して使用しても良い。これ等表面張
力調整剤の添加量は種類、調合される記録媒体液の他の
構成成分種及び所望される記録特性に応じて適宜決定さ
れるものであるが、記録媒体液1重量部に対して、通常
は0.0001〜0.1重量部、好適には0.001〜
0.01重量部とされるのが望ましい。本発明の記録媒
体液の特に好適な粘度は1比p以下表面張力は35〜6
幻肌e/肌の範囲とされるのが良い。 粘度調度剤、表面張力調整剤を含まないで調合された記
録媒体液がこの範囲をはずれた場合に、上託した調整剤
で調整することが望ましい。本発明に於いて使用される
記録媒体液には、上記の様な添加剤が所望に応じて必要
量添加されるが、更に記録部材に付着する場合の記録媒
体被膜の形成性、被膜強度に優れたものを得る為に、例
えばアルキッド樹脂、アクリル樹脂、アクリルアミド樹
脂、ポリビニールアルコール、ポリビニルピロリドン等
の樹脂重合体が添加されても良い。 この様にして調合される本発明の記録媒体液は、多くの
蟻れた性質を示す。即ち、長期の保存期間中或いは記録
休止期間中に固形分、カビ等を発生せず、保存性或いは
装置の保守性の点で実用性が高く、発生する液滴の均一
性、液滴の飛糊方向の安定性も優れている。 更に、得られる記録画像は高コントラストであり、耐水
性・耐光性・耐候‘性・耐摩耗性・耐熱性の点でも優れ
ている。或いは又、上記の効果が基本的な液媒体及び液
状の記録剤との組み合わせで得られるという点で、記録
媒体液の調合が容易且つ低コストであって、汎用性の高
いものである。本発明を以下の実施例により具体的に説
明する。実施例 11一aの染料 3部
(重量部)2・4・6へキサヒドロ−1・3・5トリヒ
ドロキシェチル−Sートリアジン 0.1部エチ
レングリコール 3碇郡インプロ
ピルアルコール 1礎部をビーカーに秤
量し充分蝿梓溶解して均一な溶液とした。 これを0.5ミクロンのテフロン製炉紙で加圧炉過を行
ない黒色の記録媒体液を得た。これをロータリーポンプ
と肉厚ゴム管で連結されているバキューム、ドライング
、オーブン中は収納し排気して4時間脱ガス処理を行な
った。このようにして得られた記録媒体液の記録性につ
いて第3図に示す円筒状圧電素子を使用した記録装置(
吐出オリフィス蓬約50r、駆動電圧約40V)により
検討した。尚、記録性についてはloK批の連続作動に
よる蓮続吐出安定性1雌Hzの信号を2秒間隔で与えた
場合の間欠吐出安定性、3ケ月間放置後の外観変化及び
放置後の吐出応答性についてチェックした。 その結果を第1表に示す。その結果本発明の記録媒体液
は、いずれの特性に於いても良好な結果を与えた。 ☆1 1皿Hz連続作用 ☆2 10KHzの記録信号を2秒間隔で入力☆3 3
ケ月間放置後☆4 放置後、最初の入力信号に対する吐
出応答性実施例 2 下記組成の記録媒体液を実施例1と同様な方法で調製し
た。 次に第2図に示した方式(オリフィス径30仏、駆動周
波数2皿Hzにより記録を行ったところ実施例1と同様
良好な結果を得た。 実施例 3 実施例1の染料をDirectFastBlackB(
住友化学社製直接染料)に変え同様な処理を行なった後
、第1図に示す方式により実施例1と同様な検討を行な
ったところ良好な結果を得た。 実施例 4 下記組成の記録媒体液を実施例1と同様な方法で調製し
た。 これを記録媒体液を吐出させる為のオリフィスを有する
ガラス製のノズルと該ノズルの1部を包囲し接触して設
けられた電気熱変換体(発熱体)とで構成された記録ヘ
ッドを有するオンデマンド型記録装置によって第2表の
記録条件に従って記録を行なった。 その結果本実施例の記録媒体液は安定した吐出を示し得
られた画像も極めて鮮明であることが確認された。第2 実施例 5〜8 第3表の組成で調合された記録媒体液を実施例1と同様
な方法で炉過、脱気を行ない、第2図に示した方式によ
り実施例1と同様な蓮続吐出安定性と間欠吐出安定性及
び保存安定性の試験を行なったところいずれも良好な結
果を示し、特に蓮続吐世論験では7幼時間の蓮続吐出に
対しても安定であった。
第1図、第2図及び第3図は記録装置の模式図である。
但し、図において1・・・・・・記録ヘッド、2a・…
・・ピェゾ振動子、2b・・・・・・振動板、3・・・
・・・流入口、4・・・…室、5・・・・・・吐出オリ
フィス、6・・・・・・貯蔵タンク、7・・・・・・記
録媒体液、8a・・・・・・供給管、8b・・・・・・
回収管、9・・…・中間手段、10・・・・・・信号処
理手段、1 1・・・…液滴、12・・・・・・記録部
材、13・・・・・・パルス発振器、14…・・・帯電
用電極、15・・・・・・偏向電極、16・・・・・・
電源、17・・・・・・記録される液滴、18…・・・
記録されない液滴、19・・…・ガター、20…・・・
回収貯蔵タンク、S……信号である。弟l図 菊2図 募る図
・・ピェゾ振動子、2b・・・・・・振動板、3・・・
・・・流入口、4・・・…室、5・・・・・・吐出オリ
フィス、6・・・・・・貯蔵タンク、7・・・・・・記
録媒体液、8a・・・・・・供給管、8b・・・・・・
回収管、9・・…・中間手段、10・・・・・・信号処
理手段、1 1・・・…液滴、12・・・・・・記録部
材、13・・・・・・パルス発振器、14…・・・帯電
用電極、15・・・・・・偏向電極、16・・・・・・
電源、17・・・・・・記録される液滴、18…・・・
記録されない液滴、19・・…・ガター、20…・・・
回収貯蔵タンク、S……信号である。弟l図 菊2図 募る図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 記録媒体液をノズルのオリフイスより吐出し、液滴
状態で飛翔させて記録を行う記録法に使用され(a)
記録像を形成する成分である記録剤(b) 該記録剤を
溶解する為の液媒体を含む記録媒体液に於いて2・4・
6ヘキサヒドロ−1・3・5トリヒドロキシエチル−S
−トリアジンが含有されていることを特徴とする記録媒
体液。 2 記録媒体液100重量部中2・4・6ヘキサヒドロ
−1・3・5トリヒドロキシエチル−S−トリアジンが
0.001〜10重量部含有されている特許請求の範囲
第1項記載の記録媒体液。 3 液媒性100重量部中水が10〜70部、多価アル
コール20〜50部の範囲で含有されている特許請求の
範囲第1項記載の記録媒体液。 4 記録媒体液の粘度が10cp以下、表面張力が3.
5〜65dvne/cmの範囲である特許請求の範囲第
1項記載の記録媒体液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8896778A JPS6019783B2 (ja) | 1978-07-21 | 1978-07-21 | 記録媒体液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8896778A JPS6019783B2 (ja) | 1978-07-21 | 1978-07-21 | 記録媒体液 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5516037A JPS5516037A (en) | 1980-02-04 |
JPS6019783B2 true JPS6019783B2 (ja) | 1985-05-17 |
Family
ID=13957580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8896778A Expired JPS6019783B2 (ja) | 1978-07-21 | 1978-07-21 | 記録媒体液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6019783B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63198968U (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-21 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55145774A (en) * | 1979-05-02 | 1980-11-13 | Seiko Epson Corp | Ink jet recording ink |
JPS57174360A (en) * | 1981-04-20 | 1982-10-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Ink composition |
JP4517174B2 (ja) * | 2003-03-05 | 2010-08-04 | 日本化薬株式会社 | テトラキスアゾ化合物、水性インク組成物及び着色体 |
CA2518413C (en) | 2003-03-05 | 2011-03-29 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | Water-based black ink composition and colored material |
KR100750129B1 (ko) | 2005-09-06 | 2007-08-21 | 삼성전자주식회사 | 잉크 조성물, 이를 포함한 잉크 카트리지 및 잉크젯 기록장치 |
EP3663369A4 (en) * | 2017-08-02 | 2021-05-05 | Kao Corporation | AQUEOUS PIGMENT DISPERSION |
CN113956677A (zh) * | 2021-09-10 | 2022-01-21 | 浙江闰土染料有限公司 | 黑色直接染料及其组合物以及制备方法和用途 |
-
1978
- 1978-07-21 JP JP8896778A patent/JPS6019783B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63198968U (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5516037A (en) | 1980-02-04 |
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