JPS60197251A - 粉砕装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 せる装置に関する。

従来、繊維原料である木材の木質や皮などを細かく粉砕
する手段として、図面第１図に示す様な鋸式や、第２図
に示すカッタ一式のものが知られている。

前者は、軸１へ斜めに取付けた丸＠２と、これに近接し
た受刃３と、前記丸鋸２へ向って原料を送るコンベヤ４
と、材料を押えさせる押えローラ５とを備えさせたもの
で、木材の木質や濶葉樹の皮は、斜めの丸鋸２により細
かく切断されて、所謂錫粉となるが、針葉樹．特に杉。

桧の皮は、コンベヤにおけるチェノとホールの間、或は
、チェノと受刃３との間につまったり、コンベヤ４や押
えローラ５に巻き着いて送材の障害となったり、時とし
ては丸鋸２に巻き着いて切断を不能としたりするだけで
なく、未切断の木質や皮の小片が丸鋸２と受刃３との隙
間を通って製品錫粉中に混入するため、製品の粒度が不
揃いで商品価値が低い問題点がある。

又、後者は、図面第１図に示す丸鋸２を、厚さ２０ｍｍ
のカッター６に変え、このカッター６の下方に粒度調整
板７を設けたもので、このカッタ一式は切断の均一化と
、粒度調整により、製品の粒度が良く揃い、その商品価
値は高いものであるが、消費動力は前者の丸鋸式に比べ
て３倍以上大きいため、原料の処理コストが高くつく問
題点があった。

本発明は、前述の問題点を解消するためになしたもので
、原料を容器内へ投入して、粉砕部のテーパーと、攪拌
部材とにより粉砕手段へ誘導させ、粉砕作用を有効的に
作用させて、粒度の揃った原料粉砕を小動物で能率的に
得る粉砕装置を提供することを目的としている。

次に本発明に関する粉砕装置の実施の一例を図面に基い
て説明する。

図面第３図において８は原料の容器で、上部にコンベヤ
などの供給手段により原料を投入される口９を設け、こ
の口９より下方に下つぼまりのテーパー状をなす粉砕部
ｌＯを設け、この粉砕部１０に軸線方向と平行させるか
、又は斜交させて後記する粉砕手段を容器８内に臨ませ
る窓孔［１を７個か、２個以上設けてその側縁に受刃１
２を取付けると共に、粉砕部ＩＯの下方には容器８と同
心状に軸受筐１３を設けである。

Ｌ４は原料の粉砕手段で、図面第ｑ図に示すカッグーか
、図面第Ｓ図に示す丸鋸を、その刃ａが図面第３図及第
５図に示す様に順次ずれる様に多数重ねて回転軸１５に
取付けたものか、又は、図面第６図及び第７図に示すハ
ンマーを取付片１６により回転軸１５へ放射状に取付け
たものを用い、これら粉砕手段１４をその一部が前記容
器８の窓孔［１から容器８内へ臨む様に製品排出筒１６
内に設け、前記した回転軸１５を前記排出筒１６の上下
に設けた軸受Ｌ７．１７に支持させ、下部の軸受１７の
下方へ突出する部分にモータ１８から受動する受動車１
９を固定しである。尚、粉砕手段１３がハンマ一式の場
合は、後記する粒度調整板内に受刃２０を設ける。

２１は前記した粉砕手段１４を図面第を図及び第Ｓ図に
示す様に囲続させた粒度調整板で、金網又は穿孔板を用
いて形成し、その網目又は穿孔より細かくなった製品は
排出筒１６へ排出し、網目又は穿孔より粗いものは、内
部に保留して粉砕部材１４による粉砕を行わせ、排出さ
れる製品の粒度をはぼ一定させる。

２２は前記した軸受筐■３に支持させた回転軸で、容器
８内へ突出する部分に粉砕部【０と平行する７個又は２
個以上の攪拌部材２３を取付け、軸受筐１３の下方へ突
出する部分にカップリング２４、又は受動車（図面には
示してない）を取付け、これらへ減速機モータ２５の回
転を伝達して、攪こ 押部材２２を連速で回転させる。

２６は粉砕製品の搬送手段で、図面第３図に示す様に排
出筒１３の先端を接続した送風機２７の風送管を用いる
か、又は、図面第ｇ図に示す様に排出筒１３の開口の下
部に始端を臨ませたベルトコンベヤなどを用い、排出筒
１６から送出される製品を受けて製品タンクなどへ送ら
せるものである。

次に前記実施例に基いて本発明の詳細な説明する。

図面第３図及び第１図に示す装置において、モータ１７
と２４を運転して、カッタ一式の粉砕手段１３と攪拌部
材２２を回転させて置き、容器８内ヘロ９から杉、桧の
皮の混入した屑木質を投入する。

すると原料は重力の作用で粉砕部１０へ下降し、此処に
おいて回転する攪拌手段２３により攪拌されつつ、図面
第１図に示す様に粉砕手段１４の位置へ誘導され、粉砕
手段１４へ温し付けられて、その刃ａにより木質も皮も
一様に細かく切断される動作を粉砕部ｌＯの下端に達す
る迄繰返し加えられるだめ、原料はその木質も皮も一様
に細かく粉砕されて、粒度調整板２１内に入り、これの
網目又は穿孔を通るものは、排出筒１６へ排出され、通
れないものは、調整板２１内において更に粉砕手段１４
による粉砕を加えられて細粒化した後、排出筒１６へ送
り出されるため、得られる粉砕製品は、粒度が揃って極
めて商品価値の高いものである。

次に、図面第Ｓ図に示す装置において、丸鋸式の粉砕手
段１４と攪拌部材２３とを回転させて置き、容器８内へ
原料を投入すると、この装置は粉砕手段１４がカッタ一
式と近似するため、前述のカッタ一式と同じ作用で粉砕
が行われる。

しかし、図面第乙図及び第７図に示す装置においては、
ハンマ一式の粉砕手段１４と攪拌部材２３とを回転させ
て置き、容器８内へ原料を投入すると、この装置は粉砕
手段１４がハンマ一式であるため、粉砕部［０のテーパ
ーと攪拌部材２３０回転により粉砕手段１４へ誘導され
た原料は、ハンマーに叩打破砕されて細粒化されるもの
で前記２例の切断式とは、粉砕方式は異るが、得られる
製品は同様のものである。

尚、前述の各装置は、粉砕中に原料中に金属や石などの
重量異物が混入していて、これらが粉砕部材１４に当っ
ても、すぐに粉砕手段１４から離れて容器８の底に落ち
、粉砕手段１４に再圧接触することがないため、カッグ
一式や丸鋸式の粉砕手段１４においても、刃物損傷が非
常に少いものである。

尚、この装置は、前述の様に木材の粉砕に適するだけで
なく、革の粉砕１紙、布の粉砕、プラスチック、ガラス
の粉砕などに万能的に使用するものである。

本発明に関する装置は、容器内へ投入した原料を粉砕部
のテーパーと、攪拌部材の回転により粉砕手段へ誘導さ
せて、粉砕の作用を効果的に加えさせるものであるから
、例えば、杉、桧　１の皮が混入した屑木質の粉砕にお
いても、皮のつまりゃ絡みを生じることは皆無であって
、粉砕が順調に進行するため、条件の悪い原料の粉砕が
可能で、処理能率が高く、又、粉砕手段に対する給材は
常に平均して行われ、これら原料が粉砕部の範囲内にお
いて繰返し粉砕手段に触れ、細粒となる迄粉砕作用を受
けるから、全原料がむらなく処理されて粒度の揃った製
品となるだめ、製品の商品価値が高いし、更に、この装
置は原料中に金属や石などの粉砕部材を損傷し易いもの
が混入しており、例え、刃物に触れても、すぐに跳ね飛
ばされて容器の底部へ落ち、再三粉砕手段に触れること
がないため、粉砕手段の損傷が軽減されてその耐久性向
上にも大きな効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の木材用粉砕装置の原理的側面図。第２図
は同上の他の例を示す一部分の原理的側面図。第３図は
本発明に関する装置の実施の一例を示す縦断正面図。第
１図は同上のＸ　−Ｘ線における断面図。第５図は同上
における粉砕手段の他の例を示す平面図。第を図は同上
の更に他の例を示す平面図。第７図は同上の部分側面図
。第ｇ図は製品搬送手段の他の例を示す縦断正面図であ
る。 図中８は容器、［０は粉砕部、１４は粉砕手段、早 第 ４ 第 箒 手続補正書（自発） 昭和５９年５月２４日 昭和５９年特許願第５２９１５号 ２、発明の名称 粉　砕　装　置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所　静岡県島田市大柳南５３２番地 な説明」「図面の簡単な説明」の欄２図面／　明細書中
、特許請求の範囲の項を別紙の通り訂正する。 ／　同上第２頁Ｓ行に「濶葉樹」とあるを１−ＩＪ１葉
樹」と訂正する。 ／　同上第２頁７行に「ホール」とあるを「ホイール」
と訂正する。 ／　同上第３頁Ｓ行に「３倍以上」とあるを「数倍以上
」と訂正する。 ／　同上第３頁ｇ行〜７行に「原料を・・・攪拌部材に
より」とあるを「原料を容器内へ投入して、重力の作用
と、攪拌作用とにより」と訂正する。 ／　同上第３頁７２行に「小動物」とあるを「小動力」
と訂正する。 ／　同上第ｑ真下から５行からψ行に「取付片１６」と
あるを「取イ」片イ」と訂正する。 ｌ　同上第２頁７行と７行に「排出筒１３　Ｊとあるを
「排出筒１６」と訂正する。 ／　同上第２頁７行に「製品タンク」とあるを「貯蔵設
備Ｊと訂正する。 ゛　／　同上第ざ真下から４行と３行の間に後記の通り
加入する。 「　図面第り図は本発明に関する装置の他の実施例を示
すもので、この装置は図面第３図〜第ｇ図に示す実施例
においては、平々底部を粉砕部ＩＯとした容器８とした
もので、その上部に原料を投入する口９を設け、平な粉
砕部１０に７個か又は２個の窓孔１１を設け、この窓孔
１１の側縁に受刃１２を取付け、粉砕部ｌＯの下方に容
器８と同心状に軸受筐１３を設け、前記しだ窓孔［１の
外側には、図面第１図に示すカッタ一式、第５図に示す
丸鋸式、第６図及び第７図に示すハンマ一式のうちの適
当なものを選定するものであるが・図面第９図にはカッ
タ一式を示す粉砕手段１４をその一部が前記窓孔Ｌ１か
ら容器８内へ臨んで、他の部分は粒度調整板２１を備え
る製品排出筒１６に包容される様に設けて、その回転軸
１５を製品排出筒１６の左右両側に設けた軸受１７　、
１７に支持させ、右側の軸受１７から突出する部分にモ
ータ（図示せず）から受動する受動車１９を固定してあ
り、前記軸受筐１３には回転軸２２を支持させて、容器
８内へ突出する部分に７個又は２個以上の攪拌部材２３
を取付け、軸受筐１３の下方にへ突出する部分にモータ
（図示せず）から受動する受動車２８を取付けた構成で
、前記実施例のものと粉砕部１０の状態が異るが、その
作用において特に異るところはないので、作用の説明は
省略する。　」 ／　同上第７頁下から７行に「粉砕部のテーパーと、」
とあるを「重力の作用と、」と訂正する。 ／　同上第１／頁夕１行に「縦断正面図である。」とあ
るを「縦断正面図。第９図は本発明に関する装置の他の
実施例を示す縦断正面図である。 」と訂正する。 ／　添附図面中、第り図を別紙の通り補充する。 ／　別紙コピーに未配した通り、図面第乙図及び第７図
において符号「１６」を「イ」に訂正する。 別　紙 「　底部に原料の粉砕部を設けた容器と、この容器にお
ける前記粉砕部内へ一部を臨ませ、この部分を原料に作
用させて粉砕を行わせる粉砕手段と、前記容器内に設け
て、原料を前記粉砕手段へ誘導させる攪拌部材とを備え
させたことを特徴とする粉砕装置。　」 以　上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 粉砕部を下つぼまりのテーパー状とした容器と、この容
   器における前記粉砕部内へ一部を臨ませ、この部分を原
   料に作用させて粉砕を行わせる粉砕手段と、前記容器内
   に設けて原料を前記粉砕手段へ誘導させる攪拌部材とを
   備えさせたことを特徴とする粉砕装置。