JPS6019412B2 - 太陽熱集熱装置を備えた傾斜型カ−テンウオ−ル - Google Patents

太陽熱集熱装置を備えた傾斜型カ−テンウオ−ル

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JPS6019412B2
JPS6019412B2 JP54147624A JP14762479A JPS6019412B2 JP S6019412 B2 JPS6019412 B2 JP S6019412B2 JP 54147624 A JP54147624 A JP 54147624A JP 14762479 A JP14762479 A JP 14762479A JP S6019412 B2 JPS6019412 B2 JP S6019412B2
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JP
Japan
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curtain wall
solar heat
heat collector
floor
unit
Prior art date
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JP54147624A
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English (en)
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JPS5671760A (en
Inventor
静夫 宇賀
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Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/44Heat exchange systems

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は建築物に設置される太陽熱利用装置に関し、殊
に建築物の外壁部に設置して太陽熱を有効に利用する太
陽熱集熱装置を組込んだカーテンウオールに関する。
従来建築物に設置される太陽熱集熱装置は屋上に取付け
るのが普通であったが、最近は鍵体の外壁面に取付け、
建築物の南面は勿論のこと西面或は東面も集熱面として
利用することが考えられるようになった。
後者の場合、一般に使用される型式はカーテンウオール
に於けるスパンドレル部に単に太陽熱集熱装置を垂直状
に取付けるものである。ところが該装置の設置地域を北
緯35oの線に仮定すると、春分,秋分における南中時
の太陽高度は54oである。また日没時の太陽光線に含
まれる熱線は微弱になることを考慮した10月〜4月間
の平均太陽高度は約35o である。集熱装置の外側表
面を上記の平均太陽高度に直交させれば最も効率のよい
集熱が得られる訳であるが、上記の構造では垂直(90
o)であるため集熱効率はかなり低下する。一方、平均
太陽高度に直交するように60o〜70oの頻度を有す
る集熱装置を建築物の腰壁に取付ける構想はあるが、ウ
ーテンウオールに用いうる有効な方法は考えられていな
かった。本発明は上記の欠点を考慮してなされたもので
、第1発明は、建築物の躯体に取付けて太陽熱を有効に
利用するカーテンウオールであって、左右のたて枠と上
下のよこ枠とにより平板状のウーテンウオールュニット
を形成し、該ユニットの上部に窓部をまた下部に集熱装
置を夫々組込むと共に、該ユニットを上階及び下階の聡
体相互間に、上部を屋内側寄りに下部を屋外側寄りに取
付けることにより、ユニットの外側表面を斜め上向きに
傾斜させて上記集熱装置の外側表面が斜め上向きに傾斜
して取付けられ、又上記集熱装置の配管を下階の脂体の
上方に設け、さらに隣接する上記集熱装置間に水密を施
してなる太陽熱集熱装置を備えた傾斜型カーテンウオー
ルである。又、第2発明は、建築物の蝿体に取付けて太
陽熱を有効に利用するカーテンウオールであって、垂直
辺と傾斜辺とを有して」形状に屈曲させた左右のたて枠
と上下のよこ枠とによりカーテンウオール構成ユニット
を形成し、該ユニットの垂直辺に窓部をまた傾斜辺に太
陽熱集熱装置を夫々組込むと共に、該ユニットを上階及
び下階の躯体相互間に、上記窓部が垂直状に又集熱装置
部が斜め上向きの傾斜状になるように取付け、又該集熱
装置の配管を下階の躯体の上方に設けてなる太陽熱集熱
装置を備えた傾斜型カーテンウオールである。
以下、実施例について本発明を詳細に説明する。第1図
において、1,1は左右のたて枠、2A,2Bは上下の
よこ枠で、たて枠及びよこ枠とで構成した枠組の上部に
窓部3を、また下部に太陽熱集熱装置4を組込んで角型
平板状のカーテンウオール構成ユニットを形成する。
尚、第1図には窓部3を開閉窓で示したが、鉄殺し窓に
することもできる。又太陽熱集熱装置4は熱媒体として
液体、空気或はガス体等を使用した如何なる型式のもの
でもよい。本発明の第1実施例を示す第2図において、
上記のようにして構成したカーテンウオール構成ユニッ
トを滋体の外側関口部間に該ユニットの外側表面が水平
面に対して6ぴ〜7ぴの角度をなすように斜め上向きに
配設し、カーテンウオール構成ユニットの上縁を上階の
床スラブ5の屋内側寄りの下面にフアスナ7を介して固
定し、カーテンウオール構成ユニットの下縁付近をフア
スナ8を介して下階の床スラブ5の前緑に固定する。
9は熱媒体の供給管、1川ま排出管で集熱装置4の屋内
側であって下階の床スラブ5の上方に設けられる。
11はカーテンウオールの中間都内側表面に取付けた膳
板、11′は化粧板で、上記の供給管9、排出管10は
通常両板11,11′で囲った空間内に設けられる。
12は下階庇部の天井部材である。
尚、11′,12は取外し可能に取り付けられる。上記
のように構成すると平均大陽高度の光線21はほぼ直角
に集熱装置4に吸収されて効率よく暖冷房に利用され、
また夏期の最高太陽高度の光線22は庇部によって室内
に直射日光が入射するのを防止する。
第3図イないし第3図ハに本発明に使用する集熱装置の
一例を示す。
アルミニウム等の金属板からなる扇平状の集熱板13の
後方に、グラスウール等の断熱材14を設けて正面が矩
形状の集熱体15を形成し、集熱体15の両側にコ形断
面の連続用たて枠16,16及びたて枠と同様の連結用
よこ枠16a,16a(図示せず)を取付ける。17は
断熱材14の背面を保護する背面板である。
枠組のたて枠1,1は押出し成型等でほぼチャンネル状
に形成され、そのウェブ部の外側には相対向した一対の
係合溝IA,IAを、又内側には連結用たて枠16と係
合すべき係合溝IBを形成する。ユニットを形成するよ
こ枠2B,2C(第1図)にも同様に形成する。組立て
に当って、集熱体15と背面板17と一体化した連結用
たて枠16,16及びよこ枠16a,16aを予め形成
した枠組の両たて枠1,1間及びよこ枠28,2C間に
挿入し、結用たて枠16の一端に突条16Aを係合溝I
Bに係合し、又他端168をビス等でたて枠1のウェブ
部に固定する。また必要によりよこ枠16a,16aも
固定する。尚、18A及び188はたて枠1を鍵体側フ
アスナ19に固定する取付け金具で、20は巣熱装置の
透光板である。上記のように分割方立て型に構成する時
は結用たて枠16の16Bの部分のビスを外すだけで集
熱装置4が外せるので、点検及び交換が容易となる。又
ユニットのよこ枠2B,2Cは16a,16aをもって
代えてもよい。又別の実施例を示す第4図は、集熱装置
部分を傾斜させ窓部分は垂直状に配設した例で、たて枠
は両部分の角度に合わせて屈曲状に形成されている。
上記の各実施例では集熱装置部分の煩斜角度を600〜
700にしたが、この煩斜角度は設置地域の緯度及び重
点的に使用する季節等によって適宜設定されるものであ
り、何れの場合も上階のカーテンウオールユニットによ
って下階の集熱装置が日蔭にならぬことが肝要である。
本発明は上記のように構成したので次の利点を有する。
○ 集熱装置の配管が床スラブ上にあるので、巣熱装置
の施工、保全が極めて容易である。○ 集熱装置が垂直
配置でなく榎斜配置なので、太陽光線を有効に利用でき
る。
○ 煩斜によりカーテンウオールユニットの窓部は室内
側に位置することとなり、上階のユニットが下階のユニ
ット窓部を日蔭にする庇の役目を果たす。
○ カーテンウオールユニットの上下縁を鍵体に固定す
るだけで取付けることができる。
これに反して窓部と集熱装置を別体にした従来構造では
、窓部と集熱装置の接合部を固定するためにさらに腕体
から延出した固定用中間強度部材を必要とする。○ 新
規なデザインのカーテンウオールが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はカーテンウオール構成ユニットの正面図、第2
図は本発明のカーテンウオールユニットを示す縦断面図
、第3図イは第1図のX−×線についての横断面図、第
3図口は第1図のY−Y線についての縦断面図、第3図
ハは取付金具の説明図、第4図は本発明の別の実施例を
示す縦断面図である。 1…たて枠、2A,2B…よこ枠、3・・・窓部、4・
・・太陽熱集熱装置、5・・・躯体、9,10・・・配
管。 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 建築物の躯体に取付けて太陽熱を有効に利用するカ
    ーテンウオールであつて、左右のたて枠と上下のよこ枠
    とにより平板状のカーテンウオールユニツトを形成し、
    該ユニツトの上部に窓部をまた下部に集熱装置を夫々組
    込むと共に、該ユニツトを上階及び下階の躯体相互間に
    、上部を屋内側寄りに下部を屋外側寄りに取付けること
    により、ユニツトの外側表面を斜め上向きに傾斜させて
    上記集熱装置の外側表面が斜め上向きに傾斜して取付け
    られ、又上記集熱装置の配管を下階の躯体の上方に設け
    、さらに隣接する上記集熱装置間に水密を施してなる太
    陽熱集熱装置を備えた傾斜型カーテンウオール。 2 上記カーテンウオール構成ユニツトの上端を上階側
    床スラブ下面で且つ屋内側寄りの位置に固定すると共に
    、下部側を下階側床スラブ先端に固定することにより太
    陽熱集熱装置の外側表面を斜め上向きに傾斜させた特許
    請求の範囲第1項記載の傾斜型カーテンウオール。 3 建築物の躯体に取付けて太陽熱を有効に利用するカ
    ーテンウオールであつて、垂直辺と傾斜辺とを有して■
    形状に屈曲させた左右のたて枠と上下のよこ枠とにより
    カーテンウオール構成ユニツトを形成し、該ユニツトの
    垂直辺に窓部をまた傾斜辺に太陽熱集熱装置を夫々組込
    むと共に、該ユニツトを上階及び下階の躯体相互間に、
    上記窓部が垂直状に又集熱装置部が斜め上向きの傾斜状
    になるように取付け、又該集熱装置の配置を下階の躯体
    の上方に設けてなる太陽熱集熱装置を備えた傾斜型カー
    テンウオール。 4 上記カーテンウオール構成ユニツトの上端を上階側
    床スラブ下面で且つ屋内側寄りの位置に固定すると共に
    、下部側を下階側床スラブ先端に固定することにより太
    陽熱集熱装置の外側表面を斜め上向きに傾斜させた特許
    請求の範囲第3項記載の傾斜型カーテンウオール。
JP54147624A 1979-11-16 1979-11-16 太陽熱集熱装置を備えた傾斜型カ−テンウオ−ル Expired JPS6019412B2 (ja)

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JPS5671760A JPS5671760A (en) 1981-06-15
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US4750473A (en) * 1985-01-23 1988-06-14 Ritelite Pty. Ltd. Light controlling heat collecting solar roof

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