JPS6019199Y2 - シ−ルド掘進機用ビツト - Google Patents
シ−ルド掘進機用ビツトInfo
- Publication number
- JPS6019199Y2 JPS6019199Y2 JP15855679U JP15855679U JPS6019199Y2 JP S6019199 Y2 JPS6019199 Y2 JP S6019199Y2 JP 15855679 U JP15855679 U JP 15855679U JP 15855679 U JP15855679 U JP 15855679U JP S6019199 Y2 JPS6019199 Y2 JP S6019199Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bit
- wear
- leading
- present
- shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は先頭チップの欠落があっても、切削機能を維持
し、耐久性向上を可能ならしめるシールド掘進機用ビッ
トに関する。
し、耐久性向上を可能ならしめるシールド掘進機用ビッ
トに関する。
従来のシールド掘進機用ビットは第1図に示すように、
ビットシャンク101の切削方向端(103は切削方向
)に超硬チップ102,102aを装着した構造である
。
ビットシャンク101の切削方向端(103は切削方向
)に超硬チップ102,102aを装着した構造である
。
この構造のビットでは超硬チップ102,102aが掘
削中に礫に当るとか、または仮設物、埋設物をひっかけ
る等して粉砕ないし脱落したとき、直ちに後方のビット
シャンク101が摩耗する。
削中に礫に当るとか、または仮設物、埋設物をひっかけ
る等して粉砕ないし脱落したとき、直ちに後方のビット
シャンク101が摩耗する。
損耗を受けるビットの形状は、図において、損耗第1段
階の状態105から損耗第2段階の状態106に進み、
特にこのビットが最外周ビット(ゲージカッター)の場
合には、切削径が小さくなるという重大な障害をひき起
こすことになる。
階の状態105から損耗第2段階の状態106に進み、
特にこのビットが最外周ビット(ゲージカッター)の場
合には、切削径が小さくなるという重大な障害をひき起
こすことになる。
第2図は第1図のA断面図で、104はカッターディス
クである。
クである。
本考案は、上記の従来ビットの欠点を解決し、トンネル
掘進中に先頭チップの欠落があっても、切削機能を維持
し、耐久性向上を可能ならしめるシールド掘進機用ビッ
トを提供するもので、その要旨とするところは、ビット
シャンクの切削方向端に先頭チップを装着してなるシー
ルド掘進機用ビットにおいて、該先頭チップ後方の該ビ
ットシャンクに予備チップを埋め込んだことを特徴とす
るシールド掘進機用ビット、にある。
掘進中に先頭チップの欠落があっても、切削機能を維持
し、耐久性向上を可能ならしめるシールド掘進機用ビッ
トを提供するもので、その要旨とするところは、ビット
シャンクの切削方向端に先頭チップを装着してなるシー
ルド掘進機用ビットにおいて、該先頭チップ後方の該ビ
ットシャンクに予備チップを埋め込んだことを特徴とす
るシールド掘進機用ビット、にある。
次に、本考案を図面によって説明する。
第3図は最外周ビット、すなわちゲージカッターの場合
の本考案の一実施例の平面図、第4図は第3図のB断面
図、第5図は最外周ビットでない場合の本考案の別の実
施例の平面図、第6図は第5のC断面図、第7図は本考
案を装備した土圧式シールド全体組立図である。
の本考案の一実施例の平面図、第4図は第3図のB断面
図、第5図は最外周ビットでない場合の本考案の別の実
施例の平面図、第6図は第5のC断面図、第7図は本考
案を装備した土圧式シールド全体組立図である。
第3図および第4図において、本実施例はビットシャン
ク1の切削方向端(6は切削方向)に先頭チップ2,2
aを装着しかつ先頭チップ2,2a後方のビットシャン
ク1に1個又は複数個(図では2個)の予備チップ3,
3aを埋込んでなる構成でる。
ク1の切削方向端(6は切削方向)に先頭チップ2,2
aを装着しかつ先頭チップ2,2a後方のビットシャン
ク1に1個又は複数個(図では2個)の予備チップ3,
3aを埋込んでなる構成でる。
この予備チップ3,3aは全長またはほとんど大部分が
ビットシャンク1内に埋込められている。
ビットシャンク1内に埋込められている。
先頭チップ2,2aは通常超硬合金製である。
なお、図において、4はカッターディスク、5は溶接部
である。
である。
この構成によって、切削に伴って先頭チップ2.2aが
何らかの原因で粉砕又は脱落すると、ビットシャンク1
は第3図に示すように、損耗第1段階の状態7、損耗第
2段階の状態8、損耗第3段階の状態9という損耗形状
をたどるのであるが、本実施例では予備チップ3,3a
の作用により、磨耗量、特に切削径方向の磨耗量が、第
1図の従来の予備チップがない場合の損耗第1段階の状
態105、損耗第2段階の状態106と比較して、大幅
に減少している。
何らかの原因で粉砕又は脱落すると、ビットシャンク1
は第3図に示すように、損耗第1段階の状態7、損耗第
2段階の状態8、損耗第3段階の状態9という損耗形状
をたどるのであるが、本実施例では予備チップ3,3a
の作用により、磨耗量、特に切削径方向の磨耗量が、第
1図の従来の予備チップがない場合の損耗第1段階の状
態105、損耗第2段階の状態106と比較して、大幅
に減少している。
すなわち、先頭チップ2.2aが何らかの原因で欠落し
て後方のビットシャンク1が磨耗を受けて上記の損耗状
態となったとき、埋め込まれている予備チップ3,3a
が現われて、磨耗を喰い止めつつ切削機能を維持し、ビ
ットとしての耐久性の著しい向上を可能ならしめるもの
である。
て後方のビットシャンク1が磨耗を受けて上記の損耗状
態となったとき、埋め込まれている予備チップ3,3a
が現われて、磨耗を喰い止めつつ切削機能を維持し、ビ
ットとしての耐久性の著しい向上を可能ならしめるもの
である。
以上は最外周ビットの場合であるが、第5図および第6
図に示す最外周ビット以外のビットの場合では、予備チ
ップ3,3aは先頭チップ2の後方で先頭チップ2の逃
げ面に相当する個所に埋め込まれているので、この場合
の損耗形状は第6図に示す損耗第1段階の状態7、損耗
第2段階の状態8、損耗第3段階の状態9をたどり、そ
の磨耗量は、第1図の従来の予備チップがない場合に比
較して、高さ方向の磨耗量が非常に少なくてずみ、寿命
の延長を可能とするものである。
図に示す最外周ビット以外のビットの場合では、予備チ
ップ3,3aは先頭チップ2の後方で先頭チップ2の逃
げ面に相当する個所に埋め込まれているので、この場合
の損耗形状は第6図に示す損耗第1段階の状態7、損耗
第2段階の状態8、損耗第3段階の状態9をたどり、そ
の磨耗量は、第1図の従来の予備チップがない場合に比
較して、高さ方向の磨耗量が非常に少なくてずみ、寿命
の延長を可能とするものである。
第7図は本考案のビットを装備した土圧式シールド全体
組立図であり、図において、10は本考案のビット11
は外周シール、12はスラスト軸受13はカッターモー
ター、14はスクリューコンベア、15はバルクヘッド
シール、16はバルクヘッド、17はラジアル軸受、1
8はシールドフレームである。
組立図であり、図において、10は本考案のビット11
は外周シール、12はスラスト軸受13はカッターモー
ター、14はスクリューコンベア、15はバルクヘッド
シール、16はバルクヘッド、17はラジアル軸受、1
8はシールドフレームである。
本考案の効果は次の通りである。
(1)トンネル掘進中において、先頭チップ(超硬合金
製)が粉砕または脱落するような条件に遭遇しても、予
備チップの存在により、ビットとしての切削機能を維持
することができる。
製)が粉砕または脱落するような条件に遭遇しても、予
備チップの存在により、ビットとしての切削機能を維持
することができる。
(2) (1)の効果により、ビットの耐久性の向上
、寿命の延長を可能ならしめ、シールド工法において作
業時におけるきわめて困難なビット取替作業を不要なら
しめ、工期の短縮、コストの節減をもたらす。
、寿命の延長を可能ならしめ、シールド工法において作
業時におけるきわめて困難なビット取替作業を不要なら
しめ、工期の短縮、コストの節減をもたらす。
本考案は、以上のごとく、トンネル掘進中などにおいて
先頭チップの欠落があっても、切削機能を維持腰耐久性
の向上、寿命の延長を可能ならしめるシールド掘進機用
ビットを提供するもので1、シールド工法においてきわ
めて有用である。
先頭チップの欠落があっても、切削機能を維持腰耐久性
の向上、寿命の延長を可能ならしめるシールド掘進機用
ビットを提供するもので1、シールド工法においてきわ
めて有用である。
第1図は従来のシールド掘進機用ビット(最外周ビット
)の1例の平面図、第2図は第1図のA断面図、第3図
は最外周ビットの場合の本考案の一実施例の平面図、第
4図は第3図のB断面図、第5図は最外周ビットでない
場合の本考案の別の実施例の平面図、第6図は第5図の
C断面図、第7図は本考案のビットを装備した土圧式シ
ールド全体組立図である。 図において、1,101・・・・・・ビットシャンク、
2.2a、102,102a・・・・・・先頭チップ、
3.3a・・・・・・予備チップ、4,104・・・・
・・カッターディスク、5・・・・・・溶接部、6,1
03・・・・・・切削方向、7,105・・・・・・損
耗第1段階の状態、8゜106・・・・・・損耗第2段
階の状態、9・・・・・・損耗第3段階の状態、10・
・・・・・本考案のビット、11・・・・・・外周シー
ル、12・・・・・・スラスト軸受、13・・曲カッタ
ーモーター、14・・・・・・スクリューコンベア、1
5・・・・・・パ゛ルクヘッドシール、16・・・・・
・バルクヘッド、17・・・・・・ラジアル軸受、18
・・・・・・シールドフレーム、19・・・・・・カッ
ター前方。
)の1例の平面図、第2図は第1図のA断面図、第3図
は最外周ビットの場合の本考案の一実施例の平面図、第
4図は第3図のB断面図、第5図は最外周ビットでない
場合の本考案の別の実施例の平面図、第6図は第5図の
C断面図、第7図は本考案のビットを装備した土圧式シ
ールド全体組立図である。 図において、1,101・・・・・・ビットシャンク、
2.2a、102,102a・・・・・・先頭チップ、
3.3a・・・・・・予備チップ、4,104・・・・
・・カッターディスク、5・・・・・・溶接部、6,1
03・・・・・・切削方向、7,105・・・・・・損
耗第1段階の状態、8゜106・・・・・・損耗第2段
階の状態、9・・・・・・損耗第3段階の状態、10・
・・・・・本考案のビット、11・・・・・・外周シー
ル、12・・・・・・スラスト軸受、13・・曲カッタ
ーモーター、14・・・・・・スクリューコンベア、1
5・・・・・・パ゛ルクヘッドシール、16・・・・・
・バルクヘッド、17・・・・・・ラジアル軸受、18
・・・・・・シールドフレーム、19・・・・・・カッ
ター前方。
Claims (1)
- ビットシャンクの切削方向端に先頭チップを装着してな
るシールド掘進機用ビットにおいて、該先頭チップ後方
の該ビットシャンクに予備チップを埋め込んだことを特
徴とするシールド掘進機用ビット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15855679U JPS6019199Y2 (ja) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | シ−ルド掘進機用ビツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15855679U JPS6019199Y2 (ja) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | シ−ルド掘進機用ビツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5677596U JPS5677596U (ja) | 1981-06-24 |
JPS6019199Y2 true JPS6019199Y2 (ja) | 1985-06-10 |
Family
ID=29669796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15855679U Expired JPS6019199Y2 (ja) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | シ−ルド掘進機用ビツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6019199Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002242592A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Toshiba Tungaloy Co Ltd | シールド掘削機用ビット |
JP2014047612A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Zenitaka Corp | カッタービット、掘削機及び掘削工法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5931697U (ja) * | 1982-08-19 | 1984-02-27 | 日立造船株式会社 | シ−ルド掘進機のカツタ− |
JPS61242300A (ja) * | 1985-04-17 | 1986-10-28 | 東急建設株式会社 | かくれチツプを備えた切削用円筒管 |
-
1979
- 1979-11-15 JP JP15855679U patent/JPS6019199Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002242592A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Toshiba Tungaloy Co Ltd | シールド掘削機用ビット |
JP4622117B2 (ja) * | 2001-02-20 | 2011-02-02 | 株式会社タンガロイ | シールド掘削機用ビット |
JP2014047612A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Zenitaka Corp | カッタービット、掘削機及び掘削工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5677596U (ja) | 1981-06-24 |
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