JPS60189719A - プラスチツクレンズの温度補償方法 - Google Patents
プラスチツクレンズの温度補償方法Info
- Publication number
- JPS60189719A JPS60189719A JP4542484A JP4542484A JPS60189719A JP S60189719 A JPS60189719 A JP S60189719A JP 4542484 A JP4542484 A JP 4542484A JP 4542484 A JP4542484 A JP 4542484A JP S60189719 A JPS60189719 A JP S60189719A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- coil spring
- cam groove
- fixed
- expansion
- Prior art date
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/028—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with means for compensating for changes in temperature or for controlling the temperature; thermal stabilisation
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
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- Optics & Photonics (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、プラスチックレンズを用いた光学系で、特に
、温度変化による結像面移動を補償する光学系の位置移
動方法に関するものである。
、温度変化による結像面移動を補償する光学系の位置移
動方法に関するものである。
光学レンズ用材料として、プラスチックヲ用いたものは
、ガラスレンズに比べて、軽量であり、(比重がガラス
の1/4〜1/6)、また材料費が安く射出成形法など
により、安価に生産でき、光学レンズを大幅に軽量・低
コスト化できる。
、ガラスレンズに比べて、軽量であり、(比重がガラス
の1/4〜1/6)、また材料費が安く射出成形法など
により、安価に生産でき、光学レンズを大幅に軽量・低
コスト化できる。
しかし、プラスチックレンズは、ガラスに比べて、温度
変化時の屈折率変化および線膨張係数が太き(それぞれ
ガラスの100倍、及び10倍である。
変化時の屈折率変化および線膨張係数が太き(それぞれ
ガラスの100倍、及び10倍である。
このため、温度変化時に結像面が大きく移動し、像がボ
ケ、画質が劣化する。温度変化時の像面の移動量の許容
値は、レンズの焦点深度から決まる。
ケ、画質が劣化する。温度変化時の像面の移動量の許容
値は、レンズの焦点深度から決まる。
たとえば、2/3”サイズ撮像素子を用いたビデオカメ
ラの場合、許容錯乱円は約40μmで、F5程度のレン
ズの場合、焦点深度は2001jrn程度となる。大口
径Ft4程度になると、焦点深度は、50μm程度とな
る。
ラの場合、許容錯乱円は約40μmで、F5程度のレン
ズの場合、焦点深度は2001jrn程度となる。大口
径Ft4程度になると、焦点深度は、50μm程度とな
る。
これに対し、プラスチックレンズの場合、実用的な温度
変化範囲を±60°Cとすると、±300〜±500μ
mの結像面移動を生じる。
変化範囲を±60°Cとすると、±300〜±500μ
mの結像面移動を生じる。
上記の結像面移動を防止するための方法として光学設計
上の方法と機械的方法が考えられる。
上の方法と機械的方法が考えられる。
しかし、光学設計上の補償を行うことは、ガラスレンズ
のみを用いた光学系に比べて設計自由度が1つ減ること
になり、設計が困難となる。
のみを用いた光学系に比べて設計自由度が1つ減ること
になり、設計が困難となる。
本発明の目的は、前記問題点を解決し、プラスチックレ
ンズ系を機械的に移動させて温度補償を行ない得る簡略
な構造を提供することにあるO 〔発明の概要〕 棒状の膨張材で一定の伸び量を得るために哄全長が非常
に太き(なってしまうが、膨張材をコンパクトなコイル
ばね状にすることによつ一コイルはねり光軸方向の長さ
に比べて大ぎな伸び菫f:得られる。
ンズ系を機械的に移動させて温度補償を行ない得る簡略
な構造を提供することにあるO 〔発明の概要〕 棒状の膨張材で一定の伸び量を得るために哄全長が非常
に太き(なってしまうが、膨張材をコンパクトなコイル
ばね状にすることによつ一コイルはねり光軸方向の長さ
に比べて大ぎな伸び菫f:得られる。
本発明は、この伸び量を、カム溝を有1−る円筒とビン
を介して、軸方向に変侯スることにより、コンパクトな
温度補償構造を実現したもの1である。
を介して、軸方向に変侯スることにより、コンパクトな
温度補償構造を実現したもの1である。
以下、本発明な実施例に従って、詳細に説明する。
矛1図は、本発明の一災施例を示す。
、1−1図は、前玉1とバリエータ2とコンペンセータ
6と絞り4とマスタ系5より成るズームレンズであり、
マスク系5に本発明が実施されている。
6と絞り4とマスタ系5より成るズームレンズであり、
マスク系5に本発明が実施されている。
矛1図で、コイルばね8は、1端が鋭部に固定された、
カム溝9の切っである筒12上の場次11に固定され、
もう1端は、マスク系5に固定されたビン10に固定さ
れている。ビン10は、カム溝9に漬ってのみの動きが
可能であり、このビン10によりマスタ系5の光軸7方
向の位置が決まる構造になっている。なお、ビン10は
3つ以上のカム溝9に各1つづつあり、コイルはね、8
の固定されていないビン16は、マスタ系5の保持のみ
の慟さをする。
カム溝9の切っである筒12上の場次11に固定され、
もう1端は、マスク系5に固定されたビン10に固定さ
れている。ビン10は、カム溝9に漬ってのみの動きが
可能であり、このビン10によりマスタ系5の光軸7方
向の位置が決まる構造になっている。なお、ビン10は
3つ以上のカム溝9に各1つづつあり、コイルはね、8
の固定されていないビン16は、マスタ系5の保持のみ
の慟さをする。
本実施例によれば、膨張・収縮をする材料がコイルはね
8として用いられ、円周方向に充分な長さLを有しなお
かつ、コンパクトな構成となっている。そして、このコ
イルはね8の円周方向の伸びΔLを、半径方向に伸びな
いように円筒15でコイルばねを履っであるので、カム
溝9を有する円筒12と、ピン10暑介して光軸方向の
伸びΔZに変換でき、よって、必要な世の△2を得るこ
とができる構造となっている。
8として用いられ、円周方向に充分な長さLを有しなお
かつ、コンパクトな構成となっている。そして、このコ
イルはね8の円周方向の伸びΔLを、半径方向に伸びな
いように円筒15でコイルばねを履っであるので、カム
溝9を有する円筒12と、ピン10暑介して光軸方向の
伸びΔZに変換でき、よって、必要な世の△2を得るこ
とができる構造となっている。
膨張材の伸びをそのまま用いてレンズ系を動かそうと−
rると、ΔT−=50°C”Q ΔZ = 0.4m
ヲアルミを用いて補正したとすると、アルミの長さlは
、 1 = △Z/ α△T −697m1lBと、非常に
大きな値となり、△Zが大きい場合は実現不可能であっ
た。
rると、ΔT−=50°C”Q ΔZ = 0.4m
ヲアルミを用いて補正したとすると、アルミの長さlは
、 1 = △Z/ α△T −697m1lBと、非常に
大きな値となり、△Zが大きい場合は実現不可能であっ
た。
矛2図は、前記コイルはね8を示す。線膨張係数なα、
有効巻き数をn、平均直径をD(−2r)とする。この
とき、コイルはね80円周方向の長さLとΔTの温度変
化によるLの変化量ΔLは以下の式で与えられる。
有効巻き数をn、平均直径をD(−2r)とする。この
とき、コイルはね80円周方向の長さLとΔTの温度変
化によるLの変化量ΔLは以下の式で与えられる。
L=2πnr ・・・(1)
ΔL七2πnrαΔT ・・・(2)
このとき、コイルばね8の1端を自由にしておくとコイ
ルばね8は、軸方向にnαΔT伸びることになるが、第
1図では、コイルはね8の1端が固定、もう1.端がビ
ン10に固定されているので、コイルはね8の円周方向
の伸び△Lに対する軸方向Zの伸びΔZは、カム溝9の
勾配によって決まる。通常のビデオカメラ用レンズにプ
ラスチックレンズを用いた場合では30°Cの温度変化
での結像面移動量は、ΔZ −o、1〜0.51Bであ
るが、△ZとΔLは次の式を満足しなければならない。
ルばね8は、軸方向にnαΔT伸びることになるが、第
1図では、コイルはね8の1端が固定、もう1.端がビ
ン10に固定されているので、コイルはね8の円周方向
の伸び△Lに対する軸方向Zの伸びΔZは、カム溝9の
勾配によって決まる。通常のビデオカメラ用レンズにプ
ラスチックレンズを用いた場合では30°Cの温度変化
での結像面移動量は、ΔZ −o、1〜0.51Bであ
るが、△ZとΔLは次の式を満足しなければならない。
ΔZ日ΔLcosθ ・・・(3)
ただし、θは、カム溝9が光軸2に対して成す角であり
、カム溝9の切り方によって決まる値である。
、カム溝9の切り方によって決まる値である。
第5図では、θは定数でありLに対してZは直線的に動
(。そして、△Zの範囲より、5.5 X 10−4≦
nr(Xcosθ≦2.65 X 1−・(41となる
。また、(5)式でCOSθ=L とすれば、Lに対し
てZを2次曲線的に動かすことも可能である。
(。そして、△Zの範囲より、5.5 X 10−4≦
nr(Xcosθ≦2.65 X 1−・(41となる
。また、(5)式でCOSθ=L とすれば、Lに対し
てZを2次曲線的に動かすことも可能である。
実施例では、ΔT−30°CのときΔZ −0,4簡の
補正を行なっている。さらに、実施例ではcosθツ0
.7とし、r = 2018 、α(アルミ)123.
9 X 10−6を用いたので、+21 、 +31式
より、n −0,4/ (0,7X2 πx20X2i
9X10−”X50)−6,34となった。
補正を行なっている。さらに、実施例ではcosθツ0
.7とし、r = 2018 、α(アルミ)123.
9 X 10−6を用いたので、+21 、 +31式
より、n −0,4/ (0,7X2 πx20X2i
9X10−”X50)−6,34となった。
次に、第4図で単焦点レンズ13での実施例を示す。構
造は、線膨張を行うコイルばね8の1端をカム溝9を切
った筒12上に固定点11で固定し、もう一端を単焦点
レンズ16を固定した筒14と連結しているビン1oに
固定しである。ビン1゜はカム溝9に沿ってのみ動ける
構造になっていることと、コイルばね80半径方向の伸
びを円筒15によって防止していることより、コイルば
ね8の膨張・収縮で、ビン10’4すなわち単焦点レン
ズ13を元軸7方向に動かすことができる。
造は、線膨張を行うコイルばね8の1端をカム溝9を切
った筒12上に固定点11で固定し、もう一端を単焦点
レンズ16を固定した筒14と連結しているビン1oに
固定しである。ビン1゜はカム溝9に沿ってのみ動ける
構造になっていることと、コイルばね80半径方向の伸
びを円筒15によって防止していることより、コイルば
ね8の膨張・収縮で、ビン10’4すなわち単焦点レン
ズ13を元軸7方向に動かすことができる。
本発明により、プラスチックレンズを用いた光学系の温
度補償を簡単な構造によって行なうことができるように
なったため、光学設計において温度補償を行う必要がな
(なり、従って、光学設計上の自由度を1つ減らさずに
すむようになった。
度補償を簡単な構造によって行なうことができるように
なったため、光学設計において温度補償を行う必要がな
(なり、従って、光学設計上の自由度を1つ減らさずに
すむようになった。
矛1図は、本発明のズームレンズでの実施例を示す構成
図、 矛2図は、コイルはねを示す正面図、 矛3図は、カム溝を有する円筒の展開図、矛4図は、本
発明の単焦点レンズでの実施例の構成図である。 1・・・前玉、2・・・バリエータ、3・・・コンベン
セータ、4・・・絞り、5・・・マスタ系、6・・・結
像面、7・・・元軸、8・・・コイルばね、9・・・カ
ム溝。 第 1 口 (礪 (F)) 第20 δ
図、 矛2図は、コイルはねを示す正面図、 矛3図は、カム溝を有する円筒の展開図、矛4図は、本
発明の単焦点レンズでの実施例の構成図である。 1・・・前玉、2・・・バリエータ、3・・・コンベン
セータ、4・・・絞り、5・・・マスタ系、6・・・結
像面、7・・・元軸、8・・・コイルばね、9・・・カ
ム溝。 第 1 口 (礪 (F)) 第20 δ
Claims (1)
- t プラスチックレンズを1枚以上用いている光学系の
鏡筒に対して、カム溝を有する円筒と、光学系の全体又
は一部を保持する円筒と、温度変化により膨張・収縮を
するコイルばねと、コイルばねの径方向の伸びを押える
円筒と、ビンより成る構造において、該円筒と該コイル
ばねは光学系と中心軸を共有し、また、コイルばねの径
方向の伸びを押える該円筒の内側に該コイルばねが位置
し、その内側にカム溝を有する該円筒が位置し、さらに
その内側に光学系を保持する該円筒が位置し、該ビンが
光学系を保持する該円筒から外側に付けられカム溝を有
する該円筒のカム溝からビンの先端を出し、該コイルば
ねの1端が該ビンに固定されもう1端がカム溝を有する
該円筒に固定され、カム溝を有する該円筒とコイルばね
の半径方向の伸びを押える該円筒が鏡筒に対して固定さ
れていることを特徴とするプラスチックレンズの温度償
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4542484A JPS60189719A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | プラスチツクレンズの温度補償方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4542484A JPS60189719A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | プラスチツクレンズの温度補償方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60189719A true JPS60189719A (ja) | 1985-09-27 |
Family
ID=12718892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4542484A Pending JPS60189719A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | プラスチツクレンズの温度補償方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60189719A (ja) |
-
1984
- 1984-03-12 JP JP4542484A patent/JPS60189719A/ja active Pending
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