JPS6018746Y2 - 溶液加熱装置 - Google Patents

溶液加熱装置

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Publication number
JPS6018746Y2
JPS6018746Y2 JP1892978U JP1892978U JPS6018746Y2 JP S6018746 Y2 JPS6018746 Y2 JP S6018746Y2 JP 1892978 U JP1892978 U JP 1892978U JP 1892978 U JP1892978 U JP 1892978U JP S6018746 Y2 JPS6018746 Y2 JP S6018746Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace tube
gas
liquid separation
furnace
heating device
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Expired
Application number
JP1892978U
Other languages
English (en)
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JPS54122447U (ja
Inventor
興亜 小原
正人 京之嶺
正和 藤本
健作 前田
Original Assignee
株式会社荏原製作所
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Publication date
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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、直火式冷温水機などに用いられる溶液加熱装
置に関するものである。
この種の装置の従来の例を第1図(昭和4坪発行機械工
学便覧P13−1、第1回参照)に示せば、炉筒2、検
案11、煙管3が缶胴1に収容され、煙管3の出口は煙
道7に接続している。
5はバーナである。
バーナ5により発生した燃焼ガスは炉底に当たり反転し
て検案11を経て煙管3に入り煙道7より排出され、こ
の間に缶胴1内に収容された溶液を加熱する。
しかし、このような構成のものにおいては缶胴1内の無
駄なスペースが大きく溶液保有量が犬となり、高価な溶
液を用いる場合はコストがかさみ、又起動時の立上り特
性が悪く、さらに検案11を設ける必要があり、この部
分の寿命、保守に難点があった。
検案11を省くため、第2図(前記機械工学便覧P13
−4、第7図参照)の如き構成のものも用いられている
即ち炉筒2の炉底を炉筒管板6として煙管3群が炉筒2
と同一直線上に配列され、その周囲を缶胴1がおおって
いるlパス形式のものであるが、この構造のものにおい
ても、缶胴の中に気液分離面を構成する必要から缶胴と
炉筒を偏心せざるを得なく、缶胴と炉筒あるいは缶胴と
煙管との距離が不均一に構成されるため、缶胴内部の溶
液保有量が増大し、コスト増大と立上り特性の劣化を招
き、また上記溶液保有量を小さくする為に偏心量を小と
すると蒸気室の蒸気取出高さが減少するため、充分な気
液分離効果を得られないという相反的な欠点を有してい
た。
本考案は缶胴と炉筒とを同心とし、缶胴の上部に気液分
離室を設けることにより、従来のものの上記の欠点を除
き、溶液の保有量を少となしコストの低下及び立上り特
性の向上をはかり、しかも充分な気液分離効果を有する
溶液加熱装置を提供することを目的とするものである。
本考案は、炉筒と煙管群とを、炉底壁を管板となして同
一直線上に配置し、前記炉筒と同心に配置した缶胴にて
前記炉筒と前記煙管群とをおおい、前記缶胴の上部に前
記缶胴の直径より狭い幅を有し、前記缶胴のほぼ全長に
わたる長さを有し、かつ前記缶胴と連通している気液分
離室を備えたことを特徴とする溶液加熱装置である。
本考案を実施例につき図面を用いて説明すれば第3図に
おいて、炉筒2は缶胴1と同心状に配置され、炉筒管板
6には適当数の煙管3が取付けられ1パス方式を構成す
る。
バーナ5で燃焼した燃焼ガスは炉筒2内で輻射伝熱、煙
管3で対流伝熱を行ない煙道7に集合して排出される。
缶胴1内の溶液は前記の燃焼ガスによって加熱されると
ともに蒸気を発生する。
一般に缶胴の長手方向における熱負荷分布、即ち蒸気発
生量は第4図の如く燃焼ガスの温度勾配に応じて著しく
不均一となり気液分離面10での局部的な沸騰現象によ
って気液分離効果を悪化させる。
これに対し本実施例においては、缶胴1には巾が缶胴径
より小さくその長さがほぼ胴長にわたる気液分離面を有
する気液分離室4を有し、その気液分離面下に缶胴1の
一部を任意形状に切欠き、第3図Cの如き連通部9aと
気液分離室4の補強をかねる沸騰防止板9bを設け、胴
長全域にわたって溶液の気泡含有量を均一化しているの
で、気液分離効果を高め、蒸気取出管8より蒸気を排出
する。
連通部9aとしては第3図dに示す如く多数の小孔を設
けてもよい。
この場合小孔以外の部分が沸騰防止9bとなる。
本考案は、炉筒と煙管群とを、炉底壁を管板となして同
一直線上に配置し、前記炉筒と同心に配置した缶胴にて
前記炉筒と前記煙管群とをおおい、前記缶胴の上部に前
記缶胴の直径より狭い幅を有し、前記缶胴のほぼ全長に
わたる長さを有し、かつ前記缶胴と連通している気液分
離胴を備えたことにより、缶胴に対し炉筒及び煙管群が
同心に配置されるので溶液保有量が非常に少なくて済み
、コストの低減に役立ち、また装置の起動時の立上り特
性の向上がはかれ、また気液分離室を有するので蒸気取
出し高さが充分とれるので気液分離効果が向上すること
が可能な溶液加熱装置を提供することができ、実用上極
めて大なる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来例でa及びbはそれぞれ横断面図
及び縦断面図、第3図は本考案の実施例でaは縦断面図
、bはI−I線横断面図、Cは■−n線断面にて見た連
通部の平面図、dは他の実施例の連通部の平面図、第4
図は気泡含有率の分布を示すグラフである。 1・・・・・・缶胴、2・・・・・・炉筒、3・・・・
・・煙管、4・・・・・・気液分離室、5・・・・・・
バーナ、6・・・・・・炉筒管板、7・・・・・・煙道
、8・・・・・・蒸気取出管、9a・・・・・・連通部
、9b・・・・・・沸騰防止板、10・・・・・・気液
分離面、11・・・・・・検案。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炉筒と煙管群とを、炉底壁を管板となして同一直線上に
    配置し、前記炉筒と同心に配置した缶胴にて前記炉筒と
    前記煙管群とをおおい、前記缶胴の上部に前記缶胴の直
    径より狭い幅を有し、前記缶胴のほぼ全長にわたる長さ
    を有し、かつ前記缶胴と連通している気液分離室を備え
    たことを特徴とする溶液加熱装置。
JP1892978U 1978-02-16 1978-02-16 溶液加熱装置 Expired JPS6018746Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1892978U JPS6018746Y2 (ja) 1978-02-16 1978-02-16 溶液加熱装置

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JP1892978U JPS6018746Y2 (ja) 1978-02-16 1978-02-16 溶液加熱装置

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Publication Number Publication Date
JPS54122447U JPS54122447U (ja) 1979-08-27
JPS6018746Y2 true JPS6018746Y2 (ja) 1985-06-06

Family

ID=28847084

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JP1892978U Expired JPS6018746Y2 (ja) 1978-02-16 1978-02-16 溶液加熱装置

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JPS54122447U (ja) 1979-08-27

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