JPS6018536Y2 - 耐火用断熱サツシ - Google Patents

耐火用断熱サツシ

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Publication number
JPS6018536Y2
JPS6018536Y2 JP5033080U JP5033080U JPS6018536Y2 JP S6018536 Y2 JPS6018536 Y2 JP S6018536Y2 JP 5033080 U JP5033080 U JP 5033080U JP 5033080 U JP5033080 U JP 5033080U JP S6018536 Y2 JPS6018536 Y2 JP S6018536Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sash
metal bolt
heat insulating
insulating member
insulating
Prior art date
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Expired
Application number
JP5033080U
Other languages
English (en)
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JPS56151473U (ja
Inventor
弘 押野
Original Assignee
株式会社ウオルコツクス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ウオルコツクス filed Critical 株式会社ウオルコツクス
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、結露防止型アルミサツシとなる耐火用断熱サ
ツシに係わり、火災時にあって内・外側サツシ部の結合
を一定時間係たせる如くすることを目的としたものであ
る。
近時、アルミサツシの開発も著しく、例えば断熱、防露
、遮断等の効果を鑑みサツシ本体の構成を、単なる旧来
の1本の引抜き構造から、中間に断熱部材を介在せしめ
る分割タイプのサツシの出現をみるに至って来た。
しかし、この場合の断熱部材は、単に熱の伝達を遮断す
ることのみを目的として配すだけであり、火災時におけ
る耐火性まで考慮されていなかった。
即ち、現在出現したこの種の断熱サツシは、外側サツシ
部と内側サツシ部をゴム、プラスチック等で形成した断
熱部材をもって連結してなるだけの構造である。
この断熱部材は比較的に燃え易く、このため火災時にあ
っては、建築基準法及び消防法等で規定している一定時
間(例えば3吋)の耐火性能を保つことが難しく、内・
外サツシ部材が分離してしまう虞を有している。
本考案は上記実情に鑑み、少なくとも火災時に一定時間
耐え得る断熱サツシが提供しえれば当業者に与える便益
大なることに着目しなされたものである。
以下、本考案を実施例の図面について説明すれば次の通
りである。
1.1′は適宜の断面形状をもつアルミ製の外側サツシ
部と内側サツシ部で、該外側サツシ部1と内側サツシ部
1′との夫々の対向面の上下部に係合用鉤折片2 at
2”9 3a、 3a’を突設してなり、この一定間
隙1を介して対向した外側サツシ部1と内側サツシ部1
′の対向せる鉤折片2at 2”9 3at 3a
’にて構成される嵌合溝4′にゴム等よりなる断熱部材
4を差込み一体結合とし断熱サツシ5とするものである
6は前記断熱サツシ5の上下に配される断熱部材4,4
の中間に構成された空隙部7に横貫通する金属ボルトで
、該金属ボルト6は螺子部6aを残した全外周囲にゴム
等よりなる絶縁部材8を被覆してなる。
この金属ボルト6は、例えば内側サツシ部1′の外壁1
b’に穿った孔9より同内壁1c′の孔9′を貫通し、
空隙部7を通過した該金属ボルト6の螺子部6aを対向
の外側サツシ部1の内壁1cの孔9″にタッピングして
固定するものである。
尚、この金属ボルト6の係合は、第5図に示す如く先端
の螺子部6aを、前記のように直接対向の外側サツシ部
1に係合せずに、該外側サツシ部1の外壁1bに穿った
孔(図示せず)より案内する袋すット部6′に螺合して
止めてもよい。
このように、金属ボルト6を断熱サツシ5の長手方向に
おいて適宜本数貫通して左右となる外側サツシ部1と内
側サツシ部1′を連結してなれば、仮に火災が発生して
断熱サツシ5の中間に位置する断熱部材4,4が燃えて
しまっても、該外側サツシ部1と内側サツシ部1′とは
少なくとも金属ボルト6にて連結されており、離反を招
くことはない。
即ち、炎にて断熱部材4と金属ボルト6の外周囲に配し
た絶縁部材8が燃えても、該絶縁部材8内に芯材的に位
置する金属ボルト6の螺子部6aが外側サツシ部1の内
壁ICに螺合されているため、外ずれることはない。
勿論、この金属ボルト6のボルト頭6bは内側サツシ部
1′の外壁1b’の孔9より大径とし、抜は外ずれるこ
となく設定するものである。
又、この金属ボルト6は絶縁部材8が被覆してなるため
、外側サツシ部1の熱が内側サツシ部1′に伝導される
ことがなく、基本的には結露防止型断熱サツシとなって
いる。
上述の様に本考案は外側サツシ部と内側サツシ部を断熱
部材にて結合した断熱サツシに、絶縁部材を被覆してな
る金属ボルトをこの外側サツシ部と内側サツシ部に貫通
したことにより、火災時にあって断熱部材が燃えても外
側サツシ部と内側サツシ部はボルト結合をもって繋がり
離反することがない。
勿論この金属ボルトにも断熱効果をもつ絶縁部材が被覆
してなるため、該金属ボルトよりの熱の伝達もなく、完
全な結露防止型アルミサツシとなる等の実用的効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は斜面図、
第2図は金属ボルト部の側面図、第3図は要部の縦断面
図、第4図は使用状態の正面図、第5図は金属ボルト部
の他の実施例を示す側面図である。 1・・・・・・外側サツシ部、1′・・・・・・内側サ
ツシ部、4・・・・・・断熱部材、5・・・・・・断熱
サツシ、6・・・・・・金属ボルト、8・・・・・・絶
縁部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 分割せる外側サツシ部と内側サツシ部を断熱部材をもっ
    て結合する断熱サツシにおいて、この対向せる外側サツ
    シ部と内側サツシ部に外周囲に絶縁部材を被覆してなる
    金属ボルトを貫通し、該外側サツシ部と内側サツシ部を
    補強連結してなる耐火用断熱サツシ。
JP5033080U 1980-04-14 1980-04-14 耐火用断熱サツシ Expired JPS6018536Y2 (ja)

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