JPS6018513B2 - プロペラ模型の製作法 - Google Patents
プロペラ模型の製作法Info
- Publication number
- JPS6018513B2 JPS6018513B2 JP7829777A JP7829777A JPS6018513B2 JP S6018513 B2 JPS6018513 B2 JP S6018513B2 JP 7829777 A JP7829777 A JP 7829777A JP 7829777 A JP7829777 A JP 7829777A JP S6018513 B2 JPS6018513 B2 JP S6018513B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- model
- hub
- propeller
- wing
- blade
- Prior art date
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- Expired
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、船舶用プロペラを始めとする各種プロペラを
精密鋳造によって得るに当り、その精密鋳造用鋳型を得
るための消失性模型の製作に当り従来法によるプロペラ
サイズの限界や、各機種変換の限界を少なくし、より大
きなサイズのもの、更にはある範囲内においてピッチの
異なるプロペラを同一の成形雌型で得られるように改善
したものに関する。
精密鋳造によって得るに当り、その精密鋳造用鋳型を得
るための消失性模型の製作に当り従来法によるプロペラ
サイズの限界や、各機種変換の限界を少なくし、より大
きなサイズのもの、更にはある範囲内においてピッチの
異なるプロペラを同一の成形雌型で得られるように改善
したものに関する。
船舶用プロペラその他の各種プロペラの精密鋳造に当っ
ては、先ず消失性材料によりプロペラ模型を製作し、こ
の模型より鋳型を得ることになるが、従来はこの種の模
型の製作は、3翼なり4翼なりの所定数の翼部と、これ
ら翼部の中心に位置するハブの全体を一体物の模型とし
て製作しているのであり、このためこのような一体模型
を得るための成形雌型はきわめて大型化、複雑化し、従
釆法ではこのような模型の場合、そのプロペラ直径は最
大限100仇舷前後に限定され、更にプロペラピッチが
変るたびに、同一サイズのものでも一々そのピッチの変
った成形雌型が必要とされるのであり、このため多機種
少量品の製作には、雌型を含めて模型製作費はきわめて
割高であって、経済的に成立し難いのであり、無理に製
作してもきわめてコスト高である。
ては、先ず消失性材料によりプロペラ模型を製作し、こ
の模型より鋳型を得ることになるが、従来はこの種の模
型の製作は、3翼なり4翼なりの所定数の翼部と、これ
ら翼部の中心に位置するハブの全体を一体物の模型とし
て製作しているのであり、このためこのような一体模型
を得るための成形雌型はきわめて大型化、複雑化し、従
釆法ではこのような模型の場合、そのプロペラ直径は最
大限100仇舷前後に限定され、更にプロペラピッチが
変るたびに、同一サイズのものでも一々そのピッチの変
った成形雌型が必要とされるのであり、このため多機種
少量品の製作には、雌型を含めて模型製作費はきわめて
割高であって、経済的に成立し難いのであり、無理に製
作してもきわめてコスト高である。
本発明はこのような問題点を解決し、従来法におけるプ
ロペラサイズに制限、更には1機種毎に成形雌型を必要
とする不便をなくし、同一の成形雌型を用いてあるピッ
チ範囲において尚数機種の模型が得られるようにして、
経済的に大型プロペラ模型や各ピッチのプロペラ模型が
得られるようにしたものであり、その特徴とする処は、
プロペラの精密鋳造用鋳型を得るための消失性プロペラ
模型の製作に当り、翼根元部分に円板部が突出形成され
た翼模型を作成し、一方、ハブ月岡部外岡面に翼数に応
じて前記翼模型の円板部と可回動に鉄合される円形孔を
設けたハブ模型を作成し、前記翼模型の円板部をハブ模
型の円形孔に競合し、翼模型とハブ模型とを所定角度の
下に固定し、各翼とハブを一体化したプロペラ模型を得
る点にある。
ロペラサイズに制限、更には1機種毎に成形雌型を必要
とする不便をなくし、同一の成形雌型を用いてあるピッ
チ範囲において尚数機種の模型が得られるようにして、
経済的に大型プロペラ模型や各ピッチのプロペラ模型が
得られるようにしたものであり、その特徴とする処は、
プロペラの精密鋳造用鋳型を得るための消失性プロペラ
模型の製作に当り、翼根元部分に円板部が突出形成され
た翼模型を作成し、一方、ハブ月岡部外岡面に翼数に応
じて前記翼模型の円板部と可回動に鉄合される円形孔を
設けたハブ模型を作成し、前記翼模型の円板部をハブ模
型の円形孔に競合し、翼模型とハブ模型とを所定角度の
下に固定し、各翼とハブを一体化したプロペラ模型を得
る点にある。
′以下図示の実施例について本発明を詳述すると、第1
図は本発明による翼模型、第2図は同ハブ模型を夫々示
し、第3図は両模型の組立状態を示し、第4図は組立に
当って用いる度板を示しているが本発明では、第1図の
ように消失性材料と成形雌型(図示省略)とを用いて、
翼模型1を形成するのであり、この模型1における翼根
元部分には円板部laを一体に突出形成し、かっこの円
板部laより翼部内に、円板部laの中心線上に位置し
て芯金2を一体に綾ぐるみ支持させるのでありこのさい
芯金2の突出一端には第3図示のようにねじ部2aを形
成しておく。
図は本発明による翼模型、第2図は同ハブ模型を夫々示
し、第3図は両模型の組立状態を示し、第4図は組立に
当って用いる度板を示しているが本発明では、第1図の
ように消失性材料と成形雌型(図示省略)とを用いて、
翼模型1を形成するのであり、この模型1における翼根
元部分には円板部laを一体に突出形成し、かっこの円
板部laより翼部内に、円板部laの中心線上に位置し
て芯金2を一体に綾ぐるみ支持させるのでありこのさい
芯金2の突出一端には第3図示のようにねじ部2aを形
成しておく。
更に本発明では別に同じく消失性材料と成形雌型(図示
省略)を用いて、第2図のようにハブ模型3を形成する
。このハブ模型3は図示のようにそのハブ胸部外周面に
は、翼が3翼の場合は3個、4翼の場合は4個のように
、翼数に応じて翼模型1のための取付部6を予じめ形成
しておくのであり、図示のように取付部6は前記翼模型
1の円板部laの可回動に鉄合される円形孔6aと、そ
の中心に位置して前記芯金2のねじ部2aを遊挿させる
挿通孔6bとから成り、更にハプ模型3の鞠中心部には
ハプ押湯部側に閉口する中心凹孔3aが形成され、図例
のような角孔とされる。尚取付部6は外周面において等
間隔に配設される。このようにして各翼模型1とハブ模
型3を各別に形成して後、両模型1,3を縄立てるので
あり、第3図示のように定盤7上にハブ模型3をおき、
その各取付部6に翼模型1の円板部laを、円形孔6a
に鉄合させると共に芯金2のねじ部2aを挿通孔6bよ
り挿出させ、挿出端に座金4を介しナット5を嫉め、緩
く締めて置く。
省略)を用いて、第2図のようにハブ模型3を形成する
。このハブ模型3は図示のようにそのハブ胸部外周面に
は、翼が3翼の場合は3個、4翼の場合は4個のように
、翼数に応じて翼模型1のための取付部6を予じめ形成
しておくのであり、図示のように取付部6は前記翼模型
1の円板部laの可回動に鉄合される円形孔6aと、そ
の中心に位置して前記芯金2のねじ部2aを遊挿させる
挿通孔6bとから成り、更にハプ模型3の鞠中心部には
ハプ押湯部側に閉口する中心凹孔3aが形成され、図例
のような角孔とされる。尚取付部6は外周面において等
間隔に配設される。このようにして各翼模型1とハブ模
型3を各別に形成して後、両模型1,3を縄立てるので
あり、第3図示のように定盤7上にハブ模型3をおき、
その各取付部6に翼模型1の円板部laを、円形孔6a
に鉄合させると共に芯金2のねじ部2aを挿通孔6bよ
り挿出させ、挿出端に座金4を介しナット5を嫉め、緩
く締めて置く。
こうして翼模型1を仮締結してより、プロペラピッチで
代表される翼半径の70%の位置に、所定のピッチ角度
ばをもつ第4図示の度板8を当てて、定盤7と翼との角
度をQにセットしてから、ナット5を強く締めて、ハプ
模型3に対して翼模型1を固定するのであり、このピッ
チ設定下の翼模型1の取付作業を各翼模型1毎に行なっ
てから、後は従来法と同様に、ハプ模型3の上層部に図
示省略してあるが、押傷部成形雌型を戦層し、消失性材
料を流入して押湯部を形成することにより、押湯部を備
えた目的のプロペラ模型が完成するのである。本発明は
以上の通りであり、このように翼模型1とハブ模型3を
分割して形成することにより、従来のように各翼とボス
とを−体物として形成するものに比し、その成形雌型は
翼のみ、ハブのみのように小型化でき、かつ製作容易で
あり、従来よりも大型サイズのプロペラ模型が容易に得
られ従来プロペラ直径100仇舷程度の限界が、200
&岬程度のように増大できるのである。また成形雌型も
従来のプロペラ1個分の全体形状を持つ雌型に比し、か
かる翼用、ハブ用と分割すれば、その雌型製作費用もは
るかに低廉で、3翼の場合は1/3程度、4翼の場合は
1/叫屋度のように低コストで得られることになる。し
かも本発明では、ハブ模型3に対し、翼模型1を各角度
の度板8を併用して任意の角度に調整して組立てられる
ので、これによって各ピッチのプロペラが同一の模型、
同一の模型成形用雌型によって得られることにもなるの
であり例えば同一直径のプロペラで各プロペラピッチが
若干宛相違するプロペラ模型を、同一の翼模型、ハブ模
型の成形雌型で得られることになるのであり、これによ
って多機種少量品の各プロペラ製作にも著しく便利であ
るし、かつ経済的でもあり、従来法による寸法の限界や
機種変換の限界を容易に克服でき、これにより精密鋳造
プロペラを低コストで容易に得られる結果ともなるもの
で、従来のこの種のプロペラ模型製作における問題点を
解決し、各種船舶用プロペラ、船舶用サイドスラスター
、損梓用ィンベラ等に広く適用できるものとして優れて
いる。
代表される翼半径の70%の位置に、所定のピッチ角度
ばをもつ第4図示の度板8を当てて、定盤7と翼との角
度をQにセットしてから、ナット5を強く締めて、ハプ
模型3に対して翼模型1を固定するのであり、このピッ
チ設定下の翼模型1の取付作業を各翼模型1毎に行なっ
てから、後は従来法と同様に、ハプ模型3の上層部に図
示省略してあるが、押傷部成形雌型を戦層し、消失性材
料を流入して押湯部を形成することにより、押湯部を備
えた目的のプロペラ模型が完成するのである。本発明は
以上の通りであり、このように翼模型1とハブ模型3を
分割して形成することにより、従来のように各翼とボス
とを−体物として形成するものに比し、その成形雌型は
翼のみ、ハブのみのように小型化でき、かつ製作容易で
あり、従来よりも大型サイズのプロペラ模型が容易に得
られ従来プロペラ直径100仇舷程度の限界が、200
&岬程度のように増大できるのである。また成形雌型も
従来のプロペラ1個分の全体形状を持つ雌型に比し、か
かる翼用、ハブ用と分割すれば、その雌型製作費用もは
るかに低廉で、3翼の場合は1/3程度、4翼の場合は
1/叫屋度のように低コストで得られることになる。し
かも本発明では、ハブ模型3に対し、翼模型1を各角度
の度板8を併用して任意の角度に調整して組立てられる
ので、これによって各ピッチのプロペラが同一の模型、
同一の模型成形用雌型によって得られることにもなるの
であり例えば同一直径のプロペラで各プロペラピッチが
若干宛相違するプロペラ模型を、同一の翼模型、ハブ模
型の成形雌型で得られることになるのであり、これによ
って多機種少量品の各プロペラ製作にも著しく便利であ
るし、かつ経済的でもあり、従来法による寸法の限界や
機種変換の限界を容易に克服でき、これにより精密鋳造
プロペラを低コストで容易に得られる結果ともなるもの
で、従来のこの種のプロペラ模型製作における問題点を
解決し、各種船舶用プロペラ、船舶用サイドスラスター
、損梓用ィンベラ等に広く適用できるものとして優れて
いる。
第1図は本発明による翼模型の正面及び側面図、第2図
は同ハプ模型の平面及び半部縦断側面図、第3図は同組
立状態を示す要部縦断側面図、第4図は同度板の斜面図
である。 1・・・・・・翼模型、la・・・・・・円板部、2・
・・・・・芯金、2a・・・・・・ねじ部、3・…・・
ハブ模型、3a・…・・中心凹孔、4・・・・・・座金
、5・・・・・・ナット、6・・・・・・取付部、6a
・・・・・・円形孔、6b…・・・挿通孔、7・・・・
・・定盤、8・・・・・・度板。 第1図 第2図 第3図 第4図
は同ハプ模型の平面及び半部縦断側面図、第3図は同組
立状態を示す要部縦断側面図、第4図は同度板の斜面図
である。 1・・・・・・翼模型、la・・・・・・円板部、2・
・・・・・芯金、2a・・・・・・ねじ部、3・…・・
ハブ模型、3a・…・・中心凹孔、4・・・・・・座金
、5・・・・・・ナット、6・・・・・・取付部、6a
・・・・・・円形孔、6b…・・・挿通孔、7・・・・
・・定盤、8・・・・・・度板。 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 1 プロペラの精密鋳造用鋳型を得るための消失性プロ
ペラ模型の製作に当たり、 翼根元部分に円板部が突出
形成された翼模型を作成し、一方、ハブ胴部外周面に翼
数に応じて前記翼模型の円板部と可回動に嵌合される円
形孔を設けたハブ模型を作成し、前記翼模型の円板部を
ハブ模型の円形孔に嵌合し、翼模型とハブ模型とを所定
角度の下に固定し、各翼とハブを一体化したプロペラ模
型を得ることを特徴とするプロペラ模型の製作法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7829777A JPS6018513B2 (ja) | 1977-06-28 | 1977-06-28 | プロペラ模型の製作法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7829777A JPS6018513B2 (ja) | 1977-06-28 | 1977-06-28 | プロペラ模型の製作法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5411021A JPS5411021A (en) | 1979-01-26 |
JPS6018513B2 true JPS6018513B2 (ja) | 1985-05-10 |
Family
ID=13657983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7829777A Expired JPS6018513B2 (ja) | 1977-06-28 | 1977-06-28 | プロペラ模型の製作法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018513B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60195141U (ja) * | 1984-06-07 | 1985-12-26 | 本田技研工業株式会社 | 精密鋳造用金属鋳型のモデル |
JPH0628838B2 (ja) * | 1985-02-01 | 1994-04-20 | ヤマザキマザック株式会社 | 数値制御装置 |
JP6527441B2 (ja) * | 2015-09-30 | 2019-06-05 | 新明和工業株式会社 | 軸流羽根車の製造方法 |
-
1977
- 1977-06-28 JP JP7829777A patent/JPS6018513B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5411021A (en) | 1979-01-26 |
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