JPS601845B2 - 可食容器の製造方法 - Google Patents
可食容器の製造方法Info
- Publication number
- JPS601845B2 JPS601845B2 JP56171728A JP17172881A JPS601845B2 JP S601845 B2 JPS601845 B2 JP S601845B2 JP 56171728 A JP56171728 A JP 56171728A JP 17172881 A JP17172881 A JP 17172881A JP S601845 B2 JPS601845 B2 JP S601845B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edible
- mold
- female
- raw material
- male
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- Expired
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- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はソフトアイスクリームコーン等の可食客器の
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
一般にソフトアイスクリーム等を入れる可食客器は、小
麦粉等の原料を焼成機の焼型の雌型内に所定量注入した
後、上方より雄型を下降させて原料を型内に均一に充填
させると共に、上記雌雄両焼型を適当な手段により加熱
して原料を膨張させ、これを焼成している。
麦粉等の原料を焼成機の焼型の雌型内に所定量注入した
後、上方より雄型を下降させて原料を型内に均一に充填
させると共に、上記雌雄両焼型を適当な手段により加熱
して原料を膨張させ、これを焼成している。
上記雌雄両焼型の内、雌型は、例えば両開き或は片開方
式に形成されてあって、且つ当該可食客器が上述した要
領にて焼成されると、両焼型の内、雄型は上方に引き上
げられると共に、雌型は開放され、上記可食客器を下方
に落下し、次工程に搬送させている。ところで、ソフト
アイスクリームコーン等の可食客器の原料内には、通常
味覚面の向上を図るため、約１５％以上の砂糖を含ませ
ている。ところが可食客器の原料内に砂糖を入れて加熱
すると砂糖のカラメル化が生じ、焼成製品が必要以上に
柔らか〈なる。その結果上記可食客器の取出時とか或は
その搬送時における振動や衝撃等により、上記可食客器
が変形し商品化出釆なくなると共に、変形した可食客器
をスタックすると可食客器同志がブロッキングを起こし
て外れなくなる等の欠点がある。従って変形のない、こ
の種可食客器を製作するには、原料内の砂糖含有率を減
少する必要があるが、これであると甘味度の少ない可食
客器の商品化につながり好ましくない。このため現在で
は、原料内の砂糖の含有率を低下させることなく、且つ
正常な型の可食客器を焼成するために、例えば上記原料
を適当な手段にて平板状扇形に焼成した後、これを円錐
形状に巻装して製品化するものが知られている。ところ
がこれであると、適当な硬さに焼成された可食容器を巻
装しなければならず、その製造に要する手間が増大し非
能率的であると共に、巻き終りの自由端が可食客器の外
周面に露出し、外観上の見栄えを悪くするといった欠点
がある。この発明は上記従来の欠点に鑑みこれを改良し
たもので、砂糖分を適量含有させた原料であっても、競
型にて正常な型の可食容器を製造する様になしたもので
ある。
式に形成されてあって、且つ当該可食客器が上述した要
領にて焼成されると、両焼型の内、雄型は上方に引き上
げられると共に、雌型は開放され、上記可食客器を下方
に落下し、次工程に搬送させている。ところで、ソフト
アイスクリームコーン等の可食客器の原料内には、通常
味覚面の向上を図るため、約１５％以上の砂糖を含ませ
ている。ところが可食客器の原料内に砂糖を入れて加熱
すると砂糖のカラメル化が生じ、焼成製品が必要以上に
柔らか〈なる。その結果上記可食客器の取出時とか或は
その搬送時における振動や衝撃等により、上記可食客器
が変形し商品化出釆なくなると共に、変形した可食客器
をスタックすると可食客器同志がブロッキングを起こし
て外れなくなる等の欠点がある。従って変形のない、こ
の種可食客器を製作するには、原料内の砂糖含有率を減
少する必要があるが、これであると甘味度の少ない可食
客器の商品化につながり好ましくない。このため現在で
は、原料内の砂糖の含有率を低下させることなく、且つ
正常な型の可食客器を焼成するために、例えば上記原料
を適当な手段にて平板状扇形に焼成した後、これを円錐
形状に巻装して製品化するものが知られている。ところ
がこれであると、適当な硬さに焼成された可食容器を巻
装しなければならず、その製造に要する手間が増大し非
能率的であると共に、巻き終りの自由端が可食客器の外
周面に露出し、外観上の見栄えを悪くするといった欠点
がある。この発明は上記従来の欠点に鑑みこれを改良し
たもので、砂糖分を適量含有させた原料であっても、競
型にて正常な型の可食容器を製造する様になしたもので
ある。
以下この発明の可食容器の製造方法を図面に示す実施例
について説明すると次の通りである。第１図は本発明方
法を実施する焼成機の概略を示すもので、１は焼成機本
体、２は焼成機本体Ｉの焼型で、これは第２図に示す如
く、断面が略Ｖ字状の型面を有する雌雄両型２ａ，２ｂ
とからなっており、且つ当該雌型２ｂを両開き或は片開
き方式に形成している。
について説明すると次の通りである。第１図は本発明方
法を実施する焼成機の概略を示すもので、１は焼成機本
体、２は焼成機本体Ｉの焼型で、これは第２図に示す如
く、断面が略Ｖ字状の型面を有する雌雄両型２ａ，２ｂ
とからなっており、且つ当該雌型２ｂを両開き或は片開
き方式に形成している。
３は鱗型２の外周辺部の定位層に、径方向に沿って設置
した排出コンベア、４は排出コンベァ３の前方に配置し
た製品の包装台である。
した排出コンベア、４は排出コンベァ３の前方に配置し
た製品の包装台である。
上記焼型２は例えば時計方向に向って連続回転するター
ンテーブル上に定ピッチに配設されており、その回転方
向に沿った定位直には、原料を注入する注入手段ａ、雄
型２ａを閉塞する下降手段ｂ、原料の焼成手段ｃ、雄型
２ａの上昇手段ｄ、冷気噴出手段ｅ及び雌型２ｂの開放
手段ｆを夫々配置している。即ち、本発明に係る可食客
器の製造方法は雄型２ａの上昇手段ｄと雌型２ｂの開放
手段ｆとの間に適当な手段にて冷気を噴出させる冷気噴
出手段ｅを間在したもので、第３図に示す如く、雌型２
ｂの閉口上部に、冷気パイプ５のノズル５ａを適当な手
段にて臨ませたものである。これは可食客器の原料内に
含まれる砂糖分を減少しなくても原料の加熱時に生じる
砂糖分のカラメル化を急速に固化させる様になしたもの
で、第４図及び第５図に示す如く、上記雄型２ａが上方
に引き上げられた時点において、上記冷気パイプ５のノ
ズル５ａから雌型２ｂの内部にある可食客器６に向けて
適当な温度圧力の冷気を一定量噴出し、可食客器６の温
度を低下させ、砂糖のカラメル化を即座に固化させると
同時にその温度低下による可食客器６の収縮特性を利用
し、雌型２ｂからの離型を容易にし且つ変形を未然に防
止する様になしたものである。尚図中６ａは可食客器６
の原料を示す。今、小麦粉等の原料６ａ内に砂糖を含有
させて適度の甘味度に調整した後、これを第５図イに示
す如く原料注入手段ａにて焼成機本体１の暁型２の雌型
２ｂ内に注入すると共に、前方の雄型下降手段ｂを作動
させて雄型２ａを上記雌型２ｂ内に舷合させる。
ンテーブル上に定ピッチに配設されており、その回転方
向に沿った定位直には、原料を注入する注入手段ａ、雄
型２ａを閉塞する下降手段ｂ、原料の焼成手段ｃ、雄型
２ａの上昇手段ｄ、冷気噴出手段ｅ及び雌型２ｂの開放
手段ｆを夫々配置している。即ち、本発明に係る可食客
器の製造方法は雄型２ａの上昇手段ｄと雌型２ｂの開放
手段ｆとの間に適当な手段にて冷気を噴出させる冷気噴
出手段ｅを間在したもので、第３図に示す如く、雌型２
ｂの閉口上部に、冷気パイプ５のノズル５ａを適当な手
段にて臨ませたものである。これは可食客器の原料内に
含まれる砂糖分を減少しなくても原料の加熱時に生じる
砂糖分のカラメル化を急速に固化させる様になしたもの
で、第４図及び第５図に示す如く、上記雄型２ａが上方
に引き上げられた時点において、上記冷気パイプ５のノ
ズル５ａから雌型２ｂの内部にある可食客器６に向けて
適当な温度圧力の冷気を一定量噴出し、可食客器６の温
度を低下させ、砂糖のカラメル化を即座に固化させると
同時にその温度低下による可食客器６の収縮特性を利用
し、雌型２ｂからの離型を容易にし且つ変形を未然に防
止する様になしたものである。尚図中６ａは可食客器６
の原料を示す。今、小麦粉等の原料６ａ内に砂糖を含有
させて適度の甘味度に調整した後、これを第５図イに示
す如く原料注入手段ａにて焼成機本体１の暁型２の雌型
２ｂ内に注入すると共に、前方の雄型下降手段ｂを作動
させて雄型２ａを上記雌型２ｂ内に舷合させる。
次に上記雌雄両型２ａ，２ｂを連続回転させ乍ら、所定
時間即ち、焼成手段ｃの焼成範囲内で原料を加熱し、こ
れを膨張させる。そして可食客器６の原料６ａが所定時
間加熱されると、上記雄型２ａは、雄型上昇手段ｄにて
上昇される（第５図口参照）。このとき前方の冷気噴出
手段ｅが作動し、その冷気パイプ５のノズル５ａから雌
型２ｂ内にある可食客器６に向けて所定の温度圧力の冷
気を一定量噴出させ、可食客器６の温度を低下させ、砂
糖のカラメル化を停止させる。この際上記可食客器６は
、その温度低下により収縮するため、雌型２ｂの内面か
ら離れフリー状態となる。従って次の雌型開放手段ｆを
作動させて、当該雌型２ｂを第５図木に示す状態に開放
させると、上記可食客器６は下方の排出コンベア３上に
落下され、前方の包装台４側に搬送される。このとき、
上記可食客器６はその収縮特性により適度の硬さに形成
されているため、その落下時とか或は搬送時等の振動や
衝撃等にて変形する様なことはない。尚、本発明の可食
客器の製造方法は、上記雄型が上昇した後、冷気を噴出
させる様にしたが、これに限定されるものではなく、例
えば冷気噴出を雄型の上昇と同時に行なう様にしてもよ
い。以上説明した様にこの発明は一対の雌雄両焼型の雌
型内に、砂糖を含有させた小麦粉等の原料を注入させる
と共に、この原料を一定時間加熱して可食容器を焼成し
た後、上記雄型を上昇させ、さらに雌型内にある可食客
器に適当な手段にて所定温度圧力の冷気を一定量噴出す
る様にしたから、上記可食客器の温度を強制的に低下さ
せ、砂糖のカラメル化を停止させることができると共に
、可食客器の温度低下によるその収縮特性により、可食
客器の雌型からの離型が容易になる。
時間即ち、焼成手段ｃの焼成範囲内で原料を加熱し、こ
れを膨張させる。そして可食客器６の原料６ａが所定時
間加熱されると、上記雄型２ａは、雄型上昇手段ｄにて
上昇される（第５図口参照）。このとき前方の冷気噴出
手段ｅが作動し、その冷気パイプ５のノズル５ａから雌
型２ｂ内にある可食客器６に向けて所定の温度圧力の冷
気を一定量噴出させ、可食客器６の温度を低下させ、砂
糖のカラメル化を停止させる。この際上記可食客器６は
、その温度低下により収縮するため、雌型２ｂの内面か
ら離れフリー状態となる。従って次の雌型開放手段ｆを
作動させて、当該雌型２ｂを第５図木に示す状態に開放
させると、上記可食客器６は下方の排出コンベア３上に
落下され、前方の包装台４側に搬送される。このとき、
上記可食客器６はその収縮特性により適度の硬さに形成
されているため、その落下時とか或は搬送時等の振動や
衝撃等にて変形する様なことはない。尚、本発明の可食
客器の製造方法は、上記雄型が上昇した後、冷気を噴出
させる様にしたが、これに限定されるものではなく、例
えば冷気噴出を雄型の上昇と同時に行なう様にしてもよ
い。以上説明した様にこの発明は一対の雌雄両焼型の雌
型内に、砂糖を含有させた小麦粉等の原料を注入させる
と共に、この原料を一定時間加熱して可食容器を焼成し
た後、上記雄型を上昇させ、さらに雌型内にある可食客
器に適当な手段にて所定温度圧力の冷気を一定量噴出す
る様にしたから、上記可食客器の温度を強制的に低下さ
せ、砂糖のカラメル化を停止させることができると共に
、可食客器の温度低下によるその収縮特性により、可食
客器の雌型からの離型が容易になる。
従って従来の如く、原料内に含まれている砂糖分を減少
しなくても、砂糖のカラメル化を停止させ、その温度を
低下させることができる。その結果、味覚面での向上が
図れると共に、可食客器を、落下時や搬送時における振
動や衝撃等で変形しない程度の硬さに保持することがで
き、商品の品質向上を図ることができる。
しなくても、砂糖のカラメル化を停止させ、その温度を
低下させることができる。その結果、味覚面での向上が
図れると共に、可食客器を、落下時や搬送時における振
動や衝撃等で変形しない程度の硬さに保持することがで
き、商品の品質向上を図ることができる。
第１図は本発明に係る可食客器の製造方法を実施するた
めの焼成機本体の概略平面図、第２図及び第３図はその
姿部概略断面図、第４図は本発明に係る可食客器の製造
方法のブロック説明図、第５図はその動作要領を示す断
面説明図である。 １・・…・焼成機本体、２・・・・・・焼型、２ａ…・
・・雄型、２ｂ・・・・・・雌型、５・・・・・・冷気
パイプ、６・・・・・・可食客器、６ａ・・・・・・原
料。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図
めの焼成機本体の概略平面図、第２図及び第３図はその
姿部概略断面図、第４図は本発明に係る可食客器の製造
方法のブロック説明図、第５図はその動作要領を示す断
面説明図である。 １・・…・焼成機本体、２・・・・・・焼型、２ａ…・
・・雄型、２ｂ・・・・・・雌型、５・・・・・・冷気
パイプ、６・・・・・・可食客器、６ａ・・・・・・原
料。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図
Claims (1)
- １ 一対の雌雄両焼型の雌型内に、砂糖を含有させた小
麦粉等の原料を注入させると共に、この原料を一定時間
加熱して可食容器を焼成した後、上記雄型を上昇させ、
さらに雌型内にある可食容器に適当な手段にて所定温度
圧力の冷気を一定量噴出する様にした事を特徴とする可
食容器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56171728A JPS601845B2 (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 可食容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56171728A JPS601845B2 (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 可食容器の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5871835A JPS5871835A (ja) | 1983-04-28 |
| JPS601845B2 true JPS601845B2 (ja) | 1985-01-17 |
Family
ID=15928569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56171728A Expired JPS601845B2 (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | 可食容器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601845B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6016536A (ja) * | 1983-07-06 | 1985-01-28 | 株式会社幸和工業 | 菓子容器の製造方法 |
-
1981
- 1981-10-26 JP JP56171728A patent/JPS601845B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5871835A (ja) | 1983-04-28 |
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