JPS60183015A - 液体から固形物を分離するための真空フイルター装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、液体から固形物を分離するための真空（減圧
）フィルター装置の改良に関し、特に、間隔を置いて配
置されたホイール部材の周りに長手方向に回転される弾
性ベルトを備えた水平トレー型フィルター・湊百に関す
る。そのようなベルトに無端列のトレーが固定されてお
り、それらのトレーが水平濾過帯域に形成された静止真
空チャンネルの上を摺動するようになされている。

このような水平トレー型真空フィルター装置は周知であ
勺、濾過帯域が水平配置であることによシ多くの用例に
おいて優れた１過操作を達成する。例えば、フィルター
ケークの形成が重力によって支持され、ケークの洗流し
作業を極めて能率的に実施することができる。ある種の
水平フィルターは、濾過帯域の周りに回転ディスクまた
はパンを備えており、それらのパンは個別に分割されて
いて、ケークを排出するために傾動させることができる
ようになされている。

往後動パン型フィルターまたは断続移動ベルト型フィル
ターと称される型式のものは、炉布がパンに対して当接
せしめられ、真空が中断されたときけ連続的濾過操作を
実施することができないという欠点を有している。その
結果、濾過操作が断続的となり、特にスラリーなどを迅
速するのには不適当であるため、利用可能分野を制限し
てし捷うことになる。更に、この型式のフィルターにお
いでは、フィルターケークの洗流し作業が非能率であシ
、フィルターを作動させるだめには複雑な制御装置を必
要とする。

そのような型式のフィルターの一例である、米国特許第
１，８６２，０５０号に開示された真空フィルターにお
いては、パンフィルターは、コンベヤにそれと共に回転
するように取付けられたトレーを備えており、炉布が各
年−のパンに該炉布のリム（ｋｔ、）をパンの周縁にか
しめるようにして張設されている。水平平面内で移動す
るこの種のパンフィルターにおいては、多数のノ（ンが
コンベヤのように配列され、各パンは、下側真空ろ液チ
ャンネルに個々に連結され、該）くンと真空チャンネル
との間に滑りソールが設定されるようＫなされている。

この種のフィルターは、機械的構造が複雑であるという
欠点を有し、更に、ケークを完全に排出することができ
ず、また、炉布を能率的に洗浄することがで＾ない。

水平真空フィルター装置においては、コンベヤベルトの
主体部分上の濾過帯域を被うようにして無端炉布を設け
ることはすでに知られている。これらのフィルター装置
においては、通常、無端炉布を支持するために例えば幅
１ｍ〜６？７Ｌの重い無端ゴムベルトが設けられる。ゴ
ムベルトは、濾過帯域の真空ろ液チャンネルに対して滑
シシールを設定するように設計される。このような従来
のゴムベルトは、重くて、取扱い、および組立てるのが
困難であり、極めて高価である。また、一定期間使用し
て摩耗したゴムベルトを交換するためには、フィルター
装置全体を分解しなければならない。ま／こ、この神の
フィルタ〜の用途は、そのコムベルトに接触させること
ができない種類の懸濁液があるので、制限される。ただ
し、これらの周知の一ゴムベルト型フィルターの場合に
は、炉布をフィルター装置の濾過帯域の入口および出口
へベルトによって先行させ、それによって濾過帯域の外
側でも炉布の定期的洗浄を行うために洗浄装置を利用し
うるようにすることができる。この−ような周知のゴム
ベルト型フィルターの欠点は、組立作業が困難であるこ
と、ゴムベルトが大きく、重いこと、製造コストが相当
に高いことである。

本発明の目的は、フィルター装置を作動させたままで炉
布を容易に洗浄することができるようにした新規な水平
パン用またはトレー用真空ベルトを提供することである
。この目的ｆ達成するために、本発明によれば、濾過帯
域の上方のトレーの周りに無端炉布を設け、洗浄装置を
濾過帯域の外側に配ｔｔ　Ｌｌ、各トレーは、その前部
および後部において次の隣接するトレーと密封係合する
ようになされておシ、各トレーは、リムを形成されてお
らず、隣接するトレーの列が１つの濾過区域を構成する
ようになされている。更に、すべてのトレーが無端弾性
ベルトに連結されており、ベルトは、炉液排出開口を恍
う真空チャンネルに連結され、真空チャンネル上の滑り
軌道に沿って案内されるようになされている。無端フィ
ルターベルトを支持するトレーは、その２側辺において
開口していて縁がなく、水平状態に組立てられた複数個
のトレーが単一の大きな濾過区域を構成するようになさ
れている。各トレーは、それぞれ個別に下側の真空チャ
ンネルに連結され、トレーと真空チャンネルとが協同し
て滑りシールを形成するように組合わされている。

実施例の説明 ＠１および２図に示される本発明のフィルター装置は、
長手方向に間隔を置いて配置された被動プーリ４と駆動
歯付プーリ１４を備えている。２つの歯付プーリ１４が
、複数のＵ字形トレー１の移動方向に対して横断方向に
互いに離隔されている。プーリ１４は、適当なウオーム
歯車を備えた例えばサイリスモータのようｌモータ１５
の駆ｓｂ軸２４に固定されている。

歯付プーリ１４（そのうちの１つが第３図に断面図で示
されてる）は、ゴム製コンベヤチェーン１２の対向歯２
５と噛合する。チェーン１２は、ワイヤ２６によって補
強さ７１１、ボルト２７とナツト２８によって錠止され
ている。チェーン１２け、各トレー１の下面に定着され
たカム１０に固定されている。この連結部は第３図の右
側に示されているが、第２図においては、プーリ１４は
、トレー１と２個所において連結していることが示され
ている。トレー１を移動させるために、カム１０の中央
部にチェーン１２のポルト２７を受容するだめの穴２９
が設けられている。

カム１０には、更に、案内プーリ１１の軸３１を受容す
るための追加の穴３０がカム１０の移動方向に延設され
ている。案内プーリ１１（第５図）は、案内リール１３
内で転動するようになされている。図を簡単にするため
に、第１．２図では案内リール１３は省略されているが
、各トレー１は、その両側において案内プーリ１１を案
内リール１３に支持させたことによυ該トレーの下面に
溶接されたカム１０を介して両側で案内される。チェー
ン１２の両側は、２つの案内プーリ１１．１１の間でカ
ム１０，１０に固定されている。

真空フィルター装置の回転方向は、第１図に矢印３２で
示されるように反時計回シ方向である。この回転におい
てゴム製チェーン１２は、無端列のトレー１を連行して
移動する。これらのトレーは、連続的な濾過区域即ち濾
過デツキ７を構成する。従来のフィルター装置の場合と
同様に、各トレー１の下面に滑シ接触するようにしてト
レー１の列の下側に長手方向に延長する静止真空チャン
ネル１６が設けられる（第３図）。チャンネ、ル１６は
適当なろ液出口３６を備えている。

バンド状無端炉布１９は、複数のロー２３４の周りに架
は渡されており、炉布１９のしわより現象は、径路規定
ローラ２１、案内ローラ２２および引張装置２３によっ
て回避される。ケークを排出する手段としてケーク排出
ローラ２０が示されているが、他の任意の排出手段を用
いることができる。無端炉布１９は、トレー１内にそれ
と共に移動するように設けられたグリッド（格子体）２
の全面を被うようにして導かれる（第４．５図）。

真空チャンネル１６を被う沖過帯域は、トレー１の列内
で横方向に拡がっている。濾過帯域の外側に洗浄装置３
５（第１図）が設けられている。洗浄装置３５は、図示
の例では水スプレーノズルとして例示されている。

先に述べたように、本発明の目的は、トレー１の新規な
構成を提供することである。この目的のために、”まず
、各トレー１には、その移動方向に延長するリムが除去
されている。第４図に明示されているように、隣接する
トレーの端縁３６と３６は、補強ワイヤ６を備えた隣接
する弾性密封ストリップ５によって密封状態に維持され
ている。

第２．３．５および６図から分るように、トレーの移動
方向に延長した各トレー１の互いに隣接した側壁は、堰
６として機能し、各隣接するトレーの前端と後端とが互
いに衝接し、単一の連続した濾過区域７を構成する。グ
リッド２は、炉布１９のための支持区域を構成する。各
グリッド２Ｆｉ、下方に延長した足を備えており、容易
に着脱することができるキャップストリップ３７（第４
図）を該足に弾発的に係合させることができ息ようにな
されている。キャップストリップ６７は、各トレー１の
下側部分５８の前端リム３６および後端リム３６の両方
に設けられている。これらのリム６６も密封リムと称す
ることができる。

第３図に示されるように、各トレー１は、トレーの下面
の中心＃３９の近くでクランプ８によってゴムベルト９
に連結されたろ液排出ノズルを有している。ベルト９Ｆ
ｉ、回転コンベヤとして導かれ、真空チャンネル１６の
滑り而１７の上に互いに平行に配置された２つの無端摩
耗ベルト１８の上を摺動する。滑り面１７には更にポリ
テトラフルオロエチレン製のバーを付設することが好ま
しい。摩耗ベルト１８は、フィルターフレーム４１に固
定された支持ローラ４０（第２図）上に支持されている
。ポリテトラフルオロエチレン製表面１７Ｖｉ、ベルト
９の摩耗を相当に減少させ、しかも、必要に応じて簡単
に、かつ、安価に交換することができる。

摩耗ベルト１８および回転ベルト９を、掃除の目的で、
特に真空チャンネル１６を掃除するために取外す場合は
、クランプ８を弛めた後チャンネル１６と摩耗ベルト１
８のユニット全体をベルト９のところに設けられたノズ
ルと共に枢動装置４２（第２図）によって外方へ枢動さ
せることができる。枢動装＠４２は、静止金属板４４に
固定された液圧シリンダ４３と、枢動プレート４５とか
ら成っている。枢動プレート４５は、シリンダ４５の作
切により枢動点４６０周＃）Ｋ真空チャンネル１６と共
に下方へ枢動される。この枢動装置には、手で操作する
こ°とができる釣合い錘りを付設することもできる。

当業者には明らかなように、本発明は、多くの使用上の
利点を有している。摩耗ベルト１８は、弾性無端ベルト
９の下側で濾過帯域内に該無端ベルトの両側で静止真空
チャンネル１６の滑り面１７上に移動自在に配設されて
いる。これらのベルトは、容易に交換することができ。

あるいは清掃のために取外すことができる。摩耗ベルト
および弾性無端ベルトは、ＰＪＩ区域を構成する、従来
のフィルター装置のゴムベルトに比べて相当に小さく、
重量も軽い。本発明の弾性無端ベルトの幅および厚みは
、従来のフィルター装置の大きくて重いゴムベルトの僅
か何分の−かである。

本発明のもう１つの利点は、真空チャンネルが枢動自在
に取付けられているので、真空チャンネルおよびそれに
隣接する部材の清掃および摩耗ベルトの交換が容易であ
ることである。真空チャンネル１６は、炉布１９および
トレー１を取外す必要なしに、通常の作動位置から外方
へ枢動させることができる。従って、所要の清掃、保守
捷たは修理作業を容易に行うことができる。

更に他の利点は、グリッド２が、好捷しくはプラスチッ
ク材で形成することができ、そして、他の部材の材料と
の適合性が良好であることの他に、十分な腰の強さと、
十分な可撓性を有していることである。これによって、
グリッド２の前端および後端をキャップストリップ３７
の下側へトレーの進行方向に弾発的に挿入することがで
きる。キャップストリップ３７は、各トレーの下側部分
３８に固定することが好ましく、それによって修理およ
び保守サービスを、真空フィルター装置を停止させるこ
となく、迅速かつ容易に行うことを可能にする。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の真空フィルター装置の側面図であシ
、前後に並ひられたトレー列によって構成された水平濾
過区域を示す。第２図は第１図の線■−Ｈに沿ってみた
断面図、第３図は、第２図の一部分の拡大図であ−リ、
トレーの中央部および右側半分を示す。第４図は２つの
隣接したトレーの密封係合態様を示す長手方向の図、第
５図は第４図の線■−■に沿ってみた断面図、第６図は
トレーの縁の拡大図、第７図は第６図の線■−■１に沿
ってみた断面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 旬　液体スラリーから固形物を分離するための真空フィ
   ルター装置において、 長手方向に間隔を置いて配置された複数のローラのホイ
   ールの周シに回転自在傾架は渡されたコンベヤと、水平
   な走行平面内で濾過帯域を通って移動するように前記コ
   ンベヤに固定されたＵ字形トレーの無端列と、前記濾過
   帯域内に設けられた静止真空チャンネルと、前記濾過帯
   域内で前記トレーの、前記チャンネルに対応する部分の
   周シに配設された無端炉布とから成り、各トレーは、そ
   の前端縁および後端縁においで隣接するトレーに密封係
   合しており、前記真空チャンネルを被って摺動するよう
   に無端ベルトに連結されている真空フィルター装置。 ２）　前記コンベヤはゴム製チェーンである特許請求の
   範囲第１項記載の真空フィルター装置。 ５）　前記濾過帯域の外側に該フィルター装置のための
   洗浄装置が設けられている特許請求の範囲第１項記載の
   真空フィルター装置。 ４）　前記各トレーの端縁の密封係合手段は該端縁に付
   設された、内部に補強ワイヤを有する弾性密封テープか
   ら成るものである特許請求の範囲第１項記載の真空フィ
   ルター装置。 ５）前記無端ベルトに設けられた液体排出穴の両側で前
   記真空チャンネルの滑シ面に係合するための摩擦ベルト
   が前記濾過帯域内で該無端ベルトの下側に配置されてい
   る特許請求の範囲第１項記載の真空フィルター装置。 ６）　前記真空チャンネルは、フィルターフレームに近
   づく方向に、またはフィルターフレームから離れに方向
   に枢動しうるように取付けられている特許請求の範囲第
   １項記載の真空フィルター装置。 ７）　前記各トレーは、前記炉布の下側に位置する着脱
   自在のフィルターグリッドを備えている特許請求の範囲
   第１項記載の真空フィルター装置。 ８）前記グリッドを前記トレー表面沈着脱自在に締着す
   るためのクランプが設けられている特許請求の範囲第１
   項記載の真空フィルター装置。