JPS6018219B2 - 塗装処理装置 - Google Patents
塗装処理装置Info
- Publication number
- JPS6018219B2 JPS6018219B2 JP51031978A JP3197876A JPS6018219B2 JP S6018219 B2 JPS6018219 B2 JP S6018219B2 JP 51031978 A JP51031978 A JP 51031978A JP 3197876 A JP3197876 A JP 3197876A JP S6018219 B2 JPS6018219 B2 JP S6018219B2
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- JP
- Japan
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- painting
- room
- mist
- air
- hot air
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、塗装作業と乾燥が兼用できる熱風供給装置を
備えた密閉形塗装室に関する。
備えた密閉形塗装室に関する。
密閉形塗装室は、例えば自動車の塗装室として利用され
ているが、従来は塗装における飛散ミストの除去、物品
まわりの塵挨付着防止に重点がおかれ、その対策がこの
種の塗装室の目的であった。
ているが、従来は塗装における飛散ミストの除去、物品
まわりの塵挨付着防止に重点がおかれ、その対策がこの
種の塗装室の目的であった。
しかし近年塗装室工程が大中に短縮できることからエナ
メル塗料が自動車の塗り替え塗装に広く利用されるよう
になってきた。このエナメル塗料の普及により、周囲の
ゴミ、ホコリを遮断でき且つ飛散する塗料ミストを除去
できる塗装室がますます必要視されて、加えてエナメル
塗料は、ラッカー塗料に比べ乾燥時間が遅いため、その
間上記するゴミやホコリは遮断しなければならない。ま
た最近の塗料無公害化にともない水系塗料が改善、普及
されつつあるが、この種の塗料は塗装環境の温度、湿度
によって稀釈剤である水の蒸発が大きく左右され、低温
、高温度下の塗装は塗膜の流れ等の問題が十分に解決さ
れていない。本発明は、これらの緒条件に於てそれぞれ
満足できる塗装を行い、更にその塗膜を好適に処理する
ための装置を提供するものである。またへ常に安定した
温度環境条件下において、塗装ができることにより常に
安定した塗装品質を維持することができる装置が得られ
る。加えて本発明によれば、塗装作業時、ミスト除去の
ため室内の空気を瓶集装置へ吸引する吸引気流により作
業者が冷えることのないよう作業環境を維持することが
できる。
メル塗料が自動車の塗り替え塗装に広く利用されるよう
になってきた。このエナメル塗料の普及により、周囲の
ゴミ、ホコリを遮断でき且つ飛散する塗料ミストを除去
できる塗装室がますます必要視されて、加えてエナメル
塗料は、ラッカー塗料に比べ乾燥時間が遅いため、その
間上記するゴミやホコリは遮断しなければならない。ま
た最近の塗料無公害化にともない水系塗料が改善、普及
されつつあるが、この種の塗料は塗装環境の温度、湿度
によって稀釈剤である水の蒸発が大きく左右され、低温
、高温度下の塗装は塗膜の流れ等の問題が十分に解決さ
れていない。本発明は、これらの緒条件に於てそれぞれ
満足できる塗装を行い、更にその塗膜を好適に処理する
ための装置を提供するものである。またへ常に安定した
温度環境条件下において、塗装ができることにより常に
安定した塗装品質を維持することができる装置が得られ
る。加えて本発明によれば、塗装作業時、ミスト除去の
ため室内の空気を瓶集装置へ吸引する吸引気流により作
業者が冷えることのないよう作業環境を維持することが
できる。
又、本発明装置によれば給排気風量を調節することによ
って塗装条件と乾燥の使い分けが簡単にでき、塗装処理
を効果的に行うことができるものである。
って塗装条件と乾燥の使い分けが簡単にでき、塗装処理
を効果的に行うことができるものである。
第1図は、本発明の一実施例を示し、塗装室1は全体を
箱形に構成し正面に開閉扉2を設けてある。
箱形に構成し正面に開閉扉2を設けてある。
開閉扉2の向い側にはミスト処理装置3が設けられ、塗
装室1内の含有ミスト空気は該室の床面に設けたビット
4に吸込まれ、このビット4を通って前記ミスト処理装
置3へ送られる。ミスト処理装置3は捕集フィルター5
、その後に排気ファン6がある公知の装置である。給気
□7は天井に設けられその出口部にフィルター8を有し
、室外に設けた熱風供給装置10からの熱風が送り込ま
れる。
装室1内の含有ミスト空気は該室の床面に設けたビット
4に吸込まれ、このビット4を通って前記ミスト処理装
置3へ送られる。ミスト処理装置3は捕集フィルター5
、その後に排気ファン6がある公知の装置である。給気
□7は天井に設けられその出口部にフィルター8を有し
、室外に設けた熱風供給装置10からの熱風が送り込ま
れる。
熱風供給装置10はプロパンガスを燃料としたエアーヒ
ートバーナーを用いダイヤル操作により所定の室内温度
に維持できるものである。
ートバーナーを用いダイヤル操作により所定の室内温度
に維持できるものである。
燃焼は室内の温度上昇に供つて燃焼量を比較的に少なく
する制御方式で行なわれるものである。導入口11には
フィルター12、風量調節用ダンバー13、給気ファン
14が蓮設される。塗装室1内の空気流速は、前記排気
ファン6と給気ファン14との風量に影響されるが、好
ましくは被装物の周囲で0.5の/sec以下にするこ
とが塗装作業の点で好ましい。又、排気量を同一のまま
給気流を排気のそれより多くすると室内は正氏となり外
部からのホコリ等を吸込むことがない。以上の構成によ
る塗装室内で、被装物たる自動車を室内に入れ、熱風供
給装置10からの熱風を天井の給気口7より平均に供給
し、排気ファン6により塗料ミストを吸引除去して排気
する。
する制御方式で行なわれるものである。導入口11には
フィルター12、風量調節用ダンバー13、給気ファン
14が蓮設される。塗装室1内の空気流速は、前記排気
ファン6と給気ファン14との風量に影響されるが、好
ましくは被装物の周囲で0.5の/sec以下にするこ
とが塗装作業の点で好ましい。又、排気量を同一のまま
給気流を排気のそれより多くすると室内は正氏となり外
部からのホコリ等を吸込むことがない。以上の構成によ
る塗装室内で、被装物たる自動車を室内に入れ、熱風供
給装置10からの熱風を天井の給気口7より平均に供給
し、排気ファン6により塗料ミストを吸引除去して排気
する。
このため供給された熱風は室内を塗装作業に適する程度
に維持される。即ち、通常25℃程度の温風を被塗物の
周囲に供給することによって前記の如く塗膜の流れを防
止し、平滑塗面を得られると共に吸引気流による作業者
の冷えを防止し、好ましい作業環境が得られる。塗装完
了後は、ミスト処理装置3の必要はないので、排気ファ
ン6を止め、熱風供給装置10を乾燥の場合にセットす
れば、塗装室1内は熱風が供給されるのみで、排気側を
通って自然と逃げる熱風はわずかなため室内の温度は容
易に60℃〜80午0の高温になり、塗装後そのままの
状態で塗膜の乾燥時間が行われ、通常のェナメル塗料で
あれば15〜20分で乾燥させることができる。しかも
熱源は、塗料ミストの浮遊する室の外に設け、熱風のみ
を室内に導入するため溶剤ガスによる危険もさけうれる
。以上の如く本発明によれば、密閉型の塗装室内に配置
した被塗物を塗装から養正、乾燥まで移動せずに、その
ままの状態で同室内で処理ができる。
に維持される。即ち、通常25℃程度の温風を被塗物の
周囲に供給することによって前記の如く塗膜の流れを防
止し、平滑塗面を得られると共に吸引気流による作業者
の冷えを防止し、好ましい作業環境が得られる。塗装完
了後は、ミスト処理装置3の必要はないので、排気ファ
ン6を止め、熱風供給装置10を乾燥の場合にセットす
れば、塗装室1内は熱風が供給されるのみで、排気側を
通って自然と逃げる熱風はわずかなため室内の温度は容
易に60℃〜80午0の高温になり、塗装後そのままの
状態で塗膜の乾燥時間が行われ、通常のェナメル塗料で
あれば15〜20分で乾燥させることができる。しかも
熱源は、塗料ミストの浮遊する室の外に設け、熱風のみ
を室内に導入するため溶剤ガスによる危険もさけうれる
。以上の如く本発明によれば、密閉型の塗装室内に配置
した被塗物を塗装から養正、乾燥まで移動せずに、その
ままの状態で同室内で処理ができる。
しかも、室内には必要に応じて温度調節された温風、も
しくは熱風が、天井のフィルターを通じて常に送り込ま
れているため安定した環境を維持できる。更に塗装時は
、床面より含有ミスト処理装置を通して排気が行われる
ことにより、室内は常に清浄に保つことが可能である。
しくは熱風が、天井のフィルターを通じて常に送り込ま
れているため安定した環境を維持できる。更に塗装時は
、床面より含有ミスト処理装置を通して排気が行われる
ことにより、室内は常に清浄に保つことが可能である。
本発明は、これらの操作に対して、総合的に装置されて
おり、該装置の使用により従来問題を有していた自動車
塗り替え用のエナメル塗料や、水系塗料の塗装に対し、
好適に処理することができるものである。
おり、該装置の使用により従来問題を有していた自動車
塗り替え用のエナメル塗料や、水系塗料の塗装に対し、
好適に処理することができるものである。
図面は本発明を実施するための装置の一実施例を示し、
第1図は平面図、第2図は第1図のロー0断面図である
。 1…・・・塗装室、2・・・・・・開閉扉、3・・・・
・・ミスト処理装置、10・・・・・・熱風供給装置。 矛1図才2図
第1図は平面図、第2図は第1図のロー0断面図である
。 1…・・・塗装室、2・・・・・・開閉扉、3・・・・
・・ミスト処理装置、10・・・・・・熱風供給装置。 矛1図才2図
Claims (1)
- 1 一側を開閉扉とした密閉形の塗装室に、フイルター
を設けた給気口と、該室内の含有ミスト処理装置を設け
た塗装処理装置において、フイルターを設けた吸気口は
、風量調節装置及び温度制御可能な熱風発生装置と連通
し、前記塗装室の天井に設けられており、含有ミスト処
理装置は、前記塗装室の床面に設けたピツトを介して連
通し、塗装時のみ塗装室内の空気を吸引し、ミスト捕集
後外部へ排気するよう構成した塗装処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51031978A JPS6018219B2 (ja) | 1976-03-25 | 1976-03-25 | 塗装処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51031978A JPS6018219B2 (ja) | 1976-03-25 | 1976-03-25 | 塗装処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52115840A JPS52115840A (en) | 1977-09-28 |
JPS6018219B2 true JPS6018219B2 (ja) | 1985-05-09 |
Family
ID=12346021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51031978A Expired JPS6018219B2 (ja) | 1976-03-25 | 1976-03-25 | 塗装処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018219B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9304159D0 (en) * | 1992-04-30 | 1993-04-21 | Ici Plc | An enclosure for painting and a method of enforcing evaporation from a coating on a panel surface |
-
1976
- 1976-03-25 JP JP51031978A patent/JPS6018219B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52115840A (en) | 1977-09-28 |
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