JPS60181378A - セルロース含有繊維材料の捺染方法 - Google Patents

セルロース含有繊維材料の捺染方法

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JPS60181378A
JPS60181378A JP60014618A JP1461885A JPS60181378A JP S60181378 A JPS60181378 A JP S60181378A JP 60014618 A JP60014618 A JP 60014618A JP 1461885 A JP1461885 A JP 1461885A JP S60181378 A JPS60181378 A JP S60181378A
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JP
Japan
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carbon atoms
adduct
ethylene oxide
moles
mole
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JP60014618A
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English (en)
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ハンス‐ウルリツヒ ベレント
パウル シエーフアー
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Novartis AG
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Ciba Geigy AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、あわ捺染の方法で反応染料を用いてセルロー
ス含有繊維材料を捺染(プリント)する方法に関する。
染色成分として顔料または常に結合剤の配合されている
顔料製剤を用、いて、あわ立てられた捺染染料組成物に
よってセルロース繊維材料を染色しうろことは公知であ
る。しかしながら、結合剤を含有しているこのような染
料組成物は、被処理材料の風合い(handle )を
損なうという欠点がある。
これに対して、反応染料による捺染では一般に結合剤は
使用されない。したがって、捺染が風合いに影響を与え
ることはない。しかしながら、反応染料を用いていわゆ
る張り(cr’1spness )の良好な製品を得る
ためには多量ののり剤(thickner ) が必要
とされる。
のり剤を使用した場合の不利益は、その染料が印捺され
そして固着された後でのり剤を洗い落すだめの特別な工
程が必要であることである。この付加的洗滌工程には相
当な器具を要し、そしてエネルギー、水、および各種薬
品の消費量も増える。
しかして今回本発明によって、以下に詳述する方法を適
用してセルロース含有繊維材料を捺染した場合には、の
り剤を使用しなくとも所望される良好な張りが得られる
ことが見出された。
すなわち、本発明は、染料とあわ立て剤および場合によ
ってはさらに例えば固着用アルカリなどの助剤を含有し
ている、あわ立てられた水性調合物で繊維材料を印捺し
、そして熱の作用を介して染料を固着させることによっ
てセルロース含有繊維材料を反応染料で捺染する方法に
関し、本発明による方法においては、前記の調合物はさ
らにアクリルアミドまたはメタクリルアミドの単独重合
体または共重合体、あるいは3乃至10個の炭素原子を
有する少なくとも三価の脂肪族アルコールにアルキレン
オ壬シトを付加した付加物とアクリルアミドまたはメタ
クリルアミドとから得られるグラフト重合体を含有する
。この調合物は上記重合体の混合物を含有することもで
きる。
泡立てられるべき調合物に単独または混合して加えられ
る上記アクリルアミド重合体の添加量は、水溶液の形態
で0,5乃至20F/ ’tであり、捺染方法の種類に
よりiりうる。
すなわち、まだ泡立てられていない調合物1tについて
2乃至10%水溶液の形態で0.5乃至202、有利に
は0.5乃至10f1好ましくは1乃至5グ添加するの
が適当であることが判明している。
本発明によって使用されるアクリルアミドまたはメタク
リルアミドをベースとした重合体は、上記に定義したグ
ラフト重合体であるのが好ましい。
好ましいグラフト重合体は、3乃至6個の炭素原子を有
する三価ないし六価アルカノールにプロピレンオキシド
を4乃至100モル、好ましくは40乃至80モルを付
加した付加物にメタクリルアミドあるいは特にアクリル
アミドをグラフト重合することによって得ることができ
る。アルカノールは直鎖状のものでも分枝状のものでも
よい。例を挙げればグリセリン、トリメチロールエタン
、トリメチロールプロパン、エリトリトール、ペンタエ
リトリトール、マンニトール、ソルビトールなどである
上記した多価アルコールにエチレンオキシドとプロビレ
オンオキシドとの混合物あるいはエチレンオキシドのみ
を付加した付加物に、メタクリルアミドまたはアクリル
アミドをグラフト重合して製造されたグラフト重合体も
適当である。
特に適当なものは、グリセリン1モルにプロピレンオキ
シド40乃至80モルを付加した付加物にアクリルアミ
ドをグラフト重合して得られるグラフト重合体である。
本発明によって使用されるグラフト重合体は、主鎖とし
て上記に定義した付加物を2.5乃至50重量%そして
側鎖としてグラフトされたメタクリルアミドまたは好ま
しくはアクリルアミドを50乃至97.5重量%含有し
ているのが有利である。
好ましくは、グラフト重合体は、上記に定義したアルキ
レンオキシド付加物を2.5乃至30重量%そしてグラ
フトされたメタクリルアミドまたは特にアクリルアミド
を70乃至97.5重量%含有する。グラフト重合体を
基準にしてアミドを80乃至97.5重量%含有するも
のがさらに好ましい。
これらの内、主鎖としてグリセリン1モルにプロピレン
オキシド40乃至80モルを付加した付加物を4乃至2
0重量%とアクリルアミドを80乃至96重量%含有す
るものが特に好適である。
前記のチはグラフト重合体全体を基準としたものである
本発明の方法によって使用されるグラフト重合体は、そ
れ自体公知の方法によって製造される。有利には40乃
至100℃の温度において触媒の存在下、(1)3乃至
10個の炭素原子を有する少なくとも三価の脂肪族アル
コールにアルキレンオキシドを付加した付加物を(2)
アクリルアミドまたはメタクリルアミドと重合すること
によって製造される。したがってこれによる生成物は、
アルキレンオキシド付加物が主鎖を形成しており、その
主鎖が各炭素原子上にグラフトされた側鎖の形状のアク
リルアミドまたはメタクリルアミドを含有しているよう
なグラフト重合体を主体とするものである。
好ましい触媒は、遊離基を形成する有機あるいはより好
ましくは無機開始剤である。ラジカル重合を実施するた
めに適当な有機開始剤の例を挙げれば、対称形ベルオキ
ソカーボネート、ブチルペルオクトエート、ブチルペー
ルベンゾエート、ベルアセテート、およびベルオ千ソジ
力ルバメートである。適当な無機開始剤の例は、過酸化
水素、過ホウ酸塩、ペルオキソ硫酸塩、ベルオキソニ硫
酸塩などである。
好ましい開始剤または活性化剤は、ベルオ千ソニ硫酸カ
リウムである。
これらの触媒は、出発原料に対して0.05乃至5重量
パーセントの量で使用することができ、有利には0.0
5乃至2重量パーセント、好ましくは0.1乃至1重量
パーセントの量で使用される。
グラフト重合は不活性雰囲気中、例えば窒素雰囲気中で
実施するのが有利である。
グラフト重合体は非常に粘稠な生成物の形態で得られる
。水で溶解または希釈することによって固体分が0.5
乃至20重量%、好ましくは2乃至20重量%のゲル状
生成物とすることができる。得られた水性グラフト重合
体溶液の保存のためお工び/または貯蔵寿命の向上のた
めに、保存剤たとえばクロロアセトアミド、N−ヒドロ
キシメチルクロロアセトアミド、ペンタクロロフェルレ
ート、アルカリ金属亜硝酸塩、トリエタノールアミン、
あるいは好ましくはハイドロキノンモノメチルエーテル
、さらにはまた抗菌剤たとえばナトリウムアジド、ある
いは1個または2個の脂肪アルキル基を含有している表
面活性第四アンモニウム化合物などを添加することがで
きる。これらの保存剤と年菌性化合物との混合物も有益
に使用しうる。
特に好ましく使用されるグラフト重合体は、2乃至5%
溶液で25℃における粘度が3000乃至1soooo
、好ましくは15000乃至120000、特に好まし
くは4oooo乃至80000 mPa5 (ミリパス
カル秒゛)であるものである。グラフト重合体を製造す
るのに使用されるポリアルキレンオキシド付加物は、一
般に400乃至600Q。
好ましくは3000乃至4500の分子量をもつ。
上記グラフト重合体の代りに、本発明によるあわ捺染に
は、アクリルアミドまたはメタクリルアミドの直鎖状ま
たは分枝状重合体、およびアクリルアミドまたはメタク
リルアミドおよびその他のエチレン不飽和モノマーの共
重合体を使用することもでき、モノマーの例としては次
のものが考慮される。アクリル酸、メタクリル酸、α−
ハロゲンアクリル酸、2−ヒドロキシエチルアクリル酸
、α−シアノアクリル酸、クロトン酸、ビニル酢酸、マ
レイン酸、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、ビ
ニルアルキルエーテル(メチルビニルエーテル、イソプ
ロピルビニルエーテル)、ビニルエステル(酢酸ビニル
)、スチレン、ビニルトルエン、ビニルスルホン酸、2
−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ある
いは8乃至22個の炭素原子を有するモノアルコールに
2乃至15モルのエチレンオキシドを付加した付加物に
よる上記α、β−不飽和カルボン酸のエステル、特にマ
レイン酸の半エステル。アクリルアミドと他のモノマー
との重量比は好ましくは9:1乃至l:1である。
適当なあわ立て剤は一般に、表面活性の特性を有する陰
イオンまたは非イオン化合物(以下単に表面活性剤とも
いう)である。表面活性剤は溶液の表面張力を減少させ
、これによって発泡を促進しそして泡を安定させる。
陰イオン表面活性剤と非イオン表面活性剤とは、それぞ
れ単独で使用してもよいし、同じタイプ内の混合物とし
て使用してもよいし、あるいはまた陰イオンと非イオン
の表面活性剤とを組合わせて使用してもよい。
適当な陰イオン表面活性剤の例を以下に示す: そのアルキル鎖が8乃至18個の炭素原子を有している
硫酸化脂肪族アルコール、たとえば硫酸化ラウリルアル
コール; 脂肪基中に8乃至20個の炭素原子を有する硫酸化不飽
和脂肪酸またはその低級アルキルエステル、たとえばり
レノール酸およびかかる脂肪酸を含む油脂類たとえばひ
まし油;そのアルキル鎖が8乃至20個の炭素原子を有
しているアルキルスルホナート、たとえばドデシルスル
ホナートまたはペンタデシルスルホナート; 1または2の直鎖状または分枝状アルキル鎖を含みそし
て全部で少なくとも6個の炭素原子を有するアル壬ルア
リールスルホナート、たとえばドデシルベンゼンスルホ
ナート、ジブチルナフタリンスルホナート、または3,
7−ジアルキルナフタリンスルホナート:アルキル基中
に8乃至22個の炭素原子を有スるスルホン化1−ベン
ジル−2−7/Lf−ルベンズイミダゾール; ポリカルボン酸エステルのスルホナート、たとえばジオ
クチルスルホスクシナートまたはスルホコハク酸アミド
; セッケンと呼ばれているlO乃至20個の炭素原子を有
する脂肪酸のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、または
アミン塩、たとえばコロホニー塩; ポリアルコールのエステル、特に12乃至18個の炭素
原子を有する脂肪酸のモノグリセリドまたはジグリセリ
ド、たとえばラウリン酸、ステアリン酸、またはオレイ
ン酸のモノグリセリド; 8乃至22個の炭素原子を有する脂肪アミン、脂肪アミ
ド、脂肪酸、または脂肪アルコールに、あるいはアルキ
ル鎖中に4乃至16個の炭素原子を有するアルキルフェ
ノール、0−フェニルフェノール、ベンジルフェノール
に、あるいは3乃至6個の炭素原子を有する三価ないし
六価アルカノールに17″J至60モル、好ましくは2
乃至30モルのエチレンオキシドおよび/またはプロピ
レンオキシドを付加した付加物の酸エステル−この場合
、酸はマレイン酸、マロン酸、またはスルホコハク酸を
例とする有機ジカルボン酸、または好ましくは0−リン
酸を例とする無機多塩基酸、特に好ましくはリン酸であ
る一0 上記に例示した陰イオン表面活性剤の酸残基は、一般に
塩の形態、たとえばアルカリ金属塩、アンモニウム塩、
またはアミン塩の形態である。塩の具体例としてはリチ
ウム、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、トリメチ
ルアミン、エタノールアミン、ジェタノールアミン、お
よびトリエタノールアミンの塩が示される。
あわ立て剤として特に好適な陰イオン表面活性剤は下記
のものである: (1)8乃至22個の炭素原子を有する脂肪アルコール
1モル、またはアルキル基中に4乃至12個の炭素原子
を有するアル千ルフェノール1モルに2乃至15モルの
エチレンオキシドを付加したポリ付加物の酸エステルま
たはその塩; (2) ラウリルサルフェートを例とする、そのアルキ
ル鎖が8乃至20個の炭素原子を含有スるアルキルサル
フェート: (3) アルキル基中に8乃至18個の炭素原子ヲ有ス
るアルキルフェニルスルホナート;(4) アルキル基
1つにつき3乃至5個の炭素原子を有するジアルキルナ
フタリンスルホナート。
上記の(1)乃至(4)の成分はあわ立て剤として単独
でまたは混合して使用しうる。
非イオン表面活性剤で適当なものは、少なくとも4個の
炭素原子を有する脂肪族モノアルコール、三価ないし六
価脂肪族アルコール、アルキルまたはフェニルによって
置換されていてもよいフェノールまたは8乃至22個の
炭素原子を有する脂肪酸などの1モルに、アルキレンオ
キシドたとえばエチレンオキシドお工び/またはプロピ
レンオキシド1乃至100モルを付加した非イオンアル
キレンオキシド付加物である。
非イオン表面活性剤の例を下記に示す。
8乃至22個の炭素原子を有する脂肪アルコール、特に
セチルアルコール; 8乃至22個の炭素原子を有する高級不飽和または飽和
モノアルコール、脂肪酸、脂肪アミン、または脂肪アミ
ド、あるいはフェニルフェノール、あるいはそのアルキ
ル基が少なくとも4個の炭素原子を有するアルキルフェ
ノールに好ましくは2乃至80モルのフルキレンオキシ
ド、特にエチレンオキシドを付加した付加物(各エチレ
ンオキシド単位はスチレンオキシドお工び/またはプロ
ピレンオキシドのごとき置換エポキシドによって置き換
えてもよい); アルキレンオキシド、特にエチレンオキシドお工び/ま
たはプロピレンオキシド縮合生成物(ブロック重合体)
; 8乃至2−2個の炭素原子を有する脂肪酸と少なくとも
1つのヒドロキシ低級アル千ル基または低級アルコキシ
低級アル壬ル基を有する第一または第二アミンとの反応
生成物、またはかかるヒドロ千シアル壬ル含有反応生成
物のアルキレンオキシト付加物(反応はヒドロキシアル
千ルアミンと脂肪酸とのモル比が1:1またはそれ以上
たとえば1.1:1乃至2:1となる工うに実棒される
); 3乃至6個の炭素原子を有する三価ないし六価脂肪族ア
ルコールたとえばグリセリンまたはペンタエリトリトー
ルにプロピレンオキシドを付加した、平均分子量が25
0乃至ZIZt ’ z、Zt 式中、 Rは水素、多くとも18個、好ましくは8乃至16個の
炭素原子を有するアル壬/Lまたはアルケニル、アルキ
ル部分に4乃至12個の炭素原子を有する0−フェニル
フェニルまたはアル千ルフェニル、 zl とz2とは一方が水素そして他方がメチルを意味
する、 yは1乃至75、好ましくは3乃至50の数、 Xは1乃至30の数、そして nl +n2の合計は3乃至30、好ましくは3乃至1
5であり、)’+ +y2は2乃至30、好壕しくは4
乃至20であり、そしてn、とy、とは0であることも
できる。
式(1)の好ましいブロック重合体はRが4乃至18個
、好ましくは8乃至16個の炭素原1800、好ましく
は400乃至900のプロピレンオキシド付加物。
あわ立て剤として特に好適な非イオン表面活性剤は次の
ものでおる: (5)8乃至22個の炭素原子を有する脂肪族モノアル
コールまたは脂肪酸の1モル、またはアルキル部分に全
部で4乃至12イ固の炭素原子を有するアルキルフェノ
−7Jしの1モルに2乃至15モルのエチレンオキシド
を付加した付加物、 (6)脂肪酸基中に8乃至22個の炭素原子を有シそし
てアルカノール部分に2乃至6イ固の炭素原子を有する
脂肪酸ジアル力ノーノしアミド。
その他の好適な非イオン表面活性剤は下言己式(1)お
よび(2)のブロック重合体である。
(1) 2、 2゜ 子のアルキルまたはアルケニル、yが1乃至15、好ま
しくは3乃至15、nlが3乃至15そしてn、がOで
あるものである。
特に好ましいブロック重合体は脂肪アルコールポリグリ
コールコニ−チル、特に炭素原子8乃至16個の脂肪族
モノアルコール、好ましくは8乃至16個の炭素原子を
有するアルカノールに3乃至10モルのエチレンオキシ
ドと3乃至10モルのプロピレンオキシドとを付加した
付加物である。
これらブロック重合体は、エチレンオキシドから由来し
た単位を107’l至50重量%、プロピレンオキシド
から由来した単位を50乃至90重量%含有してなり、
そして250乃至6000、特に350乃至3000の
分子量を有するのが望ましい。
シロキサン−オキジアルキレジ共重合体も使用可能な非
イオン表面活性剤の1つである。
これらの重合体は、ハロゲン置換有機ポリシロキサンと
ポリオキシアルキレンたとえばポリエチレングリコール
またはポリプロピレングリコールのアルカリ金属塩との
反応生成物である。この種の化合物は、たとえば欧州特
許明細書第30919号または第49832号に記載さ
れている。
あわ立て剤またはあわ減速剤(foam −moder
atora ) として使用される好ましいブロック重
合体およびシロキサンーオ壬ジアルキレン共重合体は、
曇り点が15乃至70℃、好ましくは25乃至50℃で
あるのが有利である。曇り点は、たとえばドイツ工業規
格(DIN)53917に従って測定される。
本発明によって使用されるあわ立て剤は、上記に例示し
た陰イオン表面活性剤および/または非イオン表面活性
剤の混合物の形態で使用するのが好ましい。
上記陰イオン表面活性剤お工び/または非イオン表面活
性剤に加えて、あわ立て剤混合物はさらに第四アンモニ
ウム塩を含有しうる。
これらは、たとえばそのアルキルまたはアルケニル基が
8乃至24個の炭素原子を有する脂肪族脂肪アミンたと
えばドデシルアミン、へ壬すデシルアミン、ヘプタデシ
ルアミン、オクタデシルアミン、タロウアミン、ベヘニ
ルアミン、オレイルアミン、またはジアミンおよびトリ
アミンたとえばドデシルプロピレンジアミン、オクタデ
シルエチレンジアミン、およびオクタデシルジエチレン
トリアミンを1乃至35当量のアルキレンオ千シトたと
えばプロピレンオキシド、特に好ましくはエチレンオキ
シド、またはプロピレンオキシドとエチレンオキシドと
の混合物と、そして場合によってはさらに1乃至2当量
のスチレンオキシドと反応させ、次に常用の四級化剤た
とえばハロゲン化メチル、ハロゲンエチル、ハロゲン化
ペンシル、硫酸ジエチル、または特に硫酸ジメチル、ハ
ロゲノヒドリン、またはハロゲノカルボキシアミド、た
とえばクロロアセトアミドと反応させることVCよって
製造される。
これら陽イオン助剤の混合物も使用できる。
陽イオン助剤として使用するのに特に適当であることが
判明している化合物は、12乃至24個の炭素原子を有
するアルキルアミンまたはアルケニルアミン、まだはそ
れらの混合物に、2乃至35モルのエチレンオキシドお
よび場合によってはさらに1モルのスチレンオキシドを
付加した付加物を、硫酸ジメチル、硫酸ジエチル、また
はハロゲン化C0−C,アルキルたとえば塩化メチルま
たはヨウ化メチルで四級化して得られた生成物である。
好ましいあわ立て剤混合物の例は、前記成分(1)、(
2)、(3)、(4)、(5)、及び(6)の組合わせ
であり、特に下記のものの組合わせである:仏) 8乃
至10個の炭素原子を有するアルキルスルホナートお工
び12乃至22個の炭素原子を有する脂肪アルコールま
たはかかる脂肪アルコールに1乃至4モルのエチレンオ
キシドを付加した付加物、 CB) アルキル部分内に4乃至12個の炭素原子を有
するアルキルフェノール1モルにエチレンオキシド2乃
至12モルを付加した付加物、アルコール部分に10乃
至12個の炭素原子を有し且つ2乃至4のエチレンオキ
シド単位を有する脂肪アルコール/エチレンオキシド付
加物の硫酸エステルのナトリウム塩、および脂肪酸基中
に8乃至18個の炭素原子を有する脂肪酸ジェタノール
アミド、 (C)12乃至22個の炭素原子を有する脂肪アルコー
ル1モルにエチレンオキシド1乃至15モルを付加した
付加物、脂肪酸基中に8乃至18個の炭素原子を有する
脂肪酸ジェタノールアミド、 (2)アルコール部分内に10乃至22個の炭素原子を
有し且つ2乃至4のエチレンオキシド単位を有する脂肪
アルコールエチレンオキシド付加物の硫酸エステルのナ
トリウム塩、脂肪酸基中に8乃至18炭素原子を有する
脂肪酸ジェタノールアミド、および所望ならばct!−
C2t アルコールに1乃至4モルのエチレンオキシド
を付加した付加物、 (E) アルコール部分に10’7′J至22個の炭素
原子を有し且つ2乃至4のエチレンオキシド単位を持つ
脂肪アルコールエチレンオキシド付加物の硫酸エステル
のナトリウム塩、脂肪酸基中に8乃至18個の炭素原子
を有する”A@U:酸ジェタノールアミド、アルキル部
分に8乃至12個の炭素原子を有するアルキルベンゼン
スルホナート、および所望の場合にはさらに1−ベンジ
ル−2−C+7−CIll−アルキルベンズイミダソー
ルジスルホン酸のジナトリウム塩、 伊) 8乃至18個の炭素原子を有する脂肪族モノアル
コール1モルまたは特にアル壬ル基中に4乃至12個の
炭素原子を有するアルキルフェノール1モルに2乃至1
5モルのエチレンオキシドを付加した付加物の硫酸エス
テルまたはその塩、お工び8乃至16個の炭素原子を有
する脂肪族モノアルコール1モルにエチレンオキシド3
乃至10モルおよびプロピレンオキシド3乃至10モル
を付加した付加物、 (G)8乃至18個の炭素原子を有する脂肪族モノアル
コール1モルに2乃至15モルのエチレンオキシドを付
加した付加物の硫酸エステルまたはその塩(特にジェタ
ノールアミン塩)、脂肪酸基中に8乃至18個の炭素原
子を有する脂肪酸ジェタノールアミド、アル千ル基1つ
につき3乃至5個の炭素原子を有スるシアル壬ルク7タ
リンスルホナート、および所望の場合には12乃至22
個の炭素原子を有する脂肪アルコール1モルに2乃至8
0モルのエチレンオキシドを付加した付加物お工び/ま
たは12乃至22個の炭素原子を有する脂肪アミンにス
チレンオキシド1モルとエチレンオキシド10乃至30
モルとを付加し硫酸ジメチルで四級化した付加物。
これらのあわ立て剤混合物は、単に複数成分を水を加え
て攪拌することによって得ると −とができる。所望な
らば、あわ立て剤は1つまたはそれ以上の混合物の形態
で処理液に添加することができる。各混合物はあわ減速
剤、あわ安定剤、または湿潤剤としても役立ちうる。
好ましくは混合物の形態で処理液に加えられるあわ立て
剤の添加量は、捺染方法により変るが、一般にはあわ立
てられるべき処理液1tにつき0.5乃至200 f、
好ましくは1.5乃至1502である。
本発明の方法に使用される染料は、セルロース繊維材料
の染色または捺染のために常用される反応染料である。
なお、反応染料とは、セルロースと化合結合する普通の
染料、たとえばカラーインデックス(Co1our I
ndex )第3版(1971年)、第3巻第3391
〜5560頁お工び同じくカラーインデックス改訂第3
版(1975年)第6巻、第6268〜6345頁に記
載されている反応染料を意味するものと理解されるべき
である。
染料の使用量は、一般に所望される色の濃淡に依存して
決定されるが、一般的には捺染調合物ltにつき0.1
乃至300gであり、有利には0.1乃至1009、好
ましくは5乃至602である。
反応染料が使用されるので、調合物は一般に固着用のア
ルカリを含有している。反応染料を固着するために使用
されるアルカリ化合物の例は炭酸ナトリウム、重炭酸ナ
トリウム、水酸化ナトリウム、リン酸二ナトリウム、リ
ン酸三ナトリウム、ホウ砂、水性アンモニア、およびア
ルカリ供与体たとえばトリクロロ酢酸ナトリウムまたは
ギ酸ナトリウムである。
使用されるアルカリはまたケイ酸ナトリウムと炭酸ナト
リウム25チ水溶液との混合物であってもよい。
アルカリ含有捺染調合物のplは一般に7.5乃至13
.2、好ましくは8.5乃至11.5である。
本発明による方法は、セルロース製のまたはセルロース
を含んでいる繊維材料の捺染に適する。
セルロース繊維材料は、再生セルロースまたは特に天然
セルロース製のものであり得る。
例えばステープルビスコース、フィラメントビスコース
、大麻、リネン、シュート、または特に木綿、あるいは
たとえばナイロン/木綿またはポリエステル/木綿のご
とき混合繊維からのものであり得る。ポリエステル/木
綿混合繊維材料の場合、そのポリエステル部分を分散染
料で同時に捺染することもできる。
繊維材料はいかなる形状であってもよい。
たとえば糸、かぜ、織物、編物、フェルトであり得、好
ましいものは全部または部分的に天然、再生、または変
性セルロースからなる編物または織物のごとき繊維布様
構造の形状のものである。
あわ立てられるべき捺染調合物は、染料を溶解し、そし
てアクリルアミド重合体、アわ立て剤、および所望の場
合にはアルカリを添加することによって都合よく製造す
ることができる。使用される染料の種類によっては、そ
の捺染調合物はさらに常用添加物たとえば電解質、グリ
セリン、尿素、酸化剤たとえばニトロベンゼンスルホナ
ートまたは塩素酸ナトリウム、金属イオン封鎖剤あるい
は捺染調合物の種類によってはさらに湿潤剤を含有しう
る。のり剤に添加は必要ではない。
あわは市場で通常のあわ立て装置で、所望ならば連続式
に発生させることができる。
本発明の方法の場合、適当なあわ立て度すなわち未発泡
調合物と発泡した調合物との体積比は1:2乃至1:1
00.好ましくは1:4乃至1:20である。
本発明によって使用されるあわの特徴は濃度(thic
kness )、密度、安定性の高いこと、すなわち使
用寿命が長いことである。本発明による泡は5分乃至2
4時間の半減期を有し、好ましくは30分乃至6時間の
半減期を持つ。
あわ立てた調合物中のあわ直径は約1乃至100μであ
る。
あわは、被処理繊維材料に各種方法で均等に付与するこ
とができる。例えば吸引、ロール塗布(片面または両面
塗布)、吹きつけ、プレシング、プリンティジグなどの
付与技術 ゛を用いることができる。あわ立てられた捺
染調合物は、繊維捺染において従来常用の機械を用いて
・、例えば、ローラまたは回転式印捺機を使用して付与
することができる。あわをスクリーン印捺機によって、
好ましくは密閉系内で付与するのが有利である。この種
の装置はたとえばドイツ公開明細書第3034802号
および第3034803号に記載されている。
あわは工0乃至90℃の温度、一般には室温すなわち約
15乃至30℃で都合よく付与される。繊維に対するあ
わの付与量は一般に10乃至120重量%、特に15乃
至50重量%である。
あわは容器から繊維の面へ付与ローラを介して、好まし
くは調節可能なドクターブレードを用いて付与される。
繊維に接触した時にあわは即座に脱水される。所望なら
ば、あわの付与をその繊維の裏側面に対してくシ返すこ
とができる。この場合、表側面への付与と裏側面への付
与との間に中間乾燥を行なう必要はない。さらに、表側
面に付与される印捺あわと裏側面に付与される印捺あわ
とを互に別種類のものとすることも可能である。
好ましくは、本発明によるあわの付与は、最初に処理液
を密閉系内の適当な装置の中で、たとえば加圧下で、あ
わ立て、そして次に生じたあわをパイプによって付与装
置へ送ることによって実施される。このあと、あわを繊
維布へ、好ましくはふるいまたはふるい状中間壬ヤリャ
ーを介して付与される。ここにおいてあわは機械的な圧
縮、圧搾(squeezingλまたはスムージング(
smoothing )によって布の中に吸引される。
このふるいまたはふるい状中間千ヤリャーは多孔金属シ
ート、メツシュ、網、金網、シーブドラム、あるいはシ
ーブドラム−νなどでありうる。
この方法で実施すると付与された泡を破裂することによ
ってあわ構造が破壊され、この時にあわが脱水され、そ
して繊維材料が均一的に湿潤されるという効果がある。
あわが付与されそして破壊されて水になったのち、印捺
された繊維材料は付与された染料を固着するため熱処理
にかけられる。
この熱的固着はホット−バッチ法、サーモゾル法、スチ
ーミング法などによって実施することができ、好ましく
はスチーミング(蒸熱)によって実施される。
スチーミング法においては、印捺あわて印捺された繊維
材料は、染料を固着させるために蒸熱器内で98乃至2
10℃の温度、有利には100乃至180℃、好ましく
は102乃至120℃の温度で飽和または過飽和蒸気で
処理される。
ホット−バッチ法の場合には、繊維布は通常85乃至1
02℃の温度で例えば5乃至120分間湿潤状態で放置
される。このバッチ工程前に印捺された布を赤外線処理
により85乃至102℃まで予熱しておくことができる
。バッチ温度は好ましくは95乃至100℃である。
いわゆるサーモゾル法においては、染料ハ所望によ、り
中間乾燥したのち、100乃至210℃の温度で固着さ
れる。このサーモンルは好ましくは印捺された布を80
乃至120℃の温度で中間乾燥したのちに120乃至2
10℃、より好ましくは140乃至180℃の温度で実
施される。使用温度に工りサーモゾル実施時間は変るが
、一般的には20秒乃至5分間、好ましくは30秒乃至
4分間である。
染色工程に続いて、染色されたセルロース含有繊維材料
を非固着染料の除去のため常法によシ洗滌することがで
きる。この目的のためには基質を、たとえば40’Cが
ら沸騰温度までの範囲内の温度で、セッケンまたは合成
洗剤を含有している浴中で処理する。この洗い出し処理
に続いて湿潤堅ろう性を向上させるために固着剤で処理
することができる。
本発明の方法によれば、濃色且っ均染された捺染物が得
られ、その捺染物は良好な張り、よい感触、かつすぐれ
た外観を示す。さらに、捺染物の使用特性、たとえば耐
光堅ろう性、摩擦堅ろう性、および湿潤堅ろう性は上記
に特定したアクリルアミド重合体の使用によって不利な
影響を受けることはない。
特に、本発明によるあわ捺染法を採用すると、従来常用
されていたのり剤を使用することなくセルロース含有繊
維材料を反応染料で捺染することが可能である。すなわ
ち、従来法では一般に多量に使用゛されなければならな
かったアルギン酸塩、セルロース誘導体、テんぶんエー
テル、あるいは豆粉エーテルたとえばいなごまめ粉末エ
ーテルのごときのり剤の使用が不要となる。本発明の方
法によれば、上記した種類のアクリルアミド重合体の添
加量が少ない場合でも張りのよい捺染物が得られる。
以下、本発明を製造例と捺染実施例とによってさらに詳
細に説明する。なお、部およびパーセントは特に別途記
載のない限り重量部および重量パーセントである。
染料の場合、記載の量は市場入手される形態の、すなわ
ち希釈剤を含んでいる染料の重量であり、助剤の場合は
純物質の量である。
5桁のカラーインデックス番号(C,1,)については
「カラーインデックス」の第3版を参照されたい。
製造例 LL 2002の水にアクリルアミド22.5f。
グリセリン1モルにプロピレオ千シト52モルを付加し
た付加物2.4M’、およびベルオ壬ソニ硫酸カリウム
0.049を溶解し、この溶液を窒素雰囲気で攪拌しな
がら50℃まで加熱し、そしてこの温度に3時間保持す
る。次に、水40を中ペルオキソニ硫酸カリウム0、0
3 tの・溶液を60分間で滴下し、そして得られた粘
度の高い溶液を30分間で300艷の水を加えて希釈す
る。この反応混合物を50℃に5時間保持し、しかるの
ちハイドロキノンモノメチルエーテル0.6Fとナトリ
ウムアジド0.12 tとを添加し、そして攪拌しなが
ら室温まで冷却する。しかして4.4係の重合体を含む
ゲル565fが得られる。25℃で測定したこのゲルの
粘度は11295.7 mPa5であった。
例2 水600fにアクリルアミド71.25f。
平均分子量が4200のプロピレンオキシドとグリセリ
ンとの付加物3.75f、およびベルオ千ソニ硫酸カリ
ウム0.092を溶解し、この溶液を窒素雰囲気下で攪
拌しながら50℃まで加熱し、そして50℃に3時間保
持する。溶液の粘度は徐々に上昇する。水1202中ペ
ルオキソニ硫酸カリウム0.069の溶液を60分間で
滴下する。滴下開始約10分後に粘度が高くなるので、
その後の20分間に亘って6002の水を添加する必要
がある。
ベルオ壬ソニ硫酸カリウムの滴下終了したら、この粘度
が次第に高くなる溶液をさらに5時間50℃に保持し、
そして少しずつ分けながらさらに400fの水を添加す
る。ハイドロキノンモノメチルエーテル1.72を添加
したのち、この混合物を攪拌しながら室温まで冷却する
。しかして重合体含量が4.3%の自由流動性ゲル17
94fが得られる。25℃で測定したこのゲルの粘度は
64202 mPa5であった。
且と アクリルアミド71.25?、平均分子量が3350の
プロピレンオキシドとペノタエリトリトールとの付加物
3.75f、およびベルオキソ二個コ酸カリウム0.0
9 fを6001の水に溶解し、そしてこの溶液を窒素
雰囲気下で攪拌しながら50℃まで加熱し、そして3時
間50℃に保持する。この溶液の粘度は徐々に上昇する
。水1201中ペルオキソニ硫酸カリウム0.06 f
の溶液を60分間で滴下する。滴下終了後約30分間で
溶液の粘度が上昇する。そこで次の20分間で水600
2を添加する。この後、この粘度が上昇する溶液をさら
に4時間50℃に保持し、しかるのちさらに4002の
水を加えて希釈し、トリエタノールアミン3,4りを添
加し、そして攪拌しながら室温まで冷却する。しかして
固形分4.0−のまだ流動性のゲル17939が得られ
る。25℃で測定したこのゲルの粘度は75300 m
Pa5 であった。
例4 アクリルアミド17.8 f 1グリセリン1モルにプ
ロピレンオキシド70モルとエチレンオキシド6モルと
を付加した付加物0.94f、およびベルオキソニ硫酸
カリウム0.0259とを2502の水に溶解し、この
溶液を窒素雰囲気下で攪拌しながら50℃まで加熱し、
そしてこの温度に3時間保持する。次に、この溶液の温
度を20分間で60〜63℃まで上昇させる。粘度が明
らかに上昇したら55℃まで冷却し、そして粘度が増加
するこの溶液を55℃に5時間保持する。次に、この粘
性溶液に、水177を中クロアセトアミド0、459と
ハイドロキノンモノメチルエーテル0.459の溶液を
添加する。しかして、グラフト重合体を4.2チ含有し
ているゲル446グが得られる。25℃で測定したこの
ゲルの粘度は96750 mPa5 であった。
エム 例4で使用した付加物に代えて、トリメチロールプロパ
ン1モルにプロピレンオキシド53モルを付加した付加
物を使用して操作を実施した。グラフト重合体の含量が
4.2%のゲル4461が得られ、このゲルの25℃で
測定した粘度は19500 mPa5 であった。
例6 アクリルアミド17.24f、グリセリン1モルにプロ
ピレンオキシド70モルを付加した付加物4. a t
 y 、およびベルオ壬ソニ硫酸カリウム0. O35
fを水2002に溶解し、この溶液を窒素雰囲気下で攪
拌しながら50℃まで加熱し、そしてこの温度に4時間
保持する。粘度の増加するこの溶液を次に55℃に5時
間加熱する。水2911にクロロアセトアミド0.4?
とハイドロキノンモノメチルエーテル0.41とを溶解
した溶液を次に添加する。しかして、4.2%の重合体
を含有しているゲル5132が得られる。25℃で測定
したこのゲルの粘度は25750 mPa5 であった
例7 アクリルアミド15.1f、グリセリン1モルにプロピ
レンオキシド70モルを付加した付加物6.9f、およ
びベルオキソニ硫酸カリウム0.025 tを水209
tに加えた混合物を窒素雰囲気下で攪拌しながら50℃
まで加熱し、そしてこの温度に3時間保持する。次に、
この粘度が徐々に上昇する溶液を55℃に5時間加熱す
る。このあと、水291を中クロアセトアミド0.4f
とハイドロキノンモノメチルエーテル0.4’tとの溶
液を添加する。
しかして、重合体含量が4.2%のゲル5122を得る
。25℃で測定したこのゲルの粘度は16300 mP
a5 であった。
例8 アクリルアミド131、グリセリン1モルにプロピレン
オキシド70モルを付加した付加物8.7f、お工びぺ
、ルオキソニ硫酸カリウム0.015 fを水1502
に混合し、この混合物を窒素雰囲気下で攪拌しながら5
0℃まで加熱し、そしてこの温度に4時間保持する。
次にこの粘度の漸増する溶液を65℃で2時間、更に6
0℃で3時間加熱する。このあと、水347 を中ハイ
ドロキノンモノメチルエーテル0.41とクロロアセト
アミド0.4fとの溶液を添加する。しかして、重合体
4.2チを含有するゲル519vが得られる。25℃で
測定したこのゲルの粘度は155821nPasであっ
た。
実施例1 水lt中に下記の量で下記添加物を含有している捺染調
合物を調製した。
下記式の染料 10F I セチルアルコール1モルにエチレン オキシド2モルを付加した付加物7.5tとラウリル硫
酸ナトリウム0.02 s yとを含有している水性混
合物 501 上記製造例2で得られたグラフト 重合体 21 m−二トロベンゼンスルホン酸ナ トリウム塩 101 炭酸ナトリウム25%水溶液 601 尿 素 150 グ 上記により調製された捺染調合物をあわ立装置を用いて
密閉系内であわ立てた。あわ立て度は1:8であった。
あわの半減期は90分であった。
このあわをパイプを通してシーブスクリーンを介して0
.40バールの圧力下で木綿布上に付与した。そしてそ
の印捺された布を102℃で8分間蒸熱し、次にソーピ
ングし、そして常法により乾燥した。。
色の濃い、均染された、張りのある赤色捺染物が得られ
、その感触は良好であり、そして高い染色堅ろう性を示
した。
同様にして、製造例2によるグラフト重合体の代りに製
造例1お工び製造例3〜8のグラフト重合体をそれぞれ
等量使用し、且つ25℃の粘度が28000 cpsの
4チ水溶液としてポリアクリルアミドを使用した場合に
も高品質の捺染物が得られた。
実施例2 水lt中に下記成分を含有している捺染調合物を調製し
た。
下記式の染料 20? ラウリルアルコール1モルにエチレン オキシド3モルを付加した付加物の酸 性硫酸エステルのシー(β−ヒドロ千 シ左チル)−アミン塩とココ酸−N− シーβ−ヒドロキシエチルアミドとの混合物(1:1)
 x、st オレイルアミン1モルにスチレン オキシド1モルとエチレンオキシド 15モルとを付加し、硫酸ジメチル で四級化した付加物13部と、ジブ チルナフタリスルホン酸13部と、 オレイルアルコール1モルにエチレ ンオキシド80モルを付加した付加 物7部との混合物 0.77 製造例2のグラフト重合体 22 m−二トロベンゼンスルホン酸ナト リウム塩 107 炭酸ナトリウム25%水溶液 70グ。
上記にエリ調製された捺染調合物をあわ立装置を使用し
て密閉系内であわ立てた。あわ立て度は1:40であっ
た。泡半減期は2時間であった。
この泡をパイプを通しシーブスクリーンを介して0.4
0バールの圧力下で木綿布上に付与した。印捺した布を
乾燥し、100℃で8分間蒸熱し、ソーピングし、そし
てもう一度常法通り乾燥した。
色の濃い、均染された、張シのある赤色捺染物が得られ
、その感触は良好でありそして染色堅ろう性がすぐれて
いた。
実施例3 水lt中に下記の組成分を含む捺染調合物を調製した。
下記式の染料 75t セチルアルコール1モルにエチレン オキシド2モルを付加した付加物 15、 Ofとラウリル硫酸ナトリウム0.051とを
含有している水性混合 物 100f 製造例4のグラフト重合体 101 m−二トロベンゼンスルホン酸 のナトリウム塩 102 炭酸ナトリウムの25係水溶液 801尿 素 100
1 上記にニジ調製された捺染調合物をあわ立装置を用いて
密閉系内であわ立てた。あわ立て度は1:8であった。
あわ半減期は2時間以内であった。
このあわを0.20バールの圧力下でパイプを通しシー
ブスクリーンを介して木綿布に付与した。印捺された布
を乾燥し、140℃で4分間蒸熱し、ソーピングし、そ
してもう一度常法により乾燥した。
鮮明に均染されたトルコ玉色捺染物が得られ、その染色
堅ろう性は良好であった。
製造例4のグラフト重合体の代りに、等量の製造例1〜
3お工び5〜8の各グラフト重合体を使用した場合にも
同様に高品質の捺染物が得られた。
実施例4 水lt中に下記組成分を含有している捺染調合物を調製
した。
下記式の染料 109 前記式(11)の染料 1(1 セチルアルコール1モルにエチレン オキシド2モルを付加した付加物 22、5 fとラウリル硫酸ナトリウム0、0759と
を含む水性混合物 15o2製造例2のグラフト重合体
 209 m−二トロベンゼンスルホン酸のナ トリウム塩 10f 重炭酸ナトリウム 8を 尿 素 50t0 この捺染調合物を適当なあわ立装置内であわ支度1:6
まであわ立てた。このあわをドクタブレード付きスクリ
ーンを介して木綿/ポリエステル(33/67)混合繊
布に印捺した。印捺された布を乾燥してから180℃で
8分間蒸熱し、すすぎ洗いし、ソーピングし、そして常
法にエリ乾燥した。
これによって鮮明に均染された赤色捺染物が得られ、そ
の染色堅ろう性は良好であった。
実施例5 水14中に下記組成分を含む捺染調合物を調製した。
反応染料、レアクチブ、ブランク (Reactive Black ) 1 (C,1,
17916)001 セチルアルコール1モルにエチレン オキシド2モルを付加した付加物 15、Ofとラウリル硫酸ナトリウム 0、05 rとを含有している水性混合物 100f 製造例2のグラフト重合体 10t m−ニトロベンゼンスルホン酸の ナトリウム塩 10t 25%炭酸ナトリウム水溶液 1701尿 素 200
1 この捺染調合物をあわ立装置を用いて密閉系内であわ立
てた。あわ支度は1ニアであった。あわ半減期は2時間
以内であった。
このあわをパイプを通し0.20バールの圧力下でシー
ブスクリーンを介して木綿布上に付与して印捺した。印
捺された布を乾燥し、150℃で4分間熱処理し、そし
て次に常法通りすすぎ洗いし、再び乾燥した。
灰色に均染された捺染物が得られ、その染色堅ろう性は
良好であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 工、 セルロース含有繊維材料を反応染料で捺染する方
    法において、染料、あわ立て剤、およびアクリルアミド
    またはメタクリルアミドの単独重合体または共重合体あ
    るいは3乃至10個の炭素原子を有する少なくとも三価
    の脂肪族アルコールのフルキレンオ千シト付加物とアク
    リルアミドまたはメタクリルアミドとから得られるグラ
    フト重合体とを含有しているあわ立てられた水性調合物
    で繊維材料を印捺し、そしてつぎにその染料を熱処理に
    よって固着することを特徴とする方法。 2、 該調合物が、その未発泡調合物1を当シ゛水溶液
    の形態で0.1乃至20fの該重合体を含有しているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3、該調合物が、その未発泡調合物16当り該重合体を
    2乃至10チ水溶液の形態で0.5乃至10を含有して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。 4、該調合物が、3乃至6個の炭素原子を有する三価な
    いし六価アルコールにプロピレンオキシド4乃至100
    モルを付加した付加物にアクリルアミドまたはメタクリ
    ルアミドをグラフト重合して得られたグラフト重合体を
    含有していることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の方法。 5、該グラフト重合体が、そのグラフト重合体を基準に
    して、2.5乃至50重量−の該付加物およびこれの上
    にグラフトされたアクリルアミドまたはメタクリルアミ
    ドを50乃至97.5重量%含有していることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の方法。 6、該グラフト重合体が、そのグラフト重谷体を基準に
    して、2.5乃至30重量%の該付加物およびこれの上
    にグラフトされたアクリルアミドまたはメタクリルアミ
    ドを70乃至97.5重量俤慕有していることを特徴と
    する特許請求の範囲第5項に記載の方法。 7、該グラフト重合体が、グリセリン1モルにプロピレ
    ンオキシド40乃至80モルを付加した付加物とアクリ
    ルアミドとから製造されたものであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。 8、 該グラフト重合体が、そのグラフト重合体を基準
    にして、グリセリン1モルにプロピレンオキシド40乃
    至80モルを付加した付加物を4乃至20重量%と、こ
    れにグラフトされたアクリ、ルアミド80乃至96重量
    %とを含有していることを特徴とする方法。 9、 該調合物が、あわ立て剤として、8乃至10個の
    炭素原子を有するアル壬ルスルホナートと、12乃至2
    2個の、炭素原子を有する脂肪アルコールまたはかかる
    脂肪アルコール1モルにエチレンオキシド1乃至4モル
    を付加した付加物との混合物を含有していることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 10、該調合物が、あわ立て剤として、アルキル部分に
    4乃至12個の炭素原子を有するアルキルフェノール1
    モルにエチレンオキシド2乃至12モルを付加した付加
    物と、アルコール部分にlO乃至12個の炭素原子を有
    し且つ2乃至4のエチレンオキシド単位を有する脂肪ア
    ルコール/エチレンオ壬シト付加物の硫酸エステルのナ
    トリウム塩と、脂肪酸基中に8乃至18個の炭素原子を
    有する脂肪酸ジェタノールアミドとの混合物を含有して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。 11、該調合物が、あわ立て剤として、12乃至22個
    の炭素原子を有する脂肪アルコール1モルにエチレンオ
    キシドl乃至15モルを付加した付加物と、脂肪酸基中
    に8乃至18個の炭素原子を有する脂肪酸ジェタノール
    アミドとの混合物を含有していることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の方法。 12、該調合物が、あわ立て剤として、アルコール部分
    [10乃至22個の炭素原子を有し且つ2乃至4のエチ
    レンオキシド単位を有する脂肪アルコール/エチレンオ
    壬シト付加物の硫酸エステルのナトリウム塩と、脂肪酸
    基路に8乃至18個の炭素原子を有する脂肪酸ジェタノ
    ールアミドとの混合物を含有していることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。 13、該調合物が、あわ立て剤として、アルコール部分
    に10乃至22個の炭素原子を有し且つ2乃至4のエチ
    レンオキシド単位を有する脂肪アルコール/エチレンオ
    壬シト付加物の硫酸エステルのナトリウム塩と、脂肪酸
    基中に8乃至18個の炭素原子を有する脂肪酸ジェタノ
    ールアミドと、アルキル部分に8乃至12個の炭素原子
    を有するアルキルベンゼンスルホナートとの混合物を含
    有していることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。 14、該調合物が、あわ立て剤として、8乃至18個の
    炭素原子を有する脂肪族モノアルコール1モルまたはア
    ルキル基中に4乃至12個の炭素原子を有するアルキル
    フェノール1モルにエチレンオキシド2乃至15モルを
    付加した付加物の硫酸エステルまたはその塩と、8乃至
    16個の炭素原子を有する脂肪族モノアルコールにエチ
    レンオキシド3乃至10モルとプロピレンオキシド3乃
    、至10モルとを付加した付加物との混合物を含有して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。 15、該調合物が、あわ立て剤として、8乃至18個の
    炭素原子を有する脂肪族モノアルコール1モルにエチレ
    ンオキシド2乃至15モルを付加した付加物の硫酸エス
    テルまたはその塩と、脂肪酸基に8乃至18個の炭素原
    子を有する脂肪酸ジェタノールアミドと、アルキル基各
    1つにつき3乃至5個の炭素原子を有するジアルキルナ
    フタリンスルホナートとの混合物を含有していることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 16、該調合物が、あわ立て剤として、8乃至18個の
    炭素原子を有する脂肪族モノアルコール1モルにエチレ
    ンオキシド2乃至1・5モルを付加した付加物の硫酸エ
    ステルまたはその塩と、脂肪酸基に8乃至18個の炭素
    原子を有する脂肪酸ジェタノールアミドと、アルキル基
    各1つにっき3乃至5個の炭素原子を有するジアルキル
    ナフタリンスルホナートと、12乃至22個の炭素原子
    を有する脂肪アルコール1モルにエチレンオキシド2乃
    至80モルを付加した付加物と、12乃至22個の炭素
    原子を有する脂肪アミン1モルにスチレンオ千シト1モ
    ルとエチレンオキシド10乃至30モルとを付加して硫
    酸ジメチルで四級化した付加物との混合物を含有してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法
    。 17、該調合物がさらに付加的に固着用アルカリを含有
    していることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の方法。 18、捺染をスクリーン捺染機で実施することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の方法。 19、該調合物をふるいまたはふるい機中間キャリヤ上
    に付与し、そして強制的に該ふるいまたはふるい機中間
    キャリヤを通過させることを特徴とする特許請求の範囲
    第18項に記載の方法。 20、熱処理をスチーミングによって実施することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 211、熱処理をサーモゾルによって実施するととを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 22、セルロース含有繊維材料を反応染料で捺染するた
    めの水性調合物において、染料と、あわ立て剤と、アク
    リルアミドまたはメタクリルアミドの単独重合体または
    共重合体あるいは3乃至10個の炭素原子を有する少な
    くとも三価の脂肪族アルコールにアルキレンオ壬シトを
    付加した付加物とアクリルアミドまたはメタクリルアミ
    ドとから得られたグラフト重合体とを含有している調合
    物。 23、あわ立てられた状態にある特許請求の範囲第22
    項に記載の水性調合物。
JP60014618A 1984-01-30 1985-01-30 セルロース含有繊維材料の捺染方法 Pending JPS60181378A (ja)

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