JPS60181287A - 電解槽、電解槽で使用するのに適当なガスケツトおよび電解方法 - Google Patents

電解槽、電解槽で使用するのに適当なガスケツトおよび電解方法

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JPS60181287A
JPS60181287A JP1671285A JP1671285A JPS60181287A JP S60181287 A JPS60181287 A JP S60181287A JP 1671285 A JP1671285 A JP 1671285A JP 1671285 A JP1671285 A JP 1671285A JP S60181287 A JPS60181287 A JP S60181287A
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gasket
electrolytic cell
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polytetrafluoroethylene
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JP1671285A
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English (en)
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ハーバート・スチユアート・ノースウエイ
ノーマン・タタム
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Imperial Chemical Industries Ltd
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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ケットを含有する電解槽、この電解槽用のガスケットお
よび電解方法に関する。
電解槽は多くの用途に使用されている。かかる電解槽は
、通常7個または複数個の陽極と7個または複数個の陰
極と1個またはそれ以上のガスケットとからなり、この
ガスケットは電解槽内で密封を行うことの他に、陽極と
陰極との間を電気的に絶縁する。かかる電解槽の多くの
ものにおいては電解液および(′!1′たは)電解生成
物は腐蝕性であり、そしてこれらのものは、ガスケット
が実質的な腐蝕を受けそしてガスケットがもはや密封装
置として満足し得る働きをせず、その結果電解液および
(または)電解生成物が電解槽から漏洩するようになる
程度にまでガスケットを化学的に侵蝕するのに十分な程
に腐蝕性であり得る。
アルカリ金属塩化物水溶液を電解する電解槽内の環境は
特に腐蝕性の環境の一例である。アルカリ金属塩化物水
溶液は、特にこの溶液が塩素を含有している場合には、
それ自体腐蝕性であり、また、電解生成物、すなわち、
塩素酸塩電解槽の場合のアルカリ金属塩素酸塩およびク
ロル−アルカリ電解槽における湿潤塩素およびアルカリ
金屑水酸化物溶液も腐蝕性である。アルカリ金属塩化物
水溶液の電解においては、特に異常な電解が行われたと
き、例えば電解が中断された場合、上記水溶液中にアル
カリ金属次亜塩素酸塩が生成し得る。
かかるアルカリ金属次亜塩素酸塩を含有する溶液は特に
腐蝕性である。
電解槽内のガスケットの腐蝕の問題はこの分野において
従来から認識されているものである。7/Uオロポリマ
ー材料、特にポリテトラフルオロエチレンが腐蝕性系品
に対して耐久性であることは公知であり、かかる材料か
ら製造されたガスケットは電解槽内で使用し得る。しか
しながらかかる材料は高価であり、これを電解槽中で使
用した場合には、ガスケットの価格が電解槽の全体の価
格の非常に多くの割合を占めることになる。
米国特許第≠、3グ弘、633号明細香においてはいわ
ゆる多層ガスケットを電解槽内で使用することが提案さ
れている;この多層ガスケットはA型ショアー硬度計で
測定して約弘O〜70のショアー押込硬度(ASTM 
D−、z、z弘o−7s)とOシラスル約ao%の圧縮
歪(ASTM D−32t−X?方法人)とを有する槽
外層(outboar、d 1ayer )と、耐蝕性
でかつ非汚染性でしかもクロル−アルカリ電解槽の電解
液と接触した際に安定な材料からなる槽内遮断層(1n
board barrier 1ayer )とから構
成されている。遮断層は電解槽の陽極フレームの換に面
する側に設けられたかつ陽極液とガスケットとの間に設
けられたポリテトラフルオロエチレンストリップであり
得る。槽内遮断層はりテトラフルオロエチレンのロープ
またはストリップであることができ、そしてこの遮断層
はガスケットから分離するかあるいはガスケットと接触
させ得る。
米国特許第弘、332,661号明細書にはガスケット
と隣接する膜の表面との間に滑性(Iubriciou
s )材料を設け、電解槽を組立てる際にガスケットを
膜の変形に応じて変形させ、それによって膜の引裂また
は損傷を防止する形式の電解槽が記載されている。滑性
材料は薄いポリテトラフルオロエチレンストリップであ
り得る。
上記米国特許明細書においては滑性材料をガスケットに
接着することは示唆されていない。実際、電解槽の組立
の際に、滑性材料によりガスケットが変形することを可
能にするためには、ガスケットは滑性材料に対して゛滑
動可能的に″(Ss目dabty”)変形し得ることが
必要である。更に、滑性材料のストリップは電解槽内で
腐蝕性液体がガスケットと接触することを防止するよう
にガスケットと接触する位置には設けられていない。
ガスケットが接触し得る腐蝕性液体による腐蝕からガス
ケットを電解槽内で保護するために、ガスケットまたは
その一部はこれらに接着させた耐蝕性材料の層を有し得
る。電解槽、特にアルカリ金属塩化物水溶液を電解する
電解槽内で使用するのに適当な耐蝕性材料はフルオロポ
リマー材料、特にポリテトラフルオロエチレンである。
しかしながら、かかる材料は接着させることが困難であ
ることは周知である。実際、ポリテトラフルオロエチレ
ンのストリップを有機高分子材料からなる物品に接着さ
せるためには、ポリテトラフルオロエチレンの表面を腐
蝕しついで接着剤を使用して接着を行わせることが必要
である。
本発明は電気絶縁性材料からなるガスケットであって、
かつ、特に耐蝕性でありしかもガスケットの表面と接触
しているかまたはこの表面に接着している耐蝕性材料層
を有していないガスケットを74rIA″!、たけそれ
以上含有する電解槽に関する。
従って本発明によれば、l@または複数個の陽極と1個
または複数個の陰極と電気絶縁性組成物からなる1個ま
たは複数個のガスケットとからなる電解槽において、上
記ガスケットの少なくとも一部分は、下記のごとき電気
絶縁性組成物、すなわち、1種またはそれ以上の弾性重
合体と該電気絶縁性組成物の重量に基づいて少なくとも
71重葉%のポリテトラフルオロエチレンとの均質混合
物からなる電気絶縁性組成物から製造されていることを
特徴とする、電解槽が提供される。
本明細書中では1ポリテトラフルオロエチレン”なる用
語を使用する。この用語はポリテトラフルオロエチレン
それ自体の他に、テトラフルオロエ −チレ/と小割合
の他の単量体、例えばエチレン、塩化ビニルまたはへキ
サフルオロプロピレンとの共重合体も包含している。通
常、他の単量体はかかる共重合体中に722量%以下の
割合で存在するであろう。例えば共重合体はテトラフル
オロエチレンと、!重量%まで、好ましくは0.0t〜
20重量%までの他の単量体とを含有し得る。
本発明のガスケットは耐蝕性遮断層を含有しておらず従
って使用の際、ガスケットの弾性重合体は電解槽内の液
体と接触する。ポリテトラフルオロエチレンを含有する
本発明のガスケットの驚くべき特徴は、腐蝕性液体がガ
スケットと接触したとしても、このガスケットはポリテ
トラフルオロエチレンを含有していない同様の弾性重合
体からなるガスケットより非常に大きな耐蝕性を示すこ
とである。
前記組成物はガスケットの形であるときに十分に絶縁性
でありその結果、電解槽内で所要の電気絶縁を行うもの
であるべきである。
組成物は弾性重合体とポリテトラフルオロエチレンとを
高い剪断条件下で混合することによシ製造し得る。均質
混合物、すなわち、弾性重合体とポリテトラフルオロエ
チレンとの均密な混合物を得るためには、混合を高剪断
条件下で行うことが必要である。高剪断混合は適当な羽
根材(bladed )高剪断混合機中で行い得る。し
かしながら、特に混合物が高割合のポリテトラフルオロ
エチレンを含有している場合には、高剪断混合を異る周
速で回転するロールを備えた二本ロールミル上で行うこ
とが好ましい。高剪断混合を使用することによう、組成
物の重量に基づいて高割合のポリテトラフルオロエチレ
ンを含有する均質混合物を製造し得ることは本発明の驚
くべき特徴であり、実際、組成物中に均一に分布される
ポリテトラフルオロエチレンの割合は、組成物の重量に
基づいてt。
重量%以上、場合によっては70%という大きな割合で
あり得る。
組成物を二本ロールミル上で高剪断混合により製造する
ためには、ミルのロールの一方の上で弾性重合体のバン
ドを形成させついでこの重合体をロール間のニップ内を
繰返して通過させる;この際、ニップの巾とロールの周
速は、高剪断が得られるように調節する。ついで微細な
形のポリテトラフルオロエチレンを所望の割合のポリテ
トラフルオロエチレンが添加されるまで弾性重合体のバ
ンドに添加する。組成物の他の添加剤、例えば架橋剤す
なわち、弾性重合体の硬化を行うべき場合に必要な薬剤
および充填剤、すなわち、ポリテトラフルオロエチレン
以外の充填材料をポリテトラフルオロエチレンの添加前
、添加時または添加後に添加し得る。かかる他の充填剤
は必要に応じて使用される。
混合工程で達成される剪断の程度はポリテトラフルオロ
エチレンのフィブリル化が生ずるようなものであること
が好ましい。組成物中のポリテトラフルオロエテレ/が
繊維の形である場合には、組成物は所与の割合のポリテ
トラフルオロエチレンについて、電解槽中でガスケット
として使用された場合および腐蝕性環境と接触した場合
に、ポリテトラフルオロエチレンが微細粒子の形である
場合よ)大きな耐蝕性と寸法安定性を有することが認め
られた。ポリテトラフルオロエチレンが繊維の形に転化
されているか否かは組成物を電子顕微鏡で調べることに
より判定し得る。
弾性重合体、ポリテトラフルオロエチレンおよび場合に
より架橋剤および他の充填材料からなる均質組成物を製
造した後、この組成物を例えば押出成形、射出成形また
は圧縮成形により所望の形状のガスケットに成形しつい
で例えば組成物を加熱することによって弾性重合体を架
橋剤と反応させることにより該重合体を架橋させ得る。
ガスケットはそのφなくとも一部分を前記の均質組成物
から製造し得る。ガスケットの全体を前記組成物から製
造することもできる。別法として、ガスケットは一部を
前記組成物から製造し、一部を該組成物より耐蝕性の劣
る他の組成物から製造し得る。電解槽内で腐蝕性液体と
接触するガスケットの部分は前記の組成物により製造す
べきである。腐蝕性液体と接触しないガスケットの部分
は耐蝕性の劣る他の組成物、例えば、前記組成物中で使
用されるものと同一または異る弾性重合体であるがポリ
テトラフルオロエチレンを含有していないものからなる
組成物により製造し得る。
弾性重合体は有機重含体、例えば、炭化水素重合体であ
り得る。例えばこの重合体は天然ゴム、ポリブタジェン
、ポリインプレン、スチレン−ブタジェン重分体、ブチ
ルゴム、エチレン−プロピレン共重合体またはエチレン
−プロピレン−ジエン共重合体であり得る。
弾性重付体は置換炭化水素重合体であり得る。
例えばこの重合体はハロゲン置換炭化水素重付体、例え
ばポリインプレンであり得る。置換炭化水素重合体はブ
タジェン−アクリロニトリルエラストマー、すなわち、
ニトリルゴムで6!IRIる。
組成物は2種以上の弾性重合体を含有し得る。
ガスケツIf製造するための組成物においてに、ポリテ
トラフルオロエチレンによりガスケットに実質的な耐蝕
性を与えるためには、ポリテトラフルオロエチレンの割
付は少なくとも73重量%とすべきである。本発明の驚
くべき特徴はポリテトラフルオロエチレンを75重量%
という低い割付で存在させることによって、前記組成物
から製造したガスケットに耐蝕性を付与することができ
、l、! ガスケット表面を耐蝕性材料で被覆することが不必要で
あるということである。ポリテトラフルオロエチレンの
割合が増大するにつ1.て前記組成物から製造さfたガ
スケットの耐蝕性が増大し、このような理由から、組成
物はポリテトラフルオロエチレンを少なくとも2j重量
%含有していることが好ましく、少なくとも<rto重
量%含有していることがより好ましい。組成物はその重
量に基づいて20重量%まで、場合によシフ0重量にま
でのポリテトラフルオロエチレンを含有し得る。組成物
から製造したガスケットをアルカリ金属塩化物水溶液の
電解を行う電解槽中で使用する場合には、ポリテトラフ
ルオロエチレンの割合は少なくともaO型重量であるこ
とが好ましい。
弾性重付体が分子中にエチレン性不飽和部分を含有して
いる場合には架橋剤は硫黄と当業者に既知の慣用の促進
剤とからなることができる。弾性重合体がエチレン性不
飽和部分を含有していない場合には架橋剤は過酸化物物
質からなることができる。かかる過酸化物は当業者には
公知である。
/A 過酸化物物質はエチレン性不飽和部分を含有する弾性重
合体の架橋を行うのにも使用し得る。
組成物は当業者に既知の他の架橋剤も含有し得る。
ガスケットを製造する組成物は1種またはそrL以上の
充填剤物質、特にポリテトラフルオロエチレン以外の充
填剤物質を含有し得る。適当な充填剤物質としてはカー
ボンブラックおよび微粒状無機充填剤材料、例えばシリ
カ、チタニアおよびアルミナを挙げることができる。充
填剤材料としては、勿論、組成物が電解槽内でガスケッ
トとして使用したときに接触する腐蝕性環境と反応しな
いか一!たは最大限1こrLと緩慢にしか反応しないも
のが選ばnる。
組成物はかかる充填剤を含有していることが有利である
が、その理由は、充填剤を使用することにより、組成物
から製造したガスケットに所望の程度の耐蝕性を付与す
るのに必要なポリテトラフルオロエチレンの割付を、か
かる充填剤を含有していない組成物と比較して減少させ
得ることにある。しかしながら、このことは組成物から
製造したガスケツトラアルカリ金属塩化物水溶液を電解
する電解槽中で使用する場合には適用さ11得ない。
充填剤材料はポリテトラフルオロエチレンを弾性重合体
に添加する前″i!たは添加時または添加後に混合し得
る。充填剤材料は高剪断条件下で、例えば二本ロールミ
ル上で混合することが好ましい。
本発明の電解槽は7個または複数個の陽極と7個または
複数個の陰極と前記組成物から製造した1個またはそf
以上のガスケットとからなる。
電解槽は単極式または複極式であり得る。
電解槽は各陽極と、隣接する陰極との間に、電解槽を陽
極室と陰極室と(二分割する七)ぞレータ−を有し得る
。セパレーターは水透過性の隔膜であるかまたは実質的
に水不透過性のイオン選択透過性膜、特(=カチオン選
択透過性膜であり得る。電解槽は電解液を電解槽に装入
する手段と電解生成物を電解槽から取出す手段とを有す
るであろう。
電解は電解液を電解槽に装入し、電解槽内で電解液を電
解しそして電解生成物を電解槽から取出すことにより行
い得る。
前記組成物からなるガスケットは種々の電解液および電
解生成物による腐蝕に対して高度の堅牢性を示す。しか
しながら、このガスケットは電解さnる電解液がアルカ
リ金属塩化物水溶液、例えば塩化ナトリウム水溶液であ
る場合に腐蝕に対して特異な堅牢性を示す。かかる溶液
は隣接する陽極と陰極との間にセ、(+レーターのない
電解槽内で電解し得る。この場合、電解生成物はアルカ
リ金属次亜塩素酸塩の水溶液と水素である。別法として
、アルカリ金属塩化物水溶液は各陽極と、隣接する陰極
との間にセパレーターを有する電解槽内で電解し得る。
前記組成物からなるガスケットはかかる電解槽の正常な
作動時に生成する湿潤塩素に対して堅牢性を示し、そし
て、上記電解槽が異常な作動をしたときに電解槽の陽極
室で生ずるアルカリ金属次亜塩素酸塩による腐蝕に対し
特に堅牢である。
かかる電解槽の陽極室はアルカリ金、州塩化物水溶液か
らなる電解液を、適当なものとして共通へlタ ラグーから電解槽(二装入する手段と、電解生成物を電
解槽から取出す手段とを備えている。同様に電解槽の陰
極室は電解生成物を市、別槽から取出す手段と場合によ
り水または他の流体を電解槽に供給する手段とを有する
かかる電解槽は例えば多数の有孔陰極フィンガーを有す
る陰極ボックスと、隣接する陰極フィンガーの間の間隙
に設けら1また陽極とからなりかつこの陽極が電解槽の
底部に設けら几ている、いわゆる種型電解槽であり得る
電解槽は交互に配列さ几た多数の陽極と多数の陰極、例
えば交互に配列さfしたよ0個の陽極と10個の陰極と
を有するフィルタープレス型電解槽であり得る;しかし
ながらこの電解槽はより多くの陽極と陰極、例えば交互
に配列さn、’7.i、s’o個までの陽極と陰極とを
有し得る。
上記の形式の電解槽は塩素と苛性アルカリヲ大規模に製
造するのに使用さILる。
かかる電解槽においてはセパレーターは水透過性の微孔
質隔膜であり得る。アルカリ金属塩化物コO 水溶液をかかる電解槽中で電解する場合には、上記水溶
液を電解槽の陽極室に装入し、電解中に生成した塩素を
陽極室から取出し、上記水溶液を隔膜を経て電解槽の陰
極室に通送しそして電解により生成し大水素とアルカリ
金属水酸化物溶液を陰極室から取出す。
本質的(二本不透過性のカチオン選択透過性膜を備えた
電解槽においては、アルカリ金属塩化物水溶液を電解槽
の陽極室に装入しそして電解中に生成した塩素と減損(
depleted)アルカリ金属塩化物水溶液とを陽極
室から取出し、アルカリ金属イオンは膜を横切って電解
槽の陰極室へ移行させ(この陰極室には水または稀薄な
アルカリ金属水酸化物水溶液を装入し得る)そしてアル
カリ金属イオンと水酸イオンとの反応により生じたアル
カリ金属水酸化物溶液を陰極室から取出す。
本発明の電解槽においては前記組成物から製造さnたガ
スケツトラ隔膜電解槽の底部と陰極ボックスとの間およ
び陰極ボックスと種型電解槽の蓋との間に設置し得る。
フィルタープレス型電解槽の場合には、ガスケットは、
隣接する陽極と陰極との間に設置するかまたは陽極と陰
極とを前記組成物からなるフレーム状ガスケット内に設
置し得る。
しかしながら、本発明i11.特定の構造の電解槽への
適用に限定さnるものではない。
本発明の実施例を以下に示す。
実施例 ガスケットの製造に使用するためのエラストマー組成物
をつぎの方法により製造した。
/ 00Mim(Dエチレンーズロビレンージエンエラ
ストマーを、2本のロールが異なった速度で作動する二
本ロールミル上(=装入し、エラストマーのロールの一
方の上でバンドに成形した。ついで、733重量部のポ
リテトラフルオロエチレン粉末〔”フロン“(’Flu
on“) L /70、Imp efli@ IChe
mical Ir+dustries製品、PLO)、
 4tO重量%のジクミルペルオキシドを含有するエチ
レン−プロピレン−ジエンエラストマー〔”ペル力ドツ
クス“(”Perkadox’)BO4A OA、 A
kzo社製品)、グ部のジクミルベルエキシド(“ペル
カドツクス“BO/1.t/41A)および5部の酸化
亜鉛ヲミルに添加し、得らn、タエラストマー組成物ヲ
ミル上で、20分間、完全に混会しに0 エラストマー組成物を断面が矩形の部材片に押出し、こ
の部材片を適当な長さに切断しついで電解槽で使用する
ガスケツトラ製造するために型に装入した。
エラストマー組成物を型内で、ニジストマー全硬化させ
るkめに760℃で20分間圧縮成形すること(二より
ガスケツトラ製造しついで得らrIたガスケットi型か
ら取出しついで加熱炉内で130℃で!Po分間加熱す
ることにより、後硬化させ六〇得らn−fCガスケット
(以下においては、こ71. fA型ガスケットと称す
る)は弾性であっに0比較のため、ガスケットf製造す
るためのエラストマー組成物として、100重量部のエ
チレン−プロピレン−ジエンエラストマー%/7重Ji
ff[(の力、−ポンプラック、53重量部の珪酸アル
ミニウム、り、5重量部のスルホン化ナタネ油、!重量
λ3 部の酸化亜鉛、5重量部の〃ベル力ドックス“BO4L
(1)Aおよびグ重量部の“ペルカドックス“BC/4
t/4LOAからなるエラストマー組成物を使用したこ
と以外前記と同様の方法でガスケットを製造した。得ら
t′またガスケットにn、を以下においてはB型ガスケ
ットと称する)は弾性であった。
A型ガスケットおよびB型ガスケットヲ組込んだ電解槽
を組立てた。この電解槽はチタンから製造したかつR1
102とTiO2との混付物(33重量にのR11!0
2および6部重量にのTi02)からなる被覆を有する
多数の陽極と多数のニッケル陰極とを有していた。
電解槽内においては各々の陽極をカチオン選択透過性膜
〔“フレミオン″(”Flemion”、旭ガラス社製
品〕により隣接する陰極から分離した。陽極室空間と陰
極室空間とを、そ′i″l、ぞ111、各々の膜と、隣
接する陽極との間および各々の膜と、隣接する陰極との
間にガスケツlr設けることにより形成させた。塩化す
) IJウム水溶液を電解槽の陽極室に供給しまた水を
陰極室に供給し、水溶液を電解2≠ しそして電解生成物全電解槽から取出した;すなわち、
塩素と減損塩化す) IJウム水溶液を陽極室から取出
しまた、水素と水酸化ナトリウム水溶液を陰極室から取
出した。ガスケツトラ促進腐蝕試験にかけるために、陰
極室で生成した水酸化ナトリウム水溶液の一部を陽極室
に供給しそこでこの水溶液と塩素とを反応させることに
より、塩化ナトリウム水溶液を電解する電解槽内でガス
ケットに対して特に腐蝕性の次亜塩素酸す) IJウム
を生成させた。
電解はつぎの条件下で4部7日間連続して行った。
陽極室に供給した水溶液中の塩化ナトリウムの濃度−3
0、t ?/l (排出液中のAW−2369μ)陰極
室中の水酸化す) IJウムの濃度−33重量π温度−
g3℃ 陽’flA t 流密塵−/、 IKA/rr?陽極室
における次亜塩素酸ナトリウムの濃度−! ?/1 ≠7日間電解を行った後、電解槽の蓋を開け、電解槽の
陽極室内の溶液と接触したガスケットの状態を調べに0 A型ガスケットは//、2〜3/グ調の深さまでしか浸
食さ几ていないのに対し、こ7′!、と対照的に、B型
ガスケットは著しく腐蝕さn、約3IIII+1の深さ
まで浸食さrしていることが認めら1また。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 /、7個または複数個の陽極と1個または複数個の陰極
    と電気絶縁性組成物からなる1個または複数個のガスケ
    ットとからなる電解槽において、上記ガスケットの少な
    くとも一部分は、下記のごとき電気絶縁性組成物、すな
    わち、1種またはそれ以上の弾性重合体と該電気絶縁性
    組成物の重量に基づいて少なくとも75重量%のポリテ
    トラフルオロエチレンとの均質混合物からなる電気絶縁
    性組成物から製造されていることを特徴とする、電解槽
    。 λ、 ガスケットの全体が下記のごとき電気絶縁性組成
    物、すなわち1種またはそれ以上の弾性重合体と、該電
    気絶縁性組成物の重量に基づ、いて少なくともtz4量
    %のポリテトラフルオロエチレンとの均質混合物からな
    る電気絶縁性組成物から製造されている、特許請求の範
    囲第1項記載の電解槽。 3 ガスケットの製造に使用する前記組成物中の弾性重
    合体が炭化水素重合体および(または)置換炭化水素重
    合体からなる、特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の電解槽。 久 弾性重合体がエチレン−プロピレン−ジエン共重合
    体である、特許請求の範囲第3項記載の電解槽。 よ がスケットの製造に使用する前記組成物が、該組成
    物の重量に基づいて少なくとも23重量%のポリテトラ
    フルオロエチレンを含有している、特許請求の範囲第7
    項〜第μ項のいずれかに記載の電解槽。 6、 ガスケットの製造に使用する前記組成物が、該組
    成物の重量に基づいて70重量%までのポリテトラフル
    オロエチレンを含有している、特許請求の範囲第1項〜
    第j項のいずれかに記載の電解槽。 Z 各々の陽極とこれに隣接する陰極との間にセパレー
    ターを有する、特許請求の範囲第1項〜第を項のいずれ
    かに記載の電解槽。 !、 ガスケットの少なくとも一部が、下記のごとき電
    気絶縁性組成物、すなわち、1種またはそれ以上の弾性
    重合体と該電気絶縁性組成物の重量に基づいて少なくと
    も75重量%のポリテトラフルオロエチレンとの均質混
    合物からなる電気絶縁性組成物から製造されていること
    を特徴とする、電解槽中で使用するのに適当なガスケッ
    ト。 タ ガスケットの全体が下記のごとき電気絶縁性組成物
    、すなわちs を瀉またはそれ以上の弾性重合体と、該
    電気絶縁性組成物の重量に基づいて少なくとも/j重貴
    %のポリテトラフルオロエチレンとの均質混合物からな
    る電気絶縁性組成物から製造されている、特許請求の範
    囲第r項記載のガスケット。 10 ガスケットの製造に使用する前記組成物中の弾性
    重合体が炭化水素重合体および(または)置換炭化水素
    重合体からなる、特許請求の範囲第g項または第り項記
    載のガスケット。 //0弾性重合体がエチレン−プロピレン−ジエン共重
    合体である、特許請求の範囲第io項記載のガスケット
    。 /2.ガスケットの製造に使用する前記組成物が、該組
    成物の1甘に基づいて少なくとも2j重量%のポリテト
    ラフルオロエチレンを含有している、特許請求の範囲第
    を項〜第1/項のいずれかに記載のガスケット。 /3 ガスケットの製造に使用する前記組成物が、該組
    成物の重量に基づいて7ON量%までのポリテトラフル
    オロエチレンを含肩している、特許請求の範囲第r項〜
    第7.2項のいずれかに記載のガスケット。 /44 電解槽に電解液を装入し、電解槽内で電解液を
    電解しついで電解生成物を電解槽から取出すことからな
    る電解方法において、電wI檜として、特許請求の範囲
    第1項に記載の電解槽を使用することを特徴とする、電
    解方法。 /よ電解液がアルカリ金属塩化物の水溶液である、特許
    請求の範囲第1グ項記載の方法。 /l 電解槽が各々の゛陽極とこれに隣接する陰極との
    間にセパレーターを有し、電解生成物が塩素とアルカリ
    金属水酸化vIJを含有する水溶液とを特徴する特許請
    求の範囲’4is項記載の方法。
JP1671285A 1984-02-03 1985-02-01 電解槽、電解槽で使用するのに適当なガスケツトおよび電解方法 Pending JPS60181287A (ja)

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