JPS60179425A - 高級脂肪族ポリアミドの連続製造方法 - Google Patents
高級脂肪族ポリアミドの連続製造方法Info
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- JPS60179425A JPS60179425A JP3258384A JP3258384A JPS60179425A JP S60179425 A JPS60179425 A JP S60179425A JP 3258384 A JP3258384 A JP 3258384A JP 3258384 A JP3258384 A JP 3258384A JP S60179425 A JPS60179425 A JP S60179425A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は11−アミノウンデカン酸または12−アミノ
ドデカン酸(これを総称してω−アミノ酸とも称する)
を原料とするポリウノデカアミド(ナイロン11)また
はポリドテカアミド(ナイロン12)の連続製造法に関
するものである。
ドデカン酸(これを総称してω−アミノ酸とも称する)
を原料とするポリウノデカアミド(ナイロン11)また
はポリドテカアミド(ナイロン12)の連続製造法に関
するものである。
ナイロン11およびナイロン12の均質重合体またはこ
れらの共重合体は、11−アミノウンデカン酸、12−
アミノトチカン酸等を含むポリアミド原料を、重縮合す
ることIこよって得られるが、その重縮合法の一つに連
続法がある。
れらの共重合体は、11−アミノウンデカン酸、12−
アミノトチカン酸等を含むポリアミド原料を、重縮合す
ることIこよって得られるが、その重縮合法の一つに連
続法がある。
この方法は、通常前記原料をその融点以上に加熱溶融し
て溶融液とし、これを中空塔状の重合反応槽の」二部か
ら供給して、220〜280Cで5時間以上加熱するこ
とによって重縮合して重合反応槽の下部からナイロン1
1、ナイロン12を取出す方法である。
て溶融液とし、これを中空塔状の重合反応槽の」二部か
ら供給して、220〜280Cで5時間以上加熱するこ
とによって重縮合して重合反応槽の下部からナイロン1
1、ナイロン12を取出す方法である。
この方法は、ナイロン11やナイロン12の製造法とし
て極めて生産性の高い方法ではあるが、前記原ネS)の
連続的重縮合条件下では、at−ウノテカノラクタムモ
ノマーおよびその環状オリゴマー、ω−ドデカノラクタ
ムモノマーまたはその環状オリゴマー等の副生物が生成
し、これが重合反応中その系から昇華する。前記副生物
は、水に不溶であるため、む)−アミノ酸の重縮合反応
中に副生して蒸発する水(留出水)にも溶けず、従って
重合槽の上部の内壁にイ」着したり、重合反応槽−1一
部に連通している前記留出水の排出管を塞いだりする。
て極めて生産性の高い方法ではあるが、前記原ネS)の
連続的重縮合条件下では、at−ウノテカノラクタムモ
ノマーおよびその環状オリゴマー、ω−ドデカノラクタ
ムモノマーまたはその環状オリゴマー等の副生物が生成
し、これが重合反応中その系から昇華する。前記副生物
は、水に不溶であるため、む)−アミノ酸の重縮合反応
中に副生して蒸発する水(留出水)にも溶けず、従って
重合槽の上部の内壁にイ」着したり、重合反応槽−1一
部に連通している前記留出水の排出管を塞いだりする。
副生物が重合反応槽上部の内壁にイ」着すると、それが
やがて熱劣化生成物となって剥離し、ポリアミド中に混
入してポリアミドの品質低下をもたらす。抽出管内の閉
塞は、重縮塔の長時間連続運転を不能にするという問題
がある。
やがて熱劣化生成物となって剥離し、ポリアミド中に混
入してポリアミドの品質低下をもたらす。抽出管内の閉
塞は、重縮塔の長時間連続運転を不能にするという問題
がある。
そこで、11−ア2ノウノテカノ酸および/または12
−アミノドデカノ酸を含むポリアミド原料を連続的に反
応系・\供給し−(iIi縮合を行なう際、該反応系へ
、1)u記原ネユ1に対して0.05〜2重も1%のε
−カプロラクタムを添加する方法により前記の問題を解
決する技術は公知である(特開昭58−80324弓公
報)。
−アミノドデカノ酸を含むポリアミド原料を連続的に反
応系・\供給し−(iIi縮合を行なう際、該反応系へ
、1)u記原ネユ1に対して0.05〜2重も1%のε
−カプロラクタムを添加する方法により前記の問題を解
決する技術は公知である(特開昭58−80324弓公
報)。
この方法は原理的にはε−カプロラクタムの蒸気によっ
て重合反応槽内壁に付着した11−ウノデカノラクタム
または12−ドデカノラクタムまたはこれらの環状オリ
ゴマ等の昇!(r、物を浴出洗浄せしめるという」支術
的思想に立脚しているが、具体的にε−カプロラクタム
の添加方法及びε−カプロラクタムの蒸気を発生させる
方法については記載されていない。ε−カプロラクタム
の添加方法によってはε−カプロラクタム蒸気が生成せ
ずε−カプロラクタムが共重合されていってしまう。
て重合反応槽内壁に付着した11−ウノデカノラクタム
または12−ドデカノラクタムまたはこれらの環状オリ
ゴマ等の昇!(r、物を浴出洗浄せしめるという」支術
的思想に立脚しているが、具体的にε−カプロラクタム
の添加方法及びε−カプロラクタムの蒸気を発生させる
方法については記載されていない。ε−カプロラクタム
の添加方法によってはε−カプロラクタム蒸気が生成せ
ずε−カプロラクタムが共重合されていってしまう。
」−記り法にわいてはいかにと一カプロラクタムの蒸気
を効率よく発生させるか、ε−カプロラクタムの共重合
化を防ぐかが重要である。
を効率よく発生させるか、ε−カプロラクタムの共重合
化を防ぐかが重要である。
そこで、本発明名 はε−カプロラクタム蒸矢の効率的
な発イ1を促すε−カブロラクタノ、の冷加力lJ、に
ついて鋭意検討した結果、次の1段を採用すればよいと
いう中実を見い出し、本発明に到達しjこ。
な発イ1を促すε−カブロラクタノ、の冷加力lJ、に
ついて鋭意検討した結果、次の1段を採用すればよいと
いう中実を見い出し、本発明に到達しjこ。
すなわち、11−アミノウノデカノ酸お3Lび/または
12−アミノドデノノノ酸を含むポリアミド摩オ・lを
連続的に反応系へ供給して重縮合をi」なう際、1)i
l記反応系・\1〕il記ポリアミドJ帛寥1に対して
005〜2Hfi ji’t%のε−カブロラクタノ\
を添加して11°ら級脂肪族ポリアミドを連続的に製造
するlJ法にわいて、 (イ) fail記反応系として−1一部に空間を自し
上部に溶融流動域を有する1L合反応槽を用いること、
(ロ)(2) fail記空間にに′ム接ε−カプロラ
クタムの蒸気を吹き込む操作、 (”) l’l’J 記ε−カブロラクタトの融液また
は水溶液を、(a) 1)ill室空間滴1−スル操作
、(1)) 1itJ 記空間を包囲する前記重合反応
槽の壁面J゛を流1ζさせる操作 の少なくともいずれかの操作により、1)iJ記ε−カ
プロラクタム・の蒸気を1)il記空間内に発11させ
ること、及び (ハ) II!I j141f、1面の#、、i 度を
、ε−カブUラクタノ・の11JII点より低く、かつ
融点より高いnlA度に保持すること を特徴とする高級脂肪族ポリアミドの連続製造ブ。
12−アミノドデノノノ酸を含むポリアミド摩オ・lを
連続的に反応系へ供給して重縮合をi」なう際、1)i
l記反応系・\1〕il記ポリアミドJ帛寥1に対して
005〜2Hfi ji’t%のε−カブロラクタノ\
を添加して11°ら級脂肪族ポリアミドを連続的に製造
するlJ法にわいて、 (イ) fail記反応系として−1一部に空間を自し
上部に溶融流動域を有する1L合反応槽を用いること、
(ロ)(2) fail記空間にに′ム接ε−カプロラ
クタムの蒸気を吹き込む操作、 (”) l’l’J 記ε−カブロラクタトの融液また
は水溶液を、(a) 1)ill室空間滴1−スル操作
、(1)) 1itJ 記空間を包囲する前記重合反応
槽の壁面J゛を流1ζさせる操作 の少なくともいずれかの操作により、1)iJ記ε−カ
プロラクタム・の蒸気を1)il記空間内に発11させ
ること、及び (ハ) II!I j141f、1面の#、、i 度を
、ε−カブUラクタノ・の11JII点より低く、かつ
融点より高いnlA度に保持すること を特徴とする高級脂肪族ポリアミドの連続製造ブ。
lJ、によって上記の目的が効率的に達成uJ能なので
ある。以1・、本発明θ、を具体的に図面(ζ添って説
明する。なお、図面の第1図、第2図は、本発明の態様
をlJ<すための重縮合反応系の上部縦1tli面図で
ある。。
ある。以1・、本発明θ、を具体的に図面(ζ添って説
明する。なお、図面の第1図、第2図は、本発明の態様
をlJ<すための重縮合反応系の上部縦1tli面図で
ある。。
本発明において使用されるポリアミドI+;i N:’
lは、11−アミノウノデカノ酸および12−アミンド
デカノ酸から選ばれる少なくともI J+rIの田−ア
ミノ酸を対象とする5、従つ−C゛、1)11記のアミ
ノ酸の1種、それらの屍合物、1)1j記Or−アミノ
酸とJt11’i:合IIJ能なε−カブロラクタノ・
以外のポリアミド原料と、+1iJ記のII+−アミノ
酸との6d合物も対象となる。。
lは、11−アミノウノデカノ酸および12−アミンド
デカノ酸から選ばれる少なくともI J+rIの田−ア
ミノ酸を対象とする5、従つ−C゛、1)11記のアミ
ノ酸の1種、それらの屍合物、1)1j記Or−アミノ
酸とJt11’i:合IIJ能なε−カブロラクタノ・
以外のポリアミド原料と、+1iJ記のII+−アミノ
酸との6d合物も対象となる。。
さらに、11−ウ/テカノラクタムや12−ラウロラク
タムの形で反応系へ供給され、系内でω−アミノ酸また
はこれらのオリゴマー(中間体)が形成する反応系にあ
っては、1)M記の中間体を本発明における原r1の対
象にできる。しかしながら、これら原料の重縮合反応に
おいて、副生物の昇華がほとんどないか、あっても極め
て少ない場合はその原料は対象外である。この目安は連
続運転5日以」二が可能であるか否かによって決める。
タムの形で反応系へ供給され、系内でω−アミノ酸また
はこれらのオリゴマー(中間体)が形成する反応系にあ
っては、1)M記の中間体を本発明における原r1の対
象にできる。しかしながら、これら原料の重縮合反応に
おいて、副生物の昇華がほとんどないか、あっても極め
て少ない場合はその原料は対象外である。この目安は連
続運転5日以」二が可能であるか否かによって決める。
重縮合反応は、粉末状前記ω−アミノ酸を溶融すること
、溶融されたω−アミノ酸を、重合槽に連続的に供給し
て加熱しながら重合槽内を上方から下方に移動させ重縮
合反応を行なうこと、重縮合反応中に発生する縮合水を
重合槽上部より留出水として系外に排出すること、重縮
合の完了したポリアミドを重合槽下部から取り出すこと
によって行なわれる。
、溶融されたω−アミノ酸を、重合槽に連続的に供給し
て加熱しながら重合槽内を上方から下方に移動させ重縮
合反応を行なうこと、重縮合反応中に発生する縮合水を
重合槽上部より留出水として系外に排出すること、重縮
合の完了したポリアミドを重合槽下部から取り出すこと
によって行なわれる。
重縮合反応は、前記ω−アミノ酸溶融物を220〜28
0℃、5〜40時間、常圧(加圧)または減圧下で加熱
することによって行なイっれる。
0℃、5〜40時間、常圧(加圧)または減圧下で加熱
することによって行なイっれる。
この反応が行な1)れる重合反応槽としては、例えば内
径100〜4001N、高さ2,000〜10,000
朋の垂直円筒状のいわゆるV K管が典型的に使用され
るが、重縮合反応を連続的に行なえ得る反応器であって
、かつ、縮合水を蒸気状で反応系から取出し、凝縮して
系外へυ1出できるり1出管を有する反応器であれば、
いかなるものも使用可能である。具体的に図面に治って
説明すれば次のとおりである。
径100〜4001N、高さ2,000〜10,000
朋の垂直円筒状のいわゆるV K管が典型的に使用され
るが、重縮合反応を連続的に行なえ得る反応器であって
、かつ、縮合水を蒸気状で反応系から取出し、凝縮して
系外へυ1出できるり1出管を有する反応器であれば、
いかなるものも使用可能である。具体的に図面に治って
説明すれば次のとおりである。
即ち、′反応槽は」二部に空間1を有し、その下部に溶
融流動域2を有する重縮合反応槽からなり、最も好まし
くは空間lの上方に、排出管3の上方開口4を有し、排
出管3の下方開口5は、留出物受槽6に連接しており、
二つの開1]4と5の位置は開口5が開口4より低い位
置にあり、極力その間を留出物が一方向かつ下方に流れ
るようにυ1出管3が設置されている。一旦開口4に入
った留出物が、溶融流動域に還流しないようにするため
である。もし還流すると、υI出管内で劣化した(1着
物が溶融流動域に混入し、ポリアミドの品質が悪化する
からである。
融流動域2を有する重縮合反応槽からなり、最も好まし
くは空間lの上方に、排出管3の上方開口4を有し、排
出管3の下方開口5は、留出物受槽6に連接しており、
二つの開1]4と5の位置は開口5が開口4より低い位
置にあり、極力その間を留出物が一方向かつ下方に流れ
るようにυ1出管3が設置されている。一旦開口4に入
った留出物が、溶融流動域に還流しないようにするため
である。もし還流すると、υI出管内で劣化した(1着
物が溶融流動域に混入し、ポリアミドの品質が悪化する
からである。
重縮合反応槽は上下方向に温度が一様になる一段加熱方
式、あるいは温度が相違する多段加熱方式の加熱手段を
備えたものである。
式、あるいは温度が相違する多段加熱方式の加熱手段を
備えたものである。
本発明においては上記重縮合反応系へε−カプロラクタ
ムを微量、添加する。添加は蒸気状にして添加してもよ
いし、融液状または水溶液状にして添加してもよい。蒸
気状で添加する場合、予め蒸気にしたε−カプロラクタ
ムを空間1に吹込む。
ムを微量、添加する。添加は蒸気状にして添加してもよ
いし、融液状または水溶液状にして添加してもよい。蒸
気状で添加する場合、予め蒸気にしたε−カプロラクタ
ムを空間1に吹込む。
融液状または水溶液状に添加するときは、第1図または
第2図に記載されているように前記空間l内に供給管7
を通して添加するか(第1図)、壁ある。なお、溶融流
動液の液面下に供給管7の下端向を埋没させて供給する
方法も可能であるが、その場合、供給管の下端開口が固
形物で閉塞しない程度に浅くすることが大切である。ε
−カプロラクタムの添加は本発明の目的を達成できれば
、連続添加法のみならず、適宜時間を隔てて間けっ■5
番と tII 塾へ し て /、−1−い本発明に
おいてε−カプロラクタムの添加場所について重要なこ
とは、重縮合反応槽の空間1及びυ1111管3、それ
ぞれの内壁面6.9、特に内壁面9の温度を一定の範囲
内に保つ必要があるということである。というのは、本
発明ではε−カプロラクタムの蒸気を油室空間6.9内
に一定量保ちながら、一方ではε−カプロラクタムを内
壁面9に凝縮させ、液状のε−カプロラクタムを内壁面
に形成させ、その液状のε−カプロラクタムにより、内
11g面6.9に昇華したIIJ−ウノテカノラクタム
またはω−ラウロラクタム、またはそれらの環状オリゴ
マーを溶解、またはイ」着防止するのである、従って、
たとえε−カプロラクタムを一定量反応系へ供給したと
しても、それが前記の溶解またはイ」着防止の効果がな
ければならない。この効果は、ε−カプロラクタムの蒸
気圧と内壁面の温度に依存する。
第2図に記載されているように前記空間l内に供給管7
を通して添加するか(第1図)、壁ある。なお、溶融流
動液の液面下に供給管7の下端向を埋没させて供給する
方法も可能であるが、その場合、供給管の下端開口が固
形物で閉塞しない程度に浅くすることが大切である。ε
−カプロラクタムの添加は本発明の目的を達成できれば
、連続添加法のみならず、適宜時間を隔てて間けっ■5
番と tII 塾へ し て /、−1−い本発明に
おいてε−カプロラクタムの添加場所について重要なこ
とは、重縮合反応槽の空間1及びυ1111管3、それ
ぞれの内壁面6.9、特に内壁面9の温度を一定の範囲
内に保つ必要があるということである。というのは、本
発明ではε−カプロラクタムの蒸気を油室空間6.9内
に一定量保ちながら、一方ではε−カプロラクタムを内
壁面9に凝縮させ、液状のε−カプロラクタムを内壁面
に形成させ、その液状のε−カプロラクタムにより、内
11g面6.9に昇華したIIJ−ウノテカノラクタム
またはω−ラウロラクタム、またはそれらの環状オリゴ
マーを溶解、またはイ」着防止するのである、従って、
たとえε−カプロラクタムを一定量反応系へ供給したと
しても、それが前記の溶解またはイ」着防止の効果がな
ければならない。この効果は、ε−カプロラクタムの蒸
気圧と内壁面の温度に依存する。
本発明においては、内壁面の温度は空間1の圧力下にお
けるε−カプロラクタムの融点より低く71111点よ
り高い温度に保ち、かつその分圧蒸気圧はε−カプロラ
クタム蒸気の露点を形成するに1ワしい圧力以上でなけ
ればならない。
けるε−カプロラクタムの融点より低く71111点よ
り高い温度に保ち、かつその分圧蒸気圧はε−カプロラ
クタム蒸気の露点を形成するに1ワしい圧力以上でなけ
ればならない。
更に、本発明法の実施に際して大切なことは、排出管3
の」二部開口14の取イ」方法と排出管3の傾きである
。上部開口4は、溶融流動域2の液面10が、仮に1i
lJらかの原因で」−昇しても開1−14から直接溢流
しないように高くなければならず、前記傾きは一旦開1
コ4を通過し、内壁面9に凝縮したε−カプロラクタム
が空間1内に実質上還流しないようにする必要があるか
ら、還流が生じない程度に一定の角反を有する。さもな
いとε−カプロラクタムに溶解したω−ウンデカノラク
タムやトチカッラクタムまたはこれらのオリゴマー劣化
物が再び溶融流動域2に入りこんでポリアミドの品質を
悪化させるからである。
の」二部開口14の取イ」方法と排出管3の傾きである
。上部開口4は、溶融流動域2の液面10が、仮に1i
lJらかの原因で」−昇しても開1−14から直接溢流
しないように高くなければならず、前記傾きは一旦開1
コ4を通過し、内壁面9に凝縮したε−カプロラクタム
が空間1内に実質上還流しないようにする必要があるか
ら、還流が生じない程度に一定の角反を有する。さもな
いとε−カプロラクタムに溶解したω−ウンデカノラク
タムやトチカッラクタムまたはこれらのオリゴマー劣化
物が再び溶融流動域2に入りこんでポリアミドの品質を
悪化させるからである。
かくして、重縮合されたω−アミノ酸はポリアミド溶融
体となって、重合槽下部から吐出され、公知の方法でペ
レット化または溶融紡糸される。
体となって、重合槽下部から吐出され、公知の方法でペ
レット化または溶融紡糸される。
重合槽に供給されたε−カプロラクタムが蒸発し、連続
重合槽空間壁部で凝縮液滴となり、環状モノマー、ぢリ
ボマーを浴解し、これらの環状モノマ〜、オリゴマーが
付着、蓄積することを妨げるとともに、留出水排出系で
のこれらの(、I 7i物を溶解除去する。
重合槽空間壁部で凝縮液滴となり、環状モノマー、ぢリ
ボマーを浴解し、これらの環状モノマ〜、オリゴマーが
付着、蓄積することを妨げるとともに、留出水排出系で
のこれらの(、I 7i物を溶解除去する。
本発明法が」画用される反応系の(Jl出系が傾斜して
いるので、ε−カプロラクタムに溶解した;1°ら級う
クタムカ反応系に逆流することはない。
いるので、ε−カプロラクタムに溶解した;1°ら級う
クタムカ反応系に逆流することはない。
また、内壁面の温度が一定の範囲内に保たれているので
効率的にε−カプロラクタムによる昇華不純物を溶解で
きる。
効率的にε−カプロラクタムによる昇華不純物を溶解で
きる。
得られたポリアミドは高品質のものとなる。
本発明法はθノーアミツウ7デカノ酸やlll−アミノ
ドデカノ酸の連続的重合法に有効に利用できる1゜実施
例1 (この実施例は、12−アミノドデカノ酸にε−カプロ
ラクタムを添加したとき、その添加位置と効果の関係を
示すものである) 内径200+111.高さ3. OOO順のVK管塔頂
部より10kgZ時で12−アミノドデカノ酸を230
℃の温度を有する溶融状態で供給した。V K管は2段
熱媒しヤケソI・であり、」二段は260℃、F段は2
50″(c〜定温度になるように制御された、重合終了
後の浴融ポリマーはV K管下部からギヤポンプを使用
し、9.1 kq /時で吐出され、ストラッドカラ1
−状に紡出され、カッターにて25#mΦ×2.5 M
M長さの粒状チップとされ、フィルム成形用評価ポリマ
〜とした。
ドデカノ酸の連続的重合法に有効に利用できる1゜実施
例1 (この実施例は、12−アミノドデカノ酸にε−カプロ
ラクタムを添加したとき、その添加位置と効果の関係を
示すものである) 内径200+111.高さ3. OOO順のVK管塔頂
部より10kgZ時で12−アミノドデカノ酸を230
℃の温度を有する溶融状態で供給した。V K管は2段
熱媒しヤケソI・であり、」二段は260℃、F段は2
50″(c〜定温度になるように制御された、重合終了
後の浴融ポリマーはV K管下部からギヤポンプを使用
し、9.1 kq /時で吐出され、ストラッドカラ1
−状に紡出され、カッターにて25#mΦ×2.5 M
M長さの粒状チップとされ、フィルム成形用評価ポリマ
〜とした。
V K管七部には留出水υ1水管、差圧式液面計および
ルノキノググラスイ」のぞき窓が設置されていた。、1
2−ア芝ノドデカン酸に対して0,12重量%のε−カ
プロラクタムの87%水溶液を供給し、連続重合試験を
行なった。ε−カプロラクタムの添加方法としては第1
図及び第2図の方法であったうこのとき、内壁面6と9
の温度は、180 ’Cと170 ’Cであり、空間l
の圧力は770 mm1−1y、で6ラクタムの分圧は
2 rmHgであった。第1図の方法での運転は30日
間、第2図の方法では30日間であった。
ルノキノググラスイ」のぞき窓が設置されていた。、1
2−ア芝ノドデカン酸に対して0,12重量%のε−カ
プロラクタムの87%水溶液を供給し、連続重合試験を
行なった。ε−カプロラクタムの添加方法としては第1
図及び第2図の方法であったうこのとき、内壁面6と9
の温度は、180 ’Cと170 ’Cであり、空間l
の圧力は770 mm1−1y、で6ラクタムの分圧は
2 rmHgであった。第1図の方法での運転は30日
間、第2図の方法では30日間であった。
比較のため、ε−カプロラクタム水溶液の供給10Cm
士方に位置せしめて行なった、その結果、1日間しか連
続運転できず、IJI出管のつまりを痛認した。
士方に位置せしめて行なった、その結果、1日間しか連
続運転できず、IJI出管のつまりを痛認した。
実施例2
(この実施例はε−カプロラクタムの蒸気と吹込む態様
と効果の関係を示す) 実施例1の方法におけるε−カプロラクタムの供給にか
えてε−カプロラクタムの蒸気を空間1に分圧が2**
Hgとなるように供給した。その結果30日間の連続運
転がijJ能であった。
と効果の関係を示す) 実施例1の方法におけるε−カプロラクタムの供給にか
えてε−カプロラクタムの蒸気を空間1に分圧が2**
Hgとなるように供給した。その結果30日間の連続運
転がijJ能であった。
第1図と第2図は本発明法におけるE−カプロラクタム
の添加位置を示す図面である。。 l拳Φ・空間 2・・争溶融流動域 3e−・1夛1111管 特許出願人 東 し 株 式 会 社
の添加位置を示す図面である。。 l拳Φ・空間 2・・争溶融流動域 3e−・1夛1111管 特許出願人 東 し 株 式 会 社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 11−アミノウンデカン酸および/または12−アミノ
トチカン酸を含むポリアミド原料を連続的に反応系へ供
給して重縮合を行なう際、前記反応系へ1)1」記ポリ
アミド原料に対して0.05〜2重量%のε−カプロラ
クタムを添加して高級脂肪族ポリアミドを連続的に製造
する方法において、(イ) Oil記反応系として」一
部に空間を有し、下部に溶融流動域を有する重合反応槽
を用いること、(ロ)へ前記空間に直接ε−カプロラク
タムの蒸気を吹き込む操作、 (ハ) 前記ε−カプロラクタムの融液または水溶液を
、(a)前記空間に滴下する操作、0))前記空間を包
囲する前記重合反応槽の壁面上を流子させる操作 カプロラクタムの蒸気を1)iI記空間内に存在または
発生させること、及び (ハ) 前記壁面の温度を、ε−カプロラクタムの沸点
より低く、かつ融点より高い温度に保持すること を特徴とする高級脂肪族ボリアεドの連続製造ブ」法つ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3258384A JPS60179425A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 高級脂肪族ポリアミドの連続製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3258384A JPS60179425A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 高級脂肪族ポリアミドの連続製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60179425A true JPS60179425A (ja) | 1985-09-13 |
Family
ID=12362887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3258384A Pending JPS60179425A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 高級脂肪族ポリアミドの連続製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60179425A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20110009191A (ko) * | 2008-04-29 | 2011-01-27 | 아르끄마 프랑스 | 폴리아미드 분말의 용융 온도와 결정화 온도 간의 차이를 증가시키는 방법 |
WO2013024114A2 (de) | 2011-08-15 | 2013-02-21 | Evonik Degussa Gmbh | Biotechnologisches syntheseverfahren von omega-funktionalisierten carbonsäuren und carbonsäure-estern aus einfachen kohlenstoffquellen |
-
1984
- 1984-02-24 JP JP3258384A patent/JPS60179425A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20110009191A (ko) * | 2008-04-29 | 2011-01-27 | 아르끄마 프랑스 | 폴리아미드 분말의 용융 온도와 결정화 온도 간의 차이를 증가시키는 방법 |
JP2011518938A (ja) * | 2008-04-29 | 2011-06-30 | アルケマ フランス | ポリアミド粉末の溶融温度と結晶化温度との差を広げる方法 |
US10836117B2 (en) | 2008-04-29 | 2020-11-17 | Arkema France | Method for increasing the difference between the melting temperature and the crystallization temperature of a polyamide powder |
US11718045B2 (en) | 2008-04-29 | 2023-08-08 | Arkema France | Method for increasing the difference between the melting temperature and the crystallization temperature of a polyamide powder |
WO2013024114A2 (de) | 2011-08-15 | 2013-02-21 | Evonik Degussa Gmbh | Biotechnologisches syntheseverfahren von omega-funktionalisierten carbonsäuren und carbonsäure-estern aus einfachen kohlenstoffquellen |
DE102011110946A1 (de) | 2011-08-15 | 2016-01-21 | Evonik Degussa Gmbh | Biotechnologisches Syntheseverfahren von omegafunktionalisierten Carbonsäuren und Carbonsäure-Estern aus einfachen Kohlenstoffquellen |
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