JPS60179039A

JPS60179039A - 電子血圧計

Info

Publication number: JPS60179039A
Application number: JP59037638A
Authority: JP
Inventors: 義徳宮脇
Original assignee: Tateisi Electronics Co; Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1984-02-28
Filing date: 1984-02-28
Publication date: 1985-09-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）発明の分野この発明は、リバロッチ・コロトコフ法により血圧を測
定する電子血圧計に関する。

（ロ）従来技術とその問題点一般に、この種の電子血圧計は、腕帯を上腕部に装着し
て加圧し、微速排気しつつ腕帯のカフ王を検出すると同
時に、コロトコフ音（以下、に音という。）を検出し、
最初と最終のに音から最高血圧と最低面圧と全測定する
ようにしている。

この電子血圧計において、従来、に音は腕帯に設けられ
たに音センサの出力からアナログフィルタを介してに音
を抽出し、このに音レベルが予め設定された固定スレッ
ショルドレベルより高い場合にに音と判定し、このに音
より血圧を決定していた。しかし、この電子血圧計では
、スレツショルドレベμが固定されて不変であるため、
このレベルを越える雑音が発生すると、その雑音をに音
と判定することになり、測定値に大きな誤差を含むこと
となって、信頼性が低いという問題があった。

そこで、この問題点を解消するために、に音が脈波と同
期して発生することを利用し、脈波の検出手段を設けた
電子血圧計がある。この電子血圧計は、脈波の出現時の
みに音のゲートを開けてこのに音を検出するようにして
いる。しかし、この電子血圧計においては、ランダムに
出現する雑音に対するｍＶ＋作は確実に軽減することが
できるものの、連続した雑音に対しては十分対処できな
いという欠点があった。つまり、脈波の出現時に発生し
ている雑音ｆＫ音と判定し、血圧を決定することになる
。

（ハ）発明の目的この発明は、斯かる点に鑑みてなされたもので。

スレッショルドレベルを可’ｆＫｋ成り、　雑音レベル
に応じてこのスレッショルドレベルを任意設定すること
によシ、に音のみを確実に抽出できるようにしだ電子血
圧計を提供することを目的とするものである。

に）発明の構成と効果この発明は、上述した目的を達成するだめに。

腕帯を含む加圧系と、との腕帯のカフ圧を検出するカフ
圧検出手段と、コロトコフ音を検出するコロトコフ音検
出手段と、雑音′ｔ−検出する雑音検出手段と、可変な
スレッショルドレベルを雑音検出手段が出力する雑音レ
ベルより高いレベルに設定するスレッショルドレベル設
定手段とを備えて成シ、前記コロトコフ音横出手段が出
力するコロトコフ音ノウチスレツショルドレベルより高
いレベルのコロトコフ音のみ抽出して最高面圧及び最低
血圧を測定するように構成されている。

したがって、この発明の電子血圧計によれば。

雑音レベルに応じてスレッショルドレベルヲ任意に設定
することができるので、雑音の少ない場所で測定する際
は、スレッショルドレベルに青感度を高くシ、測定精度
を向−ヒさせることができる。逆に、雑音の多い場所で
測定する際は。

スレツショルドレベ／Ｉ’を上げてに青感度を低くシ。

雑音に反応しないようにすることができる。よって、雑
音環境に応じた最適な性能でもって血圧を測定すること
ができるから、雑音に対する測定誤差がなく、測定信頼
性を向上させることができる。

（ホ）実施例の説明以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。

第１図に示すように、１はリバロツチ・コロトコフ法を
利用した電子血圧計であって、カフ圧とに音とより血圧
を測定するものである。

この電子血圧計１は、加圧系２と信号処理系６と表示系
４とを備えて構成されている。

この加圧系２は、腕帯（図示省略）に装着されるカフ５
にゴム管６を介して加圧ポンプ７及び排気弁８が連接さ
れて構成され、カフ５を上腕部等に巻付けて加圧し、止
血するようになっている。

前記信号処理系５は、ＣＰＵ９を有する一方。

圧力センサ１０及びに音センサ１１を備えて構成されて
いる。圧力センサ１０は、カフ５内のカフ圧を検出する
カフ圧検出手段であって、ゴム管６を介してカフ５に連
接されている。更に、圧力センサ１０ば、増幅器１２及
びＡ／Ｄ変換器１６を介してＣＰＵ９に接続され、カフ
圧信号をＣＰＵ９に入力するようになっている。

前記に音センサ１１は、カフ５内の音を検出するもので
、に音を検出するに音検出手段とに畜尿外の雑音を検出
する雑音検出手段とを構成しており、カフ５に装着され
ている。更に、に音センサ１１は、増幅器１４．バンド
パスフィルタ１５及びＡ　／　Ｄ変換器１３を介してＣ
ＰＵ９に接続され。

Ｋ音信号及び雑音信号をＣＰＵ９に出力するようになっ
ている。

一方、ＣＰＵ９は、加圧ポンプ７及び排気弁８に接続さ
れ、ポンプ７の駆動並びに停止信号及び弁８の開閉信号
を出力するようになっている。

まだ、この信号処理系６には、スレッショルドレベル設
定手段１６が設けられており、に音のスレッショルドレ
ベル（ＴＨＫ）を雑音に応じて設定するようになってい
る。このスレッショルドレベル設定手段１６は、可変抵
抗よりなる設定ボリューム１７とスイッチよりなる設定
終了ボタン１８とより構成されている。この設定ボリュ
ーム１７ハ、スレツショルドレベルヲ雑音レベルよす高
いレベルに手動操作するもので、Ａ／Ｄ変換器１３を介
してＣＰＵ９に接続され、レベル信号をｃｐＵ９に入力
するようになっている。設定終了ボタン１８は、ＣＰＵ
９に接続されて終了信号をＣＰＵ９に入力するようにな
っている。

前記表示系４は、ＣＰＵ９に接続されており。

最高血圧値（ｓｙｓ）の表示部１９．最低血圧値（ＤＩ
Ａ）の表示部２０．雑音レベル（ＮＬ）の表示部２１及
Ｕスレツシヨルドレベル（ＴＨＫ）の表示部２２とより
構成されている。そして９両血圧値の表示部１９．２０
は数字表示で９両レベルの表示部２１．２２はバー表示
で構成されている。まだ、スレッショルドレベルの表示
部２２には適正範囲の表示が設けられており、この範囲
内に設定するようになっている。この範囲は臨床上問題
のない副定か可能な範囲である。

次に、この電子血圧計１の構成並びに作用について、第
２図及び第６図に基づき説明する。

先ず、カフ５を被測定者の上腕部等に巻付けだ後、ステ
ップ（以下、ＳＴという。）１において加圧ポンプ７を
駆動し、カフ５に空気を供給して加圧する。続いて、Ｓ
Ｔ２において、圧力センサ１０の出力信号により所定の
カフ圧になったか否かが判定され、被測定者の最高血圧
より高いカフ圧（第２図Ａ点）になるまでＳＴ２で待＄
優、シて加圧される。そして、所定カフ圧になるとＳＴ
２の判定がＹＥＳと外ってＳＴ３に移り、加圧ポンプ７
を停止して加圧を停止し、ＳＴ４に移り、排気弁８を微
少開動してカフ５内の微速排気を開始する。この開始に
伴ってカフ圧は第２図に示すように徐々に低下し、その
カフ圧は圧力センサ１０からＣＰＵ９に入力される。

一方、に音センサ１１はカフ５内の音を検出してＣＰＵ
９に出力しておｐ、ＳＴ５において雑音を検出し、この
雑音レベルがＣＰＵ９に入力される。つまり、に音が発
生する前に測定環境の雑音レベルが入力され、ＳＴ６に
おいてこの雑音レベルが表示部２１にバー表示される。

続いて、測定者はこの雑音レベルを確認しつつ。

スレッショルドレベルの設定ボリューム１７を手動操作
し、ＳＴＢにおいてこのスレッショルドレベルが表示部
２２にバー表示される。測定者は画表示部２１．２２を
確認して、スレッショルドレベルを適正範囲内セ雑音レ
ベルより幾分高く設定しく第２図Ｎ、ＴＨＫ参照）、に
音感度を調整する。

引き続いて、ｓ’ｃ’Ｂに移り、スレッショルドレベル
の設定が終了したか否かが判定され、つまり。

設定終了ボタン１８が押圧されたか否かが判定され、測
定者が設定ボリューム１７の調整を終わり。

ボタン１８を押圧すると、設定がＹＥＳとなってＳＴ９
に移る。

このＳＴ９においてに音かに音センサ１１よシＣＰＵ９
に入力され、５Ｔ１Ｑにおいてこのに音レベルがスレッ
ショルドレベルより高いカ否カカ判定され、低い場合は
ＳＴ９に戻り、高い場合に判定がＹＥＳとなって５Ｔ１
１に移る。す々わち、第２図に示すように、スレッショ
ルドレベルよ、？　低い信号は雑音と判定され、高い信
号のみに音と判定されることになる。

次に、ｓ’ｒ１１において、第１番目のに音か否かが判
定され、第１番目の場合＋５Ｔ１２に移り、そのに音発
生時のカフ圧（ｓｙｓ）が入力され（第２図Ｂ点）＋　
５Ｔ１３に移って表示部１９に最高血圧値が表示される
。そして、ＳＴ９に戻り、上述の如くスレッショルドレ
ベルより高いに音のみが抽出されて５Ｔ１１に移り、２
香目以後の場合に判定がＮｏとなり、５Ｔ１２に移る。

続いて、ｓ’ｉ’１２で最終のに音か否かが判定され。

最終のに音になるまでＳＴ９から５Ｔ１４までの動作を
繰り返し、最終に音になると判定がＹＥＳとなって５Ｔ
１５に移る。この５Ｔ１５でそのに音発生時のカフ圧（
ＤＩＡ）が入力され（第２図Ｃ点）。

５Ｔ１６に移って表示部２０に最低血圧値が表示される
。最後に、５Ｔ１７で排気弁８が全開になってカフ５内
の空気が急速排気されて測定が完了する。

従って、′Ｐｌｆ子血圧計１においては、測定の毎に雑
音をに音発生前に検出し、スレッショルドレベルを設定
するので、に音と雑音とを正確に判別することになる。

尚、この実施例において、スレッショルドレベルは設定
ボリューム１７で手動操作するようにしたが、ＣＰＵ９
からの信号により自動的に設定するようにしてもよい。

この自動操作の際９表示部２２における適正範囲の表示
に代え、ブザー等の警報手段を設けるようにしてもよい
。

壕１ζ、雑音レベルとスレツ７ヨルＦレベルの表示部２
１，２２はバー表示としだが、双方又は倒れか一方を数
字表示としてもよい。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示すものであり。第１図は電子血圧計のブロック図、第２図は同測定動作
モード及びに音センサの出力信号のタイミング図、第６
図は同測定フロー図である。１：電子血圧計、２二加圧系。６：信号処理系、４：表示系。５ニカフ、　９：ＣＰＵ、　１Ｑ：圧力センザ。１１：に音センサ、１６：スレツシヨルドレベル設定手
段、１７：設定ボリューム。１８：設定終了ボタン。１９・２０・２１・２２：表示部。特許出願人　立石電機株式会社代理人　弁理士　中　村　茂　信（１１）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）腕帯を含む加圧系と、この腕帯のカフ圧を検出す
るカフ圧検出手段と、コロトコフ音を検出するコロトコ
フ音検出手段と、雑音を検出する雑音検出手段と、可変
なスレッショルドレベルを雑音検出手段が出力する雑音
レベルより高いｖ／＜ｌＫ　設定ｆるスレッショルドレ
ベル設定手段とを備えて成り、前記コロトコフ音検出手
段が出力するコロトコフ音のうちスレッショルドレベル
より高いレベルのコロトコフ音のみ抽出して最高血圧及
び最低血圧を測定することを特許とする電子血圧計。