JPS60177219A - 時変性物理量のデイスプレイ方法及び該方法実施用システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、時変性物理量のディスプレイ方法及び該方法
実施用システムに係る。

特に本発明は、物理量の相対値の推移を示す１つ以上の
グラフのディスプレイに使用される。

本発明はまた、物理量の経時的相対推移を示すグラフの
ディスプレイに使用される。いずれの用途に於いても物
理量の値が時間の関数として得られる。本発明の方法及
びシステムは、特に、所定のサンプリング周波数を選択
することによって物理的／（ラメータが定期的に測定さ
れる装置の動作をチェックするために使用される。これ
ら）？ラメータの測定値によって所定期間に亘る装置の
動作の推移を追跡し、必要な場合例えば動作中の事故の
場合には装置に介入することが可能である。このような
装置として例えば原子炉がある。原子炉では、原子炉出
力の軸方向アンバランスを効果的に抽圧できるように軸
方向アンバランスを検出することが必要である。このア
ンバランスを検出するには、動作中に原子炉出力値の推
移を燃料によって発生ずる高低双方のエネルギ束の値の
関数として追跡する。この推移を不断に追跡すると原子
炉が最大出力で動作するように原子炉を制御することが
可能である。また、例えば日間出力変更の如き急速な出
力変化を行なうことも可能である。

この制御のためには、反応容器内の制御棒の高さを変え
るか又はホウ酸の濃度を変える。

複数の時変性物理量について、１つの物理量の値の推移
を別の物理量の値に対する相対推移としてディスプレイ
し、また必要ならば、最初は別々に与えられる２つの物
理量の値から１つの物理量の値の推移を別の物理量の値
に対する経時的相対推移としてディスプレイし得るシス
テム及び方法は現在まだ知られていない。また、これら
の推移を可変目盛に従ってディスプレイし、また、相対
的に変化し場合によっては経時的に相対変化する物理量
の可変サンプリング周期に従ってディスプレイし得るシ
ステム及び方法も知られていない。

公知のシステムは全て、プロット表又は多曲線ディスプ
レイシステムから成り、２つの物理量の値の経時的変化
を同時に示すことができるたけである。これらの方法及
びシステムでは、２つの物理量の相対変化及び場合によ
っては２つの物理量の相対的経時変化を示すことはでき
ない。更にこれらのシステム及び方法は物理量の値のサ
ンプリング周波数即ち抽出周波数を変えること、物理量
の相対推移を示すグラフのディスプレイ目盛を変えるこ
と、及びこれらの物理量の相対値の選択周波数を変える
ことによって、比較的長期に亘る所定期間での推移を示
すグラフのディスプレイが辛うじてできるだけである。

これらシステムでは、ノＲラメークが曲線状変化を示す
とき、このような変化を正確に追跡することができない
。

発明の要約 本発明の目的は前記の如き欠点を是正し特に物理量の値
の相対推移をディスプレイし得、物理量のサンプリング
周波数又は抽出周波数と物理量の相対値の選択周波数と
を調整し得、これら物理量の推移を示すグラフのディス
プレイ目盛を所定の方法で選択し得るような方法及びシ
ステムを提供することである。

本発明は先ず、時変性物理量をディスプレイするための
方法に係る。本発明方法は、所定期間中の各物理量の値
を少くとも１つの所定サンプリング周波数即ち抽出周波
数で記録し、同時に別の物理量の値の推移に対する１つ
の物理量の値の相対的推移及び／又は必要ならば別の物
理量の値の推移に対する１つの物理量の値の経時的相対
推移を同じサンプリング周波数で記録し、次に前記推移
を示す１つ以上のグラフをディスプレイするステップを
含んでおり、前記グラフが、所定サンプリング周波数と
同じ周波数で記録された前記推移を示す値に基いてディ
スプレイされるか、又は、前記推移を示す値のうちでサ
ンプリング周波数の倍数たる選択周波数で選択されたい
くつかの選択値に基いてディスプレイされることを特徴
とする。

別の特徴によれば本発明方法は更に、前記推移中の物理
量の各値に乗数を乗算するステップを含んでおり、各乗
数の選択次第でグラフの所定のディスプレイ目盛が得ら
れる。

（以下余白） 本発明は更に時変性物理量のディスプレイシステムに係
る。本発明システムは、コンピュータと、物理量の値を
記録すべく前記コンピュータに接続されたメモリと、物
理量の値に対する少くとも１つのサンプリング周波数即
ち抽出周波数を決定するために物理量の値の抽出手段に
接続された周波数調整自在なりロックと、コンピュータ
に接続された出力をもつ物理量の値の抽出手段と、コン
ピュータに接続されたディスプレイ手段とを含んでおシ
、更に、別の物理量の値の推移に対する１つの物理量の
値の相対的推移又は別の物理量の値の推移に対する１つ
の物理量の値の経時的相対推移を同じ周波数で同時にコ
ンピュータメモリに書込む手段を含んでおシ、コンピュ
ータが前記推移を示す１つ以上のグラフの像を得るため
にディスプレイ手段を制御することを特徴とする。

別の特徴によれば、システムが更に、前記推移中に記録
された値の各々に乗数を乗算する手段を含んでおシ、各
乗数の選択次第で前記グラフの所定のディスプレイ目盛
が得られる。

別の特徴によれば、前記推移中に記録された値又はその
うちのいくつかに基いて前記グラフをディスプレイする
ためＫＮ整自在なりロックがコンピュータに接続されて
おり、前記値は所定のサンプリング周波数に等しい選択
周波数か又はサンプリング周波数の倍数に等しい選択周
波数でメモリから選択される。

別の特徴によれば、前記推移中の物理量の値を記録する
手段が格納対応表を含む。

別の特徴によりば、乗算手段が格納乗数による乗算衣を
含む。

図面及び好ましい具体例の説明 本発明の特徴及び利点は添付図面に基く以下の記載よシ
史に明らかにされるであろう。

本発明システムは、コンピュータ１と前記コンピュータ
に接続さｔ７たメモリ２とコンピュータに接続された周
波数可変クロック３と時変性物理量を抽出する手段４と
を含む。抽出手段４は例えば、可変物理量を受信するア
ナログ−デジタルコンバータ５とマルチプレクサ６とを
有する。マルチプレクサ６の出力はコンピュータｌに接
続されておシ、入力はコンバータ５の出力に接続されて
いる。

調整自在なりロック３はマルチプレクサ６によってコン
ピュータｌに供給される物理量の値について少くとも１
つのサンプリング周波数即ち抽出周波数を設定し得る。

所定のサンプリング周波数は時変性物理量の値をメモリ
２に誉込むための書込み周波数に一致する。システムは
更に例えばカッー！″型ディスプレイ手段７を有する。

システムは更に、特にクロック３の周波数調整の制御が
できるようにデータ入力キーボード８を有し得る。プリ
ンタ９をコンピュータ】に接続し得る。

システムは更ｋ、別の物理量の値に比較した１つの物理
量の値の相対推移又は別の物理量の値に比較した１つの
物理量の値の経時的相対推移をサンプリング周波数と同
じ周波数でコンピュータメモリに同時に書込む手段を含
む。この場合コンピュータは、詳細に後述する如く、前
記相対推移と経時的相対推移との夫々を示すグラフを得
るようにディスプレイ手段を制御する。

従って１例えば時間（１）の関数として値が変化する２
つの物理量ｘ、ｙについて最初にＸ＝ｒ　（ｔ）及びｙ
＝ｇ（ｔ）が得られたと想定する。

こわらの物理量の相対値の推移を書込む手段は、格納表
１２．１３から成る。前記物理量に所定の→ノンプリン
グ周波数部ち抽出周波数を用いると、物理ａ、ｙの値に
対する物理量Ｘの値の相対推移が得られるか、又は、物
理量ｙの値に対する物理…トＸの値の経時的相対推移（
時間ｔ）が得られる。前記相対推移はｘ＝ｈ、（ｙ）で
示すことができ、前記紀時的相対推移ｘ＝ｅ（ｙ、ｔ）
で示すことができる。抽出手段４によってデジタル形で
コンピュータｌに供給されるｆｆ＆ｘ＝ｆ（ｔ）とｙ＝
ｇ（ｔ）とは夫々、ランダムアクセスメモリ２のゾーン
ｉｏ、ｉｉ＜分類される。次に、該メモリの表１２．１
３が式χ＝ｈ　（ｙ）及び／又はｘ＝ｅ（ｙ、ｔ）を設
定し得る。抽出手段４によって供給される物理量の値の
サンプリング即ち抽出周波数は、データ入力キーボード
８によって何時でも変更し得る。

システムは更に、物理量の記釘値の各々に乗数を乗算す
る手段を含む。この乗数は抽出さねた複数物理量の相対
値の推移を示すグラフの所定のディスプレイ目盛に従っ
て選択される。これらの手段はコンピュータ】のメモリ
２の表１４を含む。この表は、選択サンプリング周波数
で物埋置ｘの値及び／又は物理量ｙの値に１つの乗数を
乗算し得る。従って、この乗数次第で、ディスプレイ手
段７のスクリーンにディスプレイされるグラフの大きさ
を増減し得る。即ち、従来公知のディスプレイシステム
では物理ｉｔｘ及びｙの値の夫々の経時的推移を別々に
ディスプレイすることｌ−かできなかったが、本発明シ
ステムでは物理量ｙの値に対する物理（ｔａＸＯ値の相
対推移をディスプレイし得、また必要ならば、物理量ｙ
の値に対する物理１１ｘの値の経時的相対推移（時間ｔ
）をディスプレイし得る。更にキーボード８によシ、物
理量の抽出値に乗算する乗数を変更し得る。この乗算が
所定のサンプリング周波数と同じ周波数で行なわれるこ
とは明らかである。

クロック３は、前記表から与えられる物理量の相対値の
所定選択周波数でのグラフｘ＝ｈ（ｙ）及Ｕ／又ハｘ　
＝　ｅ　（ｙ、　ｔ　）をディスプレイするためにコン
ピュータ１にも接続さゎている。

この選択周波数はサンプリング周波数に等しくてもよく
、又はサンプリング周波数の倍数であってもよい。選択
周波数がサンプリング周波数に等しいとき、ディスプレ
イスクリーンに得られるグラフは、物理量の相対値の瞬
時的変化を示す。選択周波数がサンプリング周波数の倍
数のとき、ディスプレイスクリーンに得られるグラフは
、物理量の相対値の経時変化を追跡し得る。

従って、例えば長時間（例えば数時間）持続するプロセ
スに於いて、例えば５分毎又は１ｏ分毎又はそれ以外の
所定の時間毎の抽出に対応する物理量の相対値だけをメ
モリの表から選択することも可能である。

本発明の方法及びシステムは例えば、最大出力の原子炉
の制御又は出力変更の場合の原子炉の制御に使用され得
る。この場合、原子炉の出力を時間の関数として測定し
７、対応データを所定のサンプリング周波数でコンピュ
ータメ゛モリに入れる。

同様にして、出力の軸方向アンバランスΔφの経時的デ
ータを同じサンプリング周波数で抽出する。

次に、本発明の方法及びシステムで、原子炉の出力変更
を軸方向出力アンバランスの関数として示すグラフをデ
ィスプレイし得る。原子炉の出力と軸方向アンバランス
との測定方法は公知であるからここでは詳細に説明しな
い。得られたグラフより、軸方向アンバランスの関数た
る原子炉出力を瞬時的又はＦ９ｒ定期間に亘って追跡す
ることができ、出力制御手段を速やかに操作し得る。こ
の制御によって出力とアンバランスとの双方を運転領域
内に維持し得る。運転領域の両端値はコンピュータによ
ってリアルタイムで計算される。公知の方法及びシステ
ムでは、出力の経時変化を示すグラフと軸方向出力アン
バランスの経時変化を示すグラフとに基いてオペレータ
がノモグラムを参照して所与の時点での軸方向アンバラ
ンスに対する出力の相対値を計算しなければならないの
で緊急操作ができない。即ち、計算に時間がかかるので
原子炉出力制御手段を速やかに操作させることができな
い。更に、オペレータは前記相対値の変化を経時的に示
すグラフをディスプレイすることができないので、動作
経過を知ることができない。これらの欠点が本発明の方
法及びシステムによって是正される。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の記録及び表示システムの概略説明図である
。 １・・・コンピュータ、２・・メモリ、３・クロック、
４・・・物理量抽出平膜、５・・アナログ−デジタルコ
ンパ〜り、６・マルチプレクサ、７・・・ディスプレイ
手段、８・・・キーボード、９・・プリンタ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＋１）　時変性物理量をディスプレイするための方法に
   於いて、所定期間中の各物理量の値を少くとも１つの所
   定サンプリング周波数即ち抽出周波数で記録し、同時に
   別の物理量の値の推移に対する１つの物理量の値の相対
   的推移及び／又は必要ならば別の物理量の値の推移に対
   する１つの物理量の値の経時的相対推移を同じサンプリ
   ング周波数で記録し、次に前記推移を示す１つ以上のグ
   ラフをディスプレイするステップを含んでおり、前記グ
   ラフが、所定サンプリング周波数と同じ周波数で記録さ
   れた前記推移を示す値に基いてディスプレイされるか、
   又は、前記推移を示す値のうちでサンプリング周波数の
   倍数たる選択周波数で選択されたいくつかの選択値に基
   いてディスプレイされることを特徴とする時変性物理量
   のディスプレイ方法。 （２）更に、前記推移中の物理量の各値に乗数を乗算す
   るステップを含んでおり、各乗数の選択次第でグラフの
   所定のディスプレイ目盛が得られることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項に記載の方法。 （３）コンピュータと、物理量の値を記録すべく前記コ
   ンピュータに接続されたメモリと、物理量の値に対する
   少くとも１つのサンプリング周波数即ち抽出周波数を決
   定するために物理量の値の抽出手段に接続された周波数
   調整自在なりロックと、コンピュータに接続された出力
   をもつ物理量の値の抽出手段と、コンピュータに接続さ
   れたデ・イスプレイ手段とを含んでおり、更に、別の物
   理量の値の推移に対する１つの物理量の値の相対的推移
   又は別の物理量の値の推移に対する１つの物理量の値の
   経時的相対推移を同じ周波数で同時にコンビ′ユータメ
   モリに書込む手段を含んでおり、コンざユータが前記推
   移を示す１つ以上のグラフの像を得るためにディスプレ
   イ手段を制御することを特徴とする時変性物理量のディ
   スプレイシステム。 （４）　更に、前記推移中に記録された値の各々に乗数
   を乗算する手段を含んでおり、各乗数の選択次第で前記
   グラフの所定のディスプレイ目盛が得られることを特徴
   とする特許請求の範囲第３項に記載のシステム。 （５）前記推移中に記録された値又はそのうちのいくつ
   かに基いて前記グラフをディスプレイするために調整自
   在なタロツクがコンピュータに接続されており、前記値
   は所定のサンプリング周波数に等しい選択周波数か又は
   サンプリング周波数の倍数に等しい選択周波数でメモリ
   から選択されることを特徴とする特許請求の範囲第３項
   に記載のシステム。 （６）前記推移中の物理量の値を記録する手段が格納対
   応表を含むことを特徴とする特許請求の範囲第３項に記
   載のシステム。 （力　乗算手段が格納乗数による乗算光を含むことを特
   徴とする特許請求の範囲第４項に記載のシステム。 （８）種々の記録表に基いて動作の推移をディスプレイ
   するための特許請求の範囲第３項乃至第７項のいずれか
   に記載のシステムの使用。